ジャズファンはかぶりつきたい

 オーディオマニアには、クラシックのオーケストラをコンサートホールで俯瞰するように聴きたいタイプと、ジャズの生演奏をかぶりつきで聴きたいタイプ、大きく分けてこの二つが存在するが、先日買ったカールツァイスのレンズはかぶりつきではなくて、距離を取ってクールに描写するタイプのようである。

 最短撮影距離が55cmなので、最低でも55センチ以上離れないとピントが合わない。ちょっとアンタ、なれなれしいのよあっち行ってよと美人に言われてるようでシュンと萎えてしまう。
 そこで親父のところからキャノンのEF100mm F2.8 マクロレンズを拝借してきて、マウントアダプターを介して撮ってみるとこれが面白い。

 25年くらい昔の接写レンズでフォーカスも手動だが、まさしくわたしの撮りたいイメージでかぶりつきの画が撮れる。しかしキャノンであるから色がちょっと好きでない。同じ被写体でもツァイスと撮り比べてみるとやはり格の違いみたいなのが出る。
 どうしたものかと思っていたら、a7iiiにはAPS-C/Super35mmモードというのがあるのを思い出した。本来APS-C規格のレンズをフルサイズのa7iiiで使えるようになる設定だが、ツァイスでこれを使うと寄れる距離は55cmのままでもグッと近づいた画になるのだ。

 とりあえずかぶりつけない不満の大半はこれで解消。後は肝心のポートレート写真がイマイチうまくないんだな〜特に色が。

 ベイシーの映画

 映画「ジャズ喫茶ベイシー」のチラシが届いた。10/2シネ・リーブル梅田で公開。
 わたしが30年前に目標としていた老舗ジャズ喫茶はもう50年の老舗になってしまった。JimmyJazzも30年も営業していたら、いずれはベイシーのような名店になるのかと思ってたが、名店は30年前からすでに名店であり、当店は今も普通の床屋のままである。
 やはりダラダラ長くやってるだけでは老舗の名店にはなれないのだ。当店もあと18年頑張れば誰か映画作ってくれるだろうか?たぶん無理だろうからいっそのこと自分で作るか(^^;

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 α7iiiとSonnarレンズで動画撮ってみた

 ソニーのa7iiiと、単焦点レンズSonnar T* FE 55mm F1.8で動画を撮ってチャチャッとiPhoneで編集してみた。
 2カット目はiPhoneのカメラでは出せないボケ感を狙ってみたが、どうでしょう?(^^;

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 オタクは引きこもりにあらず

「オタク」の語源は「自宅に引きこもってるマニア」の意味だと誤解している人は案外多いのではないか。
 
 オタク本来の語源は、マニア同士の会話の中で、相手に対し「お宅はー」と呼んだことが始まりとされる。お互いの趣味に打ち込む姿勢に尊敬と畏怖の念を抱きつつ、同時に負けないぞというライバル意識がこのお宅というよそよそしい呼び方に表れているようでじつに微笑ましい(^^;

 さて、カメラオタクへの道を歩みはじめたMasterであるが、一眼カメラなど手にしていると
「主にどういった写真を撮られるんですか」などとオタク心をくすぐる質問を投げかけられる。
 どんな写真もなにも、まだカメラ買ったばかりで、まともな写真が一枚も撮れてないのに(^^;

 いかにもすごい音が出そうなスピーカーなのにラジカセに及ばない音しか出ない。

 いかにもダンスがうまそうな格好をしてるのに踊れない。

 いかにも素晴らしい写真を撮れそうなカメラ持ってて使い方さえわからない。

 またいつものパターンですか( ̄▽ ̄;

 水平を保て

 当店では恐れながらお客様に「もう少し深く(施術椅子に)座ってください」と言うことが多い。ふんぞり返るように浅く腰掛けたり、身体が傾いていると頭が水平に落ち着かずグラグラして真っ直ぐカットできないのである。これだとヒジョーに仕事がやりにくい!そういう理由で誠に申し訳ないが椅子には深く真っ直ぐに座ってくださいますようあらためてお願い申し上げます。

 水平といえば、8月のはじめにスマホ撮影用のジンバル(スタビライザー)を買って遊んでいた。
 これは自撮り棒みたいに見えるが、関節部分にモーターが内蔵されていて、常に水平を保ち強力に手ブレを補正する。その結果流れるような、ヌルヌル滑らかな動画撮影が可能なんだ。

