ヒゲでも生やしてみるか

 オーディオマニアの人たちの中にいるとわたしはいつまでも若造のペーペーなんだけれども、最近知り合ったバーバー仲間は皆さんは全員がもれなく年下で、わたしはすでに長老扱いされている。わたしより年長でイケてるバーバーはいないということか、それ以前にわたしがイケてるかどうか甚だ疑問であるが(^^;

 実際、年齢より若く見られることが多く、こないだも弟嫁に「お兄さん顔がツヤツヤしてますね」と言われていい気になっていたら胃潰瘍で入院する羽目になった。胃が悪いのとお肌のハリに相関関係はないらしい。
 よく弟の方が年上と間違われる。ひどい時など弟がわたしの父だと間違われたこともあった。まあそのくらい若々しいMasterなのであるが、こないだ入院した時ヒゲを剃らなかったので、この際だから二年ぶりにヒゲを伸ばすことにした。若々しいがこれといったポイントのない顔なので、ヒゲでも伸ばして病み上がりな感じを演出するのも悪くないかもねw

 年末年始の店休日のご案内

ジャズの聴ける理容室 JimmyJazzさん(@jimmyjazz4343)が投稿した写真 -

 早いものでもう12月。年末年始の店休日のご案内です。例によって最終月曜は営業で、ラストは大晦日まで。正月はアリエナイザーを売りまくって温泉でもと思っていたが胃潰瘍事件で水泡に帰す(^^;
 おかげさまでその後の体調はすこぶる良く、入院前より元気なくらい。病み上がりということで皆さん気を使ってくれるが、原則薬を飲むだけの治療なので痛くもかゆくもない。ただ、2ヶ月ほどお酒は控えるようにドクターに言われている。もともとあまり飲めないので苦痛というほどではないが、年末年始に飲んではいけないとなると、忘年会も新年会も全然楽しくないではないか。不自由である。

 新年は特に旅行でも行かない限り、いつも三が日しか休まないのだが、まあ病み上がりだし、大事をとって4日間お休みします(どっちやねん)

 アリエナイバーゲン2016開催

 お待たせしました!12月1日よりアリエナイバーゲン2016を開催します!当店で取扱中のインフラノイズ製オーディオアクセサリーが全品表示価格より15%オフの大出血サービス!もう出血が続いてタイヘンです!!( ̄▽ ̄;
 新製品のアリエナイザー、SATAリベラメンテほか、リベラメンテシリーズどれでも全て一点から割引が適用されます。JimmyJazz WEB先行予約ページよりご注文ください。折り返し値引後の価格を記載したメールを返信します。入金確認後の発送となりますが、手作り製品のためバーゲン期間中は納期が大幅に遅れることがあります。ご了承ください。

 パソコン専用音質改善インシュレーター”アリエナイザー”新発売!
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 JJ特製”ささやかなクリスマスプレゼント”の作り方大公開!

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 クリスマスシーズンになると、JimmyJazzでは来店した方々に”ささやかなクリスマスプレゼント”を差し上げているのだが、この写真を見て、「あっ、いいな。ちょっと欲しいな」と思った人は、ひとつ自分でも作ってみてはいかがだろう。特に音楽好きで理美容サロンを経営されている方、年末に手帳だの耳かきだのといった粗品を配っているなら、ちょっと趣向を変えてこのプレゼントを試してみて欲しい。「えっ?こんなもので?」というくらい喜んでもらえるし、何より手渡した自分が嬉しくなっていることに気がつくことでしょう。

 ではさっそく詳しい作り方を紹介しよう↓

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 JBL GO!!

