マイ・ファニー・ジミージャズ

 「ブサイクだけどあなたが好きよ。愛しているなら私のために髪型を変えたりしないで、すっとそのままでいて」というのがスタンダードナンバー「マイ・ファニー・バレンタイン」の歌詞のあらましである。

 当店の常連客の多くの方々も、「何も変えなくていいから今のままのサービスをずっと維持してほしい」と希望されるかもしれない。「余計なことしなくていいんだよ。今のままで」というわけだ。そういうありがたい常連さんの意見も尊重しつつ、決してがっかりさせない方向で仕事のクオリティを高めていかないといけない。「今のままで」を真に受けて現状維持だと必ず質の低下を招くからだ。(バレンタインちゃんにしたって、真に受けてそのまま手入れも何もしなかったら歳とって劣化して捨てられるに決まってる)

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 キニシスギくん

 「ジョブチューン」というテレビのバラエティ番組を観てたら、VTRが流れる際にチャチャを入れるマンガのキャラクターで「キニシスギくん」というのが画面の隅に出ていたのを見つけてわたしは衝撃を受けた!なんとこのキニシスギくんは、グリースで髪を7:3に分けてサイドをバッチリ刈り上げているのだ!思わずわたしは立ち上がり、「キニシスギくん、刈り上げしてるやんけ!」とテレビ画面を指差し叫んでしまったのである。

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 三位一体

オーディオのことを書くと知らない人はチンプンカンプン、ジャズのことでも詳しくない人にはチンプンカンプン、本来理容業と何も関係ないものだから、ジャズ、聴ける、理容室の三つは、バラバラなものと思い、どれに絞ってブログを書くべきかと長年悩んできた。それが近頃、この三つがうまい具合に混じり合って書けるようになってきた。結局は何を書いてもジャズとオーディオと理容のことが切り離せない。これぞ三位一体(^^;いつのまにかそういう人になっちゃっていたのである。

 かわいさ余って怪しさ100倍

「『んっ?(JimmyJazzのオーディオの)音が変ですね。これはもうすぐ電球が切れますよ』と言ったら、本当に電球がバチッと切れたんです!この人は(音の)達人なんだと思いましたよ!」

 オーディオ好きのお客様と昔話をしていたら、誰あろう、わたしが昔確かにそう言ったのだという。ええーっ?そんなことありましたっけ?(^^;
 電球が切れかけると音が悪くなるという話は何度もしたことがあるが、そんなマンガみたいな出来事があったのだろうか。わたしにはまるで記憶がないのである。

 自分でも怪しい人だと思われてる自覚はあるが、こうして人づてに話を聞くともう怪しいなんてもんじゃない!怪しすぎて気色悪いぞ!よくこんな怪しい人に散髪させて平気なもんだ。わたしなら絶対嫌だけどなあ…。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 わたしとしては、新規のお客様にもどんどん入ってきてほしくて、フレンドリーにこれでもか!これでもか!と努力を続けているつもりだが、なんだか頑張ってやればやるほど怪しさ倍増で人が避けていってるような気がしないでもない。( ̄▽ ̄;

 ひげ剃りあとに ”MCCクリーム・クラシック”入荷

 シェービングのあと、何を塗って差し上げるべきか。アルコールの入ったアフターシェーブローションは、つけた瞬間ピリッとしみるが、そのあとはさっぱりする。このピリッとしみるのが苦手な人もいるし、だからといって全く刺激のない乳液だと、ずっと顔がイライラ(わかります?この感覚)してスッキリしないことがある。万人に受け入れられる決定打みたいなものがなかなか見つからないのである。

 そんななか、クールグリースでヒットを飛ばしている阪本高生堂がメンタクリームを作ってるのを発見。メンタクリームとは簡単に言うとメンソレータムの入ったクリームである(^^;
 実家で見習いをしてたときには、ケンシ社のメンタクリームを使用していたが、そのケンシが倒産してしまい、それ以来つけるものがなくてずっと困っていたのだ。

 これは!と思い、即ディーラーのムラオ君に注文。思ったとおり、これは紛れもなくメンタクリーム!スーッとするけどしみる〜〜!!ってことはなく、ぐっと擦り込んで使える感触がなんとも頼もしい。そしてなによりこのUS海軍の配給品みたいなパッケージデザインがかっこいいではないか!値段も1300円とお手頃価格。
 JimmyJazzで売る店販化粧品は、品質、デザイン、価格の三つのバランスが良くなければ導入しないことにしているが、この”MCCクリーム・クラシック”はそれがバッチリ!