 特にiPhone11proの広角レンズとの組み合わせは強力。ちょっと皆さんにもお見せしたくなって昨日iPhoneでジンバル撮影してチャチャッと動画を作ってみた。

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 冒頭のグーっと寄っていく感じがお分かりだろうか。これがジンバル効果。ちなみにこの動画、撮影も編集もiPhoneだけで作成した(一部のカットにa7iiiでの映像あり)。
 こういうの持ってウロウロしてるから中国人に間違われるんだろうな(^^;

 手段が目的化したのをマニアという

 JimmyJazzという店は自分が言うのもなんだが。洒落ていて、Masterのこだわりが随所に散りばめられた見どころ満載の理髪店であると自負しているが、それを写真に撮って伝えるのは難しい。これまで30年以上にわたって店内の写真はたくさん撮ったし、来店したゲストに写真を撮られたりもした。今更どれをどう見ても同じような写真ばかりで、店を撮るのはすっかり飽きちゃったのである。
 いいカメラを買えば変わり映えする写真が撮れるのかもという期待もあった。

 今回わたしが買ったソニーのミラーレス一眼a7iii、これを初めて使った人は皆、口を揃えて「俺写真撮るのうまくなったんじゃね?」と言うらしい。それならわたしもと、大いに期待してシャッターを切るが、あれ?俺写真撮るのへたになったんじゃね?(^^;
 へたになったとは言い過ぎかもしれないが、iPhoneで撮ったのとあまり変わり映えしないし、慣れてないぶん構図も色味も明るさもイマイチしっくりこない。

 これならiPhoneで撮ってりゃいいじゃんてな感じなのである。それにこのカメラ、ユーザーインターフェイスがよろしくない。どこに何が入っていてどういう設定にすれば使いやすいのか。慣れの問題なのかと思って1週間以上ずーっとカチャカチャ触っているが、いまだによくわからないままでストレスがたまる。

 少しわかってきたのは、どうやらこのカメラとレンズに適した撮り方や構図、被写体を見つけないと真価を発揮しないということらしい。ピカピカできれいな物より、錆び付いたり風化して味の出ている、どちらかというと汚いものが意外なほどよく撮れたりする。カメラを趣味にする人が神社仏閣に出かけるのがわかる気がした。
 これ、オーディオで言うとJBLのスピーカー買ったらジャズがよく鳴るからジャズを聴くようになるのと同じ現象かもしれないな( ̄▽ ̄; (つづく)

 カメラ買っちゃった!

 「Master、カメラ始めたんですか」と、昔のJJ工房に集まっていたオーディオマニアの何名からかメールをもらった。カメラとオーディオは両方やってる人がけっこういるのだろう。いまだにMasterは機械いじりが好きなのだと勘違いされてるが、わたしはオーディオもカメラもパソコンも、機械の物は全部苦手である。できれば何も触りたくない。でもカッコだけはつけたい。そういう卑怯極まりないヤツなのだ(^^;

 さて、ヨドバシカメラマルチメディア梅田で中国人店員に捕まったカメラ初心者のMaster。インバウンドの爆買い対応として雇い入れたのだろうか、中国人といえど日本語ペラペラで商品知識も大したものである。
 ヘアスタイル写真を撮るので、ソニーのa7iiiと、単焦点レンズSonnar T* FE 55mm F1.8の購入を考えてると言うと、実際に組み合わせて撮らせてくれた。

 並んで展示してあるレンズ群、その向こうのボケた背景、ディスプレイで見る限り色味もいい感じだ。それくらいのことしかわからないわたしには、これ以上悩んで決断を先延ばしても意味がない。使うあてのないヨドバシポイントが貯まっていたので、それをa7iii本体に充当し、さらにa7iii購入で発生したポイント割引でレンズを買い、そのまたポイントでSDカードとレンズカバーを買うという面倒なお願いをしたが、中国人店員は嫌な顔一つせずテキパキ対応してくれた。

 また、今ならソニーがキャッシュバックキャンペーンをやってると丁寧に教えてくれた。さすがである。(つづく)

 異邦人ブルース

 外を歩いてたら知らないおじさんに「日本語大丈夫ですか?」と聞かれた。近頃よく中国人と間違われる。もしかしたら韓国人と間違えてるのかもしれない。わたしはいつも日本で流行ってないような服装をしてるが、まさかフランス人と間違えるわけもないので、たぶん中国あたりの人だと思われてるんだろう。