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 JimmyJazzでは外の道ゆく人々にも(かまってほしくて)ジャズをお届けするべくブルートゥーススピーカーで店内と同じBGMを流しているのだが、退院してみたら約9ヶ月使っていた1800円のお風呂用スピーカーが壊れていた。そこで前から欲しかったJBL GOを買った、というより、入院中にJBL GOを注文して、帰ってみたらお風呂用のが壊れてたというのが真相だ。嫉妬に狂って自殺したのかもしれない(^^;

 前のお風呂用はピッチが狂ったり挙動が怪しかったが、こちらはJBLだけに作りはしっかりしてる。電波の受信も安定してるし。肝心の音質はまあまあだが、わたしが聴くわけではないからこれで十分w
 オレンジ色のもいいけど、やはり当店には日本未発売のブラックが似合うでしょ。誰かがひょいと持って行かないか中から常に目を光らせている(`✧д✧´)キラーン!

 今がチャンス

きのうはちとアツくなってしまい、フェイスブックで理容業界に拡散希望と言ったら、いつも閑散としているこのブログに400ぐらいアクセスが増え、友達申請もいっぱい来て驚いた。おそるべしバーバーコネクション(^^;

わたしもキニシスギ君が刈り上げてるのを発見するまで、バーバーブームってどこの世界の話かしらと思ってたくらいだからあまりエラソーなことは言えない。今はまだシチサンにしましょうよとこちらがお客様に勧めてるけれども、スポーツ選手のシチサン率の高さを鑑みると、来年あたりからフェード&シチサン、分け目を剃ってラインを入れるハードパートが大流行すると睨んでいる。それを美容師さんが指を咥えて見ているはずがない。理容師は今のうちにFADEに磨きをかけ、引き離しにかからないと、「なんだ美容室でもフェードできるじゃん」てなことになりかねないぞ。

 FADE OR DIE!!!

 昨晩は理容組合の勉強会に行ってきた。昔JimmyJazzで働いてた職人や、一緒に競技会で腕を競った懐かしい顔ぶれが集まっているが、みんな仕事がヒマだーヒマだーとぼやいて元気がない。腕は立つのになんとも厳しい世の中である。
 帰り際に、「フェードのお客さんが来たけど、よくわからんから断った」と聞き捨てならない立ち話が聞こえて来たので、ええっ?何事だろうと耳をダンボにしてその会話の中に割り込んで行った。

「フェードって刈り上げのことやろ?」そう、FADE IN,FADE OUTという言葉があるように刈り上げの色彩の階調表現のことである。
「こないだバーバーバトルの予選が名古屋であって、その動画観たけど、なんか刈り上げの色彩がなくて白黒はっきり分かれてたで」などとトンチンカンなことを言う。
 行った行った、バーバーバトル行ったがな!その通り、君が本気で刈り上げしたら、バーバーバトルの予選くらい余裕で優勝できるで!と、そのくらいの腕前なのに、悲しいかなFADEが何か、またそのFADEを取り巻くバーバーブームのカルチャーがどういうものかを全く理解してないのである。

 こんな地元の若者がFADEの注文をするほど浸透してきているのに、肝心の理容師や理容組合へ情報が入ってないというのは恐ろしいことだ。知ってるという優越感より、なんともいえない歯がゆさを感じる。だって、ここにいるみんな、わたしなんかよりずーっとずーっと刈り上げうまいやん!!勉強会に来るほど熱心で向上心もある。FADEだって感覚を掴めばあっという間にできてしまう筈だ。それなのに中途半端に美容師の真似してゆるふわヘアの勉強なんかしてる場合か!?逆に美容師さんの方が危機感を持ってバーバースタイルをマスターしようと理容の技術を研究してるというのに。理容師の誇りはどこへ行った?

 ヒマだとぼやいてる場合ではない。一念発起して理容師の鮮やかな刈り上げを見せてやるか、このまま座して死を待つのか。まさに時代は「FADE OR DIE!」なのである。

 ささやかなクリスマスプレゼント差し上げます

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 今日から恒例のクリスマス月間スタート。ジャズメンの演奏するクリスマスソングとささやかなクリスマスプレゼントをご用意してお待ちしております。常連さんには「ああ、またあれか」とお馴染みだけれども、初めての人が期待しすぎても困るので言っておくけど、本当にささやかですよ(^^;

