BGMの限界

京都にダンファーというラグジュアリーなバーバーがある。2年ほど前にカッコいい店ができたなと思ってたら、アレヨアレヨといううちに夫婦二人で驚異的な売上を叩き出し、今や全国の講演会に引っ張りだこ。で、そのダンファーさんと先日のMaeta barberlife レセプションパーティーでお話しする機会があった。

「お店ではジャズを流そうと決めてたからジミーさんのお店は以前から知ってました」
と、こそばゆいことを言ってくださる。たしかに高級ホテルのラウンジのようなダンファーさんならジャズがしっくりくるだろうなあ。
「有線のジャズチャンネルをかけてるんですが、ときどき、サックスがうぁああ〜んうぁああああ〜んと延々と吹いてるような曲がかかって、あれ腹たつんですよね〜。ジミーさんもそういう曲かけるんですか?」
それだけでは判断しかねるが、有線で流れるくらいだからおそらくソニー・ロリンズあたりではないだろうか(^^;

JimmyJazzも当初はダンファーさんと同じようなラグジュアリー路線だったので、その気持ちはよ〜くわかる。そのうぁあああ〜んうぁああああ〜んという意味不明の雄叫びも良い音で聴けば素晴らしい音楽に聞こえるんじゃないかということで、音に凝り出してこんなになっちゃった。音は良くなったが今でも意味は不明なことにかわりはない( ̄▽ ̄;

 琥珀色のサウンド

「ジャズのレーベルでいちばん音が良いのはインパルス」というのが長年の持論であったが、CDで聴くとインパルスよりブルーノートとかプレスティッジの方が良いような気もするし、確信が揺らいでいたところにインフラノイズのデジタルアキュライザーを装着、すると何年もご無沙汰してたあのインパルスの美音がスピーカーからこんこんと湧き出でて、やっぱりわたしは間違ってなかったと思い直した次第。

 カウント・ベイシーの『カンサス・シティ7』が、エルヴィン・ジョーンズの『ディア・ジョン・C』が、『ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン』が、デジタルアキュライザーを使うとうっとりするような琥珀色のサウンドで聴ける。これはたまらない。
 名録音技師ルディ・ヴァン・ゲルダーは、ジャズ黄金時代にブルーノート、プレスティッジ、ヴァーヴ等のレコーディングを手がけたけれど、インパルスのコクのある音は、’60年代の録音技術の進歩と相まって、宝石箱のような輝きを放っていた。

 レコードは壊れもののように皆大事にしたけれど、CDになったらぞんざいに扱われるようになった。ただ傷つきやすいからではなく、CDは宝石のような美しい音がしないから誰もが大事にしなくなったのだ。

 見た目が何割

日付けが変わってしまったけれど、今日は西天満にオープンしたbarberlife Maetaのレセプションパーティーに行くのに、張り切ってカシミヤのコートを着て出かけた。差し入れを買うために阪急百貨店に立ち寄って、時間があるのでついでに腕時計を見ようと、女性店員に「腕時計は何階にありますか?」と尋ねたら、えらく丁寧に阪急メンズ館まで一緒について案内してくれた。「お探しの商品がない場合は、阪神百貨店の9階にも時計売り場がございます」と、どこまでも道案内してくれそうなので、もう大丈夫ですとお引取りいただいた。

阪急百貨店って、こんなにサービス良くなったのかと感心したが、ショーウインドウに映る自分の姿を見て、ははあ、この格好のせいかと納得した。カシミヤのロングコートに中折れ帽に口ひげの初老の男性が、腕時計を見たいと言えば、そりゃあこだわりのある上得意客と思っても不思議じゃない。場合によっては何百万もの腕時計を買ってくれるかもしれないじゃないか。
残念ながらそれほどの財力はなくて、フランク三浦くらいがちょうどいいのだけれど、やっぱり見た目で判断されるのだなと嬉しいような寂しいような…。

 靱公園にジャズカフェがオープン

当店のお客様が来月、念願のジャズカフェを靱公園の近くにオープンすると、嬉しい報せを聞いた。カフェの名前は「ストーリービル」。自家製カレーとスイーツ、こだわりのコーヒーがウリなんだという。
靱公園といえば、約10年前、健康のためにと家から約7キロの距離をジョギングで行って、ランチを食べて帰ることを休みのたびにしていたっけ。