 ひげ剃りあとには ”MCCクリーム・クラシック”!これはヒットの予感がするぞ。万が一売れなくてもわたしが一生かけて使い切るので問題無し!品切れ前にGETだ〜!( ̄▽ ̄;

 バーバーアトラクション

 もしUSJに映画「コットンクラブ」のアトラクションがあったとしたら?「コットンクラブ」はユニバーサルじゃなくオライオン映画だけど、まあ、あったとしたら、の話。

 ギャングスターの殺し合いは勘弁だけれども、1920年代にタイムスリップし、次々に展開されるきらびやかなショウ。招待されたあなたはチャーリー・チャップリンやアル・ジョルソン、ジョージ・ガーシュイン、アーヴィング・バーリンらと肩を並べるニューヨークきってのセレブ。そんな感じの設定だ。こういうアトラクションをJimmyJazzでできないかという無茶なことをよく考える(^^;

 当店の椅子は上下と回転、背もたれが倒れる程度の動きはするが、USJみたく空を飛んだりはできない(飛ぶ必要ないじゃん)。そこまでしなくても、そういう気分がちょっぴり味わえて、リラックスできて、なおかつ髪型がかっこよくなって、いい気分になって帰っていただきたいのだ。

 言うなればフランス料理のコースみたいに、次は何が出てくるのか、美しい盛り付けや食器など、メイン料理のクライマックスがあって、デザートから最後のコーヒーまで。これも一種のアトラクションだろう。バーバーもただ髪を切ってハイおしまいじゃなく、シャンプー、カット、シェービング、マッサージ、ブローセット等、いろんなプロセスがセットになっているから、作業が変わるたびにちょっとした驚きやワクワクする感覚を盛り込むことは可能ではないか。

 そうはいっても、突然殺し屋が乱入して髭を剃ってる客を襲うなんていうのはやりすぎだ。バーバーアトラクション、なんとかできないかなあ、いいと思うんだがなあw

 "シーツ・オブ・サウンド”

 1957年、麻薬禍によってマイルス・デイヴィスのバンドをクビになったジョン・コルトレーンは、ピアノの巨匠セロニアス・モンクに師事する。コルトレーンはモンクの示唆により単音楽器のサキソフォンで和声を表現する方法、つまり楽節の中にものすごい数の音符を敷き詰める"シーツ・オブ・サウンド"という奏法を完成させた。のちにコルトレーンはこの1957年を振り返り「わが覚醒の年」と語ったという。

 このブログでも昔、その"シーツ・オブ・サウンド"を「音符がたくさんプリントされたシーツ」のことだと説明したら本気にした人がいたっけ(^^;

 ところでJimmyJazzもついに"シーツ・オブ・サウンド"を導入した!音符がたくさんプリントされた布地を買ってきて家内にシェービングケープを縫ってもらったのだ。さすがに中村商店のような立派なシェービングケープには及ばないものの、愛情こもった手作りは最高の贅沢。白と黒の色違いデザインもなかなかイカしてる。でかしたぞ!ありがとうかあちゃん!*\(^o^)/*
 わたしのお袋も、よくうさぎの小紋柄の生地でピンクのケープを縫っていたな。ケープが縫えるようになってようやく一人前の床屋の女将さんなのだ。