 今日から平常営業ですけれども、潰瘍のほうは痛くもなんともなくて、一週間ゴロゴロして過ごしたから筋肉が弱ってるのと、仕事のカンを取り戻すのが大変なのだ。でも久しぶりにJimmyJazzでジャズをかけると、最高に良い音してるじゃないのと自画自賛。ずっとこの音ならオーディオ卒業してもいいな。またすぐ調子崩すだろうけど。
 えらいもので、ジャズをかけて仕事してるとだんだんノッてきて体もシャキッと調子が出てくるから不思議なもんだ。やっぱり散髪にはジャズだよなw

 24日より平常通り営業します

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 多発性胃潰瘍瘢痕

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 大怪獣胃カメラ

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 エマージェンシー!緊急入院

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 なぜ夜間の病院の待合は暗いのか

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 都合によりしばらく休業します

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 オリジナリティ

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 どんなものでも、最初は模倣すなわちコピーして真似ることからスタートするわけで、いきなりまったくのオリジナル作品を作り出すなんてことは神様でも不可能である(と書いたところで、創造主はどうやって地球や人類を生み出したのだろうかやっぱり誰かのをコピーしたのだろうか?じゃあ創造主じゃないじゃんなどとしばし混乱する)(^^;
 最初はコピーするが、すぐにオリジナル作品を作りたくなるタイプの人がいて、わたしなんかそうである。「ジョニーの子守唄」をギターでかきならすことをマスターしたその5分後には「ジミーの子守唄」というオリジナル曲を作る、漫画を読んだら漫画を書いてみたくなるし、映画を観たら映画が撮りたくなる、そんな性格だから自分でオリジナルな店をやってみたいと思うのは当然の成り行き。

 ところが世の中には、コピーだと完璧にできるのにオリジナルがなかなか作れないタイプの人というのが存在するのだ。18歳のリー・モーガン、「クリフォードの思い出」を完璧に吹いてしまうセンスの良さを持ち合わせているのに、なぜかオリジナル曲となると出てこない。18歳とはとても信じられない酸いも甘いも噛み分けたアドリブを吹けるのに、どうして作曲ができないのか。アドリブだって一種の作曲なのに。ブルーノートのオリジナルなんて、どれも言っちゃ悪いが、ブルースのコード進行でチャッチャッと書いたような適当なものではないか。
 モーガンのオリジナル曲は19歳のときブルーノートの『クッカー』で初登場する。それ以降コツを掴んでいい曲を書くようになるが、トランペットを吹くセンスと作曲するセンスとは違ったものなのだろうか。バーバーのセンスと経営者のセンスが違うように。

 アリエナイほど音が良い

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 何年かに一度くらい、アリエナイほど音が良い時があって、それが今まさに来ている!ピアノの余韻がピーーーーンッッッッッッって、もう、なんて良い音なんだろう!?んも〜JimmyJazzの音は宇宙一や!などと小学生みたいなことを口走ってしまうではないか(^^;
 昨晩、秋葉社長が帰り際に「アリエナイザーもっと音良くなりますよ」と言い残して去って行ったが(社長もこの名前気に入ってる)、これが新開発のパソコン専用インシュレーター”アリエナイザー(仮)”の力だとしたら、もうとんでもないことである。やっぱり言わせてくれ!こんなのアリエナイザー!!!( ̄▽ ̄;

 アリエナイザー(仮)最終テスト

 SATAリベラメンテの発表に続き、開発中だったパソコン専用インシュレーター”アリエナイザー(仮)”の最終テスト版を本日聴かせてもらった。アリエナイザーのサイズは約180x230(mm)。Mac miniやノートパソコンに敷くのに丁度いい大きさで、タワー型のパソコンだと全部は乗らなそうだが、アリエナイザーの中心のふくらみに重心がかかっていればよいとのことだ。
 前回試聴したときに、これはクラシックに寄せすぎではないかと意見を述べたところ、それならということで穴が二つ開けて持ってきた。もちろんただ穴を開けただけではないのだろうが(^^;

 前回感じた何か挟まったような違和感はなくJimmyJazzのシステムにスッと馴染んで、音が上品できめ細かく、そして芳醇でふくよかになる。敷くだけなんて、こんなのアリエナイザーーー!!( ̄▽ ̄;
 秋葉社長に何をしたんですかと尋ねても一切答えてくれない。ただ、この辺の調整は自由自在にできるみたいである。SATAリベラメンテと同時発売予定。名前決まるまでもうちょっと待ってね!!

