ジャズの真髄に迫る
11月8日はJimmyJazz創業35周年。長年ご愛顧いただきありがとうございます。
新聞に「JAZZの聴ける理容室、来年25周年」と書かれてからもう10年以上経つのだから恐ろしいものである。
35年もジャズばっかりかけてるのだから、ジャズの造詣が深いかというとそんなことはない。ジャズを演奏するミュージシャンが理解してるのは当然だから除外するにしても、わたしなんかよりよっぽど深いところでジャズを理解してるなぁと思う人がたくさんいらっしゃる。
ひとつにいい音でジャズを聴いている人たち。しっかり音が聞こえるのだから理解が深まるのは当然である。これについては30年以上オーディオでいい音を追求して、ようやく「音が悪いからジャズをわかってない」とは言われないだろうと思えるところまでは来たつもりである(^^;
もうひとつには、俗にリンディーホップと呼ばれるジャズで踊るダンサーたち。これは意外な盲点であった。オーディオマニアが痺れる音色やハーモニーを楽しむのに対し、ダンサーはリズムの捉え方に秀でている。
4分の4拍子、フォービートのリズムを6カウントと呼ばれる6つで区切って、少しずつずらしていくやり方や、シンコペーションなど、普通にジャズ聞いてるだけなら気付かないであろうリズムの捉え方をするのだ、それも20代くらいのダンサーが!
ジャズ愛好家の人も読んでくれてると思うが、「シュバドゥビドゥ」とか言いながらジャズ聴いたりします??普通せんでしょう?( ̄▽ ̄;
このリズムのとり方にジャズの真髄へ近づく道があると感じて、リンディーホップの門を叩いたのが5年前、年甲斐もなくドタバタと恥を晒しながら、ますますジャズの奥深さに感銘を受けている。
いつかフレッド・アステアのように華麗に踊ってやるからな!!w