ヒルズに住むぞと言ってやれ!

 今まで誰にも言ったことがない、わたしのちっぽけな夢がある。それは”六本木ヒルズ”に住むことだ。数年前に、絶対にこれまでの自分ならやらなさそうなことを探して、そうだ、六本木ヒルズに住むなんていいじゃないかと、わたしの夢に制定した。夢なんだから、どんなことを描いてもいいはずだ、そうだろ?(^^;
 ええ〜?じゃあJimmyJazzはどうするんだよと突っ込まれるかもしれないが心配は無用。JimmyJazzで何人チョキチョキしてもヒルズに住むことは叶わない。もっと根本的なところから変わらないといけないのがこの夢の面白いところ。一種の思考ゲームである。

 まず、ヒルズ森タワーの家賃が、広さにもよるが毎月だいたい100万円くらい。三年くらい住んだら大阪でマンションが買えるほどの値段だ。このくらいになると、たとえば宝くじが当たった程度だとあっという間に貯金は底をつく。毎月じゃんじゃんお金が入ってくる、つまり稼ぎ続けることができないとヒルズに住み続けるのは無理である。
 夢だからついでにわがままを言うと、株とか相場とかそういう棚ぼた式で入って来たお金で住むのではなくて、やはり自力で稼いだお金でプライドを持って住みたいものだ。

 何の仕事をするにしても、大阪でなくて、東京に住む必要性があるからヒルズに住むわけで、それは東京で頻繁に打ち合わせや会合があることを暗示している。お金ができたから大阪のタワーマンション買いましたでは意味がないのである。
 さて、ヒルズに住むわたしの日課は、神保町まで出かけて古本屋巡り。収入があるのに古本屋ってのがわたしらしくっていいじゃないか。神保町までジョギングしていける距離か。あるいはジョギングは早朝に皇居でやって、神保町まではかっこいい自転車で行くことにしようか。グーグルマップで何分かかるかじーっと眺めるのも結構楽しい。

 この夢のいいところは、いずれ自分はヒルズ族になると思ってるから、同級生が海老江あたりのタワーマンション買ったくらいでいちいちコンチクショー!と思わなくていいってことだ。
「夢は実家の敷地に小さな家を建てて、慎ましく幸せに暮らすこと」なんて、ちんまいことじゃなくて、男ならどどーんと夢をぶち上げてみんかい!これでも全然小さすぎるくらいである。ただ成功者を僻んでこき下ろすだけじゃなく、身のこなし、服装のセンス、言動や立ち振る舞いを研究して、自分のものにしていくことにより成功のエッセンスを掴むのだ。

 笑われてもいいから、ヒルズに住むぞと言ってやれ!もう笑われてるけどなっ( ̄▽ ̄;

 迷走する専門店

実際に街に出て消費活動してみればわかるのだが、カレー専門店に行くのはカレーを食べたいからであって、ラーメンを食べたいならラーメン専門店か中華料理の店に行く。カレー屋さんでラーメンが食べたいとはあまり思わないものである。それが一日中店に籠もっている店主は、ついカレーばかりじゃ飽きられるのではないかと考えてラーメンとか焼魚定食とかをメニューに加えてしまう。自分の店だけで世界が完結していると思うからそういう迷走が始まるのである(^^;

これは今年最大の気づきかもしれない。当店に来るのはジャズが流れているからで、ブラジル音楽でも映画音楽でもロックでもなく、ジャズが聴きたくて散髪に来ているのだ。それがわからず、ジャズばかりじゃ飽きるだろうと余計な気をつかってジャズ以外のBGMをかける。それはカレー屋さんのお客にラーメンを出すのと同じだ。なんで迷走するのかやっとわかった。

 アンチエージングエイジング

 ねこ背矯正ベルトで羽交い締めにされながら書いている。たすき掛けみたいな状態なのだが、ねこ背になろうと思えばなれる。果たしてこれでも効果があるんだろうか?(^^;

 さて、わたしはアンチエージングである。若返りの方じゃなくてオーディオ機器のエージング。馴らし運転をしてからでないと本領を発揮しないという説がまかり通っているけれど、それがどこでどう間違ったか何十、何百時間も鳴らさないと「音が悪い」という極端なことを言う人がいる。そしてその何百時間の苦しみに耐えた後に素晴らしい音に到達するというから大変だ。とてもそんなの待ってられない!良い音で聞かないうちに人生が終わってしまうではないか!?( ̄▽ ̄;