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 ナナメの時代

こないだ当店のオープン当時のチラシを紹介したけれど、ナナメやなぁと思ってしまう。今じゃこんなに文字をナナメにするなんて滅多に見ない。そういやライブアンダーザスカイ'88のステッカーもナナメに文字が並んでいたし中山康樹さんにサインもらったときもナナメだった。ナナメ文字はバブルに向かって右肩上がりにグーンと伸びていた日本経済を象徴していたのだな(^^;

 12月3(土)4(日)は御影ポラリスでデュベール試聴会

 ピュアオーディオはどこの試聴会もガラガラで、あかん、オーディオ滅びる〜〜〜!!と販売店も危機感を募らせているようだが、どういうわけかAUSIC主催の御影ポラリス試聴会は盛況で、「お金とって試聴会するなんて!」と最初戸惑っていたAUSIC小坂さんも、ポラリスとのナイスなコラボレーションで前回は満席。食材も売り切れという大成功。第二回のデュベール試聴会を開催することになった。

 JJ工房では集客に限界ありとみてポラリスを紹介したのがうまくいったようだ。MJ12月号にも載ったこの広告には「後援”ジャズの聴ける理容室”JIMMY JAZZ」とクレジットしてもらってる。何もしてないけど。前回は「後援 JIMMY JAZZ」だけで、なんのことかわからなかったので、無理を言って今回は”ジャズの聴ける理容室”と入れてもらった(^^;
 今回新しい試みとして、桂米朝のアナログレコードをディベールでかけるという趣向が追加された。360度スピーカーで寄席の雰囲気がいかに再現されるのか。お楽しみにお出かけください。

 我が辞書にTシャツという文字はない

 JimmyJazzのオリジナルTシャツを作ってはどうかと時々考えるのだが、いつも二の足を踏んでしまう。オリジナルTシャツというからには、何かしらのロゴなりマークなりがプリントされたものになるはずだが、昔からこの手のプリントTシャツが似合わない。どうもわたしが着ると間が抜けて見えるのである(^^;
 何を着てもこの顔じゃ間が抜けて見えるんだけれども、それは置いといて、ジャズマンのかっこいいTシャツ姿のレコードジャケットってあんまり見ないでしょ?『チェット・ベイカー・シングス』はかっこいいけど、あれはTシャツじゃなくてニットでしかも無地だし。わたしも無地のTシャツなら抵抗ないのだが、マーク入りはちょっと自信がないのだ。

 それでこないだのバーバーバトルの販売ブースでオリジナルキャップも作ってくれるっていうんで、Tシャツより帽子ではどうかなと思い、当店の常連さんに相談したらダメだしを食らった。キャップもデザインに流行があって難しいみたいである。ハットならしっくりくるけどジャズと野球帽もイマイチ相性が悪く、野球帽をかぶったジャズマンといったらギル・エヴァンスくらいしか思いつかない。
 Tシャツでも野球帽も自分の判断力に自信があれば、誰がなんと言おうと一切気にしないのだが、専門外で自信がないもんだから腰が引けてしまう。でもそのうち何かオリジナルグッズを作りたいなあと思ってはいるので、発売したらみなさん買ってくださいねヽ(°◇° )ノ

 ニオイの問題

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 当店で好評販売中のクールグリースペリシア。いいニオイ〜と気に入ってくれる人が多いのだが、赤い方のエクストラハードのバラの香りが苦手な人が一部いらっしゃるようで、なかなか難しいところである。
 わたしは赤の大人っぽい香りが好きで、こういう高級感ある匂いで攻めてきた開発陣の心意気を買いたい。一方青の方はシトラス系なので、この匂いを嫌いだという人はあまりいない反面、インパクトに欠ける。

