ヒゲでも生やしてみるか

 オーディオマニアの人たちの中にいるとわたしはいつまでも若造のペーペーなんだけれども、最近知り合ったバーバー仲間は皆さんは全員がもれなく年下で、わたしはすでに長老扱いされている。わたしより年長でイケてるバーバーはいないということか、それ以前にわたしがイケてるかどうか甚だ疑問であるが(^^;

 実際、年齢より若く見られることが多く、こないだも弟嫁に「お兄さん顔がツヤツヤしてますね」と言われていい気になっていたら胃潰瘍で入院する羽目になった。胃が悪いのとお肌のハリに相関関係はないらしい。
 よく弟の方が年上と間違われる。ひどい時など弟がわたしの父だと間違われたこともあった。まあそのくらい若々しいMasterなのであるが、こないだ入院した時ヒゲを剃らなかったので、この際だから二年ぶりにヒゲを伸ばすことにした。若々しいがこれといったポイントのない顔なので、ヒゲでも伸ばして病み上がりな感じを演出するのも悪くないかもねw

 年末年始の店休日のご案内

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 早いものでもう12月。年末年始の店休日のご案内です。例によって最終月曜は営業で、ラストは大晦日まで。正月はアリエナイザーを売りまくって温泉でもと思っていたが胃潰瘍事件で水泡に帰す(^^;
 おかげさまでその後の体調はすこぶる良く、入院前より元気なくらい。病み上がりということで皆さん気を使ってくれるが、原則薬を飲むだけの治療なので痛くもかゆくもない。ただ、2ヶ月ほどお酒は控えるようにドクターに言われている。もともとあまり飲めないので苦痛というほどではないが、年末年始に飲んではいけないとなると、忘年会も新年会も全然楽しくないではないか。不自由である。

 新年は特に旅行でも行かない限り、いつも三が日しか休まないのだが、まあ病み上がりだし、大事をとって4日間お休みします(どっちやねん)

 JJ特製”ささやかなクリスマスプレゼント”の作り方大公開!

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 クリスマスシーズンになると、JimmyJazzでは来店した方々に”ささやかなクリスマスプレゼント”を差し上げているのだが、この写真を見て、「あっ、いいな。ちょっと欲しいな」と思った人は、ひとつ自分でも作ってみてはいかがだろう。特に音楽好きで理美容サロンを経営されている方、年末に手帳だの耳かきだのといった粗品を配っているなら、ちょっと趣向を変えてこのプレゼントを試してみて欲しい。「えっ?こんなもので?」というくらい喜んでもらえるし、何より手渡した自分が嬉しくなっていることに気がつくことでしょう。

 ではさっそく詳しい作り方を紹介しよう↓

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 JBL GO!!

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 JimmyJazzでは外の道ゆく人々にも(かまってほしくて)ジャズをお届けするべくブルートゥーススピーカーで店内と同じBGMを流しているのだが、退院してみたら約9ヶ月使っていた1800円のお風呂用スピーカーが壊れていた。そこで前から欲しかったJBL GOを買った、というより、入院中にJBL GOを注文して、帰ってみたらお風呂用のが壊れてたというのが真相だ。嫉妬に狂って自殺したのかもしれない(^^;

 前のお風呂用はピッチが狂ったり挙動が怪しかったが、こちらはJBLだけに作りはしっかりしてる。電波の受信も安定してるし。肝心の音質はまあまあだが、わたしが聴くわけではないからこれで十分w
 オレンジ色のもいいけど、やはり当店には日本未発売のブラックが似合うでしょ。誰かがひょいと持って行かないか中から常に目を光らせている(`✧д✧´)キラーン!

 今がチャンス

きのうはちとアツくなってしまい、フェイスブックで理容業界に拡散希望と言ったら、いつも閑散としているこのブログに400ぐらいアクセスが増え、友達申請もいっぱい来て驚いた。おそるべしバーバーコネクション(^^;

わたしもキニシスギ君が刈り上げてるのを発見するまで、バーバーブームってどこの世界の話かしらと思ってたくらいだからあまりエラソーなことは言えない。今はまだシチサンにしましょうよとこちらがお客様に勧めてるけれども、スポーツ選手のシチサン率の高さを鑑みると、来年あたりからフェード&シチサン、分け目を剃ってラインを入れるハードパートが大流行すると睨んでいる。それを美容師さんが指を咥えて見ているはずがない。理容師は今のうちにFADEに磨きをかけ、引き離しにかからないと、「なんだ美容室でもフェードできるじゃん」てなことになりかねないぞ。

 FADE OR DIE!!!

 昨晩は理容組合の勉強会に行ってきた。昔JimmyJazzで働いてた職人や、一緒に競技会で腕を競った懐かしい顔ぶれが集まっているが、みんな仕事がヒマだーヒマだーとぼやいて元気がない。腕は立つのになんとも厳しい世の中である。
 帰り際に、「フェードのお客さんが来たけど、よくわからんから断った」と聞き捨てならない立ち話が聞こえて来たので、ええっ?何事だろうと耳をダンボにしてその会話の中に割り込んで行った。

「フェードって刈り上げのことやろ?」そう、FADE IN,FADE OUTという言葉があるように刈り上げの色彩の階調表現のことである。
「こないだバーバーバトルの予選が名古屋であって、その動画観たけど、なんか刈り上げの色彩がなくて白黒はっきり分かれてたで」などとトンチンカンなことを言う。
 行った行った、バーバーバトル行ったがな!その通り、君が本気で刈り上げしたら、バーバーバトルの予選くらい余裕で優勝できるで!と、そのくらいの腕前なのに、悲しいかなFADEが何か、またそのFADEを取り巻くバーバーブームのカルチャーがどういうものかを全く理解してないのである。

 こんな地元の若者がFADEの注文をするほど浸透してきているのに、肝心の理容師や理容組合へ情報が入ってないというのは恐ろしいことだ。知ってるという優越感より、なんともいえない歯がゆさを感じる。だって、ここにいるみんな、わたしなんかよりずーっとずーっと刈り上げうまいやん!!勉強会に来るほど熱心で向上心もある。FADEだって感覚を掴めばあっという間にできてしまう筈だ。それなのに中途半端に美容師の真似してゆるふわヘアの勉強なんかしてる場合か!?逆に美容師さんの方が危機感を持ってバーバースタイルをマスターしようと理容の技術を研究してるというのに。理容師の誇りはどこへ行った?

 ヒマだとぼやいてる場合ではない。一念発起して理容師の鮮やかな刈り上げを見せてやるか、このまま座して死を待つのか。まさに時代は「FADE OR DIE!」なのである。

 ささやかなクリスマスプレゼント差し上げます

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 今日から恒例のクリスマス月間スタート。ジャズメンの演奏するクリスマスソングとささやかなクリスマスプレゼントをご用意してお待ちしております。常連さんには「ああ、またあれか」とお馴染みだけれども、初めての人が期待しすぎても困るので言っておくけど、本当にささやかですよ(^^;

 今日から平常営業ですけれども、潰瘍のほうは痛くもなんともなくて、一週間ゴロゴロして過ごしたから筋肉が弱ってるのと、仕事のカンを取り戻すのが大変なのだ。でも久しぶりにJimmyJazzでジャズをかけると、最高に良い音してるじゃないのと自画自賛。ずっとこの音ならオーディオ卒業してもいいな。またすぐ調子崩すだろうけど。
 えらいもので、ジャズをかけて仕事してるとだんだんノッてきて体もシャキッと調子が出てくるから不思議なもんだ。やっぱり散髪にはジャズだよなw

 多発性胃潰瘍瘢痕

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 大怪獣胃カメラ

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 エマージェンシー!緊急入院

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 なぜ夜間の病院の待合は暗いのか

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 都合によりしばらく休業します

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 オリジナリティ

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 どんなものでも、最初は模倣すなわちコピーして真似ることからスタートするわけで、いきなりまったくのオリジナル作品を作り出すなんてことは神様でも不可能である(と書いたところで、創造主はどうやって地球や人類を生み出したのだろうかやっぱり誰かのをコピーしたのだろうか?じゃあ創造主じゃないじゃんなどとしばし混乱する)(^^;
 最初はコピーするが、すぐにオリジナル作品を作りたくなるタイプの人がいて、わたしなんかそうである。「ジョニーの子守唄」をギターでかきならすことをマスターしたその5分後には「ジミーの子守唄」というオリジナル曲を作る、漫画を読んだら漫画を書いてみたくなるし、映画を観たら映画が撮りたくなる、そんな性格だから自分でオリジナルな店をやってみたいと思うのは当然の成り行き。

 ところが世の中には、コピーだと完璧にできるのにオリジナルがなかなか作れないタイプの人というのが存在するのだ。18歳のリー・モーガン、「クリフォードの思い出」を完璧に吹いてしまうセンスの良さを持ち合わせているのに、なぜかオリジナル曲となると出てこない。18歳とはとても信じられない酸いも甘いも噛み分けたアドリブを吹けるのに、どうして作曲ができないのか。アドリブだって一種の作曲なのに。ブルーノートのオリジナルなんて、どれも言っちゃ悪いが、ブルースのコード進行でチャッチャッと書いたような適当なものではないか。
 モーガンのオリジナル曲は19歳のときブルーノートの『クッカー』で初登場する。それ以降コツを掴んでいい曲を書くようになるが、トランペットを吹くセンスと作曲するセンスとは違ったものなのだろうか。バーバーのセンスと経営者のセンスが違うように。

 アリエナイほど音が良い

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 何年かに一度くらい、アリエナイほど音が良い時があって、それが今まさに来ている!ピアノの余韻がピーーーーンッッッッッッって、もう、なんて良い音なんだろう!?んも〜JimmyJazzの音は宇宙一や!などと小学生みたいなことを口走ってしまうではないか(^^;
 昨晩、秋葉社長が帰り際に「アリエナイザーもっと音良くなりますよ」と言い残して去って行ったが(社長もこの名前気に入ってる)、これが新開発のパソコン専用インシュレーター”アリエナイザー(仮)”の力だとしたら、もうとんでもないことである。やっぱり言わせてくれ!こんなのアリエナイザー!!!( ̄▽ ̄;

 ナナメの時代

こないだ当店のオープン当時のチラシを紹介したけれど、ナナメやなぁと思ってしまう。今じゃこんなに文字をナナメにするなんて滅多に見ない。そういやライブアンダーザスカイ'88のステッカーもナナメに文字が並んでいたし中山康樹さんにサインもらったときもナナメだった。ナナメ文字はバブルに向かって右肩上がりにグーンと伸びていた日本経済を象徴していたのだな(^^;

 12月3(土)4(日)は御影ポラリスでデュベール試聴会

 ピュアオーディオはどこの試聴会もガラガラで、あかん、オーディオ滅びる〜〜〜!!と販売店も危機感を募らせているようだが、どういうわけかAUSIC主催の御影ポラリス試聴会は盛況で、「お金とって試聴会するなんて!」と最初戸惑っていたAUSIC小坂さんも、ポラリスとのナイスなコラボレーションで前回は満席。食材も売り切れという大成功。第二回のデュベール試聴会を開催することになった。

 JJ工房では集客に限界ありとみてポラリスを紹介したのがうまくいったようだ。MJ12月号にも載ったこの広告には「後援”ジャズの聴ける理容室”JIMMY JAZZ」とクレジットしてもらってる。何もしてないけど。前回は「後援 JIMMY JAZZ」だけで、なんのことかわからなかったので、無理を言って今回は”ジャズの聴ける理容室”と入れてもらった(^^;
 今回新しい試みとして、桂米朝のアナログレコードをディベールでかけるという趣向が追加された。360度スピーカーで寄席の雰囲気がいかに再現されるのか。お楽しみにお出かけください。

 我が辞書にTシャツという文字はない

 JimmyJazzのオリジナルTシャツを作ってはどうかと時々考えるのだが、いつも二の足を踏んでしまう。オリジナルTシャツというからには、何かしらのロゴなりマークなりがプリントされたものになるはずだが、昔からこの手のプリントTシャツが似合わない。どうもわたしが着ると間が抜けて見えるのである(^^;
 何を着てもこの顔じゃ間が抜けて見えるんだけれども、それは置いといて、ジャズマンのかっこいいTシャツ姿のレコードジャケットってあんまり見ないでしょ?『チェット・ベイカー・シングス』はかっこいいけど、あれはTシャツじゃなくてニットでしかも無地だし。わたしも無地のTシャツなら抵抗ないのだが、マーク入りはちょっと自信がないのだ。

 それでこないだのバーバーバトルの販売ブースでオリジナルキャップも作ってくれるっていうんで、Tシャツより帽子ではどうかなと思い、当店の常連さんに相談したらダメだしを食らった。キャップもデザインに流行があって難しいみたいである。ハットならしっくりくるけどジャズと野球帽もイマイチ相性が悪く、野球帽をかぶったジャズマンといったらギル・エヴァンスくらいしか思いつかない。
 Tシャツでも野球帽も自分の判断力に自信があれば、誰がなんと言おうと一切気にしないのだが、専門外で自信がないもんだから腰が引けてしまう。でもそのうち何かオリジナルグッズを作りたいなあと思ってはいるので、発売したらみなさん買ってくださいねヽ(°◇° )ノ

 ニオイの問題

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 当店で好評販売中のクールグリースペリシア。いいニオイ〜と気に入ってくれる人が多いのだが、赤い方のエクストラハードのバラの香りが苦手な人が一部いらっしゃるようで、なかなか難しいところである。
 わたしは赤の大人っぽい香りが好きで、こういう高級感ある匂いで攻めてきた開発陣の心意気を買いたい。一方青の方はシトラス系なので、この匂いを嫌いだという人はあまりいない反面、インパクトに欠ける。

 さあ、どっちを買えばいいのか悩ましい問題であるが、両方を混ぜて使うのが一番のおすすめ。実はクールグリース愛用者にとっては二種類以上混ぜて、好みの硬さにして使うのがすでに常識なのである。そのゴールデンコンビと言えるのがクールグリースRとクックグリースの組み合わせ。これがちょうどペリシアの青と赤に相当する。
 で、青と赤を混ぜると硬さだけでなく、匂いの強さも調整できる。二種類混ぜて変な匂いにならないかというと、これがいいニオイ〜なのである。ぜひ二個買ってお試しあれ!あっ、新入荷のメッシュコームもグリースには欠かせない必須アイテムですぞ(^^;

 バーバーバトルに行って来た

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 きのうチラッと書いたけど、こないだの定休日は愛知県まで「バーバーバトル2016」を見に行ってきた。フェイスブックで招待状が来ていたから、一応「興味ある」としておいたのだが、前日に「参加予定」に変えたら、「JimmyJazzさんがバーバーバトル2016に参加する言うてるで」という情報がフェイスブックで拡散され、当店のお客さんや知らない人から「ええやん!」「ええやん!」(関西弁の設定にしてるもので)とボタンを押してくれて、ひょっとしてわたしが誰かとバトルすると勘違いしてるのではなかろうかと焦った(^^;

 この「バーバーバトル2016」は近畿・北陸・東海地方の予選で、来月本戦が東京で行われる。バーバーバトルとは何なのか?簡単に言うと、全国の床屋が集まり、モデルを七三分けにして刈り上げる技を競う天下一武闘会みたいなもんであるw
 理容業界に昔からあるコンテストのような堅苦しいものではなくて、ライブあり、DJあり、お酒も飲めてバーバーみんなで盛り上がろうといった趣旨。選手がシチサンならモデルもシチサン、見にくる奴らもシチサン。笑っちゃうでしょう?面白いことに「選手がいかにカッコよく刈るか」というパフォーマンスも採点に加えられる。

 いい歳こいた不良中年ふうのおしゃれをしたバーバーが一堂に会する。わたしもタンスから革ジャン引っ張り出して行って来ましたよ!年齢層はかなり高めで3〜40代が中心。わたしはすでに最年長クラスである( ̄▽ ̄;
 タトゥー入れてるような人も結構たくさんいて、見た目はいかついが大人の商売人なので皆さんにこやかで腰が低い。会ってみたかった岡山県のブラックミュージックバーバー「ワンダー」さんもバギーな誂えスーツでバッチリ決めていた。まあ、濃いぃ〜大人のハロウィンみたいなものかな。個性豊かな同業の人たちともたくさん知り合えたし、技術の勉強にもなった。いい刺激を受けたバーバーバトル2016だった。

 28周年記念日

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 ノンノノノン♪と歌いながら今朝書類を見ていたら、オープン当時の新聞折込チラシが出てきて、あっ!今日がうちの創立記念日だったのか!?と気がついた。こないだ日記に「11月18日で28周年」と書いたところじゃないか。なぜか11月というのは覚えているが、11月8日という日付が覚えられない。おそらく10月中にオープンの予定が伸びて11月にずれ込んだせいだろう。でも自分の店の誕生日くらい覚えとけよ!てなもんである(^^;

 それにしても懐かしい、というより「メンズパーマ¥3,980」とは恥ずかしい。正規の料金はカット¥3,000、パーマが¥6,000だった。まだ消費税ができる前の話。「但しアフロ・パンチ・二グロはのぞく」の但し書きまであって、「女は来るなよ〜パンチや二グロはできないぞ〜来るなよ〜」というビビリ感満載。「カットハウス”ジミー・ジャズ”」と、ご丁寧にルビまでふってあるw
 まあこのチラシの効果のほどはよくわからなかったが、誰も知らない当店が、この後バブル景気に乗ってどんどん忙しくなっていく。

 実は昨日、愛知県の大府まで「バーバーバトル2016」を見に行ってたのだが、そこで同業の皆さんに配るためにせっせと作った「Jazzの聴ける理容室」と書いた名刺を手渡すと、「ああ!あのかっこいいお店の!?」と、みんなよく知ってる知ってる!わたしの顔は知らなくてもJimmyJazzの名前だけはすごく知られているのである。
 同い年であるDRESSINGの宇野さんだけは「はあ、どちらさんでしたかな?」というお顔をされてたが、バーバー業界における当店の知名度はほぼ100%!!(そんなことないやろ)( ̄▽ ̄;
 まあ、でも1988年にはふりがなつけないといけないほど誰も知らなかった店が、28年やってこれだけ有名になったのだなあと感慨深い創立記念日であった。

 ジャズに煙は欠かせない

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そういやコルトレーンの「セルフレスネス」のコンガもあきらかに別室なんだなぁと思いつつ、ついでに一緒のアルバムに入ってる「アイ・ソート・アバウト・ユー」も聴く。ああ、こりゃ極楽じゃわい。ここではドラムがエルヴィン・ジョーンズじゃなくてロイ・ヘインズ。彼のスネアドラムの音が独特で叩くたびに煙が舞い上がるように聞こえる。往年のジャズ喫茶では、ヘインズのドラムの音に負けじとジャズファンがタバコをスパスパやって煙を舞い上がらせた。もうすぐタバコをやめて12年になるわたしは、今ではタルカムパウダーの煙を舞い上がらせてヘインズに対抗しているのだ(^^;

 別室問題

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 わたしと家内の寝室が別々だという問題ではなくて昨日の続きである(^^;

 マイクロフォンとアンプリファイアーを使った音量増幅テクノロジーにより、生演奏ではありえない音のバランスでの録音が可能になったという話だった。
 マイクに唇が触れるほど近づいて歌うささやき唱法の次に、そのマイクが他の楽器の音を拾うから歌手だけ別の部屋に移動し、伴奏楽器の音をヘッドホンで聞きながら歌だけ録音するという方法が出てきた。こうすることにより、いくら伴奏の楽器の音が大きくて、歌手の声量が小さくてもかき消されることなく録音できる。

 この別室方式の録音法で、もっとありえないことがアリエナイザーでなくアリエールようになる。例えばセルジオ・メンデスとブラジル’66の大ヒット曲「マシュ・ケ・ナダ」を聴いてみよう。景気のいいイントロに続いて「マシュ・ケ・ナダ」と歌い出すや、指パッチンの音が響く。おかしいではないか。響きというものはがらんどうの部屋とかトンネルなどで発生するものだが、そこにバンドを入れて盛大に演奏しながら指パッチンしたところで聞こえるわけがない。それが「蛙飛び込む水の音」かと思うほどはっきりと「パッチーン」だ。おそらく機械的にエコーを付加したものと思われるが、バンドの演奏全体にエコーをかけたらあの「マシュ・ケ・ナダ」の怪しい雰囲気にはならないのだ。

 マイクにまつわるエトセトラ

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 昔、大阪梅田にバーボンハウスという有名なライブハウスがあって、そこの音響の人が言ってた。
「うまいバンドが出るときは卓(ミキサー)を何もいじらなくていい。下手はバンドだとフェーダーを上げたり下げたり大忙しになる」
 要するに、うまいバンドというのは、お互いの音を聞きながらまとまりのあるサウンドを出す能力がある、ということ。たまたまPAを使っているが、音楽として考えてみたら、お客にいい音を届けるのはバンドとして当然備わってなくてはいけない能力だ。

 ところでマイクで音量を増幅する”禁じ手”を始めたのは誰だろうと考えてみたら、「クルーナー唱法」別名「ささやき唱法」と呼ばれる歌い方を流行らせたビング・クロスビーあたりからではないか。ささやくような小声で歌えば伴奏の楽器の音にかき消されてしまうが、マイクロフォンに口をぴったりつけてその声を増幅すれば、盛大な音の伴奏をバックにささやくように歌うことが可能になる。これにより、実際の生音とテクノロジーを使った音楽とに枝分かれを始めたのである。
 伴奏に負けないように声を張り上げなくてもいいとなれば、シンガーの個性も様々に発揮できる。クルーナー唱法はフランク・シナトラに継承され、ステージをハンドマイクを持って動き回るようになり、それを見たマイルス・デイヴィスはミュートトランペットをマイクにぴったりつけて、ささやくようなトランペット奏法を編み出した。

 また、マイルスのようにトランペットを吹きたいと思っていたチェット・ベイカーは、ラッパの代わりに自分のか細い声で歌う『チェット・ベイカー・シングス』を発表。そのレコードは海を渡り、南米ブラジルのリオデジャネイロ、ナラ・レオンのアパートにたむろする現地の若きミュージシャン達に聴かれる。そこにはアントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルト、アストラッド・ジルベルトの姿もあった。つまり、ボサノヴァ独特の小声であのささやくような歌い方はチェット・ベイカーの影響だったのだ。後年チェットがブラジルを訪れた時、多くのミュージシャンから大歓迎を受け、なんのことやらわからず困惑したというからちょっと笑ってしまう。

 オーディオはなぜジャズやクラシックなのか

 我々オーディオマニアが好んでかけるジャズやクラシックのレコーディングは、基本的に一発録りで、後からテープを聴きながらオーバーダビング(重ね録り)しないものであるが、時々そういうギミックを使った音楽が紛れ込んでいたりする。
 古くはギタリストのレス・ポールが自分のギターを何回も重ねて録音し、「一体どうやって弾いているんだ」と世間を騒がせたが、これはまだいい方だ。

 犬猿の仲であるスタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトで無理やりレコーディングさせたかった『ザ・ベスト・オブ・トゥー・ワールズ』、ゲッツが後から演奏をくっつけたのが聞けばもうバレバレである。
 あと、ビル・エヴァンスの『自己との対話』も自分の弾いたテープをかけながらピアノを弾くという痛々しい企画で、これも聞けばわかるがテープなんかちゃんと聞いちゃいないのである(^^;

 こういったツギハギの音楽も、アナログ時代はまだなんとか聞けたのだが、デジタル音源にリマスターされて中途半端に高解像度のオーディオ装置でかけると、もうツギハギ感が耳について聞けたもんじゃない。オーディオマニアが大抵ジャズかクラシックしか聴かないのは、そのツギハギを潜在的に避けているのかもしれない。

 音楽は一緒に演りましょう

 『ジャズ・アット・マッセイ・ホール』は、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエル、チャーリー・ミンガス、マックス・ローチという豪華メンバーが一同に会した貴重なライブ音源である。なかなかよくできた演奏に思えるのだが、聴いてるうちにミンガスのベースだけ違和感を感じる。実はこれ、後からベースだけオーバーダビングしたもの。マスターテープそのままではベースが聞こえなかったのだろう。ミンガスも自分の所有するレコード会社から出すというので、しっかりリハーサルしてテープに被せたのが聞き取れるが、やっぱり後からダビングしたのはわかってしまうものである。

 しかし、これと同じように現代のレコーディングのほとんどがリズムマシーンのクリック音を聞きながらドラムを録り、ベースを録り、諸々の楽器を録音してボーカルを入れるというプロセスを採用している。ミンガスほどの名人が演っても違和感を感じるのに、並みのミュージシャンが演って違和感が出ないわけがない。特にデジタルでつぎはぎにしたものは、なんとも言えない不自然さが付きまとう。やはりバンドが互いの音を聞きながら一発で録流のが音楽の基本で、スタジオ代がかさむからってバラバラに録っていくと音が変になる。最新の音楽を耳にした時の違和感はこれが原因なのだろう。若い人たちのアナログ回帰現象も、その辺の不自然さを感じて本能的にアナログに惹かれていると思うのだが。

 SINCE DE GO

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 JimmyJazzは今月18日で28周年を迎える。かといって毎年何をするでもなく、また一年過ぎたかと思うだけである。今年も特にパーティー等の予定はないけれど、店のロゴマークを新しくしようと思い、デザインを色々考えていた。参考にするのはやはりレコードジャケットなどジャズ関連の写真である。店名だけだと寂しいので何か文字を入れようとブルーノートの内袋を見てたら、「THE FINEST IN JAZZ SINCE 1939」と書いてあったので、そろそろうちも「SINCE」入れても良いかなと思い、「THE FINEST BARBER SINCE 1988」と入れることにした。「1988年以来最高の床屋」とは我ながら威勢のいい謳い文句である(^^;

 それで一応デザインを決定してショップカード等作り始めていたのだが、あのみうらじゅんが「ポケモンGO」ならぬ「SINCE GO」というのを始めたらしい。要するに街じゅうにある「SINCE」と書いてある看板などを写真に撮って集めるコレクションなんだそうだ。わたしも一瞬「いまどき”SINCE”はどうかなぁ」というのが頭をよぎったが、作っちゃったものはしょうがない。もう開き直ってみうらじゅんが撮影にくるのを待つのみであるw
 ちなみにみうらじゅんは、SINCEはこんなに長くやってるぞというのを自慢するものなのに「SINCE 2015」というのは如何なものかと言ってたが、いいじゃないの。店なんかうちみたいに放っておいても勝手に古くなるんだから( ̄▽ ̄;

 マイ電柱の建て方

 テレビの「タモリ倶楽部」に出水電器の”マイ電柱”が出るらしいという情報をキャッチしたので、REGZAの録画予約をセットしたが、関西は放送が1ヶ月ほど遅れているらしい。そのうちYouTubeで出るだろうと思ったら出た出た!というわけで早速視聴。

 おお〜、島元社長も仁木さんも元気そうでなにより。番組も好意的で面白くまとめられていた。一緒に見ていた家内に「あんなもの(マイ電柱)欲しいの?!」と訊かれ、一瞬ウッとたじろいでしまった。JimmyJazzは府営住宅だから敷地内に電柱を建てるのは無理だし、自宅も庭がないからどっちにしても無理である(^^;

 最後の最後にみんなでマイ電柱のサウンドを聴いてみましょうということになって、ライムスター氏がイマイチな感想を述べていた。こういうシーンをこれまで何度も目にしてきたから予想通りといえば予想通り。マニアの世界は最終的にはすごくピンポイントの嗜好になってくるから、誰もが納得というわけにはなかなかいかない。これはいいかもと興味を持った人だけが手を出せばいいのである。

 それにしても島元社長の腰は低いが自信に溢れたあの姿勢には頭が下がる。社長のニコニコ顔を見てるだけで良い音がしそうではないか。ハイエンドオーディオマニアを相手にするんなら、あのくらい景気良くないといけないなー。うん。

 自信のないウォーリアーズ

親父が怒りっぽくなった。昨日もじつにつまらんことで怒っていた。よくそんなことで怒るなあと気の長いわたしなんか思っちゃうのであるが、ははぁ、そうか自信がないから怒るのだなと最近気がついた。人間は自信のない所に揺さぶりがかかると怒ってしまうものらしい。7年前にインフラノイズのUSBメモリに音楽ファイルを入れて再生すると音が良くなると言ったら、当ブログが大炎上した事件があったけど、あれもオーディオに関して確固たる自信がない人たちが怒ったんだろう。今でもUSBケーブルやらLANケーブルを売ってこれで音が良くなりますと言ってるが、これらは炎上することはなかった。

わたしはあまり怒らないと言うと、裏を返せば自信あるぞと言ってるようなものだな。まあ、怒りにくいけどそれほど自信はない(^^;
そんな気の長いわたしだが、パソコン関係のサポートセンターに電話するときは自分でも人格が変わったかと思うほど怒ったことが何度かある。こないだもキャノンのプリンタが白黒で両面印刷できないことでサポートの女の人に酷い罵声を浴びせてしまった。あんなに言うことなかったと反省したが、あれもパソコン関係の知識に自信がないせいである。あの音声も録音されてるんだろうなあ( ̄▽ ̄;

 昭和は遠くなりにけり

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  JimmyJazzも昔載せてもらった「男の隠れ家」12月号は「昭和レトロ喫茶、探訪ー。」特集らしい。いいねいいね。おしゃれなカフェもいいが、おっさんにはレトロな喫茶店が落ち着く。
 そういえば当店も昭和六十三年創業だから、一応昭和からやってる店ということになるが、さすがにレトロ感はまだないだろう。強いていえばトイレが和式なことくらい(^^;
 昭和六十三年の最新式でオープンしたが、これでも頑張ってるほうだろう。来月で28周年。昭和は遠くなりにけり、か。

 SNSショック

 歳取るとあっという間に流行から乗り遅れるから、ボサッとしてないで常に注意してないと「えっ?いつの間に?!」というような事態が起きている。
 ついこないだまで「いまどきホームページがないなんて」とインフラノイズが言われたりしてたが、最近ではホームページがなくてインスタグラムだけとかフェイスブックだけ、あるいはラインだけでしっかり集客してガンガン稼いでいる企業が出て来ている。

 わたしも昔に比べてブログを読んでくれなくなったなあという空気をひしひし感じているのだが、(Masterの文章が面白くないという議論は置いといて)インターネットの世界もブログや2ちゃんねるを見てどうのこうの言ってた時代はとうに過ぎてしまった。ソーシャルネットワークサービス(SNS)をうまく使う方がアクセルも多く、使い勝手もいいし、効率よく集客もできると割り切ってやってる人も多いみたい。たしかにホームページではどこに何があるのかよくわからないし、一回作ってそのまま何ヶ月も放置してるような仮死状態のホームページならば、いっその事消去!とはいかないまでも軸足をSNSに移してマメに更新する方がずっといいだろう。
 わたし個人は、そういう型の出来上がったシステムに100%依存することに抵抗を感じるから、あくまでブログメインでやっていくつもりだけれど、いつの間にやら自分の知らないところでそんなことになってたなんてショックである(^^;

 写真で伝えるJimmyJazzの世界観

インスタグラムというSNSがすっかり気に入ってしまい、暇さえあればやっている。写真を撮りアップするだけなのだが、その写真の集合体でいかにJimmyJazzの世界観を伝えるか、統一感、色のバランス、リズム感など、一個一個の写真がかっこいいかどうかに加えて、全体のイメージがどうかをゲーム感覚で考えるのが楽しいのだ。もちろん、そんな面倒なこと考えず普通に使えばいいのだが、言葉でなく写真、それも何枚もの写真を連続して投稿することで世界を形作っていくのが新鮮なのである。

だが、自分の撮った写真を並べてみると、フレームに美しく収まったシンメトリー配置の写真がなく、どれもひん曲がったり傾いたり左右に寄ったりで、まともな写真が見当たらない。ああそうか、こういうところがジャズなんだな。端正で規則正しく整ったものじゃなくて、ひん曲がって傾いて偏っているのがジャズなのだ。

 ジャックダニエルシャンプー

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 こないだIKEA鶴浜へ行ったとき、あれもこれもと雑貨をいっぱい買ったのだが、その中に洗剤ディスペンサーも二個買ってあった。”ナノサプリシャンプー”を詰め替えて使ってみようと思ったのだが、入れてみるとボトルが小さすぎてイマイチな印象。そこでこれまでウォータースプレーとして使っていたジャックダニエル350ml瓶にポンプだけ付け替えてみた。ジャックの口にこのポンプが合うのはわかっていたが一つ問題がある。小瓶用ポンプだからホースがめちゃ短いのである(^^;
 これだと常にシャンプーをいっぱいいっぱい入れてないと使えない。ホースだけ取り替えられないかと店にあるポンプのホースを片っ端から試してみたが、一つも合うのがない!( ̄▽ ̄;

 どうしようかと考えた挙句、この短小ホースよりほんの少しだけ細い”JPスキンミルク”のポンプからホースを外し、強引に短小ホースの中に突っ込んでやった。なんか少し痛そうだがこれでどうだ!?おっ、いけるいける!これなら大丈夫だろうと、ホースを半分にちょん切ってシャンプーとコンディショナーの二本ぶん確保。本日からJimmyJazzは”ジャックダニエルシャンプー”でございます。

 何かをやったら何かが書ける

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 毎日ブログ書くなんて、JimmyJazzってよっぽど閑なんだなと思われるかもしれない。まあ閑には違いないのだが、閑だと書けるかというとそうでもなくて、だらだらパソコンの前に座って居てもネタが浮かんでくることはない。日記を書こうと思ったら、何か行動しなくては書けない。何かをやったら「これをやった」と書けるのだ。
 だから極端な話、忙しい方が書けるのである。ネットでヤフーニュース見て、ああだこうだと書こうとしてもそんなの書けたもんじゃない。
 ちょっと才能のある人だと、最初は気の利いたことをササッと書けてしまうのだが、それも一年も続ければネタは尽きる。また書くには、本を読むなり経験を積むなりして「貯蓄」して行かないと、そんな何にもしないで文章がスラスラ出てくるわけがない。

 で、Masterが今日仕事の合間に何をしてたかというと、ショップカードを作ろうと思ってワープロソフトで悪戦苦闘してたのだ。一応できるにはできたが、レイアウトがうまくいかず時間切れ。また次回へ持ち越しとなった(^^;

 TV録画用ハードディスク

 自宅のテレビに接続していた1TBのハードディスクがお亡くなりになったようである。録画されてた番組に未練はないが今後録画できないのは困る。しょうがない、また買うか。この1TBは以前は店のパソコンの音楽データ用に使っていたもので、2012年6月に使用領域が600GBを超えたところで2TBのものにそっくり入れ替えたのだ。このデータ移動がまた大変で、iTunesのファイルだけで15時間もかかってしまった。

 今現在この2TBの空き領域が974GBということだから、もう1TB以上使っているのだ。またあの長時間のファイル移動のことを考えるとゾッとするが、そろそろ3TBに乗り換えて、今使ってる2TBをテレビ録画に回そうと思いAmazonで注文。先ほど到着したから確認のために開封してみると、んっ?差すところがないぞ????
 うわっ!しまった!USB端子の形状が違ってるじゃないか!時代はこんなことになっていたのか(^^;

 片側はこれまでのUSB端子だが、HDDに差す端子がSS-USBになっている!付属USBケーブルを使えば何の問題もないのだが、USBリベラメンテが繋げないのは困る!音的に!!
 あ〜、しくじったな〜。変換アダプタを買って無理に繋ぐ手もあるが、もう面倒なのでこれをそのままテレビに使うこととしよう。とほほ。

 シェービングカップをヒゲブラシで洗うな!

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 当たり前のことだが、お客様の髭剃りに使用するシェービングカップとヒゲブラシは一人ごとに洗って取り替える。だが洗うと言ってもブラシとカップには石鹸がたっぷり残っているから、水洗いのみで新たに洗剤を加えたりしない。そのとき、ついヒゲブラシでシェービングカップをゴシゴシやってしまうのだが、そういうことをしてはいけない。

 シェービングカップをヒゲブラシで洗うな!と言われて、最初意味がまったくわからなかった。皆さんもなんのことかよくわからないだろう。詳しく説明しよう。
 カップはセトモノなので洗っても擦り減ることはないが、カップをヒゲブラシで洗うとブラシの方が”ちびてくる”のだ。ヒゲブラシはお客様の髭剃りに使うものであってカップを洗ったりするものではない。実際にカップの方は千円程度のもので割らなければずっと使えるが、上質なヒゲブラシは数千円以上するし、使うごとに擦り減る消耗品なのである。お客様の顔で減るのはしょうがないけど、カップを洗って減らすのは実にもったいない(^^;

 だからヒゲブラシは指でやさしく洗うのが正解。カップも手で洗うか食器用スポンジやタワシなどで洗うが、お湯で洗うより水で洗う方がいい。お湯で洗うと次に使う時にカップに注いだ湯が熱すぎてアチチッとなる。まあこれは好みの問題だが( ̄▽ ̄;

 現役バリバリ

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 皆さんはキャリアを積めば積むほど散髪の技術は上達していくものだと思うかもしれないが、実はそうでもない。いつまでも第一線で活躍しようと思うなら、ある一定の年齢を過ぎたら若い人の感性を教わる側に回らないといけないのだ。
 先生ヅラして偉そうに後進の指導にあたることができるのはほんのわずかの時期だけで、そうだなあ、だいたい40歳を過ぎたあたりから立場逆転、若い兄ちゃんや姉ちゃんを「先生」と呼ばないといけなくなる(^^;

 カットの技術そのものは自分の方が経験豊かで上手なのに、若い人の感性がなかなか真似しようとして真似できない。技術は未熟なのに感性は若い人の方が鋭い。あちらにしてみれば「なんでこんな簡単なことができないのか」と不思議だろうが、そう思ってる若者も十年か十五年経つとそうなるのだ。
 あのマイルス・デイヴィスだって、モダンジャズのトップに君臨してたのが、時代が変わるとスライ・アンド・ファミリー・ストーンやフリオ・イグレシアスの感性を研究しないと生き残れなくなるのである。ああなんと残酷なw

 オレには関係ないと言ってしまえばそれっきり。でもいくつになろうとも若い奴らに負けてなるかと挑戦を続けたからマイルスはわたしの永遠のヒーローなのである。

 ハードパートは500円

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 七三分けの分け目(パートライン)を剃るハードパートを正式にメニュー化した。カット+500円。えっ?カネとるのかよ〜?!今まで何人もほぼ無理やり剃ってたくせに〜〜〜〜( ̄▽ ̄;
 まあ、そう言いなさんな。これまでハードパートの練習させてもらったお客様は、以後永遠にハードパート無料ということでどうかお許しください(^^;
 いや、お金が欲しいというより、そういうスタイルが流行ってるということをアピールしたいという気持ちがあって、それにはメニュー化してきちんとお金を頂くことでちゃんとした技術なんだなとお客様に認識してもらうこと、それが大事なんだな。もちろんハードパート、見るだけじゃなくガンガンご注文ください。

 スゴいヘアサロンJAMZ HAIR

ただいま22時30分、この時間になってまだブログが書けてないと結構焦る(^^;
さて、ネットでいろんなヘアサロンを見ていたら、すごい処が見つかった。なんとトレーラーを輸入して内部を改造してヘアサロンにしてしまったのだ。その名もJAMZ HAIR。男性専門の美容室だが、内装も凝りまくっていて、敷地内にトレーラーをどーんと乗り入れて威容を放つ姿はもう日本とは思えない大迫力。これは真似しようたってトレーラーを置ける土地がなければ真似ようがない。これにはわたしもウーンと唸ってしまった。屋号のスペルはちょっと似てるんだがw

 髪の毛から毒を出す

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 今年から営業日のMasterの昼ごはんはおにぎり一個と決めている。それと梅干し、金山寺味噌、味付け海苔。あっという間に昼ごはんを食べ終える。お客様をお待たせしませんw
 それはともかく、海苔をパリパリと食べながら、海苔を消化できるのって日本人だけなんだよなぁなどと考えていた。髪の毛は体内に入った重金属などの有害物質を体外に排出する役目を担っている。日本人は青魚を食べるので水銀に対する耐性も高い。だから日本人の髪は硬くて太いのかもしれない。

 昔はハサミが刃こぼれするんじゃないかと思うほどの剛毛の人が多かったが、近頃はそういう人が少なくなった。最初は食生活が変わったせいでそうなったんだ。化学薬品や食品添加物などの毒が入ってる食品を食べるから髪が細く薄毛になるのかとも思ったが、むしろ逆で、毒物を摂らないから耐性が弱くなっちゃったんじゃないか。それで髪の毛の働きが不要になって薄毛が増えてるんじゃないか、という考え方もできる。要するに毒物に対してひ弱になったという考え方だ(^^;
 ちなみに写真のこの方、金属加工業を営んでらっしゃって、素晴らしく剛毛である。

 理容師のハンドパワー伝授

一昨日の日曜の晩、美容師修行中の息子がガールフレンドのヘアカラーをすると言ってJimmyJazzにやって来た。かなりトレーニングを積んだようで、なかなか慣れた手つきでカラー剤を塗っていく。「枝毛が目立つ」と仕上がりを見て不満そうにしてるので、どれどれと見てみる。たしかに後れ毛が髪の表面でピンピンはねて美しく見えない。あのな、プロは髪を触るだけできれいになるんや。そう言いながら彼女の髪を手櫛で軽く梳いてみる。
「うわ!ホンマや!」
普段、「手櫛だけでこんなふうにまとまります」と言って商売しているから、あまり大きな声で言えないのだが、素人がドライヤーで乾かすのとプロの理容師が乾かすのでは全然違う。ハンドパワーってほどでもないけど、プロは髪を手で撫でるだけで美しく整える心得があるのだ。その秘密テクニックをこのブログを熱心に読んでる見習い理美容師諸君にこっそり教えよう。その方法とは、自分の部屋をいつもきれいに掃除すること。それができれば髪を撫でるだけで美しくできる。嘘だと思うならやってみな(笑)

 ハードパートとソフト剃り込み

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最近ショートのバーバースタイルの方にオススメしているのが、ハードパートと呼ばれる髪の分け目をカミソリで剃ってクッキリしたラインを入れるスタイル。剃ると言うと、たいていのお客様は引いてしまうが、やってみるとこれがじつにカッコイイ。他人が見たら七三分けなんだなと思う程度で、意外なほど剃っているとは気付かれない。すぐに生えてくるし(^^;
そしてもう一つこのスタイルにはポイントがある。額の生え際に沿わせずに前髪を切り、新たな生え際を設定してしまうのだ。これを仮にソフト剃り込みと呼ぶことする。このソフト剃り込みは剃るのではなくて短く刈る前髪のツーブロック、ダブルバングと言ってもいい。今では天然の剃り込みが入ってるわたしも学生の頃は富士額の生え際が嫌で、カミソリでM字に剃りを入れたものだった。ソフト剃り込みはそれが伸びてきた感じを人為的に切り込んでつくる。これによって前髪の流れを良くしたりシルエットをシャープにつくることができる。富士額の人や額の狭い人、髪が多くてまとまりにくい人にオススメのテクニックなのだ。

 理容師にしかできないこと

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美容師ではなく理容師にしかできないこと、もっと言えばジャズの聴ける理容室にしかできないこと、それをもっとアピールできないか。たとえばカミソリ。カミソリを使ってできることも注目してみたらいろいろある。たとえばこの"ワンダーもみあげ"。あっ、ワンダーもみあげというのは、岡山県にワンダーというブラックミュージックが好きなマスターがやってる理容室があって、このマスターがまたカットが上手なのだ。で、そのワンダーさんでよくやってるキリッとしたもみあげの形を勝手に"ワンダーもみあげ"と呼んで秘かに練習しているのである(^^;

 なぜ今ポマードなのか

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 新発売のクールグリースペリシアでばっちりセットをキメてあげたお客様がその翌日、「あのポマード欲しいんですけど」とやって来てペリシアの赤を買っていかれた。家に帰ってジェルで試したがどうもうまくいかなかったそうだ。わたしとしてはジェルでもワックスでも何を使っても簡単にまとまるようカットしてさしあげたつもりだったのだが、やっぱりわかる人にはわかるみたいである(^^;

 さて、なぜ今ポマードなのか。なぜジェルではダメなのか。ポマードを使うと髪が弧を描く、緩やかなカーブを描くことができるが、ジェルだとどうしても直線的になって固まってしまう。ある程度の粘りがあり完全に固まってしまわないポマードだからこそできる性質で、これが今のバーバースタイルの髪型にぴったりなのだ。
 そしてギラリと輝くちょいワルな光沢が艶っぽさを演出する。これも他の整髪料では出ない質感。

 もちろんホストみたいにチャラい外ハネの髪型にワックス代わりにポマードをつけるのもアリだけど、やはりバーバーでないとできないカットで、美しいカーブを描くポマードを塗った髪の輝きを魅せて紳士の優越感に浸りたいものである( ̄▽ ̄;

 クールグリースペリシアの販促用POPをDownload Now!!

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 インフラノイズのオーディオ製品販売と散髪のネット予約のため借りているFC2カートには、”ダウンロード販売”という機能がついていて、これで顧客にネット上のデジタルコンテンツをダウンロードしてもらうことが可能。以前から当店でも何かダウンロード機能を使えないかなと思っていたのだが、ちょうど新発売の水性ポマード”クールグリースペリシア”の告知のために作ったPOPをインスタグラムにアップしてみたら評判がいいみたいなので、ペリシアを取り扱ってる同業者向けにPDFファイルで無料ダウンロードできるようにしてみた。A4の紙にこのままプリントアウトすれば即サロンで使えるというわけだ。行ったこともない全国各地のバーバーにJimmyJazzで作ったPOPが貼ってあったらなんだか楽しいじゃないか(^^;
 しかし思ったより申し込みの仕組みが大げさになってしまった。果たしてこんなんでダウンロードしてくれる人がいるのかしらん。

 パーカーに始まりパーカーに終わる

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 ドラマの犯罪捜査で筆跡鑑定とかやったりするけど、あんなのでよく犯人を特定できるものだと感心する。というより、他の人が毎回同じ字を書けることにも感心する。わたしなんか書くペンによって筆跡が変わるから絶対捕まらない自信あるけど。いつぞや保険の書類を書かされたので、ボールペンを借りて張り切って書いたら保険員の人に「あれ?これ奥様の字じゃありませんか?ご本人の自筆でないとダメなんですけど」と言われ、ちゃんと自分で書きましたよと憤慨したら「そうですか失礼しました」と恐縮していた。

 で、いつも100円のボールペンでお客様にカルテを記入してもらうのもどうかなと思って、パーカーのボールペンを買ったのだ。だってジャズと言ったらパーカーに決まってるではないか(^^;
 ちょっと太めのニクいやつ。これで張り切って予約表にかっこいい文字で書き込んでいたのだが、丁寧に書いていたのは最初だけ、だんだんと100円ペンで書いていた字に戻っていくではないか。ああ、これじゃやっぱりわたしも捕まるわ( ̄▽ ̄;

 どうしていいのかわからない

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ハロウィンのシーズンなので、何かできないかと思ってそれ風のグッズをチラホラ買ってきたりするのだが、イマイチどうしていいかわからず困ってしまう。仮装して「トリックオアトリート」と入口で叫んだ子供たちにお菓子をあげようか。それともトリートメントしてあげようか。そもそもそんなことしてくれる子供たちが近所にいるのか。あれこれ考えているうちに面倒になって放り出してしまう。そうか、ハロウィンを題材にしたジャズの名曲がないから気分が盛り上がらないんだ。せいぜいフィリー・ジョー・ジョーンズの「ブルース・フォー・ドラキュラ」とかエディ・コスタの「ハウス・オブ・ブルー・ライツ」をかけるぐらいか。どなたかハロウィンにぴったりのいい曲知ってたら教えてください(^^;

 しまちゃんのローストビーフ丼

ひさびさの好天。これはIKEAにイケアッ‼︎という天のお計らいだと判断して自転車でイケアッッ‼︎(^^;
自宅からIKEA鶴浜まで約一時間半。梅田まで出てIKEAバスで行っても同じくらいかかるから、それなら運動も兼ねて自転車でイケアッッ‼︎それに通り道の大正区に「お肉屋さんのダイニング しまちゃん」があるからランチに行くことにした。一時間半かかるつもりで早めに家を出たら40分くらいでしまちゃんに着いてしまった。同じ大正区でもここが中間地点であと半分くらいあるのだった。まだ開いてないのでしかたなく大正の町をぶらぶらして時間を潰す。11時半の開店時間に行って迷わずローストビーフ丼950円を注文した。

ああ、やっぱり良い肉使ってるわ、やわらかい。ローストビーフってそれほど好きじゃないだが、これはイケアッ‼︎いやイケる‼︎半熟玉子も良いじゃないか〜ペロリと平らげた。ごちそうさま。そのあとイケアまで自転車を漕いで到着したらすごい人で賑わっていた。見てるとあれもこれも買いたくなる。ローストビーフ食べて気が大きくなったせいか、ちょっと余計な物をいろいろと買いすぎたナー。

 バリカン党

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白状するが、ほんのつい最近までバリカンで刈り上げるよりもハサミを使って刈り上げるほうがキレイなグラデーションが出せると信じていた。機械よりハサミのほうが繊細な仕事ができると単純に思ってた。それがあるときネットで動画を見ていると、太った黒人のバーバーがバリカンだけを使ってアッと言う間に素晴らしく美しい刈り上げスタイルを完成させてしまったのだ!衝撃だった。こんな見事な刈り上げはわたしにはできない。しかもその黒人のおっさんは、バリカンを浮かせることなく境界線がキッチリ出るようにしていた。わたしは父にも、伯父にも、叔父にも、講習の先生にも、ありとあらゆる散髪の先生にバリカンを浮かせて境界線をぼかせと教わってきた。そのほうが後からハサミでぼかすのが楽だからだ。それが何?このキッチリ別れた境界線。これをまた中間の長さのバリカンでぼかしていくのだ。ハサミはいつ使うのか。そんなもの使わなーい!マイッタ!それ以来、わたしもバリカン党に入党した。繰り返すがつい最近の話である。

 音楽をレコードで聴く贅沢

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 デアゴスティーニの「隔週刊 ジャズ・LPレコード・コレクション」のテレビCMの多さに呆れてしまう。でもかっこいいから流れるたびについ見てしまうwww ネットの書き込みを見てもジャズ関係者の間で第1号「カインド・オブ・ブルー」990円を買った人はかなり多いようで、あんた「カインド・オブ・ブルー」持ってるやろ!と思わずツッコミたくなるような人も買っている(^^;

 通常ならディスクユニオンとかに行かないと売ってない「カインド・オブ・ブルー」のレコードが、田舎町の書店で980円で売ってたらジャズファンならつい買ってしまうかもしれない。
 さて、そのまさかのLPレコード旋風が吹き荒れる中、当店でも「アナログナイト」と称して毎週木曜の夜はアナログレコードをかけることにしている。

 わざわざLPをデアゴスティーニに注文しなくても持ってるんだから、そのまま死蔵させておくのももったいない、というわけで、お客が来ても来なくても毎週木曜の夜はアナログナイト!カットしながらレコードの優しい音色をお楽しみください。アッ、そういえば「カインド・オブ・ブルー」のレコード持ってないんだった。デアゴスティーニのやつを買おうかしらん( ̄▽ ̄;(毎週木曜16:00~閉店まで。レコード持ち込み大歓迎。ビールもあるよ!!)

 ポマード・インプレッションズ

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 昨日はさっそく新発売のクールグリース”ペリシア”を自分の髪に塗りたくってみた。この赤いストライプのエクストラハードは、売れに売れてるあのクックグリースに相当するセット力ということだが、香りが大人っぽくてなかなかいい。クックグリースは愛用者にも「オロナミンCみたいな匂い」と言われてからかわれていたのだ。このペリシアの赤の匂いはいいのではないか。ただ、クックグリースのパイナップルの香りはつけてしばらくすると匂いが気にならなくなるのに対し、ペリシア赤のオリエンタルブーケの香りは夜になっても匂いが持続する。この香りが好きな人はいいけれど、もし彼女とかから嫌いな匂いだと言われたら厳しいかもしれない(^^;

 今朝は青いストライプのハードを単品で使ってみた。こちらはシトラスの爽やかないい香りで、柑橘系なので匂いはすぐ消える。セット力は赤に比べてやや落ちるが、ツヤは赤よりあるので、パーマヘアやくせ毛を生かすスタイルならこちらがよさそう。硬い直毛を無理やり寝かしつけるのは赤を混ぜないと無理かもしれない。
 ポマードを使ったリーゼントスタイルは、ずーっとやってると髪にクセがついてきてだんだんセットしやすくなるから、毎日練習してチェット・ベイカーやビル・エヴァンスになるコツを掴んで欲しい。
 新しいポマードいかがですか?

 ポマードいかがですか?

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 業界誌「メンズプレッピー」の11月号の特集「サロンが変わる自分も変わる100のこと」って、「JimmyJazzを輝かせる100のアイデア」のパクリじゃねーの?と密かに疑ってるMasterです(^^;

 さて、ワックスつけますか?と訊いて「えっ?なに?クルマのワックス?」というオヤジボケが懐かしい。BARBERブームとセットでついてきたのがポマードブーム。七三分けやカチッとしたオールバックの髪型には欠かせない。もうワックスやジェルやムースなんて古い!!んだそうだ…。
 もうすでに「ワックスつけてください」とお客に頼まれても、こっそりポマードをつけてるというサロンが多くなってるし、カチカチに固めるのでなければムースやジェルでなくポマードを選ぶ人が多くなっている。

 で、本日入荷したばかりなのが、BARBERのために開発された新発売のクールグリース”ペリシア”。まだどこにも売ってないとれとれピチピチカニ料理!(カニ関係ないやん)
 従来の人気ポマード”クールグリースG”と”クックグリース”の使い心地を踏襲する形でリリースされた、ハード[#クールグリースg 相当のセット力]とエクストラハード[#クックグリース 相当のセット力]の二種類で、210g 各1,500円 。

 ポマードと聞くと、「ベタベタして手につくし、シャンプーで落ちにくい」というイメージがあって抵抗ある人も多いだろう。わたしもそうだったが、最近の水性ポマードはつけたあと髪を触ってもさほどベタベタしないし、シャンプーでサッと落ちる。昔と比べ格段に進化しているようだ。わたしもこの夏はあえて髪を伸ばしてクックグリースでリーゼントにして乗り切った。夏は頭に汗をかくけれどポマードでまとめると意外と涼しく快適なのである。

 クールグリース単品でもいいのだが、実は銀髪ワックスのシルバーアッシュなんかと混ぜて使うとマットな質感にツヤがプラスされていい感じになる。もちろんクールグリースペリシアのハードとエクストラハードを混ぜて硬さを調整するのもいい。そろそろワックスは卒業してポマードいかがですか?

 失敗だらけの人生

 当店は三十年近くこのスタイルで営業しているため、「Master、やっぱり先見の明があったんだね〜」と、そんなふうに言ってくださるお客様もいらっしゃるけれど、それ見ろ、わたしは間違ってなかったのだ!と自慢するより、むしろ「ああ、しまった!やっぱりあれはまずかったな〜間違ってたな〜」と反省することの方に実り多い教訓が潜んでいるように思う。

 「ほら、だから言わんこっちゃない。わたしには先が見えるのだ」なーんて後から言ったって、そんなの何の自慢にもならない。成功したことは大して記憶に残らないが、思い返して「あちゃー、失敗したなー」っていう事件のほうは、今となってはほろ苦く、味わい深い。
 老いてなお「やっぱり言った通りになった。俺は悪くない、正しい、間違ってない」と言い張る老人はもう見苦しいだけである(^^;

 ソロピアノがいい季節

 理容室のBGMとしてかけるには、ソロピアノはあまり適さない。やはりドラムがリズムを刻んでベースが跳ねるように軽快なのが仕事もはかどるし、眠くならないし、よっぽど自信のあるとき以外はかけようという気にはならない。
 でもここ最近、JimmyJazzのシステムでソロピアノがやけによく鳴るのである。修行の甲斐あって、ああ、ピアノって良い音がするもんだなぁと思えるようになった。キース・ジャレットはもちろんだが、ゴンサロ・ルバルカバの『Solo』なんか、ものすんごく良い音なんでかけるたびにびっくりしてしまう。また、”ソロピアノつながり”でジョージ・ウィンストンまで触手が伸びて、今の時期「オータム』なんてぴったり! と言いたいところだが、もう少し涼しくならないとオータムな雰囲気が出ない。10月だというのに、この蒸し暑さはいつまで続くのか(^^;

 数字なんかに惑わされるな

10月だというのに、今年はまだ暑い。昨日なんかとうとう「すまんが室温を下げてくれませんか」と散髪中に言われてしまった。そのときは除湿運転で25度設定、現在室温が24度と表示されていたので、25度設定の冷房運転に切り替えた。だが、室温24度だから風が出るだけで室温は下がらない。空気が湿っているため体感温度が暑く感じるのだ。かといって、24度設定はよっぽど暑い真夏日にしか行わないから、10月に24度は抵抗がある。やがて室温が上がって冷気が出はじめたけれど、エアコンの数字なんかに惑わされず、暑いならさっさと温度を下げるべきだったと反省。オーディオでは数字なんか全然信用しないのに、暑くてもエアコンの数字は妙に信じてしまう。まだまだだなー(^^;

 「お肉屋さんのダイニング しまちゃん」NEW OPEN!!

 当店の古くからの常連さんが脱サラして大阪市大正区にオープンした「お肉屋さんのダイニング しまちゃん」へ行ってきた。

 誰かがお店を始めると聞くと、なんだかすごくワクワクする。JimmyJazzがオープンした頃を思い出してしまうのだ。期待と不安が入り混じったあの感覚。新しい木の匂いと祝いの花。まだどこか店らしくなってないあの感じもいいなぁ。入るなり有線放送のジャズが鳴っていたけれど、わたしが行くと言ったから選局してくれたのだろうか。ちなみに同行した別の常連さんの車の中でも気を遣ってBGMを『静かなるケニー』にしてくれたが、別にわたしはジャズでなくても機嫌悪くなったりしないのに(^^;

 それまで勤めていたお肉屋さんの仕入れルートを生かし、なかなか庶民の口に入りにくい希少部位をお手頃価格で提供する。本日のおすすめ特選イチボステーキ150gはなんと1,800円!絶対にこの値段では食べられない!(らしい)口に入れると、なんというやわらかさ!?ああぁ〜、こんなん食べたことないわ〜やわらかいわ〜おいしいわ〜しまちゃ〜ん( ̄▽ ̄;

 おすすめメニューは随時変更になるが、常時お得な希少部位肉を見つけて仕入れてるそうなので、メニューにあるおすすめは絶対のおすすめだ!!ん?
 

 サラダ2種に牛すじ煮込みもトロけます〜〜

 大正区泉尾の住宅街にあって、知らない人は絶対見つけられない立地だが、こりゃ探してでも行くべきだな。イケア鶴浜に行くときは絶対イケアッ!!!次回はランチメニューをチェケラ!!

「お肉屋さんのダイニング しまちゃん」
ランチ11:00~15:00 ディナー17:00~22:30(last order:22:00) 水曜定休
大阪市大正区泉尾1-37-19電話06-6553-0030 探してでもイケアーーーッ!!( ̄▽ ̄;

 生理的に受けつけない

 楽器の音色で好き嫌いはあまりないけれど、ボーカルには「これはちょっと」というのが時々ある。好きな人が結構いるので大きな声では言えないが、リンダ・ロンシュタットの歌うジャズのスタンダード曲、確か3枚ほど出ているネルソン・リドル指揮のあのシリーズ。あれがどうも生理的に受け付けないのである。
 聴いていてイラっとするというか、なんでそんなに力んで歌うのか。ワタシうまいでしょ?みたいな態度が鼻につく。ポップス歌ってるだけなら別になんとも思わないのに、ポップスの女王のリンダが古いジャズを歌ったらこんな風に素敵でしょ?うふふふふみたいな(^^;

 うるせー!!すっこんどれ〜〜!!”o(▼皿▼メ;)o”
 もちろんJimmyJazzのシステムが原因で、リンダの歌がそんな鳴り方をするのだと承知してるのだ。もしわたしが彼女のファンなら、リンダの歌が素晴らしく鳴る方向で調整するだろうが、残念ながらそうではない。だからたまに思い出したようにリンダをかけるたびに、毎回イラっとしてしまうのだ。だったらかけなきゃいいのに。
 しかし、フランク・シナトラの『デュエット2』に客演した「バーモントの月」では、肩の力が抜けて素晴らしく、なんだやればできるじゃないのと思わせる。これがシナトラのホストとしての力量なのだろう。流石である。

 おいしい水

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 なぜだか分からないが、たまにすご〜く美味しいコーヒーができることがある。ああ、うまいなぁ最高だな。でもあくる日、同じUCCの豆を使って同じコーヒーメーカーで同じように淹れても同じ味にならないのである。今ではちょっと賢くなって、こうすればムラが多少なくなると、ノウハウも少しづつ溜まってきたけれど、それでもいい時と悪い時ができるのは避けられない。

 これと同じことを二十年前にやらかした。

 なぜだか分からないが、たまにすご〜くいい音でジャズが鳴ることがある。ああ、いい音だなぁ最高だな。でもあくる日、同じCDの同じ曲をかけて同じ装置で鳴らしても同じ音にならないのである。
 ここでわたしは、もっと高級なオーディオ装置ならコンディションに拘らず常にいい音が楽しめるのではないかと考えたことが間違いの始まりだった。
 そもそもわたしが求めた音は、何もそんなたいそう立派なJBLサウンドではなく、高校生の頃から使ってるシスコンのスピーカーが奏でたあの音、つまり条件さえ整えば、あのままの装置で出る音なのだ。

 たしかに調子のいい時のJimmyJazzは、自分で言うのもなんだけれど素晴らしくリッチでゴージャスな音がする。おいおいこんなにいい音しちゃって大丈夫か?とニヤけてしまうことも、ごくたまにある(^^;
 だが本音は、こんなにいい音でなくてもいいんだけどなぁと、多少お金を使ってしまった罪悪感もある。いくらグレードアップを繰り返しても、音の調子のいい時悪い時があることは避けられない。それなら別に何も変えずにシスコンのスピーカーでよかったのではないか( ̄▽ ̄;

 周回遅れ

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 いま空前のBARBERブームで、若い人たちがどんどんかっこいい理容店をオープンしてる。それぞれ特徴を出して、道具や音楽なんかも凝ってるみたいだ。
 当店のお客様にそんな話をすると、
「何言うてんねん!?そんな店よりジミージャズの方がずっとかっこええで!」
 ええっ?そうなのか?もうてっきりバブリーな時代遅れの散髪屋に見られてると思ってた(^^;

 20年前なら「これが今最もかっこいいスタイルなのだ!さあどうだ!?」と、まるで自分が地球を回してるような気でいたが、年をとると若い人のセンスがよく理解できてるか自信がないので、このセンスってイケてるのかなぁ、どうなのかなぁと思っていた。でも20〜30代の若い人に聞いても、当店はめちゃくちゃかっこいいと言ってくれるのだ。ああ、よかった、安心した。わたしのセンスは古くなってなかったのだ。いや、もしかして時代が一周して回ってきただけなのか?( ̄▽ ̄;

 きょうだいはいいものだ

 わたしの弟も実家の後を継いで理容師をしている。妹はその店の一角でネイルサロンをしていて、こうしてきょうだいで仲良く(?)仕事ができるなんて、本当にありがたいことだなと思う。わたしが三人きょうだいだったから、やはり三人の子持ちになった。二人でいいかな、なんて思っていたけれど、三人目もやはり可愛くて、子供が三人いない生活なんて考えられない。一人っ子で両親の愛を一身に受け、手塩にかけられ育つのもいいが、きょうだいがいるってのはそれにも増して素晴らしいものだ。

 子供のきょうだいを作るにはそもそも嫁さんをもらわなければできないわけで、結婚できるってことも、普段は当たり前だと思ってるけれどとてもありがたいことである。現代ではコンビニもあるから独身だって食べることにそう不自由しない。自分の買いたいものを買って、生きたいように生きるのを犠牲にしてまで結婚することもないと、そういう考えもあるけれど、やはり奥さんがいて子供がいるってことは、本当にいいものだ。やかましくて、家でジャズを聴くような洒落た生活も犠牲になるけどね(^^;
 そうやって、すべて自分の選択で人間関係を築いてきたみたいに見えるけど、本当は神の見えざる手によって導かれてきたのである。全くもって感謝、しかない。

 うまく黙らせろ

 お客様との世間話は楽しいものだが、時には思い通りの髪型にならず技術に集中したい局面が出てくる。そういう、失礼ながらちょっとの間だけ黙っていて欲しい時には、ほんの少しだけマッキントッシュC34Vのボリュームを上げるか、もしくは景気のいい(やかましめ)の曲がかかるように選曲しておく。それで頭をチョキチョキされてると、ご機嫌で喋っていた人も気分を害することなく大人し〜くなる。これはBGMの音が良ければ良いほど効果てきめんである。
 もう一つ、音が良くなくても黙らせる方法があって、できるだけキレの悪いボワボワ、モコモコのこもったような録音のCDをちょっと大きめの音でかける。内容も前衛的で何をやってるかわかりにくいのがいい。こんなのをしばらく聞かされてると、脳が理解しようとする努力を放棄して眠りに落ちる。ただ難点は、刈ってるこちら側まで眠くなってしまうということだ(^^;

 寂しい決断

来年のお正月もどこか温泉でのんびりしたいものだなと思い、日本旅行のパンフレットを眺めていたら妙な違和感を感じた。過去二回宿泊した、福井県芦原温泉の「あわらの宿 八木」が「ホテル八木」となっている。そのくらいよくあることだが、高級老舗旅館だった八木なのに、妙に料金設定が安くなって、芦原温泉界隈でも最低クラスの値段になっているのだ。食事もバイキング形式で、ドリンクバー完備。いや、そうじゃなくて、八木は部屋食で風呂上がりにラムネの栓を抜いてくれるおじさんがいなきゃいかんだろう。ひょっとして、館内を埋め尽くすように配置していたデザイナーズ家具も無くなってしまったのだろうか?
JimmyJazzはジャズ喫茶の影響を受けた理容室であるが、ホスピタリティやサービス面は温泉旅館のそれから学んだことも多い。特に八木さんの影響で当店にアルコランプやパントンチェア、プロジェクタークロックも導入した。高級旅館ゆえ毎年は行けないがお気に入りの宿だったのだ。たった2回しか利用してないのに常連ヅラされても困るだろうが、またいつか八木に泊まりたいなという気持ちが一気に萎えた。ものすごーく残念である。

足りぬ人手、北陸の旅館も変身 老舗にバイキング、派遣も活用:日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO05011500Z10C16A7LB0000/

 カッコつけるなら中身もそれなりに

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 理容師がダサいと思われていたのは、何も美容師さんや周りの環境のせいだけではない。やはり一般の人から見てダサい理容師ばかりだったからそう思われたのだ。違うか?
 腕が良い職人でも、給料を競馬やパチンコなどのギャンブルに突っ込んでみたり、営業中に居眠りしていたり、なんちゅーかインテリジェンスのかけらも感じさせないだらしない態度が理容業界全体のイメージを悪くしてきたのだ。

 ブログやSNSに書いてるちょっとした言葉の使い方で、物を知らないことがバレてしまう。だから理容師、美容師もそうだけど、普段から本を読むなりして、もう少し教養を身につけないと、ネット見てるだけじゃダメだぞ(^^;
 他府県ではどうだか知らないが、ここ大阪ではカッコだけ立派で中身がないのが一番カッコ悪いとされている。「なんや、カッコだけか」と嗤われるのが最大の屈辱なのだ。そうならないために今日も本のページをめくるが、どうにも眠くなって困るなあ( ̄▽ ̄;

 床屋の虜

バーバーブームとか言って、理容師がカッコイイと持ち上げられるのは悪くない気分だけれども、床屋の息子として生まれ育った者としては、そんなに調子に乗って大丈夫かいなと心配になる。海外では、野外コンサートのステージの両脇にバーバーチェアを置いて客席を見下ろすようにして散髪してる様子がYoutubeにアップされてたりして、決してバカにするわけじゃないのだが、なんか笑っちゃうのである。すまん。だって、何もそんなところで散髪せんでもええやろ!と突っ込みたくなるのだw これは同じ床屋同士という意識があるから笑っちゃうのであって、もし他の職業の人が「ナニあれ?ダッセー!」とか言ってたら、同業者を貶されたことで怒るにちがいない。あと、よく海外のバーバーの人がサインポールとかバリカンのタトゥーを入れてるけれど、エエッ⁉︎サインポールやで、サインポール!そんなもん彫って大丈夫かいな?どんだけ散髪屋好きやねん!?と他人事ながら心配してしまうのである(^^; この職業に賭けるという気概は立派だと思うけれども、サインポールに電気バリカンって、床屋の息子としては嬉しいようなこそばゆいような、なんとも不思議でならないのですよ。

 100円モニター

 ご存知のように当店ではMac miniで再生した音源のアルバムアートワークを専用のモニターへ出力して、ジャズ喫茶のレコードジャケットみたいに表示している。BGMをパソコンから出しているお店は多いだろうから、よそもやればいいのにと思うが、一向に流行る気配がない。

 まあそれはいいとして、そのジャケット表示専用モニターが急に壊れてしまったからさあ大変!ってほどでもないが、いつも表示してるジャケットがないとやはり寂しい、というか不便である。曲順は自分で決めているから、誰が演奏してるかくらいジャケット見なくても覚えていそうなものだが、いざ見えなくなると実に心許ないのである(^^;

 このままモニターなしでブラインドフォールドテストの毎日を送るわけにもいかないから、代わりの手頃な4:3表示の17インチモニターがないか探すことにした。なぜ今どきのワイド画面じゃなくてそのサイズかというと、全画面表示にしたときに一番LPレコードのサイズに近いからである。だからワイド画面なんて無駄なだけ。むしろ正方形で出して欲しいくらいだ。

 ヤフオクを探してみると100円スタートでバッファローの中古モニターがあったので、ダメ元で入札して犬の散歩から帰ってみたら見事100円で落札していた。送料が1,560円。こんなんで大丈夫かなと思ったが届いてみると特に問題なし。電源コードも何も付いてないけど今までのを流用すればこれも問題なし。中古だからまたすぐ壊れるかもしれないが、使えるうちはこれでOK。寿命まで存分に働いていただきましょう。次はさすがに100円じゃ落ちてくれないだろうなあ( ̄▽ ̄;

こちらは今まで使っていたジャケット表示専用モニター

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 降っても晴れてもJimmyJazz

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「こないだお借りした傘、ありがとうございました」
 そう言ってお客様が当店の置き傘を持ってこられた。傘を持たずに来店し、散髪中に雨が降り出してお帰りになる時にもまだ雨が止まない場合は、置き傘をお貸ししている。原則返却は不要、つまり差し上げることにしているのだが、律儀に返しに来られる方も少なくない。

「あのワンポイントのマークがいいですね」
 最初は買ってきた透明傘をそのままお貸ししていたのだが、傘の内側にラッパのスタンプを押して持って帰ってもらうと、例えば彼女とか友人が家に遊びに来て帰りに傘がない場合、「おう、この傘持って行けよ」と当店の傘を出してあげる。彼女または友人は傘をさして「このラッパのマークなんだろう?」と思いながら帰路につく。そして次に会ったときに「フッフーン、実はね、俺の行きつけの床屋が…」と話題になるという、もうほとんど妄想の世界である( ̄▽ ̄;

 せっかく返しに持ってきてくださったのに、また散髪の帰り際に雨が降り出した。大丈夫ですよ、またお持ちください。おーい、傘持ってきてと家内に裏から持ってこさせる。
「じゃあまたお借りします」
 はい、いつでもどうぞ(^^
 後で昨日買ってきたばかりの新品の傘にスタンプを押そうと見てみたら、置いてあるのはすでにスタンプしてあるさっき帰ってきた傘だった。つまりスタンプしてない新品の傘を渡してしまったのだった。せっかくマークがいいねと言ってくれたのに。まあいいか(^^;

 照れ臭い音楽

 テレビで「松本家の休日」を観ていたら、難波にある歌謡BAR「蓄音堂」が紹介されていた。カウンターにドーナツ盤レコードが約2千枚並んでおり、ドリンク一杯につき2曲のリクエストができるという。

 ああ、これいいなぁ。こんな仕組みでめちゃくちゃ良い音のオーディオで鳴らす店にしたら楽しいだろうなぁと思いながらしばらく観ていたが、う〜ん、やっぱりちょっと恥ずかしいなぁ、赤面してしまう。こういう懐メロは誰かと一緒に聴くのは照れ臭い。ヘッドホンで自分一人だけで楽しみたい。酒が入るとまた違うのかもしれんが、こういう世界はちょっとドロドロしすぎて苦手である。オーディオイベントでこういうのをウケねらいでかける人がたまにいるが、あれも恥ずかしいので勘弁してほしい。

 ジャズだって店でかけてて「これは少し恥ずかしいかな?」と思うレコードもある。それを恥ずかしくないように、一気に非現実的な「こちらの世界」へ引っ張り込むことができたら合格。それをするには、かける側のセンスも重要だがやはり良い音のオーディオ装置の力が必要なのである。

 ジャズは素敵な合言葉

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 台風のせいか閑だったので、せっせと店販袋のスタンプをこしらえていた。今回は思い切って「JAZZの聴ける理容室」と日本語である。部屋に置いておくと、遊びに来た彼女とか友達とかが「えっ?何それ?ジャズの聴ける理容室って??」「フッフーン、実はね、俺の行きつけの床屋が…」と話題になることを狙ってみた(^^;

 さてそういえばこのあいだ、関東の方の理容師さんから「私もJAZZと理容の融合を目指して独立開業の予定です」という素晴らしい問い合わせメールが来た。そんなことを職場の仲間や先輩に相談してもなかなか理解されないと悩んでらっしゃっるのである。そらそうだろう(^^;;
 ジャズと散髪の相性の良さは、体験してみれば一発で理解出来ると思うのだが、肝心の理容師さんがジャズを理解してないと続かない。「こんな眠くなる音楽でやってられるか」ってなもんである。
 
 なんだかんだ言っても、一般的な人の多くにジャズが浸透しないのは、ジャズが難しい音楽だからである。もう少し辛抱して聴き続けていたら、深遠なる知的ジャズ世界が開けていくのだが、そこまで到達する前に挫折してしまうのだろう。だが、大半の人々に理解しにくいからこそ散髪のBGMとしてジャズが効いてくる。知的財産として素晴らしい武器になりうるのだ。

 で、先ほどの理容師さん、何の問い合わせかな?ジャズでもオーディオでも何でもアドバイスさせていただきましょう!と思ったら、
「JimmyJazzで使ってるカットクロスはどこで買えるんですか?」
って、そっちかーい!?( ̄▽ ̄;

 床屋臭

見ただけで、アッ!理容師だな?と、同業者には同業者にしかわからない独特の臭いがある。散髪屋の息子として生まれ育ったわたしは、もうそれが嫌で嫌で、嫁さんもらうなら業界の人だけは避けたいとずっと思っていた。全然畑違いで素人の家内と結婚したんだけれども、結局今ではJimmyJazzを手伝ってもらってるから、やはり理容師臭い感じはしてるかなー(^^;
JimmyJazzも28年前、なるべく床屋臭のしない店にしようと思ってオープンした。何屋かわからんのはそのためだ。
甲斐バンドのボーカル甲斐よしひろも実家が床屋だと聞いたことがある。たまたまテレビのワイドナショーに出てるのを観たが、ウワッ、こういう床屋のマスターっているよなぁという風貌になっていて、あらためて床屋臭を脱臭するのは容易でないと背筋が寒くなった次第である。

 ケチは顔に出る

性格が顔に出るとはよく言われるが、もっと詳しく言うと、普段から省エネで感動のない生活をしていると顔の筋肉が衰えて、だんだんと景気の悪い顔つきになってくる。ニコニコしてれば頬の筋肉が盛り上がるし、ハキハキ話す人は口角も上がってくる。人の話にリアクションすれば眉が上がったり下がったり、目を大きく見開いたりもするものだ。
要するにそういう態度をとる必要がないと思ってるのは性格がケチくさい、リアクションの運動量をケチっているのである。美人やハンサムに限って性格悪いと思いたいのは山々だけれど、パッとしない顔つきの人が性格悪いほうが確率的には高いだろう。同じように、金持ちと貧乏人のどちらが性格が良いかというと、金持ちが良いほうがほとんどだ。性格良いから金持ちになれたのか、金持ちで育ったから性格もよくなったのかわからないが、顔の表情を動かすちょっとのエネルギーをケチっている人って、あんまり付き合いたくないと思わないか?わたしのことだけど(^^;

 七三刈り上げバーバースタイル

 今日はどんなふうにしますか?
「サイドとバックは刈り上げて7:3で分けられるように」
 バリカンですか?ということはバーバースタイルですね?!( ✧Д✧) キラーン 分け目は剃りますか?
「えっ?そ、剃るんですか??」
 剃るっていうとなんだか過激なことをするように聞こえますが、意外と普通に見えますよ。シチサンするならオススメです!(`・ω・´)シャキーン
「じゃあ剃ってください」
 バッ‼︎ヴィ〜〜〜〜〜〜ン…(バリカンの動作音)
 (鏡で後ろを見せながら)こんな感じでどうでしょう?
「うわぁ!いいですね!」
 アロハに合ってますねw
「観光客感がハンパないッスね〜(笑)」
 もみあげはどうします?
「長く置いておきたいんですが、どうしようかなあ」
 トラックの運ちゃんみたいにしてみますか?
「??? え、ええ、じゃあそれで」
 どうですか?
「おお〜!!いいですね!」
 仕上げはポマードいっときますか!?
「お願いします!」
 メガネかけて見てください。
「なんか、すごく芸術的ですね!」
「うわぁ〜いい所見つけたぁ〜〜!!(二回目なのに)バーバー最高!」
「ありがとうございます。また来ます!」
 こちらこそ。ありがとうございました。

 きっちりするのを「おっさんくさい」と一蹴したのも時代なら、「かっこいい!」と持て囃すのもまた時代、ということか(^^;

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 シルバーウィーク突入

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シルバーウィーク突入!だからホレス・シルバー!(^^;
ホレス・シルバーは最高にカッコいいと思うのだが、オーディオマニアのなかで話題になることはない。ひょっとして、クラシック聴く人のオーディオシステムでホレス・シルバーは鳴らないんじゃないか。きれいに鳴らそうとするとファンキーなフィーリングがスポイルされてしまうのでは?この「セレナーデ・トゥ・ア・ソウル・シスター」なんか最高じゃないか。ねえ。

 弱点もいっぱいあります

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 毎週木曜の夜はアナログナイトってことで、今日9月15日が命日というビル・エヴァンスでもかけましょうかね。エッ!51歳で亡くなったのか。う、うぅむ若いなあ…(^^;
 さて「ジャズ喫茶案内」に初のバーバーとして掲載されて、近頃本物のジャズ喫茶よりも態度がでかいJimmyJazzだが、実は誰にも言えない秘密がある。ドーナッツ盤レコードをかけると、どうしようもなく音が悪いのだ。the coffee timeの何点ですか?ってな問題じゃなく、もうお聞かせできるレベルではない。0点である。

 45回転の30センチレコードは普通に聴けるので、おそらく回転数の問題ではない。ジャズのドーナッツ盤シングルを持ってないから、音楽ジャンルのせいでうまく鳴らないというのもあるかもしれない。薄々感じてはいる。プレーヤーの蓋が閉まらないほどのオーバーハングとカンチレバーが少し曲がってるせいで、小さいサイズのドーナツ盤のトレースがうまくいってないんじゃなかろうか。
 でもドーナッツ盤なんかめったにかけないので、このまま知らんぷりするわ( ̄▽ ̄;

 一人前のジャズの店

きのうの日記で「それにしても当店はいつになったらジャズ喫茶案内に掲載してもらえるのだろうか。やはり床屋じゃ無理なのか。特別枠作って載っけてくんないかなぁ(^^;」と書いたら、今日さっそくジャズ喫茶案内のサイトに載せてくださった。もちろん床屋は初登場。ジャズバーならぬジャズバーバーというご高配である。

当店からそう遠くないところにとあるスタンダードナンバーのタイトルを店名にした喫茶店が今もある。昔ジャズ本の全国ジャズ喫茶リストに載っていたので訪ねて行ったらラジオの歌謡曲がかかっていた。せっかく来たのだから何かジャズをかけてくれませんかと言ったら「大きい音は出せませんよ!」と面倒くさそうにかけてくれた。ああ、土地柄もうジャズ喫茶としてはやっていけないんだなと納得して帰った。それから数ヶ月して新しいジャズ本を買ってみたら、まだその店が載っているのだ。ジャズをかけないんだったら本になど載せなきゃいいのに。と憤慨したことを思い出した。載せてもらいたくても床屋だという理由で刎ねられるJimmyJazzの身にもなってみやがれ!でも30年近くやってるとこうして載せてもらえるようになるのだ。まあ当店もジャズがかかってないときもあるけどな( ̄▽ ̄;

 ジャズは何時聴くの

 定休日の昨日は、朝は佃のジャズ喫茶百合に行き、マスターにあれから新規客は来たかと訊いてみたら「そんなもん来るかいな」との返事。先々週ツイッターで紹介したら、ジャズ喫茶案内のサイトに即掲載されたから、大変なことになってるのではないかと思ったのだがw
 それにしても当店はいつになったらジャズ喫茶案内に掲載してもらえるのだろうか。やはり床屋じゃ無理なのか。特別枠作って載っけてくんないかなぁ(^^;

 一旦帰宅して、3時のおやつのドーナッツ食べに柏里のthe coffee time westに行った。「ウチでもジャズが聞けますよ!ほら!」とVestaxのレコードプレーヤーを見せてくれた。何を〜、ちょこざいなwww でもレコードが一枚もない。全部家に持って帰ってるんですと。なんやねん( ̄▽ ̄;
 パソコンをチョコチョコいじって「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」をかけ、「この音、100点満点でだいたい何点くらいですか?!」と訊かれた。
 オーディオの音質ってのは、鳴ってるか鳴ってないかのどちらか、つまり100点か0点かしかないのである。だからわたしの判定は「音質が60点」なんてありえないのだ。

 でもその前に百合喫茶もthe coffee time westも店主がずーっと喋りっぱなしで、1分たりともジャズが聞こえてこないじゃないか〜〜〜┐(´д`)┌

 JimmyJazzサウンドを響かせろ!