 で、オーディオだけだったのだが、最近は実生活でもアンチエイジングなのである。気を抜くと老いが迫ってくる。妙に服装が派手になってきたのも、普通にTシャツ短パンだと、もうみすぼらしくて恥ずかしい。ちゃんとしないとただのおっさんなのであります。ちゃんとしてもただのおっさんには変わりないが、ちゃんとしたおっさんの方がまだマシというくらいのもの。
 でも、伸びきったパンツのゴムみたいにだらしないおっさんにはなるまいぞ!この次はSIX PAD買う!(嘘)

 エルヴィスの命日

わたしはアマゾンのプライム会員ではないので、ねこ背矯正ベルトはまだ届いていない。残念でした(^^;

今思い出した、今日はエルヴィス・プレスリーの命日なのだった。わたしが小学生のとき、年に一度の家族旅行で黒部ダム…、そうだ!あの川の水を飲んでピロリ菌に感染した疑いのあるあの旅行から帰って来たら、新聞にプレスリー急逝の記事が載っていたのだ。
ま、そのときは小学生なのであの太った歌手が死んだのか、くらいにしか思わなかった。

エルヴィスの存在がわたしのなかで拡大してくるのは高校生の頃で、「ロックの歴史」みたいなテレビ番組に出ていた若き日のエルヴィスを観てからである。ギターを抱え、リーゼントを振り乱して歌う姿はホントにカッコよかったな。
やがて映画に進出し、スクリーンに映えるからという理由で髪を黒く染めてしまうのであるが、あの地毛の茶髪がポマードで濡れて黒っぽく見えるのが良かったのに。わたしのなかでは、
エルヴィス → 茶髪でリーゼント
プレスリー → 黒髪で長髪
といった感じで、エルヴィスとプレスリーは別の人格なのである。

あのリーゼントも真似してみたが、骨格が違うのでどうしてもあんなふうにならない。しかも大柄だし、チビで天然パーマのわたしには、真似しようとしても真似できない憧れのヒーローだったのだ。

 ねこ背で何が悪い!?

 いや〜やっぱり昨日の自分の後ろ姿、あらためて見るとショックである。ねこ背は昔から気にはなっていたが、一種の職業病みたいなものだからと半ば諦めてもいた。しかしダンスも習い始めたことだし、今回ちょっと本気で治してみようと決意した。
 決意の証に、アマゾンでねこ背矯正ベルトを注文した(^^;

 姿勢が悪いのは中学生の頃からで、母親がやはりねこ背矯正ベルトを買ってつけなさいとわたしに迫ったけれど、そんなダサいものがつけられるか!と一蹴したのを覚えている。それが今や自ら購入してつけようってんだから人生わからない。矯正ベルトをつけるより、いい歳してねこ背で自信なさそうに見えるほうがダサいという判断だ。
 もし次回散髪に来て、わたしが操り人形みたいになってたら、ああ、Master頑張ってるなと笑ってやってください( ̄▽ ̄;

 老人の後姿

朝から家族でJimmyJazzのすぐそばの墓地へお参り。夕方から出かけて阪急メンズ館のヒッキー&フリーマンで三十万円のスーツを試着。バブルの頃でさえスーツは二十万円が最高だったから、どれだけ高級かは袖を通せばわかる。素晴らしい着心地、生地のツヤ、やはりちょっと欲しくなってしまうなー。買わないけどw
そのあとビバップダンスのレッスンなのだが、スタジオのすぐ隣のスーパー銭湯でのんびり入浴。家だと夏場はシャワーばかりになるから、久しぶりに湯船に浸かってのんびりできた。20時からはレッスン。ビバップは楽しい。
ステップの確認のため撮影した動画に写り込んでいる自分の背中の肉のつきかたがヤバイ!完全に老人のそれである。これは痩せればいいという単純な話ではなくて、悲しいかなわたしの父に後ろ姿がソックリなのだ。若いつもりでも周りからは老人に見られているのかなあ、いやだなあ(^^;

 シンデレラのバスケットシューズ

 昨夜、高一の娘がインドネシアから一週間の旅を終えて帰国した。大阪市から選抜された高校生数人と現地の高校生たちとの国際交流が目的で、向こうではえらく歓迎され、みんなから一緒に写真を撮ってくれと言われ、モテモテでアイドル並みの待遇だったという。
 現地の娘とはWiFi環境のあるホテルからLINEで報告を受けていたが、最終日に彼女のことを気に入った現地の男子学生の一人から、バスケットシューズを贈られたというのだ。