 さあ、どっちを買えばいいのか悩ましい問題であるが、両方を混ぜて使うのが一番のおすすめ。実はクールグリース愛用者にとっては二種類以上混ぜて、好みの硬さにして使うのがすでに常識なのである。そのゴールデンコンビと言えるのがクールグリースRとクックグリースの組み合わせ。これがちょうどペリシアの青と赤に相当する。
 で、青と赤を混ぜると硬さだけでなく、匂いの強さも調整できる。二種類混ぜて変な匂いにならないかというと、これがいいニオイ〜なのである。ぜひ二個買ってお試しあれ!あっ、新入荷のメッシュコームもグリースには欠かせない必須アイテムですぞ(^^;

 バーバーバトルに行って来た

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 きのうチラッと書いたけど、こないだの定休日は愛知県まで「バーバーバトル2016」を見に行ってきた。フェイスブックで招待状が来ていたから、一応「興味ある」としておいたのだが、前日に「参加予定」に変えたら、「JimmyJazzさんがバーバーバトル2016に参加する言うてるで」という情報がフェイスブックで拡散され、当店のお客さんや知らない人から「ええやん!」「ええやん!」(関西弁の設定にしてるもので)とボタンを押してくれて、ひょっとしてわたしが誰かとバトルすると勘違いしてるのではなかろうかと焦った(^^;

 この「バーバーバトル2016」は近畿・北陸・東海地方の予選で、来月本戦が東京で行われる。バーバーバトルとは何なのか?簡単に言うと、全国の床屋が集まり、モデルを七三分けにして刈り上げる技を競う天下一武闘会みたいなもんであるw
 理容業界に昔からあるコンテストのような堅苦しいものではなくて、ライブあり、DJあり、お酒も飲めてバーバーみんなで盛り上がろうといった趣旨。選手がシチサンならモデルもシチサン、見にくる奴らもシチサン。笑っちゃうでしょう?面白いことに「選手がいかにカッコよく刈るか」というパフォーマンスも採点に加えられる。

 いい歳こいた不良中年ふうのおしゃれをしたバーバーが一堂に会する。わたしもタンスから革ジャン引っ張り出して行って来ましたよ!年齢層はかなり高めで3〜40代が中心。わたしはすでに最年長クラスである( ̄▽ ̄;
 タトゥー入れてるような人も結構たくさんいて、見た目はいかついが大人の商売人なので皆さんにこやかで腰が低い。会ってみたかった岡山県のブラックミュージックバーバー「ワンダー」さんもバギーな誂えスーツでバッチリ決めていた。まあ、濃いぃ〜大人のハロウィンみたいなものかな。個性豊かな同業の人たちともたくさん知り合えたし、技術の勉強にもなった。いい刺激を受けたバーバーバトル2016だった。

 28周年記念日

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 ノンノノノン♪と歌いながら今朝書類を見ていたら、オープン当時の新聞折込チラシが出てきて、あっ!今日がうちの創立記念日だったのか!?と気がついた。こないだ日記に「11月18日で28周年」と書いたところじゃないか。なぜか11月というのは覚えているが、11月8日という日付が覚えられない。おそらく10月中にオープンの予定が伸びて11月にずれ込んだせいだろう。でも自分の店の誕生日くらい覚えとけよ!てなもんである(^^;

 それにしても懐かしい、というより「メンズパーマ¥3,980」とは恥ずかしい。正規の料金はカット¥3,000、パーマが¥6,000だった。まだ消費税ができる前の話。「但しアフロ・パンチ・二グロはのぞく」の但し書きまであって、「女は来るなよ〜パンチや二グロはできないぞ〜来るなよ〜」というビビリ感満載。「カットハウス”ジミー・ジャズ”」と、ご丁寧にルビまでふってあるw
 まあこのチラシの効果のほどはよくわからなかったが、誰も知らない当店が、この後バブル景気に乗ってどんどん忙しくなっていく。