きのうはTBSの日曜ドラマ「仰げば尊し」の最終回。寺尾聰扮する美崎高校吹奏楽部顧問の先生が、「美崎サウンドを響かせろ!」というセリフを毎週言うのが印象的だった。やはりアコースティック楽器の演奏は響かせるものなのだ。演奏は響かせるものだとしても、「オーディオを響かせる」とはあまり言わない。いいとこ「鳴らす」が精いっぱい。オーディオを「響かせる」と言うと、騒音のようにドンドンやかましいイメージがあるのだろうか。わたしはオーディオの音だって響かせたいものだなぁと思う。ドンドン、モコモコ、ボワボワではなく、繊細な倍音が豊かに響いて美しく消え入る感じ。近いところまでは行くのだが、響いてるかというとまだまだかなぁ。

 動くMaster

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 昨日インスタグラムにわたしがシェービングしている動画をアップした。マスクで顔がほとんど隠れているが、それでも恥ずかしいのなんの(^^;
 これが取材かなんかで、カメラマンや記者が撮影するのならまあ仕事だからしゃーないとまな板の鯉になるけれど、頼まれてもいないのにわざわざ自分の動画を撮って公開するなんて自意識過剰じゃねーの?と思われないか心配である( ̄▽ ̄;

 1997年からインターネットをしているから、実名や顔出しなどの個人情報を晒すのにはすごーく抵抗がある。昔はそんなバーチャル空間と実生活とは分けて考えるのが当たり前だったのだ。だからネット上では誰もがハンドルネームを使い、アバターとしてもう一人の自分をネット世界で動かして楽しんでいた。それが今ではみんなフェイスブックとか顔出し実名でバンバン出ている。度胸あるなぁ。
 わたしもルックスに自信があればキラーン!と顔出しするのだが、くたびれたおっさんの顔見ても誰も喜ばんだろうと思って、やっぱり尻込みしてしまう。

 しかし、実際ビジネスツールとしてネットを使うのなら、ある程度顔出し露出は覚悟しないといけないだろうな。何より、お客様にモデルとして撮影させてもらってるくせに、自分は恥ずかしいので出たくありませんでは筋が通らないではないか。

 おいらは旧式ジャズマニア

 チェット・ベイカーのリバーサイド盤『イット・クッド・ハップン・トゥ・ユー』をかけていたら、「アイム・オールド・ファッションド」が気になってきた。あんまり取り上げられない曲だから。ニューヨークにフラフラッと出てきてリバーサイドと契約したチェット。演奏するメンツも西海岸と違って黒人が多い。ピアノがケニー・ドリューでドラムがフィリー・ジョー・ジョーンズ、彼らも当時リバーサイド専属だ。

 で、「アイム・オールド・ファッションド」。そうか、ちょうど1年前にドリューもフィリー・ジョーもジョン・コルトレーンの『ブルー・トレイン』でこの曲を演奏してたのだ。チェットもレコードで聴いて知ってたのかもしれない。それできっと「この曲演ろうぜ」となったのだろう。
 長いことジャズを聴いてると、こういうことがフッと立体的に理解できる。初心者にはそれがわからない。なぜかというと、「アイム・オールド・ファッションド」がどのくらいカバーされてるかなんて皆目見当がつかないからだ。別に見当がつかなくったって演奏は楽しめるんだけれど…(^^;

 コントラストとダイナミックレンジ

 先日、録音技師のルディ・ヴァン・ゲルダーが亡くなったことを書いたけれど、ヴァン・ゲルダーといえばブルーノートレコード。ブルーノートといえばフランシス・ウルフの写真にリード・マイルスのジャケットデザインである。コントラストの濃いモノクローム写真に大胆なタイポグラフィーで、ハンク・モブレーの『ソウル・ステーション』みたいなこんな感じ。

 一方、西海岸のコンテンポラリーレコードはロイ・デュナンの録音で、ウィリアム・クラクストン撮影のカラー写真が特徴的。こちらの『アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション』を例に挙げよう。
 ブルーノートやプレスティッジが、なんとなく「真夜中に録音したのではないか」というイメージがあるのに対し、コンテンポラリーやパシフィック・ジャズは「昼間の明るいスタジオで録音したのではないか」と思わせるのだ。もちろん実際は何時に録音したのかわからないけれど、東海岸(ニュージャージー)西海岸(ロスアンゼルス)それぞれジャズレコードの印象が確立している。

 それは写真だけでなく、レコードに針を落とすと出て来るサウンドに呼応している。ブルーノートすなわちヴァン・ゲルダーの音は、ダイナミックレンジの幅を抑え、ぐっとエッセンスを圧縮した陰影の濃いサウンド。
 ロイ・デュナンの音はすっきりと見通しが良く、細かいディテールまでわかる明るいワイドレンジなサウンドだ。そう、西海岸・東海岸はジャケット写真のコントラストとぴったり合っている。

 レンジを狭くすると体感できる音量が大きく、ピントがはっきりして迫力があるサウンドになるが、写真でいう影の部分は潰れてしまうため、細かい部分が犠牲になる。
 ダイナミックレンジを大きくとってフォルテシモからピアニッシモまで欲張れば、当然ながら全体の音量は小さくなってしまう。コンテンポラリーレコードの音が他よりも小さく感じるのはそのためなのだ。

 ラジカセがブームらしい

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 アナログレコードが流行っていると思ったら、今度はラジカセがブームだという。音が良いんだそうだ。この辺りの感覚は理解できる。デジタルのひどい音に比べたら、レコードにしろカセットテープにしろ、信号の乱れによって音楽自体が崩壊することはないから、若い人たちも感覚的に理解できるのだろう。バッテリー駆動ならなお良いが、電池が切れかけたら音が悪くなるのもご愛嬌。

 ただ、オーディオマニアから見れば、カセットはちょっと音がボケるかなぁ〜。ピントがあまい。アナログっぽさはあるから、普段CDとかMP3で聞いているのを改めてカセットに録音してかけるとなんとなくノリが良かったりするかもしれない。レコードなら極めればハイエンドの世界まで持っていけるが、カセットテープでそこまでは無理だろう。

 しかし、あれだけ誰も見向きもしなかったラジカセやオープンリールデッキが、もう手に入らないとなるとブームが来るのだから日本人ってあまのじゃくなものだ。床屋も同じ絶滅危惧種というのでブームになってる気がする(^^;

 ピンときた人だけ来てください

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 入りやすい店は出て行きやすい店、「イージーカム・イージーゴー」であるから、あんまり誰でも簡単に来てもらっちゃ困る。「ジャズの聴ける理容室」と聞いて、あるいはJimmyJazzの前を通りかかって、ピンとくるような感度のいい人にお客さんになってもらいたい。
 誰でもオッケーなんですよ、さあどうぞとやってると、全部でないにしろどうしてもオレがオレがの自己中心的な感じのお客が混じってくる。そういう人を懐柔して熱烈なファンに持っていけるほどわたしは人間ができてない(^^;

 JimmyJazzの面構えを見て、これは自分に向いてるのではないか、とビビッときたなら、住所が分かりづらかろうが、検索結果の何ページ目にあろうが、どうにかして調べてたどり着くはずである。だから当店は、ほんの少〜しだけ入りづらくしてある。ハードルを超えて来て欲しいのだ。
 そうは言っても、もう少しコンスタントに新規客が増えてもいいかなぁ、やっぱり怪しすぎるのかなぁと、毎年秋になると人恋しくなるMasterなのであった( ̄▽ ̄;

 お聴かせします

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 特に何をしたというわけでもないが、今年になって、ずいぶん当店のオーディオの音が良くなったと思う。パソコンも、レコードも。いつも肝心な時に苦戦して「どうしてこの程度の音なんだろう?」と悔しがっていたのに、人間が成長したのだろうか。きっとそうにちがいないw
 "ジャズの聴ける理容室"というへんてこりんなキャッチフレーズも、ずっと言い続けるうちに固まってきて、遠慮がちな音量で鳴らしてたのが、最近では「爆音ですね」と言われることも。あ、いや、ちょっと張り切りすぎただけです(^^;

 ◯ッ◯◯ー◯◯◯

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「仕事でキチッとセットしなくてはいけないので…」
ということは、ホテルマンですか。注文の会話でお客様の職業がわかる場合がある。
ははあ、◯ッ◯◯ー◯◯◯ホテルですか!?一流じゃないですか。従姉妹の結婚式でお世話になりました。本も読みましたよー。
◯ッ◯◯ー◯◯◯といえば、ゲストを思いもよらぬサプライズで感動させると有名な一流ホテル。
「コーヒー美味しい!」本当ですか?◯ッ◯◯ー◯◯◯の人に褒められたって言いふらしますよwww
「本当に飲みやすいです!」レストランで給仕としてお勤めのこの方、プロのホテルマンとしてのスイッチが入ってしまったか。
「いやー、最高です!もっと早くくればよかった!」「写真撮っていいですか?」「ご主人、かっこいいですね!そのチョッキ!まるでバーみたい」「次も絶対に来ます‼︎」
褒めまくって帰られた。しかしカップの底にはシュガーの跡。うーむ恐るべし、ゴッツエーカンジホテルマン(^^;

 天井に貼ってるアレなあに?

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近々ジャズの流れるカフェをオープンするという方が、インスタグラムを見て散髪にいらした。店でジャズをかけることに関しては、そこいらのジャズ喫茶よりノウハウは溜め込んでいるつもりだが、何か参考になっただろうか(^^;
たとえば、最近よくインスタグラムに写り込んでいる天井に貼ってある白いタイル状の物体、たぶん音響に関係するものだろうと思われてるだろうが、そのとおり。一般家庭のリビングルームと違い、家具が少なくて天井も高い空間でスピーカーを鳴らすと、中音域が強く響き、そのぶん高音が引っ込んで明瞭感のないモコモコした音になってしまう。それを防ぐため発泡ウレタンでできたタイルを貼り、中音域の反射を拡散しているのだ。ちなみにこのタイルは両面テープで固定。万が一落下して当たっても怪我しないほど軽量だ。

 一億総情報発信時代

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ブログが流行ったのはもう10年以上前で、その頃にせっせとブログを書いていた人が、今度はSNSに移行して、そのままブログを放置しているところも少なくない。わたしもFacebookでJmmyJazzのページを作ってみて驚いたが、同サービスの個人ページとはまったく異なり、何人のアクセスがあって、どれだけクリックしたか、この記事を広告として出したらどれだけの人にアピールできるかなど、もううるさいくらいああだこうだと言ってくる。実際に言われるのではなく、ポップアップで表示されるだけだが、なるほどこれで収益を上げる仕組みなのだなと納得した。しかし、自分でアクセス解析しなくてもFacebookが言ってくれるし、フォーマットが決まってるぶん、ブログが面倒な人も投稿しやすいというメリットがある。それでもまだ文を書くのが面倒な人は、写真を撮ってアップするだけのインスタグラムというSNSもある。発信のハードルはここまで下げられて、誰でもどこでも情報発信できる。これではブログが廃れるわけだ。

 post 63号

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 当店のニュースレターJimmyJazz post 63号が刷り上がった。ブログもやってインスタグラムもやって、よくまあそんな時間があるものだと思われるだろうが、ニュースレターはブログの記事から選んで貼り付けるだけなので意外と時間はかからない。なんてったって毎日ブログを更新してるのだから、コンテンツはナンボでもあるのだ。

 ブログと名のつくものは星の数ほどあれど、きちんと毎日更新してるところが少ないのは非常に残念。ブログとは「WEB LOG」が元々の由来なので、基本的に毎日更新するものなのだ。まあ、個人でやってるなら「忘れた頃に更新」でも構わないが、店とか企業とかが「ブログやってます!見に来てください」とか言いながら、何週間も何ヶ月も放置してるなんて、ちょっと誠実さに欠けるんでないかい?

 チャイルドカット考

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 わたしの修行時代には、小学生以下の子供の顔を剃るときは「ひたいを丸く剃れ」と教わった。子供はひたいに産毛がいっぱい生えているものだが、そこに半円形の「剃り込み」を入れるわけだ。それが中学生に上がった途端、「中学やから、ひたいを角に剃れ」といきなり四角い剃り込みに変わるのである(^^;

 さらに女性のひたいを剃るときは”富士額”と決まっていて、富士山の形に剃ることになっている。うーん、これってどうなんだろう?とずっと思っていて、JimmyJazzではお客様の側から要望がない限りは、小学生、中学生のひたいにバッチリ剃りを入れることはしていない。剃るには剃るがあくまで自然に見える範囲に留めている。

 近頃海外のバーバーなんかで、大人と同じヘアスタイルに刈ってポマードで撫でつけ、ひたいをカッキーン!と角に剃り込んだ子供の画像を得意げに紹介している。ひたいを丸〜く剃るのも抵抗あるが、あれもちょっとどうかと思うのだ。大人のミニチュアみたいでかわいいと思うのだろうか?子供には子供らしい髪型のほうがいいのではないか。
 第一、あんな風に自分でセットできないじゃないか。子供が成長し、自分で髪型をいじるようになってから(色気づいてから)そういうカットの仕方をすればいいのだ。子供は汗をかいて走り回るし、ナチュラルに動いて前髪が目に入ったり邪魔にならないスタイルのほうが、品があってよろしいのでは?というのがJimmyJazzの見解だ。

 どちらに座るか

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JimmyJazzの店内へ入って、「しばらくお待ち下さい」と言われたとする。その場合、選択肢はカウンターのスツールに腰掛けるか、エンジンを改造したローテーブルの前の椅子に座るかの二つである。最初にどちらに座るかで、どういう性格かがわかる。カウンターに行くのはちょっと気取り屋タイプ。いやいや何も悪いことではない。大いに気取ってもらうために用意したカウンターなのだから。ローテーブルのほうに座るのは恥ずかしがり屋で、いきなりカウンターに行くのは遠慮してしまう、気遣いのできるナイスガイである。Masterはどっちかというと、カウンターに行きたいけど遠慮してローテーブルに行ってしまうタイプかなあw

 ヴァン・ゲルダーのこと

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2016年8月25日、名録音技師のルディ・ヴァン・ゲルダーが亡くなった。ジャズ録音の大家で、ブルーノート、プレスティッジ、インパルス、ヴァーヴ、CTIなど、名門レーベルに数々の名録音を残した。暗闇にスポットライトを当てたように彫りの深い陰影が特徴的な録音手法は、"ヴァンゲルダー・サウンド"と呼ばれジャズファンに親しまれた。

ステレオ録音を始めたばかりの頃のヴァンゲルダースタジオには、モニタースピーカーが1本きりしか無く、メイン楽器が左チャンネル、ドラムが右チャンネルといった定位の振り分けは、おそらく勘でやってたのではないかと故・中山康樹氏に聞いた。少なくとも、実際にスタジオ内で演奏した配置を正確に再現しようとしてチャンネルを割り振ったのではなさそうである。

また、事前に奏者から譜面なりスケッチなりを入手しておいて、ソロのタイミングに合わせてフェーダーを上げたり下げたり、積極的に演奏の内容にあわせていたことが窺える。晩年まで録音を続けており、元気だなあ頑張るなあと思っていたが、ついにレジェンドが逝った。わたしもヴァンゲルダーの音がなければ、オーディオマニアになってなかっただろう。

 マイ電源

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 Yahoo!ニュースで紹介された出水電器の「マイ電柱」は、一般の人にも衝撃的だったようで、JimmyJazzは電柱立てないんですかとお客様に言われたほど(^^;
 またこのまま電源コンセントの話に突入しようかと思ったけど、もう100回くらい書いてるような気もするし、もっと知りたい人は”初心者のためのオーディオ・セッティング術(その1「置く」)””初心者のためのオーディオ・セッティング術(その2「繋ぐ」)”を見てください。

 まあ、わたしは「マイ電柱」までやる気はないけど、電源にもそれなりに気を使っているということ。わざわざスマホ充電専用コンセントまで用意して、ノイズの混入を防いでいるのだ。わかるか?この気持ち。(わかるかっちゅーの!)

 二又かけておいて許されると思うなッ!

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 オーディオマニアに対する一般的な世間の認識は、「違いのわかる男のネスカフェゴールドブレンド」ではなく、「大して変わりもしない音に大金をかけて、あーでもないこーでもないと細かいこと言うのが好きな人たち」といったところだろう。当たってる!(^^;
 Masterだって、もったいぶって「音が悪い!」とか言ってるだけで、本当はほとんど変わらないんでしょ?当たってる!!( ̄▽ ̄;

 でも、そのほんのちょっとが大事なのだ。仕事は「こんなもんでええやろ」と思ったらおしまいである。当店で培ってきた音を悪くしないためのノウハウは、「なんで昨日はいい音だったのに今日はダメなんだろう」といった素朴な疑問から出発している。何百万もするスピーカー買うだけがオーディオではない。一見オーディオと何も関係のないようなことが、知らないうちに音を悪くしているのだ。最初に気づいたのが電源の採り方だった。

 オーディオの世界では常識なのだが、最近はオーディオのことを全く知らない人も見に来てるようだから改めて説明すると、オーディオ機器つまりアンプとかCDプレーヤーとかレコードプレーヤーとかの電源プラグをタコ足配線にしてはいけない。
 パソコンやルーター、モデム、プリンター、留守番電話なども、オーディオ機器と混ぜて電源を採るのはできるだけ避けて、別のコンセントに差し込むようにする。
 肝心のオーディオ機器は、なるべく壁コンセントに直接差し込むようにして、どうしても足りないならテーブルタップを繋いで分配する。絶対に使ってはいけないのが二又、三又のプラグで、著しく音質が劣化する。もし使っていたら即撤去して壁コン直接に変えるだけで、信じられないほど音がクリアーになるはずだ。お試しあれ。

 音の掟

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 ありゃ、またちょっと音が悪くなってるな?お盆が済んだので提灯を外して、「BARBER」のタイポグラフィーを窓辺に置いたのだが、これがいけなかったのかなぁ?タイポグラフィーを移動したり、いまさら提灯をまたつけるのも面倒だから、チェーンライトごと取り外してみたり、原因究明に一汗かいた(^^;
 結局提灯でもタイポライターでもなく、シャンプーボトルの横に置いた飼育中の苔テラリウムが原因だったようだ。「シャンプーは7本以上並べるべからず」の掟に引っかかったようだ。ジャズの聴ける理容室を標榜していると、音の管理のためにこんなことまでしないといけないのである。あーめんどくさっ!

 ストレンジャー・イン・パラダイス

朝日放送の人気バラエティ番組「探偵ナイトスクープ」の名物コンテンツのひとつに"パラダイス"がある。個性的で大掛かりなアトラクションのある個人経営のテーマパークやらお店やらを訪問し、そのダメさ加減、漂うペーソスを笑うのだが、その商売が大繁盛していれば、商法やビジネスモデルとしてちゃんとしたものであるからパラダイスになりえない。お客がほとんど来ないで、ニーズが無いにもかかわらずやってる姿がパラダイスなのである。
テレビを観ながら笑いつつも、他人事ではない、JimmyJazzもパラダイスになりうる要素をかなり持っていて、明日にでも桂小枝が取材に来たっておかしくない(小枝探偵は引退したが)。パラダイスかそうでないかを分けるものは、人々の役に立っているかどうかで、いくら自分がすごいこと、すばらしいことをやってると言い張ってみても、お客が集まらないんじゃ始まらない。断じてパラダイスにしてはなるまいと思うなら、いい仕事を研究し、歯を食いしばって持ちこたえなくてはいけない。床屋も、ジャズ喫茶も。

 なぜ?どうして?と驚きたい

 百合喫茶のマスターが、「あの店行ったら気に入るぞ」といくつかジャズの店を紹介してくれたのだが、その理由が「高級な機械使ってる」ということ。きっとわたしもそういうのでジャズを聴きたいと思ってると、そんな風に勘違いされたのだろう。そう言われてみて気づいたが、わたしはあまりそういう珍しいスピーカーとか高級な装置を聴きたいと思わない性質で、どちらかといえば、「こんなしょうもない機械で、どうしてこんなに良い音が鳴るんだろう!?」と驚きたいのである(^^;

 これまでの経験からしても、オーディオ雑誌に出てくるような高級機材を持ってる人は、やや雑誌の記事に傾倒しすぎることが多く、だいたい教科書通りの音が出ている。それを突き抜けて、評論家や個性派オーディオショップもなんのその、頑固に自分のポリシーを貫いてる人の装置の音はやはり素晴らしい。おそらく音決めの基準を、外部でなく自分の感性に求めてるからそうなるのだろう。やっぱりこうでなくては!

 トゥーツ・シールマンス逝去

 2016年8月22日トゥーツ・シールマンスが亡くなった。94歳だったそうだ。ジャズハーモニカの名人としては知らぬ人がないほどだったが、実はハーモニカだけでなく、口笛、ギター、唄まで唄える。十八番の「ブルース・エット」では、ギターと口笛(すごい高音!)のユニゾンで観客を沸かせた。キャリアは相当長く、ジョージ・シアリング・クインテットのギターとしても活躍した。この頃リッケンバッカーを愛用しており、ギターを肩から提げたままハーモニカを吹くというスタイルに憧れたジョン・レノンが、ビートルズの「ラヴ・ミー・ドゥ」でシールマンスをまんま真似たのだとか。
 クインシー・ジョーンズがシールマンスを大々的にフューチュアした、『アイ・ネヴァー・トールド・ユー』の「ホワッツ・ゴーイング・オン」は抜群にカッコよかったな。ご冥福をお祈りします。

 知る人ぞ知るジャズ喫茶YURI

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どこかいいジャズの店を知りませんかと訊かれて、咄嗟に"百合喫茶"のことが頭に浮かんだ。地元西淀川区の佃3丁目にある"百合喫茶"のマスターはわたしと同年代で、25年くらい前によく行ったものだった。その後ぱったり行き来が途絶え、ネットにも一切情報が出ないのですっかり忘れてしまっていたのが、つい先日、"百合喫茶"でジャズの聴ける理容室が近所にあると聞いて散髪にいらした方があった。今でもこだわりを持ってジャズをかけているという噂を聞き、懐かしくなって今日訪ねてみた。「お、ジミージャズ⁉︎」すっかり白髪が増えたマスターだったが、相変わらずの頑固一徹ぶりで、このスタイルで四半世紀ずっと営業を続けていたのだ。まるで宣伝もせず、ネットもスマホも無縁で、せっせとディスクユニオンに通ってレコードを漁っていたらしい。わたしが知らないレコードを出して、これいいぞ、これもいいぞと話が止まらない。キリがないのでまた来るよと辞してきた。知る人ぞ知るジャズ喫茶YURI、こんな店がJimmyJazzのすぐ近所にあるんです(^^;

 設定室温25℃

「Masterはいいよなぁ、こんなクーラー効いたところで、好きなジャズ聴きながら仕事できるなんて」とは、暑くなるとよく言われるセリフ。しかし、クーラーを効かせると店内の空気が乾燥してきてカミソリやハサミなど刃物の切れ味が落ちてくるから、(ブチ切れるほどではないが)必ずしもわたしの機嫌は良くない。これが25℃設定で、もう1℃下げて24℃にすると、オーディオの音が悪くなるからわたしも機嫌もちょいワルになる(^^;

 職人という人種は、いい仕事ができたら機嫌が良くて、出来が悪いと不機嫌になるという単純な精神構造。儲けが多いか少ないかも大事だが、いい仕事ができるだけで割とハッピーな人生を送れるものなのだ。そのためにも、ハサミとカミソリが切れるかどうか、いい音でジャズが鳴るかどうかも重要なのだ。せめてもう少し涼しくならないものか…。

 気になるアイツ

自分のことは置いといて、他人のことはやけに気になる。もっとこうすればいいのにとか、アイツはあそこがなってないとか。もっとも、端から話にならないような出来の悪いのは気にならないくせに、いいセン行ってるようなのに限って気になって、訊かれもしないのにこうしたらどうだとか、ああしたほうがいいんじゃないかとか、余計なお世話がしたくてたまらない。そんなに熱心に言うくらいなら、自分自信をより良く磨き、高める方向にエネルギーを使えばいいのだ。それで成果をじゃんじゃんあげていれば、なんにも言わなくたって向こうから聞きに来る。と、わかっていてもやけに気になる。いいセン行ってるのにもったいないなあ、ここを直せばもっと良くなるのにって。余計なお世話なんじゃ!(^^;

 読者は誰だ

 JimmyJazzのブログは、一体誰が見ているのだろう?アクセス解析してみたら、検索でジャズファンが見に来ると、一通り見たら気が済んでもう来なくなる。友達に教えることもしないし、そもそも教える友達がいない。ジャズファンってそういう人種なのである(^^;
 じゃあオーディオマニアか?といっても、アンプやらスピーカーやらを次々に買い換えるようなこともしないし、出しているシャンプーの本数で音質が良くなったり悪くなったりするといった、およそマニアが喜びそうにないことばかり書いてあるので一般的なオーディオファンは寄り付かない。寄り付くのはインフラノイズのキャンペーンやってる時だけだ。

 本当は読者として、当店の顧客を念頭に置いて、顧客サービスの一環としてやってるつもりなのだが、実際には顧客はほとんどブログを読まず、予約ページに直行しているのが現状なのである。
 んっ?ひょっとして同業者が読んでいるのかな?と思い、今年から所々にブラフを仕掛けておいたら、先日は思わぬ人が釣れてびっくりした。
 本当は同業者にこっそり見られるのは恥ずかしくて嫌なのだが、この先いつまでこの仕事が続けられるかわからないし、もういいや!と割り切って、情報公開に踏み切った。ごく一部を除き、手の内をほとんど全部公開している。我ながらフルモンティーな心持ちでなのである( ̄▽ ̄;

 テラワロス

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 連休中、ヴィレッジ・ヴァンガードに行ってみたら、テラリウムが流行っているらしかったので、当店でもやってみようかなと思い、いつもわたしがご飯のお供にしてる味付け海苔の空容器に砂とそこらへんに生えてる雑草をぶち込んでテラリウムもどきを作成してみた(^^;
 まだ根も生えてないから不自然な感じは拭えない、というか、どう見ても海苔の容器&雑草である。もうちょっと研究してカッコいいやつを作るので待ってておくれ〜( ̄▽ ̄;

 長い道のり

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連休三日目、三日もジャズを聴かないと禁断症状が‼︎というわけでもないが、久しぶりにジャズ喫茶に行ってみたくなった。インスタグラムで探してたら、今年2月に南森町にオープンした「Long Walk」というアナログ盤オンリーのカフェを発見。にわか雨に遭いながら、ママチャリを漕いでちょっくら行ってみた。小洒落たカフェの内装に、意外にも音量大きめでジャズがかかっている。当店より大きいかも。ハンサムなマスターに話を訊くと、ジャズ好きビジネスマンよりもカフェ好き女子のお客が多いという。もちろん店内は禁煙。テクニクスのプレーヤー、ダイヤトーンのアンプとスピーカー。これしかないのでどんなに忙しくてもレコードをかけかえる。エライなー。店が繁盛してもこの姿勢を貫いてほしいものだ。

 連休二日目はみんなで映画

連休二日目は、みんなで映画でも観に行くか!と、評判の「シン・ゴジラ」を提案したが、娘らの猛反対にあい却下。「ファインディング・ドリー」がいいだの「ペット」にしようだのと揉めるので、間を採って「ジャングル・ブック」を観ることに。劇中、巨大なオランウータンがミュージカルふうに歌い出す場面が出てくるが、ジャングルなのになぜかジャズ調なのだ。映画の後はフードコートで食事してショッピング。帰宅して今からしゃぶしゃぶ食べ放題に行く予定。連休すると太るなぁ〜w

 墓参りと不良アピール

連休1日目は、朝からJimmyJazz近くの墓地へ墓参りしたあと、箕面の明治の森霊園へ家内の父の墓の参拝。帰りに同行した娘の買い物に付き合っていたら、つられて短パンと腕時計を衝動買いしてしまった。こういうちょっとだけユルい感じも休暇らしくていいじゃないか。

ところで、読者の皆さんは野球帽のツバに金色の丸いステッカーを貼ったまま被っている人を見かけたことがあるだろうか?あれは商品管理用のステッカーで、ふつうは購入したら剥がして被るものなのだが、あえて剥がさないままにするのが流行っている。LAやNYあたりの不良が、「店からかっぱらってきたんだぜ」とアピールするためステッカーを剥がさないのが流行ったそうな。ズボンをずり下げてパンツ覗かせる「腰パン」も、元は囚人が凶器になりうるベルトを没収されていたため、「オレはムショ帰りだぜ」というアピールなんだそうだ。そういえば昔の大阪のヤンキーのにいちゃんは、女物のサンダルを履いて「カノジョが居る」のをアピールしてたなー(^^;

 明日8/15〜17まで3連休

明日8/15〜17まで3連休いただきます。よろしくお願いします。と、営業案内を出すのは店舗ホームページのもっとも基本的な役割。いつが休みで、何時から何時までが営業時間で、電話番号を紛失したときにも、番号をホームページに載せておく。ネットで予約できたらもっといい。これらは主に当店の顧客に向けてのサービスだが、新規客との距離を縮めるためにブログがある。スタッフのプロフィールとして、好きな映画、好きな食べ物を書くかわりに、そういった情報をグーンと引き伸ばしたものを読んでいただいて、親しみを感じていただこうという作戦だ。ビバップの「ブルーン・ブギー」を引き伸ばしてハードバップが生まれた、みたいな(^^;

 Masterの仕事してる姿を初公開

 いつもMasterはオーディオいじってるかパソコンしてるかで、全然仕事してないんじゃないかと思われるかもしれない。毎日ダラダラとブログ更新してるし、よっぽどヒマなんだろうと。考えてみたら、新聞や雑誌の取材のとき以外でわたしが散髪の仕事をしている姿を見せたことがない。YouTubeで動画も公開してるが、音を聞き比べるオーディオの動画ばかりだし(^^;

 わたしが写真を撮ってるのだから自分が写らないのは当然といえば当然だ。よーし、それでは働くMasterの勇姿をお目にかけようではないか!セルフタイマーを駆使しての隠し撮り!!(おいこら)JimmyJazzならではのこのアングル。どうだい?忙しそうにしてるだろう、って、こんなことやってること自体ヒマといえばヒマなんだがw

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 ホームページも老舗の貫禄?

2000年からホームページを始めたから丸16年になる。パソコンに入っていたホームページ作成ソフトをごちゃごちゃいじってたら、なんとなくホームページらしきものができた。それをプロバイダーの無料スペースわずか3MBにアップロードしてみたのが始まりだ。毎日カウンターが20ほど回るが、そのうち15くらいは自分の訪問回数だった。ホームページでリアル店舗に客を集めようなんて、まったく考えもしなかった。それでも毎日更新してたら見に来る人が増えてきた。そのなかでも勇気あるひとりがとうとうJimmyJazzに散髪にいらした。Aquiraxさんである。まだ当時はネットはネット、あくまでヴァーチャル空間のやりとりで、リアルで会ってるなんて気持ち悪いと言われたものだった。その後、ホームページを読んで面白いと思った人がパラパラ来るようになった。あの頃は容量が限られてたから画像なんてほとんど載せず、わたしの文章だけを熟読した読者ばかりなので、初めて会ったような気がしない人ばかりでやり易かったなあ。

 一流企業の面接官が選ぶBARBER

 JimmyJazzも28年もやってるから、最初の頃から散髪にいらしてる方は、ペーペーの新人だったのがいつの間にか偉くなっていることがある。その方を仮にKさんとするが、Kさんが瞑目して散髪をしながら、「やっぱりあいつは残そう」とか、人事の重要な判断をしてると打ち明けられた。そんな大事なことを当店で決めてもいいのだろうか(^^;

 Kさんは、忙しいスケジュールの合間を縫って、電車やバス、時にはタクシーを使ってこまめに散髪にいらっしゃる。新入社員の面接を任される事もあるというから、やはり今どきの若者は茶髪にロン毛だったりするんですかと訊ねたら、「茶髪とかロン毛で(面接に)来たら、お前ら遊びに来とんのか!?と言うて即ハネますね」というではないか。やはり何億もの金額が動くビジネスの場では、それだけの真剣さが要求される、ということらしい。もちろん面接官を務めるKさん自身、髪がボサボサでは話にならないから、入社希望者に礼を尽くす意味でもきちんと散髪されるのだ。

 また、大事な商談の前には伸びてなくても必ず来店して調髪を欠かさない。そして「おかげさまで、この前の商談うまいこといきました。ありがとうございました」と言ってくださるのだ。散髪の出来栄え如何で商談が成功するとも思えないが、一種の願掛けかジンクスのように考えてらっしゃるのだろうか。
 そのKさんが四半世紀も支持してくださってるということは、「一流企業の社員にふさわしい髪形として、当店の提案するトラディショナルなビジネススタイルが選ばれてる」と言っていいのかな?

 ポパイ9月号は「ジャズと落語。」特集

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 常連さんが今月のポパイ(雑誌)はジャズ特集ですよと教えてくれたので買ってみたらかなり濃い内容でビックリ!これは読むのがたいへんだわ!(^^;
 わたしでさえ、全部読むのに難儀しそうなびっしりの活字である。ジャズ用語に暗いシティボーイズのポパイ読者がこんなの真面目に読むんだろうか?
 岩手のジャズ喫茶「ベイシー」もバッチリ載ってるし、あれっ、このトランペッターの黒田卓也って、昔K谷さんの娘さんと一緒にJimmyJazzで演奏してくれた人じゃなかったっけ?

 ポパイを買うのなんて何十年ぶりかと思うが、知らん間になんだか随分大人向けの雑誌になっているなあ。あっ、今は隔週誌じゃなくて月刊なのか。高校生の頃、隅々まで読んで勉強したなあ。もう袋とじの「彼女を喜ばせるテクニック」はないのか?おっと、あれはホットドッグプレスの方だったか( ̄▽ ̄;

 そんなバーバー、あったらすごい

 商売が繁盛するの楽しいことだし、事業がどんどん拡大していくのは見ていてもワクワクさせられる。JimmyJazzも人手を増やして2号店、3号店、やがてはチェーン展開!なーんてのもいいけれど、もう一方で、たった一人のお客様にズシーンと魂に響くような体験をしてもらいたいという、ひじょうに欲張りな考えもある。多くの人々を幸せにすることはできないけれど、ほんの一握りのお客様に、最高に良い音でジャズを聴きながら、まるで異次元空間にいるかのようなすごい体験で、魂に衝撃を感じてもらいたい。そんなことが可能なのかどうなのか、わたしにもわからないけれど、「おっ、これはすごいかも」という手応えを感じたことは過去に何度かある。「何度も」じゃなくて「何度か」なのが心許ない。でも、それは確実にJimmyJazzでしか体験できないことだし、深く刻まれた感動は、かつてわたしがジャズ喫茶で体験した感動のように、いずれ別にかたちで誰かに受け継がれていく。そんなバーバー、あったらすごいじゃないか。あかん、やっぱり負け惜しみにしか聞こえん(^^;

 各種メンテナンス

いつも使ってるルイ・ヴィトンのバッグの口紐が切れそうになっていたので、梅田のリペアセンターに行って紐だけ買ってきた。ただの革紐が7,100円(税別)。革を半分に折ってミシンで縫っただけの簡単なもの。とはいえ、革がちぎれて糸一本になっても切れることはない。これを高いとみるか安いと思うか。
オーディオの修理代、たとえばマッキントッシュのアンプ修理は四万円が最低ライン。良いものを長く使うといっても、新品のアンプやバッグを買えるくらいのお金を出してメンテナンスするのだ。これでまた数年使える!しかしJBLのエッジもそろそろ張り替え時期かも(^^;

 ネットラジオで吊し上げられる

「テレビでやってたけど、東京にヒップホップの散髪屋があるらしいよ!」
 常連さんが教えてくれた。へえ〜それは面白そうですね。
「音楽かけて個性を出してるとか言ってたけど、そういうのってずっと昔からこの店はやってたもんねえ」
 その番組ちょっと観てみたくなった。YouTubeとかに落ちてないかな?常連さんが帰られた後で気になったので探してみた。番組そのものはなかったけれど、どうもこの人のことではないかなと言う人の動画を発見。「仁藤洋平?」「人生はウリで決まる」か、なるほど。

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 ブルーアイズ

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マッキントッシュのパワーアンプMC7150の片方のメーターのランプが切れたと以前書いた。修理代を見積もってもらうと約四万というので躊躇していたところ、もう片方のランプも徐々に光が弱くなってきて、このまま両方「失明」するのかと思ったら、今日突然両目が光り出した。昨日近くでカミナリが落ちたせいなのか?うーむ(^^;

 もうすぐ盆休み

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「お盆休みはいつですか?」と訊かれる方が増えてきた。この下の方でちゃんと告知してるのだが、やはりそれだけでは足りないらしい。あえていつかは言わず、代わりにインパクトのある(?)動画を作ったので、当店の盆休みがいつなのか、どうぞじっくりとご覧下さい(^^;

 古電話買わず新たなベルの音

 昨日導入したアンティーク調の電話機、呼び出しベル音を録画してみた。

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 う〜ん、もう少し音が澄んで余韻が長いといいんだけど(^^;
 贅沢言わず、機械が動作してアコースティックにベルが鳴るというだけでもまあよしとしよう。ひょっとして使ってるうちにだんだん良い音になってくるかな?おそらく無理だろうなw

 ring ring ring

「おっ?こだわってますね!」と言われると、全然こだわってませんよ普通ですと言いたくなるものだ。JimmyJazzを見て「こだわってない」と言うほうに無理がある。どう見たってこだわってるやんけってなもんだ。そもそも「俺はこんなにこだわってる!」とか説明しないとわかってもらえないというのは、端から見ればちっともこだわってないのと同じなのだ(^^;

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 時の過ぎゆくままに

 18年前に韓国へ旅行したときのビデオテープが急に観たくなった。Hi8のビデオカメラはとうの昔に壊れてしまったから、近所の写真屋さんにテープを持って行ってDVDに焼いてもらった。費用は76分で二千円弱。画質はいまのデジタル放送と比べるべくもないが、見れないことはない。
 まあ、家内の若くて美しいこと!www そらこのくらい美人でないと一生かけて養おうという気にはならんだろう。皆さんも結婚時は自分の奥さんは世界一だと、そう思ったはずだ。そして、「俺は美人の嫁さんをもらった」という記憶をメモリーして、ハッと気づく。「あれっ?俺の嫁さんってたしか美人なんじゃなかったっけ?」(^^;

 オーディオも似たようなところがあって、「俺は素晴らしい音のオーディオを手に入れた!」と満足していたはずが、いつの間にか音が劣化していて、とんでもないことになっているのだが、自分は最高のオーディオを買ったんだから音は良いんだという思い込みがあるため、音が悪くなっていてもなかなか気づかない。気づいたときにはもう遅い…ってことはないが、時の経つのは早いものですなあ。はあ〜〜〜~っ( ̄▽ ̄;

 今となっては恥ずかしい

facebookのJimmyJazzページを作るにあたって、2013年にアサヒコムのジャズストリートに掲載された「JimmyJazz物語」へのリンクを貼っておいた。新聞などの取材を受けるときに、いちいち成り立ちを説明するのがたいへんなので、この「JimmyJazz物語」を読んでもらうのが一番手っ取り早い。何回も再掲を繰り返しているのだが、久しぶりに読んでみると、ちょっと文章自体が古くなったなー、恥ずかしいなーという感じ。じつはこの内容を書いたのは三年前ではなくて、このブログに移行する際に別のところに書いたもので初出は2004年ごろ。三年前のジャズストリート掲載時に読み返してみて、まだ行けるかなと思ったのだが、先日読むと今じゃ絶対こんなこと書かないよなぁと、さすがに古い感じが否めない。10年以上経って成長したのか、それとも元からダサかったことに最近気づいただけなのか(^^;

 ジャガーと呼ばれた男

 今日と明日は地元の野里住吉神社の夏祭りで、だんじりと太鼓で賑やかになる。そうこうしてると法被を着たおばさんもといレディースたちが「祝儀お願いします」と言いながら入ってくるのだ。
 毎年のことだから、用意しておいたお金をさっと手渡すと領収書をくれるのだが、宛名の欄に「ジミージョム」(^^;
 ジミージャズを知らないなんて、本当に地元の人なのかしらと思ってしまう。思えば、「ジミーアンドジャズ」とか「ジミージャガー」とか呼んでくれたのも祝儀を集めるおば…レディースたちだった。それにしてもジャガーってなんやねんジャガーって( ̄▽ ̄;

 パワーシェービング

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半分に折り畳める西洋式のカミソリ。柄を真っ直ぐに伸ばすとパワフルなシェービングが可能である。しかし角度によっては長すぎる柄が邪魔になって剃りにくい部分がある。そんなときは「へ」の字に折り曲げてコンパクトにするのだが、これだと力が分散して逃げていくのである。そこで思い出すのがアナログプレーヤーのトーンアーム。写真のように角度がついたものが多いが、ストレートアームといって直線で構成されたアームを好むマニアが多い。パワーが逃げないせいだろう。

 秘密のハイテクシェービング

プロの理容師が使うカミソリは大きく分けて日本刀とレザーの二種類。日本刀といっても侍が振り回す刀ではなく、短くて柄のついたシンプルなタイプ。そしてレザーは柄が折り畳める床屋でお馴染みの西洋カミソリだ。わたしは小回りのきく日本刀が好きなのだが、レザーは折り畳んだままぽちゃんとシェービングカップの湯の中に浸けておくことができる。そうすると刃が適度に熱くなって、ヒゲを剃るときに何やら熱いモノで撫でられてるみたいな不思議な感触が味わえる。えっ、このあったかいのは何ですか?ハイテクですねえと言われたことも。ただレザーを湯に浸けるだけという昔ながらのローテクが、意外にもお客様にはハイテクに感じるらしいのだ(^^;

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 SNS出張所

今日は仕事の合間にせっせとfacebookのJimmyJazzページを作っていた。あくまでも投稿の主体はこのブログであり、SNSに出張所を出すのは本意ではないのだが、なんだかやりだしたら止まらなくなって、いつのまにかInstagramに写真を投稿していた(^^;
ネットの個人ページで長文を読むのはつらい。よっぽど面白くないとちゃんと読んではもらえない。その点画像ならパッと見ただけで理解できる。百聞は一見に如かずとはよく言ったものだ。そこでInstagramやfacebookには文章なしで見ただけでどういう店でどんなサービスをしてるのかわかるように作り込んでやろうと計画中なのである。もし見かけて心からいいね!と思ったときだけいいね!を押してやって下さいませ。

 ジャズマンGo!

ポケモンGoのブーム、このゲームはスマホの電源をずっと入れてないといけないらしく、当店自慢のスマホ充電専用コンセントボックスが活躍しそうな気配。散髪の待ち時間にポケモンが現れても電池切れを気にすることなくゲットできるというわけだ。もっとも、JimmyJazzでポケモンGoすることがイケてるかどうかは疑問だが(^^;
もっとスタイリッシュな、例えばポケモンのかわりにジャズマンが出てきてブローイングセッションで勝負なんてのはどうだろう。デスクター・ゴードンとワーデル・グレイが街角でテナーバトルを繰り広げたり、マックス・ローチ対バディ・リッチのドラム対決も見てみたい。デイヴィ・シルトクラウトが歩いてたらレアなジャズマンキターー!!とホクホクしたり。題してジャズマンGo!任天堂さん、作ってくれませんか?( ̄▽ ̄;

 タバコ・ロード

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 店の前をウロウロしてるご老人。んっ?お客さんかな?と思ったら入ってきて、
「タバコ売ってもらえまっか?」
 タ、タバコ!!( ̄▽ ̄;?
 すんません、うち散髪屋ですねん。ああそうでっかと千円札を握りしめ帰って行かれた。
 喫茶店やバーと間違えられることはしょっちゅうだが、タバコ屋と間違えられたのは初めてである。シガーを置いてそうに見えた、というわけでもあるまい。おかげで日記のネタができた(^^;

 ロッキーの店のように

映画「ロッキー・ザ・ファイナル」に、現役を退いたロッキーが経営するレストランが出てくるのだが、その店の壁じゅうにロッキーの現役時代の写真や新聞記事が額装され所狭しと飾られていた。それを観て、ああ、いいな、当店も歴史を重ねたらこんなふうに記念の写真を額に入れて飾りたいと思ったものだ。レトロ居酒屋なんかで古めかしさを演出するために古い額縁を飾るのはいいが、ただなんでもかんでも古ければいいってもんじゃないだろう。せめてその飾ったものについて、被写体は誰か、なぜ自分の店に飾っているのか、その程度の説明はできなくてはいけないと思う。で、昔載せてもらった雑誌や新聞記事などがそこそこ溜まってきたので、当店もロッキーに倣って、いざ額装してみたらもう恥ずかしいのなんの。あかん、絵にならん。店の隅にこっそり掛けていたのだが、とうとう店外に追いやられてしまった。古く歴史はあっても、必ずしも絵になるものばかりとは限らない(^^;

 ピンポイント攻撃

当店の顧客の約25パーセントが近所以外、電車、バス、自家用車などでわざわざ来てくださる。この割合が多いのか少ないのかよくわからないが、インターネット出現以前と比べたらきっとかなり大きな数字だと思う。知らない町の知らない店を探し出して散髪するなんて、雑誌にでも載らないかぎり考えられないことだった。今ではどこの店に行くにもインターネットで下調べをするのが当たり前で、自分に合いそうだと思えば遠方からでもピンポイントを狙って来店する。当店もそういう方が多かった。なぜ過去形かというと、この頃は近所にお住いの方が引っ越して、引っ越し先から引き続き通ってくださる方の割合が高い。逆に近所に越して来た方がインターネットで調べて来店するという、ひと昔前と逆のパターンが多くなっている。ちなみにブログが面白すぎて散髪してみたくなったという方はいらっしゃらないから、毎日更新してもそれほどの効果はない(^^;

 無敵の音を手に入れろ

 大好評のLANリベラメンテ発売記念キャンペーン、今回もベリーベリーたくさんお買い上げいただき本当にありがとうございます!キャンペーン終了まで残り約1週間となりました。お盆休みはリベラメンテでオーディオ三昧しませんか?

 さて、暑くって身体がバテてくると、なんだか気持ちも弱気になってきて、今思い出さなくてもいいのにしょうもないことを思い出してクヨクヨしたりするのである。いい歳こいたおっさんが。
 しかし、偶然にも店内の音がググッと良くなって、もうスンバラシイ音が鳴り始めると、そんなちっちゃい悩みはムーン!と吹っ飛んでしまい、Masterは無敵の男へと変身するのである( ̄▽ ̄;

 同じようにクヨクヨしながらiPodで音楽を聴いて癒されることもあるけれど、歌手の歌のうまさにシビれることはあっても、イヤホンだと無敵の男に変身しない。無敵なのは歌ってる人だけである。
 オーディオでそれほど気が大きくなるというのは、やはり部屋を鳴らすことにより、歌手が声帯を震わすのと同じような疑似体験をしてるのではないか。つまり、自分がうまく歌ったり演奏したりできない代わりに部屋で音楽を朗々と鳴らすことによって、その演奏者の持つプライドや自信が乗り移って無敵の男を作り出すのだ。ただ、無敵なのは良い音が鳴ってる間だけで、音が止むと途端にクヨクヨするただのおっさんに戻ってしまうのが困りものだ(^^;

 ジミーのジレンマ

今、両スピーカー間に置いている飾り棚のディスプレイを模様替え中。これもやり過ぎるとすぐ音が悪くなるので、様子を見ながらあれを置いたりこれを置いたり。画像はバナナスタンドに吊るしたバリカンと、28年前のオープン時に使っていたコーヒーカップ。いつもオーディオはカッコ良くしようとすると音が悪くなるというジレンマを抱えている。

 センスが古臭い?

十代のときは時速10キロ、二十代は時速20キロ、三十代は30キロ…と、時間の過ぎていく速さがどんどん加速していく。昔の一ヶ月がこの頃は一週間くらいの感覚なのである。
それはそうと困るのが、いつの間にか何もかもが古くなってしまうこと。こないだイケてたシャツがもうダサい。それに気づかないというのがまた哀しい。ヘアスタイルにしても、20年間ずっと同じで貫く男性も少なくない。ま、わたしもその一人なのであるが。
しかし、センスが古臭いと思われるのは職業柄マズいから、流行に取り残されないよう気をつけているつもり。でもあまりにも時間の過ぎるのが速いから、ちょっと忘れてると頭が古臭くなっている。もっと問題なのが、新しいセンスで出てきたもの(ヘアスタイルや音楽も含め)のどこが良いのかサッパリ分からないというケースがあり、ウーン自分のセンスが古いんだろうかと、時々真剣に悩んでしまうのである(^^;

 マイクは音を拾うもの?

 音に変化があって面白いので、ガイコツマイクの位置をグーンとあげてみた。すると、各楽器の定位もグーンと上昇するのである。マイクにコードは繋いでない。さてみなさん、これは一体どういうことでしょう?(知らんがな)
 マイクロフォンというのは、スピーカーと同じく振動板が入っている。これを震わせて音を拾っているのだから、逆にいえばスピーカーと同じように音を出すということだ。電気で増幅してないからそれほど音量は出ないけれど、指向性をそこに引っ張ってくるくらいの働きはある。

 これがマイクだからほんまかいなと思うだろうが、もしここにシンバルが吊ってあったら?シンバルが共振するのは想像できるだろう。あるいはバイオリンが固定されてたら?
 オーディオアクセサリーというものは、ノイズを吸収・除去するものではなく、それそのものが「(付帯)音を鳴らす」ものだと考えない限り、いつまでたっても真実に辿り着けないものなのだ。

 そこんとこをしっかり踏まえ、匠がバイオリンの名器を作るようにオーディオアクセサリーを作っているメーカー、インフラノイズのリベラメンテケーブルは他社のケーブルとは全く違うんです!
 お得なLANリベラメンテ発売記念キャンペーンは7月31日まで。

 ガイコツマイク登場

 突然ガイコツマイクなんか立てて、またライブでもしようというのか。それともマイクで部屋の周波数測定でもやるつもりなのか。

 いや、父が実家のカラオケ屋を今月でたたむというから、じゃああのガイコツマイクおくれと言ったらマイクスタンドまで付けて持ってきてくれたのだ。一度でいいから『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム』のジャケットの真似がしてみたかったのと、単純に飾りとして置いてみようと思っただけで、わたしのやることにいちいち深い意味はない(^^;

 しかしこれを右スピーカーと左スピーカーの間に置いてみると、セパレーションが良くなってなんだか具合がいいのである。モノラル録音などビシッと音像が中央に集まるし、ステレオでも楽器の位置が高く定位して気持ちがいい。もちろんマイクのコードは繋いでないが、これが障害物としての効果なのか、シュアーのマイクロフォン部がなんらかの共鳴をしているのか、あまり深くは考えないでおこう。

 あっ、そういえばお得なLANリベラメンテ発売記念キャンペーンが今月いっぱいで終了。お盆休みにはクーラーの効いた部屋でリベラメンテケーブルのゴージャスな音色をお楽しみください!!

 エンジンオイルの匂い

昨日、JimmyJazzの内装の元になったのは、1980年代に箕面にあった「アウトバーン」という喫茶店だという話をしたら、当店の顧客二人から「俺も昔よく行ってたよ」と言われて驚いた。やはり同じ匂いを嗅ぎつけて当店にやって来たのだろうか(^^;
「アウトバーン」もBGMはジャズで、マンハッタン・ジャズ・クインテットとかが有線で流れていた。こちらにはあまりこだわりなく、コンセプトの主軸はあくまでもモータースポーツといった感じ。床は当時の若者の誰もが憧れたフローリングwww。
JimmyJazzはアクセントに黒やシルバーを使っているが、あちらは木目のこげ茶とコンクリートが基本カラーだった。懐かしい。
しかしいくら店がかっこよくても、中身が伴わなければXマイナスで、「なんだよ、かっこだけかよ!」ってことになるから、決して期待を裏切らないかっこいい店というのはすんごくハードル高いんだよなあ。

 かっこよすぎて忘れられない伝説の店

 「Masterって、かっこいいですね」と言われたことは一度もないけれど、JimmyJazzがかっこいいと言われることはしょっちゅうで、あまりにもかっこいいかっこいいと言われるから、ひょっとしてかっこよすぎてみんな入りにくいのかと思って、敷居を下げる意味でわざと少しかっこ悪くしているほどなのだ(^^;
 しかし、かっこ悪くしてもほとんどメリットがないので、せっかくかっこいいと言ってくれるのだから、もう「かっこよすぎて引く」くらいかっこよくしてやろうと今年から方向転換を図っているところだ。

 そのかっこよすぎてたまらないJimmyJazzの元ネタは、その昔箕面にあった「アウトバーン」という喫茶店だという話は以前したことがあった。入り口から階段を降りる構造で、壁はコンクリート打ちっぱなし、鉄の螺旋階段が中央に配置され、その脇にはドゥカティが置いてあった。このガレージっぽい造りがめちゃめちゃイカしてて、店舗内装のデザイナーを連れて行って「こんな店にして!」と頼んでできたのがJimmyJazzなのだ。

 それと、もう一つ忘れられないのが神戸三宮にあった「バックステージ」という喫茶店。ショッピングセンタービルの中に入っていた店舗だったが、かなりの広さがあり、たしかグランドピアノもあったからライブもやっていたのかもしれない。ちょうどウエス・モンゴメリーの『フル・ハウス』の裏ジャケ写真のような感じ。お客はめいめいに会話をしているのだが、そのざわめきとBGMのジャズが分離して聞こえるという、ざわめきまでもウルトラかっこいい店だった。

 あんなにイカしてたのに、どちらの店も数年でなくなってしまった。画像は「アウトバーン」のステッカー。「est.1984」とあるが、当店が着工・完成したのが1988年だ。それからもう28年、当店は一度も改装せずに営業を続けている。遅ればせながらこれからJimmyJazzが頑張って「かっこよすぎて漏らしちゃう」ような店にしてやるぞ!( ̄▽ ̄;

 WAHL8900は欠かせない

 ネックラインを入れるには、先が鋭利に尖ったハサミを地肌にくっつけてチョキチョキとラインを入れておき、後から残った産毛を剃るのが正統な理容師の仕事。ただ、ネックラインをつけるためだけにピンピンに先の尖ったハサミを常備しておくのももったいないし、下手をするとこのハサミでネックラインのみならず身を切られることもある(^^;
 そこで当店の仕事に欠かせないWAHL8900 コードレストリマーの出番だ。これでチョチョイとネックラインをつけ、ついでに産毛も刈ってやれば、あとはほとんどカミソリも必要ないほど。

 実は18年くらい前に一度美容師さんのアルバイトを雇ったことがあり、彼女が持っていたこのトリマーを借りて使ってみたら、あまりの便利さに手放せなくなったのだ。さっさと辞めていった彼女に未練はなかったが、WAHL8900に未練タラタラで即購入。今使ってるので2台目なのである。

 8月15(月),16(火),17(水)の三日間お盆休みをいただきます

 勝手ながら本年も8月15(月),16(火),17(水)の三日間、お盆休みをいただきます。なお、来週7月18日は「海の日」で祝日ですが、月曜日ですのでお休みします。宜しくお願い申し上げます。

 さて、刈り上げの話が出たついでにネックラインのことも。ネックラインとは、襟足と皮膚の境目のことである。他の髪型ではそうでもないが、刈り上げをするとこのネックラインがきれいにビシッと入ってるかどうかで見栄えが随分と変わってくる。もちろんカミソリで剃るのである。
 きちっと剃ったところで二、三日もすると生えてくるから意味がないと考えるか、それでもやはりここがきれいだと締まった感じが出るので、曲がりなりにもバーバースタイルを名乗るなら是非ともキメておきたいポイントだ。

 品のない刈り上げ

「最近、バリカンで短く刈り上げてる人おるやん?Masterあんな頭、どう思う?俺、嫌いやわ〜」
 うーむ、当店でもバリカンで短く刈り上げることが少なくないので、なんとも言えない(^^;

 たしかに最近の猛暑も手伝ってか、サイドとバックをバリカンで刈り上げにしてる人をよく見かける。どう考えても男子なら夏場は短く刈った方がいい。長い髪を汗でべっとり襟足にまとわりつかせるなんてアホのすることである(そこまで言うか)。
 しかし、バリカンというのは一種の”凶器”であって、めっちゃ短く刈れるからといって安直に刈ってしまうと、恐ろしく品のないヘアスタイルになってしまうのだ。品のないMasterが言うのもなんだが、「はいはい、短くすればいいんでしょ?」とデリカシーのないやり方をすれば、一発で下品な刈り上げになるデンジャラスな道具なのだ。

 どこをどうすれば上品な刈り上げになるのか説明するのは難しいが、上品か下品かは素人でも見ればすぐわかる。「嫌いやわ〜」とおっしゃったあの方は、おそらく品のない刈り上げをしてる人を見てそう思ったのだろう。ウッ、まさか当店で刈った人ではあるまいな?( ̄▽ ̄;

 どんくさいMaster

 わたしは子供の頃からかなりどんくさい。きっと頭の回転が遅いのだと思う。なんでも時間をかけてゆっくりやればできなくはないのだが、理解するスピードが普通以下で、本を読むにしても、映画を観るにしても、ストーリーを追いかけるのに取り残されることも多い。こうして文章を書くのは、ゆっくりだからできるのだ。いきなりスピーチしろとか言われたら絶対ムリ。ジャズが好きなくせにアドリブは苦手なのである(^^;

 当然のことながら仕事をするのも遅い。若い頃は速くカットできないのがコンプレックスで、刈ってる途中でお客さんが「ハァ〜」とかため息でも吐こうものなら、もう汗がドバーッと出て焦りまくって大変だった。今でも決して速い方ではないのだが、何事も反復練習することで人並み程度には速くなるのである。
 仕事が遅いのは、次に何をするかが見えておらず、行き当たりばったりでやるから遅くなる。今やってることの次に何をするかがわかっていたら、あらかじめその準備をしておけばかなりの時間短縮ができるのだ。

 例えば、シャンプーが終わると濡れた使用済みのケープを裏へ干しに持って行くが、その時同時にできることはないか。使用済みのシェービングカップ(あるいはヘアカラーのカップ)が置いてあったら、一緒に洗い場まで持って行く。さらに、裏から戻ってくる時に、乾いたケープを持ってきて次のシャンプーの準備をしておく。これをバラバラにやるとなると、1)裏にケープを持って行く〜戻ってくる 2)カップを持って行く〜戻ってくる 3)乾いたケープを取りに行く〜戻ってくる と、実に3往復しなくてはならないのがたった一回の往復で済むのである。

 これはほんの一例だが、仕事が遅くてどんくさいなりに、長年反復して、工夫を重ね、少しでも速く、手際よくを目指してJimmyJazzが発明した仕事法は実はいっぱいある。

 好評につき”オリジナル店販袋”第二弾

 オリジナル店販袋の評判がいいので、またゴム板を削ってスタンプを作ってみた。アイスクリームを売ってるわけじゃないぞ、念のため。こういうのは念入りにデザインしてもすぐに飽きてしまうから、次々に新しいのを作るのが性に合ってる。したがってJimmyJazzの店販袋は二度と手に入らない一点物ばかりである(^^:
 浮世絵がヨーロッパでブームになったのは、日本から輸入した陶器などの包装に浮世絵を使っていて、フランス人が何だこの絵は!?とコレクションし始めたのがきっかけだという。
 スタンプ作りも上達してきたら、当店の店販袋もそのうちどこかの国でブームを巻き起こすかもしれないな( ̄▽ ̄;

 昔の髪型

テレビで録画しておいたブルース・ウィリス主演の映画「ラストマン・スタンディング」を観た。黒澤明の「用心棒」をリメイクしたもので、1930年代のテキサスを舞台にしている。ブルースの髪型はいつものスキンヘッドではなく、サイドとバックをバリカンで短く刈り上げた七三分け。ギャング同士の抗争を描いた作品とあって、みんなソフト帽にスーツでキメている。アメリカでもこの時代は外出するのに帽子をかぶらないのは下着で歩くのと同じとみなされていて、1950年代にエルヴィス・プレスリーやジェームス・ディーンが登場して若者が髪型に凝るようになったという。したがって、ポマードやリーゼント(正確にはダックステイル)というのはロックンロールの文化であり、ジャズはどちらかといえば帽子文化といえるかも。もっとも黒人は縮れ毛の人が多くて、"コンク"という今でいうところの縮毛矯正をしてお洒落するジャズメンもいた。若い頃のマイルス・デイヴィスやリトル・リチャード、マルコムXの映画でも"コンク"していたなあ。

 リーゼントの話

 リーゼントといったら、オールバックで全部後ろに流すスタイルを想像するかもしれないけれど、ポマード塗ってくしで撫でつければOKかというとそう簡単なものでもない。盛り上げるべきところと締めるべきところのメリハリが重要なのだ。フロントは高さが欲しいしトップはボリュームを押さえたい。それをどうやって出すか。リーゼントの達人は、くしとポマードだけでボリュームを自在に調整するのである。

 髪の毛はつむじを中心に渦を巻いて生えていて、巻いてる方向に沿って撫でつければボリュームが出にくく、巻いてるのと反対に流そうとすると髪の根元が立ち上がり、ボリュームが出やすくなる。
 たいていの人は渦が右に巻いているから左側で7:3分けにすると収まりがいいのだが、ボリュームを出すためにあえて右側から分ける人もいる。
 また、毛流は後ろから前に向かっているから、これを真後ろに流せば前髪にボリュームが出るが、押さえたいトップにまでボリュームが出てしまう。そのためトップの髪は毛流に沿って押さえやすい前方から右方向へ逃がして、ボリュームが欲しいフロントは左から右方向へ立ち上げるという高等テクニックもあって、ドラマ『池中玄太80キロ』に出ていた三浦洋一がこのスタイルでキメていたっけ。

 そこまでするのが面倒な人は、ハワイアンリーゼントという、トップの髪だけを角刈りのように短くする変則スタイルもあったが、セットしないとカッパのお皿みたいですごく変なのだ。
 わたしも今ではハワイアンリーゼントにカットしなくてもカッパみたいになりつつあるのだが( ̄▽ ̄;

 ポマードといえば

このごろわたしも自分の髪によくポマードをつけるようになった。ポマードといえばリーゼントで、少なくなった髪を集めてなんとか形をつけている(^^;
元が床屋の息子であるから、ポマードは店のを使い放題だったが、昔のポマードは油性のものしかなくて、塗っても光るばかりでコシがなく、ボリュームも出にくいうえに、一度塗ったら三回以上シャンプーしないと落ちなかった。油性のポマードでうまくセットするには、塗ってから二日くらい経ってホコリや汚れがついた頃がいちばんカッコ良くなったものだった。しかし当然そのまま寝ると枕がポマードで汚れるし、風呂に入れば汗をかくしで、なかなかポマードというのは敷居の高い整髪料だったのだ。これでも若い頃は髪が多くて多くて、サイドをピシッと押さえるのにポマードを塗り、盛り上げる前髪には塗らないのがお約束だ。18歳の頃、アメリカ村のペパーミントというロックンロールのブティックで売ってる"Pep Pom"という水性ポマードを気に入ってつけていた。セット力が強く、ベトつきも少なく、シャンプーでサッと落ちるからあれは良かったな。その後オートバイの免許を取ってヘルメットをかぶるようになり、汚れるのが嫌でポマードとの縁が切れた。
で、何十年ぶりかでポマードをつけるとやっぱり昔のあのリーゼントになっちゃうのである。つっぱることが男の勲章なのである。

 ジョージ・アダムスの『ナイチンゲール』

 毎週木曜日の夜は「アナログナイト」ということで、アナログレコードをかけることにしている。昨夜はテナー吹きのお客様がいらしたので、ジョージ・アダムスの『ナイチンゲール』をかけてたら、昔のことを思い出した。

「Master、いま風邪ひいてません?」
 電話の声はいきなりわたしに変なことを訊く。ひいてないけど??
「いやあ、風邪がうつるとまずいんッス」
 そう言って予約を取ると、間もなく彼は散髪にやってきた。何度か来たことのある感じのいい青年だ。入院していて免疫力が弱ってるために、風邪をうつされると困るということだった。

 なんでもないかのようにさっと上げて見せてくれた左手の小指と薬指がなくなってるのを見て、わたしは初めて事の重大さを理解した。こんな時に、わたしは何ができるだろう?髪を切ること以外に、何か彼を勇気づける言葉の一つも見つからないなんて!
 そうだ、音楽を、何かいい音楽をかけてあげたらどうだろう。こういう時はマル・ウォルドロンの「レフト・アローン」か、いや、それではあまりにも絶望的すぎる。

 そうして取り出したのがこの『ナイチンゲール』、一曲目は「明日に架ける橋」。ひょっとしたらもう明日がないかもしれない彼に贈るメッセージ。サイモン&ガーファンクルのこの曲なら彼も聞いたことがあるだろう。二曲目はサッチモの「この素晴らしき世界」で、三曲目は”看護婦”をイメージさせる「バークレー・スクエアのナイチンゲール」というおまけ付き。感動的なA面の三曲を聴いて彼は帰って行った。まだ当店にCDプレーヤーがなかった25年以上も前の話である。彼の明日に橋は架かったのだろうか。

 ヘアカラーをドラマティックに

 美容師修行中の息子に「ヘアダイは…」と話してたら「何それ?」と言われた。ヘアダイとはヘアカラーのことだが、もはや美容業界では死語なのか(^^;
 さて、美容師の人はともかく、理容師は所々で妙なことをやっていて、そのことに全く自覚がないことが多い。その一つがヘアダイ…もといヘアカラー客の扱いである。

 普通のカット客には新しいものを使うのに、カラーは薬液で汚れるものだからと、ついつい使い古したタオルや、くたびれたクロスを使ってしまう。それもまったく悪気はないのである。
 客の側にすれば、パリッとしたクロスを着ているカット客よりも高い料金を払ってるのに、なぜこんなボロを着せられなくてはいけないのか、と不満に思う。当然である。

 そこで当店では、ヘアカラーの注文が入ると画像のようにワゴンをセッティングし、今から何かが始まるぞ!的な物々しいムードを演出、首に巻くタオルはさっと赤に取り替えて、ヘアカラー用の真っ黒なマントをかければ、まるで「オペラ座の怪人」に変身したかのよう(ただのヘアカラーなのに)。
 はーっはっはっは!!と高笑いまでしないまでも、他のカット客よりも良いサービスを受けているという優越感を感じてもらえるよう工夫を凝らしている。道具に凝らず細かい小道具に凝るのがJimmyJazz流なのだ( ̄▽ ̄;

 道具へのこだわり

 どちらかといえば道具にはこだわらないほうである。道具そのものが嫌いなわけではなく、買うときにはそれなりに悩んだりワクワクしたりもするんだけれども、「こんなにこだわってまーす!」みたいな人を見ると、あまのじゃくなわたしは「フン!なんなのさ?肝心なのは道具じゃなくて結果でしょ」とか思っちゃうのである(^^;
「このコーヒー、すごく美味しいですね!やっぱり豆とかこだわってるんですか?」と訊かれて、普通のUCCコーヒーですと応えることにヨロコビを感じる人間なのである。これは何も人をおちょくって遊んでるのではなく、「なぜそうなるか」という部分に隠されたノウハウが重要だと言いたいのだ。

 偉大なバンドリーダーであり名ドラマーでもあるアート・ブレイキーは、クリフォード・ブラウンとの出会いをこう語った。「いま田舎から出てきたばっかりのように見えた。純朴の青年であることはすぐにわかった。トランペットはボロボロだった。だがその”ボロボロ”で彼は信じられないような演奏をした」「彼はいつもオンボロのトランペットを吹いていた。そこである日、新しいトランペットを買ってやるから楽器店へ行こうと誘った。だが彼はこのトランペットでいい、新しいやつはいらない、楽器なんてなんだっていいって言うんだ」(中山康樹著「超ブルーノート入門」 (集英社新書)より)
 ほら、これですよ、これ。

 特にオーディオは「はじめに道具ありき」みたいなところがあるから、高価な機材を揃えて、評判のアクセサリーで”武装”して、ほらいい音でしょう?というのは、高価な楽器を買えばろくに練習しないでいい演奏ができるみたいな歯がゆさがあるのだ。
 わたしも昔はブラウニーばりにケーブルなんてなんだっていいと豪語して、あえて高級品を避けて産業用の汎用ケーブルを使っていたけれど、インフラノイズのリベラメンテシリーズの音が素晴らしすぎて、全部これに入れ替わってしまった。やっぱりケーブルはこだわりのリベラメンテに限りますね!(おいこら)

 Too Darn Hot!