 LINEで送ってきた画像を見ると、ディアドラ、イタリア製の高級品だ。ググってみると2万円くらいするみたい。インドネシアとの経済格差がどのくらいかよく知らないけれど、2万円が1ヶ月ぶんの給料だったり一年ぶんの給料だったり…、ってやつじゃないのか?そんなのもらって大丈夫なのか?!もしかしてどこかからかっぱらってきた盗品じゃないのか!?( ̄▽ ̄;

 日本にいる我が家はてんやわんやであるが、次の日にはインドネシアを発つからシューズを返しに行くこともできないし、かといって空港に捨てて行くのももったいない。結局持ち帰った娘に詳しく話を聞くと、シューズをくれた生徒のいるのは結構裕福な子供が通うような私立校なので、盗品ではなさそうだが、それでも高価なものにはかわりない。おまけにサイズが大きくて娘には履けないというから困ったものだ。
 試しにわたしが履いてみるとサイズぴったり!もしシューズをくれた彼が想い溢れて日本までやって来て、ヒゲのおっさんが履いていたら怒るかなあ?(^^;

 人の2倍遊ぶ

 高一の末娘が今インドネシアとの国際交流から復路の飛行機の中にいる。タダで連れて行ってもらえるとはいうものの、ようやるわいと思う。わたしもなんでも”やりたがり”のほうだけれど、かなり偏っている範囲での話。娘は全方向に向かってのやりたがりなのである(^^;
 学校では宿題をどっさり出される上に朝練を含むバスケットの部活、帰ってからはマクドナルドでアルバイト。朝から晩までみっちりスケジュールが詰まっていて、よく宿題をやりながらソファで寝てしまっている。そらそうなるわな。

 高校の入学式で校長先生が、「時間がたっぷりあるから勉強ができる訳ではない。部活もやって忙しくする中で、いかに効率よく勉強するかが大事なのだ」と仰ってたが、のんびり屋でどんくさい我が家の伝統からすると、こりゃなかなかのスパルタ感である。

 でもこのスピード感について行けば、二人ぶん、三人ぶんの人生を生きるのと同じだから、詰め込み教育がかわいそうとは思わない。大いにやってもらいたい。

 わたしもこの頃、新しく知り合った方と交流していても、皆さんものすごく精力的に遊んでるなーと感心してしまう。相手が若いというのもあるけれど、わたしの若い頃もこんなに遊んだ記憶はない。遊ぶためには資金も時間も必要だろうし、そのぶんしっかり稼いで給料もらって体力も使ってるのだろう。同じペースでやろうとするとクタクタになってしまう。
 これが現代のスピード感というものか。すごいなー。

 アジアではジャズで踊るのが大ブーム

 スイングダンスの先生の岡本さんが散髪に来てくれた。これも夜の営業活動の成果であるw
「ビシッとラインを入れてください!」とハードパートを所望する先生は、来月中国のダンスイベントに招待されている。
 今、アジア諸国では古いジャズで踊るスイングダンスが大ブームで、盛り上がってないのは唯一日本だけという。まあ、アジアでは先進国という思い上がりがあって、日本で流行ったものが遅れて台湾や韓国、中国で流行るという認識なのかもしれないが、人口を考えると馬鹿にならない。

 スイングダンスのスタイルは全世界共通なので、日本に旅行で滞在中の外国人が、わざわざリンディホップが踊れるところを探して遊びに来るのだという。そして実際アジア系のゲストも見事なダンスを披露している。この一体感は、日本人が盆踊りでフィーバーする感覚とよく似ている(^^;
 ダンスなんて、チャラチャラしたナンパな奴らが集まって踊ってると思われがちだが、実際に行ってみると、みんなシャイで性格は大人しい、どちらかというとおたくとか引きこもりとかそっち系の真面目で物静かな人が多いのだ。やはりまだマイナーなところに集まって来るからある種のおたく文化なのかもしれない( ̄▽ ̄;

 高校野球をかける店

8月21(月)、22(火)、23(水) 三日間夏期休暇をいただきます

 夏の甲子園、高校野球が始まったらしい。らしいというのは、JimmyJazzをオープンしてから29年、全く高校野球と無縁の生活をしてきたからだ。そもそも、店で高校野球をかけるのが嫌でジャズをかける店をしようと思ったのだ。
 高校球児に恨みはない。安直に野球中継をかける散髪屋のユルさが嫌なだけだ。どうせかけるんだったら、”野球専門バーバー”とか、”スポーツバーバー”とかいうコンセプトで、ユニフォーム着てカットするくらい徹底してくれれば文句はない。

