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ジャズとはコール&レスポンスである

 年内は12月31日(日)正午まで、新年は1月5日(金)より営業します。2023年もご愛顧ありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 先日、神戸のジャズコンサートに行ってきた。演目がマイルス・デイヴィスの『クールの誕生』からというのでちょっと興味をそそられたのだ。

 演奏は素晴らしく楽しめたが、一緒に聴いていたいつものダンス仲間たちは皆退屈そうだった。毎日ジャズで踊ってるからといって、どんなジャズでも理解できるわけではないようだ(^^;

 さて、「ジャズって何なの?」という問いかけに、「ジャズとはコール&レスポンスである」と答えてみたい。

「こんなの知ってる?」という問いかけに「知ってる知ってる!これこれ」と返すと「おっ?知ってるねえ」とコミュニケーションが生まれる。

「カーボンダイヤトニック知ってる?」と聞いて、「あったねえレゾナンスチップ!」とか返されたら、初対面でもなんだか旧知の友のように嬉しくなってしまうのとおんなじだ( ̄▽ ̄;

 「ジャズは即興」とはいえ、ちゃんと元ネタがあって、瞬時にその組み合わせで体裁を調えるという意味での即興なのである。

 元となるフレーズの断片はちゃんと出来上がっていてそれをパズルのピースのように当てはめる、ちょうどTVゲームの「テトリス」によく似てる。

  例えばよく出てくるのがコールマン・ホーキンスの書いた「Boff Boff」という曲、このメロディを誰かが奏でたら、トントンと合いの手を入れる。これはもう決まり事であって、トントンと返せないジャズマンはイモ扱いされる。「かわいいベイビー♪」ときたら「ハイハイ」と返すみたいなものなんだ。お分かりかw

ジャズの真髄に迫る

 11月8日はJimmyJazz創業35周年。長年ご愛顧いただきありがとうございます。

 新聞に「JAZZの聴ける理容室、来年25周年」と書かれてからもう10年以上経つのだから恐ろしいものである。

 35年もジャズばっかりかけてるのだから、ジャズの造詣が深いかというとそんなことはない。ジャズを演奏するミュージシャンが理解してるのは当然だから除外するにしても、わたしなんかよりよっぽど深いところでジャズを理解してるなぁと思う人がたくさんいらっしゃる。

 ひとつにいい音でジャズを聴いている人たち。しっかり音が聞こえるのだから理解が深まるのは当然である。これについては30年以上オーディオでいい音を追求して、ようやく「音が悪いからジャズをわかってない」とは言われないだろうと思えるところまでは来たつもりである(^^;

 もうひとつには、俗にリンディーホップと呼ばれるジャズで踊るダンサーたち。これは意外な盲点であった。オーディオマニアが痺れる音色やハーモニーを楽しむのに対し、ダンサーはリズムの捉え方に秀でている。

 4分の4拍子、フォービートのリズムを6カウントと呼ばれる6つで区切って、少しずつずらしていくやり方や、シンコペーションなど、普通にジャズ聞いてるだけなら気付かないであろうリズムの捉え方をするのだ、それも20代くらいのダンサーが!

 ジャズ愛好家の人も読んでくれてると思うが、「シュバドゥビドゥ」とか言いながらジャズ聴いたりします??普通せんでしょう?( ̄▽ ̄;

 このリズムのとり方にジャズの真髄へ近づく道があると感じて、リンディーホップの門を叩いたのが5年前、年甲斐もなくドタバタと恥を晒しながら、ますますジャズの奥深さに感銘を受けている。

 いつかフレッド・アステアのように華麗に踊ってやるからな!!w

10/16(月)~17(火)連休します

10/16~17の二日間お休みをいただきます。

ジャズ一筋35年

 20歳の時にリベラルでなければ情熱が足りない。40歳になっても保守主義者でなければ知能が足りない。

「If you are not a liberal at 20, you have no heart. If you are not a conservative at 40, you have no brain.」

 かのウインストン・チャーチルはこんな名言を残したそうだ。たしかに若い頃と年齢を重ねてからとでは、自分の立ち位置や姿勢を変えなくてはいけないのだと、この頃身に沁みて思う。

 翻って約35年前のわたしは、流行に流され風化していくのを嫌って、「いつまでも古くならない店を作りたい」とJimmyJazzのコンセプトを編み出した。といっても「ジャズはもともとが古い音楽だから、古くなりようがないだろう」と1988年当時に安直に考えてできたものだった。