 毎日暑い。ちょっと外に出ただけでまるで脳みそが煮えたぎるようだ。暑いから「冷やしシャンプー」というのはあまりにも芸がなさすぎると思っていたが、こう暑いと本当に頭を冷やしシャンプーしたくなる。というわけで、当店も遅ればせながら涼感ミントシャンプーをスタートすることにした。
 例によってPOPを作っていたのだが、最初当たり障りのないPOPだったのが気に入らず、汗だくのジャズマンといえばこの人、エルヴィン・ジョーンズに助太刀願うことに。キャッチコピーの「Too Darn Hot」とは直訳すると「あまりにもクソ暑い」。そのまんまではないか。すんません、脳みそ沸騰してるので( ̄▽ ̄;

 バンドワゴン効果

フレッド・アステアはJimmyJazzでもときどきかかる。守備範囲内である。今日は録画しておいたMGM映画の「バンド・ワゴン」を観た。ヒロインのシド・チャリシーの美しいこと!500万ドルの保険がかけられた脚線美…はともかく、昔からアステアのようなおじさんになりたいと憧れていたのだが、このときアステア54歳、今からダイエットしてもどうにも間に合いそうにない。背筋がすっと伸びた軽やかな身のこなしと抜群のファッションセンス。マイルス・デイヴィスだって憧れたという。名盤『カインド・オブ・ブルー』レコーディング時のスナップ写真にネッカチーフを巻いたマイルスが登場するが、あれはアステアを意識したにちがいない。じつはわたしもひそかに老後はタップダンスを習いたいと思ってるのだが(^^;

 マニアのジャズ話

「最近JimmyJazzのチラシにジャズのこと書いてませんね」とお客様に言われてしまった。当店のニュースレターJimmyJazz post のことである。ああいった不特定多数の人に読んでもらうものに、ジャズのマニアックなことを書いても理解できないだろうと思い、少し外して書いていたのだが、やはりどこかにジャズっぽさを残しておかないといけないのかなと少し反省。でも「クリフォード・ジャーヴィスのドラムはうんぬんかんぬん」とか書いても大方に人には理解不能だろうし、なかなか誰でもある程度わかるように書くというのは難しいものである(^^;

 ジャズはアメリカ発祥の音楽だけれども、一つ言えるのは、何もかもアメリカ人だけでやらせるとダサくなりやすいということ。ほんの少しヨーロッパや異国のテイストが混じってると作品がグッと締まる。例えばドイツ人のアルフレッド・ライオンがプロデュースしたブルーノートレコードの諸作品。たまに「ブルーノートのB級名盤」とか言う人がいるけれど、これは認識の誤りでプレスティッジやヴァーヴにB級名盤はあっても「ブルーノートは全てA級」というのが正解(ただし後期のLAシリーズはB級かもしんない)。それだけライオンが丹精込めて作ったレコードということだ。それにブルーノートは録音技師がこれまたドイツ人のルディ・ヴァン・ゲルダー。かっちりしたものを作ろうという意思が強烈に出たレーベルなのだ。あっ、ほらやっぱり意味不明でしょう( ̄▽ ̄;

 冷え冷え大作戦

 今朝は暑さで目が覚めた。いよいよ夏の始まりだ。去年は猛暑でエアコンが止まって困ったので、今年は密かに冷え冷え大作戦を着々と準備していたのだ!(^^;
 毎年この季節になるとお客様が汗だくになってるので、まずカットの時に巻く刈り布を蒸れにくいものに変更。首にタオルを巻くのをやめて昔ながらの衿紙(ネックペーパー)を復活させた。タオル一枚肩に乗ってないだけでもずいぶん違うものである。

 頭上から熱を浴びせる白熱灯100ワットの照明をLEDに交換。ムードはやや劣るが背に腹は代えられない。その他の照明もちょっとずつLEDに交換して、発熱量はかなり抑えられたと思う。それに換気扇を修理したので密閉感が増し、ジャックダニエルのタペストリーでボイラー室からの熱気も防いでいる。足元には備長炭を置いて湿気取り、サーキュレーターも大活躍だ。
 これで今年は散髪しながら汗だくになるお客様がかなり減少した。このままスムーズに夏を乗り切れたらいいのだが。

 書き直し

 今日は筆が進まんなーと思いつつ、なんとか書き上げてアップしてみたが、読み返してみると、お前いったい何様のつもりやねん!というような内容で恥ずかしくなって削除。本日の日記は書き直しである。
 書きたくてもなぜか書けない時がちょくちょくある。昨日はあれだけスイスイ書けたのに。
「Masterのことだから、どうせ店販袋をいっぱい吊るしすぎて音が悪くなったんじゃないの?」
 当たり(^^;

 吊るしておいたオリジナル店販袋を取って、ヘアトニックを入れてお客様に手渡した後、んんんっ?と吊るしてる袋の何枚かを間引いてみると、ほら!音が戻ったではないか!?( ̄▽ ̄;
 それまで「音が悪くなってるからはかどらない」ということにさえ気づいてないのだ。オーディオマニアといえども他のことに気を取られていると、案外音が悪くなっていても気づかないものである。

 かの村上春樹は、かつて自ら経営していたジャズ喫茶の片隅で小説を書きまくっていたそうだが、きっと音が良かったんだろうな(そういう問題か?)

 今度こそ本当のオリジナル店販袋

 以前ちょっくらご紹介したオリジナル店販袋がえらく好評で、こないだなんか「その袋カッコいいから何か買います!」と言い出す人が出てきて、トリエオムフリュード10をお買い上げになった。これがブランディング戦略というのだろううか、よくわからんが(^^;
 しかし、オリジナルといっても市販のスタンプを組み合わせただけなのでちょっと弱い。もっと、「どうしてもこの袋を持って歩きたい!」と思わせるようなインパクトがないと。

 そこでゴム板を買ってきて、カッターナイフ片手にスタンプ自作に挑戦。どうにか彫り上げて今度こそ本当のオリジナルスタンプが完成した。ラッパのデザインはデフォルメして一回り大きくしたので、迫力が増し、カッコよくなったのではないかとこれまた自画自賛。
 ”オリジナル判”の”1stプレス”は貴重なものと相場が決まっているので、また袋欲しさに何か買ってください( ̄▽ ̄;

 現代バーバー事情

 おそらく一般のお客様はまだあまりご存知ないと思うけれど、去年あたりから一部のバーバー業界がやたら勢いづいてきている。まずは当店でも使用しているバリカンメーカー”WAHL”のCM動画をご覧ください。

Wahl Schorem Commercial

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 2本目のLANリベラメンテ到着

 モデムと無線LANルーターの間に繋ぐべく2本目のLANリベラメンテが到着。今YouTubeで色々聴いてみてるのだが、さあ〜困った!手持ちのCDをリッピングして外付けハードディスクに入れてるのをiTunesで再生するよりもYouTubeで同じ音源を聴くほうが音が良いのである(^^;
 これではYouTubeで聴いて良かったからとCDを買っても、なんだYouTubeのほうが音が良いじゃないかという変な展開になってしまう。それなら自分でライブラリをアップロードしてYouTubeで聴けばいいじゃないかと、ますます変な展開になりそうで心配だ。
 それにしてもこのストレスのないスムーズな感じは何なのだ。ブラウザで再生するから良いのだろうか。それともやはりLANリベラメンテの威力がそれだけ強力だということなのか。う〜ん、困った!!

 カミソリ強化月間

ただいま当店はカミソリ強化月間である。といってもカミソリで痛く剃るという意味ではない(^^;
ここ20年ほどずっと美容師ブームが続いてきたせいもあり、床屋の顔剃りは痛いもの、不要なものとして、剃らなくていいというお客様がけっこういらした。市販のシェーバーで安くて良い物がたくさんあるから、わざわざ床屋で髭を剃ってもらう必要がないという感覚で、わたしもああそうですかとその状況に甘んじていた。それに時代の流行がファジーとか無造作だとか、キッチリ剃って整えるというスタイルと馴染みにくいというのもあった。
しかしここ最近の流れは、カミソリでビシッと揃えるとまあよく映える。良い感じである。眉毛のたった一本剃るか剃らないかで見栄えを左右するこの感じは、床屋でしか味わえない。髪型も含めトータルで男前スタイルを提案しています。

 LANリベラメンテは無線でも使えます

当店のLANリベラメンテはMac miniと無線LANルーターの間に使っていて、無線LANルーターとモデムの間は普通のLANケーブル。インフラノイズによるとすべて無線LANの人はモデムと無線LANルーターの間にLANリベラメンテを使うことで無線であっても効果が得られるとのこと。Macだと有線で繋いだまま無線接続に切り替えたりできるのだが、いろいろ試した結果、当店ではやはりMacに直接LANリベラメンテが差さってる現状が一番音が良いように思った。しかし一旦無線になって電波で飛ばしても音が良いなんて、いったいどういう理屈なのだろう??

 真の名手

「人が一生懸命吹いてるのにちゃんと聞かんかい!」
昔、マウントFujiジャズフェスティバルのビデオを観てたら、父が急に怒り出したのである。フリーキーなトーンで汗だくになってテナーを吹くジョージ・アダムスの後ろで、ボビー・ワトソンが誰かと話してる姿が映し出されたのを観て、父は怒っているのだ。
「ああいうことする奴が一番キライやねん!」
名アルト奏者も父にかかっては形無しである(^^;

音楽再生のためのパソコンを含め、オーディオの電源からケータイとかタブレットの充電をしたら音が悪くなったという話をちょくちょくしているが、なんで音が悪くなるんだろうと考えてたらマウントFujiジャズフェスティバルのことを思い出した。まさに一生懸命吹いてるのにちゃんと聞かないボビー・ワトソンみたいな感じなのだ。

マウントFujiは一種のお祭りなので堅いことは言わないが、本当に真剣に良い演奏をしているところでああいうことされたら迷惑だろうなぁ。たとえ演奏してなくてもじっと耳を澄ませて緊張感を持続させないといけない。本当の名手は弾いてなくてもそこにいるだけで音が良くなってしまうのである。
でLANリベラメンテに話が移るのだが、どうもアナログナイトで聴く限り、アナログレコード再生の音が良くなっているみたいなのだ。もちろんLANケーブルとフォノ系統はまるで別なのだが、パソコンにLANリベラメンテが繋がっているというだけで、なぜかアナログまで音が良くなっている。じつに不思議な現象なのだ。

 JimmyJazzオリジナル店販袋

 ずっと前からの懸案事項だった店販袋、お買い物バッグというか、要するに当店でムースなりシャンプーなり何か購入していただいた際に、その商品を入れて持ち帰ってもらう袋をどうするか。
 ディーラーに袋を持ってきてと頼んでも、どうにも大きすぎたり小さすぎたりでしっくりこない。しょうがないのでスーパーのレジ袋のようなビニール袋を買ってきて間に合わせていた。いつも当店で買っていただいてるお客様には申し訳ないのだが、正直、これじゃなあ〜という感じである。
 せっかく男前になろうと思ってJimmyJazzで買ってきたというのに、これじゃコンビニで買うのと変わらないじゃないか。

 ルイ・ヴィトンやアップルで買い物したら、手提げ袋もかっこいいから、もったいなくてすぐには捨てないじゃないですか。JimmyJazzもレジ袋じゃあいかんと思うのですよ。記念に取っておこうとか、せめて明日の弁当入れるのに使おうとか、そのくらいのレベルには到達したい。

 ヴィトンのように手提げ袋1枚に何百円もかければ、そりゃあゴージャスなかっこいいものができるだろうが、それでは利益が全部なくなってしまう。試行錯誤の末、市販のクラフト紙を使った紙袋にトランペットの絵をスタンプして使うことにした。JimmyJazzオリジナル店販袋の完成である!といってもスタンプ押しただけなのだが(^^;
 大瓶のナノサプリシャンプーとコンディショナーも入れば、CDを1枚だけ入れても大きすぎない。男性が持ってもおかしくない絶妙な大きさでしかも手提げタイプ。スタンプは手押しなので時々かすれたり失敗(おい)したりしてるが、それも味ってことでよろしくお願いします。

 一度やったらやめられない

 わたしは人様にはあまりオーディオマニアになることをお勧めしない。自分からマニアになりたいというなら止めないまでも、好き好んでオーディオマニアになる必要はないと考える。もちろんなったらなったで”仲間”として歓迎するけれど(^^;

 高級なオーディオでないと音楽の神髄を感じることができないかというと決してそんなことはない。iPodでもウォークマンでもちゃんと聞こえるなら大丈夫。下手にオーディオなんかに凝りだすと、やれジャズは鳴るけどクラシックは鳴らないとかいった不毛な議論に巻き込まれるかもしれないし、余計な出費はかさむし、迷路に迷い込んでいるうちは音楽なんて楽しめたもんじゃない。

 そういった苦労を突き抜けたところに桃源郷が待っているのだが、桃源郷だと思ったら地獄で呻吟していたなんてこともあるから、そう簡単には辿り着けない「愛の国ガンダーラ」みたいなものと思って間違いない( ̄▽ ̄;
 一生知らなきゃ知らないで何も困らない、そういう世界なのである。あれが鳴らんこれも鳴らんと苦しんでいる暇があったら、どんどん新しいCDでもレコードでも買って聴けばいいのだ。そのほうがオーディオをいじくり回すよりずっと生産的である。

 それなのになぜオーディオマニアをやめないのか。一度やったらもうやめられないのがオーディオマニア。ごくたま〜に素晴らしい美音が聴けるという褒美もある反面、音の調子が悪いとイライラしてくるからまったく困ったものである。だって、普通の人って、スピーカーの音質が悪くても機嫌悪くならないでしょ?

 発作みたいなもの

 ジャックダニエルに蜂蜜をブレンドした「テネシーハニー」入りました。調髪の後は丸い氷のオンザロックでちびちびやりながらジャズをお楽しみください(平日16時〜限定。未成年者及びお車を運転される方はご遠慮ください)。

 さて、昨日はよその理美容室が休みだというのにJimmyJazzは目の回るような忙しさ(大げさな)で、ザマーミロと思っていたら今日は今日でヒマを持て余してしまい、ニュースレターJimmyJazz post61号をプリントしていた。2010年に創刊したから、ほぼ毎月発行でもう61号である。
 今年は100個のアイデアを実現すると宣言してやたらめったら張り切っているが、こういうテコ入れの発作みたいなのがだいたい5〜6年周期で来るようで、ちょうど6年くらい前にJimmyJazz postを創刊し、連休返上で休日を月曜だけにし、インターネット予約もこの頃始めたのだった。

 スマホ充電専用コンセントボックス

 はて我はいま何故にこのように不機嫌なのだろうか?と、わたしの場合ここから始まるのである。我が心を不愉快にざわつかせる原因は、仕事が思うように進まないせいか、それとも蒸し暑さによるものか、それとも何か頭から離れない心配事があるのだろうか。

「お疲れ様でした〜。あっスマホスマホ!」
 ああっ!いつの間に!?( ̄▽ ̄;
 家内がお客様から預かったスマホをタップリベラメンテから引き抜いている!そこに差しちゃダメだって言ってるのにぃ〜(^^;

 こう頻繁にスマホ充電ごときで音が悪くなり不機嫌になってたら体が持たない!よし、こうなったらスマホ充電専用コンセントを用意してやるか!というわけで、使ってないオヤイデ電源タップを引っ張り出してきてエンジンテーブルの上にドンと設置した。なるべくオーディオに干渉しにくい場所から給電しているので、どうぞご自由に充電してください。

 セントジェームズ済生会病院

父が心筋梗塞のカテーテル手術をするというので、セントジェームズ病院ならぬ済生会病院へ付き添いで行ってきた。主治医の先生から説明があるので家族の方にも聞いてほしいということらしい。一週間分の着替えを持って病室に案内され、待つ事およそ一時間、診察室に案内されるものと思ったら、通されたのはナースステーションのなか。通路のような場所に出されたパイプ椅子2脚に座らされ、若い茶髪でロン毛の先生にパソコン画面を見せられながら説明を受ける。「心臓の働きが弱ってきてるので ー中略ー というわけで検査をしたほうがいいだとうと今回の検査入院となったわけです」へ?あのう、手術すると聞いて付き添いで来たんですけど??「今回は検査だけです」じゃあ、すぐ退院できるんですか?
「よほどのことがないかぎり二泊三日で帰れます」父の話と全然違うじゃないか!まったく年寄りの話はまともに信用するととんでもないことになる。一週間分の着替えは何なんだ(^^;

 ぶら下がり

店のショーウィンドウに吸盤でくっつけているブルートゥーススピーカーは、閉店時に取り込んでパソコンのUSBポートに接続して充電。あくる朝ふたたびガラスの外側に貼り付けておけば、途中何度か不安定になるとはいえ営業中の約12時間ずっと鳴っている。だが、時々取り込んだだけで充電するのを忘れることがある。昨日も朝来てシマッタ!となった。とりあえずMac miniに繋いでいるUSBハブに挿して充電しながらの営業となった。二時間ほど仕事してみて、おや?うちのオーディオってもうちょっと良い音じゃなかったっけ??アッ!あれが原因か?!ブルートゥーススピーカーをコードから引き抜くと、ほらどうだ?!やっぱりそうじゃないか!(^^;

今日も似たようなことがあった。スマホ充電してもらえませんかというお客様の頼みを聞いた家内がパソコンの電源を採っているタップリベラメンテの空きコンセントにスマホを挿そうとしているではないか!ちょちょちょっと、そこは挿しちゃダメ、挿すとマズイのよ〜。とっさに音質に干渉しなさそうなところから電源コードを引っ張ってそこから充電してもらった。何が繋がってるかって、関係なさそうでじつはスゴく関係ある!

 小鼻剃りがジワジワ来てる

スカルプマッサージに続くワンコインメニュー第二弾としてスタートした小鼻の汚れ取りシェービング、最初パラッと注文があったきりでスカルプマッサージの人気に隠れ、ぱったり注文が来なくなってしまった。このまま自然消滅してしまうのかと思ってたら、先週あたりからボチボチ注文が来始め、スカルプマッサージとのダブルオーダーも増えてきた。やはりPOPを見ていきなり注文するのでなく、ニュースレターなりブログなりを見て周知する期間がいるようだ。それから「今度あれやってみようかな?」と思って注文、気に入ればリピートとなるのだろう。わたしとしては誰でもできるスカルプよりも高度な技術を必要とする小鼻の汚れ取りシェービングを注文してくれるほうが嬉しい。
スーパー銭湯などでヘアカットとマッサージが併設されてることが多いが、たいていマッサージのほうが高く、散髪のほうが千円程度なのが承服できない。あんなにたいへんな思いをしてトレーニングして国家試験を受けて腕を磨いたのに、誰でもできるマッサージより安いなんて!

 ブラッシュワーク

タルカムパウダーは脂ぎった男性の肌につけてもサラッとするからこれからの季節重宝する。昨日届いたネックパウダーブラッシュェエエエ!!!(しつこい)に入れて使ってみると思った以上に具合が良い。パフでパウダーをつけるとダマになったり服について白くなるのが気になったのが、パウダーをつけると同時にブラシで払うことができるのが画期的。ロイ・ヘインズのブラッシュのように首元を払えば、鏡越しにモウモウと煙が上がっているようで演出効果もバッチリ。一瞬ここはヴァン・ゲルダー・スタジオかと思う(んなわけない)。

 新兵器到着

 新しく見慣れない道具を使っていると、お客様の誰かが必ず「おっ?新兵器ですね!」と言ってくださる。なぜ「兵器」なのかよく分からないが、本日届いたこれなんかまさしく「新兵器」と呼びたくなるぞ。ジャジャジャジャ〜ン!(古っ)人呼んでネックパウダーブラッシュェエエエ!!!( ̄▽ ̄;

 梅雨から夏場にかけて、紳士の首まわりもじっとり汗ばんで、カットされた細かい髪の毛が入り込むとチクチクして不快極まりない。そこでネックパウダーブラッシュェエエエ!!!(もうエエっちゅーの)の登場である。
 首元の毛を払いながらブラシの横についたボタンをプッシュすると。柄の部分に装填された天然タルクパウダーがプッシュ〜ンと噴射されて、細かい毛を絡め取り、お肌サラサラ快適に!!!というわけだ(^^;

 これぞJimmyJazzを輝かせるアイデアその110号。ぜひ「新兵器」の威力を体感してください。

 ファンを熱狂させる店となれ

 熱狂的といっても散髪のほうはまだまだだけれど、じつは副業でやってるインフラノイズのリベラメンテケーブル販売のほうがまさにそう。顧客の皆さんがとても熱い!まさに熱狂的なのである。
 インフラノイズのサイトに寄せられた感想を見たなら、リベラメンテケーブルを手に入れたオーディオファイルの異様なまでの高揚感を感じずにいられないだろう。売ってる当のわたしがちょっとビビってしまうほどである(^^;

 オーディオに疎い散髪のお客様は、「あんなに高いコードが売れるんだろうか?」と訝しげに思うだろうが、毎回新製品が出るたびにドッと注文が入る。どんな音がするのか、注文者の誰も知らないのに、インフラノイズが新製品出しますと言っただけで、注文が入るのである。それも一人1セットというのは稀で、大抵2セット、3セットと複数注文される。そして何週間も待たされれ手元に届くや大興奮!そしてあの感想文である。毎回期待を上回る音が出るものだから、次の新製品も音を聴く前でも迷わず注文となる。
 こうでなくちゃいけないなぁ〜。散髪のほうも(´・Д・)」

 不景気なんてぶっ飛ばせ!

 いつまでたっても景気が良くならない理由の一つは、消費が後手後手に回って、「買いたくないのに仕方なく買う」あるいは「払いたくないけど仕方なく払う」といった消極的な経済活動が蔓延しているせいもある。そうじゃなくって、「うぉー!!これ発売されたら絶対買うぞ!」と思わせるような、ファンを熱狂させるような商品を用意していくことが、我々商売人の使命なんじゃないかと思うのだ。

 床屋も髪が伸びて梅雨で鬱陶しくなるのをじーっと待ってるんじゃなくて、もっと熱狂的に熱烈に顧客を喜ばせる方法がないか考えなくてはいけない。過剰にサービスをしろというのではないけれど、そんなこと考えたこともないという理容師さんは多いのではないか。
 「JimmyJazzは最高なんだ!髪が伸びてなくても行きたくなる!来月がくるのが待ち遠しい!」と、顧客にそんなふうに思ってもらえるくらいになれば、不景気なんてどっかに吹っ飛んでしまうだろう。そういう店を目指します!!(^^;

 店休日の工作

先日、夜に犬の散歩をしていたら夜道にクルクル回るものを発見。サインポールのように回転するものに反応してしまうのは商売柄か。よく見ると空き缶に切れ目を入れて針金で吊り下げ、風車のように回転させていたのだった。オッ、これは面白い!次の日さっそく缶チューハイを買ってきて作ってみたが、なかなかこれがうまくいかない。ネットで作り方を調べ、本日材料を買い揃えてずっと作っていた。出来はまだまだお見せできるほどではないが、うまく回すコツは掴めてきた。そのうちJimmyJazzの店頭にいっぱい吊り下げてぐるんぐるんと回してみたい。

 ニューオリンズとウィントン・マルサリス

 この夏のテーマはニューオリンズにしようかな?なんてぼんやり考えていた。いまだにジャズの本場はニューオリンズだと思ってる人は多いみたいだが、実際にジャズ(観光ジャズ)が聴ける場所はプリザベーションホールくらいしかないらしい。
 しかし、かつてフランスとスペインの植民地であった頃の面影を残すフレンチクォーターの街並みは一種独特の風情がある。軒先にたくさん吊り下げられたプランターを見て、今度シダの吊り鉢を探しに行こうと思ってる(^^;

 さて、ニューオリンズといえばサッチモことルイ・アームストロング生誕の地であるが、忘れていけないのがウィントン・マルサリスの出身地であり、父エリス・マルサリス、兄ブランフォード・マルサリスらマルサリス一家の出身地でもあるということで、俄然ウィントン・マルサリスに興味が湧いてきた。
 これまでなんとなくジュリアード音楽院卒業のエリート、ジャズピアニストである父エリスやサックス奏者の兄ブランフォードに囲まれた音楽一家で、幼い頃からジャズに親しんできたのだろうと勝手に想像していたのだが、中山康樹氏の遺作となった「ウィントン・マルサリスは本当にジャズを殺したのか?」を読んで、ウィントンがなりたかったのはクラシックのトランペット奏者でジャズなんて練習したこともなかったという話にショックを受けた。

 クラシックの演奏家が本物のジャズができるわけがないという偏見があったのだ。ウィントンのことを無機質でつまらないと嫌う人は多いけれど、ウィントンの音楽が偽物のジャズだと言う人はいないだろう。クラシックでもあれほどのレベルになるとジャズだろうと何だろうと易々と吹けてしまうのか!?それほどにウィントンのジャズは堂々として、取って付けたような「偽物感」がない。それこそ生まれ育った環境によるものか。
 思い起こせばわたしも床屋なんて全く興味なかったし、嫌で嫌でしょうがなかったもんなあ。そういう問題なのか( ̄▽ ̄;

 真似したい伝播力

 真似といえば、ジャズというのはなんとも真似しにくい音楽だ。チャーリー・パーカーのようにアルトサックスを吹きたいと、リード奏者の誰もが真似しようとしたが、どうやっても真似できないように演るのがクールだったのだ。ジャズがわかりにくい、難解な音楽とされるのは、真似できないようにわかりにくいように演奏するせいもあるだろう。

 ところがビートルズが出現した途端、若者たちはヘアスタイルからファッションから、こぞって真似をしだした。真似するのが簡単だからである。ギターの弾ける者はコピーして、何もない者は箒をギター代わりに。その結果、レコードが爆発的に売れるようになったのである。

 レコード会社はそこそこ売れていたジャズよりも、爆発的に売れるロックに力を入れるのは当然のこと。コロムビアのトップスター、マイルス・デイヴィスも「なぜだ?」と戸惑ったに違いない。クリシェを嫌い、先鋭的で誰も真似できない音楽を演ってクールを装っていたら、誰でも真似できるロックにしてやられたのだ。平易でイカしていて、さらに真似しやすいことは強烈な伝播力を持つ。

 羨ましくないと誰も真似しない

音楽ファンの理容師さん美容師さんは多く、店でアナログレコードをかけて営業しているところもあるくらい。そこまで面倒なことをせずとも、パソコンから音楽を出力しているところも多いだろう。だが、当店のようにジャケット写真をモニターに映し出したり、ブルートゥーススピーカーで店内と同じ音楽を外でも鳴らしているという話はとんと聞かない。もしかしたらやってる人は多くてわたしが知らないだけかもしれないが、そんなに音楽が好きならジャケットを映したり、外で鳴らしたりしたくなると思うのだが。やはり「かっこいいな」とか「楽しそうだな」とか、何かしらその人を「羨ましい」と思わないと「自分も真似したい」とは思わないのだろうな(^^;

 YouTubeに抵抗

 「毎週木曜の夜はアナログナイト」と決めて、勝手にレコードをかけることにしているのだが、LANリベラメンテでこんなにYouTubeの音が良くなるんだから、「毎週水曜の夜はYouTubeナイト」でもやろうかしらん?と本気で思うほどLANリベラメンテの音が素晴らしい。実際に珍しい映像や音源が多数YouTubeにアップされているから、観始めたらずっと観てしまう。いっその事このようなライブ動画をモニターに映し出してお客様に観てもらうのはどうだろう。

 そもそもJimmyJazzはテレビのない散髪屋としてデビューした。それがどうしたと思われるかもしれないが、当時テレビがなくて野球中継がかかってない散髪屋なんてどこにもなかった!(いや、どこかにはあったはずだが)それくらいテレビがないということは勇気のいることだったのだ。なぜテレビが嫌だったか。それは家に帰れば誰だって見れるものだからだ。そんなのわざわざ散髪屋で観なくていいじゃん。
 YouTubeもスマホさえあれば誰だって見れるから、それをJimmyJazzで流すというのはさすがに抵抗がある。秘蔵のジャズビデオとかのコレクションがあれば話は別だが…って、それじゃLANリベラメンテ関係ないじゃん(^^;

 何事もやりすぎはよくない

 せっかくLANリベラメンテがやってきて音が良くなったと喜んでたのもつかの間、あれれ、また音の調子が悪くなったかなぁ。当店の場合、一瞬で「あっ、音が悪い!」と思うのではなく、何日かかけて「しばらく良い音が聞こえてこないな?」と気がついて、それから原因究明に乗り出すのである。
 何もしてないのに独りでに音が悪くなるなんてことは滅多になく、たいていわたしが無意識のうちに余計なことをしたのが祟って音が劣化しているのだ。もちろんLANリベラメンテのせいではなく、例えばたくさん同じものを並べたり、壁に何かを貼り付けたりして雑音が起きているケースが多い。

 ここ数日にやったことを思い出しながら、音が正常になるよう戻していくのだが、どう見ても昨日窓いっぱいにぶら下げたちょうちんが怪しい。と、皆さんもそう思うだろう?でも買ってきたばかりのちょうちんをろくに使用せず、たった1日でお蔵入りにするのも残念だ。とりあえずちょうちんはそのままで、他にいじったところを元に戻しながら良い音にできないかを探ってみた。
 同じものがたくさん並んでるのは怪しいと言ったが、そういえばちょうちん以外にも、ムースを少し余分に仕入れて並べていたのだった。これを通常の本数に減らして聞いてみると、おっ、なかなかいい線行ってる。これならちょうちんは外さずに行けそうだが、外してもっと良い音になったら困るのでしばらくは怖くて外せない(^^;

 ちょうちん記事

 ファザードの飾りを全部取り払ったと思ったら、今度はちょうちんを買ってきてぶら下げてみた。なにしとんねん!?(^^;
 これから梅雨なのでちょうちんでも吊ったら涼しげかなと思って。もはやなにがしたいのか意味不明である。それでも一応自分の中でやっていいことといけないことの判断はしていて、なんだかガチャガチャしてきたなと思ったらストップをかける。

 音楽も見た目も含め、店内がガチャガチャしてくると仕事もガチャガチャしてくる。他人様のところはどうだか知らないが少なくともわたしはそうだ。賑やかなのが嫌いなわけじゃないけれど、JimmyJazzではご勘弁をといった感じ。店内の空気がビシィッ!としてないとビシッ!とした仕事ができないのである。

 大きな間違い

自分が間違ってるとか損をしたと認めたくないから、いつも、これでいいのだ!とバカボンのパパみたいなことを口走ってしまうわたしであるが、いつも内心では本当にこれでいいのだろうか間違ってないのだろうかとビビりまくっている小心者なのである(^^;

ところで白髪ぼかしといえば、白髪をさっとグレーに染めて目立たなくする当店の人気メニュー。先日この白髪ぼかしを注文したお客様がこんなことを仰った。
「自分で染める面倒くささを考えると千円払ってここでやってもらったほうがいい」
それを聞いてわたしはシマッタ!と大きな間違いに気がついたのである。皆さんはこの言葉のどこがまずいかわかるだろうか。

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 今週もありがとうございました

 終わった終わった。持って帰って一杯やろう。ほとんど自分で飲んどるやないかーい!( ̄▽ ̄;

風呂上がりにジャックの麦茶割りを飲みつつ…。昨日きれいさっぱり取り去ったJimmyJazzファザードの飾り付け、さっそく効果があったかどうかわからないけど、外に備え付けてある当店のニュースレターが減っていた。これに料金表も電話番号も予約の仕方も全部書いてあるから、気になる人はこれを持ち帰ればいいのだ。やっぱり「理容室です!」と明記してあるよりも「なんだろう?」と思わせるほうが効果的かもしれない。床屋らしからぬ外観に微かに聞こえるジャズの音、んっ、なんだこの店は⁈てなもんであるw

 一から出直し

 なんだかオモテがごちゃごちゃしすぎて、却って目立たなくなっているのではないか。思い切ってサインポールと植木鉢、それにブルートゥーススピーカーだけを残し、外の壁に掛けてある料金表の看板やレコードの飾り、アメリカ国旗など全て取り払ってみた。これですっきり。理容室であることを知らせるものもサインポール以外もう何もない。何もなければ、何だろう?と思って中を覗きたくなるのではないか(^^;
 そのうちすぐ何か飾りたくなるかもしれないが、とりあえず今日のところは一旦白紙に戻してまた一から出直しだ。

 まだまだやるぜ100のアイデア

 デューク・エリントン自伝「A列車で行こう」(原題:”Music is my Mistress”音楽こそ我が女王)を4週間かけて読み終えた。二段組435頁の大著なので、ベッドで読むのも重く、支える腕が疲れるのでさすがのわたしも手こずってしまった(^^;

 さて、2月から始めた壮大な計画「JimmyJazzを輝かせる100のアイデア」も、5月末で100個を実践した。実際に書き出したアイデアは140個くらいだが、資金的にまだ無理(新しいMacを買うとか)なものも多々あって、できることを片っ端からやってなんとか100個。平均するとほとんど毎日何かが変わってる計算だ。
 お客様の直接目につかないものも多いし、こんなことやってて当たり前といった今更言うのも恥ずかしいようなところもあるのだが、さすがに100個も変化があると、無言の迫力で「なんだかよくわからないが頑張ってるな」という熱意だけは伝わってるようだ。

 6月からさらに「JimmyJazzを輝かせる200のアイデア」を達成すべく頑張っていくので、迷走っぷりも含めて大いに楽しみにしていただきたい。

 JimmyJazzより愛を込めて

 昨日はジグソーパズルの喩え話をしたけれど、「保証されてるもの」というのは最低レベルがそれというだけで、そのレベルを割り込むと怒られるかあるいはもう二度と買うかヴォケ!と去って行かれるか、場合によっては警察沙汰になるかの大問題なのだ。

 喩えをもう一つ、コンビニで930円のLEON誌を買うのに一万円札を出すと、大抵シワシワの千円札と五千円札でお釣りが返ってくる。このお釣りが9070円以下だと「おい、釣りが足りんジャマイカ!」と文句を言えるが、シワシワの札でも9070円あれば文句は言えない。ただ、LEONは売ってないがいつもピンピンの新券でお釣りを渡すJimmyJazzに比べたら満足度は低いわな(^^;

 言ってることがわかるだろうか?特に快感や気持ちよさ、満足感を扱うオーディオにおいては、最低限保証されてるレベルを超えた部分が最も重要なのだ。
「これはハイレゾ音源だから満足してください」
「アナログだから満足してください」
 で、出てくる肝心の音が酷いものだったら、そら二度と買うかヴォケ!となる。人から人の手に渡るときに、どれだけ愛を込められるか、そこにこそ差が出てくるのではないかなあ。

 LANリベラメンテ到着

 今朝、LANリベラメンテLAN-0.8の製品版が届いた。早速ルーター〜Mac間に繋いでYoutubeで音楽動画を流して聴いているが、いつものことながらこれまた大した代物だ!Youtubeだというのになんでこんなにいい音がするんだろう?

 当店のことをよく知らない人は、「LANケーブルなんか替えたってデータは同じなのに、音なんか良くなるわけないじゃん。バッカじゃねえの?」と思うだろう。そら無理もない(^^;
 わたしはよくジグソーパズルの喩えで説明するのだが、デジタルの音楽データはジグソーパズルが箱に入って送られてくるようなもので、ピースが全て梱包されていることは保証されてるけれど、中でどういう並び方をしてるかは保証の限りでない。このガタガタになったピースをうま〜く並べてくれるのがLANリベラメンテなのである。

 しかしこんなに音が良いんだったらもう「毎週水曜日はYouTubeナイト」とかやってみようかなあ。時々CMとか入るから無理かなあ (ノ∀`) アチャー

 こんなバーバーどこにもない

数日前に、タカラベルモントの営業の方が飛び込みで入ってきた。あいにく接客中だったため、話はできなかったが、また見ておいてくださいと何冊かパンフレットをカウンターに置いて、そのまま出て行くかな…と思ったら、はあ〜っと声にならない声を発しながら店内を観察し、特にエンジンテーブルを2度見3度見を繰り返してようやく出て行った。よくあることだから珍しくもなんともない。タカラベルモントとは、理美容椅子や設備、店舗内装などを請け負う業界最大手の会社である。過去約三十年近くにわたり、何度も同社より営業マンが送り込まれてきたが、毎回「処置なし」ということで送り返してきたのである。当店の椅子もタカラ製の年代物だが現役バリバリで、座り心地も気に入ってるので買い替える気はないし、内装も古いけれどリニューアルする予定もない。ないないない、でも止まらない〜で、これ以上何をどうすればもっとジャズの神髄に迫ることができるか、もしアイデアがあるなら聞いてみたい気持ちもあるのだが、残念ながら予算もない(^^;

 リピーターが止まらない!スカルプマッサージ大人気

三月に全来客の12%がスカルプマッサージコースを注文して、おお凄いな、新記録だなと喜んでいたことは以前書いた。四月になって少し注文が減って、そりゃそうだろうと思ってスカルプに代わる「小鼻の汚れ取りシェービング」というメニューを準備してたら、今月再びスカルプの注文が急増。まだあと1日残っているが、今月今日まででなんと注文率16%以上。リピーターもすごく多い。一回体験したら気がすむかと思いきや、なんでこんなに人気があるのか。たしかに500円でこの内容だったらお得感はあると思うが、わたしもちょっと驚いている次第。テキトーに作ったPOPが注文しやすいのかなぁ。

 オリジナルヘアカタログ

ヘアカタログというものは、けっこうな値段がするわりに使いにくい。似たような髪型が多かったり、イマイチ流行とずれていたりで、お客様も選びづらい。これにしてくださいと言われる髪型はたいてい一つか二つ、それも髪がいいというよりモデルさんの顔が男前なのが選ばれる(^^;
そこでオリジナルヘアカタログ暫定版を作ったみた。こないだのドリンクメニューとリバーシブルになっている。これなら芸能人でもハリウッド映画スターでも選び放題。人気ないモデルは随時差し替えていけばいい。男前ばかり揃えておきましたw

 涼しげな音楽を


『オン・ザ・ロックス/ボブ・トンプソン』

 そろそろ蒸し暑くなってきたので、音楽も毛羽立って暑苦しいものはやめて、クールで清々しい録音のものをかけたいところだ。清々しいといえば、そうだ、これはまだ紹介してなかったっけと出してきたのがボブ・トンプソンの『オン・ザ・ロックス』。男女混成コーラス入りで”リキッドサウンド”と呼ばれる独特のアレンジを聴かせるトンプソン。スピーディーでスカッと抜けのいいオーケストラ。思わず髪にヘアリキッドつけて7:3分けにしたくなる。それにジャケットがなんとも涼しげではないか(^^;

 音楽に合わせ、これまでテーマにしてきた「コットンクラブ」的な雰囲気作りから、幾分爽やかで涼しげなムードにちょっとずつ変えていこう。まだ何も考えてないけど、いっちょ流しそうめんでもやるか!?(ウソ)https://youtu.be/TdZC7XbAdAs

 Dig the beard

 理容師のシェービングには、「ひげを掘る」という必殺技(?)がある。早い話が深剃りして髭が生えてくるのを遅らせることだ。T字の安全カミソリではそれが難しいので、わたしは自宅でも一枚刃のカミソリを使っている。夜入浴の後にひげを掘っておいて翌日まで持たせるという習慣だ。
 昔、大晦日に床屋が大混雑した背景には、市販のカミソリに良いものが少なくて、31日に床屋でひげを掘ってもらって元旦はスベスベで迎えるという意味もあったのだ。

 しかしながら、深剃りをすると血が出てヒリヒリする人もいるから、そのへんの見極めはけっこう難しい。それこそ見習いの頃、痛くないようにと遠慮して剃ってたら「あんたに剃ってもらうより自分で剃ったほうが長持ちする」と言われ、随分と悔しい思いもしたものだ。
 先日入荷したMCCクリームクラシックを使えるので、これまでよりもちょっとだけ深く掘ることができるようになった。この安心感、この差は大きい。一般のお客様よりむしろ同業のバーバーにお勧めしたいほどである(^^;

 マイ・ファニー・ジミージャズ

 「ブサイクだけどあなたが好きよ。愛しているなら私のために髪型を変えたりしないで、すっとそのままでいて」というのがスタンダードナンバー「マイ・ファニー・バレンタイン」の歌詞のあらましである。

 当店の常連客の多くの方々も、「何も変えなくていいから今のままのサービスをずっと維持してほしい」と希望されるかもしれない。「余計なことしなくていいんだよ。今のままで」というわけだ。そういうありがたい常連さんの意見も尊重しつつ、決してがっかりさせない方向で仕事のクオリティを高めていかないといけない。「今のままで」を真に受けて現状維持だと必ず質の低下を招くからだ。(バレンタインちゃんにしたって、真に受けてそのまま手入れも何もしなかったら歳とって劣化して捨てられるに決まってる)

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 キニシスギくん

 「ジョブチューン」というテレビのバラエティ番組を観てたら、VTRが流れる際にチャチャを入れるマンガのキャラクターで「キニシスギくん」というのが画面の隅に出ていたのを見つけてわたしは衝撃を受けた!なんとこのキニシスギくんは、グリースで髪を7:3に分けてサイドをバッチリ刈り上げているのだ!思わずわたしは立ち上がり、「キニシスギくん、刈り上げしてるやんけ!」とテレビ画面を指差し叫んでしまったのである。

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 三位一体

オーディオのことを書くと知らない人はチンプンカンプン、ジャズのことでも詳しくない人にはチンプンカンプン、本来理容業と何も関係ないものだから、ジャズ、聴ける、理容室の三つは、バラバラなものと思い、どれに絞ってブログを書くべきかと長年悩んできた。それが近頃、この三つがうまい具合に混じり合って書けるようになってきた。結局は何を書いてもジャズとオーディオと理容のことが切り離せない。これぞ三位一体(^^;いつのまにかそういう人になっちゃっていたのである。

 かわいさ余って怪しさ100倍

「『んっ?(JimmyJazzのオーディオの)音が変ですね。これはもうすぐ電球が切れますよ』と言ったら、本当に電球がバチッと切れたんです!この人は(音の)達人なんだと思いましたよ!」

 オーディオ好きのお客様と昔話をしていたら、誰あろう、わたしが昔確かにそう言ったのだという。ええーっ?そんなことありましたっけ?(^^;
 電球が切れかけると音が悪くなるという話は何度もしたことがあるが、そんなマンガみたいな出来事があったのだろうか。わたしにはまるで記憶がないのである。

 自分でも怪しい人だと思われてる自覚はあるが、こうして人づてに話を聞くともう怪しいなんてもんじゃない!怪しすぎて気色悪いぞ!よくこんな怪しい人に散髪させて平気なもんだ。わたしなら絶対嫌だけどなあ…。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 わたしとしては、新規のお客様にもどんどん入ってきてほしくて、フレンドリーにこれでもか!これでもか!と努力を続けているつもりだが、なんだか頑張ってやればやるほど怪しさ倍増で人が避けていってるような気がしないでもない。( ̄▽ ̄;

 ひげ剃りあとに ”MCCクリーム・クラシック”入荷

 シェービングのあと、何を塗って差し上げるべきか。アルコールの入ったアフターシェーブローションは、つけた瞬間ピリッとしみるが、そのあとはさっぱりする。このピリッとしみるのが苦手な人もいるし、だからといって全く刺激のない乳液だと、ずっと顔がイライラ(わかります?この感覚)してスッキリしないことがある。万人に受け入れられる決定打みたいなものがなかなか見つからないのである。

 そんななか、クールグリースでヒットを飛ばしている阪本高生堂がメンタクリームを作ってるのを発見。メンタクリームとは簡単に言うとメンソレータムの入ったクリームである(^^;
 実家で見習いをしてたときには、ケンシ社のメンタクリームを使用していたが、そのケンシが倒産してしまい、それ以来つけるものがなくてずっと困っていたのだ。

 これは!と思い、即ディーラーのムラオ君に注文。思ったとおり、これは紛れもなくメンタクリーム!スーッとするけどしみる〜〜!!ってことはなく、ぐっと擦り込んで使える感触がなんとも頼もしい。そしてなによりこのUS海軍の配給品みたいなパッケージデザインがかっこいいではないか!値段も1300円とお手頃価格。
 JimmyJazzで売る店販化粧品は、品質、デザイン、価格の三つのバランスが良くなければ導入しないことにしているが、この”MCCクリーム・クラシック”はそれがバッチリ!

 ひげ剃りあとには ”MCCクリーム・クラシック”!これはヒットの予感がするぞ。万が一売れなくてもわたしが一生かけて使い切るので問題無し!品切れ前にGETだ〜!( ̄▽ ̄;

 バーバーアトラクション

 もしUSJに映画「コットンクラブ」のアトラクションがあったとしたら?「コットンクラブ」はユニバーサルじゃなくオライオン映画だけど、まあ、あったとしたら、の話。

 ギャングスターの殺し合いは勘弁だけれども、1920年代にタイムスリップし、次々に展開されるきらびやかなショウ。招待されたあなたはチャーリー・チャップリンやアル・ジョルソン、ジョージ・ガーシュイン、アーヴィング・バーリンらと肩を並べるニューヨークきってのセレブ。そんな感じの設定だ。こういうアトラクションをJimmyJazzでできないかという無茶なことをよく考える(^^;

 当店の椅子は上下と回転、背もたれが倒れる程度の動きはするが、USJみたく空を飛んだりはできない(飛ぶ必要ないじゃん)。そこまでしなくても、そういう気分がちょっぴり味わえて、リラックスできて、なおかつ髪型がかっこよくなって、いい気分になって帰っていただきたいのだ。

 言うなればフランス料理のコースみたいに、次は何が出てくるのか、美しい盛り付けや食器など、メイン料理のクライマックスがあって、デザートから最後のコーヒーまで。これも一種のアトラクションだろう。バーバーもただ髪を切ってハイおしまいじゃなく、シャンプー、カット、シェービング、マッサージ、ブローセット等、いろんなプロセスがセットになっているから、作業が変わるたびにちょっとした驚きやワクワクする感覚を盛り込むことは可能ではないか。

 そうはいっても、突然殺し屋が乱入して髭を剃ってる客を襲うなんていうのはやりすぎだ。バーバーアトラクション、なんとかできないかなあ、いいと思うんだがなあw

 "シーツ・オブ・サウンド”

 1957年、麻薬禍によってマイルス・デイヴィスのバンドをクビになったジョン・コルトレーンは、ピアノの巨匠セロニアス・モンクに師事する。コルトレーンはモンクの示唆により単音楽器のサキソフォンで和声を表現する方法、つまり楽節の中にものすごい数の音符を敷き詰める"シーツ・オブ・サウンド"という奏法を完成させた。のちにコルトレーンはこの1957年を振り返り「わが覚醒の年」と語ったという。

 このブログでも昔、その"シーツ・オブ・サウンド"を「音符がたくさんプリントされたシーツ」のことだと説明したら本気にした人がいたっけ(^^;

 ところでJimmyJazzもついに"シーツ・オブ・サウンド"を導入した!音符がたくさんプリントされた布地を買ってきて家内にシェービングケープを縫ってもらったのだ。さすがに中村商店のような立派なシェービングケープには及ばないものの、愛情こもった手作りは最高の贅沢。白と黒の色違いデザインもなかなかイカしてる。でかしたぞ!ありがとうかあちゃん!*\(^o^)/*
 わたしのお袋も、よくうさぎの小紋柄の生地でピンクのケープを縫っていたな。ケープが縫えるようになってようやく一人前の床屋の女将さんなのだ。

 「ジャズの聴ける理容室」でしか味わえない"シーツ・オブ・サウンド”の感触をお楽しみください。

 バーバーの怨念

 美容師を志す若者は多いが、何を間違えたか理容師になってしまった人はおそらく家が床屋だったとか、何らかのしがらみがあってこっち側に来たのだろうと想像する。
 美容師はおしゃれな職業として世間に認知されている一方、合コンなどで職業を訊かれて「理容師」と答えると「えっ?美容師さん?」いや、「理容師、理、理容師、床屋、散髪屋なの」と言ったとたん女の子のテンションがショボーンと下がる、なんてことは理容師なら誰もが経験したことあるだろう!(わたしは合コンなどしたことないけど)

 とにかく「美容師=おしゃれ」「理容師=ダサい(というかその言葉さえ知らない人が多い)」の公式をずーっとずーっとずーっと何十年も世間から押し付けられてきたので、理容師はどこか屈折してる(人が多い)(^^;
 JimmyJazzが出現した時には、「どうだ!?理容室だってかっこいいだろう!」と得意満面だったけれど、かっこいいと証明するためには店まで連れてこなければいけない。外では相変わらず「理、理容…」と小さな声で説明しなくちゃならなかった。

 それが近頃バーバーブームが来ていて、かっこいいバーバーが増えてるというので、わたしも他の理容師のブログなどを見るようになったのだが、文面は静かでもそこはかとなく怨念みたいなものを感じるのである。無理もない。散々いじめられ、「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」と浦見魔太郎のごとく溜めに溜めた怨念がマグマのように沸騰し、このブームに乗じて「チャラい男は美容室でも行ってやがれ!!地獄に落ちろ!!(何もそこまで)」と今にもちゃぶ台をひっくり返しそうな勢いなのである。

 そんなぁ〜。気にしすぎですよ〜。ボクたちそんなこと思ってませんよ〜と言う人は多いだろう。そんなこと思ってないと言ってるくせに美容室行ってる奴!!お前なんか地獄に落ちろ!!!(何もそこまで)( ̄▽ ̄;

 ジャックと霧吹き

 知ってる人は知ってるが、ジャックダニエルの瓶の口はペットボトルのキャップの径と同じで、100均などで売ってる霧吹きやソープディスペンサーのポンプがぴったりはまる。実は世界中のヘアサロンでこのジャックダニエル霧吹きが使用されていて、ちょっぴり粋なスプレーヤーとして人気を博しているのだ。

 作り方は、空になったジャックの瓶に100均で買ってきたスプレーのポンプを付け替えるだけなのだが、ジャックの瓶は350mlのものを選ぶこと。近所のスーパーでも手に入りやすい700mlボトルでもできなくはないが、重すぎてこれを振り回すのは危険(^^;
 ポンプの色はなんでも構わないけれど、やはりラベルと同じ黒がしっくりくる。あと、”No.7”と書いたボトルネックのシールはある方がカッコイイので開封の時に取ってしまわないように。

 髪を濡らすのはもちろん、鏡を拭いたり窓ガラスを拭いたり植木に葉水をあげたりと、ジャック霧吹きは1日に何度も活躍するのだが、一般家庭では霧吹きよりもソープディスペンサーのポンプをつけた方が食器用洗剤を入れたり使い出があるかもしれない。シャンプーを入れて風呂場で使うこともできるが、ガラスが割れると危ないからあまりお勧めはしない。
 くれぐれも割って怪我などしないよう、自己責任でジャックダニエル霧吹きをお楽しみください。

 大手にできないサービスを

「これはいいですね〜」スカルプマッサージを終えた方がニッコリご満悦の様子。この方は以前にも一度スカルプマッサージを注文されたのだが、それっきりだったのでお気に召さなかったかと思っていたが、久しぶりにやってみて内容がずいぶん進化したと喜んでらっしゃった。最初の頃と比べるとずいぶん上達したのではなかろうか。やはりこちらも飽きられたらおしまいなので日々研究は欠かせない。今も風呂の中で自分の頭を揉んで実験してたところ。自分でやっても気持ち良いんだから人にやってもらったらそりゃあ気持ち良いだろう。今年はこういう手間のかかることを面倒がらずにトコトン追求してみよう。

 勇気凛々店販マン

 店販(テンパン=店頭販売)は割と得意なほうである。実家で見習いをしてたときは、シュワルツコフ=シルエタのムースを売りまくったし、最近では当時誰も見向きもしなかったナノサプリシャンプーを爆発的に売って、ちょっとしたブームを巻き起こした。しかし、店販はほとんど儲けが出ないのである、あんなにたくさん売ってるというのに(^^;

 第一に、売れるといっても、当店でカットなりパーマなり施術を受ける方が対象なので、顧客の数が限定される。シャンプーや整髪料だけを買うためだけにやってくるお客様も少しはいらっしゃるけれど、ドラッグストアやスーパーのように1日に何百人も入ってくるわけではない。極めて限られた小さな小さなマーケットなのだ。

 第二に、売るためにはその商品を実際に技術で使ってアピールしなくてはいけない。ただ並べているだけで売れることなんてありえないからだ。ミント(未開封)のものを開封して使うから、その一個ないし一本分を店販の利益で補填しようとすると、だいたい三本を売り上げてようやく黒字の計算。一本を使い切る間に三本売れないと赤字ということだ。

 第三に、常にある程度の在庫を陳列しておかないといけないこと。一本だけ置いといてまず売れることはない。やはりズラッと並んでないと様にならないが、これらはすべて買取で「売れないから返品」というわけにもいかないのだ。

 売れてる売れてると言っても、冷静に計算してみたらなかなか店販だけで利益を出すのは難しい。店販売上でせめて毎月のディーラーの支払いをまかなえればとも思うのだが、商品をプレゼントすることもあるし支払いは技術売上から持ち出しか、いいとこトントンといった勘定。大変なので店販をしてないサロンも多い。
 それでもオススメの商品が売れると掛け値なしに嬉しい。これ良いわあ〜!そうでしょぉ?良いものを買って喜んでもらいたいという気持ちが勝つのである。

 これは便利

 こないだのドリンクサービスメニューをアレンジして、黒い厚紙にB5用紙でプリントアウトしたものを貼り付けた。額に入れずあえて茶店のメニュー風にしたのがミソ。普段はイーゼルに立てかけておいて散髪が終わりそうなタイミングでサッと出して「ドリンクは何になさいますか?」と言えば、「ああ、こういうサービスをしてるのだな」と一目瞭然。要らなければ「結構です」とおっしゃるだろうし、「たまには三ツ矢サイダー飲んでみようかな」と選択肢が増える楽しみもある。
 わたしとしたことが何でこんな便利なものを今まで作らなかったのだろう。これは「メガネスタンド水滴カバー」に次ぐ大発明ではないか。ドリンクサービスしてるサロン経営者以外の人にはどうでもいい話だが(^^;

 木曜恒例アナログナイト

 毎週木曜午後4時からはアナログナイト!とレコード鑑賞会を勝手にやることにした。今日で二週目である。先週よりも良い音で、デジタルで調整していたぶんアナログの方も鍛えられたみたい。
 アナログってやつは、特に共鳴するノイズに敏感だが、部屋のどこが共鳴してるかなんて素人にはなかなかわかるものではない。わたしも一日中居るからなんとかわかる時もあるが、うまく鳴らない原因がまるでわからずお手上げになることも多い。そんな時は諦めて次の日来てみたら自然に治ってることもある。

 そうそう、今朝だって朝から体がだるくて仕事がはかどらないから、おかしいなと思って、原因を探ってみると一昨日作ったドリンクメニューを鉄柵に何気なく引っ掛けていたため音が微妙に変になっていたのだ。そんなんで体調悪くなるなんてどんだけ神経質やねん!?とお思いか。でもそれはみんな何が原因でだるくなってるのか気づかないだけかもしれないじゃないか。ゲストに音楽をお楽しみくださいとかお寛ぎくださいとか言うのなら、そのくらいは神経使って当然。ん?わたしの言ってることって、何か変ですか?(^^;

 ドリンクのお持ち帰りは廃止します

 これも以前から微妙感満載でどうしようか悩んでいたのが、ミニ冷蔵庫を置いていた時からの習慣で、缶ジュースを店内で飲むのでなく持って帰ってしまうケース。
 確かにお客様には飲み物を楽しんでいただきたいという気持ちはあるものの、JimmyJazzで飲まないで家に持ち帰るっていうのは、ちょっとスマートじゃないし店内でくつろいでいただきたいという本来の意図とかけ離れてしまう。ドリンクサービスはあくまでもサービスであり、JimmyJazzで散髪すると飲む権利が発生するということではない。あっ、偉そうですか。スミマセン(^^;

 これからは当方も心を入れ替えて、缶ジュースもそのままでなくちゃんとグラスに注いでお出ししますので、どうか店内でジャズを聴きながらごゆっくりドリンクをお楽しみください。

 できることとできないことをはっきりさせろ!

 かねがねお客様の希望などほとんど無視して、一方的に飲め飲めとコーヒーを飲ませていて、ちょっとまずいかなぁとは思っていた。それこそ喫茶店ではないけれどメニューを作ってその中から選んでもらおうとちょっくら作ってみた。
 これで「あまり飲みたくないけどせっかくだから飲む」とか「淹れてみたけど時間がなくて飲まない」とかそういうストレスが軽減すればいいなと思う。これも”JimmyJazzを輝かせる100のアイデア”のうちの一つ。次はこの応用でオリジナルヘアカタログを作ろう。

 勝手にコラボ

JimmyJazzの裏にある控え室、ドアを開けっぱなしたときの目隠しに星条旗を吊るしている。それとは別に余っていた星条旗を店内に吊るしてみたが、どうもサウンド的には良くないようだ。せっかく出してきたから店の外に引っ掛けてヒラヒラさせてみたらアイキャッチになるのではないかと。しばらくやってみたが、どうせならジャックダニエルのほうがシックでかっこいいんじゃない?ますます何屋かわからなくなってきた(^^;

昔は嫌になるくらい喫茶店と間違って入ってくる人が多かった。コーヒーでも飲もうと入ってきて出られなくなって散髪して、それ以来ずっと通い続けてくださる常連さんも何人かいらっしゃる。さすがに最近は喫茶店文化が廃れたのと注意深く看板を見る人が多くなったせいで、間違って入ってくる人は激減した。またバーと間違って来る客を取り込もうと企んでるわけではないのだが…( ̄▽ ̄;

 ジャックとの邂逅

 高校生の頃、お小遣いを貯めてジャック・ダニエルを買おうとしたことがある(^^;
 酒もろくに飲めないMasterがなんだいと思うかもしれないが、背伸びしたい年頃だったのだ。当時は6千円くらいの値段のついた高級酒で、さすがに飲めもしないものにそんな大金を払うのがバカらしくなって計画は頓挫した。まだコンビニなどもなく大きな酒屋に行けば普通に売ってくれた。未成年だということは見ればわかるはずだが、タバコを買うにしても年齢確認することもなく大らかな時代だったのだ。映画「アメリカン・グラフィティ」で未成年が大人に頼んで酒を買ってもらうシーンを観て、アメリカって厳しい国なんだなぁと思ったほどである。

 ジャックとはそれ以来の邂逅で、なんと今じゃ2千円を切る値段でコンビニでも手に入る。買うときに年齢確認のパネルをタッチさせられた。未成年だと思われたのだろうかw.
 毎晩これをショットグラスに注いで、ちびちび舐めながらアイスクリームを食べたり麦茶を飲んだり色々と楽しんでいる。40度もある酒だから飲んだらひっくり返ってしまうかと心配したけれど少量なら大丈夫みたい。ジャックのJimmyJazzデビューも近いぞ( ̄▽ ̄;

 店のストーリー

 早川雅章著「繁盛店は、なぜ3秒でお客様のココロを掴むのか?」には、「自分の店はいつの時代のどこにあって、お客様にどのような体験をしてほしいのかを考えることが大事」みたいなことも書いてあった。そんなもん現代の大阪でサラリーマン相手に商売してますねんではダメなのだ。たとえば「1950年代、南仏プロヴァンス地方の家庭料理を出す店」とか「1970年ごろ、フィッシャマンズワーフの漁港で獲れたてのロブスターを出す店」とか。ストーリー性が大事なのである。

 こういうのは当店めっちゃ得意。「禁酒法時代のシカゴ、アル・カポネの髭を剃るバーバー」または「1930年代のハーレム、コットンクラブで繰り広げられる華やかな黒人のダンスや音楽。ただし客は白人以外お断り」みたいな(^^;
 映画のように時代考証を正確に再現する必要はなくてあくまでも気分がそういう感じになればいいのである。1930年代にはMacもJBL4343も発売されてないし、アイリーン・グレイのサイドテーブルもアルコランプもまだ登場してないけれど、違和感を感じたり浮き上がってなければそれでいいのだ。かけるジャズによってちょくちょくテーマを変えるしw

 面白いことに、時代設定が「未来」とか、場所が「他の惑星」とか、誰も見たことないところにするとあまり商売が成功しにくい。レトロな居酒屋が流行るのは、客がそこに安心感を感じるからだという。なぜか床屋は未来志向の「ナントカ21」とか、宇宙船みたいな内装のところが多かったな…。

 ジャック・ダニエル大作戦

 デューク・エリントン楽団の名物リード奏者ポール・ゴンザルベスは大酒飲みで、ジャック・ダニエルが好きすぎて奥さんに逃げられたそうだ。
 奥さんに逃げられないよう警戒しつつ、「ジャック・ダニエル大作戦」を開始wwwwwwwwwwwwww!!( ̄▽ ̄;

 ジャズに包まれた幻想的な空間

 今、早川雅章著「繁盛店は、なぜ3秒でお客様のココロを掴むのか?」を読んでいる。その本の中に「多くのお客さんをトリコにする”コンセプト製造法”」というのが載っていた。
 繁盛店を作るにはコンセプトが重要で「竹庭に包まれた幻想的な空間」というような、耳触りの良いだけのコピーはダメ。「あなたの店は、誰が、どんなときに利用して、何が決め手で来店する店なのか?」その答えがコンセプトなのだ。

 もっと具体的に言うと、お客様が会計を終えて店を出たときに「やっぱり、この店って、ほかとは全然違うんだよね。だって◯◯なんだもの」と思う、この「〇〇」に当てはまる言葉こそがコンセプトになる。

 では当店の場合は?みなさんもうおわかりだと思う。
「やっぱり、この店って、ほかとは全然違うんだよね。だってジャズの聴ける理容室なんだもの」どうだ、自信あるぞ、コンセプトはバッチリじゃないか。
 しかし今時ジャズくらい有線放送でレストランでもコンビニでもスーパー銭湯でもかかってる。差別化するためには音を良くしないといけない!ということでオーディオでえらい目に遭ってるのもみなさんご存知のとおりだ(^^;

 毎週木曜日の夜はアナログナイト

 というわけで毎週木曜の夕方4時ごろから閉店までアナログレコードをかけることにしたので、よろしくお願いします(^^;
 明日からさっそくスタートォォォオオオ!!( ̄▽ ̄;

 Masterも張り切ってます

美容師修行一ヶ月の我が息子、勤め先サロンが休みなので、シャンプーの練習をさせてくれとJimmyJazzへやって来た。休みというのに感心感心。練習嫌いだったわたしの若い頃とはえらい違いである(^^;
学生時代はずる休みや遅刻が多かったからちゃんと務まるのか心配だったが、毎日遅れず真面目にやっているようでありがたいことだ。我が子と仕事の話ができるのはとても嬉しい。わたしも息子に負けないよう頑張らねば‼︎

 ディア・ハンター

年末に録画して、そのまま放置していたロバート・デ・ニーロ主演の映画「ディア・ハンター」をやっと観た。なにしろ三時間以上の大作、観るのに気合いがいるのである。
最初にこの映画を観たのは高校生の頃で、ロシアンルーレットの恐ろしさばかりが印象に残っていた。それと、このディアというのは親愛なるの意味じゃなく鹿のディアのほうで、JimmyJazzに鹿の剥製を飾ってるのは、ジャズ喫茶「Bambi」とこの映画の影響だ。ロシア移民の主人公マイケルが住み家としているトレーラーハウスに飾ってる鹿の剥製が、当店の鹿にちょっと人相(鹿相)が似ていた。鹿の首ならなんでも飾ればいいってもんでもない。角にブツブツが多くて白っぽいニホンジカだと「ディア・ハンター」の気分が出ないのである。うちの鹿も一発で仕留められたのだろうか。

 一個や二個じゃダメなのよ

「お釣りがいつも新券ですね。わざわざ銀行に両替に行ってるんですか?」
 そらもちろん。行員が届けてくれるほど預金してないですし(^^;

 できるかぎりお釣りをピンピンの新券でお渡しするのは、何も最近始めたことではなく、ここ数年ずっと心がけていることだ。それをお客様の口から言ってもらえるのは、やはり数々のアイデアを実践してある程度のレベルに達したのだと素直に喜びたい。
 JBL4343みたいな巨大スピーカーがあっても、アルコランプのような大掛かりな照明器具を入れても、まったく気がつかない人が多いことは何度か書いた。一個や二個変えて、「ほら変わったでしょ?気づいてください」とやっても、なかなか気づいてもらえない。そうじゃなく、小さくてもいいから玉を多く打つことがコツなのだ。

 2月から始めた「JimmyJazzを輝かせる100のアイデア(いちいち面倒なので今回から”続”は省略)」も、現在108個のアイデアを書き出して、うち73個を行動に移した。だいたい40個をやった頃から手応えが感じられるようになり、50個を過ぎたらお客様の感想が聞けるようになった。

 この春から就職した新社会人諸君も自分なりに頑張っているとは思うが、もしかしたらわたしのように一個や二個頑張って、ちっとも上司が認めてくれないと嘆いているかもしれない。そうじゃなく「撃ちしてやまん」ではないが、次から次へバンバンアイデアを出しまくって、50個くらい実行したら、さすがに周りも何か言ってくるはずだ。
 ただ、「余計なことをしないでもっと集中しろ!」と怒られても責任は持てない( ̄▽ ̄;

 音楽バーバー

 近頃は理美容サロンもFMラジオや有線放送じゃなく、スタッフが選曲したこだわりのBGMや、アナログレコードまでかけるような凝ったお店が出てきて、元祖”ジャズの聴ける理容室”としては「ようやるな〜」という感じである。アナログは当店でも何度かやろうとしたが、ずっとかけ続けるのは本当に面倒くさいのだ。ちょうどシャンプーの最中に面が終わったりすると、ズザザザーッ、ズザザザーッ、ズザザザーッ、というノイズを聞きながらシャンプーを終わらせないといけない。それで次のレコードにかけ替えているうちにプレーヤーの周りがレコードの内袋やジャケットで散らかってくるし、バタバタしてるときに限ってしょうもない電話会社から営業の電話がかかってきたりして、もうしっちゃかめっちゃかになってしまうのである(^^;

 確かにアナログ特有の味は捨てがたいものがあるけれど、もうすでにハードディスクに入れてMacで再生する方が音質のクオリティが高くなってしまったので、アナログをかけることもめっきり減ってしまった。そのうち定期的に「木曜日の夜はアナログ特集!」とかやってみてもいいかなとアイデアを温めている。
 当店もようやく「いい音を聴かせてくれてありがとう」と言ってくださるお客様がぼちぼち出てきた。「音楽を聴かせるのを売りにしよう」なんておこがましいことを思いついて数十年、これでもまだ音楽でお金をいただけるレベルには達してない。だから音楽料金の上乗せなどめっそうもない!いくら元手がかかっていてもそれはこちらの勝手。「聴かせてやるから金を出せ」なんて口が裂けても言えないのだ。

 なんでもええねん

 自動車のメカニックの人で、スナップオンなどの高級工具ジャンキーというのが結構いらっしゃる。理容師も高級ハサミとか道具にこだわる人が多い。わたしは道具に関してはそうでもなくて、どちらかというと切れたら”なんでもいい派”である。なんでもよくないのは二つある。散髪の仕上がりともう一つは店のオーディオで、これが一番始末が悪い(^^;
 だって嫌でも一日中聞かなくてはいけないのだから、スピーカーがシャキッと鳴らないと仕事もシャキッとしない。そういうものだ。

 だからと言って、「高級なスピーカーでないと耳が腐る!」なーんてことは全然なくて、音楽が間違って聞こえなければ1,500円のお風呂用スピーカーでもiPhone純正イヤホンでも大丈夫。これまたやっぱり”なんでもいい派”なのである。ただし、オーディオ界にはやたら高いくせに間違って聞こえる製品が山のようにあって、特にケーブル類でそういうのを買ってしまうと売り飛ばす以外使い道はない。前言撤回、やっぱりなんでもよくはない。結局どんな道具を使うかよりも出てくる成果にこだわることが一番重要なのだと思う。

 ジミヘン大好き

 こないだの休日は、オンデマンドでジミ・ヘンドリクスの伝記映画「JIMI:栄光への軌跡」を観た。こう見えてもわたしはジミヘンに関してはちとうるさい。なにしろJimmyJazzのJimmyはジミヘンから採ったのだ!(ウソつけ)
 高校生の頃、ロック評論家の渋谷陽一がジミヘンのフィルムコンサートをやるというので観に行ったら、もう凄いのなんのって、完全にノックアウトされにわかサイケデリック少年になってしまったという経歴を持つ(^^;

 それはそうとこの映画、使用許可が下りなかったとかでジミヘン本人の音源や作曲した曲が一切出てこない(カバー曲である「ワイルド・シング」や「ライク・ア・ローリング・ストーン」なんかは登場するのだが)。一番の見せ所が、開演30分前の楽屋でメンバーに出たばかりのレコードを聴かせ、ポール・マッカートニーらの前で演奏する「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」なのである。

 主演のアンドレ・3000がジミの話し方をじつにうまく再現していて、ああ、言う言う、言うよね〜こういうセリフと嬉しくなってしまった。半分くらいで中だるみもあるが、まあ頑張ったで賞くらいは差し上げたい。
 アンドレ・3000のジミ役で、今年公開の映画「マイルス・アヘッド」とコラボして、「マイルス&ジミ」とか作ってくれたら絶対観に行くけどなw

 GWは平常通り営業します

 毎年ゴールデンウィークはいつ休むのかと訊く方があるが、今年もゴールデンウィークは(月曜以外は)休みません。代休も特になし!(^^;
 スタッフ、ジョージ・ベンソン、ナベサダ、リー・リトナー、ブレッカー・ブラザーズ、デイヴィッド・サンボーン等、緑豊かなこの季節は、いつもとはちょっと違う4ビート以外の爽やかなジャズ・フュージョンをかけてお待ちしております。
 「連休中はどこへ行ってもいっぱいだし」とお嘆きの皆さん、JImmyJazzのゴールデンウィーク(特に後半)は比較的空いております。ぜひ遊びに…いや違った、散髪にいらしてください。

 原発で働く人には剛毛が多い?