 「ジャズの聴ける理容室」でしか味わえない"シーツ・オブ・サウンド”の感触をお楽しみください。

 バーバーの怨念

 美容師を志す若者は多いが、何を間違えたか理容師になってしまった人はおそらく家が床屋だったとか、何らかのしがらみがあってこっち側に来たのだろうと想像する。
 美容師はおしゃれな職業として世間に認知されている一方、合コンなどで職業を訊かれて「理容師」と答えると「えっ?美容師さん?」いや、「理容師、理、理容師、床屋、散髪屋なの」と言ったとたん女の子のテンションがショボーンと下がる、なんてことは理容師なら誰もが経験したことあるだろう!(わたしは合コンなどしたことないけど)

 とにかく「美容師=おしゃれ」「理容師=ダサい(というかその言葉さえ知らない人が多い)」の公式をずーっとずーっとずーっと何十年も世間から押し付けられてきたので、理容師はどこか屈折してる(人が多い)(^^;
 JimmyJazzが出現した時には、「どうだ!?理容室だってかっこいいだろう!」と得意満面だったけれど、かっこいいと証明するためには店まで連れてこなければいけない。外では相変わらず「理、理容…」と小さな声で説明しなくちゃならなかった。

 それが近頃バーバーブームが来ていて、かっこいいバーバーが増えてるというので、わたしも他の理容師のブログなどを見るようになったのだが、文面は静かでもそこはかとなく怨念みたいなものを感じるのである。無理もない。散々いじめられ、「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」と浦見魔太郎のごとく溜めに溜めた怨念がマグマのように沸騰し、このブームに乗じて「チャラい男は美容室でも行ってやがれ!!地獄に落ちろ!!(何もそこまで)」と今にもちゃぶ台をひっくり返しそうな勢いなのである。

 そんなぁ〜。気にしすぎですよ〜。ボクたちそんなこと思ってませんよ〜と言う人は多いだろう。そんなこと思ってないと言ってるくせに美容室行ってる奴!!お前なんか地獄に落ちろ!!!(何もそこまで)( ̄▽ ̄;

 ジャックと霧吹き

 知ってる人は知ってるが、ジャックダニエルの瓶の口はペットボトルのキャップの径と同じで、100均などで売ってる霧吹きやソープディスペンサーのポンプがぴったりはまる。実は世界中のヘアサロンでこのジャックダニエル霧吹きが使用されていて、ちょっぴり粋なスプレーヤーとして人気を博しているのだ。

 作り方は、空になったジャックの瓶に100均で買ってきたスプレーのポンプを付け替えるだけなのだが、ジャックの瓶は350mlのものを選ぶこと。近所のスーパーでも手に入りやすい700mlボトルでもできなくはないが、重すぎてこれを振り回すのは危険(^^;
 ポンプの色はなんでも構わないけれど、やはりラベルと同じ黒がしっくりくる。あと、”No.7”と書いたボトルネックのシールはある方がカッコイイので開封の時に取ってしまわないように。

 髪を濡らすのはもちろん、鏡を拭いたり窓ガラスを拭いたり植木に葉水をあげたりと、ジャック霧吹きは1日に何度も活躍するのだが、一般家庭では霧吹きよりもソープディスペンサーのポンプをつけた方が食器用洗剤を入れたり使い出があるかもしれない。シャンプーを入れて風呂場で使うこともできるが、ガラスが割れると危ないからあまりお勧めはしない。
 くれぐれも割って怪我などしないよう、自己責任でジャックダニエル霧吹きをお楽しみください。

 大手にできないサービスを

「これはいいですね〜」スカルプマッサージを終えた方がニッコリご満悦の様子。この方は以前にも一度スカルプマッサージを注文されたのだが、それっきりだったのでお気に召さなかったかと思っていたが、久しぶりにやってみて内容がずいぶん進化したと喜んでらっしゃった。最初の頃と比べるとずいぶん上達したのではなかろうか。やはりこちらも飽きられたらおしまいなので日々研究は欠かせない。今も風呂の中で自分の頭を揉んで実験してたところ。自分でやっても気持ち良いんだから人にやってもらったらそりゃあ気持ち良いだろう。今年はこういう手間のかかることを面倒がらずにトコトン追求してみよう。