 それからというもの、ジャズ一筋35年!というと聞こえが良いが、店のほうは何も変わらず、店主は右往左往して迷走を繰り返し、いつの間にか35年も過ぎていたというのが本当のところである(^^;

「頑固一徹、初心を貫く」のも立派なことだと思うが、貫くのはせいぜい20年程度にしたほうがいいんじゃないの、と思う。そうでなければ、ちょっとカッコ悪い。

 わたし自身の自己イメージは、今でも「へなちょこで頼りない半人前の兄ちゃん」なのだが、側から見れば35年もやってるおっさんが何言うとんねん!しっかり責任持って仕事せんかい!ということだ。

 ピーターパンみたく青年のままでいたくても、世間はそうは見てくれない。35年の大ベテランならベテランらしく振る舞わなくては無責任で信用ならない奴と見做される。

 だからといって今さらコンセプトを変更する情熱もなく、知能の足りないわたしは保守的に生き延びるのみである。

 ちなみに冒頭の名言はチャーチルの言葉でないという説もある( ̄▽ ̄;

世界の一流品シリーズ[14] ハミルトンの腕時計カーキフィールド

 ジャズな男がつけるべき腕時計は、やはりクラシックでエレガントなものがよい。古くからのアメリカのブランドだとハミルトン。有名なのはアトミックデザインの三角ケースがカッコいいベンチュラだ。かのエルヴィス・プレスリーも愛用したというが、どちらかといえばジャズというよりロックな印象。

 ハミルトンにはその名もずばりジャズマスターという、ジミージャズマスターがつけるのにぴったりなネーミングのモデルもある。でもジミージャズマスターはこのジャズマスターのデザインがイマイチ好みでない(^^;

 ジミージャズマスターの好きなファッションは、’50年代より’40年代のアメリカ、終戦時の1945年に軸を置いている。ちょうど終戦時のニューヨークを舞台に始まる映画「ニューヨーク・ニューヨーク」、ロバート・デ・ニーロ扮するサックス奏者ジミー・ドイルはアロハシャツにコンビのジャズシューズ、腕時計はというと、どうやら軍で支給されたミリタリーウォッチのようだ。

 ハミルトン社は第二次世界大戦の米軍に納入してたモデルがカーキフィールドで、当時のものにはハミルトンの文字はなく、手巻きでキラキラ光らぬようケースも艶消し、擦れて音のしないカーキ色NATOバンドの仕様だった。

 現行のハミルトンカーキフィールドは、クォーツ、手巻き、自動巻きがあり、ケースサイズも38mmと42mmがある。

 ジャズマスターが選んだカーキ…ややこしい、わたしが選んだカーキフィールドは38mmの自動巻きにステンレスのバンドだが、クリスタルガラスの完成されたデザインで、服装により革バンドに換装すればどこへ行っても恥ずかしくない。そしてなにより安い!( ̄▽ ̄;

 余計な装飾がないぶん、上位モデルのジャズマスターよりもずっと高級感があるように思うのだが。

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はじめての健康診断

 思うところあって、先月、生まれてはじめて健康診断というやつを受診してみたらほら案の定だ。けっこうヤバめな数値が出た。

 昨年同級生が脳梗塞で倒れたときいて、我々もそんな歳になったのかとショックを受けたが、他人事ではない、いつ自分がそうなってもおかしくない状態だったのだ。

 お医者さまからは、「本来すぐに薬を処方するレベルであるが、初回ということもあるので、1ヶ月半様子をみて再検査。その間アイスクリーム禁止、一日三食以外の間食禁止」のお達しが出た。

 これはたいへんなことになった!お酒はなくても我慢できるが、好物のスーパーカップを食べられないなんて!!( ̄▽ ̄;

 と、しばしブルーになってみたが、たいしてうまくもないものを惰性で口に入れてデブデブとふやけているより、これぞ好機と捉えて体質改善してみようじゃないか。

 運動不足解消にスポーツジムはどうだろう。そうだ、20年ぶりにジョギングを再開するか。あの頃は音楽を聴くにもiPod nanoしかなくて、あり合わせの服にあり合わせのリュック、プリントアウトした地図を片手に走っていたが、今ならスマホでジョギング用プレイリストを聴きつつ音声ナビで走れるし、カロリー消費や歩数に走行距離も勝手に計ってくれる。おまけにイヤホンはワイヤレスだ。