「しばらく仕事で福井県に行くので、短めに切ってください」
 福井県というと原発関係のお仕事ですか。この方はすごく髪が硬くて多いのだ。あっ、そういえばあの人も髪が多いな?(^^;

 福島県に行ったこともないわたしが本を読んだ程度の知識で原発が安全だいや危険だとあれこれ意見を述べるのは、不謹慎だと思うので多くは語らない。ただ、原発で働いてる人が髪の毛が多い人ばかりなのは一人の理容師として興味がある。もちろん当店のお客様をリサーチしただけだから数は知れている。だが、「原発作業員」で画像検索をかけると、やはり髪の多い人が圧倒的に多いのだ。
 これは放射線が髪の生育になんらかの影響を与えているということなのだろうか?ちなみに「X線技師」で画像検索をしても同様に髪がフサフサした男性が多く出てくる。知り合いのレントゲン技師の人も髪はフサフサだ。

 被爆してつるっ禿げになった方がじゃんじゃん出てくるのかと思ったら、髪がフサフサの人ばかり。逆に原発の危険を訴えている先生方の髪が寂しい場合が多いくらい。
 このブログも最近は同業者に多数見られているようなので、一つお願いしたい。放射線に関わる仕事をしているお客様の髪が多いという説、ちょっと気をつけて検証してみてください。

 チェイシン・ザ・バード

 鳥たちがJimmyJazzの「J」のネオンの上に巣を作り始めたので、下を歩く人に鳥の唾液やら運んでくる材料の藁やらがかからないよう、昨日から巣の真下に植木鉢を置いて迂回してもらうようにした。
 今日仕事をしていると、外で鳥たちが追っかけっこしてやけに騒がしい。そうだ、今日のブログタイトルは「チェイシン・ザ・バード」にしようかななんて思いながら外に出てみたらなんじゃ〜〜!?植木鉢周辺が泥だらけじゃないか!( ̄▽ ̄;
 巣を見上げればなんと!ほとんど出来上がっていたのに粉々に粉砕されている!下に散らばった泥は巣の残骸だったのだ。そうか、あの追っかけっこは縄張り争いだったのか。鳥の世界もいろいろ大変なんだな〜(^^;

 第三回 神戸・御影AUSIC倶楽部 5/28(土),29(日)

 久しぶりにオーディオの話。昨日オージックの小坂さんが「またやりますので宜しくお願いします」と、ご丁寧に菓子折り持参で挨拶にいらっしゃった。恒例の阪神御影デリカテッセン ポラリスで5/28(土),29(日)に行われるデュベールコンサートスピーカーの試聴会の案内である。
 このチラシにちゃっかり「後援JIMMY JAZZ」と名前を入れてもらってるのだが、お菓子をいただけるほどの後援をしたことは一度もない(^^;

 しかしこのドイツ製で360度の指向製ウッドホーンを搭載した”ヴェラ・ルナ”には興味をそそられる。小坂さんによると、「空中に音像が出現する、よくこんなの作ったなと言う感じのスピーカー」だという。ホーンのドライバーが下向きに付いていてソロバンのコマのような隙間から360度に放射され、一方ウーハーは上向きに入っていてソロバンのシェイプに沿ってこれまた360度に放射される。
 やはり壁からある程度は離さないといけないらしく、専用オーディオルームがある人向きかなぁ?でもペア138万円と値段も手頃だし。よさそうだなぁ。ちなみにアンプの個性がはっきり出るらしく、管球式かトランジスタかは好みが分かれるだろうとのこと。

 ドイツ製スピーカーということで、ポラリスさんでは当日ドイツワイン&ドイツ料理も合わせて堪能できるらしく、スピーカー買わなくてもこちらの方だけでも食べに行きたい気分である。

[日時]2016(平成28)年 5月28日(土)開場17:30 開演18:00~21:30, 5月29日(日)開場12:30 開演13:00-17:30
[場所]デリカテッセン ポラリス http://www.cafe-deli-polaris.com
[入場料]500円(別途ドリンク500円〜
[食事メニュー]ドイツワイン&ドイツ料理の丸ごと2日間

 伸びてなくても行きたくなる店に

 「散髪が嫌で嫌で、伸び放題になるまで行きたくない」な〜んて言われて、仕方なく切りに来るなんて気持ちが萎える。そうじゃなく、「JimmyJazzに行くのが楽しくてしょうがない。髪が伸びてなくても行きたい」と思われるようになりたいものだ。「行くと毎回何か変わってる、今月は何があるのだろう」と期待されるような店。昔は「行くと毎回音が良くなってる」というのが売りだったが、マニアックすぎてほとんど誰も気づかなかったものだ(^^;

 試験的に販売している「小鼻の汚れ取りシェービング」のPOPを作っていたら、なんだかムダにカッコいいのができたので額装してかけておいた。
 そしたらJimmyJazzの階上に住んでいていつもカットにいらっしゃるおばあちゃんが「まあ!これやってくださるの?」と瞳をキラキラさせて仰るではないか。もちろんですとも。鼻なんて自分では剃りにくいですもんねー。

 果たしてカーボン配合のクレンジングジェルを塗って10秒ほど小鼻をマッサージ。鼻がじんわり温まって汚れが浮いてきたところに穴熊ヒゲブラシでシャボンをつける。さあここからがバーバーの真骨頂だ。複雑な形状の小鼻を剃刀で隅々まできれいの剃りあげる。このクレンジングジェルは塗ったときは温感があり、洗い落とすと冷感が作用するから、シャボンと剃刀で洗われたおばあちゃんの鼻は今スーッとしてるはず。

 おっ、なんかツルツルしてますね。ビフォーアフターの写真を撮っておけばよかったと思うくらい効果はてきめんで、おばあちゃんの鼻はヨーロッパのスポーツカーみたいにツルツルテカテカと光っている。顔の中心が光ると表情もパッと明るくなるようだ。「いや〜ホンマに300円でよろしいの?」ええ、まだテスト期間ですので。これは手応えあり。「小鼻の汚れ取りシェービング」滑り出しは快調だ。(モニター期間は終了し、ただいまカット料金+500円でご提供しています)

 瞑想クリーム&スカルプマッサージ

 先日取り寄せたインド・シャナーズ社の瞑想クリーム”シャーピース”をお客様に体験していただいたところ、「ええ匂いや〜」と好評なため、新たにスカルプマッサージコースに組み込むことにした。

 ヨガやエステ等で使用されているという、この何やら怪しげな瞑想クリームを額に塗ると、スーッとする歯磨き粉のような匂いがして、鼻が通るとともに次第に呼吸が深くなりリラックス効果が高まるようだ。お値段も据え置きのカット料金+500円。ジャズを聴きながら頭を揉まれてさらに瞑想までできてしまうという、おそらく世界でも類を見ないリラックス体験(^^;
 グレードアップしたスカルプマッサージコースをお試しください。

 「小鼻の汚れ取りシェービング」テスト販売中

 新メニューとして、「小鼻の汚れ取りシェービング」というのを考えてみた。家でウェットシェービングを毎日している皆さんも、なかなか鼻の頭まで剃ってる方は少ないだろうと思う。稀にバーバーで剃ってくれるところもあるけれど、ヒゲや眉毛は剃っても鼻までは剃らないのが普通である。
 鼻の毛穴の汚れを取るクレンジングジェルを塗布し、汚れが浮いてきたところに穴熊ヒゲブラシでシャボンをつけて剃刀で産毛もろともきれいに剃ってしまう。文字にすると何やら複雑なように思えるが、実際には通常のシェービングのついでに行うため、3分程度であっという間に終わってしまう(^^;

 今後改良プロセスが追加になることを前提に、まずはお試しモニター価格、カット料金+300円でご提供。ぜひ一度体験してみて貴重なご意見をお聞かせください。(モニター期間は終了し、ただいまカット料金+500円でご提供しています)

 クールになりきれない

 今年からJimmyJazz的審美眼を養うべく、なるべくカッコイイものを選び、カッコ悪いものやダサいものは厳しく排除していく方針だ。そのうちわたし自身が排除されそうだが(^^;
 そんななか、今年も鳥さんがJimmyJazzのネオンサインの上に巣作りを始めるべく帰ってきたのである。去年も6月ごろにネオンの上に巣を作り始め、8月初めに雛が巣立っていった。
 さて、この鳥の巣はカッコイイのかダサいのか。どちらかというとダサい部類に入りそう。こうして冷徹にクールに徹することができないので困ってしまってクックック〜なのである。

 バーバーショップカルテット

今日はアロマキャンドルを買ってきた。揺らぐ炎を眺めながらスカルプマッサージ!もはや自分でも何を目指しているのか全くわからない(^^;
ただ、漠然と考えているのが、散髪をしながらコットンクラブのショーのような体験ができたら面白いんじゃないかと。そら面白いわな、ホンマにできたら( ̄▽ ̄;

ミルス・ブラザーズなんか床屋の家族で、カルテットで歌いながら散髪してたのだろう。もし子供達がみんなこの仕事に就いたなら、いつか練習してバーバーショップカルテットを披露してみたい。わたしのささやかな夢である。

 鳴れば極楽『マリア・マリア』

 本日はミルトン・ナシメントの『マリア・マリア/ウルティモ・トレム』というCDをご紹介しよう。最初聞いたときにはなんじゃこりゃ?と思って放り投げたが、オーディオの音が良くなるにつれ、ちょっとずつ、ちょっとずつ良くなってきて、今ではもうかけるたびにくねくねと身をよじって感動してしまうのだ(^^;
 これはなんという音楽だろう。ブラジル音楽、ワールドミュージックというべきなのかどうなのか。ジャズのようにテクニカルでも粋でもなく、素朴だがロック的なシンコペーションもあり、何よりもミナスの山々を流れる清流のように音が良いのである。

 ワールドミュージックは鳴らすのが難しいというけれど、これも最初当店のシステムで全然鳴らなかった。うまく鳴らないと内容も全く耳に入ってこない。それが一変して愛聴盤に化けるのだからオーディオは奥が深い。
 このCDは2枚のアルバムをカップリングしたもので、一枚目の『マリア・マリア』の5曲目「リリア」は女奴隷を鞭打つ悲鳴が延々入っているのでお客様のいる時にはかけられない。よってもう一枚の『ウルティモ・トレム』の方が先に馴染んできた。単純でへんてこりんなメロディを覚えると、なんとなく一緒に歌いたくなる。一緒に歌ってるうちにミルトンの世界にどっぷりはまってしまい、今度は『マリア・マリア』の方も繰り返し聴くようになった。ジャズじゃないけどもう最高なのである。

 「関西Walker」をやめることにした

 当店で常備している雑誌は「LEON」と「関西Walker」。この二誌を10年以上とってきたのだが、どうにも「関西Walker」の表紙デザインが派手すぎて、当店の落ち着いた内装の中で浮き上がってるような気がしてきた。よし、もう「関西Walker」はやめだ!(^^;
 10年以上買ってきて今更何だという気がしないでもないが、こういう小さなところから緩んできて、全体の締まりが無くなっていくから案外重要なことなのだ。

 思い立ったら即実行で、同じタウン誌でも表紙に落ち着き感のある「Meets」を買ってきた。しばらくはこれで行こう。元はと言えば子供達と出かけるときの情報を得るために「関西Walker」を買い始めたのだが、子供も皆大きくなって家族で出かける機会もめっきり少なくなってしまった。これからは洒落た大人の遊び情報の方が必要になってくるのだろう。なんか少し寂しい気もするな。

 ジャズの聴ける理容室のマッチ

 昨日、ディーラーのムラオ君からインド製アーユルヴェーダの秘薬(⁉︎)のサンプルをもらったので、これをスカルプマッサージコースに組み込めないかテスト中である。少量を額のチャクラ部分にチョンと塗ったらあら不思議、アロマの香りでリラ〜ックス♪、てな感じ。決してヤバい類のものではない(^^;

 コロナビールサービスも好評で、散髪が済んでから飲んでもらうぶんには問題ないようだ。ビールを出すタイミングはまだ迷っていて、二度目のシャンプーが終わってマッサージに入る時に出すのがいいのか、それとも散髪も精算も全て終わってから出すのがいいのか。
 そういえば、大昔に他店で散髪してもらったら、マッサージのタイミングでタバコをサッと差し出され、ホストのように火を点けられ、吸いながらマッサージを受けるというサービスを体験した。まああの頃は成人男性の9割くらいが喫煙者だったから、そういうサービスもアリだったんだろう。

 わたしが実家で修行していたときも、常にタバコ(銘柄はマイルドセブン)が常備してあった。そうだ、思い出した。あまりかっこよくないから言わなかったが、実はJimmyJazzのマッチがあって、まだ大量に余っている。弟の店と共同で作ったから裏は弟店、表は当店のリバーシブル。電話番号もまだ9桁の時代のものだ。こっそり灰皿の上に乗せているので、記念に持って帰りたいという奇特な方はどうぞ。

 春は変なおじさんが出てきます

 春先は異常行動をとる人が出てくる。こないだも仕事帰りに道路にうずくまって携帯電話をいじってる酔っ払い(?)を見かけた。でも、ここ最近でいちばん異常行動をしているのはわたしかもしれない。
 元はといえば、エンジンテーブルを20年ぶりに出してきたあたりからおかしくなって、いろんなものを変え始め、ついにビールを出すところまできたのである(^^;

 そもそも、今までなぜエンジンテーブルを出さなかったのかというと、JBLのスピーカーを壁から離して置いてたために、大きなテーブルを置くスペースがなかったのだ。
 「スピーカーは壁から離して置かなければいけない」という、オーディオ界の変なセオリーに縛られていたが、なんだかアホらしくなって壁にぴったりくっつけてやった。さぞかし変な音になるかと思ったら、背面の板と壁との間の反射音が消えてめっちゃ音が良くなった。それ以来、Masterはオーディオ雑誌に書いてあることは一切信用しなくなったとさ。

 生活の質を良くしようと良いオーディオ機器を買ったのが、次第にオーディオのために場所をとられ、生活に不便を感じるなんてとーっても変な話だけど、それを嬉々としてやるのがオーディオマニアという人種なのである。

 飲ませてみたらこうなりました

 ビール片手に散髪しようキャンペーン初日の昨日、実際に片手にコロナの瓶を持って飲んでもらいながら仕事をしてみた。う〜ん、ちょっとやりにくい(^^;
 お客様はリラックスして喜んでいらしたが、アルコールが入ると(もちろんわたしは飲んでないが)、なんというか店内の雰囲気がガチャガチャしてくるのである。仕事場に張り詰めた緊張感が若干緩む。静謐な空気感が売りのJImmyJazzなのに、これは少しイメージが違う。ビール飲んで良い気分になる(繰り返すがわたしは飲んでない)と、もうジャズどころの話じゃなくなってしまうのだ。

 これは従来のソフトドリンクと同じように、散髪が終わってからカウンター席でゆっくり飲んでもらうように作戦変更。これはこれでイスから落ちてひっくり返らないか心配ではある( ̄▽ ̄;
 ビールを出すとこうなるのか。次はバーボンウイスキーをストレート・ノー・チェイサーで出してみるか?!

 JIMMY JAZZ WEB先行予約ページのリニューアル

 本日JIMMY JAZZ WEB先行予約ページのリニューアルが完了。まだ若干オーディオ製品で揃ってないのもあるけれど、とりあえず今日から新WEB予約ページでの予約受付を開始します。
 できるだけ旧先行予約ページと似たインターフェイスにして、これまで慣れていただいたWEB予約のお客様に煩わしくないよう配慮したつもり。それでも慣れないサイトでまた一から入力していただかないといけない。まことに申し訳ない。新しいJAZZ WEB先行予約ページもこれまで通りご利用をよろしくお願いします。

 SNSはちと苦手

インターネットの住人には、ツイッターだと俄然つぶやく人、不特定多数には言えないけれどフェイスブックの友達にならプライベートを公開したい人、インスタグラムでイケてるライフスタイルを披露する人など、それぞれ向き不向きがあるようだ。わたしは基本的にこういったSNSが苦手で、どこかの誰かが見てようといまいとブログに書きなぐるのが性に合ってる。SNSだと知り合いだけを相手に気を遣って妙にリアクションしないといけないのが煩わしい。内輪話でなくもっとワールドワイドで公明正大にワーッとやりたいのである。その感覚で人とコミュニケーションを交わすと、相手はここだけの話のつもりでわたしの態度に怒り出すこともあるから困ってしまう。LINEもちょっとやってみたが、既読かどうかチェックされる密着感が煩わしくてすぐ止めてしまった。誰にも遠慮せず書きたいことを書き、読みたい人が読む、それでないと16年もブログなんてやってられない(^^;

 仕事の精度を高めよ

Masterはいつも仕事と直接関係無いことばっかりやってるが、もっと肝心要のヘアカット技術の勉強したほうがいいのでは?と思われるかもしれない。ごもっとも。しかし何が突破口になるかわからない。経営者たるものあちこちに網を投げておくことが一見無駄なように見えて実は重要なのである。くだらないことでもいいから何かを始めると、それが徐々に押し出されて仕事場にちょっとした緊張が生まれ、カット技術の精度も高くなってくるから馬鹿にしたものでもない。そこで技術に新しい発見があったとしても、それは秘密だから書くわけにはいかないのである(^^;

 「なぜ顧客の心が離れていったか」を考えよ

 今年になって観た映画が9本、読んだ本はまだ26冊で、昨年と比べかなりローペース。というのも、老朽化したJimmyJazzの修復及び技術の底上げとサービス見直しに力を入れてるため、なかなか時間が取れないのである。
 そんな中で今読んでるのがアメ横・老舗『二木の菓子』門外不出の販促術「なぜ20円のチョコでビルが建つのか?」

 『二木の菓子』のある店舗の業績が毎年減っていたため、テコ入れのために新しい店長を送り込んだ。これまでチラシやクーポンのばら撒きで集客していたが、それではダメだと判断した新店長は、他店と比べ劣っている点、すなわち基本の徹底<商品の陳列を見やすくする>、<欠品をなくす>、<接客を丁寧にする>、<店頭を目立たせる>、<破れているPOPは張り替える>、<現場で接客対応できるスタッフを常駐させる>、<クリンネスを徹底する>をしたところ、業績が徐々に回復してきたという。
 不況の中で売上が減ってくると、数字を上げることに目がいくけれども、集客や販促の前に「なぜ顧客の心が離れていったか」を考えることが先決で、「店舗の基本」を怠ってないかを確認することが重要だと説かれていた。耳が痛い。ビールなんか飲ませてる場合じゃないぞ(^^;

 WEB先行予約ページが!?

 WEB先行予約ページを借りているサーバーが、「2016年5月24日(火)をもちましてサービスの提供を終了させていただきます」と言ってきた。WEB先行予約ページは当店の散髪予約ともう一つ、インフラノイズのオーディオ製品の販売を行う大事な役割を担っている。サービスが終了するからといってWEB先行予約ページをなくすわけにはいかないのである(^^;

 現行のショッピングカートは、このブログを借りる際におまけで付いてたようなものなので、機能やデザインの制約があって、それゆえ悩まされることも少なかったのだが、同じようなショッピングカートをよそで探すとなるとこれがまた面倒なのだ。このブログを借りる時もいくつも試してみたから、JimmyJazz BLOGは実はいくつもあって、インターネット世界の片隅に作りかけのまま放置されている。同じようにショッピングカートも実際にいくつか借りてみて、これならなんとか使えそうと思ったFC2で、いま必死のパッチで新・WEB先行予約ページを作っている。近日引っ越し予定である。

 ビール片手に散髪しよう

 おとといちょっと書いた新メニューの件だが、実際に製品が届き、お客様にモデルになってもらい試してみると、若干ニュアンスが違うようで即メニュー化する案は頓挫した。
 代わりと言ってはなんだけども、次々と繰り出す新サービス!!”コロナビール片手に散髪しようキャンペーン”を4/12(火)午後4時よりスタートする。

 「夜はバーにしてよ」と言われ続けて28年、ようやくJimmyJazzでおおっぴらに酒が飲めるようになりました(^^;

 散髪しながら飲むか、帰り際に飲むか、大事に持って帰るのか?そもそも飲んでおとなしく散髪させてくれるのか?いったいどのようになるのか想像もつかないけれど、とりあえずコロナビールは注文した。瓶ビールラッパ飲みなら世話もいらんだろう。キャンペーンは仕入れたコロナビールがなくなり次第終了。飲みたい方はお早めに。
 平日夜の会社帰りにはビール片手にジャズの聴ける理容室で散髪だッ!!( ̄▽ ̄;

 言葉は正しく使いましょう

 以前からガーシュイン作の歌劇「ポーギーとベス」には、「I Loves You,Porgy」とか「Bess, You Is My Woman Now」とか、へんてこりんな文法の歌詞が出てくるなと思っていた。これは黒人社会でのスラングだという説もあるけれど、わたしの感じるかぎりでは、ちゃんと教育を受けてない奴隷たちの拙い会話をステレオタイプに表したものではないかと思う。日本で田舎者を表すのに「オラ、〇〇だべ」と喋らせたり、京都人だと「〇〇どすえ」と喋らせるようなもの。そこに差別的な悪意があるかどうかは別として、だ。

 何にしても、いい大人になって正しい言葉遣いができないと思わぬところで恥をかくことになる。特に我々理美容師はバランスよく教養を身につけてない人が多いから、よく誰でも知ってるような常識がスコーンと抜けてたりする。わたしも25歳くらいまで”執着”のことを”シッチャク”と読んでいて赤っ恥をかいた。ああ今思い出しても恥ずかしい(^^;

 我が息子は4月1日から張り切って美容室に修行に出ている。そのサロンではマッサージをしないらしく、「お父さん、”シミセ”のマッサージを教えてくれ!」と言ってきた。おいおい、それを言うなら”老舗”やろ?”死んだ店”みたいに言わんといてくれ。ただでさえ壁にいっぱい”遺影”がかかってるのに…。( ̄▽ ̄;

 新メニュー考案中

 スカルプマッサージコースが好評なのに気を良くして、新たなコースメニューができないかとただいま考案中。「ねえMasterあれやってよ」と気軽に注文できて、そんなに時間も費用もかからず、チャラい美容室なんかでは絶対マネできないような効果抜群のメニューを作成するべく、本日使用化粧品の注文を入れた。早ければ2〜3日以内、もうすぐにでも導入できそうな感じであるが、まずは商品が届いて実際にテストしてみて、POPを作ってと、いろいろ準備が必要だ。でも、内容を話したらきっと「ちょっとやってみたいな」というお客様が続出しそうな予感。ねえMaster、ねえMaster、ねえMaster〜ハヤク♪ 乞うご期待!(^^;

 アレが足りない

 当店のサインポールにはアレが足りない。ぐるぐる回転するポールの上にちょこんと乗ってるまあるい球状の灯り。アレがあるとないでは床屋らしさが違う(^^;
 そこで丸いボール型の間接照明を窓際に置いて、外のサインポールと勝手に脳内合成してもらうことにした。ほらなんだか床屋っぽいでしょう。そのうちブチルゴムか何かでサインポールの上に接着してやろうかしらん?

 エリザベスペイズリー

 このところ、「エリントン的だ」とか何だかわけのわからないことを口走って顰蹙を買っている。決して「ベイシー的」でないところが重要なのである。

 ますますエリントン的にしてやろうと自宅からラルフ・ローレンのファブリックを持参して、ナノサプリシャンプーを置いてるテーブルに敷いてみた。この柄は”エリザベスペイズリー”。一気に雰囲気が格調高くなってシャンプーも高級そうに見える。エリザベスといえば英国だからどちらかといえばエリントンじゃなくベイシーでは?なーんて堅いこと言いなさんな(^^;

 スカルプマッサージ新記録

 3月はなんとスカルプマッサージコースの注文が全体の12パーセントもあった。もちろん新記録だ。決して「スカルプマッサージで髪が生えてくる」と謳ってるわけではないが、皆さんその辺のことはよく理解してくれていて、「髪が生える」メニューとしてではなく「リラックスタイムをもう少しだけ長く楽しむ」メニューとして定着しているようである。

 ところでこのスカルプマッサージ用品一式を置いたサイドテーブル周りの雰囲気が、なんともデューク・エリントン的で個人的に気に入ってる。コットンクラブのスリムな黒人タバコ売りの女性がマッサージしてくれそうな妄想が膨らむではないか。実際にはMasterがマッサージするのであるが(^^;
 わずか5分で500円というプチ贅沢メニュー。未体験の方は是非一度おためしください。

 イエイ!

 ジャズメンのモノクローム写真はかっこいい。プリントしたのを額縁に入れて店の壁を埋め尽くしたいと思うのだが、白黒写真を黒縁フレームに入れると、どこから見ても”遺影”みたいになってしまう(^^;
 今でも生きてるのはソニー・ロリンズくらいで、ほとんど亡くなった人ばかりだからまさしく遺影そのもの。等間隔にきちんと並べると、犬神家先祖代々の遺影みたいでますますいけない。だからわざと少しずらしたりして。

 なんでこうカッコよく決まらないのか、やはり黒縁が遺影っぽいのかと長年悩み続けていたアホなわたしは、昨日ハタと気がついた。ひょっとして紙が白すぎるんじゃね?インクジェットプリンタの用紙はどれも真っ白。これはシルバーアッシュで自分の髪を白くしてる場合ではない。早速アイボリーのコピー用紙を取り寄せてプリントしてみたら、おおっ!や、やっぱり遺影みたいだ!!( ̄▽ ̄;

 感謝の日々

 実は先週、愛犬の元気が無くて、もう12歳になるからお迎えが来たのだろうかと心配していた。念のため獣医さんに診てもらおうと思ったら予約がいっぱい。しょうがないから好物のオレンジを買ってきて、「こいつがいなくなったらニュースレターのポスティングもやめようか」などと考えながら、しんみり食べさせたりしてたら次の日からまた元気になってきた。ああ、よかった。

 いろいろ欲を言えばきりがないけれど、ここが痛いとかあそこが悪いとか言いながらも、家族皆なんとか元気に生きてるし、おかげさまで店も潰れずにやっていけてる。お客様はいい人ばかりだし、取引先も皆親切だ。このありがたくも幸せな毎日を惜しむ。1日1日が宝石のように輝いている。感謝の日々である。

 モダンシルバー世代歓迎

店の外でブンチャカ鳴っているブルートゥーススピーカーの音を聞きつけてお年寄りの一見さんが入ってきた。ちゃんと集客に一役買っているじゃないかブルートゥース(^^;
やかましいジャズが鳴っているというのに、最近のお年寄りは抵抗がないのだろうか。入口の段差もなんのその、手押し車でガンガン入ってくる。素晴らしく勇敢である。店を始めた28年前には、お年寄りはドアが半開きになったところで「間違えた」といって引き返して行ったものだ。今のお年寄りはJimmyJazzのような突飛な店でもまったく躊躇なく入ってくる。ちょうどタモリが70歳だから、70代の人はモダンジャズ世代。ジャズに抵抗がなくてむしろ自分にぴったりの店だという感覚だとしてもおかしくない。そのとおり!歓迎しますよ!お年寄りもダンモなのである。

 相互扶助の精神

生まれたときから地元で商売をやってる家に育つと、「同じ買うならお客さんの店で買ってあげる」という相互扶助の精神が常識のようになってくる。お互いが良い仕事をしているぶんにはたいへん天国的で微笑ましいけれど、仕事の質が下がって「あまりうまくないけどお客さんだから」と、義理でしょうがなく買ってあげる状態が続くのは健全とは言えない。商いは、その取引じたいでお互いに得することが重要で、原則そこで完結させるのが肝心なのだ。一回の取引で買ってよかったと思わせなくてはいけなくて、そこに「お客さんだから」という不純な気持ちがあると、「うちは買ってるのにあちらは買ってくれない」という妙な不満が積み重なり、だんだん関係がおかしなことになってくる。義理や人情に頼らず、本当に良い商品、良いサービスを提供するのが商人の真骨頂ではないだろうか。でもかく言うわたし自身、これまでずいぶん義理と人情に助けてもらったもんなあ〜。偉そうなことは言えないなぁ(^^;

 バーバーイリュージョン

 当店のメンバーズカードは、三千円ごとにスタンプを一個捺して、10個貯まるごとに千円のキャッシュバックか、ムースやシャンプー等二千円以下の男性化粧品またはMasterオススメのジャズCDのいずれかを景品として選べる。最近はジャズCDを選ぶ人が増えてきた。「JimmyJazzの雰囲気を家庭でも」といった感じで実にいい傾向だ(笑)

 せっせと仕事に励んでいると、この作業の様子を撮影したら、音楽も込みで映画のワンシーンみたいだなと思う瞬間が時々ある。もちろんこんな個性の強い床屋が映画の撮影に使われることはまずないけれど、お客様が主人公になったような気分になってくれたなら最高だ。こういったシーンで脇役の理容師は大抵顔が写らないと相場が決まってる(^^;
 散髪しながらウトウト居眠りして、ハッと起きたらジャズがかかっていて、一瞬「ここはどこだったっけ?ああそうだJimmyJazzに来てたんだった」という体験をした人は結構多いんじゃないかと思う。そういう白日夢、イリュージョンを売る理容室でありたい。

 映画「Miles Ahead」の公開が楽しみ

 マイルス・デイヴィスの伝記映画「Miles Ahead」の日本公開が決定したそうで誠にめでたい。中山康樹さんが生きていたらこれを観てなんと言うだろう。演じるはドン・チードル。気の弱そうな線の細い黒人で、どちらかといえばマイルスよりケニー・ドーハム似の印象があったのだが、サングラスをかけてしわがれ声で喋るとさすがハリウッド俳優、なんだかマイルスしてるじゃないの(笑)
 チードル自ら監督・脚本を務め、制作資金も寄付を集めて10年がかりで完成させたというから、マイルス者の鑑ということで、万が一映画がしょうもなくても拍手を送りたい。

 予告編ではマイルスが拳銃をぶっ放しているぞ。そんな事件あったっけ?史実そのままでなくちょっと脚色が加わっているのかもしれない。マイルスの人生を2時間や3時間で網羅しようなんてどだい無理な話だが、どの部分に焦点を当てているのか非常に興味がある。それから衣装や舞台セット、車など、時代を映し出す小物の演出も憎いではないか。公開が楽しみだ。

 いろんなJimmyJazz

 JimmyJazzで公開しているアイデアは同業他社にどんどん真似してもらって構わないと言いつつ、内心では絶対真似できないという自負もある。そもそも真似したって儲かるわけではないから誰も真似しないという見方もあるのだが(^^;
 でもJimmyJazzと同じ名前の床屋か美容室が出てきたら嫌だろうなとは思う。

 じつは山形の洋服屋さんでJimmyJazzというお店があり、ネットで検索したら当店と混じってそこがヒットするからややこしいなと思っていたら数年前に閉店されたようである。ホッとしてたら次はバーみたいな飲み屋さんのJimmyJazzができたそうで、これも困ったなと思ってたがそこはすぐに消えて見かけなくなった。今いちばんややこしいのがJimmyJazzというインディーズのバンドがあることで、悪いけれど頼むからメジャーにならないでと祈るような気持ちである。たぶん向こうも当店が検索に引っかかるのを見て床屋と同じなんて嫌だなあ早く消えてくれないかなあと思ってるに違いない。こっちは28年前からやっててホームページだってもう18年もやってるんだから、名前を決めるならググってかぶってないか調べてからにしてほしいものである(^^;;

 それと最大のJimmyJazzがニューヨークのブルックリンにある。こちらはスポーツ&カジュアルウエアのお店。ジミージャズドットコムのドメインはここに押さえられていて、28年の歴史を誇る当店でもさすがに太刀打ちできない規模である。これも頼むから日本にだけは入ってくるなよとサイババのごとく強く強く念じている。

 New Clock Jump

 オーディオには人工衛星からGPS電波を受信するチョー正確なクロックを使用しているくせに、店内の壁掛け時計は遅れたり進んだり止まったり、1日に何度も時刻を合わせないといけない。自宅の時計を外して持ってきたり、間に合わせに適当な時計を買ってみたりしたが、パッと見て時間がわからない。文字盤が小さすぎるのだ。

 そこで同じようなサイズの掛け時計をずっと探していたのだが、ようやくこれならなんとか合格という物が本日届いた。JimmyJazzのメインクロックとして、これからまた十年か二十年の時を刻んでいってください(^^;

 こだわりの押し付け

 当店のように趣味を前面に押し出しているような店にありがちなのが、店主のこだわりをお客に押し付けてしまうパターン。客側がそれを面白がって受け入れてくれているうちはそれもアリだろ思うが、お客様が何を求めて来店しているのか、その本質を見誤ると見放される。だからいつも原点に立ち戻って、客観的にこの仕事に値打ちがあるかどうか見直さなくてはいけない。

 いくらJBLのスピーカーでGPSクロックが入っているからといっても、ほとんどの顧客にはどうでもいい話なので、もったいつけて説明することはしない。もちろんBGMとしてはかなりオーバースペックだという自覚はある(^^;
 これも音量がやかましすぎると押し付けがましくなってしまうから、うるさいと怒られる寸前の音量をキープする。三十年近くやっててもなかなか難しい。

 いくら払えば良い音が手に入るのか

 「いったいどのくらいの予算があれば良い音が聴けるのですか」とお客様に訊かれた。難しい質問だ。でもわたしだって本格的にオーディオを始めようと思った頃に同じことを人に訊ねたことがあって、やはり訊きづらいけどズバリ訊きたい、いくらあれば良い音が手に入るのかという問題だ。
 じつは「いくらぐらいのお金が必要か」ではなく「いくらぐらいのオーディオが欲しいのか」ということが最も重要なのであって、安いなら安いなりの良い音の出し方があるし、高ければ高級でリッチな鳴らし方が必要となってくる。もっと言えば、どのスピーカーを手に入れて鳴らしたいか、これに尽きる。

 まあ、当店で話してるのでJimmyJazzのスピーカーを例に出すと、JBL4343Bの現在の中古価格は程度の良いものだとだいたい40万くらいするのだろうか。昔はもっと安かったけれど、「JimmyJazzの使ってるスピーカー」ということで価格が高騰している(これはウソ)。それと鳴らすためのマッキントッシュのプリアンプとパワーアンプ合わせて、これも中古価格50万くらいか。それらを繋ぐケーブルも忘れちゃいけないオールリベラメンテで約10万円といったところ。ざっと計算しても100万は下らない。このほかにGPS電波を受信する機械やらデジタルをアナログに変換する機械やらスピーカーを空中浮遊させる緩衝材なども必要なのだが説明がややこしいのでとりあえず無視する(^^;
 ただ、これより安く良い音で鳴らす組み合わせはいくらでもあって、当店ではたまたまJBL4343を選んだためにこういった大掛かりなシステムになっているだけだ。

 と、話が大きくなったところで二人で表に出て、ショーウインドウに貼り付けてるブルートゥーススピーカーを指差し、これ良いでしょう?と自慢すると、「うわー、めっちゃええ音ですやん!これも高いんですか?」とお客様。あ、それ1500円です。「安っ!」
 音の値段はわからないものである(^^;

 未完成は古くならない

髪型でも服装でもなんでも、100パーセント完璧にキメてしまって動かすことができないのは面白くない。完璧でなくてもいいから、多少遊びがあって70パーセントになったり120パーセントになったりするほうが楽しいじゃないか。
JimmyJazzの内装が古く見えないのは、(壁の色が最初からくすんでいるせいもあるけれど)完全に作り込まないで常に1割程度は未完成のラフな状態にしてるせいだと思う。例えば照明器具は天井に走らせたレールから給電して、照明の種類、照らす対象や角度をフレキシブルに動かすことで大きく雰囲気を変えることができる。埋め込み式のダウンライトや蛍光灯、シーリング照明等だと気軽に照明を変えるわけにはいかない。これは一般家庭のリビングやオーディオルームにもお薦めの方法。完璧であれば劣化していくだけだが、未完成ならば無限の可能性がある。

 老舗バーバーカウンター

 当店名物というか、JimmyJazzの最も象徴的な什器が高くて長いバーカウンターである。幅約80センチ、長さ約350センチの天板は合板つまりベニヤ板なので、そう自慢できるほど高価なものではない。
 本当は一枚物の無垢板だとかっこいいのだが、この大きさだと樹齢数百年の神社のご神木みたいなのを切ってこないと無理なのでまあしょうがない。

 ご存知のようにこういった合板は、まっすぐな丸太を大根の桂剥きの要領でベローンと皮を剥ぐように薄く切って、それを伸ばしたものを何枚も重ねて一枚の板状に貼り合わせて作る。だから表面の木目に継ぎ目がないのが特徴だが、やはり一枚物の板と比べると表面が微妙に波打ってるし木目も美しくない。

 しかしそれなりに気に入って、タバコの焼け焦げができたり、弁当を食べたり、半田付けをしたり、読書をしたり、プリンターのインクをこぼしたり、いろいろな傷や思い出を染み込ませながら約27年。
 手入れといったら水拭きと乾拭きだけで、特にワックスをかけたりしてないのに、この頃だんだんと渋いツヤと光沢が出てきた。5年や10年程度では味わえない、これぞ老舗の貫禄というやつではないか。

 一流品の高い理由

 付加価値というのは言葉を変えれば”こころ”が入ってるかどうかだと思う。わたしだって10分千円でカットしようと思えば、そりゃあできなくはない。できなくないけれども、相手が人間であると思ったら「このままじゃおかしいだろう」とか「これでは外を歩けないのではないか」という”こころ”が働いて、何分か余計に時間と手間がかかることになる。血も涙もない冷酷な散髪マシーンであれば、切った後は知らん顔でいいのだろうが、やはりそういうわけにはいかないのである(^^;

 そういう意味では、オーディオ製品でも洋服でもマンションでも、”こころ”がどれだけ入ってるかで値段が高くなる。材料費なんて知れたものだが、購入した人がいい気分になって満足することがコストとなって乗っかってくるのだ。

 さてここからが本題。これがわたしのように偏屈な性格だと、既製の完成されたものだと100%満足しないので、8割がたできたあたりで「もういいです。あとは自分でやりますから」と、制作に参加しようとする実に面倒くさい客なのである( ̄▽ ̄;
 プロの職人さんにお任せしておけば、素晴らしい完成品ができるとわかっていても、その”こころ”の部分は自分で仕上げたい、人任せにできない性分だから困ってしまう。

 つまり、ケチるわけではないがいちばんコストのかかる付加価値の部分を自分でやりたいので、結果的に安いものを買ってしまう。かっちりガチガチにできた完成品を買った場合、もし気に入らなかったらどうしようもないから、ある程度使い方に幅のあるものでないと安心できない。特にオーディオ製品は高価なうえにあまりにも製作者の狙いがピンポイントだと、それが自分の欲しい音でなかった場合は泣く泣く手放すことになる。そこまで言っておいて、必ずしもそれが功を奏していないところがまた悲しくも愉しい我が人生。

 スカルプマッサージコースの内容

 同業者にはネタバレになってしまうけれど、当店で大好評のスカルプマッサージコースの施術内容をご紹介しよう。

スカルプマッサージは二回目のシャンプー前に行います
(カット料金プラス500円 所要時間約5分)

毛穴の汚れを取り頭皮を柔らかくする薬剤を塗布
(ジオ スキャルプフレックス使用)

指の腹と掌全体を使ってじんわり頭皮マッサージ
(結構力を入れて揉んでいます)

古い角質が取れてきたら熱いタオルで頭を包んで蒸す
(角質が黒くなってポロポロ出てきます)

スチームタオルで角質拭き取り&マッサージ
(昔ながらの理容室でよくやる癖直しの要領で)

ちょっと贅沢なシャンプー剤で洗髪
(ジオ スキャルプシャンプー使用)

素晴らしくリッチなトリートメントを塗布&すすぎ
(ジオ スキャルプトリートメント使用)

柔らかな頭皮へ導くスプレートニックでヘッド&ショルダーマッサージ
(ジオ スキャルプリチャージ使用)

 以上。実際に施術を受けているお客様も、一体どういうものを使って何をされてるのかよくわからないで、たぶんされるがままになっていると思うので、箇条書きでまとめてみた。ただ揉んでるだけではなく、ちゃんとそれなりに良い物を使って日々工夫もしてるのですぞ(^^;

 マニアックバーバー

 カット料金プラス500円で提供させてもらってるスカルプマッサージのリターン率を見ると、お客様は値段の安さよりも、より高い満足感を求めていることを感じる。もっと充実したサービスを得るためなら500円や1000円程度なら上乗せして出す用意がある、ということなんだろう。
 どういうサービスを付加価値として乗せていくかが今後の課題で、ここがアイデアの絞りどころだ。

 この20年ほどでものすごい数の美容室ができてすでに飽和状態にあるから、月並みなところでは値下げするか、あるいは付加価値のあるサービスを考えないと生き残れないだろう。そうして考えると、理容室のカット料金は美容室とほぼ同じで、シェービングやマッサージも含まれている。高付加価値ではないか。
 現在起きつつあるバーバーブームがどこまで浸透するかはわからないけれど、「髪が伸びたからやむにやまれず切る」という日用品的な使われ方のサロンはどんどん安くなって、反対に「すごく気持ち良いシェービング」とか「新感覚のシャンプーマッサージ」とか、プレミアム感のあるマニアックなサービスが受けるかもしれない。たとえばジャズの聴ける理容室とかw

 羽のように軽く小林桂

 どういう感じのジャズをかけたらお客様が喜ぶかぐらい、30年もやってればわかっているのだが、ついついハードなジョン・コルトレーンとか電化マイルスをかけてしまう。みんなが好きそうなソフトなやつばかりだと仕事に気合が入らないのである(^^;
 先日からブルートゥーススピーカーを表のショーウィンドウのガラスに貼り付けて、店の外にもジャズを流すということをやってる。通りすがりにフッと耳に入ってくるのはどんなジャズがいいか。そうだ、小林桂なんかいいんじゃないか?

 かけてたら案の定「入った時にかかってたのは誰ですか?」と、問い合わせがあった。女性シンガーだと思ったらしい。小林桂。男の人です。わたしのお気に入りは『IT'S A PITY TO SAY GOODNIGHT』。父親である小林洋のピアノだけをバックに軽やかにスイングする。幼少時はバレエを習っていたそうだ。納得。なかでも一曲目のオリジナル「IN MY WORLD」が秀逸。なんと日本語の歌詞である。日本語のジャズなんて美空ひばりが歌っても寒気がするが、この曲は嫌味がなく、老舗ジャズ理容室である当店でかけても全然恥ずかしくない。合格(なによエラそーに)。

 臭わざる者

 わたしはオーディオを趣味としているが、自分の聴力が優れているとか、感性が人並みはずれて優秀だとか思ったことはただの一度もない。ただ音楽を聴いていて聞き苦しいのが嫌なだけである。それなのに、カッコつけて違いのわかる男を気取ってるように見えるらしく、音がどうこう言い出すと蜘蛛の子を散らすように皆逃げていく。鼻つまみ者なのである(^^;

 先日も、パソコンとハードディスクの電源を差しているインフラノイズのタップリベラメンテという電源タップに、ちょっとくらいならいいだろうと、iPad miniの充電コードを差していたところ、どうにも音の調子が悪い。もしやと思いiPadの充電コードを抜くと、自分でもびっくりするくらい音が部屋じゅうに広がってのびのびと良い音になった。ほら、鼻つまみたくなったでしょ?( ̄▽ ̄;

 ミラー・オン・ザ・ウォール・トップ

なんとなくクインシー・ジョーンズの曲にありそうなタイトルである(^^;

後ろの長さはこれくらいでよろしいでしょうか?
と言って、毎回お客様に確認していただくための見開き2面の鏡。当然のことながら1日に何回も使用する。たいていのサロンでは、折りたたんでワゴンの下のカゴに入れておくことが多いのだけれど、JimmyJazzではなんと高さ約2メートルほどの間仕切りを兼ねた壁の上に乗せている。鏡などといういかにも割れやすそうなものをそんな高いところに置いて大丈夫なのかと思われるだろうが、意外に落としたら危ないという心理が働いて慎重に扱うようになるのだ。なんとこの28年間で落として割れたことはたった一回きりである(割っとるやないか)

 五郎丸カット

五郎丸カットの注文が殺到するぞ!と身構えたが、思ったより五郎丸のテレビの露出が少なくて五郎丸カットにしてくれという人も思ったほどではなかった。せっかく研究したのに(^^;
あのヘアスタイル、ソフトモヒカンだと思ってる人が多いようだが、よ〜く見るとじつはモヒカンというより角刈りに近い。髪を全部真上に引き上げて水平にスパッと切ると、頭の形は丸いから中央の毛が短く、ハチの部分が長くなる。短い毛は立ちやすく、長い毛は重さで寝てしまうからモヒカンのように見えるのだ。五郎丸になりたかったら、ソフトモヒカンと注文してはいけない。

 ペッパーにあらずんばホットにあらず?

美容室予約サイトのホットペッパー・ビューティーがすごい勢いで、もはやホットペッパー・ビューティーに載ってないサロンは美容室でないというところまで来つつある。これで理容室までホットペッパーにやられたらちょっとまずいのではないか。ちなみにホットペッパーに登録するには最低でも年間4万円以上の使用料金がかかる。リクルート1社に業界全部を仕切られてしまうなんてなんだか癪に触るではないか。当店には苦労して作成したブログとWeb先行予約ページがあるから今後もホットペッパーの世話になるつもりはないが、何のコンテンツも持たない理美容サロンだと数万円リクルートに払ってホットペッパーに掲載してもらおうと考えるオーナーも多いだろう。JimmyJazzはホットペッパーで予約できない理容室ということで押し通す!なにしろこっちはアートペッパーだもんな(^^;

 目立ちたいけど目立ちたくない

 楽器を演奏する人の多くは、人前で演奏してみたいと思いつつも、あまり目立ちたくないという自己矛盾を抱えてることが多い。本当は目立ちたいけど、目立ちたくない。どっちやねん!(^^;
 ジャズマンの中にもそんな人がいて、例えばジミー・ロウルズというピアニスト。この人はすごい才能だと思うが、なぜか目立つことを嫌い、リーダー作も多くない。

 もどかしいと思ったのか、それともギャラが目当てか定かでないが、スタン・ゲッツがロウルズを引っ張り出して吹き込んだのが『ピーコックス』というレコード。この中でロウルズは渋い歌声まで披露している。ここまでできるのになんてもっとバリバリ売り出さなかったのかと不思議である。おそらく目立ちたいけどあまり目立ちたくなかったのであろう。サイドマンとして光るプレイを聴いて我慢するしかない。

 ジミー・ジャズもロウルズと2文字違いだから、目立ちたいけどあまり目立ちたくない。店の外にスピーカーで音楽を流していると言うと、ありがたいことに「プロジェクターで映像を流してはどうか」などとアドバイスしてくださるお客様もいらっしゃるが、いや、そこまでギンギンに目立ちたいわけではないのである。すれ違った瞬間に漂ってくる麗人のいい香りのように、店の前を通り過ぎる時にフッと聞こえてくるジャズのワンフレーズがひっかかればそれでいいのだ。

 プロの勘

 高名なオーディオ評論家であられた故・江川三郎氏は録音された演奏を聞いただけでバイオリンを弾いてるのが男性か女性か、若い人か歳をとってる人かを当てたという。実は隠していたがわたしに同じような能力があるのだ!といってもバイオリンの聞き分けではなくて、髪をカットした技術者が男性か女性かをほぼ100パーセントの確率で当てることができるというもの。
 伸びてしまったらさすがに自信はないけれど、ヘアカタログに載ってるモデルさんの写真を見て、次に担当スタイリストの写真を見るとだいたい当たっている。女性のスタイリストはタッチが繊細なのだ。

 さて、今朝のお客様は、嵐の大野智が出ているTVのCMを見て理容室に行きたくなったというのでYouTubeで探してみたらあった。

 ジャニーズアイドルが床屋で気持ちよさそうにしてるシーンがCMになるなんて、冗談かと思ったら本当に理容室ブームが来てるのかもしれない。
 CM撮影だから当たり前といえばそれまでだが、このCMで大野君は髪を切ってない。肩に落ちてる髪はダミーである。理容師さんの立ち振る舞いを見ると本職の人のようだ。髪を切る演技というのは役者さんでもかなり難しくて、本当に切れるくらいまで練習しないと様にならないのである。
 ところでテレビや雑誌で見るかぎりでは、大野君専属のヘアスタイリストは女性ではないかと思ってるのだが、果たして当たってるだろうか(^^;

 刈り上げ、できますか?

「よし!明日おっちゃんにバリカン入れてもらおう!」
 クラスで一番の洒落者の彼が、教室の戸を開け入って来るなりそう叫んだのを今もはっきり憶えている。バリカンなんてとんでもない!西城秀樹や沢田研二が肩にかかる長い髪を風になびかせ歌っていたあの時代に、流行に敏感な彼は勇敢にも刈り上げに挑戦していた。
 若者は誰もが刈り上げを時代遅れのダサい髪型と思っていた時代に、バリカンで刈り上げるなんてすごく勇気のいることだったろう。床屋のせがれであるわたしだって怖くてバリカンを使ったことがなかったのだ。

 ちょうどニューウェーブというパンクの後にロンドンに出てきたファッションが日本にも入り始めた頃で、男女共前髪を長く垂らし、後ろは刈り上げというスタイルがその後ファッション業界を席巻する。その後日本はバブル時代を迎え、刈り上げスタイルは定着。JimmyJazzも時流に乗ってオープンした。

 しかし、いつの頃からか、髪型の注文を訊く際に刈り上げますかと言うと「刈り上げなんてとんでもない!」という人が出てきたのだ。これには面食らった。当店はとんでもないヘアスタイルを売ってる店なんだろうかと真剣に悩んだものだ(^^;
 それがここ2〜3年の間に、おしゃれに敏感な若者(バブル以降に生まれた)たちが刈り上げを注文し始めたのである。それもバリカンで!
 流行は巡るというが、長いことやってないからもうおじさんは刈り上げの仕方忘れちゃったじゃないか〜(冗談です)。

 思わぬ効用

 客待ちにエンジンテーブルを置いたために、いままで使っていたアイリーン・グレイのテーブルを技術スペースの洗面台横に移動。このテーブル”E-1027”はバーを差し込む位置で高さを調整できるので、ぐーっと上まで上げて”スカルプマッサージコース”に使用する化粧品一式と簡単なPOPを置いたところ、「これやってよ」と続々注文が来た。やろうかな?どうしようかな?と思ってる人にとって、目の前に「これやってよ」と言いやすいモノがぶら下がってることは重要なんだな。瓢箪から出た駒ならぬエンジンテーブルからマッサージコース?またはエンジンテーブルが出たら床屋が儲かる??(^^;

 高級品はやめられない

犬の散歩をしながらiPodでクラシックを聴いてると、いつもの遊歩道がイギリスの庭園を歩いているよう。クラシック音楽にはある種の高級感を感じさせる要素がある。これは、オーディオや高画質のテレビにもあるし、高級家具や住宅、ホテル、フランス料理や懐石料理、名画など、あらゆるものに共通する人間を気持ち良くする要素であるが、これらは、滋養があるとか、うまいとか、性能が高いとか、内容の良さとはまた別のような気がする。ものすごくうまいヘビメタバンドや、脂ぎってる屋台のラーメンがうまいことと、こういった高級感は対極にあるように思える。ジャズ嫌いのクラシックファンが、どうしてもジャズを認めざるを得ないのは、ジャズもその高級感を備えているからなのだ。

 天井は夜空のように暗く

白い靴を履いていると粋に見えるのは、いちばん汚れやすい足元の部分にあえて汚れの目立つ白をチョイスするというパラドクスを含んでいるからではないか。
店舗の床材も、汚れの目立ちにくいグレーとか木目調のブラウンが無難であるが、JimmyJazzは白と黒の市松模様を指定した。デザイナーさんは(市松模様は)派手すぎるのではないかと言ったが迷いはなかった。天井は夜空のように暗く、床は強い光に照らされて明るいことが重要なのだ。市松模様の床は人気があるけれど、壁や天井が明るい色だと軽薄に見えやすい。一方、床を暗めのフローリングにして重厚感を出そうと壁もマホガニー風で統一すると重苦しく感じてしまう。当店とは間逆に、床を暗めにして天井を白くするという手もあるが、どちらにしてもコントラストがあるほうがいい。ただ、ジャズという音楽の特性を考えれば、足元は軽やかにステップを踏むほうがいいに決まってる。Masterは28年前にそこまで考えていたのだ!というのは嘘で、いま考えた(^^;

 良い音に正解はない!! のか?

 お客様が新車を購入されたというのでカーオーディオの話になった。

お客様:「良い音っていっても、所詮好みの世界だからこれが正解っていうのはありませんもんね」

 いいえ、ありますよ。正解は。

お客様:「ええっ?そうなんですか!?」

 正解があるっていうより、明らかに間違ってるケースがあるんですよね。喩えてみると、ちゃんと火が通ってないうどんや腐ったうどんを出されたら食べられない。コシのある讃岐うどんがいいとか、やわらかい博多うどんとかそれぞれ好みはあるでしょうけど、それ以前に食べられる状態になってないと話になりません。オーディオもそれと同じです。

お客様:「は、はあ…」

 楽器もちゃんとチューニングが合ってないと演奏できないでしょ。チューニングにはきちんとした正解がありますよね。チューニングのピッチに好みの入り込む余地はありません。ベテランのオーディオマニアでも、そのことに気がついてなくてああでもないこうでもないとやってる人が多いんです。

お客様:「…」

 クラシックが得意なスピーカー、ジャズが得意なスピーカーというのがあります。スピーカーを電化製品だと考えると「そんなおかしな話があるものか!」と怒り出す人がいますけれども、クラシックのオーケストラにオープンGでチューニングしたギターを持って参加しようとしても無理なんです。とても一緒に演奏はできない。

お客様:「????」

 もちろん趣味の世界なのでなんでもアリと言ってしまえばそれまでですけど、少なくとも自分はどのチューニングに合わせようとしてるかハッキリさせなくてはいけない。それが定まったなら、自分が聞きたいと思ってるサウンドに合わないものは捨てる覚悟が必要です。雑誌に性能が良いと書いてあったからって合わないものは合わない。「いいとこ取り」はできませんよ!いいですか!? (`・ω・´)シャキーン

 あっ、シマッタ!つい熱く語りすぎた!あのお客様、また今度も来てくれるかなあ(~_~;)

 掛け時計引退

 遅れたり激しく進んだりを繰り返しながら騙し騙し使っていた掛け時計がついに動かなくなった。25年も使ったのだからもういいだろう。ただ困るのが次にどういう時計をつけるかである。視認性が良くてかっこいいデザインのものがなかなかないのだ。
 どうせなら度肝を抜くようなクールなデザインの時計にしてみたいが、実用性を考えたらそうもいかない。迷ったが、掛け時計がないと仕事にならないので、とりあえず間に合わせの物を注文しておいた。ほんとうに「これならバッチリ!」というのが見つかるまで気長に待つとしよう。25年間ご苦労様でした。

 換気扇交換

 ”続・JimmyJazzを輝かせる100のアイデア”その24は「換気扇交換」。昨日のその51からその24に戻るが、書き出した順番と実際の調達の順番が食い違うのはしょうがない(^^;
 これは当店の間口の隅のガラスを丸くカットして付けられていた換気扇で、紐を引っ張ると外側のプラスチックの蓋がカパッと開いて羽根が回り始める。この蓋がくせ者で、開けたまま電動シャッターが動作すると引っかかって割れてしまうのだ。過去二回ほどうっかりこれで割ってしまい、あまりに危険なので割れたまま蓋なしで20年ほど使っていた。もうとっくに廃番だろうと思っていたが、なんとナショナルからPanasonicに変わっても同じ仕様で製造が続けられていた。

 読書してると入ってくるすきま風が冷たいのと、わたしも含め店内でタバコを吸う人が激減したたので誤って蓋を壊す危険も少なかろうということで交換に踏み切った。ドライバー一本で簡単に作業終了。20年前電気屋さんに付けてもらったときは1万円以上請求されたが、今回はアマゾンで取り寄せ7千円弱。いい時代になったのかどうなのか。

 老けたのではありません

 誰にでも変身願望はある。パーマをかけたり、茶髪や金髪にしてみたらどうだろう?やってみたいけれどあまりに変わりすぎるのも困るというのが変身を妨げるハードルとなっている。
 ”JimmyJazzを輝かせる100のアイデア”その51は”塗るだけで白髪になるワックス”商品名「シルバーアッシュ」だ。店の内装や什器に工夫を凝らしても、お客様は気づかない場合がほとんどだけれども、スタッフ特に店主の出で立ちが変化するとかなりの確率で反応がある。費用対効果で一番効果が大きいのが店主の髪型、および服装なのである。

 以前から試してみたかった「シルバーアッシュ」をディーラーのムラオ君に持ってきてもらい、さっそく自分の髪にクリアーマニックのごとく塗りたくってみた(ごく少数の人にしか通用しないネタですみません)。おお、確かに白髪のようである。見ようによってはドラマ「下町ロケット」に出てくる「財前常務」のようだが、顔が貧相なためコントの役者さんがかぶるお爺ちゃんのカツラみたいである(^^;
 先ほどのお客様もわたしの髪をじーっと見ていたが何もおっしゃらなかった。「このひと月でMaster苦労したんだな」とか思われてるかもしれない( ̄▽ ̄;
 シャンプーすればきれいに落ちるので、一度白髪頭になって奥さんや子供達を驚かせてみませんか?JimmyJazzで「シルバーアッシュ」塗り塗りサービス実施中!(笑)

 ジミー君お色直し

風雪に晒されボロボロになった看板息子のジミー君に黒い画用紙を切って貼ってみた。多少は見れるようになったが、あまり看板っぽくない。色紙で作った雛人形みたい。ひな祭りだからちょうどいいか(^^;

 看板息子

当店には看板娘ならぬ看板息子がいる。店頭のメニュー看板に貼り付いてラッパを吹いている彼は名をジミー君という。いまからおよそ20年前の春、レコードジャケットを飾ってる棚の下にクラフト紙でパリのカフェ風のテントのような飾り付けをしたのだが、ただベージュの紙を貼っただけでは寂しいので、段ボールを切ってささっとラッカーを吹き付け、フリーハンドで書いてものの10分ほどで出来上がったジミー君を中央に貼ったところ、なかなか感じのいいディスプレイになった。その飾り付けは三月ほどで撤去したけれど、ダンボールで出来たジミー君だけは取っておいてメニュー看板に貼って再利用していた。よく考えたらただの段ボールの切れっ端が20年も看板息子をやってるのだから、そりゃボロボロになって当然だ。そんなものまたささっと作ればいいじゃないのと思うだろうが、こういう偶発的に出来たものは再現しろといって出来るものでもない。思案の末に元祖ジミー君を修復することに決めた。うまく出来ればいいのだが。

 デューク・エリントンの鏡

 近頃はバーバーショップがブームで、流行に敏感な男子は美容室じゃなくてバーバーつまりおしゃれな理容室を選んでいるという。彼らの行くおしゃれなバーバーショップとやらを調べてみると、入り口にアイキャッチのためのオートバイが置かれていたり、JBLのスピーカーを置いてジャズを流していたり、ひょっとしてパクられてる?という気がしないでもない。まさかね。でも、鹿の剥製を壁に飾ってたり、市松模様の床にしていたり?(^^;
 当店はアイデアを全てブログで公開しているから、以前から言ってるように、自分の商売に取り入れられると思ったら、じゃんじゃんパクってくださって結構。ただパクってくれたと思しき店の方が当店より繁盛してそうに見えるのが癪に障るのだが。

 さて今日は鏡の話。JimmyJazzの鏡は四角や丸型ではなくて、上部が波型にカットされたミョーな形になっている。内装の設計段階で「ひび割れたような鏡にしてくれ」と変な注文を出したら、デザイナーさんにさすがに嫌な顔をされた。フレディー・ハバードの『ブレーキング・ポイント』のジャケットみたいなのをイメージしていたのだが、最初から割れた鏡をつけるなんて言語道断ということで却下。代わりに仕上がってきたのがこの波型カットの鏡というわけだ。
 「おっ!なんかデューク・エリントンみたいや!」
 この鏡のどこがデューク・エリントンなのかと問われても説明に困るが、弧を描くようなメロディーラインというか、取り付けてみた時のフィーリングが「デューク・エリントン」だったのだ。映画「コットン・クラブ」のサントラ盤を聴きながら、ふとそんなことを思い出した。こういった当店ならではのストーリーはパクろうったってそうはいかない。

 アワ・ポリシー

 アメリカの食品スーパー「スチュー・レオナルズ」が掲げるポリシーがすごい。高らかに宣言したルールはたったの二つ。

ルール1:お客様は常に正しい
ルール2:もしお客様が間違っていたら、ルール1を読みなおしなさい

 これを「そのとおり!」と素直に受け取れる人がどのくらいいるだろう。わたしなんかも「お客でないと判断した場合はその限りでない」と勝手に「ルール3」を作ってしまいそうだが、それだとこのインパクトはないだろうなあ(^^;
 アメリカはどちらかというと売り手市場で、客よりも店員が偉そうにしていることが多いが、このポリシーには無茶を言うモンスターカスタマーやタチの悪いクレーマーのお客も来るということを織り込み済みなのだ。これは「相手の心を変えることはできない。自由になるのは自分の心だけ」というゴールデンルールに基づいている。

 そんなことしたら大変なことになるのではないかと思うが、「スチュー・レオナルズ」は常に高収益を上げており、フォーチュン誌の「最も働き甲斐のあるベスト企業100」にも毎年選ばれているという。自分の心を変えれば、不思議なことにお客様の心が変化するのだ。しかもこのポリシーは店舗の入り口に置かれた大きな石にモーセの十戒ならぬ二戒が刻み込まれている。決してブレることのない創業者スチュー・レオナルドの商売人の魂を見る思いだ。

 JimmyJazzも真似してみたいけれど、すぐブレブレになるから石に刻むなんて到底無理で、紙に書くかせいぜい壁に映し出すくらいが関の山だろうと言いつつ三月はローランド・カークを映し出す。

 決め手はチューニング

 このところ店内の音のほうは快調で、インフラノイズの新製品フィルタライザーがじつにいい仕事をしてくれる。見よこの立ち姿!これにコードを6回ぐるぐる巻きつけるだけなのだ。「オーディオ製品の音の良し悪しを決めるはスペックや性能じゃなくチューニングだ」と堂々主張してるようではないか。他のメーカーさんも早く気づけばいいのに。

 エンジンテーブルを置いたりLED照明をつけたり外でスピーカーを鳴らしたり色々やってるが、肝心の店内の音が悪くなるといけないから慎重に慎重に、音を聴きながら少しでもおかしいと思ったら元に戻す。一度コンセントが足りなくなって三又コンセントを付けてみたらこれが音が悪いのなんの!んっ?ひょっとして中に盗聴器でも仕込んであるのかな??わざわざ盗聴しなくても外にもスピーカーをつけたから、今度からそちらでお聞きください(^^;

 JimmyJazzの灯り

 JImmyJazzがかっこいい店だということをすっかり忘れていたように、自分自身の素晴らしさを忘れている人も多いんじゃないかなあ。自惚れない程度でたまには昔褒められたことを思い出し、ニヤニヤしてみるのも悪くない。

 さて、当店がかっこいいという自覚が薄れた原因の一つに白熱電球が手に入らなくなったことがある。いきなり「これからは省エネなので白熱電球の生産を中止します。照明はLEDにしてください」と言われて、そんな無茶苦茶な話があるかと思いつつLEDを点けてみたらなんとムードのない。しょうがないから白熱灯から蛍光灯の電球に替えてしのいできた。蛍光灯の灯りも昭和のバーっぽくて嫌いではない。なのに政府は2020年までに蛍光灯も無くすというではないか。もういい加減にしてほしいものである(^^;

 LED電球も最近は改良されたものがぼちぼち出てきて、以前のような白けてしまう妙に眩しいものばかりでなく、使いようによってはカッコよく見えるようになったが、言われるがままに電球を付け替えた老舗旅館などはLEDのムードのない灯りのせいで格を落としてしまったかもしれない。
 当店もそのへんを慎重に見極めつつ、あくまでも経費節約でなく店がかっこよく見えるようにLEDを導入していきたい。といっても完全にLEDを信用したわけではないので、100円均一で買った100ワットの白熱電球も当分は併用となるだろう。

 ピッチが変わるんですけど?

 ブルートゥーススピーカーのD/A変換のタイミングで多少音が遅延するのはわかるが、電波の受信状態が悪いと、なんと音程つまりピッチが変わるのである。店内と外とで別の音階でアドリブが鳴ってるではないか!これはびっくり。どうしてこんなことが起こるのだろう?借り物のJBLブルートゥーススピーカーは電波が悪くて途切れることはあったが、概ね良好で遅延もほとんど起きず、勿論ピッチも変化しなかった。一応JBLだから性能がちゃんとしてるってこと??個体差とかもあるのかな?何日か使ってみたけど動作が不安定なので早くも買い替えを検討中。やはりお風呂用はお風呂で使うべきなのか(^^;

 釣られてください

 先週アマゾンで買ったブルートゥーススピーカーは、ノーブランドのお風呂用。1,800円くらいだったが、いざ鳴らしてみるととても音が良い。これだったらJBLもマッキントッシュもいらないのではないかと一瞬焦ったが、持ったままドアを開けて外に出るとたちまちチープな音へと変化する。これがこのスピーカー本来の実力で、店内で鳴らしたときはJBL他当店のシステムがパッシブ動作して良い音で鳴っていたのだ。
 高級オーディオ店で鳴ってる手頃な値段のスピーカーを家に持って帰って鳴らしても同じような良い音が鳴らないのはこれと同じ理屈で、周りに高級スピーカーがあると、安物スピーカーでも音が良くなってしまう。安物だけで十分と早とちりして高級スピーカーを処分したら、後に残るのはただの安っぽいサウンドだけ。そううまい話は転がってない(^^;

 スピーカーをつけると、ある意味店内の音を外に向かって放送してるわけだから選曲に妙に気を使ってしまう。あまりにもユルいフュージョンとかは恥ずかしいので、ちょっとカッコつけてビル・エヴァンスなんか流したりして。実際には道行く人にはほとんど内容は聞こえてないと思うけど、小耳に挟んだワンフレーズだけでもジャズとわかれば成功だ。

 自宅のネット回線停止中

我が家ではわたしを除く4人がiPhoneの新しいヤツに乗り換えるといってソフトバンクからドコモへ大移動。それに伴い自宅のYahoo!BBのネット回線もNTT光に変わるらしく、しばらく自宅からネットに繋げない状況になっている。これでは休日のブログ更新も危ぶまれるが、一応オフラインでも書いておくことにする。しかしよくみんな毎月7千円も8千円も出してスマホ使うよなぁ。わたしはまだまだ携帯電話を持つつもりはない、というか電話がかかってきても取りかたすらわからない。

”続・JimmyJazzを輝かせる100のアイデア”のうち、現在38個までアイデアを書き出して、その中の18個まで「済」となっている。もちろんこの中に”カウンター下ダウンライト”や”道行く人々にJAZZの幸せを”なども含まれる。小ネタとしては「インフルエンザ対策にクレベリンを置く」なんてのもある。ほのかに塩素臭がするけどインフルエンザに効いてるのか効いてないのかはよくわからない。今日もホームセンターに材料の買い出しに行ってきた。できることからやっていって、見事100個のアイデアが実現したあかつきには、きっと何かいいことがある!ような気がしてる(^^;

 賑やかしの苦悩

 今かかってるアルバムのジャケットをパソコンのモニターに映し出したり、店内でかかってる音楽と同じ音を外で鳴らそうとしたり、アナログの手作業でやればごく簡単なことをハイテクを使ってやろうとしているわたしは愚かでしょうか(^^;

 お客様からお借りしているJBLのブルートゥーススピーカー、営業で使って壊したらたいへんなので、屋外で雨がかかっても壊れないように防水仕様のお風呂用スピーカーを買ってみた。こいつの音はまあそこそこなのだが、ちょっと離れたり障害物があるとプツプツと無線が切れる。当初予定した位置に吊ると受信しないので、Mac miniから最短距離の窓ガラスに吸盤で貼り付けて使うことにした。
 しかしまあ、外で雨や自動車の騒音やらが激しくなると、この程度の音量ではまったく音が聞こえない。車が途切れた時にフッとビリー・ホリディとかがフワァ〜っとさりげなく聞こえるくらいがちょうどいい。あまりガンガンやっても苦情が来そうだし。

 外でチープな音が鳴っているのを聴きながら店のドアを開けて中に入ると、音楽がシンクロして店内のゴージャスなサウンドに置き換わるというのはなかなか面白い現象だ。店内の音質を守るためには、あくまでも店内と店外の音がシンクロしていなくてはならない。昔、外にラジカセを置いて店内とまるで別のCDをかけたらやかまし〜〜〜〜!!と、耐えられなくなって即撤収した。中と同じ音を同時に外で鳴らすなんて、簡単なことなのに実現するのはいろいろ難しいのである。

 心地よさを感じるためには「ゆらぎ」が必要

 齋藤敦子著「コクヨ式 机まわりの『整え方』」という本に興味深いことが載っていた。汗ばむ陽気の昼下がりに木陰に入り、そよ風が吹いてくると気持ちいいけれど、1日じゅうその風が絶え間なく吹いていたら気持ちよくない。つまり心地よさを感じるためには「ゆらぎ」が必要で、それは「均一」でなく「微妙な変化が絶え間なくある状態」のことであると。
 さらに著者は続ける。「たとえば(中略)ジャズばかりでなくクラシック音楽も聞いてみる」とかまるで自分のことを言われているようだ(^^;

 実際、「毎日ジャズを聴きながら仕事ができるなんてうらやましい」と言われてる本人がちっとも楽しくないのは、一日中絶え間なくジャズばかり聴いてるからで、あんなものはたまに聴くからいいのである。
 同じように、オーディオマニアがどんなに良い音を手に入れても満足できず、変化を求めて次々と装置を買い替えるのは、音質に変化がないと飽きちゃうせいで、永遠に「これで完成」ということにならない。諸行は無常であり、留まらずに変化し続けるのが世界の本質なのである。

 JimmyJazzの古時計

 当店には25年以上使ってる掛け時計がある。、高校時代の同級生だった女友達が開店の祝いとしてくれたもので、今でもこの時計を中心に業務は回っている。それが突如時間が遅れだしたのだ。よく見ると秒針が「上に回ろうとしてはカタッと落ちる」と繰り返してる。これじゃあ時間が進まないわけだ。台湾製で汎用のクォーツムーヴメントを使った簡単な時計なのだが、買い換えるとなると結構選択に困る。
 プロジェクタークロックとか、面白い変わりダネの時計はあるのだが、あくまでも視認性が良くないと業務に支障をきたす。条件にぴったりの時計がなかなか見つからないのである。

 とりあえず直らないかと分解してみた。エイヤッと秒針を一旦引き抜いて、もう一度グッと差し込んだら、なんとなく直った!ほんまかいな!?( ̄▽ ̄;
 組み立て直して一晩置いてみたが、ちゃんと動いてるみたいなので、使用を続行することにした。ただ、困ったことに今度は若干時刻が進みがちになって、ほっておくと1日に2分ぐらい進んでる(^^;
 考えてみれば25年も時を刻み続けるとは大したものだ。もらったものだから捨てられないというのもあるけれど、常連客の息子さんが当店を描いた絵のなかにもこの時計がバッチリ登場しているから、店の特徴としてかなりインパクトがあったのだろうなぁ。

 道行く人にもJAZZの幸せを

 店の外にスピーカーを設置して、小さな音でジャズを流せば道行く人々にもアピールできるのではないかと、これまでにも何度か挑戦したことがあるのだが実現に至らなかった。

 コードを一本外に引っ張ってきてそこらへんに転がってるスピーカーに繋いだらエエだけやん?
 アナログでやろうとした場合、例えばコードを通す穴を開けるべきかとか、閉店時にいちいちスピーカーの線を抜いて撤収しないといけないのが面倒だし、さらに店内の音量と外スピーカーの音量のバランスも考えなくてはいけない。理屈は簡単なのになかなかこれができないのだ。ブルートゥースのスピーカーでできないかな?と常連のお客様と話していたら、今朝そのお客様がJBLのブルートゥーススピーカーを「試してみて」と言って貸してくださった。

 さっそく本体ボタン長押しでMac miniとペアリングするも、ブルートゥーススピーカーを鳴らすとメインシステムから音が出なくなる。そこで、Macの”Audio MIDI設定”を開いて左下の”+”をクリック、”複数出力装置を作成”を選ぶと出た出た!ブルートゥースの”JBL Micro Wireless”。音ずれ補正もできるとは賢いじゃないの。これで立派なサテライトスピーカーとして使用できるぞ!表の看板下に吊り下げてみた。ん〜いいじゃな〜い。ちょっとそこ行くお兄さん、寄ってらっしゃいよ〜♪てなもんである(^^;

 日本一かっこいい理容室

 今度はカウンターの下にIKEAで買ってきたダウンライトを仕込んでみた。悪くない出来だが、少し地味なのでこれも言われないと気がつかないかもしれない(^^;
 せいぜい足元が明るくなって落し物が減るくらいか。スツールのクロームメッキがくすんでるのがバレるので、エンジンテーブル同様、顔が映るまで磨き上げる。

 こうやってシコシコ磨いていると店を始めた頃を思い出す。当時は”日本一音の良い理容室”ではなく、”日本一かっこいい理容室”を作ったつもりでいた。まあ、お金さえ出せばなんぼでもかっこいい店はできるとは思うけれども、散髪の腕はともかく店のコンセプトで「あかん、これは負けた」と思った理美容サロンは未だにお目にかかってない。でもいつの間にか店がかっこいいとか、そんなことはすっかり忘れていた。ちょっと古くなって今更だけど、またJimmyJazzを日本一かっこいい感じに戻していきたい。あ、音も日本一でw(自画自賛)

 少し下げてみた

 少し下げてみた。
 といっても散髪料金を下げたわけではない。客待ちで大きくアーチを描くアルコランプの傘の高さを下げたのである。このフロアランプを買ったのは2008年だというのに、「こんなの前からあった??」と今頃になって気づく人がいるのだ。こんなに大きいものの横を何十回も通り過ぎて気がつかないなんて!あまりに店に馴染みすぎて気づかないのだろうか。よし、じゃあちょっと邪魔になるくらいの位置まで傘を下げてやろう。頭がぶつかりそうになれば嫌でも気づくだろう。それにアイリーン・グレイのサイドテーブルからエンジンテーブルに替えて、高さも低くなったぶん照明を下げるのは理にかなってる。

 アルコランプは竿を伸縮させて引っ掛ける位置をずらせば傘の位置を変えることができる。エッチラオッチラやりながらなんとか一人で作業完了。ちなみに今までの高さは運送屋さんに組み立ててもらったままでこれくらいだった。さあこれでみんな気づくだろうか…ってことはやっぱり気づかれてない(^^;

 理美容サロンのカスタマイズ

理美容サロンっていうものは、最初に完成したデザインでずっと営業して原則次の改装時まで模様替えすることはない。季節感を出すとかいって、クリスマスツリーを飾ったり、絵を掛け替えたりするのがせいぜいで、それ以上いじくり回すとセンスのないビミョーな感じになってしまうのだ。我々はヘアデザインに専念し、内装はやはりプロの店舗デザイナーにお任せするのがいちばんだ。JimmyJazzは無謀にもそれに挑戦し、時々ビミョーな感じになりつつ30年ちかく改装なしでもたせている。いちばん勇気が要ったのはなんといってもJBL4343という巨大スピーカーを入れたときで、客待ちスペースを潰していいのかとずいぶん悩んだものである。アルコランプなどの大物や椅子、テーブルなども馴染むかどうか毎回ドキドキ。今回もまた性懲りもなくカスタマイズしようと画策している。カッコよく決まればいいのだが(^^;

 エンジンテーブル再登場

 昨日出してきたばかりのエンジンテーブル。抜群の存在感で早くも「これはなんですか??」とお客様も興味津々の様子だ。わたしも別に飛行機が好きなわけではないのだが、こういうデザインって少年(中年だろ)の心をくすぐるものがあるよなぁ。
 JimmyJazzは当初、こういうガレージ的なインテリアとモータースポーツ趣味を強く打ち出していて、ジャズやオーディオはほんのBGM程度という感じだった。結婚を機にバイクを降りたため、転倒する危険の少ないオーディオの方にぐーっと軸足を寄せてきたのだ(本末はしょっちゅう転倒してる)( ̄▽ ̄;

 高級老舗JAZZ理容室を目指せ

 27年前にJimmyJazzをオープンしてしばらくは、何の実績もないものだから「早く古くなって老舗と呼ばれたいものだな」と思っていた。バブル真っ盛りの当時、古くて信用があるということは一つのステータスだったのだ。屋号の後に「SINCE 19XX」とか「EST 19XX」とつけるのが流行した。創立が1950年代以前なら最高で、1960年代だとまあまあサマになる。70年代以降はちょっと恥ずかしくて80年代だとわざわざ書く価値なしといった風潮だ。ちなみに大阪梅田の高架下に「EST」というショッピングモールがあるが、あれはたしか1981年にできた施設で、当初の名称は「EST 1(エストワン)」だったように思う。

 話が脱線した。10年ぐらい前にAquiraxさんが「トップシンバル」のことを「天王寺の老舗ジャズ喫茶」と呼んでいた。その頃「トップシンバル」は30年くらいだったから、1988年設立の当店もそろそろ老舗と呼ばれてもいい頃なのだが、誰も老舗とは言ってくれず、ただの「古い店」になってしまっている。今から来たるべき30周年に”高級老舗JAZZ理容室”と呼んでもらえるよう、今から着々と準備を進めよう。

 さて、冒頭の写真をパッと見て何かわかるのは当店に20年以上通ってる人だけだろう。「続・JimmyJazzを輝かせる100のアイデア」の一環として、昔使ってたのを出してきた。これは実はプロペラ飛行機のエンジンを台にしたテープルなのだ。高級老舗JAZZ理容室ともなると、こんなへんてこりんなオモチャが裏の倉庫にナンボでも転がっているのである(^^;
 スペースの都合で撤去したのを、約20年ぶりに出してきた。これも重くて段差を上げるときに危うくギックリ腰になるところだった。今年からまた展示しますので見に来てやってください。


 ペラペラPOPなら大丈夫

 JimmyJazz店内にはキャンペーンやお知らせのPOPを作って貼ることが多い。コンクリートの壁に画鋲で留めるわけにはいかないから、もっぱら両面テープが活躍することとなる。お客様に伝えたいこと山ほどあれど、POPを貼れば貼るほどオーディオの音が悪くなるから困ってしまう。顧客の皆様も、まさかMasterがそんなことを悩みながらPOPを貼ってるとは夢にも思うまい(^^;

 できればあまり貼りたくない、でも貼らないわけにもいかない。そこで今年からPOPの四隅を両面テープで留めていたのを、上部両端二点だけ貼って、下は留めないという貼り方にしてみた。これだと音が悪くならないのである。たぶん四点で貼ると紙にテンションがかかって、音圧を受けると楽器のようにPOPが鳴るからだと思う。上部両端二点留めだとエアコンの風でペラペラ揺れるからピシッと四隅を貼る方が格好は良いのだが、音のためなので仕方ない。今後はペラペラPOPで行きます!( ̄▽ ̄;

 続・JimmyJazzを輝かせる100のアイデア

 どっかのミセス向けムック本のようなタイトルをつけてみた。「続」というのは、5年ほど前にも改善のための100個のアイデアを思いつくまま片っ端から書き出して、実行したら消すということをやっていたからだ。
 一度の改装もなしに30年近く店を使っているものだから、いつの間にか老朽化が進み「これはじっと見られたら恥ずかしい」というところがあっちにもこっちにも出てくる。これぐらいいいだろうと細かいことでも放置しておくと、そのうち「なんだかボロい店だなぁ」と思われてしまう。気づかないうちに進行していくから恐ろしいのだ。

 まだ100個に満たないけれど、そのいくつか書き出したなかのうちの一つ、「割れた床のPタイルの修復」をやろうとして、接着剤をアマゾンで注文したら、プライム会員でもないのに今日中に届くという。早い!それじゃ予備のPタイルを準備しようかと探してみると大瓶に入った業務用接着剤が見つかった。なんだ、まだ5年前のが使えそうじゃん。アマゾンから届く前にPタイル修復は終了(^^;

 下水の流れが悪いからパーマのロッドでも詰まったかなと流し台の下のホースをチェックしてると、古くなったホースの蛇腹が裂けて水がだだ漏れに!( ̄▽ ̄;
 こんなのっていくらくらいするのか皆目見当がつかない。一万円札を握らせ、家内にホームセンターで同じホースを買ってきてもらう。「ナガシハイセンホース451円(税込)」也。

 そんなこんなで、ダメなところを修理したりテコ入れしたり、新しいことに挑戦したり、とにかくちょっとでも気になったら書いておいて、やれることからやっていく。
 そういえば以前、スピーカーのエッジを修理した後で、「エッジが破れたままで放置してるから、もうやる気ないのかと思った」と言われて滝の汗をかいた。見てる人はちゃんと見てるのだ。今もマッキントッシュのランプの片方が切れたまま放置してある。うーむ、重量級のオーディオばかりだと何をするのも億劫になるなあ(^^;

 魑魅魍魎の棲む店

 去年からずっと言ってるのにまったく賛同の声がない綿100%パジャマ。着るだけで毎晩ぐっすり眠れるから幸せである。こらええわいと昨日、一昨日それぞれ14時間ぐらいずつ寝てしまったら、今朝は目が冴えて一睡もできず。いい歳して徹夜とは何やってんだか(^^;
 今日はいつも以上に慎重に、絶対にミスの無いよう気をつけねば!

