まぼろしの移転計画

 毎年4月1日のエイプリルフールには嘘をついてみたいと思いながらも、気の利いた嘘が思いつかず、何もしないままこの歳まで生きてきた。よーし今年こそは!と考えたのが次の内容だった。
 
 「30周年を機にJimmyJazzは東京都まほろ市に移転します。みなさんお世話になりました」

 ”まほろ市”というのは”まぼろし”に引っかけた架空の都市で、小説などに時々出てくる。もちろん東京にまほろ市などという地名は存在しないから、東京都民ならすぐに嘘とわかる。

 2週間前に思いついたこの内容をフェイスブックの友達限定で4月1日に日付が変わるのを待って投稿!周りに散々嘘をつかれてからわたしの投稿を見たらドキッとしないだろうという計算の上である。どんな反応があるかとニヤニヤしながら床に就いた(笑)

 「ジミーさん、東京に行っちゃうの!?」

 朝起きたらさっそく投稿を読んだ友達からダイレクトメッセージが。いやいや、まほろ市はまぼろしですからどこへも行きませんよと返事を入れる。信じてるのか信じてないのかフェイスブックの投稿にも友人から多数のメッセージ。これは予想以上の反響だわい。

 「ドッキリ大成功!」とネタばらしをして一件落着と思いきや、いつまでたってもわたしが東京に引っ越すものと思ってる人があとを絶たない。
 友達限定で友達になってない人に読めないはずなのに、どういうわけかフェイスブックの友達になってない人にまで東京に移転するんですって?と訊かれる始末。こりゃ薬が効きすぎた!( ̄▽ ̄;

 オリジナルの迫力

 万博記念公園の太陽の塔の内部を観てきた。1970年の万博のときに入った記憶がうっすら残っている。原始人とか恐竜とかの展示にワクワクした覚えがある。

 塔の内部の壁は、ウロコ状の赤い音響パネルで覆われていて、拡散と吸音の役割があると説明されたが、BGMがよく聞こえない。おそらくデジタル処理された当時の音源がうまく再生できてないようだ。
 しかしこういう音響にこだわっていたというのがいかにも当時の気分である(^^;

 進化の過程を表現したという原始生物や恐竜などの模型は、50年前の当時のものと現代に復元されたものとが混在していた。やはり50年前の模型は復元されたものに比べ俄然迫力がある。単に古いからというよりも、オリジナルの持つ力強さはすごいものだ。

 照明にしてもLEDだからハロゲン球でビカーッと照らされていたあの頃とは微妙にニュアンスは違っている。残念だけどそれはしょうがない。
 オーディオの名機やレコードも復刻版が少なからず出ているけれど、オリジナルを超えるものは無い。あれと同じことなんだろうな。

 年間200冊の男

 先日つい「オレは年間100冊くらい読書する」みたいなことを口走ってしまい、冷静になってメモを見てみると今年はまだ8冊しか読んでなかった(^^;

 学歴もなく、社会に出てない世間知らずでJimmyJazzのMasterに就任したので、とりあえず1000冊くらい本を読めば常識とか一般的な教養が身につくのではないかと、2011年から何の本を何冊読んだかを記録し始めた。年に100冊読んでも10年かかる計算だ。
 それに3〜4日で一冊以上読まないと年100冊にならないからけっこうたいへんで、図書館でどっさり借りてきて、常に読む本が手元にないと100冊なんて読めるもんじゃない。

 内容が薄く、1時間くらいで読めるハウツー本もあれば、2段組で読むのに半月以上かかるような伝記もある。面白くない本に当たると、眠くて眠くて捗らない。
 メモを見直して自分でも驚いたのだが、2015年度はなんと200冊も読んでいたのだ!どれだけヒマな店やねん!と言うことは置いといて、よく読んだものだ。だって2日に一冊ペースじゃないと200冊は読めない。

 で、2011年からの累計冊数が2019年5/23現在で789冊。あと2年半で211冊だが、悔しいことにこれまで読んだ本がどんな内容だったかほとんど覚えてないのである。これじゃ常識だの教養だの言っても無駄だよな( ̄▽ ̄;

 音楽の肝所

 Apple Music聴き放題の三ヶ月お試しをしろしろとスマホがうるさいので使ってみた。中学生の頃に聴いた歌謡曲とかニューミュージックとか探してみると結構出てくるし、ちょっと聴いてみたかったけど手が出なかったアルバムとか、懐メロ感覚で犬の散歩しながら聴いている。

 だがどうも音楽の肝所が違うというか急所を外してるというか、イマイチのめりこめないのである。わたしは昔から言ってるように圧縮音源擁護派であるから、圧縮してるから音質が悪いと一概に決めつけることはしないけれども、ちょっと聴かせどころのポイントがずれている気がする。

 昔の人は音楽を聴くことを「うたをきく」と言った。うたを聴くことがメインであり、伴奏はおまけみたいなものであるから聞こえても聞こえなくてもいい、そういったスタンスだったのが、やれピアノの左手方向がどうのとかうるさいことを言うオーディオマニアがいて、焦点をどこに合わせるのが正解なのかが曖昧になってくる。
 そら、伴奏者がやろうとしてることも全部聞こえたらいいけれど、音楽の聞きどころを逃してしまったら本末転倒なのである。