 実は昨日、愛知県の大府まで「バーバーバトル2016」を見に行ってたのだが、そこで同業の皆さんに配るためにせっせと作った「Jazzの聴ける理容室」と書いた名刺を手渡すと、「ああ!あのかっこいいお店の!?」と、みんなよく知ってる知ってる!わたしの顔は知らなくてもJimmyJazzの名前だけはすごく知られているのである。
 同い年であるDRESSINGの宇野さんだけは「はあ、どちらさんでしたかな?」というお顔をされてたが、バーバー業界における当店の知名度はほぼ100%!!(そんなことないやろ)( ̄▽ ̄;
 まあ、でも1988年にはふりがなつけないといけないほど誰も知らなかった店が、28年やってこれだけ有名になったのだなあと感慨深い創立記念日であった。

 ジャズに煙は欠かせない

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そういやコルトレーンの「セルフレスネス」のコンガもあきらかに別室なんだなぁと思いつつ、ついでに一緒のアルバムに入ってる「アイ・ソート・アバウト・ユー」も聴く。ああ、こりゃ極楽じゃわい。ここではドラムがエルヴィン・ジョーンズじゃなくてロイ・ヘインズ。彼のスネアドラムの音が独特で叩くたびに煙が舞い上がるように聞こえる。往年のジャズ喫茶では、ヘインズのドラムの音に負けじとジャズファンがタバコをスパスパやって煙を舞い上がらせた。もうすぐタバコをやめて12年になるわたしは、今ではタルカムパウダーの煙を舞い上がらせてヘインズに対抗しているのだ(^^;

 別室問題

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 わたしと家内の寝室が別々だという問題ではなくて昨日の続きである(^^;

 マイクロフォンとアンプリファイアーを使った音量増幅テクノロジーにより、生演奏ではありえない音のバランスでの録音が可能になったという話だった。
 マイクに唇が触れるほど近づいて歌うささやき唱法の次に、そのマイクが他の楽器の音を拾うから歌手だけ別の部屋に移動し、伴奏楽器の音をヘッドホンで聞きながら歌だけ録音するという方法が出てきた。こうすることにより、いくら伴奏の楽器の音が大きくて、歌手の声量が小さくてもかき消されることなく録音できる。

 この別室方式の録音法で、もっとありえないことがアリエナイザーでなくアリエールようになる。例えばセルジオ・メンデスとブラジル’66の大ヒット曲「マシュ・ケ・ナダ」を聴いてみよう。景気のいいイントロに続いて「マシュ・ケ・ナダ」と歌い出すや、指パッチンの音が響く。おかしいではないか。響きというものはがらんどうの部屋とかトンネルなどで発生するものだが、そこにバンドを入れて盛大に演奏しながら指パッチンしたところで聞こえるわけがない。それが「蛙飛び込む水の音」かと思うほどはっきりと「パッチーン」だ。おそらく機械的にエコーを付加したものと思われるが、バンドの演奏全体にエコーをかけたらあの「マシュ・ケ・ナダ」の怪しい雰囲気にはならないのだ。

 マイクにまつわるエトセトラ

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 昔、大阪梅田にバーボンハウスという有名なライブハウスがあって、そこの音響の人が言ってた。
「うまいバンドが出るときは卓(ミキサー)を何もいじらなくていい。下手はバンドだとフェーダーを上げたり下げたり大忙しになる」
 要するに、うまいバンドというのは、お互いの音を聞きながらまとまりのあるサウンドを出す能力がある、ということ。たまたまPAを使っているが、音楽として考えてみたら、お客にいい音を届けるのはバンドとして当然備わってなくてはいけない能力だ。