 ところでここ数日調子がイマイチだった当店の音が、植木鉢を外に出したら調子が戻った!スピーカーから6メートルも離れてるのに、ここにこれがあってはいけなかったのか!?あまりの寒さに店に入れてやったのがいけなかったと誰の参考にもならないことを発見してひとりう〜むと腕を組む。決して寝ぼけてるわけじゃなく、並べてあるシャンプーの本数が多いと音が悪くなるし、我がオーディオライフはまったくもってオーディオらしくない奇々怪界なことばかり。「こんなので音が変わるなんて怪しい」と評判のフィルタライザーのコードグルグル巻きなんてかわいいものである。

 庶民の超能力

 世の中がどんどん便利になって、昔の王侯貴族でも叶わないような贅沢をしてるかに見える我々現代人。映画も音楽も好きな時に見放題、聴き放題。食料は豊富で安くて食べきれない。エアコンがあれば暑さも寒さもへっちゃら。着るものはユニクロで安く揃う。でも、王侯貴族の暮らしとは何かが違う?

 表面上は全く同じでも、人はそのサービスなり製品の背後にどのくらいのコストや手間がかかってるか敏感に察知する超能力を持っていて、それで値打ちがあるかどうかを判断しているように思える。すなわち、コストがかかってない商品、安く作れるようになった商品は高性能でも高いと感じ、ローテクでも手間暇かけて創られたもの、熟練の技で作られたものの価値をある程度感じ取ってしまう。まったく恐ろしい能力だ!

 ガリガリ君

散歩をしていたら口のなかでガリッと砂を噛むような音がした。オヤッ?と思う間もなく続けてガリッ。公園の真ん中に立ちすくみ犬のリードを持ったま口内を舌で探ると、まさにいま誕生したばかりの断面、摩耗のない切り立った崖のような峰がそびえていた。と、早い話歯が欠けたのである(^^;
いつもお世話になってる塚本駅前の横山歯科に予約の電話を入れる。歯医者にいきなり診てくれというのは床屋にいきなり散髪してくれと言うのと同じこと。控えめに来週の月曜午前中で予約しようとしたら「難しいですね〜」と受付嬢。うーむ、一週間先でも予約が取れないとはさすがの大人気である。月曜しか行けないことを告げると、少々お待ちくださいと保留メロディに切り替え待たされること5分、「では2/15午後四時にお越し下さい」と、昔のよしみで無理を聞いてくれたのか5分考えたら出来るようになったのかよくわからないが、なんとか診察してもらえることになった。あまり関係ないが、マイルス・デイヴィスは歯医者の息子である。

 定点観測の達人

 わたしは自分の耳が良いとか、感性が特に優れているとかそのようなことは全く思ってなくて、むしろ人並みよりかなり劣ってるのではないかと心配で、毎日ふるえて眠る人なのである(^^;
 ただ、普通の会社員とかではありえない環境の中にいて、30年近くも同じ仕事をしながら、同じ場所でじーっと観察している。

「なんで昨日と今日とでは違う音がするのだろう?」
 最初は、「ボリューム位置が違うせいだろう」と、深く考えてなかったけれど、何回も何回もうんざりするほど繰り返している過程で、「気温とか湿度とかも関係あるのかなぁ」と考えたり、「地震の前は一時的に音が悪くなるみたいだな」とか、「電球が切れそうになると音が悪くなるのだな」とか、ついには「聞かせる人によって音が良くなったり悪くなったりするのは不思議だな」とオカルトみたいなことまで言い始める。こんなの好き好んで言いたいわけない。繰り返し繰り返し経験してると、一定の法則として固まってしまうのである。

「なんで仕事の調子がいい時と悪い時があるのだろう?」
 これも長年の定点観測で、「何を食べたら調子が悪くなるか」とか、先日公開した健康法とか、そういう経験則が積み上がってきている。だからって偉くも何ともないのが悲しいけれど。定点観測の達人は、時折、外を飛び回って仕事をしている人が羨ましくなるのである。

 国家試験 [4]

 理容師の国家試験というのは、とにかく衛生面が第一であるから、消毒液も一揃い持っていかなくてはならない。エタノールにオキシドール、最近では滅多に使われることのないクレゾール液や逆性石鹸など。どれも薬局に行けば手に入るが、それぞれ一瓶ずつ買って新たに別の容器を用意して移し替えるのもコストがかかる。そこで理容学校ではそれら消毒液を小さな容器に入れた、まあ言ってみれば「利き酒セット」のような「利き消毒セット」のようなのを受験者向けに販売してたのを購入して、そのまま試験場に持ち込んだ。

 実技試験は完璧だったが、そのすぐ後にそれら消毒液の臭いを嗅いでその場で種類を当てるという小テストがあった。
試験官:消毒液を出して「これは何の臭いですか?」
わたし:「クレゾール液?」
試験官:「違います。逆性石鹸です」「ではこれは何ですか?」
わたし:「オキシドール?」
試験官:「違います。エタノール」「これはどうですか?」
わたし:「逆性石鹸!( ̄▽ ̄;」
試験官:「違います」
 てな具合で、国家試験をなめくさって「利き消毒セット」を一度も開封しなかったわたしは全問不正解というヘマをやらかしたのだ。さすがにまずかったなと反省したが、それでも試験は合格した(^^;

 子供の頃、柱時計がカチカチ鳴ってるような医者に行くと、消毒液のきつい臭いがして注射されるんじゃないかと怖かった。まさにあの臭いなのである。どれも劇薬なので最近では保健所の指導もほとんどエタノールだけになったようである。あの試験はなんだったのか。。。(おしまい)

 国家試験 [3]

 今は多少様変わりしてるかもしれないが、わたしが受験した30年以上前の理容師国家試験は、受験者同士がお互いに髪を切り、髭を剃る”合いモデル”制で、スタイルは左分けの7:3。サイドは刈上げず、ネープの横一直線にバリカンを入れてハサミで色彩をぼかす。
 各受験者はモデルとなるため試験前の1ヶ月間は散髪してはいけない。だからといって長髪ボサボサ、髭ぼうぼうといった、受験者が不利になるような状態だとマナー違反となり減点対象になる。わたしは試験のきっかり一ヶ月前に親父に散髪してもらった。今と違って髪が多く伸びるのも異常に早かったから、当日になるとかなり伸びてしまっていて、試験官に「これは長すぎるのではないか」とチェックが入ってドキドキした(^^;

 受験者はみんな当日に髭をきれいに剃ってくるので、実際カミソリが切れなくてもそう問題ではないが、髪の毛は1センチ以上の毛髪がある程度の量、床に落ちてなければ切ったとは見なされない。仕上げは櫛で7:3に梳かしつけるだけ。つむじが右にあろうが毛流が逆だろうが、全員左分けでなくてはいけない。だから終われば国家試験会場からは7:3にぴちっと分けた受験者がぞろぞろ出てくる。
 試験はふるい落すためでなく、合格者を出すために行われるのだから、そう難しいことはない。「オレが落ちるんなら受験者のほとんどが不合格になっちまうぜ」とばかりに調子こいていたのだ。
 7:3のわたしは余裕のヨッちゃんで実技試験を滞りなく終えたのだが、その後に口頭で行われる簡単な試験がくっついていたのだ。(つづく)

 国家試験 [2]

 長男曰く「まあまあできた」とのことなので、昨日の美容師実技試験は合格と見てまず大丈夫だろう。
 ということで、前回につづき話は30年以上前に遡る。

 だいたい包丁でもナイフでも、歯のついた状態で売るのが普通だろう。こんな鋼でできたヘラみたいなものを一から研いで刃をつけよというのか?替刃カミソリしか使ったことのないわたしには気の遠くなる工程である。試験の日は迫っているのというのに、そもそもうちに砥石じたいが見当たらないのではないか。

 親父に泣きつくと、おもむろに受話器を取って「お前ンところに砥石あるか?」と叔父に電話をかけてくれた。叔父に砥石を持ってきてもらい、研ぎ方を教えてもらうがそう簡単に刃がつくと思ったら大間違い。悪戦苦闘していると、今度は伯父がやってきて「おお、昔はよくこうやってカミソリ研いだなあ。ちょっと貸してみ?」とキコキコシャカシャカ研ぎ始めた。
 親戚一同が集まって、ああでもないこうでもないと言いながら、結局みんなでカミソリを研いでもらい、なんとか国家試験に使えるまでに仕上がった。このときほど親戚がみな理容師でよかったと思ったことはない(^^;

 こうして準備万端実技試験に臨んだのだが、本番でまたもやわたしは大きな失敗をしでかしたのである。(つづく)

 国家試験 [1]

 今日は長男の美容師免許の国家試験日。「そんなもん、よっぽどヘマをせんかぎり受かるやろ」と思うのだが、やはり本人は緊張気味で、なぜか午前4時に起きて風呂に入り、身を清めてから出かけたらしい(わたしは寝ていた)。
 自分が国家試験を受けたのはもう30年以上前だから、今とはずいぶん様変わりしてるだろうし、理容と美容の違いもあるのだろうが、技術の上手下手を見るのではなく、衛生面でおかしなこと〜例えば床に落とした櫛を拾ってそのまま使うとか、そういうことをしないかぎりはだいたい合格するはずである。と、偉そうなことを言ってみたが、わたしの受験のことを思い出すと、じつは長男には言えないような恥ずかしいことをやらかしているのだ(^^;

 当時の理容の実技試験では、替刃式のカミソリの使用が認められておらず、砥石で研いで刃を付ける昔ながらの日本刀(名前は怖いが長い刀ではない)カミソリを使わなくてはいけなかった。横着者のわたしは替刃式専門で、一度もカミソリを研いだことがなかったから、「まあ試験前に新しいカミソリを買えばいいだろう」とのんきに構えていた。試験日の直前になって注文しておいたカミソリが届いた。開けてびっくり!なんじゃこりゃ〜〜〜!!刃がついとらんじゃないかぁああああああ!!( ̄▽ ̄; (長くなりそうなのでつづく)

 JimmyJazz的健康法

 毎年この時期になると言ってるように、1988年11月のJimmyJazzオープン以来、わたしが病気で店を閉めたのはたった1日きりである。1989年の1月7日、昭和天皇崩御の日に高熱が出たので医者に行き、「仕事できますか?」と尋ねたら「馬鹿なこと言いなさんな」とドクターストップが出た。それであくる日の1月8日(日曜日)は店を閉め、1月9日が月曜で定休日だったので2日で風邪を治した。傍目には陛下が御隠れになった悲しみのために営業を自粛してるように見えたかもしれない。

 それから27年間、旅行で休んだことはあっても体調不良を理由に休んだことは一度もない。そうは言っても調子の悪いことが全くなかったわけじゃないから、用心しつつ健康管理をしてきたつもり。その流れで気がつけば民間療法的なものを結構編み出してきたので皆さんに効くかどうかわからないがちょっと書き出してみよう。

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 ベッキーの不倫について

ついにベッキーが活動を休止すると発表した。でもなんでここまで追い詰められないといけないのか。うーむ、と反応してみたが、べつにわたしはベッキーの元カレでもなければ親戚でも友達でもなく、会ったことさえない何の関係もないおっさんなのである。その無関係のおっさんにとって人様が不倫しようが離婚しようが、べつにいいではないか。ほっといたれよ!って話である(^^;
謝り方が悪いとかCMの違約金がとかわいのわいの大騒ぎして、どうでもいい話なのである。悪者をでっち上げて、いかに悪いかを研究してる暇があったら、少しでも自分を高めることに時間を使わないともったいない。それなのについベッキーのニュースが出たら見てしまう。乗せられるな、人生はあまりにも短いのだぞ。

 店の幸福とは

 椎名誠の「にっぽん全国百年食堂」に出てくるのは、必ずしもものすごくうまい店ばかりでない。それでも100年も潰れず続いてるということは、地元の人たちの一定の支持と信用があるからで、あまりにもひどい店が100年続くなんてことはありえない。やはりある程度の水準はクリアしているのだろう。
 繁盛してるところもあれば、それほどでもない店もあるだろう。むしろあまりにも繁盛したり、圧倒的にうまかったりした場合には、ニーズがあるとみて同業他社が進出してきたり、大きくしすぎて失敗したりで潰れてしまうことがある。

 当店なんかが細々と続いてるのもまさにそういうことで、人様から「楽して大儲けしてる」と見られるより「立ちっぱなしで重労働だな、その割に儲からないし大変そうだ」と思われてるほうが長続きするのである(^^;

 ただ、長く続いてるから素晴らしいかどうかは疑問である。太く短く、短期間のうちにバーンと儲けて潔く撤退するというやり方もあるわけで、人生と同じで長生きがいいかどうかは人それぞれ。店が成功したどうかは生み出した幸福の総量で測るしかない。それも一回きりだがお客を深く感動させて、その後の人生に大きな影響を与えることもあるだろうし、長年同じ店に通い続けて毎回ささやかな幸福を得ているお客もあるだろうから、老舗が良くてすぐ閉めた店がダメとも言えないのである。

 エプロン姿

 今NHK BSで放送中のドラマ「鴨川食堂」を楽しみに観ている。萩原健一が元刑事で京都の東本願寺近くで娘(忽那汐里)と食堂をやっていて、同時に「思い出の食、捜します」という変わった探偵業務も行っている。なんだか「太陽にほえろ」と「前略おふくろ様」と「傷だらけの天使」を混ぜたような設定だが、血なまぐさいシーンは出てこない。それにしてもショーケンはいくつになってもカッコイイ!第1話で、船の中で握り飯を口いっぱいに頬張るシーンは「傷だらけの天使」のオープニングのようでわたしはひとり快哉を呼んだ。

 主人公の忽那汐里は探偵業務の時は黒のスーツに着替えるのだが、普段食堂にいる時つけている黒のエプロンが可愛らしいので、そうだ家内の仕事着に買ってやろうとアマゾンで注文した。昨日、届いたエプロンをつけてみた家内が一言「なんか魚屋さんみたい」
 可憐で愛らしい「鴨川こいし」のイメージが魚屋さんとは!思わず吹き出してしまった。たまたま履いていた黒のエンジニアブーツがまるで長靴みたいに見えるのだ。今日はスニーカーを持参した。これで魚屋さんに見えないだろうと思ったのだろう。でも今度はなんか八百屋さんみたい( ̄▽ ̄;

 百年床屋

 わたしの父も床屋だという話は、当ブログに何回も出てくるからご存知の方も多いと思う。じゃあMasterは二代目なんですね?いや、実を言うと4代目なのである。

 今ちょうど椎名誠の「にっぽん全国 百年食堂」という本を読んでいるのだが、わたしの曽祖父が富山県から大阪に出てきて床屋を始めたのが1945年つまり昭和二十年の終戦の年であった。だから今年で創業なんと71年。あと29年頑張れば「百年床屋」となる。あと29年わたしが現役で立ち続けられるかどうかはわからない。でもわたしの息子が今年美容学校を出て、春から十三の美容室に修行に出る予定なので順調に行けば「創業100年」のパーティーに出席できるかもしれない(^^;

 ちなみに「先祖代々伝わる巻物」とか「一子相伝の秘技」なんてものは全くなくて、ただ髪を切るということで生計を立てて続いてきた家系だというだけの話。厳密に言えば息子は床屋でなく美容師になるので、正しく継承されているとは言えない。それでも創業100年へリーチがかかるって、なんだかすごくないですか?

 ジミージャズ21

 ついこないだ「25周年だ!四半世紀だ!」と言ってたと思ったら、もう28年目に突入で、この調子だと30周年もすぐ来てしまうのだろう。パソコンを始めた10周年の頃は、「早く老舗と呼ばれるようになりたい」と思っていたのに、人間が年をとるのと同じく、店も老いていくのは恐ろしいものである(^^;
「全然古くなりませんねえ」
 29年前、JimmyJazzを設計デザインするにあたって、何年経っても古くならないような店にしたいと思ったのは、お客様からそう言われるように見事成功している。だが、古さを感じさせないという意味で成功していても、古くなってないわけでなく老朽化は確実に進んでいる。それにまさか30年もそのままの内装でいくとは、29年前のわたしも思ってもみなかったのだ。

 設計の段階で、デザイナーの人に「モノトーンだけだと殺風景なので赤の差し色を入れたらどう?」と言われたが断固拒否した。当時そういう無機質な中に少しだけ鮮やかな差し色を入れる未来的なハイテクデザインの内装が流行っていた(21世紀を示唆する「◯◯◯◯21」とかいう名前も流行ったなあ)。
 差し色は作った時は綺麗だが後から容易に変更できないし、古くなるとみすぼらしいのである。ちなみに梅田の某ジャズ喫茶はグリーンを差し色に使ったかっこいい内装だったが、数年前に改装した。
 ジャズはもともと古い音楽なんだから、時代遅れになることはあるまいと思った。これも成功で古くなりようがない。

 しかし今となっては、10年に一度くらい大規模なリニューアルをして、常に新鮮さを保っていく方が良かったのではないかと思わなくもない。思い切ってジャズをかけるのをやめて、「ハードロック・バーバー」にしてみるか。あるいは店名を「クラシック・ジェームズ二世」にしてバロック音楽に特化するか。いずれにせよもう時期を逸した感は否めない。

 ジャズに日本を教えてもらった

 山本邦山&菊地雅章の『銀界』は日本的旋律に基づくモードジャズの傑作だ。モードジャズとは簡単に言うと、コード進行に沿ってメロディを展開する西洋音楽の形でなく、決められた音階(スケール)に基づいてアドリブを展開していくもので、音楽用語で旋法と呼ばれる。マイルス・デイヴィス&ギル・エヴァンスの『スケッチ・オブ・スペイン』がスパニッシュのスケールを使ったモードジャズで、見事にスペインの雰囲気を醸し出しているが、あれの日本版に当たるのが『銀界』と言ってもいいだろう。

 尺八をフューチャーした和洋折衷ジャズであるのに、まったく色物的な感じはなく、極めて芸術的で格調高い作品になっているのは、アメリカ人ベーシストであるゲイリー・ピーコックの参加に依るところも大きい。海外の客観的な目で見た日本的な良さが反映されていて、なおかつ一流ジャズマンの審美眼を通した深い理解を伴っているのである。アメリカ人がこんなに日本の良さを理解しているのに、日本人の自分がちっとも日本の良さを理解してない。わたしは『銀界』を逆輸入するような気持ちで聴いて、日本の良さを再発見した。ジャズに日本を教えてもらったのである。

 なぜ「竜安寺の石庭」なのか

 去年十二月に清水寺に行ったとき、参道の石畳を派手な4WDの外車が大きなエンジン音を立てて通り過ぎて行った。それを見たお土産物屋のおばさんが露骨に嫌な顔をして、「ああ、やっぱり京都の人はこういう品のないやかましいのが嫌いなんだな」と思った。

 さて再び「竜安寺の石庭」である。この水墨画のように美しい世界観に感激したチャーリー・マリアーノが、日本的音階を使って作曲したのがこの曲。秋吉敏子とチャーリー・マリアーノ名義の『イースト&ウエスト』(RCA)というアルバムに収められている。録音日は1963年3月30日と記されているが、この曲だけ奥方の秋吉は参加しておらず、チャーリー・マリアーノ(as),渡辺貞夫(fl,as),菊地雅章(p),原田政長(b),富樫雅彦(ds)となっている。これは渡辺貞夫&チャーリー・マリアーノ名義のアルバム『イベリアン・ワルツ』と同じ編成だなぁと思って調べてみたら、まったく同じトラックだということが判明。こちらは1967年6月28日東京録音となっているから、すでにこのとき秋吉敏子とマリアーノは離婚している。つまり、’67年録音の「竜安寺の石庭」を’63年に秋吉と録音した「春の海」をくっつけて、ウエストサイドストーリーと対比させて、強引に『イースト&ウエスト』に仕立て上げた疑いが濃厚である(^^;

 しかし残念ながら、このナベサダ&マリアーノの「竜安寺の石庭」は、お土産物屋のおばさんが聞いたら「えらいやかましおすなぁ」と顔をしかめるにちがいない。そのとき参加していた菊地雅章が3年後に尺八の山本邦山とタッグを組み、満を持して吹き込んだのが『銀界』で、「竜安寺の石庭」はそのハイライトとなっている。この美しさならお土産物屋のおばさんも「よろしおすなぁ」と言うこと間違いなし!

 龍安寺の石庭

大寒波で西日本は大荒れというから、京都に行けば雪の金閣寺が見れるかもと思ったのだが、昨晩まだ京都に雪の積もる気配なし。今朝起きて金閣寺のライブカメラを見たら、おおっ!積もってる積もってる!急いで着替えて出かける準備をしたあとライブカメラを見たら、陽に当たって屋根の上の雪が溶けてきた(^^;
一瞬躊躇したが、せっかく出かける気になっていたのだからと、今日も阪急電車に乗り込んだ。四条烏丸で降り、市バスの終点立命館大学前で降りる。金閣寺の前に、ずっと行ってみたかった龍安寺の石庭を拝観。雪が積もってたら、あの尺八ジャズの名盤『銀界』のジャケットが拝めるかもと期待。雪はチョロっとだけ残っていた。お次はきぬかけの路を歩いて金閣寺へ。ああー、鏡湖池の水は凍っているがやっぱり雪は完全に溶けてしまっていた。それでも美しい佇まいは格別であった。本日のウォーキング18657歩。

 雪降らずとも音は良し

 昨日、雪が降りそうな音がしているとカッコつけて言ってみたのに、まだ雪が降る様子がない(^^;
 しかし、雪が降りそうな音がスピーカーから出ているのは本当で、周囲の雑音は聞こえにくく、音楽の内容がはっきり際立って聞き取りやすい。こらええわい。
 ところが困ったことに、雪の降りそうな日は犬を散歩させながら聴くiPodの音まで良く聞こえてしまうのである。もし雪によって聴く人間の体になんらかの変化が起きて音が良く聞こえるのだったら、「ブラセボ(偽薬)効果」ということになるが、イヤホンと耳の間の空気が良い音の原因ならブラセボではない???オーディオとブラセボの境目は実に微妙であるなあ。

 大寒波襲来

 今年は暖冬だなと思ってたら、新聞によれば「40年ぶり大寒波襲来」とかで、今ごろになってグッと冷え込む変な気候。皆さんお風邪など召されませんようご自愛ください。
 まだ降ってないけれど今夜から大阪も雪が降ると予報が出ている。「音」を聴くかぎり、これは降りそうな気配がする。それにしても雪の日はどうしてこうオーディオの音が良くなるのか。それに雪の日は意外と寒くないので音楽鑑賞に最適である。

 ついでに産経新聞の夕刊を読んでたら、ケイコ・リーの新譜CD『Love XX』が紹介されていた。写真をパッと見て一瞬松田聖子かと思った(^^;
 それはいいのだが、その『Love XX』にビリー・ホリディとデュエットした「I’m a fool to want you」が収録されているというのだ。ナタリー・コールとナット・キング・コールの「アンフォゲッタブル」のようにテープ編集で実現させたそうだ。気になったのでAmazonでちょこっとだけ試聴してみたが、う〜ん、これってどうなんだろ???

 一日中立ち仕事のMasterが万歩計で測ってみた結果

 娘から借用中のiPod nanoには万歩計の機能があるので、犬の散歩をしながら測ってみたら、53分の散歩で4129歩と出た。小一時間で4千歩なら、一日中立ってるんだから何万歩も歩いてるはずだ。試しに朝の出勤時から仕事中ずっと、それに夜帰って犬の散歩が終わるまでずっと計測してみたら、驚愕の数字が出た!!( ̄□ ̄;;;

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 トニーはどこへ行った?

 いま「マイルス・デイヴィス・リーダー ダウンビート誌に残された全記録」という本を読んでいる。マイルスのアルバムが出た当時のレビューが載っていて、急進的な音楽性を理解できない評論家にこき下ろされているのを見ると、これまでにない新しいものを評価するのは難しいのだなとなんとも感慨深い。ちなみに『オン・ザ・コーナー』なんて星2つしかついてなくて笑ってしまった。

 ライブの名盤『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』のレビューでは、「(トニー・)ウィリアムスは収録マイクの配置の悪さに泣かされている。スローなナンバーだとほとんど聴こえないし、速い曲でもいつも聞き慣れているあの驚異の若者の強烈さがここではおとなしいままだ。」と記されていて、まあこのハーヴェイ・サイダースとかいう書き手は一体どんな音の悪いオーディオで聞いているのかしらと呆れてしまった。突然パタッとドラムを叩くのを休止したかと思うと、また絶妙なタイミングで入ってくるのがトニーの持ち味じゃないか。聞こえるところではしっかり聞こえるし、聴こえないところではそもそも叩いてないのである。それでいて「いつも聞き慣れている驚異の若者の強烈さ」とは、ちゃんちゃら可笑しいわい。

 と、気になったのでトニーのドラムに集中しつつ久々に『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』の表題曲を聞いてみた。後半、ジョージ・コールマンのテナーソロが終わる頃にトニーの音が消えると、そのままハービー・ハンコックのピアノソロに突入、しばしベースのロン・カーターとのデュオが続いて御大マイルスが登場。エンディングに突入するからそろそろトニーも盛り上げに出てくるかと思ったら、あれっ?出てこないで終わっちゃったじゃないか。これは本当にマイクトラブルか何かで音を拾えなくなったか、それともトニーが途中でトイレに行ってしまったのか?確信が持てなくなったせいで、片っ端からトニーが叩いている「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」を聴くはめになってしまった(^^;

 ウエイン・ショーターが参加している演奏では、ちゃんと最後までトニーが叩いているのを確認できた。やはりこのリンカーンセンターのときだけのアクシデントだったのかと思ったが、その5ヶ月後の東京公演『マイルス・イン・トーキョー』の「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」では、サム・リヴァースのテナーソロのあと叩くのをやめたと思ったらそのまま最後までトニー登場せず。やはりあれは音楽的な演出だったのだ。ああよかった。

 ショットのピーコートはあったかい

 なんだか全然寒くないなぁと思いながらクリスマスが過ぎ、正月が過ぎ、ようやく昨日あたりからブルッとくる冷え込みになってきた大阪なのである。特に風が冷たく、着るものに困る季節だけれど、今シーズンはショット製ピーコートを手に入れたのでもっぱらこいつが活躍している。実は昨年11月に、わたしのライダース革ジャン(これもショット製)と弟のピーコートを取り替えっこしたのである(^^;
 50歳過ぎのおっさんがライダース着てたらシブいかもと思い、30年以上前に買ったのを大事に取っておいたのだが、いざ50過ぎてみたら腹がキツくてチャックが閉まらない。弟は弟で、体格が貧相でピーコートがブカブカになってしまったので、互いのニーズが合い、思い切って物々交換と相成ったのだ。

 しかしこのピーコートが思いの外あったかいのである。冬はダウンが最強だと信じていたがピーコートも負けてない。デザインは少々無骨すぎるきらいもあるけれど、厚手のメルトンウールなので風を通さず、首にマフラーを巻いて手袋をすれば完全防寒となる。映画「フィラデルフィア・エクスペリメント」では、海軍兵士がシャンプレーのシャツの上にピーコートを羽織っていた。さすが軍モノ、船上の風もそれだけで充分防げる感じだ。
 一方、弟にあげたライダースはあんまりあったかくないのである。彼はこれ着てバイクに乗ると喜んでいたけれど、真冬にこれだけだと結構キツいのではないかと少し良心をいためている(^^;

 粘れ御児

 カズオ・イシグロの小説「わたしを離さないで」が綾瀬はるか主演のテレビドラマで始まった。最初「おかしな設定だな」と思いながら観ていると、だんだん「この子どもたちは臓器移植のために作られたクローン人間だった」ということがわかってくる。ストーリーはともかく、このタイトル「わたしを離さないで」とは、劇中で重要な役目を果たす曲名でもある。ジャズファンなら「ネバー・レット・ミー・ゴー」のことだろうとピンとくるだろうが、残念ながら劇中で流れるのはスタンダードの「ネバー・レット・ミー・ゴー」ではなく、新たに創作された「ネバー・レット・ミー・ゴー」である(^^;

 だが、原作者のカズオ・イシグロの頭の中には、やはりジェイ・リヴィングストンとレイ・エヴァンスが1955年に発表した「ネバー・レット・ミー・ゴー」がイメージとしてあったのではないか。今、キース・ジャレットの『スタンダーズ Vol.2』の同曲を聴いているが、この幻想的なメロディラインがグレースケールで描かれる子どもたちの空虚なイメージにぴったりなのだ。原作ではこれまた架空の歌手である”ジュディ・ブリッジウォーター”という、”ディー・ディー・ブリッジウォーター”の親戚みたいな名前の人に歌わせているのだから。

 4Kテレビいいなあ

久しぶりにヨドバシ梅田へ行ってテレビ売場を見てきた。4Kテレビも値段がこなれてきたなあ。2013年に買ったばかりだからまだ買い替える予定はないけれど、65インチが各社充実。ハイエンドとして85インチがあるものの、100万オーバーの値段を考えると65が実質最大サイズといった位置付けか。現用のREGZAが65インチだからサイズダウンはないだろうなあ。もう少し安くなったらREGZAを父のカラオケ店にあげてブラビアでもと、買う気もないのにいろいろ考えてしまった(^^;

 「キモい」の法則

 女子高生らがよく口にする「キモい」とは何か、どういう状態だとキモいのか、おじさんなりにちょっと考えてみたら、概ね湿気を帯びていて、風通しが悪い状態をキモいと感じるのではないかという結論に至った。
 腋の下でも足の指の間でも三段腹の肉の間でもいいが、毎日風呂に入って清潔に保っていればキモくないはずである。要するにある意味人間的に未熟で、自己管理がきちんとできてない状態を発見すると、彼女らのキモいスイッチが入ってしまうのだろう。
 しかし、髪の毛が多い人の場合はただシャンプーするだけでなく、プロの手を借りる必要がある。髪が密集して生えているところを適度に間引いて風通しを良くしてやるのだ。黒々とした髪の毛が海苔みたいにぴったり頭に張り付いてるより、ふわりと風が通るような軽いヘアスタイルの方がキモくないだろう。
 以上は薄毛で風ばかりが通るキモいおじさんのヒガミでもある(^^;

 ジャズ代無料

 もうキャンペーンは終了してしまったけれど、インフラノイズの新製品フィルタライザー&タップリベラメンテを使うと、もともと良い録音のソフトがターボをかけたようにものすんごく良くなるなあ。まだ発送をお待ちの皆様、もう少しでお手元に届きますので妄想を膨らませつつお待ちください。

 ところで、ジャズ喫茶の主な業務は「ジャズを聴かせること」で、コーヒーや軽食などはおまけみたいなものである。コーヒー代を500円だとすると、音楽代が300円くらいで残りの200円が喫茶代だろうか。
 JimmyJazzでは、ジャズを一応付加価値として売っているけれど、他店と比べて料金を高くしていない。音楽代もコーヒー代もタダで、丸々4000円全てがカット代である。
 最初は「大した音でもないのにジャズを聴かせるなんて畏れ多い」と思っていたのだが、徐々に音量が大きくなり、スピーカーと店主の態度も大きくなってきた。今ではほぼ無理やり聴かせていて半強制状態となっている(^^;
 ちなみに弟の店ではオールディーズがかかっているが、いつ行っても蚊の鳴くような小音量で、もうちょっと景気良く鳴らせばいいのにと思うのだが、簡単に見えてもなかなか音楽を聴かせるというのは難しいものなのだ。

 世界に一つのJimmyJazz箸

 いつの頃からか、少なくともこの20年以上は自分の箸というものを持った憶えがない。割り箸か100均の箸か、そこらへんにあるものをいつも使ってきた。この正月に山代温泉の”ゆのくにの森”で輪島塗の体験があったので、マイ箸を作成することにした。鉄筆で箸の表面に傷をつけ、そこに職人さんが金粉を沈めてくれるこれは”沈金”という技法である。せっかくなので「ジャズ柄」にしてやろうと調子に乗って彫ってみたが、仕上がりはご愛嬌といったところか(^^;
 漆でかぶれるといけないから1週間は開けないようにと言われてたので、ようやく本日出して使ってみた。これで体験料1080円、家族もそれぞれ自分の箸を作ったので、旅の思い出とともに大事にしたい。

 ブログの遺言

 年末にナタリー・コールが亡くなったかと思ったら、正月早々ポール・ブレイが亡くなり、デヴィッド・ボウイが故郷の惑星に帰り、桂春団治も亡くなった。まあ、最近よく人が死ぬわ。いや、最近でなくてもずっと人は死んでいたわけで、そういった訃報にわたしが反応しやすくなったということだ。わたしの知人の年齢層も高くなってきたので、年末年始にかけてしばらく音沙汰ない人は「大丈夫だろうか?」とひそかに余計な心配をているが、「生きてますか?」と訊くのも勇気がいるのでそのままにしている(^^;

 人はいつか必ず死ぬと知っていても、まだ先だろうとつい思ってしまうもので、他人事でなく自分が「お先に失礼」なーんてことがあってもおかしくない。そんな思いもあって、このブログを毎日つけている。ある意味遺言代わりと言ってもいい。子供たちに言ってなかった話を、わたしの死後に読んで「父はこういう人であったのか」と思ってくれたら幸せである。しかし、よくよく考えてみたら、親は子供に関心があるけれど、子供は親になんか関心がないもの。わたしも父の日記が書棚から出てきたってきっと読む気はしないもんな。そんなもんであるよ。(´Д` )

 タイミングが合うとクリアーに聞こえる

 またまた映画「セッション」についてもう少しだけ。映画なので演奏の出来不出来が一瞬で観てる者に伝わらなくてはいけない。主人公の叩くドラムと他のメンバーのドラムはどう違うのか。鬼教官は「もっと速く!」というセリフでスピードを強調していたが、これは映画の内容をわかりやすくするために「速いか遅いか」を象徴的に使ったと見るべきだろう。
 わたしが感心したのは、ドラムの演奏がイケてるかそうでないかを、音色によって描き分けた点だ。音楽は、ぴったり合うとクリアーに聞こえるが、合ってないと濁ってよく聞こえない。リズムに関してもそうである。主人公のアイドルがバディ・リッチという設定も、ビッグバンドドラマーであることはもちろん、あの爽快に抜けるスネアドラムの音色が映画に効果的だからかもしれない。

 モコモコと籠もったような音を出すドラマー、例えばエルヴィン・ジョーンズなど、シンバルはジルジャン製でキラキラ輝く音なのに、スネア、タム、キックは籠もって聞こえる。それでオーディオ初心者の頃はエルヴィンのドラムが苦手だった。それが再生能力が上がってくるにつれ、だんだんエルヴィンが好きになってきたのである。オーディオだって音楽のタイミングが合ってくると俄然クリアーに鳴り出すのだ。

 映画「セッション」について

 昨日観た映画「セッション」についてもう少し。予告編を見ると、「鬼教官にシゴかれながらも最後には名演奏の大団円で終わるんだろうな」と思うだろう。おっと、以下ネタバレ注意(^^;

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 猛烈に悔しがれ‼︎

年末年始、家族に占領されてたテレビが空いたので、前から観たかったジャズ映画「セッション」を観た。音楽学院の鬼指揮者と生徒ドラマーの物語で、「悔しさをどうプラスに転じていくのか」がこの映画の主なテーマである。

卑近な例で恐縮だけれど「そういえばあの人来なくなったなー」と思ったら、キレイな頭をしたその常連客と駅でバッタリなんてことが時たまある。正直そんなときは猛烈に悔しい!いい歳してなんだと思われるかもしれないが、歳くってるからこそ悔しいのである。
「人それぞれ事情があるのだから」とか「他所に行っても地獄に堕ちるわけじゃなし」などとぬるいこと言って自分を慰めてるようならもう一線を退いて引退すべきである。負けて少しも悔しくない人にもはや成長の余地はないからだ。
ただ、その怒りの矛先を他店に行ったお客様に向けるのはただの逆恨みなのでいけない。あくまでも自分の不甲斐なさに恥じ入り、なにくそと奮い立たなければいけないのだ。

あのマイルス・デイヴィスだって、自分より売れてるアーティストがいると猛烈に嫉妬したけれど、ただ悪口を言ってこき下ろすのではなく、フランク・シナトラや、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、プリンス、マイケル・ジャクソンらを研究・観察して、その要素を自分の中に取り込んでいった。

悔しくないよなんてうそぶいてカッコつけてる奴はダメだ。プロなら勝負に負けたら猛烈に悔しがれ‼︎真っ赤になって悔しがれ‼︎そしていつか必ず目にモノ見せてやれ‼︎
これを2016年の抱負としたいと思います。

 濃厚な音の匂い

 昔はトマトやゴボウやニンジン等の野菜には濃厚なえぐみというか匂いがあった。そのため野菜嫌いの子供もたくさんいた。それがいつの間にかどの野菜も薄味である意味食べやすいものに変わってしまった。そうなると昔のあの咽せるように濃厚な野菜を食べてみたいと思うのがワガママな現代人である。
 音楽も同じく、現代では濃厚な音がすっかりなくなってしまった。昨日の『昭和ジャズ大全~幻の名盤・秘蔵盤~』みたいに、甘く芳醇な香りが漂ってくるレコードが、どうして作られなくなってしまったのだろう。
 新しいものの良さがわからなくなってきたら、自分もいよいよ年寄りに近づいてきたみたいで嫌になってしまうけれども、やっぱり音楽は昔のやつがいいなぁ。あの優しい音色、グルービーなリズム、極彩色のハーモニー。スタジオミュージシャンも名人みたいな人がたくさんいた。ただのノルタルジーだけではないと思うのだが。

 78回転のデジタルオーディオ

「この今かかってるのは78回転ですかな?」

 ははぁ、レコードと間違われることはちょくちょくあったが、78回転ときましたか。年末に『昭和ジャズ大全~幻の名盤・秘蔵盤~』というコンピレーション盤をかけていたら、年配のお客様から訊ねられた。もちろんCDをハードディスクにリッピングしたものであるから、78回転というより15000回転である(^^;

 でも、この方の仰る「78回転」というニュアンスが、この『昭和ジャズ大全 』を聴いてると、よ〜くわかるのだ。収録曲の中に実際に78回転のレコードで発表されたものはないと思う、そこまで古くないと思うけれど、電蓄のターンテープルに78rpmの文字が表記されていた頃の、古き良き昭和の時代の空気が漂ってくるようだ。昔はこんな宝石のように良い録音のレコードがいっぱいあったのに、最近とんとお目にかからなくなってしまった。
 やってることはベニー・グッドマンやジョージ・シアリングのコピーなのだが、それらのオリジナル演奏をかけてみても「78回転」の音はしないから、あれは間違いなく「昭和の空気」がパッケージされているのだと思う。

※終了間近!お得なリベラメンテWINTERセールは2016年1月10日まで!

 人生はワンツーパンチ

 「もひとつ壊れた」というか、「もう寿命か?」と思わせる怪しげな動作をするのがiPod shuffle。聴いていてスキップボタンを押すと赤ランプが点滅して止まってしまう。おそらくバッテリーがダメになったんだろう。8年以上ほぼ毎日使用しているから、よくもったほうである。
 2007年11月7日のエントリー ”iPod shuffleを買った”に、iPod shuffleのファーストインプレッションが残っている。早いものであれから8年も経ったのだ。8年もったiPod shuffleもエラいが、8年前に買ったときのことが記録されてるこのブログも大したもんだろう(^^;

 さて、そろそろ買い替えどきかとオークションでiPodの出物がないか物色していたら、家に娘の使ってないiPod nano(第6世代)があったのを思い出した。長女の誕生日プレゼントにあげたものだが、現在彼女にはiPhoneを持たせているから、もうnanoを使うこともあるまい。機能的にも音質的にもiPod shuffleがシンプルで好きだけれど、余ってるならnanoを使わない手はない。shuffleの容量1GBに対してnanoは8GB。それに万歩計もついてる。昨晩試しに犬の散歩に持ち出したら、53分で4129歩歩いていた。仕事中は立ちっぱなしなので毎日1万歩くらい歩いてるんとちゃう??

 彼女のウインク

 年末に酷使した備品が、年明けに来てみたら壊れてたというのはよくあるパターン。冷蔵庫だったりボイラーのモーターだったり、これまでもいろいろなものが年初に壊れてるのを見てきたが、今年はなんとマッキントッシュのブルーアイズの片方のランプが切れていた(^^;
 クリスタルガラスの内側から照らすグリーンとブルーのイルミネーションはマッキントッシュアンプのトレードマークなのだが、グリーン文字の方は使ってるうちに光量が落ちてくる。プリアンプを一度修理に出したときにこの電球も全て交換してピカピカになって帰ってきたけれど、半年もすると光が暗くなってしまった。今回切れたのはパワーアンプの出力メーター右側の電球である。交換だけなら簡単にできそうだが、素人の手には負えない。この重いアンプをまた修理に送るとなると腰が引けてしまうなぁ。とりあえず音は絶好調なので不格好だがしばらく様子見としよう。

 一月はスタンプ倍押しキャンペーン!

 クリスマスプレゼントとともに、こちらも毎年恒例となっているメンバーズカードのスタンプ倍押しキャンペーンを開催中。
 このスタンプ倍押しは、昔お初天神の近くにあった輸入レコード店「リバーサイド」がやっていて、倍押ししてもらうとやけに嬉しかったのを思い出して始めたものである(^^;

 去年、古いカードケースを整理してたら懐かしい「リバーサイド」のメンバーズカードが出てきた。「63.年度3−」のハンコが押してあるが、「1963年3月」ではなく「昭和63年3月」、つまりJimmyJazzがオープンした1988年発行のもの。当時はCDなどなくアナログばかりで、オートバイに乗りLPを入れたショルダーバッグを風でパタパタさせながら買って帰ったものだった。「リバーサイド」はもうないが、倍押しの精神だけは当店で脈々と受け継がれている。

 ヒリヒリソープ

 この正月は、家内の実家に一泊したこともあって、いつもスーパー銭湯に行くとき持参するシャンプーや石鹸、歯ブラシ、カミソリなどを入れたポーチを次の日の旅行にも持って行った。温泉に備え付けのボディシャンプーというやつが苦手で、シャンプーは我慢できても身体と顔は固形石鹸でないと洗った気がしないのだ。

 泊まった旅館の風呂場には、シャンプー、リンス、ボディシャンプーがそれぞれ二種類と、洗顔、ピーリングジェルなどアメニティが豊富に置いてあったが、わたしは持参の石鹸で洗ってさっぱり。ご丁寧にシェービングソープもあったので、髭を剃るのにこれを顔に塗ってみると、まだカミソリを当ててもいないのに「罰ゲームか?!」と思うほど顔がヒリヒリする。こらあかん(^^;
 慌てて洗い流したがそれでもヒリヒリが残るほど強烈だった。

 プロの立場から言わせてもらうと、髭剃りのときに顔に塗る泡は、洗浄力が高いほうが髭が軟らかくなって剃りやすい反面、洗浄力が強いほど刺激も強くヒリヒリする。泡立てるのに液体ソープを使うとヒリヒリしやすい。実は以前当店でも液体ソープを使っていたが、刺激が強いと指摘があったため、JimmyJazzでは昔ながらの花王粉石鹸を復活させて今現在も使用している。
 温泉に備え付けのシェービングソープは、ボトルの中に液体ソープが入っていて、蓋をプッシュすると泡になって出てくるタイプだったが、あんなにヒリヒリするソープで平気な人っているのかしら???

 正月休み最終日

山代温泉二日目は近くの施設ゆのくにの森へ行って、家族みんなで輪島箸の絵付け体験。箸に彫刻刀で傷をつけるようにして模様を彫ると、職人さんがその場で模様に金粉を沈めてくれる。なかなかの出来栄えにみんなで盛り上がる。ちなみにMasterの作品はどれかよーく見ればわかるはず(^^;
おみやげを買って帰路につき、いま帰宅した。お正月はこれにておしまい。明日からまたよろしくお願いします。

 山代温泉に来ています

家内の実家に一泊したあと、そのまま山代温泉へ出発。着いてみれば北陸なのに雪も無く暖かい気候。高級旅館瑠璃光 のWIFI電波を拾って、隣の旅館から更新している(^^;
ひとっ風呂浴びて、温泉たまごを食べ、さらに食事したあと、卓球して部屋でマターリ。

 元日〜二日の過ごし方

元旦の朝は尼崎のコストコへ食料の買い出しに出かけた。相当混んでると覚悟して午前9時の開店前に到着してみたら、アレ、誰もいない?元日の営業時間はネットで確認しておいたので開いてないことはありえない。実際に空いていたのだ。巨大なカートを押して広い店内を進んでると、つい気が大きくなって値段の感覚が麻痺しそうになる(^^;
お寿司やらピザやらの食料を確保、お昼に戻って親戚一同でひとしきり飲み食いしたあと、娘たちと電車で尼崎Q'sモールへ。わたしもユニクロでセーターを購入。なんだかんだで毎年ユニクロで何か買ってしまうのが口惜しい(笑)
今日はゆっくり犬の散歩を楽しんだあと、夕方から家内の実家へ行くので、しばらくネットに繋がらなくなる。もしWIFI環境が確保できたら更新します。

 新年おめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
JimmyJazzは5日(火)より営業します。
2016年もよろしくお願い申し上げます。

 2015年総括

 今年読んだ本 200冊(2014年は180冊、2013年は157冊)

 今年観た映画 93本(2014年は112本)

 今年聴いたCD 120枚(2014年は156枚)

 ソフト的には読書を頑張ったぶんその他は微減といった傾向(^^;

 今年のオーディオ的な出来事としては、四月にミニ冷蔵庫が壊れたので撤去してみたところ、音がすごく良くなって驚いたこと。同時にミニ冷蔵庫のドリンクサービスの終了を決意した。この事件で、ハードディスクに溜め込んでいる音楽をすべて聴き直すはめになり、そろそろ終わりかなぁと思いはじめた11月にタップリベラメンテとフィルタライザーが来て、これまたえらい音の変わりよう。
 その直後にMacのOSXをアップデートしたら、USB-201が動作しなくなるという不具合があり、急遽USB-101をピンチヒッターに起用したが、その後OSXの修正が出てめでたくUSB-201が復活した。

 お盆には全録ハードディスクレコーダーの東芝REGZAサーバー D-M430を買った。まあこんなもんかとさしたる感動もなく使い続けているが、「今突然これが壊れたらものすごく困るだろうな」というくらい生活に溶け込んでいる。慣れとは恐ろしいもので全録なしのテレビなんてありえない。

 本業の方は、この12月は客足が少なくて、どうなることかとハラハラしたが、おかげさまで最後の最後に盛り返して、なんとか昨年の12月の来客数を少〜しだけ上回った。これでやっとどうにか年が越せそうだ。
 今年も一年間どうもありがとうございました。皆様良いお年をお迎えください。

 正月らしくない

「年々正月らしくなるなる」と、毎年言ってるような気もするが、「お正月を写そ♪」というフジカラーのジングルも、デジカメやスマホの普及でまったく聞かれなくなってしまった。
 「正月らしくない」のは、元旦からどこでも店が開いてることに尽きる。コンビニは24時間年中無休で、買い忘れたお年玉袋や年賀状まで売ってるし、たいていの食品は手に入るから、年末に買いそびれても一向に困ることはない。
 二日からは百貨店やスーパーも営業を始めるから、実質一日だけ食料を確保しておけば、普段と何ら変りない生活ができる。これで正月らしくしろというのも無理な話である(^^;

 ここは思い切って、「正月三が日は仕事をしてはいけません条例」を制定してはどうか。おせち料理も元々は主婦が三が日炊事をしなくていいように日持ちのする塩漬けの食材で考え出されたんでしょう。奥さん連中も三日間休めると思ったら、そら年末必死で働きますわ。三が日食料が手に入らない。歯ブラシや石鹸も切らしたら大変だ!となれば、年末の経済活動も活発になって、商売人の餅代にもなるというもの。昔は、「散髪しない子にはお年玉をあげません!」と言われ、漫画を読みながら何時間も待っている子供が年末の床屋には溢れていたものだった。
 ただ三が日働いてはいけないといっても、神社仏閣は初詣があるから坊さんや神主さんは働いてもよい。参拝に行くための交通手段も必要なので鉄道やガソリンスタンドは開けておく必要がある。参道のおみやげ屋さんも稼ぎどきなのでよしとする。
 そして正月からスリや泥棒などの悪事を働く不届者が出るといけないので警察は休めないし、火事や事故対応のために消防署も休めない。
 日本人は三が日は働かないという情報をキャッチしたテロ国家が、三日間で日本全土を制圧なんてことにもなりかねないから、自衛隊にも頑張ってもらわないといけない。そう考えると、なかなかこの法案が可決するのは難しいなあ。

 そうだ、いっそのこと消費増税だの軽減税率だのというややこしいことは一切やめて、「正月税」を制定し、三が日は税率70%にして、1〜3日に買い物すると7割税金を払ってもらいますということにしてはどうか。昔で言う「正月料金」というやつだ。

 終わりよければすべてよし

3月31日に散髪する予定の人が、雨が降ってなんとなく4月1日にずれるなんてことはあるかもしれない。でも年内に散髪するのと年明けに散髪するのとでは、気分的に大きな違いがある。なんだかんだいっても、12月という月は一年のうちでいちばん忙しく、何人のお客様に来てもらえるか、通信簿をもらうような気持ちになる。昨年度より一人でも多ければギリギリ合格、一人でも少ないと暗澹たる気持ちで新年を迎えることになる。もちろん多ければ多いほうがいいに決まってる。だから毎年この時期は最後の最後まで気が抜けないのである。この一年の間、お客様に喜んで頂けたか、満足して頂けたかは年末の来客数が如実に物語ってる。毎年年末に来るはずの人がなかなか来ないと、いつもやきもきしながら待っている。終わりよければすべてよしなのだ。

 今年最高の仕上がり

 職人たるもの、いつでも最高の技術を安定して提供するのが当然の義務である。しかし当店では年末こそ「今年最高の美しい仕上がり」を提供したいと思ってしまうし、結果的にそうなることが多いから、あえて忙しい年末に突撃してみるというのも悪くない選択である(^^;
 ただ、テンションが上がっている、というより仕事に必死になっているため、顔が引きつっている場合が多い。怖い顔をしているが決して怒っているのではなくて、ただ緊張しているだけなのだ。

 今日は月曜とあって、誰も来ないんじゃないかと心配したけれども、事前に告知していたのが効いたのか、ぼちぼちですわ〜という感じで、空き時間に溜まっていたタオルの洗濯や両替、掃除などの雑用をこなしで一息ついた。明日あさってともう一踏ん張りして、大晦日はまた掃除しながらぼちぼち仕事して終わりという予想。「今年最高の仕上がり」で新年を迎えるなら、意外と空いてる大晦日が狙い目だ。

 なんとか乗り切った

繁忙期にサロンに行くのと、ヒマなときを狙って行くのとでは、どっちが得をするのだろう。忙しいときに行くと、なんだか手抜きでパッパと済まされそうな気もするが、逆に忙しいときのほうがスタッフも気合が入っていて、意外といい仕事をすることがある。

さて、ありがたいことに本日も予想どおり大忙しで、関ヶ原2デイズをなんとか無事に乗り切った。11時半の予約時間に朝寝坊して間に合わなかったお客様がいらしたが、すかさず昼食時間を繰り上げて事無きを得た。今日も座ったのはこの昼食時の1分間だけである。
たかだか2日忙しい程度では売り上げも大した事ないのだが、もうアドレナリンが出まくりで、このドタバタを乗り越えた達成感があってこそ正月がうれしいのだ。

 今日と明日が関ヶ原

何十年もこの仕事をやってても、年末の客入りが読めない。1974年以前は大晦日がいちばん忙しい天下分けめの関ヶ原だったが、商売人より会社員の割合が高くなるにつれ、大晦日の客足が減っていった。
今年はぜんぜん年末らしくないなー今日あたり来るかなと思っていたら、ドカーン!と来た。朝から終業まで切れることなく、当然立ちっぱなしで座ったのは昼食時の2分間のみ。明日も午前中は予約がいっぱいで、今日と明日が関ヶ原、今年いちばんの混雑となる見込み。暇でも困るが、忙しくなると戦の前の雑兵のように緊張する。次々にやって来るお客様を、気持ち良く笑顔で帰せたら勝ちの戦い。負けは絶対に許されない。
家内もシャンプーのし過ぎで腰が辛そう。すまんが明日もう1日だけ頑張ってくれ。

 ハッピーホリデー!

 クリスマスデイの今朝、目が覚めると枕元にこんなものが!(^^;

 開けてみると中身はお菓子だったけれど、家内に確認すると、長女が家族全員の枕元に置いてたらしい。嬉しい!驚いた!というよりも、わたしが寝てる間に寝室に侵入して枕元に置かれて全く気づかなかったことにショックを受けた。なんたる不覚!一家を守るお父さんが、侵入者に気づかず阿呆面晒してグースカ寝てるなんて!!
 長女にしてみれば、そら寝てる間に枕元に置きたかったから、起こさないようにそっと侵入するのは当然のこと。そうか、あいつもこんな小癪なことをするようになったかと、嬉しいような悔しいような、複雑な気分のクリスマスである。

 1974年の大晦日

 「おい、ユキオ、幕を引けぃ!」
 夜8時になると、サインポールの灯りを消し、店の窓に吊るされた厚手のカーテンを閉めるのが「営業時間終了」の合図だった。1974年当時、実家の理髪店には今のように予約などという制度はなく、8時までに入店しさえすれば、何人待っていようとも散髪を受け付ける、というのが我が家のルールだったのだ。
 しかし、大晦日の晩だけは例外で、8時を過ぎても幕は引かれず、サインポールはまだガンガン回っていた。店は朝からずっと満員で、一日中客足が途切れることはない。なぜかリスザルを連れて散髪に来るお客さんもいた。

 普段なら終了のはずが、31日は8時を過ぎてからでも当然のような顔をして、お客さんがどんどん入ってきた。この町の商売人が店じまいをしてからやっとこさ散髪に来る。かしわ(鶏肉)屋さんや魚屋さん、眼鏡屋さん、うどん屋さんが、紅白歌合戦が流れるなか次々に入って来た。散髪しないと正月は来ないと言われていたものだ。おせちの用意で、店の裏からは祖母が黒豆やごぼうを炊く匂いやら、ナマコを酢に浸した匂いがしてきて、子供のわたしには苦手な料理ばかりで顔をしかめていた。

 紅組の優勝が決まり、ようやく客足も途切れてくると、今度は店の大掃除に駆り出された。あの頃店の床は風呂場のようなタイル貼りで、洗剤をつけた棒刷りでゴシゴシやったあとバケツで水をバッシャーン!と流すという荒っぽい大掃除が行われた。店内の白黒テレビでは「ゆく年くる年」が流れていて、おかしなことに民放のどのチャンネルを回しても、同じ「ゆく年くる年」で除夜の鐘を突く様子が映し出されていた。黄色い長靴を履いてチャンネルをガチャガチャ回してたっけ。
 大掃除が終わり、新年のポスターを店の引き戸に貼り出して本年度の営業はおしまい。まだ我が家に風呂はなかったから、それから隣の銭湯へ行くのである。とっくに年は明けているというのに、お風呂屋さんも大変だったろうな。
 あの年末の喧騒を覚えているから、年の瀬が押し迫ると今も気持ちばかりが先走るのだ。

 わたしの遊び場

 歳をとると一年が早くなると云うけれど、今年一年も早かったなあ。あっという間である。きっと若い頃は経験のないことが多いから時間が過ぎるのが早く、何度も経験済みのことばかりで日常を過ごしていると、脳が記憶をスキップするから飛ぶように時間が過ぎていくのだと思う。
 こんなんじゃ時間がもったいない!歳をとるほど日々新しいことに挑戦していかなくては!年末からぼちぼち行きだした京都の神社仏閣巡りもそう思って始めたのだ。
 中学生の頃は梅田の阪神百貨店のオーディオ売り場、高校生の頃はアメリカ村界隈、修行時代は新世界と、その時その時代によって遊び場を変えてきた。ここ十年ほどでも、日本橋でんでんタウン、靭公園、尼崎方面と、いろんなところをほっつき歩いてきた。さて来年はどこへ行こうか。

 自分へのクリスマスプレゼント

 自分へのクリスマスプレゼントはNEW YORK HATのフェドラハットWPL5923 100%WOOL Made in U.S.A.。何?同じの持ってるやん?同じとちゃいまんねん。色違いのブラウンですねん(^^;
 これでグレー、ブラック、ブラウンと三色揃った。まだ他にアーモンドとかあるけれど(笑)こういった「どうしても必要」でないけれど、あったら嬉しいものがクリスマスプレゼントにはふさわしい。

 ついでにマイルス・デイヴィスの『シエスタ』も持ってなかったので購入。これも中山康樹さんが生前ボロクソに書いてたCDなので、生きてるうちは怖くて買えなかったのだ。
 まあ今年も一日も休まずにブログを更新したし、本も198冊読んだし、仕事も頑張ったのでこのくらい買ってもバチは当たらんだろう。皆さんのところにもサンタが来ますように!メリークリスマス!

 今年最後の休日

今年最後の休日は、義父のお墓のそうじに行く予定だったのが雨天のため中止。自宅の蛍光灯を交換したりプチ大そうじをした。夜は鍋物がいいなとリクエストしたら、電気グリルコンロが壊れてるのを思い出して、急遽自転車でホームセンターへ買い出しに。カセットコンロと土鍋を手に防寒着のニット帽を見てたら、すぐ近所にある職場帰りの常連客のUさんにバッタリ。普段着のわたしが珍しいようだった。やはり紫のズボンを穿いてたからだろうか(^^;

 Master Runs the Voodoo Down

 12月は師走なのでMasterも温泉に走って行けないほど忙しい。仕事じたいが忙しいというよりも、クリスマスプレゼントはどうするのかとか、イクラは今年は注文するのかとか、お年玉のポチ袋はあったっけ?とか、来年は申年なので最初にかけるのはやっぱりチャールズ・ミンガスの『直立猿人』にしようとか、そういうどうでもいいような雑多なことをいっぱい考えるから忙しい気がするのである(^^;

 思えば独身の頃などは、「クリスマスイブに彼女がいなくて寂しい」とか、せいぜい正月に着る下着の心配でもしてればよかっただけで、ずいぶんと余裕のある年末だったのが、所帯が大きくなるにつれ、忙しい忙しいと気持ちばかりが忙わしない。これも考えてみればありがたいことで、大勢の家族や親しい人たちがいるからこそ味わえる忙しさなのだ。感謝を込めて31日までお仕事頑張りまっす!

 無線LANルーターが壊れた!

 皆さん上手にタップリベラメンテ&フィルタライザーを使いこなしてらっしゃるようで羨ましい。当店は設置環境が特殊なせいで、邪魔にならないよう収まり良く設置したら音が悪くなるというジレンマに陥ってる(^^;
 そこで昨日、パソコン周りの電源の取り回しを大幅に変更しようと決意したのだが、モデムと無線LANルーターを差している家庭用タップを壁コンセントから抜いて、別のコンセントに差し替えたらインターネットに接続しなくなった。無線LANルーターのLEDが全部高速点滅している。も一度電源を入れ直しても点滅、リセットボタンを押しても高速点滅。どうやら壊れてしまったようだ( ̄▽ ̄;

 無線LANがなければiPadもプリンターも使えない。しょうがないからAmazonでNECのまったく同じモデルを購入。現在届くのを待っている最中だ。噂によると無線LANルーターはNECがいちばん安定しているらしい。たしかに自宅のオマケでもらったFONルーターは電子レンジやドライヤーをつけただけで通信が切れる。壊れたNECはお客様からもらったものだったが、FONルーターよりずっと安定してたもんな。
 早く落ち着いて音楽が聴けるようになってくれい (`・ω・´)

 薄毛と原発

 静電気が起きないよう衣類の組み合わせを工夫したら髪がフサフサになるのではないかと、今年はフリースなどのポリエステル衣料をなるべく来ないようにして過ごしたが、抜け毛は減ったものの大して髪は増えず、夜よく眠れるようになったくらいである。不眠が改善しただけでも大したものだが、もっと髪がボーボーに生えてくる方法はないものか(^^;
 「薄毛の人が増えたのは福島の原発事故のせいではないか」という噂もたまに聞くけれど、わたしが薄毛の人が増えたなと感じ始めたのは2009年からなので、原発とは関係ないと思う。

 この頃は炭水化物を抜くダイエットが流行っていて、「炭水化物が人類を滅ぼす(夏井睦著)」という本の中には「炭水化物を抜いたら髪が生えてきた」と喜びの声が紹介されていた。当店のお客様の中でも炭水化物抜きダイエットは流行っていて、コメを食べずにダイエットに成功した方が何人かいらっしゃる。しかし、こと髪の量に限って見てみると「おっ?増えましたね!」という方はゼロ。炭水化物抜きにしろ他の方法にしろ、急激にダイエットすると髪が弱るような気がする。
 わたしなど、秋口からまたブクブク肥えてきたので、昼ごはんはおにぎり二個だけという、炭水化物オンリーダイエット(?)にしているほどだ(夜はちゃんと食べてます)。これで髪が増えるかどうかは不明だが。

 ズレてた調子が戻った!

 何十年もやってるオーディオマニアなら、音がおかしいと感じたときに、新しく導入した製品の音がおかしいのかそれともシステムのどこかが異常を起こしていて変な音がしているのかくらい分かるようになってないといけない。今回のケースはおそらく後者である。好き嫌い以前に音が正常でないのだから、おかしなところを発見すればいいのだ。
 ちょっと前までは良い音で鳴っていたのだから、何かをしたことで音が調子を崩したはずである。何もしてないと思いたいけれど、絶対に何かしてると音がそう告げている(^^;

 店内のPOPが剥がれかけたところをしっかり貼り直したり、植木鉢の位置を戻したり、そんなアホなと思うようなことでも意外と影響が大きかったりする。経験上こういうときには掃除するのが実はいちばん効き目があるのだ。床を拭き掃除していると、んっ?スピーカーケーブルがとぐろを巻いてレコードの上に押し込んであるぞ!家内がケーブルを踏むので危険だと思い、わたしが自分で押し込んだのだ。ほらやっぱり何かしてるじゃないの!音不調の原因はこれに違いない。とぐろを解いて床に這わせると調子が戻ってきた!ご近所で当店と同じJBL4343をお使いのI様が散髪にいらして、「音が図太いですね!」と感心したご様子。何とかギリギリで間にあった( ̄▽ ̄;

 ちょっとズレた!

 MacのOSXアップデートで再びUSB-201が使えるようになった。これで一段と素晴らしい音で楽しめる、はずだったのだが、101から繋ぎ替えてからどうも調子が出ない。何か音のピントがほんの少しズレたみたいである。ゴキゲンで鳴ってたエルモ・ホープのピアノトリオも何だかバテ気味の様子。
 最高の音が出たときのことはいつまでも覚えてるもので、常時その音が出ないことには満足できない。一度出たんだからまた出るはずだが、何かの拍子で出てた音が出なくなってしまう。それも実にしょうもないことが原因だったりするのだ。こういうときはジタバタしないでしばらく鳴らしてるうちに、ふと調子が戻ったりするものだ。でもやっぱり101に戻してみようかなあ、どうしようかなあ(^^;

 こう見えても忙しい

更新が遅くなった。昼間、JimmyJazzで読書してたら、よっぽどヒマそうに見えたのか、心配そうな顔でわたしの母が入ってきて、店が繁盛するかどうかは心がけ次第であると長〜い説教が始まった。皆さんも知っての通り、今年中に200冊の本を読むという目標を達成するべく、197冊目の読書の最中であり、こう見えても忙しいのである。それに電源タップがいっぱい売れてて…、といっても母には理解不能だろうが、パソコンでしないといけない仕事もたくさんある。店内にお客様がいないからといってヒマで退屈しているというわけではないのだ。更新しようと思っていた時間にありがたい説教を聞いていたおかげで更新が遅れて今になったというわけ。これも我が子を想う親心、なんだろうけど(^^;

 今日も京都へ

家内と長女が風邪をひいたといって朝から布団に入っている。昼になっても出てきそうにないので、またひとりで京都へ行こうと思い立った。大阪からだとスーパー銭湯に行く位の電車賃で行けるからありがたい。今日はまず平安神宮へ行き、せっかくなので平安神宮神苑を拝観。季節もあるのだろうが、ちょっと殺風景で期待ハズレ。きっと紅葉や雪の季節にはいいのだろうな。
そのあと、哲学の道へ行ってみようと歩き出すも道に迷ってしまい、地元の人に訊ねながらなんとかたどり着く。スマホもガイドブックも持たずに来たので無駄に体力を消耗した。帰りは市バスに乗って河原町へ。「京都で軽く蕎麦でも」と思ってたのに結局何も食べず帰宅した(^^;

 USB-201復活

 MacのOSアップデートを実行したらUSB-201が動かなくなって、しょうがないのでしばらく旧モデルのUSB-101を使っていたが、ようやく昨日OSXの最新アップデートがあったので、早速インストールしてみた。インストールは夜間に行い、今朝101から201に繋ぎかえて設定すると音が出た!やった!
 USBのサウンド設定を見ると、201は出力の機能しかないのに、USB入力のところで不具合があるらしく、こら他所でも動かなくなったデバイスが相当数あるとみた。近々修正のためのアップデートがあるだろうと思っていたが、これでようやく201が使えるようになった。ああよかった(^^;

 『ホーム・フォー・クリスマス』はイイネ

 普段ならジャズかボサノヴァくらいしか買わないけれど、クリスマスアルバムとなるとつい基準がユルくなってポップスやソウルのCDをちょこちょこ購入してしまう。今年仕入れたもので意外と良かったのが、あの(!)ホール&オーツの『ホーム・フォー・クリスマス』というCD。
 正直なところ「’80年代で終わったグループ」というイメージが強かったのだが、やはり大物であるから、サイドメンも優秀だし録音だってすごくいい。音楽的に目新しいことはなくても、一流の仕事をしているなと感じた。
 しかしこれ、フィルタライザー&タップリベラメンテが効いてるからこんなに音が良いのだろうか?(^^;

 シンバルの不透明感

 エルモ・ホープの『ザ・ファイナル・セッション第二集』が素晴らしい。『第一集』の方も素晴らしいが、このホープのペダルを操りながら浮遊するピアノの音にクリフォード・ジャーヴィスのシンバルがカツーンカツーンと絡んでいくところなんぞ、もう至福のひとときである。ジャーヴィスのシンバルはきっとくすんだ真鍮の色をしているんだろうなぁと勝手に想像してしまう。

 よくオーディオマニアは「シンバルの透明感」とか「ピアノの透明感」などという言葉を使ってしまうが、シンバルもピアノも透明な楽器ではない。クリスタルピアノのようにアクリル板でできた透明なピアノもあるけれど、出てくる音はやはり透明ではなくしっかり鋼線の音がする。特にシンバルは、オーディオがいい音に成長するにつれ、聴感上の硬さがどんどん増していく感じがする。それは金属的な耳障りな音になるという意味ではなく、金物を叩いている実在感がありありと感じられるようになるということ。皆さんも是非『ザ・ファイナル・セッション第二集』で透明感と無縁のシンバルを聞いてみてください。おっともう廃盤なのか(^^;

 二代目J Jazz Brothers?