 走ってもバタつかないデイバックやウエアなども20年前とは比べられないほど安価で便利なものがいっぱいある。シューズはどうだ?ウエアもカッコいいやつがいいな、などと調べているうちにどんどん元気になっていく自分に気づく。つまり元気が出ないのは身体が悪いのではなく、することがなくてヒマを持て余してただけなのだ(^^;

リッピング音源の謎

 ずっと不思議に思ってることがある。

 いつものようにディスクユニオンでCDをドッチャリ買ってきて、すべてのリッピングを終えると、耳に馴染ませるためだいたい20回を目安にヘビーローテーションで再生する。

 休日を除けば、一日一回かけても20回聴くには1ヶ月くらいかかる計算だが、正直この間、聴いててもあまり楽しくない。内容が頭に入ってこないというか、聴いているようで聴いてないというか。

 それで半年くらい寝かせておいて久しぶりにかけてみたら、おおっ!?とのけぞったりのけぞらなかったり(^^;

 わたしにとって内容が良いのと音が良いのは同義であるが、ハードディスクの中で音源ファイルが音の良い場所にズズズイッと移動してるんじゃないかと思うような新鮮さ。もちろん機器を入れ替えたりしなくてもだ。

 本来、音楽は聴いた瞬間に理解できないと意味がない。ところが我々は何度でも再生できる機械を手にしたため、耳馴染みのない音楽を繰り返し聴いて学習することが可能となった。

 それにしたって、20回聴いてもわからないのが半年寝かせてわかるというのはなんかおかしくないか?(^^;

 思えばCDをそのままかけていた時代はもうちょっと早く良さを発見してたような気がするし、レコード時代は2〜3回も聴けばすっかり理解できたようも気がする。

 生演奏は即座に理解しないといけないから必死で聴くし、Youtubeとかちょっとパソコン内蔵スピーカーで聴くだけでもわりとすんなり理解できる。

 要するにいつでも聴けると思うから根性入れて聴いてないだけなのか?

 半年ぶりにかけた音源でのけぞってるわたしの隣のお客は初めて聴いてのけぞるのかのけぞらないのか、これは永遠の謎である( ̄▽ ̄;

マネキンのジミー君

「Tシャツを売りたいがためにマネキンを買ったんですか?!」

 現在、二本のJBLスピーカーの前を遮るようにJimmyJazzオリジナルTシャツを着せた色黒マネキンのジミー君が設置されている。

 Tシャツを売りたい…というよりもマネキンを置きたいからTシャツを売ってると言うほうが正しい。わたしはそういう奴なのだ(^^;

 こんな邪魔な所にマネキンがあったらさぞかし音に悪かろうと思いきや、迂回するように音の道ができてすこぶる調子がよろしい。

 パラゴンやハーツフィールド、4343の音響レンズといい、JBLのスピーカーは古来より、音波を一旦遮蔽物にぶつけて、その反射音をリスナーに届ける方式を得意としてきた。したがってエベレストの音をジミー君にぶつけてもいいのだ( ̄▽ ̄;

俺たちのインターネット

 わたしがインターネットの世界を知った1998年ごろは、まだグーグルも無かった。gooやYahoo!なんかの検索エンジンで「JBL」と検索してもバスケットボール日本リーグの記事ばかりが出てきて、オーディオのことなんかまるでヒットしなかったものだ。

 JimmyJazzのホームページを作ったのが2000年ごろで、PC用スピーカーのことを好き勝手に書いてたら、物好きなオーディオマニアがわらわらと集まってきて、専門用語が飛び交い、散髪屋なのにオーディオサイトみたいな体裁になっていった。

 あの当時は、「インターネットの怪しげな情報を使えば、安価な機材でもハイエンドオーディオに迫ることができる」といった、インチキくさいワクワク感があって楽しかった。

 今のようにタブレットもスマホも普及してなかったから、ネットに繋がるにはパソコンは必須。それを使いこなせる人だけが発信/閲覧できる特別なコンテンツ。まさに「知る人ぞ知る」というやつ。