 勇気凛々店販マン

 店販(テンパン=店頭販売)は割と得意なほうである。実家で見習いをしてたときは、シュワルツコフ=シルエタのムースを売りまくったし、最近では当時誰も見向きもしなかったナノサプリシャンプーを爆発的に売って、ちょっとしたブームを巻き起こした。しかし、店販はほとんど儲けが出ないのである、あんなにたくさん売ってるというのに(^^;

 第一に、売れるといっても、当店でカットなりパーマなり施術を受ける方が対象なので、顧客の数が限定される。シャンプーや整髪料だけを買うためだけにやってくるお客様も少しはいらっしゃるけれど、ドラッグストアやスーパーのように1日に何百人も入ってくるわけではない。極めて限られた小さな小さなマーケットなのだ。

 第二に、売るためにはその商品を実際に技術で使ってアピールしなくてはいけない。ただ並べているだけで売れることなんてありえないからだ。ミント(未開封)のものを開封して使うから、その一個ないし一本分を店販の利益で補填しようとすると、だいたい三本を売り上げてようやく黒字の計算。一本を使い切る間に三本売れないと赤字ということだ。

 第三に、常にある程度の在庫を陳列しておかないといけないこと。一本だけ置いといてまず売れることはない。やはりズラッと並んでないと様にならないが、これらはすべて買取で「売れないから返品」というわけにもいかないのだ。

 売れてる売れてると言っても、冷静に計算してみたらなかなか店販だけで利益を出すのは難しい。店販売上でせめて毎月のディーラーの支払いをまかなえればとも思うのだが、商品をプレゼントすることもあるし支払いは技術売上から持ち出しか、いいとこトントンといった勘定。大変なので店販をしてないサロンも多い。
 それでもオススメの商品が売れると掛け値なしに嬉しい。これ良いわあ〜!そうでしょぉ?良いものを買って喜んでもらいたいという気持ちが勝つのである。

 これは便利

 こないだのドリンクサービスメニューをアレンジして、黒い厚紙にB5用紙でプリントアウトしたものを貼り付けた。額に入れずあえて茶店のメニュー風にしたのがミソ。普段はイーゼルに立てかけておいて散髪が終わりそうなタイミングでサッと出して「ドリンクは何になさいますか?」と言えば、「ああ、こういうサービスをしてるのだな」と一目瞭然。要らなければ「結構です」とおっしゃるだろうし、「たまには三ツ矢サイダー飲んでみようかな」と選択肢が増える楽しみもある。
 わたしとしたことが何でこんな便利なものを今まで作らなかったのだろう。これは「メガネスタンド水滴カバー」に次ぐ大発明ではないか。ドリンクサービスしてるサロン経営者以外の人にはどうでもいい話だが(^^;

 つまらんことにかまってられるか

 世の中には腹立たしいことも気に食わない人もたくさんあるけれど、もう今年からはいちいちそういったつまらんことに関わるのはやめた。関わって何か良くなったり得したりするなら話は別だが、マナーの悪い奴や間違ってる考え方について、いかに鮮やかに分析して見せても、一向に良くなることはない。こちらも後味は悪いし、恨んでネチネチ考えてたら病気になる。まことに時間の無駄である。
 そんなことに時間を費やすのなら、自分を高めること、仕事に打ち込んだり、自分にできる最高のことを考える方がずっと生産的だし、間違いを指摘されるより「あんなふうになりたい」「こういう素晴らしい仕事がしたい」と思わせるほうが感化力ははるかに高い。わたしもそういう立派な理容師になりたいものだ。ああ、またつまらんことにかまってしまったかなぁ(^^;

 木曜恒例アナログナイト

 毎週木曜午後4時からはアナログナイト!とレコード鑑賞会を勝手にやることにした。今日で二週目である。先週よりも良い音で、デジタルで調整していたぶんアナログの方も鍛えられたみたい。
 アナログってやつは、特に共鳴するノイズに敏感だが、部屋のどこが共鳴してるかなんて素人にはなかなかわかるものではない。わたしも一日中居るからなんとかわかる時もあるが、うまく鳴らない原因がまるでわからずお手上げになることも多い。そんな時は諦めて次の日来てみたら自然に治ってることもある。