 現在美容学校に通っている息子の就職が内定し、このまま順調に国家試験に合格すれば、来年の春から美容師(理容師ではない)としてのキャリアがスタートする。このままニートになったらどうしようかと思ったが、これで一安心である(^^;
「おっ、後継ぎ誕生ですね!」とよく言われるけれど、息子が目指すのは美容師であるから、JimmyJazzの後を継ぐということではない。親子で一緒に働くと必ず喧嘩になるから、彼は彼で自分の好きなように店を作っていけばいいのだ。第一、朝から晩まで一日中ジャズを聞かされたら彼もたまったもんではないだろう。最近の政府のように国民の生活を型にはめて管理しようとするのではなく、将来の夢は自由に描いていってもらいたい。可能性は無限だ。頑張れ、息子よ!

 年内の定休日は14日と21日

 ふと気がつけばもう年内の定休日は14日と21日の二日しかない!この二日で何をして2015年を締めくくるか、やり残したことはないのか、気持ちだけが忙しい。
 作家の池波正太郎は、大晦日に映画を観て万年筆を買って帰るというのを自身の恒例行事としていたそうだが、誰しも一年を終わる前に逢っておきたい人や行っておきたい場所、やっておきたいことがあるのではないだろうか。それは好きな人だったり神社仏閣などの特別な場所だったり様々だけれど、おそらく去年もやってみて気分が良かったことをやってるうちに自分の恒例行事となってしまったのではないか。

 私的にはホームセンターに行って蛍光灯とか風呂の蓋などを買い込んで正月用に新しくしたり、ジョギングしながら尼崎の銭湯へ行ったり、やっておきたいことがいろいろあって悩む(^^;
 JimmyJazzも、お客様にとってどうしても年内に行っておきたい店になれたらとても光栄なことで、こんなに嬉しいことはない。大晦日まで待ってます!

 チェンジアップ技

 この季節、クリスマス音楽やジャズの合間にちょっとカール・リヒターの弾くバッハのパルティータを数曲入れると、店内の空気がぐっと締まってとても良い感じになる。目を瞑ってウトウトしてたお客様も、おっ?いつもと違うな!てなもんで、気分転換になるみたい。フィルタライザー&タップリベラメンテのおかげで、このチェンバロの音が今年は去年までと段違いに素晴らしいのである!ク〜ッ。
 この他にもグレゴリオ聖歌とか村治佳織とかをチェンジアップ的にBGMに挟むと、年末だなぁ(しみじみ)という雰囲気が醸し出される。ずっとそればかりだとしんみりしすぎて困るのだけれど(^^;

 血の滴るようなTボーンステーキ

大阪駅前第2ビル地下2階にあるパサディナダイナーで、一度食べてみたかったTボーンステーキを食べてきた。ランチタイムは230グラムで1,580円、スープ、サラダ、ライス付き。値段が値段なので、ま、肉は固くてナイフで切りづらい。必死で切ってたら勢い余って肉片が飛んでスープのカップへポッチャーン!自分のカップで幸いだった。隣の席に飛んでたらまるで漫画サザエさんの一コマではないか(^^;
肉じたいの質はそこそこだけれど、ボリュームと迫力は満点で、味付けも良い。何より「肉食ったなあ〜」という満足感が得られる。テーブルにはいろんなソースが置いてあって好みでかけるようにしてくれてるのだが、下味がしっかりついてるので最後まで何もかけずに完食。ごちそうさまでした。また行きたい。

 アジャストメント

 一日中仕事と関係ないことばっかりしてるように見えるMasterでも、たまには講習会に行って新しい技術を習ってくることもある。で、トップは何センチ、サイドは何センチ、ネープは何センチでこうこうこういう順序で切りなさいと教わってくるわけだが、それをそのままお客様の頭に乗っけて様になる場合もあれば全然似合わないこともあるわけで、習ったとおりが必ずしもお客様にとってのベストではない。ちゃんと骨格や髪の質・生え方を考慮しながら、仕上がりをよく見て似合うように持って行く必要があるのだ。

 オーディオでも同じで、理屈どおり、理論どおりを信じてやって、「こうやったから良い音のはずだ」と、ほとんど音も聴かずに満足しているマニアも少なくない。しかし、実際に出てくる音を聴いて調整しないことには、いくら世界の銘器や評判の良いアクセサリーを使っても良い音で聴くのは不可能だ。そうやって自分好みの音にアジャストしてやることこそマニアの務めであり最大の楽しみでもある。
 昔、自分で設計したアンプの回路図を大事そうに定期入れから出して見せてくれたマニアがいたけれど、残念ながら回路図から音は聞こえてこないので返答に困ってしまった(^^;

 能あるMasterはクリスマスプレゼントを隠す(?)

 体裁よく包んでいるのだから、できればクリスマスプレゼントは見えるところに出しておきたいのだが、これが意外にも音を悪くするから困り物だ。「同じモノがたくさん」というケースは、必ず音に影響する。同じモノをたくさん貼ったり、同じモノをたくさん置いたり、同じモノをたくさん巻いたり(?)は極めて危険である(^^;
 仕方なく隠しているけど、ささやかなクリスマスプレゼント差し上げます(12/25まで)

 歳末選曲の悩み

 クリスマスシーズンなので、店内のBGMは全てクリスマス音楽、といきたいところだが、そんなもん聴きたかねえよ普通にジャズ流せよというお客様もいらっしゃって、ジャズとクリスマス曲を数曲ごとに交代でかける、ということを毎年やろうとするもこれがどうしても上手くいかない。
 ジャズを聴く気分と、クリスマス曲を聴く気分とでは向かうベクトルが違っていて、聴く側の気分の切り替えが上手くいかず、どうにもちぐはぐな印象になってしまうのである。

 たとえジャズマンが演奏するジャズ理論に基づいたクリスマス曲であっても、クリスマスの神聖な気分とジャズのやるせない気分とは相容れないものがある。だから最初はジャズとクリスマスソングを半々にかけていても、そのうちクリスマスソングばっかりかけるようになってしまう。人間には場の空気を読んで順応する能力が備わっているけれど、そうコロコロと変えられたらどっちに合わせていいかわからず落ち着かない。ひとつのオーディオシステムでジャズとクラシックが上手く鳴らないのも、本当は装置の性能ではなく、聴く側の感性が瞬時に切り替わらないせいかもしれない。

 スピーカーから立ち上るオーラ

 「マイルスを聴け!」と叫び続けた音楽評論家の中山康樹氏が亡くなって早10ヶ月。マイルス・デイヴィスのアルバムの中でも生前ナカヤマさんが「これはいかん」と酷評していた『Aura』が好きで最近よく聴いている。生きてるときは「『Aura』良いですね」なーんて恐ろしくて言えなかったのだ(^^;
 初っ端の「イントロ」を除く曲名が全て「ホワイト」「イエロー」「オレンジ」「レッド」「グリーン」等、色の名前が付いていて、マイルスの発するオーラの色を表してるという小癪な演出。それにしても「エレクトリック・レッド」って何色やねん?

 じつは昔よく行った天王寺のジャズ喫茶「トップシンバル」のリクエストノートには、この『Aura』に「一度は聴くべし!」のスタンプが押されていて、ずいぶん評価が分かれるアルバムなんだなと思った。北欧サウンドというか、ちょっと綺麗めな音なので、マイルスのドバー!!と出てくるダーティーな音を期待すると物足りない感じがするのだが、いま当店のフィルタライザー巻き巻きのサウンドで聞くと、ジョン・マクラフリンのディストーションギターの倍音やオーケストラのアンサンブルもじつに美しい。マイルスがオープントランペットをバリバリと吹きまくる「オレンジ」なんかもう最高の最高で最高なのである。

 そうだ京都へ行ってきた

1日予定が空いたので、そうだ京都に行こうと思い立ち、朝から清水寺へ行ってきた。大阪に住んでいながら一度も清水寺には行ったことがなかったのだ。阪急電車で終点河原町に行き、市バスに乗って清水参道で降りたのだけれど、わざわざバスに乗るほどの距離でもないようで、帰りは歩いて駅まで戻ることにした。
平日とあって混雑もそこそこ。石畳の参道をぶらぶら歩くのは風情があっていいね。やがて仁王門が大迫力でドーンと出てくる。
こりゃ京都の町全体が巨大なテーマパークだわい(^^;
今年は暖かいせいか紅葉の鮮やかさも期待したほどではなかった。

それでもちょっとテンションあがってきたので、昼食はおばんざいバイキングとしゃれこんでみた。京野菜料理と作りたて豆腐が美味しゅうございました。

その後、北政所ゆかりの高台寺へ参拝したりして足が棒になるほど歩き回ったため、坂本龍馬の墓参りは今回はパス。なかなか楽しかった。またふらりと京都へ行ってみたいどすえ〜。

 天声ビンゴ

 突如スピーカーから音が出なくなったので、ソースを色々切り替えて点検してみた。当店ではCDとパソコン再生をDAC-1に突っ込んでD/A変換していて、RCAとBNCの2系統を DAC-1のセレクターで切り替え使用している。CDからRCAデジタルケーブルで繋いでいる方も、パソコンから来てるBNCもちゃんとLOCKランプが点灯するが、なぜか音が出ない。これはきっとDAC-1の出力が故障したのだろう。こまった!

 だがフッフッフ!こんなこともあろうかと当店には予備のDAC-1がもう一台あるのだッ!そっくり交換してやれば直るだろうと思い、故障DAC-1を引っ張り出してどんな具合に繫がっているか確認し、一旦筐体の側面を縦にして置いた。横に予備DAC-1を並べて繋ぎ替えようとして、いや待てよ、修理に出すにしてももう一回本当に音が出るか確認しといたほうがよくね?と天の声がしたので、念のためにもう一度再生ボタンを押してみたら、問題なく鳴り出したではないか!?縦に置いたのが良かったのか?(^^;
 その後、何事もなかったように音が出続け、本日も問題なくクリスマスソングをかけながら営業できた。いったい何の故障だったんだろう??

 気絶するほど忙しい

 弱い光が流れる、冬の昼下がり〜♩と歌ってる場合ではない。今日の昼下がり、仕事してたら急にスピーカーから音が出なくなったのである!今度はなんじゃ〜〜〜〜〜!?( ̄▽ ̄;
「私何もしてないよ」とホールドアップの姿勢で無実を訴える家内。モニターを見るとiTunesは動いている模様、とりあえずBGMなしではまずいから、先週末も大活躍したCECのCDチェンジャーを起動するが、あれっ、これも音が出ないぞ??(^^;
 CECからRCAアナログで出してる端子へアンプのセレクターで切り替えると音が出た。DAC-1の故障だろうか?確認してる時間もないまま仕事をこなして今ようやく手が空いた。このままでは明日の仕事に差し支えるので今から原因究明に取り掛かります。サーセン!

 OHPフィルムにプリントする裏技

 プロジェクターの絵柄もクリスマス仕様にと思ってOHPフィルムにプリントしようとしたら、「用紙サイズが違います」とフィルムを認識せずにトレイに吐き出された。どうしたことかと検索してみたら、最近のプリンターは用紙サイズを光を当てて検出してるので透明フィルムだと認識されないという。しばし考えて同じA4サイズの用紙をフィルムに貼り付けるという裏技を試してみた。一度めは簡単にセロテープで留めただけでやってみたらシワくちゃになって失敗。もう少ししっかり貼り付けて二度めで成功。買ったばかりのプリンターを紙詰まりで壊さないかヒヤリとしたが、なんとかクリスマスツリーの柄に変更することができた。

 フィルタライザーの逆巻き

 またシコシコとiTunesに入力しながら聴いているけれど、フィルタライザーの逆巻きの効果はあまり出てないようなので、また元の時計回り巻きに戻すことにした。時計回り巻きというのは、左が機器側だとすると、右のプラグ側から見て時計の針が進む方向に6回巻くということ。
 今度はちゃんとバックアップもしてから電源を落として巻きなおして起動。無事にiTunesも起動して鳴らしてみたらやはりこちらの方が音が良い。

 ついでにマッキントッシュのプリアンプの電源コードもフィルタライザーに巻いて試してみた。プリアンプのサービスコンセントから機器の電源を採っているので、大元に巻いたらさぞかし効果が出るだろうと思ったのだが、時計巻き、逆巻きとも肩透かしを食らった感じで大して良くならなかった。
 やはりパソコンの電源コードに使用するのが最も衝撃的で目の玉が飛び出るほど効いた。システムによってそれぞれ一番効く場所というのがあるのだろう。復旧作業をしつつ実験はさらに続く。

 またiTunesがぁあああ〜〜〜〜〜!!!

 iTunesのプレイリストもようやく整理ができてきたので、ふとフィルタライザーの巻き方を反対にしてみたらどうかと思い立った。電源コードの下流から見て時計回りに巻いていたのを、逆向きに巻いたらどうなるか。起動したままでも巻き直すことはできるが、逆に巻くと変な癖がついて電源コードがねじれてしまう。念のため一旦Mac miniの電源をシャットダウンし、タップリベラメンテからプラグを抜いてきちんと巻き直した。

 電源オン!ジャーン♪iTunesを起動してみると、苦労して入力したプレイリストが!ない!!ぬわんにぃ〜〜〜〜〜!?( ̄▽ ̄;
 ひょっとして時計と反対回りに巻いたからiTuneも戻った!?なわけない(^^;
 なにしろライブラリが巨大なので、読み込ませるだけで丸1日くらいかかるのだ。やれやれまたやり直しか。とほほほ。

 今年も恒例ささやかなクリスマスプレゼント&クリスマスジャズソング

 連休が明けてハッと気付けばもうクリスマス一ヶ月前。今年も恒例のささやかなクリスマスプレゼント&クリスマスジャズソングをご用意して皆様のご来店をお待ちしております。

 当店理容の定休日は、11/30(月)、12/7(月)、12/14(月)、12/21(月) です。12/28(月)は最終の月曜なので営業、年末は31日大晦日まで営業します。
 今年も"ジャズの聴ける理容室"JimmyJazzのご愛顧まことにありがとうございました。新年は1/5(火)より営業します。来年もどうぞよろしくお願いします。

 蘇る勤労感謝の日

本日は勤労感謝の日であるが月曜日なのでJimmyJazzはお休み。日々元気にジャズを聴きながら働けることに感謝しつつ、犬の散歩をしたり家で映画を観たり本を読んだりして穏やかに過ごした。もう11月も終わりに近づいているが、現時点で今年観た映画91本、聴いたCD101枚、読んだ本が186冊。映画とCDはともかく、読書目標の年間200冊はなんとか達成したいものである。これから年の瀬にかけて何かと忙しくなるけれど、慌ただしい中であと14冊頑張ってみたい。

こないだ犬の散歩中、JR塚本駅の向こう側に「麺匠Jazz」という屋号のラーメン店ができているのを発見、もしやジャズの聴けるラーメン屋なのかと驚いて早速ググッてみたら、どうも屋号がJazzなだけで音楽は関係なく、BGMもジャズではないらしい。なあんだ(^^;

 完全復旧まであと少し

 昨日、素晴らしい音で鳴っていると書いた直後にまた音が不安定になってきて、原因を究明中である。何度もこういうパターンを経験済みだが、ここ1年ほどずっと安定していたので久々に音が悪いと困ってしまう。だってこれじゃ嘘つきになっちゃうじゃないか(^^;

 ハードディスクを初期化した際、アルバムアートワークを表示させるために使っていたLyritopという無料アプリも消えてしまったので、またダウンロードしようと思ったら、もう無くなってしまったようである。仕方がないので代わりにBackgroundsというアプリを購入した。360円也。
 有料だからか、ジャケットをゆっくり回転させながら時計も表示させたり、システムの状態をメーター表示させたりと、なかなかかっこいい演出があるのだが、ひょっとしてこれで音が悪くなってはいないか等、あらゆる角度から検証中。慣れないことをやったおかげで気の休まる暇もない。

 iTunesのデータ吹っ飛ぶ

 ようやくiTunesで音楽が聴ける状態には復旧した。ただし、操作を間違えて8年間にわたって残してきた再生回数などのデータが飛んでしまった。音楽ファイルは無事なので、また使っていれば勝手に貯まっていくだけのことと諦めて、せっせとライブラリの整理をしているところ(^^;

 そんな状態だから、音質がどうかなんて考えずに作業してたのだが、少し余裕が出てきたのでシビアに音を聴いてみると、フィルタライザー&タップリベラメンテの効果はかなりのもので、OS Xアップデートで使えなくなったUSB-201の代わりに出してきた旧モデルUSB-101でも素晴らしい音で鳴っている。
 かつては「パソコンなんてノイズの温床だ」とよく言われたものだけれど、フィルタライザーを使ってみたら、なるほど、これはノイズの温床だと妙に納得。変な表現で申し訳ないがサウンドが”ハイエンド化”するのである。

 イライラの極み

 OS Xアップデートで躓いたので、仕方なくMac miniのハードディスクをフォーマットしてクリーンインストールしたものの症状は治らず、一旦USB-201はベンチへ引っ込めてUSB-101を使うことにしたのだが、ハードディスクを消去したために重要ファイルのいくつかが消えてしまった。バックアップを取ったつもりだったのに、見落としがあったのか、今さら悔やんでもしょうがないけど。

 普段は滅多なことでは怒ったりイラついたりしない、自分では温厚で羊のような性格だと思うのだが、パソコンでトラブると、自分が詳しくないせいかものすごくイライラしてしまうのだ(^^;
 現在ただいまもiTunes復旧作業なのだが、いつまでかかっとんねん!このボロMacが!と、もうイライラの極みである。こういうときは絶対に顔に出さないのが接客業のプロである。内心イライラしてるのでほんの些細なことで爆発しそうになるのを冷静に冷静にと言い聞かせているが、何しろ気が張っているから不自然に元気よくいらっしゃいませ!!と言ってみたり、テレビを観て必要以上に大きな声で笑ったり、神経が休まる暇がない。ああ早く元に戻らないかなあ( ̄▽ ̄;

 世界は君を一流と呼ぶんだぜ

 ホリエモンがツイッターで、「寿司職人が何年も修行するのはバカ」と発言して炎上したという。一流の寿司職人になるためには「飯炊き3年、握り8年」の修業が必要ということに対し、「今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行しねーよ。センスの方が大事」と、相も変わらず鼻息荒い(^^;
 さてさて、これについて考えてたら目が冴えて眠れなくなってしまった。わたしは「飯炊き3年、握り8年」の修業をこなすような職人さんをものすごく尊敬してしまう。というのも、わたし自身がコツコツ地道な修業をせず、センスと勢いだけで小成してしまったという自覚があるためだ。

 たしかにこの理美容業界にも、素晴らしいセンスを持った若い人は数多くいて、ほんの数年で店長を任され、カリスマ美容師と呼ばれるほどに成長する人もいらっしゃる。だが、イケてるがそれで一流かというと、ちょっと違うような気がするのだ。
 才能があって、苦労もせずにパパパッと短期間でのし上がった人には、往々にして人の気持ちが理解できない傾向がある。人の気持ちを大事にしない職人は、(わたしを含め)どこか品性が欠けており、やはり一流とは呼べないだろう。「飯炊き3年、握り8年」を単なる技術習得期間だと思ったら大間違いで、一流の職人を作るために心を練って熟成させる期間なのである。これをすっ飛ばして一時期成功する場合もあるが、必ずそのツケは後々払い続けなくてはいけないのだ。

 顧客が見てくれないブログ

元々は当店の顧客向けサービスの一環として始めたホームページだったが、オーディオやジャズの専門的なことを書きすぎるせいで、見に来るのはマニアばかり、顧客が見てもサッパリ意味がわからないという状態が長らく続いてきた。軌道修正を意識してなるべく誰にでもある程度意味がわかるよう、当店の日常を書き続けてきたせいか、ようやく最近になって普通の人にも読んでもらえるブログになってきた。ほんとうは散髪しながらMasterが面白い話をして差し上げるのが一番なのだろうが、仕事に集中するとつい黙ってしまうので、その代わりといっては何ですけれど、今後ともJimmyJazz blogをよろしくお願いします(^^;

 クイックシルバー!

 薄毛とともに、ちらほら出てくる白髪の悩み、「いっそ全部真っ白に染めようかな?」なんて仰る方がときどきいらっしゃるのだが、「白髪に染める」という技術はじつは今のところ存在しない。「銀髪にしてください!」というオーダーも同様で、いくらカリスマ美容師のいるサロンでも、そういう注文をするとフンと鼻で嗤われるおそれがあるので注意が必要だ(^^;

 黒髪を「白髪に染める」ことは不可能だと言ったが、ものすごく傷むことを前提に、白髪に近い髪色にすることならできなくはない。やり方はまず、黒髪の色素を徹底的にブリーチ剤で脱色してしまう。ブリーチも一度では栗色、二度目で茶色、三度目で金髪、早くて四度目でようやくプラチナブロンドになるかなといった程度。ここで職場に行ったらおそらく「金髪ブタ野郎」と誰かに噂されるのを覚悟しなくてはいけない。

 脱色といっても完全な白髪にはならず、いくらかは黄ばみが残るので、その黄ばみを中和するためにブルーもしくはパープルで薄く染めると、うまくいけば白髪っぽい髪色になる。
 ちなみに関西でときどき紫色の髪をしたおばあちゃんを見かけることがあるが、白髪の黄ばみを消すためにパープルで過剰に染めてしまった結果、あんなことになってしまったのだと思われる。

※JimmyJazzで「白髪に染めてくれ」というオーダーは受けかねます。悪しからずご了承ください。

 粋な噂を立てられて

 わたしがまだ修行中で見習い頃、定休日には毎週のように講習会に参加していた。あるとき講師の先生がわたしの作ったヘアスタイルを見て、「このスタイルは粋すぎる!」と仰った。つまり、よくできているが作りすぎていて実用に向かないという意味である。なるほどそういうものなのかと思ったのでよく覚えている。
 髪型もおしゃれも、カッコよすぎると逆にカッコ悪い。目立ちすぎたり、華やかすぎたり、その場にそぐわない装いは、浮き上がってしまって恥ずかしいもの。一言で表すなら品が無いということである。
 当店のお客様には第三者ゆえ冷静な目で対処できるが、自分のこととなるとついやりすぎてしまう癖がある。常々JimmyJazzのサウンドに品がないのは、つい余計なことをやりすぎてしまうせいなのだ(^^;

 証拠より論

 インターネットが一般化してから「証拠」を挙げるのは簡単になった。この連中はじつはこんなに悪いことをしていて、その証拠がこれだとツイッターやブログでどこかのURLを貼り付ける。たしかにすごい証拠なのかもしれないが、それに対してどう思うのか、そのような事態になってるとしてあなたはいったいどうすればいいと思うのかといった「論」が示されない場合がほとんどである。これが見ていてじつにもどかしい(^^;

 自分の立場を明らかにせず、どうすべきかと訊ねても「どうしようもない」としか答えられないのなら議論の余地すらないではないか。考えがまとまってからまた来てくださいとしか言いようがない。
 インターネットで膨大な情報を集めても一向に賢くならないのは、どこを見ても「証拠」ばかりで「論」を語ってないせいだ。そりゃあ人それぞれ色んな考え方があるから、間違ったり主張が違ってることもあるけれど、「自分はこうすべきだと思う」といった論理を立てられないのではお話にならない。インターネットにおいて存在を主張するのは「証拠より論」なのだ。

 髪型はフルオーダーメイド

 コンプレックスと直結しているせいか、かつら文化はなかなか一般化しない。洋服でも靴でも既製品があるのに、いまだにオーダーメイドなのは髪型くらいのものである。
 いわゆるハゲ隠しのかつらは、そのほとんどが部分かつらで、前髪か頭頂部あるいはその両方の薄くなった部分をカバーする形で作成され、クリップのようなものでパチンと留める仕様。頭全体にすっぽりかぶせる全頭ウィッグとはジャンルが違う。

 最近の全頭ウィッグは感心するほどよくできていて、流行の髪型や自毛で再現しにくい洒落たデザインのものもあるから、薄毛の人もこういうのを買ってきて使ってはどうかと思うのだ。もちろん既製品だからオーダーメイドよりはるかに安いし種類も多い。機能的に考えれば、男女ともに自毛はすべて丸刈りにして外出時に帽子感覚でウィッグをかぶるほうがずっと経済的だと思うのだが、なかなかこれが浸透しない。大昔のヨーロッパでは毛じらみ対策のためにバッハやモーツァルトみたいなかつらも流行ったようだが、人間の心理は微妙なものだ(^^;

 二枚目な生え方

 「キムタクの髪型にしてください」とか、二枚目タレントのヘアスタイルをオーダーするのに抵抗があるという人は少なくない。「顔が違うから無理です!」と言って断られるのが怖いからなのか、わたしは全然そんなこと気にしないのだが。
 そら「顔を同じにしてください」と言われたら困るけれども、幸いなことに似せるのは髪型だけでいいのだから。それに、髪の生え方だけに絞って言えば、キムタクや福山雅治より生え方がかっこいい人はごまんといる。むしろ二枚目芸能人で「この髪質は難しいだろうな」と思われる人はキムタクも含めて案外多いのである。もっと自信を持たれたらよろしい。あなたの髪の生え方はキムタクや福山雅治よりずっとかっこいいのだ!(^^;

 アレってどうなの? その2

 かつらメーカー各社は、自社で販売したオーダーメイドのかつらと顧客の髪を馴染ませるために、ほとんどが専用のヘアサロンを併設している。かつらを購入すると、必然的にその専用ヘアサロンに通うことになる。一種の囲い込みである。その際のカット料金は、聞いたところによるとかつらで儲けてるせいかそう高くはないという。
 ただ、一旦そちらの世界に行ってしまったお客を再びこちらに呼び戻すことは困難で、かつらだろうがなんだろうが当店でカットできないこともないのだが、やはり抵抗があるのか、かつらをしたお客様が来店したことは一度もない。

 気になるかつらの値段は、メーカーによって高いものから安いものまであるけれど、有名メーカーのものだとやはり70万以上で、それにスペアを作ったりするので100万オーバーは覚悟しなくてはいけない。もちろん探せばもっと安価なもの(それでも15万程度)もあるけれど、どちらにしてもオーダーメイドで、専用サロンでカットし続けることが前提になるので、取ろうと思えば値段なんてあってないようなもの。そこが良心的な店(会社)かどうかの見定めが肝心だろう。あっ、これも人から聞いた話ですよ(^^;

 アレってどうなの?

ここ数日のブログの内容がやけに自信アリアリの書き方だったため、この週末立て続けに新規のお客様が来店してえらくプレッシャーになった。自業自得である(^^;

いまちょうどテレビでかつらメーカーの増毛法のCMが流れてたので、ちょっと小耳にはさんだ話をしてみたい。あくまでも聞いた噂だとお断りしておくけれども、かつらメーカー各社が、かつらではなく自毛に結びつけて量を増やす方法や、特殊な粘着テープで貼り付ける方法など、どこかの県知事のような従来のかぶるかつらとは違って、もっと自然でばれにくい増毛システムを開発販売している。あるいはかつらメーカーでありながら育毛コースをやってるところもある。いずれのケースも、しょっちゅうかつらメーカーへ足繁く通わなくてはいけないので、ひじょうに面倒臭さく、費用もかさむ。で、最終的にはかぶるタイプのかつらに移行してもらうというのがメーカーの目論見、ということらしい。あっ、ほんとかどうかは知らないよ。

 カットの時間はもったいない? その二

 「ジャズの聴ける理容室」という看板を掲げて、JBLにマッキントッシュといったそれなりの装置を揃えてはいるけれど、「よし!今日はしっかりジャズを聴かせたなあ」と手ごたえがあるのは、せいぜい月に一回程度。ちょっと前まで3ヶ月に一回だったからこれでも増えたほうなのだ。
 世界の一流ジャズメンの演奏をJBLでかけたら、勝手に喜んで聴いてくれると思ったら大間違いで、やはりそれなりにかけるほうにもおもてなしの心がないと自動的には感動してくれない。ある意味演奏家と同様のスキルが必要なのだ。

 オーディオでも、高スペックの高級品ばかり買ってきて組み合わせれば、自動的に音が良くなってるはず(!)と思い込んで満足してる人がいるけれども、それと出て来る音が感動するかどうかはまた別の話である。話が逸れた。
 まあ、いい音でジャズを聴いて感動した、というところまでいかなくても、なんとなくジャズが流れてて雰囲気良かったとか、散髪しながら気持ち良くて爆睡してしまったでも一応は成功、ということにしている。
 いつの日か、散髪しながらお客が全員ジャズで感動して泣いてる!みたいなことになったらいいなあ( ̄▽ ̄;

 カットの時間はもったいない?

美容室では、カットしてる間に雑誌を読んでる人が多い。JimmyJazzで散髪しながら雑誌を読んでるお客様はほとんどいない。禁止してるわけではないので、読みたい人は読んでもいいのだが、最初は読んでいた人もそのうち読まないで散髪されるほうが気持ち良いことに気がついて、最後にはほぼ全員が目を細めて座っているというわけ。按摩さんにマッサージされながら雑誌を読んでる人がいないのと同じで、せっかくの気持ち良い時間がもったいないのである。

そもそも、原宿のカリスマ美容室であっても、いまだに雑誌を勧めているのはいかがなものか。もっとスマートな雑誌に代わるものとして約30年前に考え出したのがジャズのBGMだったのだ。

 ダイナマイト散髪

 オーディオ用語で「ダイナミックレンジが広い」というのは、「大きい音と小さい音の差が大きい」ということ。ちょうどダイナマイトが爆発するときのドッカーン!というギザギザマークのイメージで、メリハリがあることを示している。女性のプロポーションを「ダイナマイトボディ」と呼ぶのも、おそらくバスト、ウエスト、ヒップにメリハリがあることを意味するのだろう。

 さて、ヘアスタイルを長持ちさせるには、カットのしかたもダイナミックなほうがいい。つまり、短い毛と長い毛との落差が大きいほうが長期間スタイルが崩れにくくなる傾向がある。反対に、もっとも早く伸びてしまうヘアスタイルが丸坊主もしくはスキンヘッドで、バリカンで全部同じ長さにするからダイナミックレンジゼロである(^^;
 髪の生え方を観察して、伸びやすい部分を多く切り、伸びにくい部分は多めに残す、こうして多少でもメリハリがあったほうが伸びてきてもスタイルが崩れにくいのだ。

 あのお客様もう何ヶ月も来てないなあ、他所に行ってしまったのかなぁと心配してたら、ボサボサ頭でひょっこり現れて、「いやぁ前回のカットよかったよ!全然伸びなくてさあ」と言われた。ここまで長持ちするように切ったつもりはないのだが…。

 長持ちカット

 わたしのiPad miniは、OSをアップデートするたびに動作が重くなっていく。新しいのを買わせるための戦略なのだろう。初期化して最初に入ってたOSに戻す方法とかないのかしら?(^^;

 不況になるとお客様の来店サイクルが延びて困るなあと愚痴ってしまうわたしだが、仕事では「どうやったらもっとヘアスタイルが長持ちするか」を常に考えてカットするという、一見矛盾したことをやっている。
 これは修行時代に「自分が刈ったお客様が次回来店されたとき、どんな伸び方をしてるか観察しろ。お客様の頭が先生だ」と叩き込まれたせいである。そのため切ったら切りっぱなしでなく長持ちさせるために必ずもう一手間かけるようにしている。

 わたしもじつはこっそり千円カットで散髪してもらったことがあるのだが、「おっ、なかなか上手いじゃないか」と思ってもすぐに伸びてしまい、せいぜい10日くらいしか持たないのである。ただ切っただけでは10日しか持たない髪型をいかに長く持たせるか。いちいち口に出して言わないが、こういうところに職人のプライドがある。それでも三週間ごとにJimmyJazzへ散髪にみえる顧客も何人かいらっしゃるので、あまり偉そうなことは言わないほうが身のためだ(^^;

 ナイス&イージー

 ブログを持ってるせいで、遠方から散髪に来てくださるお客様が少なくない。だからといって必ずしもジャズファンやオーディオマニアばかりが集まるわけでもない。わざわざ散髪料金より高い交通費を払って通ってくださるのは、どこのサロンに行っても満足できないというのがいちばんの理由のようだ。
 こんなことを言うと自慢めいて聞こえるが、わたしの技術じたいがそんなに素晴らしいとは思わないのだ。どこへ行っても思うように切ってくれないという方は、おそらく「なんでこんな簡単なことができないのか」と思っていて、その簡単なことができないサロンに何回も当たるストレスはそうとうなものだ。近くのあの店この店と放浪して、それでも満足できないなら「えーい、もう面倒だからJimmyJazz行こう!」と、”簡単なこと”のできる当店に遠路はるばるやってくるというのが実態のようである。

 ちなみにその方の求める”簡単なこと”がいったい何なのか、わたしにもさっぱりわからない(^^;

 サインポールの蛍光灯交換

 サインポールの蛍光灯が切れたので、いつもお世話になってる理美容ディーラーのムラオ君に交換に来てもらった。

 このサインポールになる前の、祖父がプレゼントしてくれた物は大型で、蛍光灯を換えるのも一苦労。なんでも自分でやりたい(安くあげたい)Masterは、定休日に電気量販店へ行って交換球を買ってきて1日掛かりで交換したものだった。途中で透明アクリル板の内部を拭こうとしてまだらになったり、軸がずれて焦ったりして、腕に擦り傷を作りながらも孤軍奮闘したものだった。

 ”信頼”とは、自分のことを正しく理解してくれてるという安心感のもとに成り立っている。わたしはムラオ君を信頼しているので、今回は自分でやらず交換をお願いした。小一時間で交換は終了。ところで料金はナンボですか?と訊いたら、2200円(税別)ですと!安っ!蛍光灯2000円とグロー球200円で2200なのだという。工賃無しか!?てっきり工賃併せて1万円くらいは請求されると思ったのに!?(^^;
 こんなに安いんならもう絶対自分で修理なんかやらないぞ!って、ムラオ君、ほんとうにご苦労様( ̄▽ ̄;

 天王寺ストラット

今朝は天王寺に出かけた。用事を済ませたあと「いきなりステーキ」で腹ごしらえをして、天王寺公園を突っ切って新世界へ行ってみることにした。よくウロついていた30年前とはずいぶん変わって、当時一体も見なかったビリケンさんの像がやけに目に付いた。ここまで来たらと、日本橋のでんでんタウンへ足をのばす。シャッターの下りた店舗が目立つなあ。いま調べてみたら日本橋に行くのもUSB-101試聴会以来だからおよそ7年ぶり!そらマニアがこれだけ行かないんだから街も寂れるというもの。おっとサウンドパル共電社9月28日をもって閉店かぁ。ハイファイ堂は開いててアルテックが鳴っていたが、うーむこんなもんかな。やはり河口無線の高級オーディオを聴かせてもらおうと二階へ上がろうとすると「準備中」の立て札が。来月のオーディオショウの準備だろうか?なんかオーディオショップ元気ないぞ。欲求不満でそのまま歩いて北上し、なんばから心斎橋、本町まで歩いて御堂筋線で帰った。よく歩いた。

 バック・トゥ・ザ・フューチャー‼︎パート2

「女心と秋の音」というくらい秋口はオーディオの音がコロコロ変わるから、検証は慎重にしなければいけないが、この音の変わりようが外付ハードディスクの電源コードにパーマをかけたせいだとしたらスゴい効果である。怪しみつつも引き続き観察を続けてみたい。

 さて、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でもうひとつ思い出した。あれは1988年の秋頃だったと思う。数ヶ月後に迫ったJimmyJazzの開店準備のため、オープニングスタッフと一緒にわたしは実家の理容店で働いていた。そこへ当店への融資をお願いした銀行の支店長が散髪にみえた。開店資金を借りる前から散髪に通っていただいた常連さんで、そのため融資もすんなりと事が運んだ。銀行の支店長でいらっしゃるので紳士的であまり口数が多くない方だとずっと思っていたのだが、そんなことを知らないオープニングスタッフが「ご趣味はなんですか?」などと気安く話しかけると、「いやあ、映画が大好きでねえ〜」意外なことによく喋る方で、先入観はいけないと反省した(^^;

「いままで観たなかでいちばん好きな映画は?」というスタッフの問いに、間髪入れず「バック・トゥ・ザ・フューチャー!」「あんな楽しい映画はありませんよ!」と答えたので二度ビックリ。「風と共に去りぬ」や「ローマの休日」あたりを挙げそうなイメージだったのに、公開されてまだ間もなくしかもタイムマシンの登場するSF映画の素晴らしさに熱弁をふるう支店長さんに感心したのを覚えている。
 JimmyJazzの開店資金は完済し、支店長さんをお見かけすることはなくなったが、あれから27年後の今、その銀行も支店も跡形もなく消滅してしまった。未来にはこういうこともあるのだ。

 バック・トゥ・ザ・フューチャー‼︎

「2015年10月21日午後4時29分」は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー パート2」(1989年)で主人公マーティ・マクフライがタイムマシンのデロリアンで未来に到着した日時だと話題になった。そういえば、こんなものがあったなとクローゼットから出してきたのがこのスタジャン。1995年1月にロスアンゼルスのユニバーサルスタジオにて購入。よーく見ると「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のあの時計台のマークが刺繍されている。腕には「55」のワッペンが。つまりマーティの両親が通っていたヒルバレーのハイスクールのスタジャンという設定なのだ。これってもしかしてお宝じゃね?

 電源コードにパーマをかけてみた!?

 巻きつけるだけで電源コードの悪影響を無くすというインフラノイズのオーディオアクセサリー”フィルタライザー”の発売はもうすぐだけれど、軽く実験で外付けハードディスクのACアダプタのコードをパーマのロッドに6回巻きつけてみた。怪しい、じつに怪しいことをやってる。パーマかける相手を間違ってるんじゃないか?(^^;
 すると、心なしか音がスッキリしたような気がする。ホンマかいな??( ̄▽ ̄;
 製品版の到着が待ち遠しい。待ちきれない人はとりあえずなんでもいいから巻きつけるのだ!!(笑)
フィルタライザー&タップリベラメンテ関連エントリー

 ちとわからねえな

 ダウンタウンの松本人志が出ている深夜番組の「松本家の休日」が好きでよく観ている。そのなかで流れる山口百恵の「乙女座宮」を聴いて、そういえば宇崎竜童ってかっこいいなと思い、ここ数週間ほど宇崎竜童がマイブームである(^^;
 ダウンタウン・ブギウギ・バンドのリーダーであり、奥方の阿木耀子とのコンビで数々の名曲を世に送り出したヒットメーカー。振り返れば日本の歌謡界の一翼を担っていたと言っても過言でない(もう一翼は阿久悠である)。

 いま「バックストリート・ブルース 音魂往生記」を読み終えたところ。あの有名な「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」はメロディがつけられなくて諦めたというのは有名な話だが、阿木の詞は、その言葉自体がこれしかないというメロディーを持っているらしく、いっぽうで阿久悠の書いた詞には曲がつけられないという。
「だって、『ペッパー警部』ですよ。誰?それ、架空の人物ですから。それにメロディをつけた都倉さんは凄いな、と当時から思ってました」

 さて、本には書いてなかったがその「港のヨーコ〜」の歌詞、「ちょっと前なら覚えちゃいるが、半年前だとちとわからねえな。髪の長い女だって、ここにゃあたくさんいるからね」というのは、「半年前と同じ髪型にして!」と注文された美容師が困ってるところを阿木耀子が描写したにちがいない、とわたしは確信している。半年前にどう切ったかなんて覚えてないって。アンタ、あの娘のなんなのさ!( ̄▽ ̄;

 音の指針

 音は悪くないんだけれど、ちょっと自分の音と違うなと思いつつ我慢して何年も聞き続けることがけっこうあって、そういうときにオーディオの音が悪いといって貶されたりすると、わかってるだけにとても悔しい(^^;
 それができたら苦労はないよ。しかし、思った通りの自分の音がバッチリ出てるときは自信満々であるから、なんと思われようと気にしない。幸せである。

 音に自信がないときは、自分でもそれを認めたくないものだから、なんとか良いところを見つけてごまかそうとする。そのため、聴きなれた自分の好きな曲をかけることを避ける。昔聴いて良かったなあと思った曲を聴いて、同じように感激しないとショックだから。ある意味妥協しているのだ。
 幸いなことに、今は思ったとおりの音が出ていて、昔聴いた曲も記憶にある思ったとおりの音でしかもクォリティはアップしてるので聴いてて楽しい。自分自身の感性はなかなかごまかせないものだ。

 音質は悪くても上手かどうかくらいわかる

 時々テレビのバラエティーで、出演者が歌のうまさを競う番組をやってて観るんだけれども、テレビ内蔵スピーカーの音質だと歌のうまさがわからないかというとそんなことは全然なくて、うまい人はちゃんとうまく聞こえるし、ひょっとしたらオリジナルの歌手が吹き込んだ元歌よりうまいんじゃないかと思うことがよくある。
 我々は音楽のいろんな側面を聴いているのだが、「歌のうまさ」だけにフォーカスすれば、素人の我々でもちゃんと
歌唱力を判定することができる。オリジナル曲を歌った歌手も、元祖だけあってほんとうはうまいのだが、歌がうまいかどうかだけを注意して聴いてるわけではないから感心することはあまりない。
 オーディオでも「このピアノソロを注意して聴いてください」とか前もって言っておけば良い音で聞こえるかもしれないな(^^;

 お笑いとジャズ

 お笑いとジャズはひじょうに近いように思う。予想外に起きたハプニングを拾って、瞬時にそれを意味のあるものへ変換させる技にお笑いの、あるいはジャズの真骨頂がある。
 例えばマイルス・デイヴィスのライブ盤『マイ・ファニー・バレンタイン』で、表題曲のイントロをピアノのハービー・ハンコックが間違ってしまう。まずいと思ったハンコックは一旦終わらせて仕切り直そうとするが、ここですかさずマイルスのラッパが今までにないパターンで入ってくる。自分たちのレパートリーでありながら、まったく違った「マイ・ファニー・バレンタイン」が誕生した瞬間だ。また、この盤には観客が雄叫びをあげて名演となった「ステラ・バイ・スターライト」も収録されている。この叫びは適確なタイミングで発せられ、これ以上長くても短くてもいけない。もう何度聴いても絶妙だ。

 ペッパーはコルトレーンに憧れていた

 アート・ペッパーの『ノー・リミット』を聴いていたら、ペッパーの様子が変だ。アルトとテナーの両方をオーバーダビングして吹いているようだが、特にテナーが珍しくフリーキーなトーンでご乱心の様子。そういえば、自伝のなかで一時期ジョン・コルトレーンに憧れてテナーを吹いていたと書いてあったのを思い出した。
 あのリズムセクションと共演したペッパーともあろうお方が、コルトレーンに憧れてどうするのだ?しかもトレーンは1歳年下ではないか。ペッパーなんだからもっとシャンとせんかい!と言いたいところだが、その自伝「ストレート・ライフ」の内容からして、音楽に関することはほとんど書いてなくて女風呂を覗いた話とか、そこらへんのオッサンが書いたのかというくらいまことに情けない。
 床屋のブログのアドレスに使用されるほど日本では人気のペッパー。だが本人は来日してみて「俺ってこんなに人気があったのか?」と驚いたという。日本でペッパーがヒーロー扱いされるのは、『ミーツ・ザ・リズムセクション』という名盤があるのと、来日したことがあるのと、ちょっと男前でヤク中だったのが原因だと思う。
 同じくらい男前で情けないのがトランペットのチェット・ベイカーなのだが、その話はまた今度(^^;

 笑う散髪マン

 セールでめっちゃ安かったので持ってるチャコールグレーと色違いのブラックを衝動買い。NEW YORK HATのフェドラハットWPL5923 100%WOOL Made in U.S.A. 床屋の主人なのに外出時は常に帽子かぶってるって変ですか?(^^;

 帽子というのは髪型と同じで、ちょっとの鍔の長さや折れ具合、色や素材の質感で似合うか似合わないかが大きく違ってくる。我が家の子供達も最近色気付いて、この手の黒いフェルトハットがいくつも転がっているのだが、どれもわたしがかぶると変である。「どろろん閻魔くん」みたいで不合格!!(わたしがか?)( ̄▽ ̄;
 合格なのはこのニューヨークハットだけ。やはりオッサンがかぶるならある程度カチッとした作りでないと、なんでもかんでもかぶってたらただの変な人になってしまう(すでに充分変だが)。

 能天気な恐怖のサプライズ

 amazonプライムビデオで一番にウォッチリストに入れておいたホラー映画「サプライズ」を観た。両親の結婚35周年を祝うため集まった家族が、動物のお面をかぶった集団につぎつぎと殺害されていくという単純なストーリー。最初のほうで当店のCDプレーヤーCEC CH7700と同じ5連奏カルーセルタイプのDVDプレーヤーが映り、そこで流れだす能天気なドワイト・トゥイリーの曲「ルッキング・フォー・ザ・マジック」が延々とリピートされる。残虐なシーンの連続な中で、この曲がポップでいい味出してる。

 スーパーテクニック‼︎

 変な自慢で申し訳ないのだが、 Masterの特技のひとつに「髪の薄くなった人を散髪して髪を多く見せる」というのがある。あっ、もちろん限界はあるよ(^^;
 髪の量によって限界はあるし、お客様のオーダーとかみ合わないと不可能な場合もあるけれど、ああもうダメじゃん、俺ハゲてるじゃんと思ってるような人が、カットすることによって「ムムッ?まだいけるかな?」と思う程度に復活させて、こんなことができるのかと関心されることがある。

 ハゲ散らかして(失礼!)不格好になってるのは、髪の伸び方が均等でないから。髪が多く生えてる部分は伸びるのも早いが、薄くなったところは伸びるのが遅いうえに髪も弱って毛先が傷みがち。トウモロコシの毛みたいになっていることもある。そこは毛先だけを切って髪の弾力を復活させ、反対に髪の多い部分は量を減らすことによってきれいなシルエットが形成されるのだ。
 いくらスーパーテクニック(?)を駆使して一時的に髪が増えたように見せたとしても、伸びてきたら形は崩れてくる。薄毛が気になる方はこまめな散髪をお勧めします。

 簡単になると価値がなくなる

 いまやコンピューターで音楽が作れる時代である。かっこいい打ち込みリズムとベースラインでループさせておくなんて簡単にできる。だが、コンピューターが自動で演奏してるのを、なんで生身の人間が貴重な時間を割いて首をフリフリ聴かなきゃならんのか?阿呆らしいことこのうえない。

 かなり昔からテープを使って同じリズムを繰り返す手法はあった。たとえばマイルス・デイヴィスの『イン・ア・サイレント・ウェイ』でトニー・ウィリアムスが繰り返すハイハットシンバルの16ビートがそうだ。このように演奏に機械を使用していても、それが人為的に手のかかったものであれば聴く価値があるかもしれない。だが、コンピューターがいくら正確にリズムを刻もうと、それは機械のノイズ以上のものではない。そこに人がどんな付加価値を載せるかが重要なのだ。

 音楽だけでなく、コンピューターは小説までも書けるそうである。すごいことだと思うけれど、コンピューター小説を何時間もかけて読むほどわたしは暇ではない。
 人間は、手のかかっているものとそうでないものを敏感にかぎ分ける。どんな商品でも、しっかり工程を重ねて作られたものか、無駄を省いて合理的に作られたものかを判別することができ、しかもちゃんと手のかかったものにはそれなりの価値を見出すことができる。なんとも素晴らしいではないか。

 懐メロ理容室

 ジャズの聴ける理容室のほかに、懐メロ喫茶をやってみたいと思うことがある。NHKの朝ドラ「あまちゃん」に出てきた”純喫茶アイドル”を、もうちょっと範囲を広くしてなおかつ物凄く良い音(‼)で聴かせる、昔でいう名曲喫茶のようなもの。ジャンルにこだわらず、懐かしい!と思える音楽なら演歌でもハードロックでもディスコ音楽でもなんでもかける。ただし横で散髪はしない(^^;

 ドーナツ盤やジュークボックスなども置いて、「こんなの知ってる?」みたいな昔話で盛り上がるのだ。最初は楽しいだろうけど、そのうち飽きてきてモダンジャズばかりかけるようになるのは目に見えている。そんなのただのジャズ喫茶じゃね?「これしかかけてはいけない」という縛りがあると、それ以外のものを聴きたくなるのが人情だ。ただし懐メロ理容室だけは死んでもやらないぞ。

 オーディオシャトー

 オーディオは最終的に部屋だ、とはよく言う。自分の家の狭さを嘆き、ヨーロッパの石造りのお城で、何もない部屋にスピーカーと椅子だけを置いて鳴らせば、どんなに良い音で鳴るのだろうと妄想してる人も多い。しかし、それはステレオサウンド誌の広告写真の見過ぎであって、実際にそんなところで鳴らしたってちっとも良い音はしないのである(^^;
 体育館でコンサートをすると、高音が欠損して中〜低音ばかり響いてモワモワの音になるのを聞いたことがあるだろう。あれと同じで響く空間というのもうまく造ってやらないと悲惨な目にあう。

 もうすぐ大阪ハイエンドオーディオショウも開催されるけれど、会場のハートンホテルの大広間みたいなところに陣取ったメーカーは、ほぼ鳴らすのに失敗して、横浜たそがれではないがホテルの小部屋にブースを構えた小メーカーが良い音で鳴っていることが多い。広いとそれだけ鳴らすのがたいへんという証拠である。

 天井も高くないといけないと勝手に思っているけれど、じつは天井が高いとそのぶん天井からの反射音がないために音像の高さが低く出る。高天井でスピーカーよりも高い位置にボーカルを浮かせようと思ったら、天井からの反射音が増えるように反射板を追加するなどの工夫が要る。狭い部屋のほうが良いこともたくさんあると思うのだが。

 串カツBGM

 今日は家族でシネリーブル梅田に例のアニメ映画を観に行ったあと、ヨドバシカメラの串屋物語で昼食。出がけにバイキングのテレビを見たために、無性に食べ放題に行きたくなったのだ。そうなると腹がはちきれるほど食べてしまうのが我が家の習性である。
BGMはなぜか有線でジャズがかかっており、必要十分な音量で、おそらく圧縮されているが演奏内容もしっかり聞き取れた。オーディオ的ではないが、BGMとしては上出来。階下のオーディオ売り場で売ってるコンポより音が良いのではないか?

 諸刃の剣

 昔は自分で良い音してるな〜と思ってても誰も賛同してくれなかったけれど、ようやく最近になって「JimmyJazzの音は良い」と言ってくれる人が増えてきた。それもオーディオに興味のない人に多いのである。今日も『彼女の名はジュリー』の「ローラ」が面白い音で鳴った。
 「ローラ」はご存知のように他の曲よりジュリー・ロンドンのボーカルに強めにエコーがかけられているが、モノラル録音なのにぐわーんと音が店内に広がったのだ。勿論逆相などではない。二本のスピーカーの真ん中で聴いたら中央の一点から音が出ているのに、センターを外れて散髪しながら聴いてると、音に包まれるように聞こえる。部屋の響きを殺さずに、間接音をうまく反射させてやると、こういう不思議な現象が起きるのだ。そのため「スピーカーを何本使っているのか」と訊かれるが、当然JBLの二本のみ。うまくいったときは凄いけれど、ダメなときはまったくダメ。響きを利用するといってもそう簡単なことではない。ライブな部屋で鳴らすのは諸刃の剣だ。

 パーソナルorコモンオーディオ

 こないだひさしぶりにヨドバシ梅田のオーディオ売り場に行ったら、真空管アンプで渡辺真知子がかかっていた。しかし、ただ真空管の音をつけて鳴らしただけの音で感心しない。みんなiphoneやipodのイヤホンで聴いて耳が肥えているから、ラウドスピーカーでこの程度の音を鳴らしても買いたいとは思わんだろうなあ(^^;
 オーディオはスケールを大きくしていくにつれて再生が難しくなる。それこそ自分ひとりで脳内合成で鳴らしてるイヤホンだと全部の音がよく聞こえるし音楽が破綻することがない。これを空間に解き放ったとたんに部屋の問題だとか様々な雑音に翻弄され一気に難易度があがる。そして部屋の容積が大きくなればなるほど難しい問題が起きてくる。

 オーディオとは元もと映画館を所有したいという願望から出発した趣味だが、映画が発明された当時は、いまのような劇場で多くの人と一緒に観る形態ではなく、ひとりが箱のなかに顔を突っ込んで観るスタイルだったという。それにしても、大スクリーンに映し出して芝居のように大人数で観るというスタイルを考えた人は天才だ。これによって映画館用スピーカーの技術が加速して、現代のオーディオへとつながっていったのだ。

 インフラノイズ新製品は10月下旬取り扱い開始

 インフラノイズからオーディオ用電源タップ”タップリベラメンテ”と、それに組み合わせて使用するフィルターキット”フィルタライザー”の発表があった。当店での取り扱いは10月下旬になる予定。
 こうしてインフラノイズ社のオーディオ製品を販売する者として、そのリピート率の高さに驚かされる。リベラメンテケーブルを1セット購入された方は、かなりの確率で追加で購入されるし、10セット以上購入される方も少なくない。

 通常のオーディオ用ケーブルだと、たとえばCD〜プリアンプを繋ぐ1セットで音色が気に入ったとしても、追加でプリ〜パワーアンプ間に同じものを入れると、”やり過ぎ”で音がくどくなってしまうことが多い。これは、ケーブルが持つ固有の”良い音”が原因で、コーヒーに角砂糖2個が適量でも、4個入れたら甘すぎて飲めなくなることと似ている。
 インフラノイズ製品は、どれも同じ結果を目指して設計されているから、一箇所増えるごとに音楽が精緻になっていく。使えば使うほどによそ見していたパーツが演奏に向けてしゃかりきに頑張り始める、というわけだ(^^;

 薄毛とT.P.P.

 昨日テレビを観てたら、明石家さんまの髪のサイド部分がえらく薄くなって透けてるなーと感じた。現代薄毛の典型的な症状である。昔はハゲといってもサイドはフサフサしてフロントかトップが抜けていくのが一般的だったが、わたしが危惧している薄毛は、サイドも薄くなってくるのだ。
 ところで今年初めから、薄毛の原因はポリエステル衣料による静電気ではないかと仮説を立てて、なるべくポリエステル素材の衣服を着ないようにして過ごしてきた。その結果、フッサフサに髪が生えてきた!!と言いたいところだが、劇的に髪が増えることはなかった。しかし、抜け毛はピタッと止まっており、これ以上抜けて無くなる恐怖は消滅した。やはりポリエステルは髪に良くないと思っている。ポリエステルを身につけていると、ベタベタした妙な汗をかくようになるのだ。

 これから髪をさらに増やすためにいまわたしが考えてるのは、遺伝子組換え食品を避けてみるということ。遺伝子組換えという言葉が出てきたのと、薄毛が多くなりはじめた時期が同じというのが疑わしい理由。ちょうどT.P.P.も大筋合意となったところだが、わたしは個人的にはT.P.P.賛成で、もっと日本から積極的に世界に打って出るべきと思う反面、遺伝子組換え食品が大量に入ってくる危険性も否定できない。これでハゲがますます増えたら、商売あがったりではないか(^^;

 音の秘密はそこじゃない

 決して自慢したいわけじゃないのだけれど、人にジャズを聴かせながら散髪するという特異な仕事をしてると、お客もろとも音楽の洪水に飲み込まれてしまう凄い体験をすることがある。一人でオーディオの調子のいいときに「良い音してるなあ」と思って聴くのと、誰かと一緒に凄い音を聴くのとではぜんぜん違うのだ。

 最初は何気なく切ったり剃ったりしながらBGMが流れているのだが、お客様のほうでスイッチが入る瞬間があって、いつもより音が大きい気がするな?とか思っていると、どんどん音が良くなってきて、ああこのお客様が聴いてるのだなと思うのと同時くらいに音の大洪水がドバーッと店内に押し寄せてきて、わたしも一緒になってアップアップ溺れてしまうのである(^^;
 お客様は何も言わないから自分が驚いてることをバレてないと思ってるかもしれないが、ワナワナしてるから一目了然。もちろん「今、ワナワナしてましたね?」とは知ってても言わないが。

 ちなみに最近よくワナワナする一枚がジョニー・ハモンドの『Gears』で、電気楽器を多用したフュージョン系ジャズファンク。ハービー・メイソンの尻上がりなドラムに、ミゼル・ブラザーズのコーラスもかっこいい。やはりお客様も前衛ジャズよりこういう分かりやすい音楽のほうがとっつきやすいのだろう。ただしこれを鳴らすにはちょっとばかり腕がいる(おっと自慢か)。

 凄い体験をしたなら、必ず何か反応があるものだ。そして決まって「スピーカーが大きいからですね」とか、「この空間がいいんですね」とか、「やはりマッキントッシュは味がありますね」とか褒めてくださるのだ。そうじゃないんだけどなあ。本当はリベラメンテケーブルにしないとこの音は出ない。
「わかりました!リベラメンテケーブル一式ください!」と、散髪のたびにケーブルも売れるようになるといいのだが(笑)

 エアコン掃除してもらった

この夏にエアコンが止まって、一時は買い換えかと思ったが、猛暑が去ってのちは普通に動いている。とはいえ、またいつ止まるかとヒヤヒヤしながら営業するのも落ち着かないので、一度プロのお掃除屋さんにエアコンを掃除してもらおうと、本日来てもらった。
二人がかりの作業は約二時間で出張費消費税すべてコミコミで19,000円。これで良く冷えるようになったら安いものである。洗浄に使った水を見せてもらったが見事に真っ黒。10年以上溜まった汚れに、掃除屋さんも「久しぶりにエエのがとれました」と笑っていた。

 自分で買ったJAZZネクタイ

 ネクタイは元はといえば、どういう組織に所属しているかという目印のようなものだったから、わたしがJAZZネクタイをするのは理にかなっている。でも他所で「あっ、あの人JAZZ関係の人なのね!」と思われるのはちょっと恥ずかしい(床屋なのに)(^^;
 さて、こちらは約25年前に自分で買ったサキソフォン柄ネクタイ。阪神百貨店のラルフ・ローレンで見つけて、なんか呼ばれてるような気がしてフラフラッと購入。たしか9千円で、消費税なんてものはまだなかった。
 この赤色のほかに、紺と緑の同じ柄のがあった。赤がいちばん合わせやすいかと思ったのだが、赤いネクタイが似合うのはアメリカ大統領みたいな人で、見てくれに迫力のないわたしが締めることはあまりなかった。

 JAZZなネクタイ

 もうずいぶん昔になるが、常連のお客様からタイ旅行のお土産だといって、黒地にデカデカとサキソフォンの絵がプリントされたネクタイを頂いた。これはいかにもいかにも。ありがたいけど、ちょっと派手すぎません?(^^;
 ほとんど出番のないままタンスの肥やしになってたのを引っ張り出してきて最近つけている。意外と感じがいいのである。さすがにこれをつけてキャバクラに行くのは恥ずかしい(つけなくてもキャバクラは恥ずかしい)が、仕事の行き帰りに締めるくらいならなんら問題ない。たまにスーパーに寄って買い物することもあるから、女子高生のバイトに「またあのオッサンの変なネクタイありえねーっしょ」とか思われてるかもしれない。そのくらいでへこたれるMasterではないわ!( ̄▽ ̄;

 神様はソコにいる

 映画「神様はバリにいる」を観た。実在するバリ島在住の日本人大富豪アニキこと丸尾孝俊氏をモデルにした作品で、ぶっ飛んだアニキ役の堤真一がいい味出している。尾野真千子演じる借金まみれの主人公祥子がバリ島で飛び降り自殺をしようとしたところをアニキの弟分リュウ(玉木宏)に止められ、大金持ちになる方法をアニキに学んでいくといったストーリー。
 劇中でハッとなったのがアニキによる次のセリフ
「そら会社つぶれるわ〜。お客さんをぜんぜん満足させてないやん」
 JimmyJazzも、たまに褒められたりするものだから、お客様全員が満足していると、つい錯覚してしまいがちだが、皆んなが大絶賛するほどかと問われると恥ずかしいかぎりである。手を抜くつもりはなくても、やはりマンネリに陥って、「こんなものでいいか」と思ってしまう。もっと満足してもらうにはどうすればいいか、また来月も来たくなるような店にするには、今何をすべきなのか。常に考えるわたしでありたい。勉強になった。

 Netflixからプライムビデオへ

 10月に入り、Netflixの一ヶ月無料キャンペーンも明日で終了。無料期間終了の三日前にメールでお知らせがあると書いてあったのに何も来ないではないか。忘れたら自動で引き落としされるかもしれないので、本日Netflixアカウントをキャンセルしておいた。なんだかんだでこの無料期間中に21本も映画を観てしまった。ただこれは期間を限定してるから欲張って観てしまうのであって、料金を払ってずっと見続けることはおそらくないだろう。今後はAmazonのプライムビデオがあるので、そちらを観ていきたい。これも年末のプライム更新時期までに、お金を払ってでも観たいと思う作品がどんどん追加されてたらプライムを継続してもいいかなあ。

 Amazonといえば、今朝9時半にキャノンのプリンターPIXUSMG6730BKを注文した。なるべく現用のMG6230BKに使い勝手の似た製品をと思って選んだのだが、これがなんと9千円を切る値段で、しかもプライム会員は本日中に配達というから驚きである。まんまとAmazonに乗せられてる気がするな(^^;
 あっ、もう来た!

 ディジーの上向きトランペット

 「クインシー・ジョーンズ自叙伝」の18章でディジー・ガレスピーのトレードマークである上向きに曲がったトランペットのことが出てきて、長年の疑問が解けた。
 あの曲がったトランペットは、誰かが椅子に置いてあったのを知らずに踏んで偶然曲がってしまったという話はよく知られているけれど、面白い音がするといってディジー本人がすっかり気に入ってしまい、マーティン社に特注で同じように曲がったものを作らせていた。と、ここまでは知っていたが、それをディジー・ガレスピーが自分のビッグバンドのトランペッター全員に支給していたというのだ。

 クインシーがディジーのバンドを辞めるときに、その上向きトランペットを欲しがったが、ディジーに「だめだ、あれはリー・モーガンに使わせるんだ」と言って断られた。きっとクインシーがバンドを去ることにディジーが腹を立てていると思ったという。つまり、リー・モーガンがデビュー作の『インディード!』のジャケットや『ブルー・トレイン』レコーディング時のスナップ写真で吹いている曲がったトランペットは、ディジー・ガレスピーのバンドで支給されたものということだ。

 クインシーがバンドを辞めてしばらくして、92丁目のアパートの玄関ベルが鳴った。クインシーがドアを開けたら誰もいなくて、かわりに手提げ袋に入ったマーティン製の上向きトランペットが置かれていたという。ええ話や。

 紫外線消毒器を新調

 直接お客様の目に触れるものではないが、業務用の紫外線消毒器を新調した。三年使ったプリンターもエラーが出て起動しなくなったし、この秋は何かと物入りである(^^;

 さて、アマゾンのプライムビデオがいよいよサービスを開始した。どんなのが観れるのかとラインナップをチェックしたら、やはり旧作で観たやつばかりである。Netflixもそんなことをブツブツ言いながらマイナー作品をいっぱい観たが、うーん、やはりタダで観れるのは似たり寄ったり。そんななかで、これはどうかなと思ったのをウォッチリストに登録していて、今日は「ブラック・スネーク・モーン (字幕版)」これを観ようかと思う。”過去にブルースのミュージシャンだったラザラス(サミュエル・L・ジャクソン)は道端に血まみれで倒れているセックス依存症のレイ(クリスティーナ・リッチ)を見つけ、ラザラスはレイを救うことこそが自らの使命だと信じ、自分なりの治癒方法を試すことにする。早速、彼は彼女を鎖で繋ぎ、部屋に監禁する。しかし、ラザラス自身、自分の弟と妻が関係を持ち、家から出てってしまったとことにより心に傷を負っていた。ラザラスとレイが互いの壊れた人生を取り戻そうとしているときに、レイの軍人であるボーイフレンドのロニー(ジャスティン・ティンバーレイク)がイラクから戻り、行方不明のガールフレンドを探し始める。”なんだか面白そうでしょ?

 ジェローム・リチャードソンの回想

今、「クインシー・ジョーンズ自叙伝」を読んでいる。二段組の分厚い本なので、まだ4分の一くらいしか読み進んでないが、なかでもジェローム・リチャードソンの回想が興味深かったので少し書き出してみる。

1951年、ボストンでライオネル・ハンプトンのバンドに加わって演奏していたとき、クインシーがバンドに入ってきた。中略 彼は熱心な若者だった。それに、ビッグバンドの第2か第3トランペッターにもってこいの、なかなか味のあるトランペットを吹いた。だが彼の武器は、なんといっても作曲と編曲にあった。(Master註:ようするにクインシーのラッパの腕はたいしたことなかった?)

メンフィスの3日連続興行では 中略 飛び入りで演奏したいという地元のピアニストが現れた。だがハンプのバンドにはミルト・バックナーというブロック・コードを考案した名ピアニストがいた。中略 だからそのピアニストがバンドに加わったのは、ステージが終了する直前だった。ところがそのピアニストは信じられない演奏をした。彼の名前はフィニアス・ニューボーンといった。不世出の名ピアニストのひとりだ。(Master註:ブロックコードを考案したのがミルト・バックナーとは初耳)

シンガーのジミー・スコットは体重がせいぜい100ポンドの小男だったが、中略 彼は身長が6フィートもあるメンバーと喧嘩をし、勇敢にも立ち向かっていこうとした。みかねた女性シンガーのアーネスティン・アンダーソンが相手の男を説得し、一歩手前で事なきを得たこともある。(Master註:負けん気の強さはジャズマンの大事な要素)

ジャズでフェンダーのエレクトリック・ベースを最初に弾いたモンク・モンゴメリーもバンドにいた。有名なギタリスト、ウエス・モンゴメリーの弟だ。中略 ハンプのバンドにはクインシーのほかにもアル・グレイ、ジミー・クリーヴランド、クリフォード・ブラウン、ウエス・モンゴメリー、ファッツ・ナヴァロ、ジジ・クライス、チャールズ・ミンガスといったジャズ・ジャイアンツが一時的に在籍した。彼らの大半はバンドのために曲を書いた。

 マーブル理論

 オーディオルームの湿度は高いほうが音がいいとか、JBLスピーカーはカリフォルニア生まれだから乾いてるほうがいいのだとか諸説あるけれど、わたしの長年にわたる観察によると、乾燥してるよりは湿度があるほうが音がいいように思う。もっと詳しく言えば、乾燥した空気と湿気が混じりあう瞬間が最も音がいいのである。
 これは湿度だけでなく気温にも当てはまる。外の冷たい空気と室内の温かい空気が混じりあうときに、びっくりするくらい音がいい瞬間があるのだ。これは、完全に混ざって全体が均質化すると効果がなくなる。このように、異なる性質のものが出会うときに大きな効果を生むことを、大理石のまだら模様にちなんで”マーブル理論”と呼ぶことにする。

 わたしは冷たい飲み物に氷を入れて飲むのが好きで、あの氷の溶ける瞬間に出る冷気を一緒に味わうのがうまい。これはたんに飲み物を冷やしておけばいいという問題ではない。反対に、味噌汁でもスープでも、料理はアツアツで出てきて、口に入れるときフーフーして適温になっていくあの瞬間がうまい。これもマーブル理論の一種である。
 世界一美しい女性が多いのはブラジルだという。きっと人種が混じりあう国だからだろう。ハーフの人は美男美女が多いけれど、クォーターより先になるとそうでもない。やはり完全に混ざってしまう前のマーブル模様が素敵なのだ。
 新婚さんはラブラブで毎日バラ色なのに、いつの間にかバイ菌か粗大ごみ扱いである。マーブルだった頃が懐かしい(^^;

 ナノサプリの新ボトルデザイン

 当店で人気のナノサプリ・シャンプー&コンディショナーのボトルデザインが一新。容器は同じだが、印字がヨーロッパ調というかサイケデリックというか、いいのかわるいのかよくわからない図案である。
 これまでの素っ気ない薬品っぽいデザインでもよかったになぜこの時期に?まさかまさか「そのデザインって、パクリじゃないですか?」とクレームがあったとか???( ̄▽ ̄;

 カリスマのブランド力

 Netflixで「キース・リチャーズ:アンダー・ザ・インフルエンス」を観た。キース・リチャーズ71歳。いまだにロックンロール界の頂点に立つカリスマ。さすがに白髪でちょっと頂点が薄くなっているが、それがどうしたという男っぷり。しびれますねえ(^^;
 キースといえば、2008年にルイ・ヴィトンのコマーシャルに出たのは衝撃だった。ロック界のアイコン、不良のシンボルであったキースが、およそ縁もゆかりもなさそうな高級ブランドのコマーシャルに登場したのである。いくら積んだのか知らないが、よくキースを引っ張り出してきたものだ。ヴィトンなんてお呼びじゃないぜ!ケッ!と唾棄しても、キース出されたらスミマセンと言うしかない。
 世界中に何千万人いるかしれないロックな人たちも「あっ、キースが持ってるならヴィトン欲しいかも」と思ったはず。そのくらいキースのカリスマ力は巨大なのである。ルイ・ヴィトンは彼らを黙らせたも同然なのだ。

 最近ではアップルウォッチがエルメスの革バンドで登場した。これもよくエルメスを説得したと感心した。いかに天下のアップルといえど、腕時計のステイタスという面では高級時計メーカーに及ばない。そこでラグジュアリーブランドの頂点のエルメスに白羽の矢が立ったのだろう。エルメスバンドのウォッチ価格は約13万円。エルメスにしてはちょっと安すぎる気がする。どうせなら200万くらいにすればいいのに。エルメスウォッチをしてる人があちこちに出始めたら、エルメスファンは一気に萎えるだろう。いい時計してますねと誰かに言って欲しいものなのだ。買わないけど。キースが着けてたら買うかな( ̄▽ ̄;

 いちばん怖かった体験

 怖い映画といったら貞子で有名な「リング」のことを思い出す。わたしはもともと怖がりなのでホラー映画やお化け屋敷の類はパスすることにしているが、昔お客様に「Master、映画の『リング』借りて観たら夜中にトイレ行けなくなっちゃったよ」と言われて、そんなに怖いのかと興味をそそられた。その方はとてもビデオ観たくらいで怖がりそうにない人だったからだ。
 そう言われるとどれだけ怖いものか気になって気になってしょうがない。それでも怖がりのわたしはすぐに観る勇気がない。仕方がないから古本屋に行って「リング」の文庫本を買って読み、ついでに貞子の出てくる「リング」シリーズを全部読んでしまい、ストーリーを頭に叩き込んでから映画を観るという万全の体制で挑んだ(^^;

 もうわたしの脳内には、考えうる最恐の事態がぐるぐると渦巻いていて、映画なんか観たらそれこそ一生トイレに行けなくなるんじゃないかと恐怖のどん底にいたのであるが、実際に映画を観てみると、たしかに怖いことは怖いけれども、自分が想定してた恐怖に比べたらさほどでもなかった。怖い怖いといっても、何が起こるかわからないという恐怖ほど恐ろしいものはない。実際に起きてしまえばたいしたことないものなのだ。それにしてもあんなに怖がって損したゼ。んっ?この話、前にもした気がするな。

 アウト!な趣味

 オードリー若林の書いた本「社会人大学人見知り学部 卒業見込」を読んだ。業界内では「こんな趣味や行動してる俺、どうですか?」というようなナルシズムの匂いがするのが嫌われるらしい。たとえば簡単なのでは「俺、テレビあんまり見ないから」というのもアウトなんだそうだ。ほかには、
 浮世絵の図板を眺めながら高級なお茶を飲んでいる→「アウト!」
 クラシックと三味線しか聴かない→「アウト!」
 落語を語る→「アウト!」
 アメフトの試合を見るのが好き→「セーフ!」

 なるほど、お笑い芸人という職業柄、「なに気取ってやがる」みたいな素振りを見せるのはマイナスだということか。
 本には出てないが、ジャズとかオーディオが趣味なんてのも→「アウト!」判定間違いなしだろう。実際にマニアの域まで達した人たちは、気取ってる余裕なんてまったくなくて、もっとドロドロしている。もはやそのことがかっこいいなんていう意識はとうの昔に忘れてしまっていて、やっていることはかなり変態的(!?)である。しかし世間的には気取ってかっこつけてるように見られる危険性があるようだ。気をつけねば(^^;

 ナマハゲ!!