 録音のダイナミックレンジも広ければ広いほど音が良いと思ってる人が多いけれど、人間の耳はそんなに小さな音から大きな音まで同時に聴くようにできてない。聴きたい音に自動で焦点を合わせて聴くようになってるのだ。
 爆音を聞いた直後はキーンとして小さな音が聞こえないのがその証拠である。

 したがってやたらダイナミックレンジを広く取ったパワーのない音より、音楽の肝所に焦点を当てたガッツあるサウンドをわたしは好む。

 ノイジーでやかましい

 いろんなダンスイベントに行ってみて思うのは、なんでこうもノイジーでやかましい曲ばかりかかるのかということ。何もわたしがオーディオマニアだから機材にケチをつけてるんじゃないが、とにかくやかましいのである(^^;

 こだわってヴァイナル(アナログレコード)かけてるゼ!みたいなのも多いんだけど、こんなに音が悪いんじゃ、一体何にこだわってるんだよと文句の一つも言いたくなる。レコードじゃなくてカセットテープのときもあるが、これもカッコだけだよね。音は全然よくない。

 DJの腕で、客が喜ぶようないい曲をかけていくと会場があったまって、スピーカーの鳴りも良くなるのだが、やっぱりエレクトロな打ち込み音楽とかだといい音で鳴らすのは困難で、大抵の場合ひたすらにやかましい。

 アナログでなくても圧縮したMP3でもなんでもいいんだよ。鳴らし方なんだよと訴えても音にかき消されて何も聞こえない。辛い( ̄▽ ̄;

 伊吹山へ
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ジャズの聴ける理容室 JimmyJazzさん(@jimmyjazz4343)がシェアした投稿 -

 毎年ゴールデンウィークに当店が混み合うのは前半だけで、中盤からはだらだらとヒマな日が続く。そこで去年は高槻ジャズストリートに行くために5/4を臨時休業した。今年も同じく5/4を休みにしたが、実はこの日に滋賀県の伊吹山に登山に行ってきたのだ。

 8月の富士登山に向けての予行演習というかトレーニングというか、高さが約半分なのでその倍登ると思えばいいというわかるようなわからんような特訓である(^^;
 同行メンバーはスイングダンス神戸の面々で、ジミーは山登り初めてだから大丈夫だろうかと心配な目で見られつつ、一日中立ちっぱなしで仕事をこなす理容師の脚力をなめんなよ!!とばかりに約3時間かけて根性で頂上まで頑張りました。

 しかし実際には歩き出して数分で息が切れ、1合目でもう帰りたくなった。ダメだダンスも向いてないが登山はもっと向いてない。霞みがかって遠くに見える伊吹山の頂上。あんな上まで登れるのだろうか。
 幸いにして最も心配した靴ずれこそなかったが、ノンストップで坂を登るのは予想以上にキツイ。おまけに黄砂アレルギーで鼻水が止まらず充分に酸素が取り込めない。

 でもわずか数分でも歩くのをやめて休憩すると結構楽になり、振り返って登って来た下界を眺めているともうちょっと頑張れる。もうちょっと、もうちょっとを繰り返しているうちに頂上が見えてきて登頂成功。山頂でおにぎりと名物伊吹そば、伊吹牛乳と伊吹ソフトクリームを食べた。どれも美味しい!!山頂だからなおさらなのかも?

 半分くらいの時間で下山できるかと思ってたのが意外と時間がかかってしまい、帰りに寄ろうと思っていた高槻ジャズストリートも着いてみたら終わりかけていた。

 芦屋ジャズフェスティバル

 ゴールデンウィークも終わり今日から通常営業。長かったね。でも今年は充実しててよかった。
 まず4/29は芦屋ジャズフェスティバルに行った。まだ2年目なので高槻ジャズストリートほどの盛り上がりはないけれど、生で聴くジャズはいいものだ。

 Swing Dance神戸のメンバーと合流して踊れそうなジャズを演ってる場所を探すが、演者は踊る人のことを考えてレパートリーを組んでるわけではないので、1ステージで踊れる曲はせいぜい1〜2曲程度。もちろん全く踊れないバンドも多数。
 それでも演者は自分たちの演奏でくるくる踊ってくれると嬉しいみたいであるw

 大トリのClap Stomp Swingin’ のステージでは、Swing Dance神戸のメンバーが紹介とともに壇上に上がって演奏に華を添えた。わたしも恥ずかしながらステージで一緒になってダンスを披露。まるで歌番組レッツゴーヤングのスクールメイツになった気分である(^^;
 で、後日散髪にいらしたジャズ好きで常連のお客様が偶然そのステージを観ていらして、踊っていたのがわたしだと全く気づかなかったらしい。気づかれても気づかなくてもどっちにしても結構恥ずかしい( ̄▽ ̄;

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