 ジャズと高校野球って正反対のものだが、四国の高松でジャズ喫茶に入ったとき高校野球をかけてたのには参った。気になるのは無理もないが…。
 で、わが同志のネオバーバー達はまさか高校野球なんかかけないだろうと思ってたら、刷り込みとは恐ろしいもので、みんな高校野球が大好きなのである!よそ様の店にいちゃもんつけるつもりはない。好きなものは好きなんだ、仕方ないです(^^;

 8月8日は”ヒゲの日”

 本日8月8日は”ヒゲの日”。数字の八が口ヒゲの形に似てるからだそうだ(^^;
 八の字みたいな口ヒゲを生やしてる人は、当店の顧客の中でもそれほど多くなく、どちらかといえばあごヒゲだけの人が多い。口ヒゲは手入れが面倒なイメージがあるが、小さなよく切れるハサミさえあればそんなに難しくない。
 「Masterほど伸びない」と言われたこともある。確かに伸ばそうという気がないと伸びないけれど、半年も伸ばせば嫌でも伸びる。

 このヒゲに蝶ネクタイ、パナマ帽をかぶってその辺をウロウロしてるからかなり怪しい。そろそろ「あのヒゲの散髪屋さんは怪しい」と近所の噂になっているだろう。望むところであ〜る。こないだまで目標はシェーッ!のイヤミだったが、最近はサリーちゃんのパパを目指してるのであ〜る( ̄▽ ̄;

 ダンスは台風で踊れない

「Masterの習ってる社交ダンス…」おっと、さっそく来たか。社交ダンスじゃないんです、スイングダンス、リンディホップ。似てますけどね〜(^^;
社交ダンスと一緒にされちゃ困る。今日は台風の影響でビバップダンスのレッスンは休講。ジャズで踊るからってジャズダンスじゃありませんよ〜お間違えなく〜( ̄▽ ̄;

 ツーブロックとは フェードとは

 バーバースタイルの髪型で、この頃よく「ツーブロックにしてください」と注文があるので、どのくらいの長さにしますかと写真を見せながら選んでもらうと、ツーブロックじゃないスタイルを指して、「このくらいに」とおっしゃる。たまたまかと思ってたら、そういう「ツーブロッカー」が何人もいらっしゃるので、ひょっとしてツーブロックとフェードがごっちゃになっているのかなと思い至った。

 ツーブロックというのは、サイドの髪を上下に分けてピンで留めてから、中(下)の髪をバリカンやハサミで短く刈って、上の髪がそれに被さってくる状態を言う。つまりサイドとトップの髪の長さが繋がってないのをツーブロックと一般に呼んでいる。

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 一方フェードというのは、刈り上げの一番短い(0ミリに近い)ところから上へ行くに従って徐々に長く、色が濃く(黒く)なって色彩にグラデーションがある状態をフェードと呼ぶ。「フェードイン、フェードアウト」のフェードである。

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 当然ツーブロックの中の短い部分をフェードにするという合わせ技もあるから、そういう写真を見て「ツーブロック=フェード」と認識する人が出て来てもおかしくない。ただ、ツーブロックの中を全部同じ厚み(長さ)のバリカンで刈ってしまうこともある。しかしそれはフェードとは呼ばない。刈り上げにグラデーションがないからである。お分かりか って、べつに呼び方なんか何でもいいんですけどねー(^^;

 地味にいい音

 インフラノイズが社屋移転のため現在生産をストップしており、再開にはもうしばらくかかりそう。生産体制が整い次第、受注再開いたします。ファンの皆様にはご迷惑をおかけします。

 さて、時々オーディオのことを書かないと読者に見捨てられそう、というかとっくに見捨てられているかもしれないが、当店の音は地味だからなあ。音量が大きいわけでもないし、高解像度で奏者の位置が手に取るようにわかるということもないし、珍しい機材や貴重なオリジナルレコードをかけてるわけでもない。CDをリッピングしてMac mini に繋いだハードディスクから再生している。あまり有難味はない(^^;

 インパクトがないから、「JimmyJazzの音はすごい!」と噂になるようなこともない。でも、よく聞いてみると地味に良い音なのである。自分で言うのも何だけれど、こういう音ってなかなかよそでは聴けない。ブラジルからタンゴにシャンソンまで、レパートリーもかなり広い。「CDがこんなふうに鳴るならいいなあ」と地味に嬉しいことを言ってくださるマニアもいる。しかし、せっかくオーディオがウリの理容室なんだから、「JimmyJazzの音はすごい!」と一度くらい言わせてみたいものだなー。無理かなー( ̄▽ ̄;