 ヨドバシ梅田のカメラ売り場を見に行ったら、ソニーのブースには若い女性の店員さんが常駐していた。わたしが展示品をカチャカチャいじっていても何も話しかけてこない。もともとヨドバシはあまり声をかけてこない店だが、家電量販店はどこも声をかけて欲しいときに限って声をかけてくれないものである。

 いったんカメラ売り場を離れてトイレに行き、家内に「カメラ買っていい?」と一応確認のLINEを入れると「どうぞ」と即答。値段はもちろん内緒、ああ緊張する(^^;
 カメラ売り場に戻ると「オウカガイシマショウカ?」と男性の声、振り向くと中国人らしき男性の店員さんがヌッと立っていた。

 展示棚を隔てた向こうにはさっきの女性店員が立っている。わたしがトイレに行ってる間に「あの人(きっと中国人だから)声かけなさいよ」と中国人店員に根回しがあったのだろうか。(つづく)

 閑話休題

 カメラマンのことを最近はフォトグラファーと呼ぶらしい。でもわたしはフォトグラファーよりカメラマンになりたい!
 そもそもなんで突如カメラが欲しくなったのか、たぶんセルソ・フォンセカのCD『ナチュラル』を買ったせいだ。

 どうですかこのジャケットのカッコよさ!ジャズのジャケットもカッコいいけど、この色使いといい抜け感といい、「最近セルソ・フォンセカ聴いててさぁ」と、聞かれてもいないのに誰かに言ってみたくなる。
「最近リー・モーガン聴いててさぁ」なんて口が裂けても言いたくない(好きだけど)。
 それはともかく、この録音も良くて心地いいボサノヴァを聴きながらジャケットを眺めているうちに一眼カメラが欲しくなったのだ(アホである)。( ̄▽ ̄;

 決断のとき

 どの機種を買おうかな〜?と悩んでるときが一番楽しいものだが、一週間ほどああでもないこうでもないとやってるとさすがに疲れてきた(^^;
 10年前ならいざ知らず、これから入門機を買って徐々にステップアップなーんて悠長なことをやってる時間はもう残されてない。
 オーディオマニアからダンサーに、ダンサーからカメラマンに!!生活を根本的に変える覚悟があるならガタガタぬかすな!いっちゃん良いと思うやつ買っとけ!と腹を括った。

 妥協すると「あっちにすればよかった」と後悔するのは確実なので、プロが実際に仕事で使っていて評判もすこぶる良いソニーのa7iii、組み合わせるレンズはSonnar T* FE 55mm F1.8に焦点を定める。
 この組み合わせで撮った作品は多数YouTubeに上がっていて、美しさは確認済みであるから、あとは実機を見て触って購入方法を考えるだけだ。

 いざ行かん!ヨドバシカメラマルチメディア梅田へ!!( ̄▽ ̄;

 静止画も綺麗に撮りたいが

 コロナ騒動が始まって以来、不思議なほど毎晩ぐっすり眠れてたのが、カメラのことを考え出してから、神経が昂ぶってるのか夜中にガバッと起きてウォー!と叫びたくなる。果たしてこれは良いことなのかどうなのか(^^;

 さて、カメラといえばオーディオと並んで昔はかっこいい趣味の一つに数えられてたものだ。わたしも最近ではヘアスタイルの写真を撮ることが多くなって、iPhone11Pro Maxが大活躍。これには一眼カメラで撮ったように背景をぼかすポートレートモード機能がある。一眼カメラを買わなくてもいいようにこの春11Pro maxに機種変更したばかりなのだ。

 ぱっと見一眼で撮ったみたいとはいえ疑似的に合成しているだけなので、たとえば背景はぼけているのにメガネのレンズの向こうだけぼけてなかったり、立てた髪の毛の先が溶けて見えたりして、iPhoneで撮ったのがバレバレだと少し恥ずかしい。

 それでもかなり上質な写真が撮れるので広角や望遠はiPhoneにまかせて、レンズは単焦点のぼけるやつを!
 ところが一眼カメラに標準でついてくるキットレンズは、なんでも無難に撮れるようなのがチョイスされていて、わたしの求めるぼけた写真は撮れそうもない。別売レンズとなれば本体価格と同等またはそれ以上の値札が付いており、予算はさらに跳ね上がる!どうする?!( ̄▽ ̄; (つづく) 