 そう、2ちゃんねるに代表されるあの頃のネットユーザーには「俺たちのインターネット」の気風があった。

 それがいつの間にか、誰もがスマホを持ち、抵抗感なくSNSで顔や実名を晒し、ネットを利用するのが当たり前になると、「俺たちのインターネット」は消滅した。

 これからはネットに載ってない情報こそ重要で、「知る人ぞ知る」のは、自らの足を使って得た貴重な体験というふうに変わっていくだろう。

 当店も「行ってみたらスゴかった!」と言われるよう舵を切って行こうと思う。

世界の一流品シリーズ[13] マッキントッシュフィロソフィーのレインブーツ

 アンプの話ではない。

 雨の日の外出は憂鬱なものだが、ちょっといいゴム長があったら、ピッチピッチチャプチャプランランラン🎶とまでいかなくとも、一日中濡れた靴下で不快な思いをせずに済む。

 英マッキントッシュフィロソフィーのレインブーツはパッと見ゴム長だとバレにくいしフォルムがとてもいい。

 サイドゴアブーツは、ビートルズや坂本龍馬やリー・モーガンも履いていて、シンプル&クラシックなデザインだ。じつは以前にもノーブランドでサイドゴア型のゴム長を使っていてこのマッキントッシュのは二代目。先代は数千円ですぐに型崩れしたので二代目はちょっとだけ奮発した。内張りが柔らかくてクッション良好。

 マッキントッシュは短靴タイプのも作っているが、雨の侵入を考えるとこのサイドゴア型、脱着も容易であるから、職場に別の靴を用意しておいて、通勤にのみ使うのもあり。黒や紺の綿パンに合わせれば帰る頃にはほとんど乾いている。

 ちなみに先ほどのお客様は豪雨のなか素足にサンダル。濡れるのを覚悟で帰って行かれた。その手もあるが、「足元の悪い中」なんだか申し訳ない。(^^;

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世界の一流品シリーズ[12] エッティンガーのコートウォレット

 今やキャッシュレス時代で、現金を持ってこないお客様も増えてきた。QRコードで決済できるPAYPAY払いのみ導入したが、オーディオ機器に近接する電源に余計な通信機器を突っ込みたくないので、 JimmyJazzは未だカード払いに対応していない。

 調髪代金お支払いの際に、どうしても目に入ってしまうのが財布である。札でパンパンになった高級ブランド財布やこだわりの詰まったハンドメイド革財布、粋なシルバーのマネークリップやマジックテープ式のベリベリ財布など、人それぞれ個性が財布に現れる。

 なかには給料袋や銀行の封筒から直接出す人、紙幣と小銭一緒にビニール袋に入れてる人、裸のままの紙幣をポケットから出す人もたまにいらっしゃる。

 わたし自身がちゃんとした財布を持つようになったのがここ数年くらいのことなので、人様の財布をとやかく言える立場ではないが、当店ではお釣りの札はピンピンの新券を渡すことに決めている。ビニール族や裸族の方に新券を渡すのは躊躇してしまうこともあるが(^^;

 オーディオマニアでない人に「デジタルデータが変わらないのに音が良くなったりするわけがない」という人がいるが、それは「新券とボロボロの札はどちらも価値が変わらない」と言うのと同じで、実際には受け取って気持ち良かったりそうでもなかったりする。お分かりか。

 さて、”張る財布”と縁起をかついでこの春購入したのが英国王室御用達エッティンガーのごく薄〜い長財布。札とカード専用で小銭入れはない。

 スーツの内ポケットに入れて嵩張らない、その名も”COAT WALLET”。ブライドルレザーの質感は、新品のときは「本当に革?」と言いたくなるほど素っ気ないが、使い込むうちにだんだん光沢を増してくる。

 財布を鞄から取り出すのではなく、ジャケットの内ポケットからスッと出して、ピンピンの新券を一枚差し出す。この一連の所作がなんともスマートかつダンディー、分厚い財布では味わえないのである。

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伝説のジミー

 年配者たるもの自己顕示の欲は捨てて、大いに若い人を褒めるべきなのだが、歳を取るにつれ、他人から褒められることが少なくなるものだから、知らず知らず自慢話が多くなる。

 褒められたいだけの寂しい年寄りにならぬよう気を遣いつつも、先日かなり驚いたことがあったので書き留めておこう。

 久しぶりに神戸でスイングダンスのイベントがあったのだが、仕事のため少し遅れて会場に着いた。懐かしい面々がダンスするなか歩いていくと、皆がこちらのほうを向いて拍手をする。誰か有名人でも来たのかなとキョロキョロしてたら、一人の女性から「あなたのことよ!」と言われた。

 はあ?