一昨年入院してから、ぱったりと走るのを止めてしまったけれど、運動なんかしなくても今のほうが断然元気なのである。じゃあなんのために走ってたのか??
そうだ、カフェストーリービルがオープンしたらまた走って行こうかしらん。まだあそこまでノンストップで走れるかなあ。

 アリとキリギリス

 アリとキリギリス、どちらかといえば真面目に堅実にコツコツ努力するアリに近い人生を手本に生きてきたが、一昨年の入院を境に、キリギリスの人生、ん?「人生」じゃなくて「虫生」か?まあ先のことを心配して生きるより、とにかく楽しく歌って踊ってノンシャランな生き方に切り替えた。

 そういうキリギリス型の人生も、やっぱりリスクはあるわけで、これはこれでなかなか大変なものである。ただ、真面目でコツコツのアリが最後に勝利するかというと必ずしもそうでもない。病気や事故でコロッと逝ってしまうかもしれないし、第一わたしが本当に努力を積み重ねて勝利したかといえば、なんともいえない微妙なところである(^^;
 いまは、ちょいとすましてバイオリン弾いてるキリギリスが、なんだかとてもカッコよく思えてしまうのだ。

 具のないカレー

昨日は仕事が早く済んだらダンスに行く気満々だったので、晩飯はいらないぜ!と家内に言っておいた。ところがありがたいことに仕事が遅くまであったためにダンス断念。家に帰っても食事はないから、駅前の吉野家で白カレーを食べるつもりでいってみた。残念ながら白カレーはメニューから消えていて、黒カレーは載っていたから、黒カレー並盛を注文した。んっ?具が何も入ってないな?ライスにルーをかけただけのようである。これじゃ物足りないなぁと思いつつも、今からトッピングの肉を注文するのも面倒だし、そのまま完食した。

一夜明けて今日も、ありがたいことに朝から忙しく、平日だというのに日曜日のような慌ただしさ。夕方にはエネルギーが尽きてバテてしまった。知ってる人は知ってるが、わたしは基本朝食抜き、昼はおにぎり一個、そして夕食は普通に食べるのが平日のデフォルト。昨晩のカレーでは力が出ない(^^;
なんとか乗り切って帰宅したら、今夜もカレーだった。具は入ってるけど( ̄▽ ̄;

 五輪刈り

 非国民と言われそうでまことに申し訳ないけれど、オリンピックに全く関心がない。というかスポーツ全般、ワールドカップもゴルフも野球も、観出したら面白いのだが、観なけりゃ観ないで平気なので、観ないことにしている。
 したがって、オリンピック期間中はテレビを占拠されてしまい、わたしが録画したドラマがハードディスクに溜まる一方で、休日は録画を消化することで一日終わってしまう。

 ドラマだって別に観なけりゃ観ないで平気なのだが、商売柄せめて俳優がどんな髪型にしてるかはチェックしてないといけない。そういう意味ではスポーツ選手の髪型だってチェックしないといけないのだが(^^;
 とにかく、オリンピック期間はテレビが観れないから困る。だからといって遊びに出かけると、余計に録画が溜まって苦しむことになる。すんもはんw

 2000年の父とスピーカー

 JBLのスピーカーを買ったのがたしか2000年だったような。日記を書いてたせいか結構鮮明に覚えている。あの頃の父の年齢に自分が近づいてきて、親父の当時の気持ちとか、なんとなくわかるようになってきた。

 いやいや、もうちょっと今のわたしの方が若くてシャキっとしてると思いたいが、側から見ればきっとよく似ているのだろう。彼だって中身は若いつもりだったに違いない。1990年に家族のためにとマンションを建てて、その借金で首が回らなくなり、みんなで随分苦しんだ(^^;
 しかしそのマンションでわたしも三人の子供を育て、ようやく借金もあと少しで完済というところまで来たのである。

 2000年当時は親父もまだイケイケで、そのマンションの一階に貸していた鉄板焼き屋が出て行ったところでカラオケ屋を始めた。しばらくは調子に乗っていたが、景気は下り坂で一昨年にとうとう店を畳んだ。
 親父の真似をするなら、もう数年でわたしもカラオケ屋を始めないといけないところだが、その予定はないw

 でもね、今の自分が当時の父の立場だったら、どう考えて、どう動いたか、なんだかわかるような気がして。偉かったな、親父。
 父はまだ生きてるけれど、もう2000年のあの頃の勢いはない。わたしも18年したらこんなに元気がなくなるのかと思ったらゾッとする( ̄▽ ̄;