 そうそう、今朝だって朝から体がだるくて仕事がはかどらないから、おかしいなと思って、原因を探ってみると一昨日作ったドリンクメニューを鉄柵に何気なく引っ掛けていたため音が微妙に変になっていたのだ。そんなんで体調悪くなるなんてどんだけ神経質やねん!?とお思いか。でもそれはみんな何が原因でだるくなってるのか気づかないだけかもしれないじゃないか。ゲストに音楽をお楽しみくださいとかお寛ぎくださいとか言うのなら、そのくらいは神経使って当然。ん?わたしの言ってることって、何か変ですか?(^^;

 インフラノイズより音楽録音再生機器専用LANケーブル"LAN LIBERAMENTE"新発売
Infra Noise Laboratory CO.,LTD.
ORTHO SPECTRUM

音楽録音再生機器専用LANケーブル
LAN LIBERAMENTE
LAN-0.8, LAN-1.5, LAN-3.0, LAN-6.0, LAN-10

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 ドリンクのお持ち帰りは廃止します

 これも以前から微妙感満載でどうしようか悩んでいたのが、ミニ冷蔵庫を置いていた時からの習慣で、缶ジュースを店内で飲むのでなく持って帰ってしまうケース。
 確かにお客様には飲み物を楽しんでいただきたいという気持ちはあるものの、JimmyJazzで飲まないで家に持ち帰るっていうのは、ちょっとスマートじゃないし店内でくつろいでいただきたいという本来の意図とかけ離れてしまう。ドリンクサービスはあくまでもサービスであり、JimmyJazzで散髪すると飲む権利が発生するということではない。あっ、偉そうですか。スミマセン(^^;

 これからは当方も心を入れ替えて、缶ジュースもそのままでなくちゃんとグラスに注いでお出ししますので、どうか店内でジャズを聴きながらごゆっくりドリンクをお楽しみください。

 できることとできないことをはっきりさせろ!

 かねがねお客様の希望などほとんど無視して、一方的に飲め飲めとコーヒーを飲ませていて、ちょっとまずいかなぁとは思っていた。それこそ喫茶店ではないけれどメニューを作ってその中から選んでもらおうとちょっくら作ってみた。
 これで「あまり飲みたくないけどせっかくだから飲む」とか「淹れてみたけど時間がなくて飲まない」とかそういうストレスが軽減すればいいなと思う。これも”JimmyJazzを輝かせる100のアイデア”のうちの一つ。次はこの応用でオリジナルヘアカタログを作ろう。

 勝手にコラボ

JimmyJazzの裏にある控え室、ドアを開けっぱなしたときの目隠しに星条旗を吊るしている。それとは別に余っていた星条旗を店内に吊るしてみたが、どうもサウンド的には良くないようだ。せっかく出してきたから店の外に引っ掛けてヒラヒラさせてみたらアイキャッチになるのではないかと。しばらくやってみたが、どうせならジャックダニエルのほうがシックでかっこいいんじゃない?ますます何屋かわからなくなってきた(^^;

昔は嫌になるくらい喫茶店と間違って入ってくる人が多かった。コーヒーでも飲もうと入ってきて出られなくなって散髪して、それ以来ずっと通い続けてくださる常連さんも何人かいらっしゃる。さすがに最近は喫茶店文化が廃れたのと注意深く看板を見る人が多くなったせいで、間違って入ってくる人は激減した。またバーと間違って来る客を取り込もうと企んでるわけではないのだが…( ̄▽ ̄;

 ジャックとの邂逅

 高校生の頃、お小遣いを貯めてジャック・ダニエルを買おうとしたことがある(^^;
 酒もろくに飲めないMasterがなんだいと思うかもしれないが、背伸びしたい年頃だったのだ。当時は6千円くらいの値段のついた高級酒で、さすがに飲めもしないものにそんな大金を払うのがバカらしくなって計画は頓挫した。まだコンビニなどもなく大きな酒屋に行けば普通に売ってくれた。未成年だということは見ればわかるはずだが、タバコを買うにしても年齢確認することもなく大らかな時代だったのだ。映画「アメリカン・グラフィティ」で未成年が大人に頼んで酒を買ってもらうシーンを観て、アメリカって厳しい国なんだなぁと思ったほどである。