 JAZZ & BARBER

 昨晩行ったスイングダンスのパーティーは国際色豊かで、いろんな国から旅行中にダンスできる場所を探してわざわざやって来る外国人も少なくないという。スイングダンスは世界共通、言葉がわからなくてもダンスで打ち解ける感じがとてもいい。
 マンゴーくんという台湾の留学生を捕まえて話を聞くと、台湾でもスイングダンスが若い人の間で人気だという。動画を見せてもらうと、ダンスの傍でバーバーが散髪してる様子が写っていて、台湾でもこの二つがセットで盛り上がってるみたいである。日本でもジャズとバーバーを組み合わせてなんとか盛り上げたいなー(^^;

 スイングからバップへ

 毎週木曜はアナログナイトということで、本日は『ミントンズ・プレイハウスのチャーリー・クリスチャン』をかけている。スイングからビバップへ進化する過程を捉えた貴重なドキュメントということで、ジャズ入門書には必ず紹介される歴史的名盤なのだが、そもそもスイングとビバップって何が違うのか。

 チャーリー・クリスチャンは”キング・オブ・スイング”ベニー・グッドマンの楽団に在籍したギタリストである。「トプシー」のコード進行に沿ってクリスチャン、トランペットのジョー・ガイ、ピアノのセロニアス・モンクらがアドリブを展開する。
 アウトラインはスイングなのだが、このジャムセッション風にアドリブで丁々発止のバトルを行うところがビバップなのである。

 「ジャズはアドリブにあり」というけれど、こうやって次々にソリストが出てきて即興の技で相手をKOする「バトル性」みたいなのが盛り込まれたのがビバップなのだ。
 今わたしはビバップのダンスを習っているけれど、これもやっぱりスタイル的には次々出て行って即興で自己主張するフォーマットでバトル性を備えている。
 ある意味行き当たりばったりなこのバトル性は、次に出てくるマイルス・デイヴィスによって、よりしっかりした構造を持つ”ハードバップ”として完成され、バトル的な性質は弱くなるも、時代を下ってヒップホップ、ラッパーたちにリリック(歌詞)によって相手を打ち負かすゲームとして復活する。

 「即興」と「勝負」がビバップを構成するキーワードなのだ。

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 新エアコン稼動中

さすがに新しいエアコンはよく冷えるな。馬力は同じでも効率がいいからよく冷えますよと聞いていたが、25度の設定でしっかり冷える。時々寒くなってドライ運転にしたり停止したり。前のエアコンは24度にしないと冷えない末期症状だった。何度にすれば冷える冷えないの話でなくて、冷え方にも質が大事なのである。キンキンに冷やして寒過ぎたり、1度上げただけで冷えなくて汗をかいたりでは困る。ちょうどいい快適な室温になるよう常に見張ってなくてはいけない。今度のは無線リモコンがついてるからわざわざ控室まで操作しに行くこともなくなってひじょうに助かってるのだが、温度設定を変えるたびにピッ!と大きな音がする。この音消せないの?と電気屋さんに訊いたら消せないそうだ。ピッピッと店内に電子音が響くのはちょっと恥ずかしい(^^;

 通信会社は明瞭会計にしてください

 昨日のカットショーの前に、母の携帯電話が壊れてメールの送受信ができないとかで、機種変更のためドコモショップへ朝10時に行ったのだが、すでに2時間待ちと言われ、順番を取ってもらっていったん帰宅。12時前にもう一度母と家内と三人でドコモへ行った。すぐに担当の人が案内してくれたので早く終わるかと思ったら、これからが長かった!ちんたらちんたらやって、いつまでたっても終わらない。昼食もまだだし、2時にはカットショーへ向かわなくてはいけないのに!家内に後を頼んで、わたしだけ2時前に帰宅、パンを咥えて心斎橋のタカラベルモントショールームへと出かけた。

 帰宅して万事済んだかと家内に訊くと、なんと午後4時までかかったという。一人の客の機種変更に何時間かかっとんねん!( ̄▽ ̄;
 携帯電話とプロバイダーの説明は、何回聞いてもよくわからない。料金体系がどうなっていて、一体ひと月いくら払えばいいのかゴニョゴニョ言うだけで全く不明である。もっとパシッ!!と「6,000円ポッキリ!」とかはっきり明瞭会計にならんのか?!
 もうこの際多少は高くなっても構わんからパッと行ってサッと売ってくれ!たかが携帯電話一台持つのに朝10時から夕方4時まで6時間というのはあまりにも効率が悪すぎる。時間の無駄である。スティーブ・ジョブズがiPhone買いに客で行ったら怒鳴り散らされるぞ!(^^;