(iPhone11pro maxで撮影)

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 間違いだらけのカメラ選び

 皆さんはとっくにご存知だろうが、最近のビデオはハンディカムみたいないわゆる”ビデオカメラ”じゃなくて、写真を撮る形をした一眼カメラで撮るのが主流になりつつある。「写真も動画もこれ一台で」というわけだ。
 ビデオ専用のビデオカメラよりも高性能な交換式レンズが使えるから、動画も雰囲気ある高画質なものが撮れるし、もちろん一眼なので写真だってきれいに撮れる。ただし、値段が高いのが難点だ。

 最初はやはり「抜群のコストパフォーマンス!」みたいなお買い得カメラを探して、「10万ぐらいなら…」なんて考えるのだが、今を遡ること27年前、オーディオを本格的に始めようと決意して、同じように10万円のデンオンのプリメインアンプを買って、全然物足りなかったことを思い出した(^^;

 まったくの素人からすれば「10万円という大金を払うんだからさぞかし良いものに違いない」と考えるのが普通だし、オーディオ雑誌でも「10万円クラスとは思えないほどのー」と大絶賛で大いに期待するが、まあコストパフォーマンスを売りにするのは大抵ダメなやつで、本当に良いやつは予算で考えてるその倍くらいするものなのだ。

 そして何より大事なのが画質!ISO感度も知らないような素人に画質が分かるのか?分かる、というより、嫌な画質だと嫌でしょう。これも以前パナソニックのコンデジからキャノンのコンデジに変えたとき、画質がやたらマイルドでピリッとしないのが気に入らなかったので、今回もキャノンは除外。
 動画も優秀というパナソニックとソニー、「ソニータイマー」という不吉な言葉も頭をよぎるが、中村商店のイメージ動画に使ってるというんだから、やはりソニーが良いのかなぁ、ううん。(つづく)

 審美眼

 ここ数年で、いろんなことがスマホに取って代わられた。新聞や雑誌、時計、オーディオ、テレビ、カメラなど、それらが便利で安く、かつ驚くほどクオリティーが高い。
 オーディマニアなわたしも、iPhoneで聴く音質にまったく不満がない。音楽が正しく伝わるし、これで充分ではないか。25年前にこの音質が手に入ってたらオーディオなんかしなかったのではないかとさえ思う。

 だが、これらスマホの必要充分な性能を超えたところにマニアの世界が存在する。上質な再生音に出会い、「この感じはiPhone(または自分のオーディオ)で再生できないな」と気がついたとき、そしてその表現力を手に入れたいと思ったときにマニアの世界が始まるのだ。カメラも同じである。

 世界に向けてかっこいい刈り布(カットクロス)を製造販売し、バーバー仲間でもある中村商店の中村さんが、かっこいいプロモーション動画を作っていて、あのトロトロに背景がボケる感じ、あれはiPhoneでは無理なのだ。
 ああいうのもできるカメラが欲しい!と、自力でいろいろ調べてみたが、どれを買ったらそうなるのか皆目見当がつかない。思い切って中村さんに聞いてみたらソニーのミラーレス一眼を使っていると親切に教えてくれた。

「でも最近ではiPhoneで撮ることが圧倒的に多いんですよねー」なんですと!( ̄▽ ̄;
(つづく)
https://www.youtube.com/embed/fn8egFD7hTc

 シネマティックが止まらない

 夢中になれることがない人生はつまらない。ヒマである。夢中になれないから余計なものを飲んだり食べたり吸ったり吐いたり、あるいはヒマだからLINEの既読スルーが気になったり、イイネの数が少ないと落ち込んだり、思想信条の違う意見が許せなかったりで、なーんも良いことはない。

 どういうことなら夢中になれるかというと、わたしの場合は、何か創作しはじめるとそれに没頭する傾向がある。これも職人気質なのだろうか。20年前にブログを始めたのも一種創作意欲の発露だった。

 で、今回は、当店の宣伝も兼ねるショートムービーをちょこちょこ作っていたら、それこそご飯ですよと言われても忘れるくらい没頭して、やっぱりこういうことが好きなんだとあらためて思った次第。
 