 わたしはそのコミュニティ内でダンスが上手いわけではないし、特に何かの功労者ってわけでもないのだ。

 さらに初対面の若い女性から、

「あなたが伝説のジャズの聴ける理容室のジミーさんですね!」

 そう言われて呆気にとられた。これは何かのドッキリか!?( ̄▽ ̄;

 本来ならここで堂々として

「われは、それなり」

とでも言えばカッコいいのだろうが、全く自信も実績も自覚もないものだからオロオロするばかりである。

 そりゃいつかは「伝説」とか「重鎮」とか呼ばれるようになればいいなという憧れはあるけど、まだまだ時期尚早の修行不足でご覧のとおりのへナチョコなのだから、そんなふうに言われても戸惑うばかり。

 もしかしたらすでに化石みたいに思われてるのか、ジジイと見られているのか、なんか知らんが(^^;

 でもいつの日か、名実ともに”伝説のJimmyJazz”と呼ばれる日が来るといいな。(くどいようだがまだ自慢話ではない)

当店でできないこと、たくさんあります

パンチパーマ(濡れパン)

アイパー

アフロパーマ

ドレッドヘア

デジタルパーマ

ソバージュ

ツイストパーマ

スパイラルパーマ

縮毛矯正(ストレートパーマ)

コーンロウ(編み込み)

ダブルカラー

赤、白、青、紫、緑など明るい色のカラー

アッシュカラー

ブリーチ

メッシュ

ウィービング

レディースメニュー全般

 以上ぜーんぶできません(もしかしたら他にも)。こうしてみるとJimmyJazzってなーんもできへん店みたいですね(^^;

 キャバクラでモテるようなチャラい髪型は無理でも、調髪とシェービングだけであなたを男前にする術、アイデアは色々とございます(そしてできればポマードを少々)。

 当店で調髪して大事な商談がうまくいったり、彼女ができたり、就職活動や、面談などで相手に好印象を持ってもらうこと。ほんの数パーセントでもお役に立てたなら、これほど嬉しいことはありません。

芋掘り

 先日、『スーパーサックス・プレイズ・バード』のCDをディスクユニオンで見つけた。チャーリー・パーカーのアドリブを5人のサックスアンサンブルで再現して評判になったレコードだが、ずっと欲しいなと思いながら40年近く経ってしまった。

 そもそも、チャーリー・パーカーの元の演奏を知ってることが前提なので、昨日今日ジャズを聴き始めた人にとっては、楽しめないわけでもないけどそれほど楽しくはないかもしれない。

 さて、ジャズには「こうくればこう返す」といった決まり事がたくさんあって、アドリブの途中で「こんなの知ってる?」という問いかけに別のプレーヤーが「知ってる知ってる!」と即座に返す。「おっ、知ってるねえ通だねえ」と微笑みあうのが楽しみ方の一つ。

 その問いかけを知らなくても責められるほどの罪ではないのだが、「知らないのはイモ」と、そのように見られる。その問いかけはプレーヤー同志のみならず、時に観客にも投げかけられ、知ってるのは当然のこと、知らない客ばかりだとしらけてしまうのだ。この辺りは古典落語と実によく似ている。

 ただ、2023年にもなって、ジャズを知らなくてイモ呼ばわりするほうが絶対にダサいわけで、今どき誰もイモなんて言葉使わないし(^^;

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やさしくなりたい

 ジョン・コルトレーンの『サン・シップ』は素晴らしい。最初聴いた時はなんと騒がしい音楽かと閉口したが、2度3度と聴き進むにつれジワジワと良さが滲み出してきた。

 JBLが吐き出す1965年のコルトレーン・カルテットのパワーたるや凄まじく、エルヴィン・ジョーンズやジミー・ギャリソンの気迫が伝わってきて、流しているだけで「こうしてはいられない!」と、テキパキ仕事が片付いていく。

 JimmyJazzにJBLエベレストを導入して一年ちょっと。やはりコルトレーンのような”本気度の高い”ジャズで真価を発揮するスピーカーなので、あまりベスト盤等の”ゆるい”音楽はかけなくなっていた。

 ところがある日、散髪にいらした年配のお客様が、「テネシーワルツないの?」と仰る。もちろんありますとも、「テネシー・ワルツ」といったら”ワルツの女王”パティ・ペイジでしょう。