 なんとか割引だのパックだので安くなるのかと思わせて、何ヶ月かしたら自動的に引き落とし料金がパーンと跳ね上がったり、こういう消費者に理解しにくい販売法はもうやめてもらいたいものだ。

 黒船上陸

本日はロバート・デ・ニーロを顧客に持つブルックリンのバーバー、ルドロー・ブラントのオーナーによるカットショーを観てきた。この8月に代官山にオープンするそうで、メニューを見るとかなりの高級サロンのよう。インテリアも技術もラグジュアリー路線。東京ならアリかもしれないが、イラチの大阪府民には受けないかもしれないなー(^^;
オーナーのラッセル・マンレー氏が「いいシャツだ」とわたしの着てるラルフ・ローレンのアロハを褒めてくれた。なんでもニューヨークの店の隣がラルフ・ローレンだそうな。さあいよいよ黒船の日本上陸だ。

 開かれたドアをゆけ

  押しても引いてみても開かない扉があるかと思えば、パカーンと観音開きでワイドオープンな扉がある。一見、閉じている方が真っ当な方へ通じてるように見えて、なんとかそちらのドアを開けようと頑張るのだが、これがビクともしない。無理やりこじ開けようとすれば、ものすごい力で跳ね返され行く手を阻むのだ。
 これは無理だと諦めて、開いてるドアをくぐるとなんのことはない、スイスイ進んで次々に扉が開いて行くではないか。こんなにすんなり通れるとは、これはひょっとして罠ではないのかと疑いたくなるけれど、後から考えるとやはりこちらに行くべくして導かれたとしか思えない。

 人生にはこういうことが何度かあるものだ。わたしの場合、例えばオーディオなんてものすごく金のかかる趣味で、大金持ちでもなければ子供を三人育てながらできるようなものではない。これでも一応自粛という文字がわたしの辞書にはあって、そんな極道の趣味は遠ざけよう遠ざけようとするのだが、こちらの扉はもう開きまくっていて、どういうわけかそっちの方に進んでしまい、今ではオーディオ製品を売って子供たちの学費に充てているほどだから人生わからないものである。
 自分の意思で生きているように思っても、こういう扉の開き方で運命というのは拓けて行くのかもしれないな。次はひょっとしてダンスの扉か(^^;

 オーディオの愉しみ

このアンプ使えるか?と、父が指差す30年前に実家の理容室で使っていたAVアンプ、一応サラウンド仕様だが「ドルビーサラウンド」というやつだ。これで映画を観るという。スピーカーを結線して電源を入れると、おお!映った!違うやろ、音が出た!親父のこの嬉しそうな顔!

旧式でも、ぼけた音でも、スピーカーが一本でも、音が出ただけでこの喜びよう。オーディオの愉しみって、元々こういうことなんじゃないのかと反省(^^;

 あちらを立てれば音立たず

 昨日の続きである。昔、電磁波を吸収するという素材があって、それをオーディオ機器のアンプなりCDプレーヤーなりの上に置いたり貼ったりするのが流行ったことがある。電磁波を吸収してどれだけ音が良くなるのかは不明だけれど、きっと音が良くなるに違いないという先入観で、マニアはそれをこぞって導入。置いたり貼ったりするだけでは飽き足らず、機器を分解してコンデンサーの一つ一つにブチルゴムで貼り付ける強者もたくさん現れた。

 それでマニアの気がすむなら結構だけれど、電磁波を吸収する以外にも、異物を置いたり貼ったりすることの副作用があることまで気が回らない。「良くなったつもり」というやつである(^^;
 もう時効だから言うけれど、「音が悪い」とそれを貼りまくったままの某社製D/Aコンバーターをオーディオショップに売り飛ばした人がいた。ショップの人は音を聴いておかしいと思い中身を開けて見ただろうか?それともそのままで転売したのだろうか?誰かの手に渡って大事にしてもらってるのだろうか?( ̄▽ ̄;