 しかしスマホのカメラとアプリではできることに限界がある。Youtubeで 「iPhoneだけでおしゃれな動画を作る方法」なんてのを眺めていたが、やはりそういうことができる人はプロのカメラマンやクリエイターなわけで、いい機材を使って本気で作った作品を見せられると、「この表現はiPhoneでは出せないな」ということがいくつも見えてくる。

 よーし、給付金も出たことだし、いっちょカメラでも買うか?!(^^; つづく

 夢中になれること

 まったくいつまでこの茶番のような状態が続くのか。茶番こそ我が人生のようなわたしにとって世間が茶番ではやりにくくてしょうがないではないか。
 せっかく始めたスイングダンスを含むペアダンスも世界的に休止している状態だ。
 無気力な毎日をずーっと送ってきたが、これは何か根本的に生き方を変えるいい機会かもしれない。何か他に夢中になれることを見つけるべきなのだ。

 「夢中になる」とは、かあちゃんが「ご飯ですよ〜」と言ってきても、今行くからと言いながら飯が冷めてしまってもやめられない、そんな状態を指す。
 それはかつてギターであったりオーディオであったり、パソコンのOSを入れ換えたりブログを構築するのに没頭してた時期のような、熱に浮かされた時期。ああ懐かしい。あの感じをまったく別の新しいことで見つけられないだろうか。

 死ぬまでにやってみたいこと、乗馬とかタップダンスとか。健康的にゴルフやサーフィン?いやいやダメだ、もっとジャズを感じさせる何かがなくてはいけない。
 この数ヶ月の間、ブログを再開する気力もなくぼんやり考えてきたのが、ようやく固まって形を成してきた。
 そうだ、あれを始めてみようかな。(つづく)

 老舗を目指して

 気がついたら当店はもう30年以上続いていて、周りの飲食店や商店などより古い店になっていた。
 老舗と自称するにはまだおこがましい感は否めない。しかし、何の実績も歴史もなかった開店当時のことを思うと、不思議な気持ちになる。

 昨日はぶらりと電車で出かけて、当店より古くからやってる喫茶店二件をまわって、サンドイッチとミルク金時を食べてきた。いずれも廃れた感じは皆無で、”現役感”がしっかりあってよかった。

 若い頃はただ何十年もやってるというだけで尊敬したものだが、実際に自分が30年もやってみると、その間にはやる気が漲ってた時もあれば、まるでやる気を失ってた時、つまりはいい仕事をしてた時期やお粗末だった時期もあって、お客さんには迷惑をかけてきたなと反省しきり。
 何十年と続いてる老舗にも、そういう浮き沈みは少なからずあっただろうと余計なことも考えるようになった。

 古くから当店を知っている方々に「JimmyJazzも寂れたな」と残念に思われないよう、末長くいい仕事をしていきたいものだ。

 8/17〜19の三日間、夏期休暇をいただきます
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8月 17(月), 18(火), 19(水)の三日間、夏期休暇をいただきます。(毎週月曜定休)

 ジャズはアドリブと言うけれど

 「ジャズの醍醐味は即興演奏にあり」と言うから、「よく咄嗟の思いつきであんな演奏ができるな〜すごいな」と思うだろうが、いきなり思いつきで新しいフレーズが次から次へと湧いてくるなんてことはない。
 一度も弾いたことのないフレーズをぶっつけ本番で出してきて良い演奏になるはずもなく、ジャズメンの多くは大技小技のフレーズの断片をいくつもストックして、それを適切な場所で繰り出すことでアドリブを成立させているのだ。

 誰かが「こう仕掛けてきたらこう返す」といった決め事も暗黙のうちにあり、そういうのをたくさん知っていてうまく返せることもデキるジャズメンの条件なのだ。
 つまり、ジャズは曲中に紛れ込ませることのできるひとかたまりのマスターピースを並び替えて配置して演奏が成り立っている。

 実はジャズで踊るペアダンスのリンディホップも同じで、いろんな技をリーダー(男性)が仕掛けていくことでフォロワー(女性)が追従する。
「こんなの知ってるかな?」と仕掛けてみて「おお〜わかってるねえ!」なんて、無言でオタクな会話をしているマニアの世界(笑)

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 バランス・アナログアキュライザーの受注を開始しました

 お待たせしました。本日よりバランス・アナログアキュライザーの受注を開始します。
WEB先行予約ページよりご注文ください。
 納品は発注より約3週間後となります。よろしくお願いします。