 ”ゆるい”CDの代表みたいな『パティ・ペイジ・スーパーBEST』をかけてさしあげるといたく感動され、「次回(散髪に来たとき)もこれかけて!」と目を細めてらっしゃった。

 うーむ、毎日聴いてると感覚が麻痺して「当店の顧客は全員ジャズが理解できる」と思ってしまうが、大半のお客様は喧しいのを我慢してるだけかもしれない(^^;

 この事件以来、選曲の際になるべくやさしいジャズや有名なジャズ、あるいはジャズ以外の有名曲をチョイスするよう心がけている。

 充分でないにしろ、パティ・ペイジやブレンダ・リーみたいないい音楽を比較的いい音で提供できる環境が当店には整っているのだから。

 しょうがないので喧しいコルトレーンの『サン・シップ』は誰も店内にいないときや営業前にかけて一人で盛り上がる。文句なしのサウンド!これに新発売のスピーカーアキュライザーが加わったら一体どうなってしまうのか!?どうやら当店のは後回しになりそうだ( ̄▽ ̄;

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世界の一流品シリーズ[11] ルイスレザーのライダースジャケット

 年が明け、陽の光が強さを増すにつれ、長い丈のコートを着てると物々しく大げさで、なんだか馬鹿らしく思えてくる。2月のちょうど今ごろが一年でもっとも寒いというのに。

 数年前にバーバーバトル決勝を観に原宿を通ったら、ルイスレザーのお店が出来ていた。日本にも正規直営店ができたのかと思いながら、その時は前を通っただけだった。

 ルイスレザーの革ジャン、いいかもしれない。

 大阪にも直営店があるらしいので早速行ってみた。ルイスレザーの代表モデルであるライトニングを試着するが、西洋人体型の人が前傾姿勢でバイクに乗るように作られているため、袖丈がかなり長い。

 バカボンのパパより一回り以上年上なのに、袖が長すぎのタリラリラ~ンではサマにならない。

 店員さんには袖丈や着丈をオーダーして注文した方がいいですよととアドバイスされたが、イギリスで作っているため納期が約3ヶ月かかるらしい。3ヶ月も待ってたら初夏になってしまうので、一旦諦めて帰ってきたが、どうしても気になって1ヶ月後に再来訪、袖丈着丈をきっちり計測してオーダーした。だって、注文しないといつまで経っても手に入らないんだから(^^;

 結局夏の終わり頃にオーダーメイドのライトニングが送られてきた。当たり前だがサイズはぴったり、似合うかどうかは別にして。

 しかしこのシステムの怖いところは、オーダー時点で決済終了しているため、あれほど清水の舞台からダイブする気持ちで購入したのに、商品を受け取る頃にはその痛みをすっかり忘れてしまってるということ。

 オーダーしてから到着を待つ間に、他のモデルもいいな、今度はサイクロンにしようかななどと妄想が膨らんでいくのだ。

 やっと涼しくなり、オーダーしたライトニングが着れるようになったと思ったら、またルイスレザーOSAKAに行ってオーダーしてしまった。頼んだサイクロンの納期は伸びていて約半年だという。

 そしてまたしても暑くて着れない時期にサイクロンが到着。こっちのほうがライトニングより装飾が控えめでスッキリ着やすい印象である。

 ルイスレザーの何が良いって、さすがテーラー文化の英国製であるから、肩の線が刺身の角のようにキリッと立っている。ジッパーのボールチェーンも貴婦人のイヤリングのように揺れて可愛らしい。

 わたしが二十代の頃はショットの革ジャンばかり着ていた。アメリカ製のショットは若者が着るにはいいけれど、初老のわたしがいま着るとかなり野暮ったい。ワイルド気取りの年寄りは見苦しいが、同じライダースでもルイスのはシュッとしている。

 そういうわけで、現在一年待ちとなったルイスレザー3着目の秋の到着を待っているところ。もうこれで絶対終わりにするぞ!( ̄▽ ̄;

世界の一流品シリーズ[10] ローレールのベレー帽

 予想はしていたものの、老いていくということが、こんなにも手ごわいこととは!