 子供には映画の残酷シーンや大人の品のない言動を見せないほうがいいと思うけれども、怖い話とか秋田の「なまはげ」みたいな恐ろしいものは幼いころに経験しといたほうがいいと思う。のびのびと自由に育てるいっぽうで、度を越すと危険が及ぶかもしれない、なんだかわからないが問答無用で畏怖すべき巨大な力があるのだということを教育して知っておくことは身を護るうえで重要というのがわたしの持論である。
 怖いもの知らずという奴は、じつに危ない(^^;

 ホラーコメディ映画「ピラニア リターンズ」

Netflixでホラーコメディ映画「ピラニア リターンズ」を観た。前作「ピラニア3D」が店長のオススメとなっていたので借りて観たら、当時小学生だった娘が食い入るように観ていた。しかしR15指定作品で残酷かつ下ネタ満載で観せたことを少し後悔。続編の本作もお下劣でくだらないことこのうえないのだが、観せかたがうまい。何も残らないけれど飽きずに最後まで楽しめた。

 ジャズマンのコスプレ

 フェドラハットを被れば足元はコンビのウィングチップ。約25年前に買ったジャーマン(チヨダシューズ)製で、当時なぜか靴はジャーマン、それも型はウィングチップと決めていた。じつは色違いであと二足持っている。気分は’40年代のジャズマンである。
 ミュージシャンでもないのに、なんでわたしがジャズマンのコスプレまでしなきゃならんのか→かっこいいから(^^;
 この出で立ちで「ハリハリハ〜♪」と鼻歌を歌いながらキャブ・キャロウェイよろしく近所のスーパーに出没する。
 25年前は絶対にかっこいいと思っていたが、今となってはまるで自信がない。そうだ、25年前はジャズよりもかっこいい音楽なんて地球上に存在しなかったのだ。息子世代にはやはりダサく感じるようである。レジ打ちの女子高生に「何?あのおっさんキモ〜い」とか思われてるのだろうか。無念じゃ。

 やはりジャズにはこの帽子

 久々の被り物はNEW YORK HATのフェドラハットWPL5923 100%WOOL Made in U.S.A.

 みなさんはわたしが、お客がいないときにボリュームあげてジャズを聴いて喜んでるんじゃないかと想像するかもしれないが、一人で聴いてもあんまり面白くないのである。やはり、仕事しながらお客様と一緒に聴いて、喜んでくれてると感じたときがいちばん楽しい。

 今日もマイルス・デイヴィスの1970年ワイト島ライブ、35分に及ぶ「コール・イット・エニシング」(『ミュンヘン・コンサート』所収)をギンギンに鳴らして最高だった。「曲名は?」と訊かれたマイルスが「なんとでも呼べ!」と答えてそのままタイトルになったという、まるで「そのまんま東」みたいな曲名(^^;
 実際には「ディレクションズ〜ビッチェズ・ブリュー〜イッツ・アバウト・ザット・タイム〜サンクチュアリ〜スパニッシュ・キー〜ザ・テーマ」の6曲を切れ目なく演奏した組曲のようになっていて、マイルスのトランペットの音がいちばん素晴らしいのがこの時代、気力体力ともに充実していたことがうかがえる。

「これだけ良い音で鳴ってるんだから、もう何もいじるな」とお客様から言われることもある当店のオーディオだが、何も好き好んで音を変えてるわけではない。先日も照明が切れたから交換したら、買い換えた中国製100Wの”電球の音”がイマイチで、サウンドが少々やかましくなってしまった。なんとも微妙な調整のうえに成り立っているのである。

 なるべくしてなる

 オリエンタルラジオのあっちゃんが書いた自伝的小説「芸人前夜 」を読んだ。芸人は下積みが長いのが当たり前という常識を覆し、キャリア0年で大ブレイクしたオリラジのサクセスストーリー。そのなかでも久々に唸ったくだりをご紹介しよう。

 歌手のスガシカオがテレビ番組で、30歳の歌手志望の人から「今から歌手を目指して間に合うでしょうか?」という質問を受けた。諦めなければ夢は叶うよとか言うのかと思ったら、

【「うーん。どうでしょう。プロというのは、なろうと思ってなれるものでもなくて、なれと言われてなるものだと思いますね。」(中略)
「えーと、自分がどんなことができるのかを発信するのは大切なことです。でもそのうえで、それを知った周囲がプロになるかどうかを決めるわけです。プロになる人は否応なしになるべくしてなります。だから、自分がどういう人間か発信したうえで、周りからそういう声がなければ、それは無理だということですね。」とてもシビアな意見だった。そしてそれは強烈に、僕の心を捕らえた。】

 歌手でなくても、お笑い芸人や漫画家や小説家、憧れの職業を目指して頑張ってる人は多いと思う。
 それにしても「プロになる人は否応なしになるべくしてなる」とはなんとも深い一言である。スガシカオ氏の音楽は聴いたことがないけれど(^^;

 ゾッとするぜ!

 年をとると、何かとゾッとさせられる場面に出くわす。いや、おばけが出たとか殺されかけたとかUFOにさらわれたとかそういう物騒な話でないのだけれど。

 久しぶりに旧友に会うと、懐かしい昔話に花が咲く。それはいいのだが、その後会ってなかった10数年のあいだにもいろいろあったはずである。にもかかわらず、昔何度も聞いた同じ話を、また何度も何度も繰り返すのである。
 オーディオ友達も、たいてい前に訪問したときと同じソフトをまたかける。この何年かのあいだに、何枚も新しいソフトを買っているはずなのに。まず「ほら、こんなにいい曲見つけたよ!」とはならない。
 極め付けが、某ジャズ喫茶のオーナーが四半世紀前にオスカー・ピーターソン・トリオの「ユー・ルック・グッド・トゥ・ミー」をオーディオチェックに使っていると著書に書いていたのだが、いまだにそのジャズ喫茶でオーディオチェック用としてかけられていたことだ。1964年の音源が古いと言うのではない。25年も経ってるのに他にはなかったのかとショックを受けたのだ。気がついたら25年も経ってましたなんて、ゾッとする(^^;

 幼馴染みや同級生といったって、一緒に過ごしたのは10年以下、ほんの数年のこと。そのあいだに起こったことよりも、その後に起こったことのほうがはるかに多いはずなのに、もっと何か学んだり、発見したり、成果を出したことがなかったのか。
 何より恐ろしいのは、そのことに自分自身が気付かなくなってしまうことである。性分もあるだろうが「 Masterまた同じこと言ってるよ」と思われるのは恥ずかしい。
 できれば「ぜんぜん変わってないね」と言われるよりも、「まったく別人のようになってしまった」と言われてみたいものだ。

 グラインドハウス映画館

 昨日のエントリーは、ダイナ・ワシントンが歌う「サムタイム・アイム・ハッピー」というスタンダード曲を聴いていて思いついた。真剣に仕事をすればするほど、コインの表裏のように「大好き」と「大嫌い」は一体で、時々それが入れ替わると言いたかったのだが、ただわたしが仕事が嫌いだと嘆いてるように思う人がいるといけないのでちょいと補足しておく(^^;

 さて、Netflixでロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー in グラインドハウス」と、タランティーノ監督の「デス・プルーフ in グラインドハウス」を観た。もとは二本立てで公開されたものに未公開シーンを加えて独立させた作品。’70〜’80年代のB級映画の雰囲気を再現するために、フィルムに雨降りノイズや焼けを加えている。前者はゾンビ映画で、後者はスタントスピード狂の映画。共にばかばかしいほど下品で残酷、ドキドキハラハラのアクション満載。やはり映画って、こうでなくてはいけないなー。テレビドラマの延長では面白くもなんともない。

 レンタルビデオが出始めの頃、一本借りるのに千円以上してたから、新世界の三本立て千円の映画館によく通った。「未来世紀ブラジル」や「ターミネーター」、「ゴッドファーザー」の三本立てとか。まさにタランティーノがリスペクトするグラインドハウス的な映画館だったが、不思議なことにどの映画も60分で終わるのである。一本につき3回くらいフィルムをかけかえるのを、全部映写が終わってなくても20分くらい終わったところで構わず次のにかけかえるから、ストーリーが端折られてよくわからないことがあったな。懐かしい。

 時々憎らしいほど嫌い

 三代続いた床屋の息子として育ったせいか、同業である理美容師に対して、ある種の近親憎悪のような感情を持っている。話してみると、他の業種の誰よりも仕事のつらさや難しさ、たいへんさをわかってくれる戦友のような存在で気のいい人たちばかりなのに、一方ではなぜかライバル視してコンチキショー!と対抗心をむき出しにしてしまうのだ。

 近頃では、この微妙な感情がオーディオ業界やジャズ業界にも芽生えてきて、ひじょうに困る。いい音で聴くジャズが好きで好きでたまらないくせに、なぜか休みの日にまで聴こうとは思わない、
 オーディオ雑誌をめくってみても、いい加減なことばかり書いてるといっていつも腹を立てているが、やはりオーディオ仲間と話していると大いに盛り上がってしまうのである。
 散髪とジャズが好きなのか嫌いなのか、時には死ぬほど好きで、時には憎らしいほど嫌い。この気持ちわかってもらえるでしょうか(^^;

 同業臭

極楽湯へ行ったら鏡に向かって髪をセットしてる床屋のおじさんがいた。派手な幾何学模様のシャツを着て、使い込んだブラシでボンバージュセット(業界用語でかっちりとドライヤーセットすること)をキメているので一目で同業者とわかる。
世間では、美容師はもっともお洒落な人たちと思われてるそうだが、そうかなぁと思ってしまう。美容師も一目でそれとわかる同業臭があって、若い頃はそれが嫌でたまらず、絶対に理美容の女性と結婚するもんかと思っていた。念願叶ってまったく業界と関係ない家内を嫁にもらったが、仕事のことをよく理解してもらえる同業者もよかったかなと今となってはあれこれ思う。

 映画らしさと映画らしくない映画

 他にNetflixで観たのは、シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの「大脱出」。脱獄スペシャリストのスタローンが、C.I.A.の依頼で潜入した刑務所。ところがそれは罠で、囚人のシュワちゃんと力を合わせて脱出を試みるというストーリー。フレッシュさこそないが、冒頭から「おっ、なんだか面白そうだぞ」と思わせる展開はさすがである。ところがやはり中盤から眠くなる展開で、ラストの海岸のシーンでは、スタローンとシュワちゃんのスケジュールが合わなかったのか、一目で合成とわかる不自然さ。しかし観て損したとは思わせない及第点。なんだかんだでこの二人とロバート・デ・ニーロの映画はほとんど観ている。

 もうひとつ、怪獣映画の「クローバーフィールド」。家庭用ビデオカメラで友人の送別会を撮影していたら、マンハッタンに巨大怪獣が出現する。終始一台のビデオカメラで撮影している設定で、怪獣はそこで偶然起きたアクシデントということになっているため、劇中には音楽も流れない。通常SFXは固定カメラで撮影したものに画面を合成するものだが、ぐらぐら動く手持ちカメラの撮影するなかに怪獣をCG合成して臨場感を出すという高度な処理がなされている。「大脱出」とは対照的に、まったく映画らしくない、国家機密の秘蔵VTRを観ているような演出が新鮮。しかもその後怪獣が退治できたのか、マンハッタンは消滅せずにすんだのか、そもそもあの怪獣は何者なのか、まったく謎のまま唐突に終わるが、不思議と消化不良の感はない。無理に説明してオチをつけるのは野暮である。

 黒人初のコンサートピアニスト

 映画鑑賞の合間に「ニーナ・シモン自伝 -ひとりぼっちの闘い-」を読む。前半のあらすじは次のとおり。
 三歳半から教会でピアノを弾き始め、才能を認められた彼女はハイスクールを卒業後、奨学金でジュリアード音楽院で学ぶためにニューヨークへ行く。ジュリアードで一年間学び、黒人初のコンサートピアニストになるべくフィラデルフィアのカーティス音楽学校を受験するも失敗。めげそうになりながらも夢をあきらめず、ヴォーカルトレーニングの伴奏などで食いつなぐ。このとき歌を習いに来るティーンエイジャーたちの誰よりもうまく歌えることを発見する。アトランティックシティの安酒場でピアノ演奏のアルバイトを始め、クラシックとポピュラーソングを織り交ぜて新しい音楽を創造していく。

 ニーナ本人も自分はインプロビゼーションはやるがジャズ・ミュージシャンではないときっぱり断言している。彼女の音楽はゴスペル、クラシックとポピュラー音楽を下地にして出来上がったもので、ビバップの影響下にないのである。

 1957年にはベツレヘムレーベルから『リトル・ガール・ブルー』を発表するが、同社に宣伝して売り込む姿勢がなく、一年後ようやくラジオDJの大プッシュで売れ始めるものの、ピアノレッスンのための費用が貯まらず苦労する(まだこの時点でも黒人初のコンサートピアニストになるための費用稼ぎとして捉えている)。1959年9月ニューヨークのタウンホール。白いロングドレスをまとい、真っ白なサテンの靴を履いたニーナはこのコンサートで一大センセーションを巻き起こす(『ニーナ・シモン・アット・タウンホール』所収)。
 黒人初のコンサートピアニストになるという幼い頃からの夢は別の形になって叶ったのだ。

 戦争映画「ローン・サバイバー」

 昨日はアフガンでの実話を元に作られた戦争映画「ローン・サバイバー」を観た。これもすごい作品!
 タリバンの指導者抹殺を目的としたレッドウイング作戦を発動。4人の海軍特殊部隊がアジト偵察中に山羊飼いの民間人に遭遇。民間人を殺してはいけないと交戦協定で定められているが、このまま彼らを帰せばタリバンに情報が漏れて作戦失敗は必至。4人は迷った末に彼らを解放するが、おそるべき速さでタリバンの追っ手が迫ってくる。山中で無線は使えず救援部隊を呼ぶこともできない。果たして彼らは生き残ることはできるのか!?(^^;

 残酷なシーンがあるせいでPG12指定。名作だが随所で”痛ーい”演出が出てくるから待ってても地上波テレビで流れることはないだろう。殺し合いは残酷ですごく痛いというリアルな表現は必要だ。逃げる途中で蛇が出てきて、「ランボー」とかの娯楽映画なら捕まえて後で「再利用」したりするのだろうが、そういうエンターテイメント性はなし。これぞ映画!といったゴリゴリのハードな戦闘で押しまくる。
 アメリカ映画だから当然「タリバン=悪 米軍=英雄」の構図で描かれてるが、それはさて置き映画としてのクオリティーはすごい。映画ファンならこれ一本観るためにNetflixの無料体験を申し込むべし。

 ブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド」

 無料体験期間中のNetflixでiPad miniが大活躍している。こうなったら今日発表された大きいサイズのiPad proでも買おうかしらん。今度のは内蔵スピーカーが4つ付いててボディを響かせる構造だから、これまでのiPadのオマケ的な音声より本格的かも。11月発売だから手にする頃にはとっくに無料体験終わってるけれど(^^;

 さて、昨日はブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド」を観た。いや、これはすごい映画ですわ。「神の 都市」と云う名のスラム地区でギャングとして生きる子供たちを描いた作品。ちびっこギャングといえば可愛らしいが、拳銃片手にドラッグ、盗み、殺人まで日常茶飯事という彼ら。警官までも汚職にまみれて治安は最悪。特に子供が子供を撃ち殺すシーンはなんともやりきれない。これが実話だというからショッキングだ。

 我々日本人の感覚で見れば、成熟してない社会というか、まるで人の命の重さが違っている。ちょっとしたことで撃ち殺すのは貧困ゆえか。命にかかるコストが少ないからそうなるのか。明治維新前の日本でも武士は「斬り捨て御免」であったが、半ズボンを穿いた子供同士で殺し合うなんて考えられない。
 あらすじだけ聞いたらなんと陰惨な恐ろしい映画かと思うけれど、映画はテンポよく意外な明るさをもって描かれており、それがヘビーな内容からの救いになっている。見応えありの傑作。

 低予算パニック映画「エイドリアン・ブロディ エスケイプ」

 無料体験期間中のNetflixで「戦場のピアニスト」の個性派俳優エイドリアン・ブロディ主演の映画「エスケイプ」を観た。目が覚めると壊れた車の中、ここはどこ?わたしは誰?おまけに左脚がダッシュボードに挟まって抜けない。飢えと寒さと不安のなか、果たして主人公は脱出することができるのか。という単純なストーリー。似たような話で、クルーザーから海に飛び込んだはいいが、梯子を下ろしてなかったために船に上がれなくなってしまう「オープン・ウォーター2」、スキーのリフトが途中で止まったまま上空で放置される「フローズン」という映画もあったな。こういう簡単な設定の低予算パニック映画が好きだ。どうするんやろ?どうなるんやろ?とドキドキしながら観て、ああー!やっぱりそれかー!?と画面に向かって突っ込んでみたりして( ̄▽ ̄;
 こういう映画は最後の結末が肝心なのだが、「エスケイプ」はあっさり終わってちょっと肩透かし。でもブロディの情けない顔の名演技で一時間半のあいだ結構楽しめた。最近の映画は制作費かけて2時間3時間とやたら長いのが多くていかん。

 ジョン・レノン・NGT

 映画「ジョン・レノン・ニューヨーク」を観た。ドキュメンタリー映画としてはそこそこ面白かった。誰にでも苦手なものはあると思うが、わたしはジョン・レノンが苦手である。少年の頃からレコードも持ってたが何度挑戦しても感性が合わない。白状すると、ジョン・レノン命みたいな人を見ると、うわ〜ほんまかいな何がええんやろ?とつい疑ってしまうのだ(^^;

 ジョン・レノンといえば、もう随分昔になるが、少し酒に酔ったお客に絡まれたことがある。
「Masterはジャズのなかで誰がいちばん好きやねん?」
「俺は(音楽のなかで)ビートルズがいちばん好きやねんけど、Masterは誰が好きやの?」
 いきなりそんなこと言われても困りますがな。ルー・ドナルドソンも好きやし、やっぱりマイルスも好きやし、ダイナ・ショアの唄かて聴いたらメロメロになりますわ。

 そのお客様はおそらくジャズのことがよくわかってないのだと思うが、わたしのジャズ愛に自分のビートルズ愛の強さで張り合おうとしたのかもしれない。きっと「そらマイルス・デイヴィスに決まってます!ビートルズの百倍すごいです!」とか言って欲しかったのだろうが、張り合いのない返事にがっかりした様子。そらあんた、比べるもんとちゃいまっせ。

 動画見放題時代

Netflixでカルト教団映画の「レッド・ステイト」、ロバート・デ・ニーロ扮する超能力者が怖い「レッド・ライト」、邦画の「放送禁止劇場版 ニッポンの大家族」を観る。無料体験キャンペーン大いに利用させてもらってます。無料期間終了の三日前にメールでお知らせがあるという親切な仕様。
一方、無料体験が終わると同時に自動で引き落としが始まるというのがよくあるパターンで、Amazonのプライム会員も年末にバタバタしてて、あっ!と気づいたときにはもう遅い。ちゃっかり1年分の会費が引き落としになっていた。くそぅ、来年はプライム会員なんか絶対なってやるもんか!と思ってたところ、Amazonも今月末から動画見放題のサービスを始める予定で、なんとプライム会員は無料だというのだ。どういうラインナップの映画が観れるか次第では、来年もプライム会員になってしまうかもなあ(^^;

 テリーとスッポン

 クラーク・テリーといえば、カウント・ベイシー楽団からデューク・エリントン楽団を渡り歩いたトランペットの名手であるが、片手にコルネット、もう片方にフリューゲルホーンを持って交互に吹いたり、意味不明のスキャットで一曲演ってみたり、トリッキーな技も披露した。それら多彩なサウンドは、マーキュリーの『オスカー・ピーターソン・トリオ+1、クラーク・テリー 』で存分に楽しめるが、なかでもブランジャーミュート奏法、つまりトイレのスッポンや帽子、手などをベルに被せて開閉しワウワウ効果を出す奏法を得意とした。

 ここで不思議なのは、クラーク・テリーをアイドルとしたマイルス・デイヴィスが、どうしてそれを真似しなかったかということ。’70年代にジミ・ヘンドリックスから贈られたワウワウペダルを、わざわざトランペットにマイクを通して使うようになるマイルスだが、ワウワウ効果を出すならそんな面倒なことしなくてもトイレのスッポン買ってきて棒を外せばいいじゃないか。

 自慢じゃないが、マイルスとわたしの身長は同じくらいで、これまた自慢じゃないがトランペットも吹いたことがある(なんの自慢や)。で、右手でトランペットを支えて持ち、左手をまっすぐ伸ばしてベルを塞ぐ、塞、ふさ…げない。なんと、ワウワウしようにも手がラッパの先まで届かないのであった(^^;

 ジミーはジャズの夢を見る

 映像配信サービスのNetflixは、日本では9月2日にスタートしたばかり。そうとは知らずに9月3日にお試し入会した。今年発売のテレビのリモコンには「Netflixボタン」を付けさせたというからすごい。HULUとやYouTubeみたいにテレビのネットサービスアプリでも見られるものと思ったら、今のところ我が家のREGZA 65J7では見れないようである。Chrome CastやApple TVを付ければ見れるみたいだけれども、一ヶ月の無料お試し期間だけでやめるつもりなのでiPad miniの小さい画面で我慢。これ以上の投資はしないことにする。

 なんだかんだでNetflix3本目の映画は「二郎は鮨の夢を見る」。オバマ大統領来日時に安倍総理が案内したミシュラン三ツ星鮨店「すきやばし次郎」の85歳の職人小野二郎を追ったドキュメンタリー。
 いやぁ、かなわんなあ〜。こういう技を極めた職人さんに比べたら、わたしなんかもうヘナチョコすぎてお話にならない。
 「メニューはおまかせコースのみで3万円から」。わたしもカットだけで3万円とか言ってみたいが、一生無理だろうな(^^;

 小野二郎さんは、85歳とは思えないほどすばらしくお元気で矍鑠としてらっしゃる。人前に立つサービス業はこうでなくては。2014年には黄綬褒章を受章されたそうだ。わたしは勲章とか恐れ多いけれど、インフラノイズの秋葉社長にはあと20年くらい頑張っていただいて、ぜひ天皇陛下から黄綬褒章を拝受していただきたいものである。

 クラーク・テリーが伝えたもの

 昨日の映画「ニーナ・シモン〜魂の歌」に続いて、Netflixで「伝え続ける情熱と音楽」という映画を観た。なんだか難しいタイトルだなあと思ってよく見ると、惜しくも今年(2015年)逝去したクラーク・テリーの晩年を描いたドキュメンタリー。これは観なくては!
 若い盲目のジャズピアニスト、ジャスティン・コフリンにクラーク・テリーがジャズの真髄を教えるのをメインテーマに、クラークの闘病やコンクールに懸けるジャスティンの成長などを描いていく。

 ジャズの歴史そのもののようなクラーク・テリーの言葉には含蓄があり、やはりただの老人とはえらい違いだ。トランペットの技量だけでなく人格も温厚で立派。たくさんの後進ジャズメンに慕われていたのも肯ける。(マイルス・デイヴィスは麻薬を買う金欲しさに恩人クラークの服を質に入れたという)
 一方のジャスティンは、なんとなく顔つきがわたしに似てるせいか、若い頃の自分に重ね合わせてしまう(笑)素直でいいピアニストだ。

 ラスト近くになって、寝たきりになったクラークの家へ大物クインシー・ジョーンズが訪れる。彼”Q”こそクラークの最初の弟子なのだ。クラークの薦めでピアノの腕前を披露するジャスティン。才能を見た”Q”は自分のツアーに参加するようジャスティンを誘う。ああ、エエ話や!
 しかし、エンドロールで「プロデュース:クインシー・ジョーンズ」と出て、しまった!最初からクインシーの仕込んだ出来レースだったのか!?とひっくり返ったわ(^^;

 ニーナ・シモンと怒る人々

 一度もパクったことのない者のみ、この者に石を投げよ。最初は面白がって言ったつもりだろうけど、みるみる炎上してしまい、ちょっとかわいそうだったね。そらちょっとマナーは悪かったかもしれんが、そんなに寄ってたかってデザイナー人生をめちゃめちゃに破壊しないと許されないほどの極悪人というわけでもなかろうに。

 話は変わるがNetflixという映像配信サービスの一ヶ月無料というバナー広告を見つけたので試しに入会してみたら、無料といってもいまいち古くてパッとしない映画ばかり。即退会かと思ってたところで「ニーナ・シモン〜魂の歌」というドキュメンタリー映画があったので観てみることにした。
 ニーナ・シモンはレイ・チャールズと同じく、ジャズの範疇から大きくはみ出している人なので、ずっと聞き続けるのはちょっとしんどい、というか、暑苦しい(^^;
 映画の中でも出てきたが、熱心に公民権運動に参加したり、バッハを聴くときのように静かに聴けとかいって観客によく怒っていたりで緊張してしまう。音楽はわりと好きなのだが。

 なかでもCTIレーベルの『ボルチモア』はいちばんのお気に入りで、ジャズからは遠いものの都会的に洗練され、ポップな「リッチ・ガール」や、表題曲のレゲエのリズムもイカしてる。ニーナ・シモンやレイ・チャールズの音楽に感じるある種の濃厚な泥臭さ、素朴ゆえのパサパサ感が苦手なわたしにはこれくらいがちょうどいい。

 男前は髭を剃る

 なんとなく10ヶ月たくわえたあご髭を剃った。たいして濃くもないのでミニトリマーでバリバリッと刈ってシャボンをつけ、普通に剃ったらあっけなく元に戻った(^^;
 髭剃りといえば、少し前にブラッド・ピット主演の戦争映画「フューリー」を観た。ドイツに進攻するアメリカ軍戦車と、現存する旧ドイツ軍ティガーI型戦車の対決が見ものだが、劇中、ドイツ人の民家へ押し入ったブラピ隊長が、部下には美しい娘をあてがい、母親には貴重な卵を与え、湯を沸かしてもらうと自分はさっぱり髭を剃るというシーンが印象的だった。戦争の極限状態にある中で、女や食い物より髭剃りを優先するブラピの男前なこと!

 自己中ならペギー・リーで

 たしかに日本の若者を戦争に行かせたくないよね。しかし国外の紛争で亡くなってる人たちもいるのに、日本は「知りません。勝手にやってください」というわけにもいかんだろう。もっと視野を拡大すべきではないかなあ。

 さて、毎年夏場はオーディオの音が冴えなくてイライラするのだが、今年は秘密のテクニックでうまく乗り切った。調整がうまくいったときはペギー・リーの歌う『ブラック・コーヒー』が最高だ。これから秋が深まるにつれ、音楽鑑賞にいちばんいい季節がやってくる。毎年この時期は不遜にも、うちのオーディオは日本一エエ音するんとちゃうやろかと思って聴いていることがある(^^;
 わたしが思うくらいなのでおそらく皆さんもそうだろう。それでいいのだ。それこそが趣味を長持ちさせる秘訣なのである。

 まぎらわしいアドレス

今日は家内と娘たちがジャニーズのコンサートへお出かけ。連日の世界陸上のせいで溜まりに溜まったテレビ録画をこのときとばかりに消化する。観なきゃいけないものが増え過ぎて、時間を確保するのがたいへんだ。んっ?なんかおかしなことになってないか(^^;
いまちょうどタカトシのバラエティ番組で、コメヤという理髪店、とーふやという名の酒屋、さかなや米店、なべやという寿司屋のある町が紹介されていた。なんでも、先祖がやっていた職業を屋号に入れるのがこの町のしきたりなのだという。じつはジャズマンの名前も職業を表したものが多い。アート・ペッパーは胡椒屋さん、リロイ・ビネガーはお酢屋さん、ビル・バーバーは床屋さん、このブログのアドレスもアート・ペッパー・JPではなく、むしろビル・バーバー・JPにすべきなのだが。

 基本は立ちっぱなし

 立ちっぱなしだとたいへんですねとよく言われる。今日もAFさんに言われた。いや、座りっぱなしもたいへんでしょう。休みの日に一日中座ってテレビを見てると、もう腰が痛くてたいへんだから、座りっぱなしのデスクワークの人はもっとたいへんだと思う。長時間座っても疲れないような素晴らしい椅子を支給されてるのだろうか?
 当店も仕事がヒマだと座ってパソコン見ながらダラダラするので血行が悪くなる。やはり仕事で立って動いてるほうが調子がいい。本を読むときは立って読むし、パソコンの操作も昔は立ったままでやっていた。またでっかいiMacでも買って、カウンターの上にドーンと置いて、立って操作するスタイルに戻そうかしら。

 アナログの音が出た

プレスティッジの男性ボーカル『アール・コールマン・リターンズ』がスピーカーから流れてきた。おっ?これはいいな、iTunesなのにレコードみたいな音がするじゃないの。
思えば、CDをレコードみたいな音で聴きたくて始めたオーディオであるから、ようやく第一目標に到達したということか。
一口に「アナログの音」といっても人それぞれ、いろんなイメージが浮かぶだろう。しかし、超高域もワウフラもなく、ビニール盤にそっと針を落とす緊張感がなくても自分の思っているアナログの音になると確認できただけでも大きな進展だ。レコードの音は好きだけれど、いつもこの音が出るならアナログ卒業してもいいかな。

 ジャズレコードの集め方

 27年前のJimmyJazz開店当初、手持ちのジャズレコードは100枚ほどしかなかった。今では専門家みたいな偉そうな態度をとることもあるけど、当時は初心者丸出しで、「詳しい人がいらしたら教えてもらおう」位の低姿勢だったのだ(^^;
 仕事が回り始めて利益が出ると、必要経費だと大手を振って毎週3枚ずつレコードを買いに行った。他にお金の使いみちが思いつかなかったのだ。このとき、なるべく幅広くジャズミュージシャンをカバーしようと考えて、あれもこれもと手を出したのは、今から思うと失敗だった。

 先日も集中砲火して突破するのがだいじだと書いたけれど、未知の領域を早く理解しようと思ったら、「浅く広くまんべんなく」よりも、一点集中で深く掘り下げるほうがはるかに効果的なのだ。
 マイルス・デイヴィスとクリフォード・ブラウンとケニー・ドーハムはどのように違うか比較して聴くよりも、マイルスならマイルス、ブラウニーならブラウニーだけに絞ってそればっかりグワーと聴きまくる。ナット・アダレイはどうかなんて後でもいいのだ。
 小説でも、面白いのを見つけたら、同じ作家に集中したほうが文章のパターンを知ってるから読みやすいのと同じである。

 ジャズの聞こえない理容室

 わたしの父は子供の頃から片方の耳が聞こえず、母親も難聴で障害者手帳を持っている。どういうわけかその息子がジャズの聴ける床屋をやってるのだが、当店にも補聴器をした人や耳の遠い人が散髪にいらっしゃる。音楽に興味がなくても髪は伸びるから。
 で、意外なのだが、耳が聞こえにくい人やまったく聞こえない人の髪を切ってると、なぜかBGMの音が良いのである。周りの雑音が減って静かになる。これはどういうわけだろう。完全に受け身になってるのが良いのだろうか。むしろうるさ型のオーディオマニアが来たときにかぎって、ガチャガチャしてあまり良い音で鳴ってくれないものである。

 蚊の鳴くようなドリス・デイ

 こないだ喫茶こすもに行ったときは、ドリス・デイの歌声がCDラジカセから聞こえるか聞こえないかというような小音量で流れていた。当店もオープン当初はこのくらいの音量だったかなあ。ドリス・デイはJimmyJazzでも時々かけるけれど、今ではけっこう大胆な音量で鳴らしてるなと思って苦笑した。最初の頃はお客様に「うるさい!」と言われるのを恐れてたのが、スピーカーが大きくなるにつれだんだん態度も大きくなって「うちはこの位の音量ですが、何か?」みたいに開き直ってる(^^;
 しかもこれはジャズではないぞ。いいのか!?( ̄▽ ̄;

 集中砲火

 社会に出たばかりの若い人は、最初にまだ自分が何者でもないということを思い知らされる。何もできないのだから誰もチヤホヤしてくれるわけがなく、したがって謙虚にならざるを得ない。自我を貫くのではなく、そうやって自分を自由に曲げていくことができることが若さの特権でもあるのだ。
 何もできない、何者でもない自分が、世間に出て戦っていくには何かしらの武器が必要だ。才能に恵まれ、あれもこれも何でもマスターできるような器用な人ならいいけれど、そうでないなら戦力を分散させず一点に集中して、そこから突破していくのが弱者の戦法。すなわち何か一つ、これだけは絶対に誰にも負けないという技術を身につけることである。

 若い頃に、仕事に関係あること以外の一切の娯楽を絶ち、そこからJimmyJazzのアイデアが生まれたという話は何度か語った。神様仏様も、遊びたい盛りの若者がそこまで頑張るならと応援してくれたのだと思うが、いつか実現したいと夢見たジャズの聴ける理容室は、周りの人たちの協力もあって、思っていたよりもずっとずっと早く実現したのだった。
 わたしは今も変わらず頑張って、さらなる夢を追いかけてはいるのだけれど、何度も同じやり方で叶えてくれるほど神仏の試験は甘くないようである(^^;

 新鮮なゆで卵は剥きにくい

朝から銀行へ両替に行ったついでに喫茶こすもでモーニングAセットの朝食。少しテレビを見た後、昼からは久しぶりのジョギングでスーパー銭湯へ。いつも露天風呂のそばの椅子で爆睡してしまうのだが、盆休みの休養がまだ効いているのか、今日はちっとも眠くならない。帰りにダイソーに寄って、ゆで卵の殻がきれいに剥けるグッズを購入。今朝のモーニングのゆで卵の殻が剥きにくかったので、こすものママさんにプレゼントした。

 Masterの誓い

 他店より休みは少ないし(原則連休無)、ブログも毎日更新してるし、Masterはよっぽど真面目な人か、あるいはワーカホリック(仕事中毒)か、ちょっと危ない人なんじゃないかと怪しんでいる方が居るかもしれない。胸に手を当てて考えてみると、ふと思いあたることがあった。

 わたしがたしか二十歳くらいの頃だった。やる気があるのかないのか、どっちつかずの自分に嫌気が指して、「今日から仕事に関係あること以外のことは一切しない!」と誓いを立てた。自宅の店を手伝いながら、暇ができればモデルウィッグ(生首の人形)を出して練習。後にも先にもあの時ほど練習したことはない。疲れても椅子には座らない。一日中立ちっぱなしである。テレビも観ないし漫画も読まない。読んでいいのは業界誌と「Big tomorrow」だけ(笑)とにかく仕事に関係のない楽しみを徹底的にシャットアウトしたのである。

 そうはいっても音楽ぐらい聴きたいじゃないですか。仕事に結びつく音楽なら聴いてもいいという”抜け道”を考え出した。理容室のBGMとしてぴったりの音楽、それがジャズだったのだ。だからジャズを聴いたり、ジャズの情報を集めたりするのは、今でもわたしにとっては仕事なのだ。決して遊んでいるのではありません!( ̄▽ ̄;
 テレビもこのときからまったく観なくなったから、’80年代半ばから’90年代半ばまでの10年間位、テレビドラマや流行歌などの芸能情報がすっかり抜け落ちている。尾崎豊とか猿岩石とか高橋ジョージあたりは見たこともなかったし、冗談じゃなく森高千里はおばさんになってから知ったのだ。

 人と比べて器用なほうではなかったから、遊びたい盛りの年頃に猛然と練習に打ち込んだために早く自分の店が持てたのだと思う。なにしろ、店でどんな音楽をかけるかまで考えていたのだから(^^;
 寝ても覚めても24時間仕事のことばかり考える癖は、このとき形成されたのだと思う。そういえばこの誓いには「いつまで」という期限を設けてなかったっけ。

 考えるな!休め!

 お盆休みの三日間は、できるだけ仕事のことを考えないように、ジャズのこともオーディオのこともなるべく考えないようにして過ごした。ほとんどのお勤めの人は勤務時間外に仕事のことなんか考えないだろうが、自営業者は24時間、常に仕事のことばかり考えているのだ。だから休みの日には意識して仕事を頭から追い出してリフレッシュしないと休養にならないのである(^^;
 三日とも天気もいまひとつパッとしなかったが、思いの外疲れが溜まっており、全録で撮り溜めたテレビ番組も少し見ては眠ってしまって、あまり活動的なことはしなかった。そのせいかたった三日間でもずいぶん体力が戻った気がする。さあ、また正月休みまで頑張るぞ!

 ジャズと人種差別

 1949年春、マイルス・デイヴィスがパリに演奏旅行に行くと、熱烈な歓迎を受けて面食らった。アメリカ本国だとただのチビの黒んぼくらいにしか見てもらえないのが、いきなりのスター扱い。画家のピカソやサルトルら一流の文化人と交流を持ち、おまけに恋人はジュリエット・グレコとくれば燃えないわけがない。調子にノリまくった演奏の様子が『パリ・フェスティヴァル・インターナショナル+2』に収められている。マイルスのトランペットはすでに完成の域に達しているし、双頭リーダーのタッド・ダメロンがモダンなピアノを弾いており、ハードバップの元を作ったのはマイルスとダメロンの二人ではないかと思えるほど。このときドラムを叩いていたケニー・クラークはパリへの移住を決意する。

 竜宮城のような生活に後ろ髪を引かれつつ帰国してみれば、相も変わらずアメリカでの人種差別はひどいものだった。あまりの落差に失望したマイルスはヘロイン中毒への道をまっしぐら。差別とヘロインへの傾倒がどのように結びついてるのか日本人のわたしには今一つピンとこないのだが、パリでの一流芸術家としての評価のほうが、現実のものに近いと思える。プライドの高いマイルスのこと、自分に触れる空気のちがいを敏感に察していたのだろう。

 この4年前、日本に原爆が落とされたのも、その前にアジア諸国がヨーロッパ列強によって植民地支配されたのも、あらゆる紛争の根底には人種差別がある。我々の魂も、あるときはアフリカに生まれ、あるときは中国に生まれ、アラブに生まれるといった仏教的転生輪廻の思想こそが人種差別を超える鍵ではないか。

 パクらずにいられない ジャケット編

 世間がパクリパクリと騒ぎ出してから、どうも居心地が悪い。そもそもこのブログデザインじたいキャノンボール・アダレイ『サムシン・エルス』のパクリなのは一目瞭然だ。このようにジャズとパクリは切っても切れないのである(^^;
 ジャケットデザインにもパクリが多い。『ソニー・ロリンズ Vol.2』とジョー・ジャクソンの『ボディ&ソウル』、ケニー・バレルの『ミッドナイト・ブルー』とエルヴィス・コステロの『オールモスト・ブルー』、トニー・ウィリアムスの『スプリング』とザ・ドリーム・シンジケートの『テル・ミー・ホエン・イッツ・オーヴァー』、ジミ・ヘンドリックスの『ウォー・ヒーローズ』とマイルス・デイヴィスの『TuTu』、その他探せばなんぼでも出てきそう(^^;
 しかし、これらはジャズのジャケットをロックミュージックの側がパクっているパターンが多く、わたしは元のデザインに対してのリスペクトが感じられるならオーケーだと思うのだが。

 鶴橋探検

連休三日目は、小雨パラつくなか娘二人と鶴橋を探検。鶴橋駅前のカナリア本店でジャンボパフェを食べようと並んだら、一時間半待ちだというので、順番が来たら電話してもらうようお願いして、そのあいだにコリアンタウンへ行ってみた。まるで'90年代のPCショップのような怪しい雰囲気が漂う店内に、KーPOPのDVDやらコスメ用品やらが所狭しと並んでいる。最初は緊張したがだんだん楽しくなってきた(^^;
ぶらぶらしてたら呼び出しの電話があって、カナリア本店へ。娘たちはチョコレートパフェ(680円)わたしはフルーツパフェ(700円)を注文。レゲエの流れる店内で美味しく頂いた。これにて夏休みおしまい。

 家族で外食

昨日はわたしの父と次女の三人で大阪市歴史博物館へ行って来たが、今日も張り切って早起きしてテレビを見てたら、疲れが出て爆睡。夕方から家族で梅田のソウル・トゥ・ソウルへ名物ソウル焼(韓国風のすき焼)を食べに行った。値段も安く、家族みんなの好物なのだ。わたしが結婚してから、初めて家内を外食に連れて行ったのがこのソウル焼だった。「美味しかったな」「美味しかったな」と家内が何度も言ってたので、ちょくちょく行くようになった。あの頃の彼女は可愛らしかったな。あっ、今でも可愛らしいけど(^^;

 タイムマシンでアノ人と再会

タイムシフトで「世界!ニッポン行きたい人グランプリ」という番組を見てたら、カナダのバンクーバー在住で87歳のジーンさんという方が出ていた。ジーンさんは花博の年に来日し、阪神タイガースの試合を観て日本の野球に魅了され、どうしてもまた日本に行ってタイガースの試合を観たいのだという。そのジーンさんは現役のジャズピアニスト。一緒に観ていた娘がすかさず「お父さん知ってる?」と一言。アレッ?ジーンさんって、ジーン・ディノヴィじゃないか!?( ̄▽ ̄;

知ってるも何も、7年前にライブ観に行ったがな。テレビ局に頼まんでも何べんも日本来とるがな。ジーンさんがタイガースの帽子を被って奏でるのは「六甲おろし(ジャズバージョン)」って、そんなもん弾かんでもよろしい(^^;

 夏の終わり

 忘れもしない2009年の夏、8月の最終週になって急に気温がガクンと下がり、こんなことは初めてだなと思ったのだが、それから年々少しずつ夏の終わりが早くなっている気がする。今年も暑くて暑くて辛抱たまらんのはお盆前の12日ごろに終わって、それからは朝晩比較的過ごしやすくなった。入道雲は早々と姿を消し、鰯雲の秋空が広がっている。
 やはり夏休みの終わる8月いっぱいまでは、ギンギンの暑さが続いていて欲しいものであるが、最近ではゆとり教育の緩和とクーラーの普及で、もう来週くらいから授業が始まるらしい。当店はやっと明日から夏休みだというのに。

 パクらずにいられない

 東京五輪エンブレムデザインの盗用疑惑が世間を騒がせてる。デザイナー氏を決して擁護するつもりはないのだが、あそこまでパクリだパクリだと追い詰められると、我々の商売なんか、「ジョージ・クルーニー・カット」「長渕カット」とか「聖子カット」(例えが古い)など、まったくできなくなってしまうではないか(^^;

 そもそもジャズだってパクってナンボみたいな商売で、誰かが演奏した他の曲のどこかから一節を引用して成り立ってるようなものである。何にしろ創作物は必ず元ネタが存在して、まったくのオリジナルなんてものは滅多にない。
 だからこの件に関しては、わたしは強く言うことができないのである( ̄▽ ̄;

 音楽は古いのにかぎる

 おっと、今朝録画をチェックしてみたら、観ようと思っていた番組が録れてないではないか!?全録タイムシフトマシンでまさかの録画失敗とは!しかも念のためにテレビ側で録画予約しておいたのがハードディスクが止まって録画失敗である(^^;
 全録といえど、深夜番組で面白そうなのを見つけると、1時までにセットしていたはずが2時3時と、どんどん録画時間を遅くまで伸ばしてしまう。欲を言えばきりがないから、ある程度で見切りをつけることも大事なのだが…。

 音楽は古いのばかり聴くくせに、本や映画は新作が好きだ。新しい音楽にはもう順応できないから、古いのを聴くしかないけれども、聴いたことない古い音楽にはまだまだ興味がある。
 これが物語となると、10年以上前のものはやっぱりセンスが古いなーと感じてしまうのだ。ジョン・スコフィールドの’80年代の演奏ビデオなんか観ると、画質もファッションも字幕スーパーも何もかも古臭くてたまらんのだが、音だけCDで聴くと全然古さを感じない。じつに不思議である。

 ディスクレス時代

 先日購入したタイムシフトマシン東芝REGZA D-M430、わたしの使用用途はほぼバラエティ番組専用マシンとなっている。やはりドラマや映画は、テレビで別に録画しておいて後でじっくり観たいのである。
 しかし、ハードディスクレコーダーというのは、近年で最高の発明ではなかろうか。VHSデッキでは面倒で録画なんてしてられなかったが、ハードディスクになってすごく快適に録画再生できるようになった。視聴中に電話がかかってきても、一旦停止して電話が終わったらその続きから見ることができる。じつに画期的である。

 VHSといえば、ハードディスクレコーダーにVHSが搭載された機種もあった。撮り溜めたVHSテープを観たいというニーズがあったためだが、それを買ったほとんどの人がハードディスクの便利さに慣れてしまうと、ほとんどVHSを観ることがなかったそうである。
 今度買ったD-M430もブルーレイ/DVDディスクドライブがない。けれど、近所のビデオ屋が閉店してからのこの1年半、どこのレンタルビデオの会員にもなってないのに、配信やテレビ録画で映画を観るのにまったく不自由してない。むしろディスクを読み込む時間を待つのがもどかしい。JimmyJazzでもCDを手にするのは専らリッピング時のみとなっているし、いよいよディスクレス時代の到来か。もっとも、ハードディスクだってディスクにちがいないのだけれど。

 よそ者

定年リタイヤ後に、都会から離れて田舎でのんびり暮らしたいと夢見る人は少なくないそうだが、歳老いてから縁もゆかりもない土地に移住するのは、そう簡単にはいかないらしい。大宮知信著「お父さん!これが定年後の落とし穴」によると、田舎は都会より住民同士の結びつきが強固で、密接な人間関係を必要とする。たとえば、いただきものといって近所の人は持ってきてくれるが、こちらもいただきものがあれば持っていくのが暗黙のルール。適度に放っておいてくれる都会の生活に慣れた我々には馴染むのはなかなか難しそうだ。若いうちに移り住むなら順応力も高いからうまくやっていけそうだが、老いてからよそ者として暮らしていけるのか。
JimmyJazzもこの地で営業して27年目、周囲も一通り建て変わり、団地の住民も入れ替わって、このあたりでは古株になってしまった。決して偉そうにするつもりはないのだけれど、後から来た人に対して、先に住んでいるだぞ的なオーラが出てるのかもしれないとふと思った(^^;
(今日は一度もエアコン止まらず)

 肝試し

今日は近所の床屋は休みだというのに当店は朝から忙しく、来店数は日曜日よりも多かった。だからといって他店の顧客を獲得したわけではなく、ほとんど当店の常連客だったので同業の方はご心配なく。
エアコンも快調で、盆明けに新調するつもりが、これならあと三年くらいいけるんじゃないかと調子に乗ってたら、最後のお客様の施術中にストップ!!( ̄▽ ̄;
慌ててオンオフを繰り返してたら動き出したけれど、閉店時間にまたもやストップ!フィルタを洗ったり、室外機をガタガタさせてみたりいろいろやってみたらなんとか動き出す。こんなんで盆明けまで持つのだろうか。スリル満点の肝試しである(^^;

 一足早く

義母と家内とわたしの三人で明治の森霊園にある義父の墓に参ってきた。帰りに梅田阪急百貨店の松屋で焼肉ランチをご馳走になる。午後三時ごろ帰宅して、映画「劇場版 龍が如く」を観た。三日連続で夕立が降る。オチがなくてスミマセン。

 審美眼

 昨晩から若干涼しくなったせいか、本日はまだ一度もエアコンが停止せず作動している。このまま無事に盆明けまで持ってくれと祈るのみである(^^;
 昨日はエアコン故障のバタバタで心身共に疲れ果てたけれど、ここ数日、一時間ほど早起きしてタイムシフトマシン東芝REGZA D-M430の録画を見て楽しんでいる。そんなに観る番組があるものかと思うだろうが、観出したらいくらでも面白い番組が見つかるものである。言い換えれば早起きして見なくてもいい番組を観るようになったということだ。

 娘たちも「めっちゃええやん〜」と喜んでいたが、画質悪いのでどうにかならんのかとクレームがついた。さすがわが娘の審美眼は発達している、ということではなく、65v画面が大きいのでごまかしが効かないのだ。いつもDR画質で見慣れてるから、少しでも画質が落ちるとわかってしまうのだ。ううむ、画質だけは上位機種を買う以外にどうにもならん。
 ちなみにこちらは上位機種D-M470の4ヶ月使用レポート動画。この方の奥様は低画質でもまったく気がついてないと仰る。画質の良さを多少犠牲にしてでも、たくさん録画するメリットが優先するのだろう。
 D-M430を有線LAN接続して、iPadからタイムシフトできるかも実験してみたが、残念ながらiPadで視聴することはできなかった。

 猛暑でエアコン止まる

 本日昼過ぎ、なんか暑いな〜と思っていたら、なんとエアコンが止まっているではないか!?リモコンに赤ランプと共にエラーコードが表示され、スイッチを入れ直してもエラーが出る!( ̄▽ ̄;
 当店のエアコンは二代目で、一台目は10年くらいで交換した。この代になってもう15年以上使ってるから、もう寿命といえば寿命かもしれない。しかし、よりによってお盆シーズンのこんなときに故障とは!

 買い換えてもいい頃だけれど、困った問題がある。ご存じのように当店はエアコンむき出しがインテリアのアクセントになっているのだが、最近のエアコンは黒いのがない!!初代のエアコンも白かったが、パネルをつや消し黒ラッカーで吹き付けたのだ。二代目もそうするのかと思ったら、ブラックパネルのがあったのでそれにした。パネルだけならなんとかなるが、最近のモデルのように本体まで白いとたいへんだ。
 そんなことより、とりあえず今、フィルターを水洗いしてスイッチを入れ直したら動き出したが、このお盆の間、いつ止まるかと思うとじつに心配だ(^^;

 時間旅行のツアーはいかが

 東芝REGZA D-M430の取説をよく読むと(よく読まないとわからないというのが問題)、480i/pの標準画質映像を高精細に補正するXDEというアプコン的な機能が付いているらしく、これをオンにしたためか、だいぶ見れる画質になったような気がする。しかし、テレビのDRモードで録画したものを比べるとやはり見劣りする印象。映像に凝ったドラマや映画などは、やはりテレビで予約録画しておいて、タイムシフトで観るのはバラエティ番組中心という使い方がよさそう。実際に昨日と今朝タイムシフトで観たのはバラエティばかりだ。

 D-M430は最大6チャンネルぶんの地デジ同時録画が可能だが、このうち1チャンネルはリアルタイム視聴のために開けておかないといけないので、実質録画できるのは5チャンネル。NHK第一、毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビの5つを、19:00〜02:00までの時間帯で録画している。全録といっても24時間録りっぱなしにするのではなく、ゴールデンタイムだけに設定することで録りだめする日数を増やすことができる。また約30Wも消費する電気代節約のためでもある。

 ゴールデンタイムだけ二日ぶん録ってみて、チャンネル割り当てをNHKはやめてテレビ大阪に変えようかと思い始めた。この時間のNHKはニュース番組が多いから、後からニュースを観ることにさほど価値がない。面白いバラエティ番組はテレビ大阪のほうが多いからである。もうひとつサンテレビも録りたいのだが、今は阪神タイガースの試合がほとんどであるから、とりあえずパス。

 今夜はD-M430を有線LAN接続して、iPadからタイムシフトできるか実験してみる予定だ。

 タイムマシンを買った

 いや、タイムシフトマシン東芝REGZA D-M430のこと。俗に言う全録ハードディスクレコーダーである。そんなにテレビが好きなわけでもないのだが(いや充分好きだろ)、値段もずいぶん安くなったし、かねてから全録機には興味があった。「テレビの見方がこれまでとまったく変わってしまう」全録を使った人はみな口を揃えて言うではないか。
 生活パターンが変わってしまうことほどすごいことはない。全録を入れるとどんなふうに激変するのか、そこにこそわたしは興味があるのだ。

 昨日到着して配線とセッティングを済ませ、録画したのをちょっと見た感想は、最高画質にしてもちょっと画質が落ちるということ。ネットの口コミでは最低画質でもそこそこ見れるということだったが、自慢じゃないがなにしろウチのテレビは画面がでかいから、些細なことは気にするなと言われても気になってしまう。DR画質で放送を観てるのか録画を観てるのかわからないぐらいのシームレスな感じで使いたかったのだが、そうなると値段も倍くらいのモデルを選ばなければならないようである。きれいな画質で観たい番組はテレビのほうで録画して観ればいいだけだ。でもそれだとあまり全録買った意味がなくないか?(^^;

 まだ昨晩の3時間分しかタイムシフトできないので、もうちょっと使ってみて生活パターンが変わってきたらレポートしてみたい。

 久しぶりに刈り上げますか

 さすがに猛暑続きだと、髪型も短めの注文が多くなる。外を歩いていても、後ろをすっきり刈り上げた男性がちらほら。いいねえ。後ろの刈り上げは上手い下手がバッチリわかる、というより、プロの目で見れば安い床屋で刈ってるか、そうでないかが顕著に見えるのだ。きれいに刈ってる人を見かけると、おっ、兄さん、やるねえ〜と思わず声をかけたくなる(かけないけど)。

 後ろは刈り上げないのがここ十数年のトレンドだった。テレビに出てる芸能人を担当するヘアメイクさんがみんな美容師で、うまく刈り上げができなかったためではないかと思うのだが、この頃ちょくちょくブラウン管(死語!)でも後ろ刈り上げの俳優さんを見かけるので、刈り上げスキルのある美容師さんが多くなってきたのだろう。
 たしかにこう暑いと、タテガミのように長い後ろ髪も汗でべったりする。涼しくて機能的なヘアスタイルのほうにトレンドも移ってきたということか。

 ジャズ喫茶のマッチ(大阪編)

 昔やったような記憶があるけど、ジャズ喫茶のマッチ紹介・大阪編である。

 大阪駅前ビルの「ホワッツ・ニュー」と「パイル・ドライバー」、「いんたーぷれい8」、香里園の「ブルーライツ」は、たぶんまだやってると思う。「しぶんきゅうふ」は住之江区・粉浜駅前へ移転。「冗談伯爵」は現在中古レコード店になっている。

 自慢のオーディオシステムの型番が記載されていたり、それぞれの店にこだわりがあった。あまり知られてないが、JimmyJazzにもいちおうマッチはある。あんまりかっこよくないけどね(^^;

 間違ってる可能性がある⁇

今期は面白いドラマが多いから、休日の今日も一日中テレビを観て過ごした。でもちょっと気になるのが台詞の言い回し。特に多いのが「可能性がある」という言葉の誤用。「このままでは爆発の可能性がある!」そこは「危険性がある」ではないのか。気になりだしたら気になってしょうがない。
オーディオ関係のブログ等で多いのは「視聴しました」。試しに聴くなら「試聴」でしょうが。視てどうする?(^^;

 愛と青春の巣立ち

 6月初旬、JimmyJazzのネオンサインの上に作りだした鳥の巣が完成し、先日雛が孵ったと思ったらもう巣を飛び出して飛行訓練をはじめている。最初三羽の雛の姿を確認できたのだが、いつの間にか二羽になって、どうしたのかと心配してたのだが、一羽の干からびた死骸が落ちていた。なかなか生存競争も厳しいようだ(^^;

 恥ずかしいジャケット

 当店では、メンバーズカードのスタンプを10個集めるごとに、千円のキャッシュバックかシャンプー等の化粧品、あるいはジャズのCDをプレゼントしている。そのプレゼント用にデイブ・ブルーベックの『エニシング・ゴーズ』を仕入れておいた。人気のブルーベックだし、色っぽいジャケットなのですぐにもらわれていくだろうと思ったのだが、もう数週間にもなるのに一向にもらわれていく気配がない。それどころか、あえて別のCDを選んで持ち帰ってるようなのだ。
 あっ、ひょっとしてこれを選ぶのが恥ずかしいのかな?当店のお客様が意外とシャイなのをすっかり忘れていた(^^;
 色っぽいジャケットと色っぽくないジャケットなら色っぽいほうがいいに決まってるではないかと、わたしなんかは勝手に思っているけれど、こんなCDを家に持ち帰ると奥さんに変な目で見られたりするのかもしれない。

 色っぽいジャケットといえば、ヒルトン・ルイズの『ストラット』がわたしの密かなお気に入りで、今でも年に数回は必ずかける。街をクールに闊歩するかっこいい’80年代の音楽なのだ。

 今日と明日は夏祭り

 今日と明日は地元野里住吉神社のお祭りで、次女が朝から張り切って髪を盛りに盛って出かけて行った。中之町、東之町、西之町それぞれのだんじり3台と北之町の枕太皷、合わせて4台がそれぞれJimmyJazzに祝儀を取りに来る。托鉢僧やエホバの証人は断っても、生まれ育った町の祭りの祝儀を断るわけにはいかない。それぞれに一千円ずつを渡すと、うちわと玄関に貼って領収済みを表すシールをくれるのだ。
  そうそう、祝儀といえばこんな話を思い出した。

 当店ができて間もない頃、町会だか何だかの寄付を集めに来たので千円を寄付すると、当店の並びで某洋菓子のフランチャイズ店を経営していた店長が、「同じ団地で商売をしてるのだから、寄付の額は相談して同じにすべきだ」と言ってきた。わたしがもう千円寄付したと言うと、「商売してるのだから五千円くらいは寄付すべき」ということを懇々と諭された。世間知らずのわたしは「そういうものか」と黙って聞いていた。
 そしてその年も夏祭りがやってきた。祝儀は寄付じゃないから千円でもよかろうと勝手に判断して、シールを玄関ドアにペタペタ貼っていたら、洋菓子屋の店長が真っ青になって飛び出してきた。祝儀を取りに来るだんじりは一台だけじゃあないんだよ〜(^^;

 ハロルドの名盤

 ハンク・モブレーの名盤『ディッピン』には、一曲目に「ザ・ディップ」、二曲目に「リカード・ボサノヴァ」と立て続けにかっこいい曲が並んでいるが、モブレーのテナーとリー・モーガンのトランペットは思い出せても、ピアノソロがどんなだったかあまり記憶にない。あらためて聞きなおしてみると、ピアノソロ部分もまるでバッキングしてるようなブロックコードの連続で、ソロらしくないソロなのだがドライブ感があってこれがいい。ピアニストは?ハロルド・メイバーンか!なぜ彼は他のピアニストのようにシングルトーンで弾かなかったのだろう?
 思い出したようにヴィーナスレコードのリーダー作『ドント・ノー・ホワイ』を聴いてみると、なるほどここでもシングルトーンは極端に少なく、厚みのあるブロックコードでガンガン攻めてくる。名前だけで知ってるつもりになっていたが、こういうスタイルの人だったのか。

 カウンターパンチ炸裂の一枚

 若い頃から、知らない音楽と出会ってはノックアウトされてきたわたしであるが、最近は歳を取ったせいか、お客様がノックアウトされる瞬間をちょくちょく見かけるようになった。今日はカーメン・ランディの『This is Carmen Randy』をかけてたら、一曲目「オール・デイ・オール・ナイト」を聴いてカウンター席でぶっ飛んでるお客様がいらっしゃった(^^;
 この曲はイントロ初っ端のカッツーン!でノックアウトするパワーを秘めた強力にかっこいい曲なのであるが、カーメンのオリジナル曲なので初めて聴いたカウンターパンチ一発で仕留めたというわけだ。録音もすこぶる良い。
「この曲の入ってるCDを教えて下さい!」
 歌ってるのはカーメン・ランディで、えーっとタイトルはなんでしたっけ?そうそう、『This is Carmen Randy』って、そのまんまやな( ̄▽ ̄;

 そこは突っ込むべきなのか

 突然思いついたように長女とユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行く事を決めたので、家内と次女にはちょっと悪い気がしないでもない。みんなで行くのも楽しいけれど、長女と二人だけで外出する機会にはなかなか恵まれない。長男と末っ子の次女は何かと連れて行く機会が多いのだが、その点、次女は損な役回りである。
 4年ぶりに行ったUSJでは、スタッフがまめに声をかけたり手を振ったりしてくれるようになった。長女はスターウォーズの柄が入ったTシャツを着ていたが、「あっ、スターウォーズ!」と目ざとく見つけて声をかけてくれる。少なくとも2回は「スターウォーズ!」と言って声をかけられた(スターウォーズはディズニーなのに)。当然長女はご機嫌である。残念ながらオッサンのわたしには声をかけてこなかったが(^^;

 一時は経営難に陥って、サンリオのキティちゃんをキャラクターに加えたりして迷走してるとバカにされていたUSJも、経営者が変わってから人気をぐんぐん盛り返している。ハリーポッターのような新アトラクションの影響もあるけど、こういったスタッフ教育の地味な部分が底力となって効いているように思う。
 当店でもたまにジャズのレコードジャケットがプリントされたTシャツを着てくるお客様があるけど、照れくさいんじゃないかと思ってあえて何も言わないのだが、やっぱり「おっ?それはクール・ストラッティンですね!」とか言ってあげたほうがいいのだろうか??( ̄▽ ̄;

 長女とUSJ

猛暑の中、長女と二人でユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ四年ぶりの来訪。新アトラクションのハリー・ポッターやスパイダーマンライドに初めて搭乗。スパイダーマンでは途中安全装置が作動して停止するというアクシデントも。USJもハイテク化が進み、入場券もネットからQRコードで発券されたり、スマホで各アトラクションの待ち時間がリアルタイムで表示されたり。何度も乗ってる人気アトラクションのバック・トゥー・ザ・フューチャーの待ち時間がわずか10分と出たので乗ってみると、大スクリーンに映し出される画質がボケボケである。そろそろメンテナンスが必要なのでは?

 マルチに強いオーディオ

 JimmyJazzのオーディオシステムの音が良いのは、ただ単にJBLスピーカーにマッキントッシュのアンプだからというわけではなく、インフラノイズのリベラメンテケーブルの力に依るところが大きい。リベラメンテシリーズが出るに従い、だんだんとステップアップしていく過程で、’70〜’80年代のマルチ録音の音源が素晴らしくなっていくのは目を見張る思いがした。

 ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』のように、スタジオでお互いの生音を聴きながら演奏した一発録りの音源なら、JBLやアルテックのスピーカーをあてがってやれば、それらしく簡単に鳴ってしまう。
 ところが音が互いに干渉しないようミュージシャンが別室に入れられて、ヘッドホンでモニターしながら演奏したものは、デジタル再生するとバラバラに聞こえてしまうケースが多かった。マルチトラックの音源は、CDというフォーマットと特に相性が悪かったのだ。
 それがリベラメンテケーブルを導入していくと、不思議なことにビシッとタイムラインが合うというか音楽の体裁が整っていくのである。

 ’50年代のジャズしか聴かないと開き直るならJBLで通すのもいいけれど、他の音楽も諦めきれないという欲張りな人には、ぜひリベラメンテケーブルの導入をお勧めしたい。もちろん’50年代ジャズも素晴らしくなること請け合いだ。

 不安な日々

 今年4月にオートバイ事故で急逝した俳優の萩原流行が、奥さんと共に患ったうつ病について書いた本「Wうつ」を読んだ。芸能人は年末年始にみんな休みを取るが、仕事がないその期間に「来年も仕事は来るだろうか」と猛烈に不安になると書いてあって、ああ、どこの世界でも同じなんだなあと思ってしまった(^^;
 当店も閑な日が二日も続くと、もうお客様が来てくれないのではないか、JimmyJazzはもうイケてないんじゃないかと不安になったものだが、何回も不安になってるとだんだんアホらしくなってきて、そのうち来てくれるさと開き直るようになった。それでも10年20年と通ってくれた方がぱったり来なくなったりすると、何か気に障ることをしただろうかとさすがに不安になる。
 いくら常連客でも死ぬまでずっと来てくれるわけではない。それぞれ事情があるのだろうと頭でわかっているのだが、やはり寂しいものである。
 それでもまたどこからか新しいお客様がやって来ては定着し、その繰り返しでどうにかJimmyJazzは回っているのだ。

 8月17(月),18(火),19(水)の三日間夏季休暇をいただきます

 8月の夏季休暇(お盆休み)の日程は17(月),18(火),19(水)の三日間と決まった。今年は冷蔵庫を買ったので旅行とかお出かけはなし。去年はどうだったかとブログを見てみると、やはりどこへも行かず娘のiPhoneが壊れたとかで三日間終わっている。そういえば去年はカードローンの借金返して、あと風呂場の椅子を買ったんだっけ(^^;
 せっかくの休みだから、出かけなくても何かリフレッシュできることはないかと今考え中。子供達もバイトでなかなかスケジュールが合わないが、1日くらいはみんなで外食でも行ってみるか。焼肉とか。

 もっと満足を!

 顧客はいつでも、より深い満足を得たいと望んでいて、今よりもっと良い結果が得られるならより多く出費する用意はある。しかしどういうわけか職人は顧客は金を払いたくないものだと思い込んでいるのだ。したがってより安くて良いサービスなり商品なりを提供しようと努力するのだが、それで満足した顧客は、多少高価でももっと良いものができるなら、そちらを欲する傾向がある。
 職人にしてみれば、「これで充分ではないか。何の不満があるのか」と思うだろうが、顧客の求めているのは「必要充分なもの」ではなく「最高のもの」あるいは「究極のもの」で、売る側と買う側には感覚のズレがある。
 「もっと良いのをください」と言われたときに、それで充分でしょうと言わずに「ではこちらはいかがですか?」というものを用意できるかどうか。このへんに成功の秘訣があると思うのだが、完成した髪型に余分にハサミを入れてもっと良くなるわけでもなし。職人には難しい課題なのである(^^;

 耳の穴が広がるのは?

 常に手放せないiPod純正のイヤフォン。これをしたまま音楽を鳴らさずに外部の音を注意深く聞いてみると、イヤフォンをしてない状態に比べて音が整理されて聞こえてくるのがわかる。小さなイヤフォンの筐体の内部で音楽に最適なように響きが整えられている。これがすなわちチューニングということなのだ。
 ちなみに音楽を鳴らした状態で、イヤフォンをしたままニカッと笑うとそれだけで音量が大きくなる。笑顔を作ると耳の穴が大きく開いて鼓膜との距離が縮まるせいであろうか。イヤフォンなしでスピーカーで音楽を鳴らしながらお客様と談笑しているうちに、どんどん音量が大きくなる気がして、ボリュームを下げることもある。これは音が変わったのでなく、聴き手の耳の状態が変化したわけだが、良い音楽を聴いているうちにリラックスしてきて、だんだん音質まで良くなってくることがある。これを果たしてプラセボ効果と呼んでいいのかどうか(^^;

 雛孵る

 おそらくできないだろうと思っていたJimmyJazzネオン上の鳥の巣が完成し、少なくとも三羽以上の雛が孵って、いまピーピーと親鳥から餌をねだっている。これから大きくなって巣立っていくのだろうか?巣立った後はどうなるのか?来年も再利用されるのだろうか?ネオンが壊れないか心配だが、被害が及ばないうちは目をつぶろう。よくぞ完成した。あっぱれである。

 冷蔵庫到着

今朝は暑くて早く目が覚めたので、娘を誘って塚本駅前の喫茶こすもでモーニング。帰ってテレビで映画「横道世之介」を観る。大河ドラマ「花燃ゆ」の高杉晋作役で光ってる高良健吾が、対照的に頼りなさげな主役世之介を好演。
電話が鳴り、ヤマト引越し便から冷蔵庫の引き取りと配達に伺いますと連絡。暑い中汗で伝票がびっしょり濡れるほどの四階階段上げ下げは気の毒なほどであった。無事に納品完了。LEDの内部照明が新時代っぽい。新しい省エネ冷蔵庫は熱くならないのかと思ったが、筐体の側面は以前のと変わらず熱くなっている。散歩から帰ったら珍しくスイカが冷えていた。

 乱聴乱読

 わたしのCDや本の選び方には、特に決まった作法があるわけでなく、片っぱしから聴きまくり、片っぱしから読みまくるというのが昔からのパターンである(^^;
 このアーチストのこの年代のものを買えば絶対に気に入ると狙って買って、当たる場合もあるけれど、期待通りの内容だからといって面白いとは限らない。むしろ意外なところから自分の新たな嗜好が発見されたほうが実り多いのではないか。
 ジャズにしても本にしても、なにしろ数が膨大なので、全部聴き、全部読むなんてことは一生かかっても無理だ。したがって、ちょっとでも気になったり、興味がわいたらパッと買ってみる。失敗することもあるけど次々買うから、悔やんでいる暇はない。しかし不思議なもので、こりゃダメだと思ってたものが何かのきっかけで猛然と好きになることもあるから、深く考えないで片っぱしからというのは意外といい方法なのだ。

 音を聴いてストーリーを妄想する

 テナーサックスのジョニー・グリフィンは、録音技師のヴァン・ゲルダーと折り合いが悪く、リバーサイドレーベルに移籍したというが、それ以上詳しい話は知らない。どういう経緯でグリフィンとヴァン・ゲルダーは仲違いに至ったか、ブルーノートの『イントロデューシング・ジョニー・グリフィン』を聴きながらぼんやり考える。グリフィン、ちょっとはしゃぎ過ぎだぞ。この作品に限らず、ブルーノートに残された三枚のリーダーアルバムは、どれも吹き過ぎの印象が残る。調子に乗ってやり放題なグリフィンにヴァン・ゲルダーがイラっとしたのか、それともヴァン・ゲルダーが気に入らなくてやけくそで吹いていたのか。

 もうひとつ、逆のパターン(?)で、これもあくまで想像の域を出ないけれど、デッカ・レコードの録音になるとエラ・フィッツジェラルド、カーメン・マクレエ、ビリー・ホリデイといった化け物級(失礼!)の女性シンガー達が、やけにしおらしく、女っぽくなって歌うのである。それがレコード会社の方針なのかもしれないが、もしかしたらデッカのスタジオに男っぷりのいいプロデューサーなり録音スタッフなりが詰めていたのかもしれないと考えたら、なんだか楽しくなってくるではないか。

 音楽好きの成れの果て

 ピース又吉が芥川賞を獲ったという。うわぁすごいなぁ。受賞作はまだ読んでないけど、又吉の読書好きは有名で二千冊以上本を読んでるらしい。彼のような人こそ、読書好きの成れの果てで、書かずにおれないようになった結果、見事芥川賞を受賞するまでになったのだろう。
 わたしも二千冊くらい読んでるような気もしないでもないが、そんなに好きで読んでるという感覚はない。ある意味苦痛でさえある(^^;
 それでも読まないことにはどんどんアホになるので読んでいる。いい本に当たると「読書っていいなあ」としみじみ思うが、駄作だとかなりつらい。

 映画もたくさん観るけど、これもつまらないとすぐ寝てしまう。映画館だと元を取ろうと必死で起きてるが、自宅で観てたらもう瞬殺である。映画も好きで好きでたまらないという感覚はない。
 やっぱりなんだかんだ言っても音楽は飽きないし、興味は無限に広がっていく。生演奏が好きというより録音されてレコードなりCDなりにパッケージされた音楽が好きなのだ。それこそ世紀の名演だろうと幻の音源だろうと何度でも繰り返し聴けるからレコードはいい。しかしいくら音楽が好きで聴きまくっても、ただ聴いてるだけではグラミー賞は獲れないのだ。残念!