 いい音の相対性理論

 スピーカーが大きいほどいい音がするなんて、今どき思ってる人は少ないと思うけれど、なんとなく迫力のある音が出るのではないかというイメージはあるかもしれない。
 これまで何度となく当店のJBLよりも小型のスピーカーが持ち込まれ、そのほとんどに惨敗を喫して悔しい思いをしたものである(^^;

 それでもJimmyJazzには大型スピーカーがないとサマにならない。音よりもイメージのほうが大事なのだw

 しかし、スピーカーは小さいほうが鳴らしやすいし、直径38センチウーハーの低音なんて通常の音楽を聴くにはほとんど必要ない。大型スピーカーを送れば送料もバカ高いし、重くて動かすのも面倒だ。ほとんど見栄のために使っているようなものである。

 それが最近、ちょっと面白い発見をした。ギャング映画によく登場するマシンガンが欲しくなって、本格的なモデルガンを購入したのだが、ずっしり重いシカゴタイプライターモデルガンをスピーカーの間に飾ると、そこに音が集まってくるような感じがする。これはモデルガンの形状というよりも、質量すなわち重さに音が反応しているようで、重いものが部屋にあることも音の良し悪しに関係してるのかな?なんて。アインシュタインの相対性理論を見ているようにワクワクしてきた。

 インフラノイズよりバランス・アナログアキュライザー"BACU-2000"新発売
Infra Noise Laboratory
ORTHO SPECTRUM

アナログ信号整合器
バランス・アナログアキュライザー
BACU-2000

BACU-2000


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 フェザー級

 電化製品はだいたい10年くらいで壊れるけれど、布製品は30年くらいが限界のようで、先日、約30年使用した羽根掛け布団が破れて大変なことになった(^^;
 よくロマンチックな映画などでは枕から羽毛が飛び出てスローモーションで部屋中に舞う幻想的なシーンが出てくるけれど、実際には掛け布団カバーの中で本体のシェルが破れ、紺色の掛け布団カバーから薄汚い羽根が飛び出てそこらじゅうに飛び散った。

 それ以前にも少し破れたところがあったので簡単に補修したのだが、こうなるとさすがに買い替えである。
 思えば約30年前に新聞折り込みの通販で1万円で買ったペラペラの羽根布団であるから、フェザー100%ダウン0%で冬は縫い目の部分が薄くてやたら寒かった。布団カバーには何万円もかけるくせに見えない中身はケチるというセコいわたしなのである。

 今回はIKEAの通販で買ったのだが、ダックフェザー90%/ダックダウン10%でなんと8999円!さらに安くなっとるやないけ( ̄▽ ̄;
 バブル期の頃に較べると、しっかりした商品が安く手に入るようになったな。これも30年もつかな?w

 いくら好きだといっても

 いくら好きだからといっても、毎日毎日ネット配信で映画3本観て、でっかいスピーカーでジャズばかり聴いてたら、いいかげん憂さを晴らしに飲みに出かけたくなる。
 しかし、奥さんにも話せないような秘密をワーワーぶちまけながら酒を酌み交わせる友達が一人もいないことに気づいて愕然とする(^^;

 そういうストレス発散の場として機能してきたのが実はこのブログなのである。皆さんは人に言えないわたしの秘密をそっと打ち明けられる大親友なのだ、顔も見たことないけれど( ̄▽ ̄;

 ハンドインハンド

 今朝は手押し車のおばあちゃんがカットにいらした。ご存知のように当店は入ってすぐの段差を上がったり降りたり、脚の弱い人に優しくないつくりなので、わたしが両手を引いてバーバーチェアまで案内した。

 スイングダンス自粛で、ソーシャルでご婦人の手を取ってエスコートするのはなんと3ヶ月ぶりである(笑)時節柄、アルコール消毒やマスク着用、ソーシャルディスタンンスとかなんとか色々あるけれど、人間が手と手を取りあって生きられない世の中が来るのだろうか。何かがおかしい気がする。

 CALLING YOU

 なんだか店の前の見通しがいいなと思ったら、公衆電話ボックスが撤去されているではないか!?いつの間に?夜中にでも持って行ったのだろうか(^^;
 今どき電話ボックスという言葉じたいが死語になりつつあるが、JimmyJazz創業以前からあって、昔はこの電話ボックスで電話していて当店が目に入ったという顧客も結構あった。
 駐車違反が比較的ゆるかった昔は、電話するふりして車を停めて散髪する方もあった。

