明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 正月2日から、故障中のマッキントッシュを積んで行ってきましたよ、ハイファイ堂日本橋店。プリアンプのC34Vの方はゴチャゴチャいじってたら音が出たので、年末はC34V内蔵の簡易パワーアンプに繋いでしのいでいた。オンキョーのサンキュッパプリメインより多少マッキントッシュサウンドがするのだが、JBLエベレストをドライブするにはいかんせんパワー不足。エベレストは能率が100dBもあるから、どんなアンプでも鳴りそうなものだが、そういうわけにもいかないのがオーディオというものだ。 さて、C34Vはなんとかなったから、修理に持って行くのはパワーアンプのMC7150のみ。なんとかロードスターのトランクに積めると思ったのだが、重量が26キロもあるから、出し入れの際に微妙に傾けてガラスパネルをメリッ!とやりそうな気がして助手席に積んで出発した。 1月2日は大阪市内の道路も空いていて、ハイファイ堂にすんなり到着したのだが、店員さんに修理お願いしますと言ったら、「当店で買ったものでないと修理できません」と言う。 えっ?そんなの年末に電話した時は聞いてないぞ!どうしてもダメなら、せめて修理してくれるところを紹介してくれと頼むがそれもダメ。しょうがないのでまた車に積んで持ち帰ることになった。 修理で心当たりのある業者は熊本県にあるエイブルというところ。20年ほど前にC34Vが故障した時には、ハイファイ堂経由でそこで修理してもらった記憶がある。エイブル仕事始めの日に電話で問い合わせると、受けてくれるという。 こんな時のために取っておいたヤマト運輸パソコン宅急便の箱に、ガムテープで補強してぎゅうぎゅうに詰め物をして厳重に梱包。集荷に来てもらうが、あまりの重さにドサッと箱を置く配達員。ワレモノなので丁寧に扱ってください!とお願いする。 このMC7150が当店にやってきた時もヤマト運輸で、ガラスパネルが粉々に割れて届いた苦い思い出があるのだ。 1月9日、エイブルには破損なく無事に届いたと連絡あり、1月14日には修理完了。1月18日に佐川急便で帰ってきた。修理費用は送料・税込で60,500円。20万円とか言われたらどうしようかと心配してたのでホッとした。といってもミニコンポが買えそうな値段だが(^^; 久しぶりに繋いでみると、うんうん、やはりこれでなくては!一音一音に旨みが乗ってる。これぞマッキントッシュサウンド。普段は意識しないで聴いているが、こんなに贅沢な音を毎日聴いて仕事していたのだ。
ひと月ほど前から、スピーカーから出てくる音が歪むようになった。しばらく鳴らしていると歪みは消えていくのだが、そのしばらくが数分から数十分になり、やがて数時間も歪んだ音のまま営業しなくてはならなくなった。これではさすがに仕事にならない。 この少し前にD/Aコンバーターが寿命を迎えていたから、次はUSBコンバーターが逝ってしまったと思って、取り急ぎAmazonで安い(2,699円)USB-DACを購入した。 あの歪んだ音と比べたら、どんな安物DACでも良く聞こえる。これでとりあえずは年を越せると思ったが、次の日に出勤して音出しすると、またしても歪んだひどい音がする。そうか、原因はUSBじゃなかったんだ、疑ってスマン(^^; そうなるとアンプ?パワーアンプか?マッキントッシュのMC7150は、当店のオーディオ機器の中でも最古参で、ここに来てからすでに二十年以上も経っている。ノーメンテナンスで毎日使ってたらそりゃあ壊れてもおかしくないほどのビンテージ。そういえば電源投入時にブーンと変な音がするようになっていたな。。。 とてもこの歪んだ音で営業はできないから、半分パニックになりながらハイファイ堂に電話して、修理に出すから代わりのアンプを貸してもらえないかと泣きついたが、「貸し出しはやってないので一旦お買い上げいただいて、半年以内なら6割の値段で引き取る」とつれないことを言う。しかも修理見積り代として一台につき1万円取るという厳し目の対応だ。 一旦電話を切り、頭を冷やしてどうするか考える。自宅に使ってないケンウッドのアンプがあるが何十年も使ってないから動くかどうか。ママチャリを漕いで取りに行ったらケンウッドではなくてオンキョーだった。オンキョーのサンキュッパプリメイン。そんなことも忘れてるのだから歳はとりたくないものである。 店内に持ち帰って電源を入れると、セレクターが動作不安定ながらなんとか音は出る。悪くはないが、なんとも”オーディオらしい音”だ。 MC7150を修理するにしても年内には帰ってこないだろうから、年明けに自家用車でハイファイ堂に持ち込むとするか。(ちなみに引き取りに来てもらうと別途5千円かかる) なんだがスッキリしない年越しになりそうだ。
「人によって音は変わる。音楽好きな人がいると音が良くなる」と、昔から怪しいことばかり主張する当店だが、ちゃんと聴いてくれる人がいること以上に、オーディオの音を良くする方法なんて存在しないと言ってもいいくらいである。 しかし、いちいち確かめたわけでもないのに、お客が音楽好きかどうかなんてわからんじゃないかとおっしゃるか。いや、それがわかるのだ。 ノリのいい音楽を聴きながら、まったく別のリズムを刻もうとしてもやりにくいだろう。思わず釣られて同じテンポになったりするのが普通である。同じように、音楽を聞いてる人は、物音ひとつ立てるにしてもテンポの邪魔にならないタイミングになったり、呼吸するにしても流れに沿うよう、知らず知らず吸ったり吐いたりするものである。すなわち、邪魔な雑音が減るというわけだ。 話す声でさえ、音楽に合わせた朗読のように格調高く、落ち着いて響く。 これが、ジャズはわけわからんとか、うるさいなと思ってるだけの人だと、ゴソゴソ落ち着きがなかったり、大声を出したり、構わずドンドンガラガラと余計な音を立てるから困りものだ。 したがって、お客様が好きそうな、聴かせる選曲にすることも音(と雰囲気)を良くする大事なポイントなのである。 それにしても一番の問題は、聴く耳持たない身内が店内をうろうろしてることなのだが(^^;