 ところでマイクで音量を増幅する”禁じ手”を始めたのは誰だろうと考えてみたら、「クルーナー唱法」別名「ささやき唱法」と呼ばれる歌い方を流行らせたビング・クロスビーあたりからではないか。ささやくような小声で歌えば伴奏の楽器の音にかき消されてしまうが、マイクロフォンに口をぴったりつけてその声を増幅すれば、盛大な音の伴奏をバックにささやくように歌うことが可能になる。これにより、実際の生音とテクノロジーを使った音楽とに枝分かれを始めたのである。
 伴奏に負けないように声を張り上げなくてもいいとなれば、シンガーの個性も様々に発揮できる。クルーナー唱法はフランク・シナトラに継承され、ステージをハンドマイクを持って動き回るようになり、それを見たマイルス・デイヴィスはミュートトランペットをマイクにぴったりつけて、ささやくようなトランペット奏法を編み出した。

 また、マイルスのようにトランペットを吹きたいと思っていたチェット・ベイカーは、ラッパの代わりに自分のか細い声で歌う『チェット・ベイカー・シングス』を発表。そのレコードは海を渡り、南米ブラジルのリオデジャネイロ、ナラ・レオンのアパートにたむろする現地の若きミュージシャン達に聴かれる。そこにはアントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルト、アストラッド・ジルベルトの姿もあった。つまり、ボサノヴァ独特の小声であのささやくような歌い方はチェット・ベイカーの影響だったのだ。後年チェットがブラジルを訪れた時、多くのミュージシャンから大歓迎を受け、なんのことやらわからず困惑したというからちょっと笑ってしまう。

 オーディオはなぜジャズやクラシックなのか

 我々オーディオマニアが好んでかけるジャズやクラシックのレコーディングは、基本的に一発録りで、後からテープを聴きながらオーバーダビング(重ね録り)しないものであるが、時々そういうギミックを使った音楽が紛れ込んでいたりする。
 古くはギタリストのレス・ポールが自分のギターを何回も重ねて録音し、「一体どうやって弾いているんだ」と世間を騒がせたが、これはまだいい方だ。

 犬猿の仲であるスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトで無理やりレコーディングさせたかった『ザ・ベスト・オブ・トゥー・ワールズ』、ゲッツが後から演奏をくっつけたのが聞けばもうバレバレである。
 あと、ビル・エヴァンスの『自己との対話』も自分の弾いたテープをかけながらピアノを弾くという痛々しい企画で、これも聞けばわかるがテープなんかちゃんと聞いちゃいないのである(^^;

 こういったツギハギの音楽も、アナログ時代はまだなんとか聞けたのだが、デジタル音源にリマスターされて中途半端に高解像度のオーディオ装置でかけると、もうツギハギ感が耳について聞けたもんじゃない。オーディオマニアが大抵ジャズかクラシックしか聴かないのは、そのツギハギを潜在的に避けているのかもしれない。

 音楽は一緒に演りましょう

 『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』は、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエル、チャーリー・ミンガス、マックス・ローチという豪華メンバーが一同に会した貴重なライブ音源である。なかなかよくできた演奏に思えるのだが、聴いてるうちにミンガスのベースだけ違和感を感じる。実はこれ、後からベースだけオーバーダビングしたもの。マスターテープそのままではベースが聞こえなかったのだろう。ミンガスも自分の所有するレコード会社から出すというので、しっかりリハーサルしてテープに被せたのが聞き取れるが、やっぱり後からダビングしたのはわかってしまうものである。

 しかし、これと同じように現代のレコーディングのほとんどがリズムマシーンのクリック音を聞きながらドラムを録り、ベースを録り、諸々の楽器を録音してボーカルを入れるというプロセスを採用している。ミンガスほどの名人が演っても違和感を感じるのに、並みのミュージシャンが演って違和感が出ないわけがない。特にデジタルでつぎはぎにしたものは、なんとも言えない不自然さが付きまとう。やはりバンドが互いの音を聞きながら一発で録流のが音楽の基本で、スタジオ代がかさむからってバラバラに録っていくと音が変になる。最新の音楽を耳にした時の違和感はこれが原因なのだろう。若い人たちのアナログ回帰現象も、その辺の不自然さを感じて本能的にアナログに惹かれていると思うのだが。