 ジャックとはそれ以来の邂逅で、なんと今じゃ2千円を切る値段でコンビニでも手に入る。買うときに年齢確認のパネルをタッチさせられた。未成年だと思われたのだろうかw.
 毎晩これをショットグラスに注いで、ちびちび舐めながらアイスクリームを食べたり麦茶を飲んだり色々と楽しんでいる。40度もある酒だから飲んだらひっくり返ってしまうかと心配したけれど少量なら大丈夫みたい。ジャックのJimmyJazzデビューも近いぞ( ̄▽ ̄;

 店のストーリー

 早川雅章著「繁盛店は、なぜ3秒でお客様のココロを掴むのか?」には、「自分の店はいつの時代のどこにあって、お客様にどのような体験をしてほしいのかを考えることが大事」みたいなことも書いてあった。そんなもん現代の大阪でサラリーマン相手に商売してますねんではダメなのだ。たとえば「1950年代、南仏プロヴァンス地方の家庭料理を出す店」とか「1970年ごろ、フィッシャマンズワーフの漁港で獲れたてのロブスターを出す店」とか。ストーリー性が大事なのである。

 こういうのは当店めっちゃ得意。「禁酒法時代のシカゴ、アル・カポネの髭を剃るバーバー」または「1930年代のハーレム、コットンクラブで繰り広げられる華やかな黒人のダンスや音楽。ただし客は白人以外お断り」みたいな(^^;
 映画のように時代考証を正確に再現する必要はなくてあくまでも気分がそういう感じになればいいのである。1930年代にはMacもJBL4343も発売されてないし、アイリーン・グレイのサイドテーブルもアルコランプもまだ登場してないけれど、違和感を感じたり浮き上がってなければそれでいいのだ。かけるジャズによってちょくちょくテーマを変えるしw

 面白いことに、時代設定が「未来」とか、場所が「他の惑星」とか、誰も見たことないところにするとあまり商売が成功しにくい。レトロな居酒屋が流行るのは、客がそこに安心感を感じるからだという。なぜか床屋は未来志向の「ナントカ21」とか、宇宙船みたいな内装のところが多かったな…。

 ジャック・ダニエル大作戦

 デューク・エリントン楽団の名物リード奏者ポール・ゴンザルベスは大酒飲みで、ジャック・ダニエルが好きすぎて奥さんに逃げられたそうだ。
 奥さんに逃げられないよう警戒しつつ、「ジャック・ダニエル大作戦」を開始wwwwwwwwwwwwww!!( ̄▽ ̄;

 ジャズに包まれた幻想的な空間

 今、早川雅章著「繁盛店は、なぜ3秒でお客様のココロを掴むのか?」を読んでいる。その本の中に「多くのお客さんをトリコにする”コンセプト製造法”」というのが載っていた。
 繁盛店を作るにはコンセプトが重要で「竹庭に包まれた幻想的な空間」というような、耳触りの良いだけのコピーはダメ。「あなたの店は、誰が、どんなときに利用して、何が決め手で来店する店なのか?」その答えがコンセプトなのだ。

 もっと具体的に言うと、お客様が会計を終えて店を出たときに「やっぱり、この店って、ほかとは全然違うんだよね。だって◯◯なんだもの」と思う、この「〇〇」に当てはまる言葉こそがコンセプトになる。

 では当店の場合は?みなさんもうおわかりだと思う。
「やっぱり、この店って、ほかとは全然違うんだよね。だってジャズの聴ける理容室なんだもの」どうだ、自信あるぞ、コンセプトはバッチリじゃないか。
 しかし今時ジャズくらい有線放送でレストランでもコンビニでもスーパー銭湯でもかかってる。差別化するためには音を良くしないといけない!ということでオーディオでえらい目に遭ってるのもみなさんご存知のとおりだ(^^;

 毎週木曜日の夜はアナログナイト

 というわけで毎週木曜の夕方4時ごろから閉店までアナログレコードをかけることにしたので、よろしくお願いします(^^;
 明日からさっそくスタートォォォオオオ!!( ̄▽ ̄;