 除湿のほうが音がいい

 夏が苦手な理由の50%位は、エアコンで空気が乾燥してオーディオの音が悪くなるせいである。朝から晩までキンキンに冷房を入れてたら、夜には自分の髪が乾燥でガサガサになっているのがわかる。
 そこで今年は常時風が出ている冷房でなくて、温度が上がると冷風が出てくる除湿運転にしているのだが、これがなかなか音にいい。たぶん熱い空気と冷風が混じり合うのがいいんじゃないか。室内の温度は均一でなく温度差があるほうがいい音がするのである。
 一説には 冷房運転よりも除湿運転のほうが電気代がかかるという話もあるようだが、除湿運転とサーキュレーターでなんとか行けるとこまで頑張ってみよう。

 あるからって手を出すな

この時間まで更新してないとさすがに焦る(^^;
それにしても毎日暑いっス。当店の近所でも今日から蝉が鳴き始めた。冷房もギンギンで喉が渇くものだから、水分の摂り過ぎで胃腸も弱ってくる。原則1日1杯と決めているが、いつも冷蔵庫の中にコーヒーがあるとつい飲んでしまうのだ。
26年前に店をはじめた頃は、コーヒーがあるのが嬉しくて砂糖もフレッシュもドバドバ入れて毎日何杯も飲んでいたっけ。
去年イタリアンのシェフをしていた友人が肝硬変で亡くなったが、やはり彼も毎日料理しながら酒を飲んでいたという。なんでも常に手元にあるのはよくない。

 音楽との出会い

 横溝正史原作の映画「獄門島」がテレビでやってたので、録画して少しずつ観ている。この映画はロードショーのときに観に行った。パンフレットも買った覚えがあるが、1977年作品なのでもうどこかへ行ってしまった。瀬戸内海の風景をバックにギターがビロローンと鳴る音楽が良かったなあと懐かしんで観ていると、ふと、これってマイルス・デイヴィスの『イン・ア・サイレント・ウェイ』の真似じゃないかと気がついた。当時はマイルスなんて聴いたことなかったからわからなかったが、そうだったのか!?(^^;

 今朝は忙しくて年配のお客様を少々お待たせしてしまった。そのときは『レジーナ劇場のアストル・ピアソラ 1970』がかかっていたのだが、お客様が雑誌をめくる手を止めてじーっとスピーカーを凝視して聴き入ってる姿が印象的だった。おそらく普段から音楽を聴く習慣のない方だと思う。それでも一瞬にして音楽のよさを感じ取られたのだろう。毎日10時間以上ジャズがかかっている環境にあっても、こういう瞬間はなかなかお目にかかれない。嬉しくもありがたいことである。

 冷蔵庫を買おうかなぁ

買い換え予定の冷蔵庫は、先週家内とヨドバシで実物を見た結果、三菱のMR-B42Yにしようかと。420L。五人家族だともっと大容量でないといけないかと怖れていたのだが、毎日買い物に行く我が家ではそれほど大きくなくていいらしい。ネットで調べたかぎりではクリスタル扉の日立が良さそうと思ったのが、売りの真空チルドがすぐ壊れそうだというので却下。このへんは主婦に聞いてみないとわからないものである(^^;
内定がでたところで、今朝は現用の冷蔵庫を搬出する際に邪魔になる玄関網戸の取り外しに挑戦した。ドライバー1本でなんとか外すことができた。枠ごと全部外さなくても網戸部分だけ外せることがあとからわかった。再び取り付けて、あとは冷蔵庫を注文するだけだ。

 舟を漕ぐ

 連日の暑さでお疲れのせいか、今日はほとんどのお客様が爆睡しておられた(^^;
 ちょっとウトウトする程度なら大丈夫なのだが、完全に首が落ちてしまうと刈りにくいことこのうえない。起こしても起こしても首が落ちてくるのだ(笑)
 後ろを刈れば襟元から毛が侵入してチクチクするし、サイドを切るには身体を傾けないといけないし、前髪にいたってはちゃんと前を向いてくれないものだから、もう想像で切るしかない( ̄▽ ̄;
 幸いみなさん常連の方ばかりなので、想像で切ってもどうなるかはちゃんとわきまえている。あとは顔剃りするときにバランスを整えてなんとか形にする。首がチクチクしてないかだけが気がかりである。
 でも、散髪しながら寝るのって気持ちいいんだよなあ〜。

 帽子は脱ぐべし

 気軽に楽しめるお洒落として帽子をかぶる人が増えてきた。わたしも外出に帽子は欠かせないけれど、部屋のなかではかぶらない。屋内で帽子を取るのは常識ではないか。部屋の中で帽子をかぶるのはたぶん美容師さんが流行らせたのだろう。しかし、目上の人の前で帽子を取るのがマナーであるから、お客様に敬意を払ってないかのように見える。
 こんなことを言うのは古いといえば古いのかもしれないが、まあ取りたくない理由があるのだろう。屋内でかぶるのは許すとしても、せめて食事のときくらい帽子脱いだらどうだ?(^^;
 動植物が命を差し出して食料となってくれてるのに、帽子も取らず失礼とは思わないのか。いただきますとは、命をいただきますという意味なのだぞ。
 ところがユダヤ教やキリスト教では、人間以外の生き物には魂がないという教えなので、彼らは食事の前に祈りを捧げているが、じつは食事を与えてくれた神に対して祈っているのである。動植物に供養する意味で両手を合わる仏教徒の感覚とはちょっと違うみたいだ。
 どっちにしても、食事のときくらい帽子脱げよ!!"o(▼皿▼メ;)o”

 室外機の熱風

 夜になっても蒸し暑く、昨晩はついに自宅のクーラーを稼働した。この蒸し蒸しした空気は、みんながクーラーをつけるために室外機から吹き出しているのである。数年前、淀川花火大会の夜に犬の散歩に出たらやけに涼しくて、「今日は珍しく涼しいな」と思っていたら、花火大会が終わってみんなが帰宅すると、どこの家庭でもクーラーをつけ始めていきなり蒸し暑くなって驚いた。
 今年は行かないけど、我が家はよく夏に家族旅行で福井県に行った。特急サンダーバードで帰ってくるのだが、いつも大阪駅に着くとムワ〜〜ッと蒸し暑い空気が流れ込んできて、一気にバカンス気分が吹っ飛ぶのである(^^;

 クリックしてもらうのはとても難しい

 長いことホームページ(ブログ)を運営してて思うのだが、他人様は(あるいは親しい友人であっても)一回のクリックさえなかなかしてくれないものだ。クリックすることくらいなんでもないだろうと思うのだが、なんでもないことほどクリックしてくれないのである(^^;
 クリックさえしてくれないのだから、よほど面白いことでも書いてないかぎり画面スクロールもしてくれないと思ってまず間違いない。横スクロールなんてもってのほかである。
 一生懸命説明しようと頑張って書いても、3行以上詰まった文字を見ると「ハイハイ」という感じで斜めに読んで飛ばされてしまう。さらにその参考としてURLを貼っても、http://art.pepper.jp/archives/000413.html というようにリンクしていないとわざわざコピーして参照してくれることはまずない。
 また、ブログやホームページの書き手はなぜか読者はページの隅々まで熟読して、趣旨を完全に理解してくれてると思い込んでる。しかし自分が他者のブログや書き込みを見るときを思い出してみたらいい。それほど注意を払わず適当に読んでいるはずなのだ。
 そんな状況を踏まえた上で、どう読ませるか、いかにしてクリックして読んでもらうかが書き手の腕の見せ所。良いことを書いたつもりでも誰も読んでくれないんじゃ話にならないのである。

 ジャズは戦い

 ジャズは戦いである。音楽を戦いとは何を物騒なと思うかもしれないが、瞬時にアドリブを繰り出し、見事な音楽を作り上げる様子は、向かってくる敵をバッタバッタとなぎ倒す戦いのようだ。ジャズには制限時間があり、刻々とまわりの状況が変化するのを見据えながら自分の出方を判断しなくてはいけない。そのなかで良い演奏ができれば勝利、できなければ敗北ということになるのだ。
 じつは散髪もジャズと同じく戦いなのである。いろんな髪質の人がやってきて、それぞれの希望を聞いたうえで制限時間内に期待通りかそれ以上の仕上がりができれば勝利。次回も来てくれる固定客となるが、できなければ来てくれない。すなわち敗北なのである(^^;

 運び出しの心配

 大型スピーカーの入れ替えも勇気と費用がいるが、大型テレビや今回の冷蔵庫も気軽に搬入できないものである。何しろ販売店によって設置費用が違うし、現用の冷蔵庫も引き取ってもらわないといけないから、販売価格だけをじーっと見て比べても、実際に全部でいくらかかるのかわかりにくいのである。
 まず、当家はエレベーターなしの外階段4階であるから、送料とは別に階段上げ費用というのが2〜4千円ほどかかる場合がある。それに引き取ってもらうリサイクル費用が高いところだと一万円以上もかかってしまうのだ。

 次に問題なのが、現用冷蔵庫の運び出し。実はこの冷蔵庫を運び入れた後に家をリフォームしているから、果たして搬出できるのかという恐怖の問題がある。台所から居間に出してさらに廊下に出すのだけれど、リフォームで居間の扉が以前の半分になっている。計ってみたところギリギリで出せそうな感じだが、ここで出たとしても、玄関を通るかどうか。ここも後から網戸を付けたから間口が若干狭くなっているのだ。網戸を外す手間は覚悟しなくてはいけないだろう。通常なら「最悪の場合はクレーンで」となるのだが、我が家の台所も居間の窓も、とてもじゃないが冷蔵庫を通すことはできない幅だ。大きな窓は”はめ殺し”で外すことはならない。冷蔵庫買い換えはいろいろと心配なのである(^^;

 冷蔵庫の買い換え

JimmyJazzの飲み物サービスのために置いていたミニ冷蔵庫の電気代が、ひと月で約4千円もかかっていたことに驚き、これは自宅の古い冷蔵庫もそろそろ買い換えたほうがいいのではないかと真剣に考えはじめた。なにしろもう20年も使ってるし、それも友人の家に置けなくなったというので貰い受けたものであるから、そうとうなものである(^^;
というわけで本日は家内同伴でヨドバシ梅田へ冷蔵庫を見に行ってきた。マッキントッシュのアンプみたいなドアがクリスタルガラスのやつがいいかなと漠然と思っていたが、実物を見、店員さんの説明を聞いてみると、やはり候補が二転三転、冷蔵庫なんてどれも同じかと思ったが、ネットで見ただけではわからないものである。ふーむ。

 お客様は神様ですか?

 あまり信じてもらえないけれども、当店では時たま自分でもびっくりするような良い音が出ることがある。たまたまそのときに居合わせて、JBLのスピーカーを買ってしまった人を数人知ってるが、JBLだから出るというわけでもない。今日も営業中にそれが出た。かかっていたのはデイブ・ブルーベックの『タイム・アウト』だ。頭にズキンズキンとくるシンバルが印象的な「トルコ風ブルーロンド」から宝石がこぼれるようなイントロの「ストレンジ・ミドー・ラーク」ときてお馴染みの「テイク・ファイヴ」である。もう神が降臨したかと思うような惚れ惚れする美音。頭を刈りながら一緒に聴いていたお客様はどう思ったのだろう?大きくて高そうなスピーカーだからこのぐらいの音が出て当然と思ったのだろうか?
 しかし、お客様が帰ってしまうとあの音はもう出ないのである。「お客様は神様」とはこのことをいうのか(^^;

 お店らしさ

 26年前にJimmyJazzをオープンしてから、「なんだかあんまりお店らしくないなあ」という、妙なコンプレックスがあった。お店らしくないというのは、商売をやってる場所というよりも倉庫や事務所のような無機質な感じが抜けない感じだろうか。最初は店が新しいから、2〜3年もすればそれらしくなるだろうと思っていたのだが、5年経っても10年経っても店らしくならないのである。
 その間に近所でたくさんのお店がオープンするのを見たけれど、どの店舗もオープンしたその日からお店らしい雰囲気が溢れている。なのにJimmyJazzは、従業員を大勢雇いお客様で溢れかえっても、商品をいっぱい並べてもお店らしくならない。人に言われたわけではないからお店らしさというのはたぶん主観的なものだと思うのだが、ようやく20年を過ぎたあたりから当店もお店らしくなってきたかなと思えるようになってきた。
  そうか、ようするに何を売ってる店かをはっきりさせればお店らしく見えるのだ。そんなこともわからずに20年も過ぎてしまった。その間にできたお店らしい店、今ではその多くがなくなっている。

 シェリル・ベンティーンの輝き

 イマイチかなぁと思っていたCDが、音の変化によって俄然輝き出すことがある。わたしなどこの瞬間のためにオーディオをやっているようなもので、もともと録音の良いディスクにはあまり興味ないと言ったら言い過ぎか(^^;
 近頃では、シェリル・ベンティーンの『コール・ポーター ソング・ブック』が、再生18回目にしてようやく良さがわかったのである。マンハッタン・トランスファーのメンバーである彼女の歌声は、ソロで聴くとあまりにもバタ臭い。ジャズはアメリカの音楽だけれども、そのジャズばかり聴いてるわたしが違和感を感じるほど”外人さんっぽい”のである。日本人ばかりいるところにひとり白人が入ってくると圧倒的に”外人っぽさ”が目立ってしまうが、シェリルの歌声もそういう感じで、念のためオーディオだけでなくiPodに入れて聴いてみたのだが、どうにも馴染めない。これは失敗かなと思っていたある日、ほんの少しずれていたピースがうまくはまったように好きになった。オーディオの音がほんの少し変わっただけで、好き嫌いは大きく変化する。特に歌声が生理的に心地いいか不快かは、オーディオの調整次第で楽器の音色よりはっきりと判断されるからじつに怖いものだなあ。

 強烈な個性

 自分が参加しないからすっかり忘れていたが、7月5日(日)は阪神御影のデリカテッセン ポラリスで英デッカカートリッジを使用したレコードコンサートである。お近くの方は是非どうぞ!

 当店のスピーカーから名盤『クール・ストラッティン』のイントロがスピーカーから飛び出してくる。この底引き網が海底を引きずるようなハイハットシンバル。ドラマーのフィリー・ジョー・ジョーンズの独特のノリがこの盤の名演に一役買っている。マイルス・デイヴィス・クインテットのリズムセクションでもあるフィリー・ジョーは言わずと知れた名ドラマーであるが、惜しいことにあのスタイルでしか演奏できない人なのだ。

 ハードバップのスタイルで叩かせたら天下一品のフィリー・ジョーだが、黄金の’50年代も後半に差し掛かると、時代はハードバップからファンキー、モードへと変化していく。モダンな響きを必要とするこれらの音楽に、フィリー・ジョーのスタイルはいささか古めかしく、騒々しすぎてマッチしない。
 入れ替わるように再浮上するのが4歳年上の先輩ドラマーのアート・ブレイキー。元々ポリ(複合)リズムの感覚を持っていたことが幸いして、ファンキー、モードと複雑化していく流れに乗って、新生ジャズメッセンジャーズを発展させていくのだ。
 ロイ・ヘインズ、アート・テイラー、エルヴィン・ジョーンズら新感覚のドラマーが登場するなか、フィリー・ジョーのように強烈な個性をもって一世を風靡したものは、記憶に強く残るだけに古くなりやすいのである。

 感動を呼ぶ仕事

 ジャズシンガーでもうまい人の歌を聴いてると、やはりものすごいものがある。歌そのもので人を感動させる力があるのだ。ビリー・ホリデイが初めて「奇妙な果実」をステージで歌ったとき、聴いていた客が皆泣いていたというではないか。わたしが歌ってお客様を感動させようとしても無理があるけれど、仕事で感動させることなら頑張れば可能ではないか。
 当店の常連客の方々も、なんとなく近いから来ている人に混じって、何パーセントかは当店の何かに感動して通ってくれているのだと思う。それは散髪の腕前か、JimmyJazzの雰囲気か、音楽のおかげかはわからない。
 ある方はこんなことを仰る。「Masterが最後の仕上げのときにちょっとハサミ入れるじゃないですか。そのときに落ちる髪の毛が一ミリよりもっと細かい。こんな細かい仕事をしてるのかと驚きました!」と。
 一ミリ以下の細かい毛ぐらい普通に刈っていれば成り行きでなんぼでも落ちてくるのだが、そのお客様はそのことに非常に感動されたようである(^^;
 そのような美しい誤解でなく、本当にJimmyJazzは凄い!と感動してもらえるよう、日々鍛錬を重ねていかねばと、ビリー・ホリディの歌を聴きながら思う。

 雨の日がよみがえる

 大阪は夕方からまた雨が降り出した。雨の日にちなんだジャズ曲で真っ先に思い浮かぶのは「9月の雨」だが、一番の名曲はジョニー・バーク作詞/ジミー・ヴァン・ヒューゼン作曲の「ヒアズ・ザット・レイニー・デイ」だろう。
 しかしこの曲、演奏がとても難しい難曲でもある。スタン・ゲッツ、デューク・ジョーダン、ビル・エヴァンス、ミルト・ジャクソン、オスカー・ピーターソン等、超一流ジャズメンの録音が残されているが、器楽演奏でこの曲を演るのは難しい。まず初っ端の「メイビー♪」が「プップー」または「タッターン」で始めなくてはいけないからだ。同じ音二つで「プップー」だから辛い。どうしても楽器では肉声の「メイビー♪」や「ファニー♪」に勝てないのである。そこでボーカルものとなればアン・バートンの『バラッズ&バートン』、ジュリー・ロンドン『フォー・ザ・ナイト・ピープル』の同曲が浮上する。しかしこのメロディーラインが曲者で、シュールなメロディを立体的に三階建て構造で組み上げるような難しさがある。そこでトドメのベストトラックはスー・レイニーの通称”お風呂のレイニー”『オール・バイ・マイセルフ』の「ヒアズ・ザット・レイニー・デイ」だ。この叙情的かつモダンなアレンジ、歌唱法全てにおいて最高点をあげてしまおう。

 ねだめ

今日は休日ということで11時まで寝てしまった。去年までは休日でもすぐ目が覚めてだんだん寝溜めができなくなったなあと思っていたのに。これもポリエステルを身につけなくなったせいだろうか。睡眠時間が長すぎると長生きできないという説もあるようだが、寝ているだけでは体の静電気が放電されないからよくないという話もある。いい歳して昼まで寝てるというのもだらしないけれど、そんなことを考えながらテレビを観ながらゴロゴロ過ごした。

 スピーカー重量税

 スピーカーが大きいと、何かにつけて事が大きくなる。まず最初に問題になるのが運送費。業者に頼むとJBL4343クラスになると最低でも一万円、階段上げやクレーン車を呼ぶようなことになれば数万円かかることもある。4343は一本70キロ近い重量があるから、そのまま持ち上げて運ぼうとするとたいへんだが、ユニットを外してやれば素人二人でも意外と楽に運べる。

 JBLスピーカーの宿命ともいえるウレタンエッジ張り替え。約10年ごとにスピーカーユニットのエッジがボロボロに劣化するから、これを修理しなくてはいけない。現在4343のエッジ修理はハーマンインターナショナルではできないらしく、ユニット総入れ替えになるという。するとミッドバスとウーハー二本づつで2〜30万ほどかかるそうだ。ハーマンでなくともエッジ張り替えを請け負ってくれるショップはたくさんあるが、それでもプロに頼むと10万円近くかかってしまう。
 どっちみちユニットを外して送ることになるのだから、どうせ分解するなら分解のついでに自分で張り替えてしまえばいい。5年前の記録によると、4343の張り替えキット代金は13000円也。

 このほかにも、やれ置き台だのインシュレーターだのと、大型だというだけでいちいち費用がかさむ。これらはある種の重量税みたいなものだと覚悟しなくてはいけない(^^;

 覚悟はあるか

 オーディオの特に大型のスピーカーは、若い人は導入するのを躊躇するものだ。少なくとも自分の家を持ち「ここに根を下ろすぞ」という覚悟がないと、なかなか大物を搬入する気にはなれない。いちいち引越しのたびにこんなに大きなモノを持って回るなんて考えただけでも大変だ。
 だから、オーディオはある程度の経済的地盤が確立した人にだけ許される趣味なのである。まれに当店のように店に置いて公私混同してしまうという荒技もあるけれど(^^;
 まあ、当店は賃貸なのだが、それでも大型スピーカーの置き場所があるというのはありがたいことである。いや、最初は客待ちがなくなるからとてもJBL4343なんて置けないと思ったのだが、無理やり置いてしまったのだ。許してくれたまえ( ̄▽ ̄;

 オーディオトラック棚卸し

 JimmyJazzのMac miniには、現在20143曲、再生時間にして約63日分のオーディオトラックが入っている。容量は788GB。もちろんそのなかには、小説宮本武蔵の朗読とか、絶対に店でかけないものもある。
 6月もそろそろ終わりなので、この数日間は2014年より前に再生した曲を一挙にまとめてかけていて、ジャズ曲に限っては今日ですべて再生が済んだ。つまり約半年くらいのローテーションで回っているというわけだ。半年ぶりに聴くと、オーディオの音がかなり変わっているから、驚くほど新鮮に聞こえたり、あるいはまったく変わってなかったりする(^^;

 新しく買ったCDは、リッピングしたらだいたい再生回数20回を目安にヘビーローテーションでかけていて、その合間に古い曲をかけている。20回を過ぎると”在庫扱い”となって、また半年くらいしたらかける順番が巡ってくるのである。

 情報の大洪水

 今年も半分が終わろうとしているが、今日読んだ本で131冊目である。去年読んだ本が全部で180冊だからかなりのハイペース。字が大きい本ばかり読んだせいもあるのだが(^^;
 しかし、読み方が年々乱暴になっているなあというのが正直なところ。昔は一字一句噛みしめるように、反芻しながら読んで、あの本のあのあたりにこういうことが書いてあったとか覚えていたものだが、もう最近では何を読んだか内容をほとんど覚えてないという情けない状態である。
 音楽にしても、聴き方がひどくいいかげんで、何年も前に買ったCDの内容を初めて聴いたように感じたり、ひどいものである。それこそ昔はレコードが擦り切れるほど聴いたものだった(それはウソで擦り切れたことはない)。
 昔に比べて、手に入る情報やモノは爆発的に増えた。いい時代になったと喜ぶ一方で、滅多なことでは手に入れることのできなかった時代が懐かしい。欲しくて欲しくても手が届かなかったり、そもそもどこにも売ってなかったりしたのが、今では多少のお金さえ出せば手に入らないモノはない。我慢のなかで何度も何度も噛みしめて反芻した美しい詩篇の価値が、時代とともに忘れられてしまった。

 当店の必殺曲

 「ジャズの聴ける理容室」というからにはバシッと良い音楽を聴かせて、これは素晴らしいとお客様を唸らせてこそ成功と呼べるだろう。そのために必殺技とでもいうべき曲をいくつか隠し持っている必要がある。音が良くて音楽が良くて、JimmyJazzにぴったりな曲。
 当店の音は時代によって変わっていくから、古くはV.S.O.P.クインテットの「アイ・オブ・ザ・ハリケーン」でドスドス低音を聴かせたり、ジュリー・ロンドンの歌う「スウェイ」のハスキーヴォイスで悩殺したり、その時々でサウンドに合う音楽というのがあった。
 最近ではヘイリー・ロレンの『終わりなき旅~ライヴ・ステージ~』をかけると、「これは誰が歌ってるんですか?」としょっちゅう訊ねられる。裏声をたくみに操る独特の歌い方にジャズファンもそうでない人も、みんなメロメロになるのだ。

 オーディオマニアの不思議

 オーディオの歴史は長く、そしてただ「良い音で鳴らす」というのがこれほど難しい趣味だというのに、そのノウハウが未だ確立されてないというのも情けない話である。村井さんではないが、絶対に良い音になる、「これだ!オーディオ術」なるものがあればいいのに。それでちゃんと良い音が出るならオーディオ塾でもオーディオ家庭教師でも流行るはずだがそうはならない。マニアは皆、教わるより教える方が好きなのだ。
 月謝を払ってでも教わりたい、というより、月謝を払ってでも自分の話を教えてやりたい!ブログやら掲示板やらで一生懸命主張するも、誰も取り合ってくれないという悲しい現実がある(^^;

 そんな不幸のなかでも、やはり当店でお薦めしているオーディオ製品を買ってもらったうえに、「すごくよかった!」と言ってお客様に喜んでいただけるのは、損得抜きでたいへん嬉しいものである。そんなに喜んでくれるんだったら、もうタダで配って歩きたいほどであるが、タダで配っても喜んで使ってくれないのがオーディオマニアの不思議なのである( ̄▽ ̄;

 父の日のプレゼント

昨日は父の日ということで長女からメッセージつきのビール、次女からはGUのポロシャツのプレゼントをもらった。 長男からは何もなしw
今日は先週と同じく極楽湯までジョギングして、もらったばかりの梅宮辰夫が着そうなGUポロシャツを着て帰ってきた。「綿100%やで〜」おお、ちゃんとブログ見てるのか(^^;
もらったビールをラッパ飲みしながら夕食。うれしいひとときだ。

 組み合わせの妙

 ブティックなんかだとシャツなりパンツなりをコーディネートしてマネキンに着せてあったり、店員さんが組み合わせをアドバイスしてくれたり、また実際に試着して似合うかどうか確認できるけれど、わたしが買うときはネットでポチるだけなので、実際に商品が届いて着てみるまでは似合うかどうかさえわからない。モニターで見ていい色だと思って買ったのに、届いてみたら同じような色の同じような服を持ってたりして、なんで買ったのか自分でもよくわからなくなる(^^;
 服を買うときは、いつも手持ちの服との組み合わせを想像し、これならバッチリ合うはずだと思って注文するのだが、これも実際に組み合わせて着てみると全然合わないことがしょっちゅうある。意外と別の服と合わせたらカッコよかったりするのだが、色合わせだけで選んでも上下のサイズ感が合わなくて狙った組み合わせがボツになる。

 オーディオも似たようなところがあって、自分がいま気に入って聴いてるシステムに、雑誌で評判のケーブルやアクセサリーを取り入れてグレードアップを夢見ても、相性が悪くて使えないことがよく起こる。オーディオ製品はなんでも高額なので、合わないとなるとひじょうにつらい。2回も3回もそういうことがあると、諦めてもうオーディオなんかやめたくなるが、たまにバッチリうまくいくこともあって、そうなると嬉しくてもうやめられないのだ( ̄▽ ̄;

 ストレス解消法

 日常生活のなかで何かとストレスが溜まってくる。そんなとき皆さんはジャズを聴いたりオーディオをいじくりまわしたりヘアサロンで散髪してストレスを発散するのだろうか(^^;
 わたしも以前はオーディオをいじってジャズを聴いてブログを書いてストレス解消してたのが、いつのまにかそれらが仕事みたいになってきて、いくらジャズを大音量で聴いてもストレスは溜まる一方である。休みの日に走ってひと風呂浴びるのもいいのだが、いかんせんやることが地味なのでなかなかストレス発散したという気分にはならない。やはりある程度お金を使ったほうが気分が晴れるのだ。
 ここ15年ほど洋服なんかほとんど買わなかったのに、最近はストレスを感じるとちょこちょこ洋服を買う癖がついてしまい、買った服を一度も着て外に出てないうちに次のが欲しくなるという、いけないパターンに陥ってる。
 一回ごとに使ってる金額は安いのだが枚数は結構溜まっているから、嫁に見つかると怒られそうである。着ないとさすがにもったいないので、出勤時、仕事着、犬の散歩時と1日3回くらい着替えてみたりして。夜中でも妙にオシャレなMasterなのである。マイルス・デイヴィスいわく「オレは、朝、昼、夜と一日三回、服を着替える。あたりまえだろ?」

 使う人の腕次第

 同業者のなかには10万円以上するような高級なハサミを使う人もいるが、わたしが使用しているのはせいぜい5万円前後のハサミ。コーム(クシ)も水牛の角とかべっ甲とか高級なのはいろいろあるのだけれど、わたしが30年間以上愛用してるのはプラスチック製の300円くらいのものである。
 さて、もしも高級ハサミと高級コームを使ったら、果たして美しいヘアスタイルが完成するのかという話である。並の道具よりもカットがうまくいく可能性は大いにある。100円均一で売ってる「さんぱつハサミ」よりは絶対に良い仕事ができると思うけれど、それは「プロがカットすれば」という条件つきだ。カットの良し悪しは道具よりも技術者の腕に依るところが大きいのは誰でもわかる。

 しかしこれがオーディオとなると、高級なパーツを集めれば良い音が出ると堅く信じてる人がほとんどなのである。ケーブルひとつとってみても、高級なプラグ、純度の高い線材に高級な外皮を被せてやれば完璧だと思うのだろうが、論理に夢中になり結果を客観的に判定するのを忘れているようにも見える。道具はあくまでも道具であって、それで何が出来上がるかは使う人の腕次第ということだ。

 JAZZセラピー

  Masterは低気圧に弱く、雨の日や東風が吹いているような日はたいていどんよりして調子が出ないのだ。今日もちょうどそんな感じであったが、天気が持ち直してきてハンク・モブレーの『ディッピン』を聴いているうちにだんだん元気が出てきた。音楽の力って偉大だな。最近では”音楽セラピー”とかいろいろあるんだろうけど、テンポを取って呼吸が整ってくるのがいいのだろうか。気分がすぐれないときでもiPodで音楽を聴きながら散歩してるうちに回復することが多い。音楽に込められたパワーを感じて血液が全身を駆け巡り、いつのまにか体調が戻っているのだ。

 ばかにならない電気代

 んっ?当店の今月の電気代が先月より4000円以上安くなっているぞ?なんでだろうと考えてみると、あっ、冷蔵庫か!?きっとミニ冷蔵庫を撤去したからにちがいない。ということは、今まで月4千円以上冷蔵庫代に使ってたということか(^^;
 たいした需要もないのに高い電気代を払ってお飲み物サービスをしてたということになる。4千円といったら毎月一人ぶんの散髪代ではないか。電気代もばかにならないなあ。ひょっとして、表に置いてるジュースの自販機、これもあまり売れてないのだが、結構電気代かかってるのかもしれないな。
 じつは自宅に全録のハードディスクレコーダーが欲しくなって調べていたのだが、これも30Wとか40Wとか結構電力を食うのだ。ずーっとバックグラウンドで動いているのだから当然だろう。しかし月に千円も電気代が高くなるとなれば出した手も引っ込めたくなる。そのお金でレンタルビデオ借りたほうがいいんじゃないか?

 電気といえばこのところネオンサインの上でチチッチッチッと騒がしい鳥さんの巣であるが、熱くならないのかと心配でググってみたら、ネオン管は意外と発熱が少なくて、せいぜい40度くらいまでしか上がらないそうである。ゆで卵になることはなさそうだが、ネオンが壊れないかだけが心配である( ̄▽ ̄;

 BIRD'S NEST


 BIRD'S NESTと聞いてチャーリー・パーカーのあのフレーズが思い浮かぶなら相当なパーカーフリークとお見受けするが、 それはともかくネオンが消えてる定休日のうちに、鳥さんたちは頑張って巣作りに励んだらしく、かなり完成に近づいてきたようだ。ネオンが壊れないかどうかも心配だが、これからますます熱くなるネオンの上で卵なんか産んで大丈夫なのだろうか?

 梅雨の合間に

 同い年だった友人の一周忌で、友人の奥さんが後を引き継いだ”喫茶こすも”へ花束を持って行く。イタリアンのシェフだった友人の味に近づいてきたと評判のパスタランチをいただいた。厚かましくも店内で河野・村山談話の白紙撤回を求める署名を、何の関係もないたまたま来ていたお客様に一筆書いてもらう(^^;
 その後は久し振りに走って尼崎の極楽湯へ。育毛実験中なのでいつも着ているポリエステルのユニクロ製スポーツウエアではなく、ただのTシャツと半ズボンで走ってみる。今時こんな汗でビショビショのTシャツ着て走ってる人見たことないぞ(#゚Д゚)
 一汗流したら露天風呂横のチェアで日光浴しながら爆睡してしまった。なかなか充実した1日だった。

 昼飯前

 当店はヒマそうに見えても後に予約が入っていたら何時間も待たされることがある。そんなときはたいてい何時間後かの予約をして一旦お引き取り願うのだが、なかには「ここで待ってる」と仰る方もある。
 今日もおそらくは西淀病院の患者さんだろう、パジャマ姿の壮年男性が午後1時に入っていらした。午後3時にならないとできないことをお伝えすると、「待っとく」と仰るではないか。1時間くらいならなんとか待てるだろうが、あの硬い椅子で2時間待ちとなるとたいへんだ。何より年配の方に2時間も待たれるのはすごいプレッシャーなのだ(^^;
 え〜い、しょうがない!1時半から食べようと思っていた昼食を後回しにしてその方の散髪に取り掛かった。2時間待ちから30分待ちへ大幅短縮である。同時にわたしの昼食が1時間半後になった。朝から何も飲まず食わず、いまようやく食べ終わってヘロヘロなのだ。待ってくださるのはありがたいけれど。あまり辛抱強いのもちと困る。

 ちょっとお疲れ

 今日は家内が”ジャニーズ”のコンサートに出かけてしまい、お客様にご迷惑をおかけした。せめて”ジャーズ(?)”のコンサートだったら言い訳も立つのだが(^^;
 先日お伝えした鳥さんの巣は順調にネオンサインを汚してくれている。巣を作ってもいいけどゆで卵になってて驚いても知らんど!!(#゚Д゚)

 GOD’S NOT DEAD

 例の友人宅シアターで映画「神は死んだのか」を観せてもらった。大学の哲学の授業で無神論者の教授に「神は死んだ」と書いて提出しないと単位はやらないと言われたクリスチャンの主人公が、教授と生徒の前で神の実在の証明に挑戦するという(実話を元にした)ストーリー。
 神が宇宙を創造したという根拠を論理的に解説する若者の姿に、「そうそう!そのとおり!」と快哉を叫ぶ。原題は「GOD’S NOT DEAD」すなわち「神は死んでない」であり、このタイトルとあらすじを聞いただけでおよそどんな内容か検討はつくが、信仰者の気持ちを代弁してくれる内容のわかりやすさがウケて全米で大ヒットとなったのだろう。
 ただし、この映画での神とはキリスト教の神であり、イスラム教の娘がクリスチャンに改宗して父に家を追い出されるシーンがあったり、無宗教の中国人留学生がだんだんキリスト教へ傾倒したりと、少〜し独善的な偏りがあるのはまあしょうがない。教授が無神論になった理由が「神に祈ったのに母が死んでしまったからだ」とか、「存在を認めてないのに神を憎むのですか?」とか、ツッコミどころは満載である(^^;

 近年はタイトルを見ただけで読んだような気分になる本がベストセラーになるけれど、この「GOD’S NOT DEAD(神は死んでない)」も題名だけで観たような気分になって、それを確認するために劇場まで足を運んだクリスチャンが多かったのではないか。おそらくはニーチェの「神は死んだ」に引っ掛けて「神は死んだのか」にした日本ではアメリカ本国ほどヒットしなかったみたい。

 河野・村山談話の白紙撤回を求める署名を集めています

 政治の話をしたらシラけるから、やめようやめようと思うのだが、ついやってしまう。ヒョイとかわしてオツに澄ますのがジャズだというのに。まったくジャズ的でない性格で自分でも嫌になる。
 だが、ジャズであろうとなかろうと、どうしても言わずにおれないのだ。戦後70年である。河野談話(※1)、村山談話(※2)、これら自虐的談話で「日本は悪かった」と認めてしまっために、アメリカに住む日系の子供達が侵略者と言われいじめられてる。黙っていられますか。中韓から不当に謝罪を要求され、何度も何度も強請られ続けている。こんなことは絶対に許せませんよ!
 いまJimmyJazzの店頭では戦後70年の終戦記念日に向けて、河野・村山談話を無効とし、安部首相に自虐史観を一掃する戦後70年談話を求める署名を集めています。ご協力よろしくお願いします。日本人としての誇りを取り戻そうではありませんか。


(※1)「河野談話」1993年、河野洋平官房長官(当時)が、「慰安婦の強制連行」への旧日本軍の関与を認めた談話。
(※2)「村山談話」1995年、村山富市首相(当時)が、旧日本軍のアジア諸国への植民地支配と侵略を認めた談話。

 麻の誘惑

 髪によくない(?)ポリエステルのハイテクドライシャツの代わりに、今年ぼちぼち買い足しているのが麻素材の服。夏といえば麻が定番だったのに、いつのまにかユニクロのドライ素材に置き換わってしまった。よく思い出してみよう、ユニクロのフリースやドライシャツを着始めた頃から髪が薄くなったような気がしないだろうか?(^^;
 そんなことより、麻の風合いっていいなあとあらためて思う。同じデザインでも麻を着てるだけでなんというか粋な感じがするのである。シワができやすいのが麻の特徴で、腕を曲げ伸ばししているだけで、ふわっとしたガーゼのようなシワができる。男っぽいこの素材感がたまらない。この夏はドライはやめて麻で決まりだ。

 愛の巣作り

 ツバメが軒先に巣を作ると、その家は繁栄するという言い伝えがあるが、ただいま当店でも巣作りが始まりそうである。JimmyJazzのネオンサインの”J”の字の上が、どうも鳥さんにとって巣を作りやすいようで、20年ほど前にも一度熱心に巣作りをされたことがあるのだ。
 ただ、ネオンサインであるから熱くなる。一生懸命巣を作っても熱くてずっと留まっていられないから結局巣は完成しないのだ。しかも巣作りの材料やらツバメの唾液やらでネオンの真下がベトベトになる。しょうがないから箒でシッシッと追い払ってたら、隣にあった不二家のバイトの女の子に「かわいそう〜」と白い目で見られた。そんなこと言ったって熱くて巣が作れないんだものしょうがないじゃないか〜(^^;

 プロジェクト・アメデナクナッタ

今日はジョギングしようと思ったら雨が降ってきて断念。自宅でポップコーンを食べながら映画「プロジェクト・アルマナック」を観た。MIT志望のインテリ学生たちが、発明したタイムマシンを使って過去を修正していくうちに未来が意外な変わってしまい、やはり過去を変えてはいけないのだとタイムマシンを破壊するため過去へ戻るという、ありがちなストーリー。素人カメラで撮影したようなカメラワークが効果的で、特殊なパワーを手に入れた若者達が好き放題やるのはお約束だが見ていて痛快である。

 鷹の目

 なんだか音が良くなりましたね?とはよく言ってくださるが、なんだか髪が増えましたねとはなかなか言って下さらない(^^;
 ただいま実践中のポリエステル抜き増毛法は、これまで試したなかでいちばん効果があると思うのだが、やはり着る物にポリエステルを避けることと抜け毛とは直接関係ないように見えるのか反応はイマイチ。どうしても育毛剤とかシャンプーとか、直接髪につけるもののほうが効果があるように思うのだろう。今に見ておれ、フッサフサになって驚かせてやるぜ!!

 オーディオだってそうだ。まだ新製品のパワーリベラメンテも導入してないのに大幅に音が変化して皆さんに驚かれている。したことといえばミニ冷蔵庫を撤去したことだけ。一見オーディオとまったく関係なさそうだし、オーディオ機器から数メートル離れた位置にあった冷蔵庫が、音質に影響を与えるとは考えにくいのだろう。マニアはどうしても機器そのものに何かしないと効かないと思いがちである。スピーカーのすぐ横に吸音材を貼ってみたり絨毯を敷いてみたり金魚鉢の石を撒いてみたり。しかし意外と問題点は機器から遠く離れたところに潜んでいるかもしれない。

 愛と勇気のダンディズム

 今日のハットは髪が生えますようにと指定外繊維(紙)100%、小沢繁蔵商店の中国製。
 あご髭を生やしているとメリハリのない顔にもポイントができるのか、帽子を目深に被っても似合うような気がする。わたしの場合、髭がないと鼻は低いわ目力はないわ、のっぺらぼうが帽子を被ってるみたいで嫌になったものだ。こうなると紙じゃなく本物のパナマ草で編んだ上等の中折れ帽が欲しくなってくる。これも蝶ネクタイと同じくらい身につけるのには勇気がいるのだが(^^;

 Mサイズの男

 わたしの着る洋服は、シャツでも下着でも上着でもセーターでもパジャマでも、Mサイズのを選んで買っておけばだいたい合うのだけれど、最近ちょっと売ってる服のサイズ感がおかしくなっている気がする。
 今時の若者の体型に合わせて造っているのかもしれないが、こないだ買ったシャツなんかXLサイズを着てピチピチなのだ。わたしがピチピチなのではない、シャツがピチピチなのである(^^;
 XLなんていう特大サイズを買ったのは生まれてはじめてだ。アマゾンで見て最初はLにしようかと思ったが、レビューで小さいという意見が多かったから思い切ってXLにしたのだが、XLでもピッチピチなのにはまいった。まあ多少は中年体型なのを自覚しているが、若者に合わせたにしてもこんなに細くてXLってどうなのよ?ふだんLやXLを着てる人は絶対入らないぞ、こんなの。

 妄想オーディオ

 久しぶりにステレオサウンド誌をパラパラ見ていると、「おっ、このマグネパンというスピーカー、なんだか良さそうじゃないか。値段もペア42万円と手ごろだし」なんて、早くも金銭感覚が麻痺している。まあ使い道がないから絶対買わないだろうけど(^^;
 こういう雑誌を客待ちに置いておくと、意外な人が手にとって読んだりしている。何に使うのかまったくわからない機械が500万円とか見て驚いているが、こうやって当店のオーディオもかなり高いんだろうなと美しい誤解をしてくれるとありがたい。

 昔はこういう雑誌をなめるように読んでは、これとこれをこのケーブルで繋いで広い部屋に置いたら素晴らしい音がするんだろうなと勝手な妄想を膨らませたものだ。しかし妄想だけでうまくいくほどオーディオは単純ではなかったのである。

 JBL4343Bは名機です?

 AUSICの小坂さんがステレオサウンド誌No.195の見本を持ってきてくれた。散髪が済んで、「じつはJBL4343の音をちゃんと聴いたのはここが最初なんですよ」と意外なことを仰った。ちょうど4343から4344へモデルチェンジした頃にオーディオ店員として働き始めたという小坂さんは、「4344からJBLの音はまったく違うものになってしまった」という。当店の4343を指して、「こういう音離れの良い音が、4344から重くドローンとした音になってしまい、それが現在まで続いている」「4343を買って正解やったんとちゃいますか」とのこと。
 それは4344から鳴らし方が難しくなったというわけではないのですかと訊ねたら、「店にあった4344を
それこそ重量級のアンプを使って鳴らそうとしたがどうしても鳴らなかった。やはり素性が良くないと使いこなしだけで黒が白にはなりません」とキッパリ(^^;
 わたしも15年以上この4343と付き合ってきて、もう元の音がどうだったかほとんど忘れてしまったけれど、元はやっぱり「黒」だったような気もするんだけどなあ( ̄▽ ̄;

 もう薄毛とは言わせない!

 このごろ気温が上がってきて汗をかくようになった。例年ならば速乾ドライのハイテク素材シャツで快適にと言いたいところだが、今年は薄毛解消実験の一環として、こうしたポリエステルを含むハイテク素材をできるだけ身につけないことに決めたのだ。
 実質やってることといえばポリエステルを身につけないということだけ。それでも今年の夏は去年の夏と違うのよ〜なんて歌の文句みたいだが、どういうわけかわたしの頭はモジャモジャ頭になっている。元々くせ毛の天然パーマだったが、これは近年稀に見るモジャモジャ具合だ(^^;
 ヘアスタイルが昔風だということだけお許しいただいて、この頭を薄毛と呼ぶ人はあまりいないだろう。普通にナノサプリで二回シャンプーしてポリエステルを着ないだけでここまで盛り返したのである。もう今年から薄毛とは言わせないぞ!

 眠気対策

映画を観ながら寝てしまうと、すごく損した気分になる。映画館で寝るのはもちろん、見直しができるレンタルDVDや録画した映画でも、鑑賞中に一旦寝てしまうともう一度巻き戻して見直そうという気分が失せてしまうのだ。
本日観た映画「インターステラー」、少し上映時間が長いし、今日は睡眠が不足気味なのでどうかと思ったが、見始めたところすぐに爆睡(^^;
眠くなるような作品の出来如何もあるけれど、バットマンみたいに画面が暗いと目が疲れてすぐに寝てしまう。意外と派手なCGを使ったアクションよりストーリーで見せる地味な作品のほうが眠くならないことが多い。眠気対策にポップコーンなどのおつまみは欠かせない。食べてる間は眠くならないもののつまむものが無くなったとたんに瞬殺。そんなにまでして観なくていいんじゃないの?( ̄▽ ̄;

 聴くだけジャズファン

 ジャズ黄金時代のニューヨークやロスアンジェルスでは、ジャズのライブで演奏してるのを聴きに来る有名ジャズメンが大勢いた。これはエラ・フィッツジェラルドが歌うのを最前列でデューク・エリントンが陣取り、そのすぐ後ろにベニー・グッドマンという、恐ろしい光景である。
http://www.jacksonfineart.com/herman-leonard-521.html
こんなふうに、演奏者が客であり、また演奏者でもあるという不思議な構図があったわけだ。

 このあいだの高槻ジャズストリートの人だかりを見ると、こんなにジャズファンがいるわけないと思ってしまう。この見物客がジャズファンなら、当店はもう繁盛して儲かりまくるはずだけど決してそうはならない(^^;
 ひょっとすると、聴くだけのジャズファンよりもジャズを演奏する人数のほうが多いのではないか。「小説家は小説好きの成れの果て」と言った作家がいたけれど、ジャズの場合必ずしも「ジャズメンはジャズファンの成れの果て」ではないように思う。レコードやCDを聴いて、辛抱たまらなくなって楽器を始めるというよりも、「サックスでもやってみよかなぁ?」とまず楽器を手に取り、それからソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンを聴き始め、すぐに上手になってライブをやるようになる、というパターンは、楽器のできない聴くだけの人間からするとじつに悔しい。

 ジャズMC不要論

ジャズのライブで、いつもこれはちょっとな〜と思うのが曲の合間のMC。さだまさしや谷村新司くらい面白い話ができないなら無理に喋らなくていいのに。
「次は私の大好きな曲で…」
「別れた恋人のことを歌った曲で…」
「サックス奏者の誰某が作曲した」
MCが下手なのはジャズメンの伝統なのだろうか。ひどいのになると、ステージ上で内輪話することもある。こうなるともうプロ意識が欠落してるとしか思えない。
一曲ごとに休憩しないと息が切れる場合もあるだろうが、ジョン・コルトレーンやマイルス・デイヴィスは一時間以上ぶっ通しで演奏していたではないか。ジャズメンにMCは不要である。

 B級、C級ジャズが好き

 ジャズ三大レーベルと呼ばれるプレスティッジ、ブルーノートそしてリバーサイドも、我々日本人が思い浮かべるような大手レコード会社ではなく、町のレコードショップが始めたような、今でいうインディーズみたいなレーベルだった。だからマイルス・デイヴィスがプレスティッジから大手のコロムビアに移籍したことは、モダンジャズ界における一大出世ともいうべき事件だったのだ。
 そのことはさておいて、プレスティッジやブルーノートやリバーサイドが粗悪品のレコードを作って売っていたというわけではない。予算の制限はあってもそれなりにちゃんとしたレコードを作っていた。じつはこれらのマイナーレーベルよりさらに適当というか、いいかげんなレコードを作って売ってたレーベルも無数に存在した。ほとんどがレコーディングに来て、終わったらギャラを受け取ってあばよという感じのユルいセッションだったが、なかには魅力的なB級、C級名盤みたいなのもあって、ダンス音楽だろうとムード音楽だろうと、うまい人は適当に演奏してもいいレコードになってしまう。1950年代のジャズはじつにレベルが高かったな。

 ついにステサンデビュー!

 と、いっても広告に名前が出るだけなんですが(^^;
※以下の広告は6月2日発売の【ステレオサウンド誌No.195】に掲載予定

 来たる7月5日(日)、阪神御影のデリカテッセン ポラリスで英デッカカートリッジを使用したレコードコンサートが開催されることとなった。時間は13時〜18時、入場料がワンドリンク付きで500円。どういうわけかJimmyJazz後援ということになっている(一円も払ってないのに)。

 ほんとうは、当店のお客様でもあるオーディオ開発研究オージックの小坂さんが、「またJimmyJazzさんで試聴会をさせてもらわれへんやろか?」と持ちかけてくださったのだが、当店の定休日(月曜)ではなかなか人が集めにくいだろうということで、当店に出入りしている理美容ディーラーの営業マンであるムラオ君の奥さんのお店でやってはどうかと話を振ったのだ。
 もともとムラオ君はアナログレコード好きで、頼まれもしないのに奥さんの店でレコードをかけては「音が大きい」とお客に迷惑がられているというから、オージックとヨシノトレーディングの高級機器を持ち込んで思う存分レコードコンサートをすればよろしいと、小坂さんを紹介したらうまく話がまとまったようである。

 オーディオ店などでもデッカのカートリッジを聴く機会はあまりないと思うし、ムラオ君は昭和の歌謡曲なども好きそうなので、とても楽しい会になりそうだ。ちなみにわたしは7月5日日曜は営業のため参加できない(^^;

 ブルーノート・オリジナル

 ブルーノートレーベルには、”ブルーノート・オリジナル”と呼ばれる名曲がたくさんある。主にレコーディングセッションに参加したジャズメンが書いたオリジナル曲で、ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」やジョン・コルトレーンの「ブルー・トレーン」、ルー・ドナルドソンの「ブルース・ウォーク」、ハービー・ハンコックの「ウォーターメロン・マン」などが有名だ。
 面白いことにライバル会社のプレスティッジやリバーサイドにもジャズメンオリジナルの名曲はあるのに、「オレオ」を”プレスティッジ・オリジナル”と呼んだり、「フルハウス」を”リバーサイド・オリジナル”と呼んだりはしないのである。
 おそらく昨日も述べたように、ブルーノートではリハーサルのギャラも出たということが影響してるのではないか。つまり、ブルーノートのレコーディングの際には、新曲を持ってきて打ち合わせをして練り上げるだけの時間の余裕があったということだ。
 先に挙げた”ブルーノート・オリジナル”の4曲は、意図的にブルースのコード進行のものを選んだのだが、ブルーノートにはこうしたブルースをちょいとひとひねりしただけで名曲に化けた例が多い。ジャズはあまり入念に考えすぎても野性味が殺がれるから、このくらいでダーッとラフに作ってしまうのがいい。どの曲も、同じブルースとは思えないほど多彩で魅力溢れる演奏に仕上がっている。

 ブルーノートの重厚感

 空気を読める職人ミュージシャンを呼んできて、チャチャッと録音してチャチャッとプレスするのがジャズレコード、といえばそれはそうなのだが、なかでもちゃんと責任を持って良質なレコードをリリースしようというレーベルもあった。その代表がご存知ブルーノートレーベルだ。本番前のリハーサルにもギャラを払い、ミュージシャンに敬意を持って接した社長兼プロデューサー、アルフレッド・ライオンのドイツ人気質というか、物作りに対する姿勢が名門ジャズレーベルとして高く評価されている。(他のジャズレーベルとは待遇が大違いなのである!)
 CD時代になってからはブルーノートのレコードを買うという重量感と高級感、ジャケットの放つ迫力といったものがなくなってしまったけれど、一枚一枚丁寧に作られた1500番台、4000番台のラインアップは今も一流品としての輝きを放っている。ブルーノートサウンドに相応しい重厚な音で聴きたいものである。たとえリマスターされたデジタル音源であっても、音溝をほじるようにサウンドを詰めていくとブルーノート特有のアナログレコードを聴くような重厚感が蘇る。ホレス・シルバーは「ブルーノートは最高のビニールを使っている」と言ったとか。出てくる音楽は嘘をつかないのだ。

 カゾクガゴーン

たまにはイヤ〜な気分になりたくて、オンデマンドでサスペンス映画の「ゴーン・ガール」を観た。笑いもアクションも踊りも音楽もない、こういう地味な映画は一人でじっくり観ないと、いつもみたいなガチャガチャした環境では無理。ちょうどみんな外出していたのでゆっくり観れた。観たあとで誰かと良かったねと語り合うのではなく、じんわりとイヤ〜な気分を味わうのもまた楽しい(^^;

 空気嫁

 世の中には厚かましい人がいるという話をアップしたが、えてして慎ましい人は自分のことを言われてると思い、厚かましい人は自分のことと気付かないものである(^^;
 そもそも演奏の空気を読みすぎるほど読むのがジャズファンで、空気を読めない人は当店の顧客にはいないはず、という判断で仕切り直し。

 空気を読むといえば、ドラマーこそもっとも先を読んで演奏しないといけないパートである。「奴はオレの動きを読んでいた」とマイルス・デイヴィスに言わしめたのは”フィリー”・ジョー・ジョーンズだ。マイルスの繰り出すトランペットに、待ってましたとばかりに叩き出す”フィリーズ・リック”は第1期黄金のクインテット時代のハイライトだった。
 結局参加は叶わなかったのだが、同じくマイルスバンドに誘われた、おそらく唯一の日本人ドラマーである村上”ポンタ”秀一は、ものすごい数の歌謡曲の録音にも参加している。なんと自伝には「歌詞がないと叩けない!」と言ったというエピソードが出てくる。ドラムなんだから歌詞なんかなくても適当に演れそうなものだが、そこまでちゃんと理解して演奏するのが一流のドラマーというものなんだろう。ジャズは空気を読めなきゃだめだ。

 演奏が見える音

 オーディオの再生能力が上がってくると、ある時点から不思議なことに奏者が弾いている様子がありありと想像できるようになる。コントラバスならこう弾きながらビブラートをかけてるなとか、ドラムスはこういう感じで叩いているなとか、ビジュアルで見えるようになるのである。
 それは、スピーカーから出てくる音を脳が解析して見えるわけではなくて、今まで経験した記憶のなかにある演奏シーンを呼び出して、いま鳴ってる音楽に重ね合わせるようなイメージ。音が良くなってくると、こういうデジャヴ的なことが頻繁に起きる。
 「位相を正確に再現すれば、立体的な像が目の前に現れる!」なーんて言えばオーディオ的には夢のある話だけれども、やはりどんな形の楽器で、どんな風にして演奏するのか見た事がない場合には、音だけ聴いて演奏シーンをイメージすることは無理なのである(^^;

 時代小説「ウン・ポコ・ローコの変」

1951年5月1日 WORスタジオ バド・パウエル三重奏団

 こないだアート・ブレイキーがな、なんかしらんけど頭にターバン巻いてイスラム風の曲を演っとたんや。リズムがめっちゃ賑やかでな、いま流行ってる”アフロ・キューバン”っちゅーやつらしいわ。
 ぉぅ、マックス、マックス、きのう夜店でエエもん買うてきてやったで。見てみぃ、カウベルや。これでアートのシンバルみたいに叩いたら俺ら三人でもごっつい賑やかになるやろ?

 ほな新曲行くで、「ウン・ポコ・ローコ」テイクワン!

 アカンアカン、マックス、自分なんぼなんでもやかましすぎやで!カウベル叩くのは、その半分くらいでええねん。わかったな?行くでぇ、
 「ウン・ポコ・ローコ」テイクツー!

 ちゃうちゃう、ちゃうがなマックス〜。自分、余計にうるさなっとるやんけ。もうちょっとカウベル控えめに叩いてくれや〜。たのむで〜、ええな?
 「ウン・ポコ・ローコ」テイクスリー!

 …、マックス、もうカウベルええわ!

※あくまでMasterの創作で史実ではありません

 ジャズ的教養

 ジャズ初心者が知識を深めようとして、ビル・クロウの書いた本「ジャズ・アネクドーツ」を開いてみたとする。知らない名前ばかりたくさん出てきて、おそらく最後まで読み切るのは不可能だと思う。
 ジャズの歴史は、ちょうど日本の戦国時代や幕末にも似て、局地的に豪傑たちがしのぎを削る様子がわかってくると俄然面白くなってくる。吉田松陰が高杉晋作にどのような影響を与えたかと想いをめぐらす歴史ファンのごとく、チャーリー・パーカーはマイルス・デイヴィスにどのように接したか、あるいは迷惑をかけたか。そのマイルスがジャッキー・マクリーンにどんな仕打ちをしたかとか、知らなくてもジャズは楽しめるけれど、そういった知識が積み重なってくると、一種のジャズ的教養といったものが形成されてくる。
 たとえばコロムビアのライブ盤『マイルス・デイヴィス・アット・カーネギー・ホール』では、ポール・チェンバースのブンブンブンというイントロに続いて愛らしい「いつか王子様が」のメロディが演奏されるが、すぐに尻切れトンボとなる。演奏中にマックス・ローチが抗議プラカードを持ってステージに座り込んだせいだ。聴いてると短い演奏のなかで会場のその不穏な空気が伝わってくる。エピソードを知らなければただのミステイクだが、知ってればそうなのかと感心できる。
 トランペットのチェット・ベイカーはチャーリー・パーカーと共演して褒めれらたことを生涯心の支えにしていたとか、テナーのジョン・コルトレーンはビル・エヴァンスのピアノだとバンドがスイングしないとマイルスに文句を言ってたとか、ジャズを取り巻くいろんな人間模様が見えてくるとおのずと聴き方も違ってくるのである。ただ、このようなジャズ的教養を披露できる場はほとんどないから、知っててもあまり自慢にはならない(^^;

 Masterはミュージカルが大好き

 人によってはミュージカルが大嫌いという方もいらっしゃる。ジャズファンでオーディオマニアでもあるタモリも「あの唐突に歌い出すのが変だ」という。わたしも最初はそう思ったが、映画「ニューヨーク・ニューヨーク」でライザ・ミネリに感心してから考えを改め、今ではミュージカルが大好き。古くはフレッド・アステアの華麗なダンスから、近年では漫画「愛と誠」をミュージカル仕立てにした映画もよかった。特に最近、プロポーズのサプライズとして「フラッシュモブ」という、通行人がみんなサクラでいきなり踊り出すパフォーマンスが流行ってるが、あれなんか他人事なのに観てるだけで泣くほど感動してしまう(^^;
 まあ、何事も好き嫌いはあるから、無理に好きになれとは言わないけど、あのマイルス・デイヴィスだって若い頃はフレッド・アステアに憧れていたのだ。名盤『カインド・オブ・ブルー』のセッション時に首に巻いたネッカチーフを見ると、マイルスもアステアみたいに軽やかに歌って踊ってみたかったんじゃなかろうかと想像を逞しくする。
 というわけで今夜は友人宅で「舞妓はレディ」を観てきます( ̄▽ ̄;

 シアターっていいな

 昨日見せてもらって、やっぱりホームシアターいいなあ、これならもう映画館並みだなあと感心した。もともとオーディオマニアの源流は、自分専用の映画館を所有するというのが最大の目標としてあり、それができないから映画音楽のサウンドトラックのレコードをかけて、観た映画のシーンを思い出すという、ややスケールダウンした趣味だったのだ。
 昔の映画フィルムは使っているうちに劣化して画面に”雨が降った”ものだが、これだけDVDだブルーレイだというデジタルデータで、いつでも何度でも好きな時に大スクリーンで観れるとなると、マニアの根源的な欲求はこれで満たされてしまうのではないか。スクリーン、プロジェクター、サウンド全部揃えてもせいぜい50万ほどである。
 しかし実際にわたしがこれを買うかというと、やはり二の足を踏む。テレビと違っていちいち暗くして映すのは面倒だし、50万あったら液晶の4Kテレビを買ってしまうかも?やはり他所様のお宅で観せてもらうのが楽チンでもっとも贅沢な映画鑑賞法だ。

 天国は、ほんとうにある、に決まってる

友人が100インチスクリーンのホームシアターを設置したというので、映画上映会をやろうやろうという話になった。第一回目の本日は、実話をもとにしたという映画「天国は、ほんとうにある」。
牧師の子で4歳のコルトン坊やが感染症の病気に罹って手術を受けるが、そのとき自分が医師に手術をされてる様子を上から見ていたことや、父である牧師が病院内の礼拝所で悪態をついたこと、母が友人たちに祈ってほしいと電話していたことを語り出す。天国で天使たちが歌ってくれたこと、イエス・キリストに会い膝の上に乗せてくれたことや、イエスが馬を飼っていたということ。半信半疑だった父親の牧師は教会の説教としてその話をするが、聖書に書かれてないことに信者たちの混乱をまねく。最後にはコルトン坊やに流産した姉がいたという、牧師夫妻しか知り得ない事実を話して、牧師はついに天国の確信を得るといったストーリー。
信者から「彼は臨死体験をしたのか?」と訊かれ、手術中に死にそうになったというわけではないと説明すると、「臨死体験でないのに天国を見てくるのはおかしいのではないか」というような、ある種の心理パニックを起こしているのが印象に残った。
2000年前だけでなく、いつの時代にも神は使者を送り込み、我々に信じるかと繰り返し語りかけているのだと思う。

 仕事にリズムを!

 昼間ガラガラで今日はヒマかなと油断してストラビンスキーとかクレモンティーヌとかかけて読書してたら、だんだん忙しくなってきて夕方から夜までびっしり埋まっていま終わったところ。途中でどうも仕事がはかどらないなと思い、いつの間にか下がっていたボリュームを2目盛りほど上げるとライオネル・ハンプトンのビブラフォンも乗ってきて盛り返した。自分が楽しいかどうかよりも、仕事にリズムを生み出すために適当な音量というのがあるのだ。従業員かお客様の何方か一人でも音楽に聞き入り乗ってくると、つられて皆んなが乗ってきて店全体がスイングしはじめる。そうなればしめたものだ。しかし逆に、お客様が来なくて誰もいない店内で、必要以上の大音量というのもなんだか虚しいものである(^^;

 派遣ジャズメンお断り

 マイルス・デイヴィスがマイナーレーベルのプレスティッジから大手コロムビアへ移籍する契約を交わす際に、コロムビアが提示した条件のひとつが、メンバーが固定したバンドを組んでレコーディングするということだった。それまでのジャズの日雇い労働者的な慣習に依らず、やはりある程度かっちりした内容のレコードを売るというポリシーがあったのだろうと推測する。
 同じようにコロムビアはトロンボーンのJ.J.ジョンソンとも契約を交わし、『ダイヤルJ.J.5』というレコードを製作している。これもやはりJ.J.のレギュラーバンドで収録されていて、ピアノのトミー・フラナガン、ウィルバー・リトルのベースにエルヴィン・ジョーンズのドラムという名盤『オーバーシーズ』のピアノトリオ、それにボビー・ジャスパーのテナー&フルートを用いてよく練られ充実したサウンドを聴かせる好盤である。

 日雇いジャズ労働者

 ジャズのミュージシャンは、他ジャンルの演奏者から見たらちょっと信じられないようなプロセスでもって演奏しながら生活している。たとえばレコーディングするにしても、スタジオに呼ばれて譜面を渡され、簡単な打ち合わせとリハーサルをして即録音。ギャラの小切手をもらって解散、というような、じつにいいかげんといえばいいかげんだが、それで立派なレコードになるような演奏ができる人たちなのである。
 ロックでもクラシックでも一流と呼ばれるような人を連れて来て、さあ今日中に新しい音楽のレコードを作れと言われてできるかといったらまずお手上げだろう。

 パッと提示された曲を瞬時に理解して演奏に反映できる技量と反応のよさは一種の職人技のようである。職人一人ひとりが日雇い労働者のように集められ、パッと演奏しては解散する。だからジャズにはグループ名で出ているレコードが少なく、ほとんど個人名で表記されているものばかりだ。
 しかし、そういった適当な寄せ集めセッションよりも、やはり固定されたメンバーによるグループで練り上げた演奏のほうが充実してるのは言うまでもない。代表的なのがマイルス・デイヴィス・クインテットによる”マラソンセッション”と呼ばれたプレスティッジの「ing」四部作、『リラクシン』『スティーミン』『ワーキン』『クッキン』だ。毎夜クラブで演奏していたレパートリーを、レコード4枚分全部一発録りで完成させてしまった。そのクオリティ、恐るべき完成度。

 ロックまがいのジャズなんて

 「ジャズは正面から行かないで裏口から入る」という理解を持って、マイルス・デイヴィスの『アガルタ』『パンゲア』を聴くと、頭の固いジャズファンから「ロックまがい」と唾棄されたこれらの作品が、まぎれもないジャズであることが見えてくる。歪んだエレキギターやキーボード、8ビートのリズムにパーカッションといった編成だけを見てロックと判断するのは早計というもので、この手法はやはりジャズなのだ。
 編成と音楽性がよく似ているサンタナの『キャラバンサライ』では、「アランフェス交響曲」まで登場してカルロス・サンタナのマイルスへの傾倒ぶりが伺えるのだが、やってることとサウンドはマイルスとそっくりなのにどういうわけかこちらはロックに聞こえるのである。
 「正面切って行くか、裏に回るか」「正対して向き合うか、斜に構えるのか」他の音楽とジャズとの違いはじつはたったこれだけのこと?と言ったら怒られるだろうか(^^;

 照れ屋さん

 ジャズはなんだかんだ言ってもええかっこしいの音楽である。決して本音を見せないよう、化粧を厚くしたり着飾ったりして仮面を被っている。正面から堂々とぶつかることもしない。横から、裏口からサッと滑り込むようなずるい人たちだ(^^;
 このことからもわかるように、ジャズは不良と呼ばれる人たちと親和性がある。
 ロックも不良の音楽とされるが、まだ正面切ってオトシマエをつける感覚を持っている。いっぽうジャズにはそれがない。ジャズの感覚だと根性見せるのはダサくて、うまく逃げたり躱したりするのがジャズ人の真骨頂なのだ。もちろんジャズな人のなかにもMasterのように真面目で誠実なカタギの人も居るのだが、本心を見せるのは正直照れ臭い。ええかっこしいでジャズな人は、小さな良心を隠し持っている照れ屋さんなのである。

 決して赦されない失敗

 誰もがみんな賢く失敗せず、スマートに生きたいと願うけれど、棺桶の蓋を閉めるとき振り返り見て、一度も失敗のなかった人生こそ最大の失敗であるというではないか。失敗をしなかったということは、挑戦をしなかったこととイコールなのだ。
 失敗は大なり小なり誰もが経験する。なかには「決して赦されない失敗」というのをしでかすこともあるが、結局どうにか赦されて現在がある。わたしも数え切れないほどたくさん失敗をして、これは絶対赦してもらえないなと思って謝ったら、あっさりと赦してくれて器の大きさに驚かされたこともある。自分が相手の立場なら絶対に赦さないだろうと思うのに、そうやって赦してくれる人がいると、自分の小ささを恥じると同時に、こんどは他人を赦してあげることを学ぶのだ。

 失敗してもいいからやってみろ

今日は久しぶりに一日中テレビを観て過ごす。撮りためたドラマとオンデマンドでクリント・イーストウッド監督の映画「ジャージー・ボーイズ」を観た。「シェリー」「君の瞳に恋してる」などのヒット曲で知られるフランキー・ヴァリとフォー・シーズンズの物語。1951年、フランキーは理容師見習いをしていた。同郷イタリア系の権力者の客が「あいつにおれの顔を剃らせてやれ。切ってもかまわん」と言ったそばから切ってしまう。さすがに「切ってもかまわん」とは言われなかったが、見習い時代のわたしに「にいちゃん、失敗してもいいからやってみろ」と言ってくれた人がいた。友情と栄光、そして離反というよくあるバンドのストーリー。フラッシュモブ風のエンディングがよかった。

 JimmyJazzは誰のもの?

 では「5281」といえば何?えっ、知らないの?当店の電話番号ではないか(^^;

 さて、当店を知る人が他人に語るとき、「JAZZしかかけない理容室」と紹介されることが多い。たしかに「ジャズの聴ける理容室」と看板を掲げているが、「オレはJAZZしかかけない」なんてひとことも言ってない。しかし、紹介するほうはそうでないと都合が悪いらしく、ストリングス入りボーカルやフュージョンをかけてたら、「これもJAZZなんですか?」と不服そうに注意される。Masterの意向はともかく、どうも当店はジャズしかかけてはいけないらしい。JimmyJazzはお客様のものなのだ。

 一度は使ってみたいJAZZの言葉

 ちょうどいま読み始めた小説の冒頭に、いきなりセロニアス・モンクの「アイ・サレンダー・ディア」が登場して驚いた。べつにジャズの話を読みたくて買った本ではなかったのに(^^;
 ジャズのことを「JAZZ」と表記する人は多い。「ROCK」とか「CLASSIC」は普通に「ロック」「クラシック」と書くのに、なぜジャズだけ「JAZZ」なのか?いや、気持ちはわかる。なんとなく言ってみたい響きがあるのだ、ジャズ、もといJAZZには。
 ジャズの使ってみたい用語として一番目にくるのが「JAZZ」だろう。ジェイエーゼットゼットと書くだけで、なんだか自分が偉くなったような気がするんだから簡単なものだ、さらにこれが進むと「俺はJAZZしか聴かない!」と訊かれてもいないのに口走るようになるが、麻疹みたいなもので放っておけば治る。
 次に人名として、使ってみたいのは「ジョン・コルトレーン」。「コルトレーンのバラードがさあ…」とか言ってみたくて、間違って『アセンション』とか買ったりする。なんとなく「ドストエフスキー」に響きが似てるからだろうか、「エリック・ドルフィー」も名前だけで人気がある。ジャズの帝王「マイルス・デイヴィス」は名前が地味なのか初心者はあまり近寄らないが、小説に出るべきはモンクではなく、まずマイルスであるべきだ、とわたしは思う。
 「ブルーノートの1500番台」というのも一度は言ってみたくなるフレーズだ。なぜ4000番台でなく1500番台なのか?そのほうが響きがかっこいいからである。わたしはまだお目にかかったことはないが、ソニー・クラークの『クール・ストラッティン』のことを「1588」と番号で呼ぶ人もいるらしい。
 なんとも微笑ましいではないか( ̄▽ ̄;

 ジャズパニック症候群 その2

 ’80年代に「E.Yazawa」と書かれた矢沢栄吉のステッカーが流行したが、そのうち「近藤真彦」や「中森明菜」と書いたステッカーも登場した。矢沢のステッカーはロゴがデザインされてたからまだ理解できるが、「近藤真彦」や「中森明菜」に至っては、ただ名前書いてあるだけやん(^^;
 しかし、わたしのところにもよく「JAZZ」とだけ書かれただけのステッカーや絵葉書を贈ってくださるありがたい方がいらっしゃる。なかなかかっこいいデザインのものもあり、もれなく一度は店内に飾らせていただいてる。お気持ちじつにありがたい。でもちょっと考えてみてください。皆さんがヘヴィーメタル・ロックの大ファンだったとして、わたしが「HEAVY METAL」と書いたステッカーや「ROCK」と書いたステッカー、あるいは演歌ファンなら「艶歌」、ポップス好きなら「POPS」と書いたステッカーをあげたらどうですか?まだ「近藤真彦」は具体的でいい。ファンであるという主張にもなるけれど、クラシックファンが「CLASSIC」の文字だけのステッカーを車に貼るともはや意味不明( ̄▽ ̄;
 「JAZZ」の四文字は、やはり目にしただけで特別な感覚を呼び起こすようである。

 ジャズパニック症候群

 わたしがジャズの聴ける理容室のオーナーだと知ると、とりあえず何かジャズのことで話を合わせようとしてくださる方が多い。若い頃阿川泰子が好きだったとか、ハービー・マンをよく聴いたとか。彼らはサービスのつもりで言ってくれてるのだと思うが、わたしはそんなにハービー・マンの話をしたいわけではないのだ(^^;
 ほかの音楽ジャンルだと、ロックでもクラシックでも歌謡曲でも冷静な判断ができるのに、話題がジャズとなるとおかしなことを言い出す人が多いからじつに不思議だ。おそらくジャズという得体の知れない音楽をどう扱っていいかわからず、ちょっとした緊張状態になってしまうのだろう。

 「僕はよく船旅をするんだが、(豪華客船の)船上ではよくジャズの生演奏をやってるから、Masterなんか絶対喜ぶよ!」と言われたこともある。まあ、たしかに喜ぶかもしれんが、その前に豪華客船に乗る方がたいへんそうである。
 わたしの父があるときカセットテープを持ってきて、これをかけろというからかけてみたら、ジャズのスタンダード曲が流れてきた。これは何かと尋ねたら、ジャズのカラオケをテープに録音したのだという。だから何??( ̄▽ ̄;
 皆さん、Masterはジャズだったらなんでも喜ぶと思ってるみたいだけど、ジャズもピンからキリまでいろいろ。良いのもあればダメなのもある。クラシック好きがクラシックのカラオケテープ聴いて喜ぶか?ちょっと考えたらわかりそうなのに、それをわからなくしてしまうのがジャズという摩訶不思議な音楽なのである。

 エディ・ゴメス知ってる?

 先日の高槻ジャズストリートを観てきて、いろいろと感じることがあった。たとえばMCで「ベニー・ゴルソンが作曲した」とか、「ベースのエディ・ゴメスが」とか、紹介するわけだけれども、それに聴衆がいちいちうんうんと頷いたりして、ホンマにみんなエディ・ゴメス知ってるんかいな?と、不思議な感覚に打たれた。わたしも長年ジャズ好きを相手にしてきたが、エディ・ゴメスのことなんて話題に出たことは一度もないぞ(^^;
 どこの会場も盛況で、わかってるのかいないのか、じーっとジャズに耳を傾ける人たち。なぜか素直に喜べない。異様な光景である。こんなに大勢の人が、このときばかりはジャズファンになってしまうのだろうか。ここにいるほぼ全員がJimmyJazzのことを一切知らないか、名前は知ってても怪しんで決して近づかないのである。
 こういう人たちをジャズファンと呼ぶとすれば、果たしてわたしはジャズファンと呼べるのか。だんだん自信がなくなってきた。

 わたしがオーディオを好きな理由

 わたしがオーディオを好きな理由は、手持ちのレコードやCDの理解が進み、価値が増すからである。しかし、いくら音が良くなってもまったく良くならないソフトもある。たとえば『マイルス・ディヴィス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ』なんかは、CDをはじめて買って聴いたその日から今日までずっと良い音で、ほとんど音が良くなったという感じがしない。もちろん細かく言うなら音は良くなっているのだが、演奏じたいに曖昧な部分がないためか、誤解される余地がほとんどない。つまり高級なオーディオで聴いてもラジカセで聴いても音楽の価値が変化しないのである。

 音質により価値が変動する音楽とは、曖昧な部分の多い演奏のことである。音楽家は練習を重ねて、いくつものパターンから自らの「これしかない!」というフレージングを繰り出すのだけれど、ここに確信がないと良い演奏に聞こえないのだが、これはある程度オーディオの再現性があがることでカバーできる。縺れた糸を解くように、音楽家の意図がわかるようになるのだ。わたしなどほとんどそのためにオーディオをやってるみたいなもんだ。

 しかし『モダン・ジャズ・ジャイアンツ』の「ザ・マン・アイ・ラヴ」みたいな凄い演奏になると、マイルスはセロニアス・モンクに「オレのソロのバックで