 売り文句に買い文句

 オーディオは、感覚的に説明すると受け入れてもらいやすい。たとえばこんな具合だ。
「ホーンスピーカーはラッパの音が良い」
「JBLはカリフォルニア産なので空気が乾いていた方が音が良い」
「スピーカーも踏ん張りが重要なので、設置する床は頑丈な方がいい」
「クオリティーが向上するとどこにどの楽器が居るか見えるようになる」
等など。

 しかし本当に音質の良さを決めているのはそっちではなくて、音楽に使われる音階やテンポの取り方、ハーモニーの再現性など。音楽の本質に斬り込まないところでゴチャゴチャやっても無駄とまでは言わないけれど、考え方を変えない限り根本的に良くすることは難しい。
 オーディオ製品の情報も、先に述べたような宣伝文句で売ろうとするところはちょっと危ない。確信犯的にそっちの方が売りやすいからそう言ってるのか、もしくは本気でそう言ってるのか、だとすればますます危ない。
 オーディオは機械だから、性能が良ければ音も良いはずだという考えは甘い。機械なのだけれど同時に音楽を奏でる楽器の要素が重要なのだ。

 リンディーホップの先生みーつけた!

 天神祭で賑わう中、初めてのリンディーホップパーティー”Stepin' Out vol.4”に行ってきた。スイングダンスとライブが楽しめるイベント、興味はあるが知らない人ばかりのパーティーに突撃するのは勇気がいる。それでSNSで調べていると、主催者の岡本夫妻が、いつもJimmyJazzオリジナルTシャツを作ってくれてる8Ball Barber Supplyのトオルさんと友達だということがわかって、グーンとハードルが低くなった。何しろトオルさんとは先月松坂のバーバーイベントで会ったばかりである。なんたる偶然!

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 そんなこんなで梅田茶屋町のNoon,Noon+Cafeで岡本夫妻とご対面。なんとも気さくでおしゃれなご夫婦。そして2枚目の動画を見てくださいよ、この日本とは思えないような色彩感!外国人の方が踊ってるから?それにしたって、iPhoneで撮ったのがまるでハリウッド映画みたいな色でなんともロマンチック!

 生演奏も素敵で、ソニー・ロリンズばりのテナーで往年のスタンダード曲のヒットパレードがご機嫌だ。わたしはリンディーホップは全く踊れないので、残念ながら指を咥えて見ているだけだったけれど、わあ、いいなぁ。これぞわたしの求めている世界ではないか。きっとレッスンに通って教えてもらうぞ!

 JimmyJazz最後のエアコン

 昨日は店のエアコンの取り換え工事だった。2年前の夏の盛りにエアコンが止まって、それ以降だましだまし使ってきたけれど、今年になってまた挙動不審になってきたから思い切ってエアコンを新調することにした。開業以来エアコンはこれで3代目である。

 当店のエアコンは1988年のオープン当時にはまだ珍しかった「むき出し設置」で、本来天井の中に埋め込まれるタイプのエアコン本体を外に見えるよう吊り下げてある。
 1台目のはまだ黒い吹き出しパネルが発売されておらず、ベージュのパネルを店の外でつや消し黒にスプレー塗装した。

 初代エアコンは内部がグレーの円筒形をしていて見るからに迫力があった。2台目はブラックパネルは発売されていたが内部が四角くなって、初代ほどはカッコよくなかった。で、今回取り付けた3台目エアコンもブラックパネルで内部は四角で、アルミむき出しの色をしている。このアルミ色は浮いてしまうかと少し心配だったが、つけてみるとそれほど違和感もなく、このまま行くことにした。

 初代エアコンが壊れたのはたしか2000年ごろではなかったか。11年ほどで交換、2代目が17年で交換、今度のは果たして何年持つだろうか。大きな買い物なので、たとえばまた17年後に壊れたとして、そのときまた新しいのに交換する気力と体力がわたしに残っているだろうか。これがJimmyJazz最後のエアコンになるかもしれないなぁと複雑な思いでアルミボディを眺めるのであった(^^;

 バーバーはカッコよくないと

 日曜の晩からオールナイトで”KING OF BARBER BATTLE round 3”を観戦に行ってきた。今回は女性バーバーの絵夢さんが優勝。三代目のキング(クイーン?)となった。
このイベントの目的は、バーバーがバツグンにカッコいい職業だということを世界に向けて発信すること。ただ腕がいい。技術レベルがたかいというだけではダメ。選手がカットする姿がカッコいいことも重要ポイントとして採点に加えられる。