 Masterも張り切ってます

美容師修行一ヶ月の我が息子、勤め先サロンが休みなので、シャンプーの練習をさせてくれとJimmyJazzへやって来た。休みというのに感心感心。練習嫌いだったわたしの若い頃とはえらい違いである(^^;
学生時代はずる休みや遅刻が多かったからちゃんと務まるのか心配だったが、毎日遅れず真面目にやっているようでありがたいことだ。我が子と仕事の話ができるのはとても嬉しい。わたしも息子に負けないよう頑張らねば‼︎

 ディア・ハンター

年末に録画して、そのまま放置していたロバート・デ・ニーロ主演の映画「ディア・ハンター」をやっと観た。なにしろ三時間以上の大作、観るのに気合いがいるのである。
最初にこの映画を観たのは高校生の頃で、ロシアンルーレットの恐ろしさばかりが印象に残っていた。それと、このディアというのは親愛なるの意味じゃなく鹿のディアのほうで、JimmyJazzに鹿の剥製を飾ってるのは、ジャズ喫茶「Bambi」とこの映画の影響だ。ロシア移民の主人公マイケルが住み家としているトレーラーハウスに飾ってる鹿の剥製が、当店の鹿にちょっと人相(鹿相)が似ていた。鹿の首ならなんでも飾ればいいってもんでもない。角にブツブツが多くて白っぽいニホンジカだと「ディア・ハンター」の気分が出ないのである。うちの鹿も一発で仕留められたのだろうか。

 一個や二個じゃダメなのよ

「お釣りがいつも新券ですね。わざわざ銀行に両替に行ってるんですか?」
 そらもちろん。行員が届けてくれるほど預金してないですし(^^;

 できるかぎりお釣りをピンピンの新券でお渡しするのは、何も最近始めたことではなく、ここ数年ずっと心がけていることだ。それをお客様の口から言ってもらえるのは、やはり数々のアイデアを実践してある程度のレベルに達したのだと素直に喜びたい。
 JBL4343みたいな巨大スピーカーがあっても、アルコランプのような大掛かりな照明器具を入れても、まったく気がつかない人が多いことは何度か書いた。一個や二個変えて、「ほら変わったでしょ?気づいてください」とやっても、なかなか気づいてもらえない。そうじゃなく、小さくてもいいから玉を多く打つことがコツなのだ。

 2月から始めた「JimmyJazzを輝かせる100のアイデア(いちいち面倒なので今回から”続”は省略)」も、現在108個のアイデアを書き出して、うち73個を行動に移した。だいたい40個をやった頃から手応えが感じられるようになり、50個を過ぎたらお客様の感想が聞けるようになった。

 この春から就職した新社会人諸君も自分なりに頑張っているとは思うが、もしかしたらわたしのように一個や二個頑張って、ちっとも上司が認めてくれないと嘆いているかもしれない。そうじゃなく「撃ちしてやまん」ではないが、次から次へバンバンアイデアを出しまくって、50個くらい実行したら、さすがに周りも何か言ってくるはずだ。
 ただ、「余計なことをしないでもっと集中しろ!」と怒られても責任は持てない( ̄▽ ̄;

 音楽バーバー

 近頃は理美容サロンもFMラジオや有線放送じゃなく、スタッフが選曲したこだわりのBGMや、アナログレコードまでかけるような凝ったお店が出てきて、元祖”ジャズの聴ける理容室”としては「ようやるな〜」という感じである。アナログは当店でも何度かやろうとしたが、ずっとかけ続けるのは本当に面倒くさいのだ。ちょうどシャンプーの最中に面が終わったりすると、ズザザザーッ、ズザザザーッ、ズザザザーッ、というノイズを聞きながらシャンプーを終わらせないといけない。それで次のレコードにかけ替えているうちにプレーヤーの周りがレコードの内袋やジャケットで散らかってくるし、バタバタしてるときに限ってしょうもない電話会社から営業の電話がかかってきたりして、もうしっちゃかめっちゃかになってしまうのである(^^;