 ここ数年めっきり口数が少なくなってしまったJimmyJazzブログであるが、年をとると冗談のセンスが格段に悪くなる。粋なセンスのジョークを言うカッコいい老人なんて、映画ならともかく現実の世界では滅多に見かけない。政治家の失言なども含め、老人がウケると思って言う冗談は決まってセンスがない。いや、若いとフレッシュで許されることも老いぼれだと救いようがない。自分はまだまだ若いと思ってるが、まわりから見れば哀れな老人なのだ。ショックである(^^;

 目下のところ、なんとかしてカッコいい老人になれないか…、は無理でも、せめてみっともなくない老人に食い込むことはできないかと、自分と共に周囲が高齢化していくなかで、ずっとそればかり考えている。

 しかし歳をとるといいこともある。ローレールのベレー帽が似合うこととか。

 昔、ベレー帽をかぶりロードレーサーの自転車で散髪にいらっしゃる粋な牧師さんがいたのを思い出し、そろそろ自分にもベレーが似合うのではないかと思って買ってみたら、わりとしっくりくるではないか。

 ベレーとか蝶ネクタイとかサスペンダーとか、若い男性がつけると”お坊ちゃま風”になりがちアイテムがサマになるのは、やはり顔に皺ができ、頭に白髪も混じるようになり、多少腹も出て”枯れた感”が出てきてからだ。個人的には髭を伸ばしていいのは白い髭が混じるようになってからだと思っている。

 フランス製ローレールのベレーは、上質なメリノウールを使っていて、顔色を良く見せてくれるし、意外とどんな服装にも合う。黒とグレーだけでやめておこうと思ったのに、阪神百貨店でネイビーを試着したら、これも良いので買ってしまい、還暦まで我慢しようと思った赤色も買ってしまった。

 きっと近所のスーパーのパートさんの中で”ベレー帽のおじさん”とか”絵描きさん”とか呼ばれてるに違いない( ̄▽ ̄;

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世界の一流品シリーズ[9] 万双の革鞄

 新年明けましておめでとうございます。本年もJimmyJazzをよろしくお願いします。

 昨年末より始まった「世界の一流品シリーズ」、こうしてブランド物ばかり紹介してると、ただのブランド物好きみたいに見えるかもしれないが、ブランドじゃないと認めないということじゃない。むしろ身の回りはほとんどがブランド物でないものばかり。

 ノーブランド品に埋もれるようにブランド品が点在するのをピックアップしているのだ。それにグンゼの肌着とかユニクロの靴下とか紹介したって面白くないでしょう(^^;

 でもやはりバーバリーのマフラー巻いてボルサリーノかぶった男がルイ・ヴィトンのバッグ持って歩いてたら、さすがにブランドブランドしすぎで恥ずかしい。ちょっと薄めないといけない。

 そこでわたしが愛用するのが万双のバッグ。何が良いって作りが良い。ブランドロゴがどこにも入ってない。上野と三宮の直営店とオンラインショップでしか入手できない。広告宣伝は一切行わないからそのぶん安い。

 わたしが最初に注文したシモーネトートバッグも、かっこよくて手頃な値段の革カバンを探してて見つけたのだった。

 そのシモーネだが、購入して何の不満もなく一年間ガンガン使い倒してふと見たら、いつの間にかなんともいえない良い風合いになっていて感心した。驚きつつシモーネの色違いを購入し、また一年後に別の万双バッグを購入。すっかり万双のファンになってしまった。

 仕事柄、1日に何度もお客様のバッグを預かるし、なかには数十万円するブランド高級バッグもあるが、それらと比べても万双はまったく見劣りすることがない。丁寧な作りと上質な革の質感が、”ブランド物でない”存在を静かに主張する。

 ちなみに万双の社名の由来は、上野に店舗をひらく際、その前にあった店の屋号が万双だったので、それをそのまま頂戴したという。「こだわるのはそこじゃない」と言いたげで、なんとも親近感のわくエピソードではないか。

ウィントン・マルサリス・セプテット in Japan 2023

行きます!!

https://wynton-marsalis-japan.srptokyo.com

Joyeux Noël ! (ジュワイユー ノエル)

 年内は12/31正午まで、年始は1/5から平常通り営業します。

 2022年もジャズの聴ける理容室をご利用いただきありがとうございました。

「12月はJimmyJazzで感動的なクリスマスソングを聴きながら散髪して一年を締めくくる」

 約30年前に冗談みたいに始めたクリスマスジャズ特集、すっかり当店の恒例行事として定着し、結構な確率で成功しているのではないでしょうか。

 2023年も素敵な年になりますように。