ジョン・コルトレーン・カルテット 「マイ・フェイヴァリット・シングス」

 「人間の出す、吐息や汗などの湿気が音楽を良い音で聴かせる」という説を唱えているわたしだが、このビデオは凄まじい。ドラマー、エルヴィン・ジョーンズの身体からは湿気どころか、白い湯気がもうもうと立ち昇っている。彼のシンバルが独特の響きを持つのは、奏法のみならず、この身体から発散する湯気のせいだと信じて疑わない。1965年、ベルギーでの野外コンサート。(※エルヴィン・ジョーンズ関連エントリー

  「アンブレラ・マン」 ディジー・ガレスピー

 ディジー・ガレスピーはビ・バップの先駆者であるが、そのパフォーマンスはファッツ・ウォーラーやサッチモらの伝統的スタイルの影響が感じられる。ピアノ奏者との掛け合いで掴みはOK、そこでまさかのアノ人が登場。モダンなリズムセクションをバックに、素晴らしい演奏が繰り広げられる。小指のリングをはじめ、ディジーのファッションセンスが随分モダンでカッコ良く映る。やはりニューエイジの音楽なのだ。 ※ディジー・ガレスピー関連エントリー

 盲目の怪人ローランド・カーク

 カークは自分が「何本もの管楽器を、同時に咥えて吹く」夢を見たという。と、いわれても、イマイチなんのことやらピンとこないだろう。しかしこうして動画を見ると圧巻。単なるウケ狙いの域を大きく飛び越えてしまっている。Pt.1では、歌いながら同時に鼻でリコーダーを吹くという荒業も。(^^; ※「ローランド・カーク」関連エントリー