 確かにアナログ特有の味は捨てがたいものがあるけれど、もうすでにハードディスクに入れてMacで再生する方が音質のクオリティが高くなってしまったので、アナログをかけることもめっきり減ってしまった。そのうち定期的に「木曜日の夜はアナログ特集!」とかやってみてもいいかなとアイデアを温めている。
 当店もようやく「いい音を聴かせてくれてありがとう」と言ってくださるお客様がぼちぼち出てきた。「音楽を聴かせるのを売りにしよう」なんておこがましいことを思いついて数十年、これでもまだ音楽でお金をいただけるレベルには達してない。だから音楽料金の上乗せなどめっそうもない!いくら元手がかかっていてもそれはこちらの勝手。「聴かせてやるから金を出せ」なんて口が裂けても言えないのだ。

 LANリベラメンテ試作品を聴いた!

 インフラノイズの秋葉社長が新製品LANリベラメンテの試作品テストのため当店に来てくださった。読んで字のごとく音楽信号の通り道にあるLANケーブルをこのLANリベラメンテに換装すると音が自由にのびのび良くなるというもの。「LANケーブルは音が悪すぎた」と秋葉社長はおっしゃる。

 LANケーブルがオーディオ用途で使われるのは、主にネットワークプレーヤーやNASなど。それに今後インターネットからの音楽配信サービスが普及するにつれ、LANリベラメンテの重要度は増していくだろうということだ。

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 なんでもええねん

 自動車のメカニックの人で、スナップオンなどの高級工具ジャンキーというのが結構いらっしゃる。理容師も高級ハサミとか道具にこだわる人が多い。わたしは道具に関してはそうでもなくて、どちらかというと切れたら”なんでもいい派”である。なんでもよくないのは二つある。散髪の仕上がりともう一つは店のオーディオで、これが一番始末が悪い(^^;
 だって嫌でも一日中聞かなくてはいけないのだから、スピーカーがシャキッと鳴らないと仕事もシャキッとしない。そういうものだ。

 だからと言って、「高級なスピーカーでないと耳が腐る!」なーんてことは全然なくて、音楽が間違って聞こえなければ1,500円のお風呂用スピーカーでもiPhone純正イヤホンでも大丈夫。これまたやっぱり”なんでもいい派”なのである。ただし、オーディオ界にはやたら高いくせに間違って聞こえる製品が山のようにあって、特にケーブル類でそういうのを買ってしまうと売り飛ばす以外使い道はない。前言撤回、やっぱりなんでもよくはない。結局どんな道具を使うかよりも出てくる成果にこだわることが一番重要なのだと思う。

 ジミヘン大好き

 こないだの休日は、オンデマンドでジミ・ヘンドリクスの伝記映画「JIMI:栄光への軌跡」を観た。こう見えてもわたしはジミヘンに関してはちとうるさい。なにしろJimmyJazzのJimmyはジミヘンから採ったのだ!(ウソつけ)
 高校生の頃、ロック評論家の渋谷陽一がジミヘンのフィルムコンサートをやるというので観に行ったら、もう凄いのなんのって、完全にノックアウトされにわかサイケデリック少年になってしまったという経歴を持つ(^^;

 それはそうとこの映画、使用許可が下りなかったとかでジミヘン本人の音源や作曲した曲が一切出てこない(カバー曲である「ワイルド・シング」や「ライク・ア・ローリング・ストーン」なんかは登場するのだが)。一番の見せ所が、開演30分前の楽屋でメンバーに出たばかりのレコードを聴かせ、ポール・マッカートニーらの前で演奏する「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」なのである。

 主演のアンドレ・3000がジミの話し方をじつにうまく再現していて、ああ、言う言う、言うよね〜こういうセリフと嬉しくなってしまった。半分くらいで中だるみもあるが、まあ頑張ったで賞くらいは差し上げたい。
 アンドレ・3000のジミ役で、今年公開の映画「マイルス・アヘッド」とコラボして、「マイルス&ジミ」とか作ってくれたら絶対観に行くけどなw