それなら選手のみならず、観にきてるバーバーだってカッコよくなきゃと張り切って行くのだが、ご覧の通りいつもわたし一人だけ浮いているw

 バブルの前にはJAZZが流行る

 これから景気が良くなってバブルみたいな時代が来るのかしらん。さしたる根拠はないけれど、バブル前に流行ったものが、今また流行ってきて妙な符合の一致を感じる。

「バブルの前には刈り上げが流行る」
ちょっと伸びると気になって、二週間に一度カットする人が増える。すぐ伸びるからできるだけ短くしといてや!と言う人も増える。

「バブルの前にはムースが流行る」
郷ひろみがムースのCMに出て、泡の整髪料が定着した。今は水性ポマードが流行っている。泡でないのは”バブル”を警戒してるのか?(^^;

「バブルの前にはブカブカの服が流行る」
生地の量は景気と連動する。ちょっと前までピチピチのズボンやジャケットしか売ってなくて窮屈な思いをしたが、やっとワイドパンツが流行り出した。ダブルでブカブカのスーツが出始めたらいよいよ本物だ(何が?)。

「バブルの前にはカフェ(バー)が流行る」
おしゃれなカフェがブームである。アナログレコードかけたりなんかして。まだナチュラル系のところが主流だが、もうすぐゴージャスでバブリーなカフェバーが出て来るはず?

「バブルの前にはジャズが流行る」
ディスクユニオンが人気である。アナログレコードとともにジャズが流行るのか?そんなこんなでバブルが来て欲しいような、欲しくないような…。

 景気が回復してるんだって?!

 新聞によれば景気が回復しているという。えー?ホントか?そう言われてみればJimmyJazzオリジナルTシャツやらオリジナルキャップやら余計なモノが売れているから、もしかしたら本当に景気が回復しているのかもしれない(^^;
 で、そういうグッズを買ってくれた人に、景気回復して給料上がったりするんですかと訊いてみても、いやあ変わりませんねと言うだけで、一体どこでどう景気が回復してお金が回っているのか皆目見当がつかない。

 景気とは「気」のものであるから、気分だけでも上がればそれだけで世の中良くなるのかもしれない。少なくとも自殺者は減るだろうし。
 またバブルみたいな時代が来るのかしらん。もしそうならわたしも戦い方を考えなくては。好景気で嫌なことといえば、妙に自信を持って勘違いした奴がいっぱい出て来ることだが、わたしもバブル時代はそういう嫌な奴だった、おっと今でもか。
 モノの値段はどんどん上がって行くから、買おうと思ってるものがあるなら寝上がるする前に早めに買っておいたほうがいい。家とか車とか、わたしは買う予定はないけどね!( ̄▽ ̄;

 忙しい夏休み

 今度の日曜の晩からまたオールナイトで”KING OF BARBER BATTLE”を観戦にアメリカ村へ行ってくるのだが、その徹夜明けにちょっと大きな買い物がJimmyJazzに届くことになっていて、そのまたあくる日の夜には仕事を終えてからリンディーホップのダンスパーティーに参加しようと思っている。

 プライベート(?)では、次女が夏休み中にインドネシアへ行くので今年の旅行は無しだなと思ってたら、帰ってから靱帯の手術をするとかで二週間入院だという。なんだか大変なことになってきたぞ。
 そうかと思ったら長女が年末に専門学校の研修旅行でパリに行きたいと言い出して、我が家の経済状態はちょっと混乱している。というか、お金のことよりテロとか大丈夫なのか。色々と心配のタネが尽きない2017夏(^^;

 文化による野生への挑戦

 生まれつきハンサムとか、生まれつき美人なんて人もいるけれど、見た目が凡庸な人でも、パリッとした洋服を着て、知性と教養を身につけて、髪を整えれば、何もしない”生まれつきな人”よりも美しく、かっこよく見える。これぞ文化による野生への挑戦である。
 我々理容師もその一翼を担っている。ちょっと前まで一翼を担わせてももらえなかったけれど、バーバーブームがやってきてみると、男子をカッコよくするためのノウハウは美容師よりもたくさん持っているのだ。

 女性だって、元がいいに越したことはないけれど、清潔感があってきちんと身だしなみを整えた知性ある女性に魅力を感じるものである。それならば男性だって同じようにあきらめないでカッコよくなる努力をするべきだ。
 おしゃれなおじさんと、おしゃれでないおじさん、どっちが好ましく感じられるかというと、たとえ似合ってなくてもおしゃれであろうとするおじさんの方がいいに決まってる。
 ただし、意中の女性がなびいてくれるかどうか、こればかりはわからないがね( ̄▽ ̄;