 また、店がヒマで、当店の電話がリンとも鳴らない日は、この電話ボックスからかけて当店の受話器の故障でないことを確かめたりもした( ̄▽ ̄;

 携帯電話が普及してから、この電話ボックスを使う人もほとんどいなくなったけれど、PHSのアンテナとしてかろうじて存在価値を保っていたんだが。。。

 続けて聴かずにいられない

 日本のピアノトリオを聴いた後に続いて、エスビョルン・スヴェンソン・トリオがJBLから流れてきた。ああ、日本のピアノトリオが気の毒だがこちらが何枚も上手である。ピアノの一音が出ただけでもう風格が違う。
 比べなきゃ某ピアノトリオも機嫌よく聴けるのだが、続けざまに出てこられると分が悪い。西洋音楽のずっしりした重みが演奏から伝わってくる。

 もう一つ、続けて聴いて困ってしまうのが青木カレンの『エターナル・メロディ』。彼女は歌い方を曲によって変える、その是非は置いといて、大甘のシュガーボイスで「君の瞳に恋してる」が終わった次に、神妙なマジメ声で「好きにならずにいられない」が出てきて、さっきまでのわちゃわちゃ感はなんだったの?と言いたくなる。通して聴けば曲順も変えないとおかしいのに気づくと思うが、これは製作側のミスだ。続けて聴かなきゃいいだけだろうけど。。。

 映画三昧

 図書館も休みで行くところもないので毎日オンラインで映画ばかり観ていた。近所のTSUTAYAが閉店したためDVDを借りに行くこともできない。ネット配信の映画は旧作ばかりで観るものがないなと思っていたところ、Amazonプライムがどんどん魅力的な作品を追加していて、これで月額500円で配送も早くなるとなればレンタルビデオ屋よりもお得だと、まんまとAmazonの術中にハマり、テレビの大画面でも観れるようにFireStickまで買ってしまったではないか(^^;

 このAmazonのスッと寄って取り入る戦略、うますぎる。あれ買えこれ買えと迷惑なダイレクトメールがなくとも、購買意欲をかき立て、あっさり顧客は乗せられてしまう。プライム会員なら音楽も聴けて写真も保存できるという案内もきた。こんなのに乗せられて大量の写真をAmazonに預けたら、一生Amazonから抜け出せなくなるではないか。くわばらくわばら( ̄▽ ̄;

 5/7(金)より平常営業に戻ります

5/7(金)より平常営業に戻ります。インターネットでの予約および、ご新規の方の受け入れを再開します。長いあいだご不便をおかけしました。

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 重要なお知らせ
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新型コロナウイルス拡散防止のため
新規のお客様の受け入れを制限しています

またインターネットでの予約を停止し
当面電話予約のみの対応といたします
ご理解とご協力をお願いします

 映画「坂道のアポロン」を観た

 Amazonプライムで実写版映画「坂道のアポロン」を観た。劇場公開時に当店でチラシまで配ったのに観に行かなかった薄情者だが、改めて観てよかった。実によかった。原作の漫画もアニメもよかったけど主人公の三人、千太郎、薫、律子もイメージぴったり。こんなにいいとわかってたら劇場に観に行ったのに。
 
 1966年佐世保のセットも地元高校の制服もしっかり作り込んであり、ムカエレコード店のレコード針のコーナーなんか所々欠品があって涙モノの作りなのだ。 
 
 高校生がジャズを演奏するというちょっぴり背伸びした設定を、環境により屈折した思いや恋の切なさ、友情といった甘酸っぱい感情でうまく昇華させているのは原作どおり。特に薫と律子の糸電話はおじさんもキュンキュンしてしまったな、このスマホ時代にw
 ジャズを表現するには何がしらのやるせなさや満たされない思い、一言で言ってしまえばブルースという感情が不可欠だ。某有名ジャズ漫画を認めたくないのは物語にブルースを感じないから。

 律ちゃんの佐世保弁がとってもかわいい。小松菜奈はきっと大女優になるな。異人の町長崎とカトリック教会が重要なファクターとして物語に芯を与えているのも見逃せない。
 Amazonプライムにアニメ版「坂道のアポロン」もあるので、こちらもぜひぜひご覧ください。