君を乗せて
若いうちは大きくてパワフルなクルマに憧れるものだが、還暦過ぎてクルマを買うなら一寸小粋なヤツがいい。
映画「NINE」はベネロペ・クルスやニコール・キッドマンら美女がてんこ盛りのミュージカル。主人公の映画監督グイドが小型オープンカーにママ(の幻影だか亡霊だか?)を乗せて走るシーンがある。そのママがなんと往年の大女優ソフィア・ローレンで、豪華キャストの中でも圧倒的な存在感を見せていた。
ストーリーはともかく、ケイト・ハドソンが歌う「シネマ・イタリアーノ」のパフォーマンスは、この映画のクライマックスでもう最高にカッコいい!
この曲の歌詞には「With their pointy leather shoes Wearing shades in the middle of the nights(尖った革靴に夜でもサングラス」とか「speedy little car(速い小型車)」というイタリア映画のスタイリッシュな様を示すワードが散りばめてあって、「大きいのはスピーカーだけで充分。買うなら速い小型車」と心に決めたものだった(^^;
そういえば、昨年末に両親をウェスティンホテルのランチに連れて行った際に、すぐそばのマツダブランドスペース大阪に寄ってみたが、大きくて豪華な最新型CX-80と、小さな最初期型ユーノスロードスターが展示されていた。母はその白いロードスターを指差し「私はこっちの方がいいわ」そう言ったのだ。さすがはママン!よくわかってらっしゃる!
やっぱ年寄りでもカッコいい方がいいんだな、血は争えないな。我がママンはソフィア・ローレンと比べるとだいぶ落ちるが、亡霊になっちゃう前に乗せてあげたいものである( ̄▽ ̄;
もうひとり、スピーディリルカーの助手席に乗せてあげたい女性がいた。よちよち歩きの孫娘現在一歳。まだしばらくお爺ちゃまと二人のドライブは無理だろうが、残クレ返却のタイムリミットである3年後までに乗ってくれるだろうか。そして、カッコいいオープンカーに乗っていたジミーは彼女の記憶に残るだろうか?う〜ん4〜5歳だと微妙なところであるな。
(つづく)