 ストレート・フロム・ユア・ハート

 昨日犬を散歩させながらiPhoneで何気なくシャンソンのオムニバスアルバムを聴いてたら、クミコの「わが麗しき恋物語」という曲が流れてきて、ふむふむと聴いてるうちにグッときてしまい、たまらなくなって真っ昼間から犬のリードを握りしめて立ったまま号泣してしまったではないか。これはあきません!ああカッコわる〜(^^;

 わたしはウィ・アー・ザ・ワールド以降の音楽シーンにはとんと疎いので、こんな曲が流行ってたなんてちっとも知らなかったのだが、2002年ごろにヒットしたそうな。当時ラジオから流れてきたのを聴いて、わたしみたいに号泣したリスナーが大勢いたらしい。さもありなん。
 元はバルハラの歌った古いシャンソンなのだけれど、バルハラの原曲を聴くと泣き死にするかというとそんなことはない。やっぱり日本語の歌詞が秀逸なのである。

 ビリー・ホリデイが「ストレンジ・フルーツ」を初めて歌ったとき、観客がみんな泣いていたというが、わたしが今「ストレンジ・フルーツ」を聴いても泣くほどじゃない。やっぱり母国語で共通の理解がないとストレートに心に突き刺さらないのかもね。
 わたしも一昨年危うく白い煙になるところだったので( ̄▽ ̄;

 バンクローバー

マイブームの殺し屋ファッション研究?のため、休日の今日はジョニー・デップ主演の「パブリック・エネミーズ」を観た。といっても殺し屋ではなく、実在した銀行強盗ジョン・デリンジャーをモデルにした映画。1930年代のシカゴが舞台とあって、ラジオからはビリー・ホリデイの歌が流れ、スタンダード曲の「バイバイ・ブラックバード」が効果的に使われていた。カッコいいな。今度は殺し屋じゃなくバンクローバーかな?(^o^)

 罪を犯すなかれ

 悪いことはしちゃいけません!んなことは子供だってわかる。怒ったり妬んだり怠けたりせず、真面目に善良に健全に、他人には優しく親切に。そしてポジティブに明るく生きましょう!必ず道は拓けます!!
 わかっちゃいるけど、理屈どおりそう簡単に割り切れないのが人生なのだ。

 麻薬はいけません!麻薬欲しさにピストル強盗なんてもってのほか!トランペットを吹けないように殴って前歯を折るようなことをしてはいけません!不倫はいけません!親不孝はいけません!子供を捨ててはいけません!不健康な暮らしは人間をダメにします!酒に溺れてはいけません!甘いものを食べ過ぎてはいけません!
 そんなことわかってる!わかってるけどやってしまう人間の弱さ、哀しみ。そこにブルースが、サウダージが、怨歌が生まれる。

 決して悪いことはお勧めしないけれど、ウイントン・マルサリスじゃなく、チェット・ベイカーがこんなにもジャズを象徴してるのは、きっとそういうことなんだ。わかるか?君に。

 JimmyJazzオリジナルシザー

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 いまJimmyJazzオリジナルシザー、すなわち特製のハサミを作ろうかと検討中である。いつもメンテナンスを頼んでいるアヤックスシザーズにサンプルを貸してもらって、そのままでよければ特注などせず現物を買おうかと思ったのだが、実際に切ってみると、「もうちょっとスパッと」というか「パクッと」切れたほうがいいなとか、道具にこだわらないのがモットーだったのに色々と欲が出てくる。

 切った感触は材質の金属の硬さが関係してくるらしいのだが、こだわってないつもりでも30年以上もやってると好みの切れ味とか使い心地とかが自然と出来上がっていて、自分でも「切れ味がどうこうなんて何をエラそうに」と思うのだが、それなりにこだわってしまうのである(^^;

 もちろん、そういうやわらかい切れ味のハサミを買えばそれなりに文句も言わず機嫌よく使い続けると思うけど、アヤックスに注文して気に入ったハサミができて、これは素晴らしいと思ったなら ”JimmyJazzオリジナルシザー”として、ばっちりレーザーで刻印も入れて、WEB予約ページのインフラノイズ製品の横で売り出すかもしれない。そんなの欲しい人がいれば、の話だが( ̄▽ ̄;

 殺し屋ちゃうで床屋やで

 わたしがラルフ・ローレンとユニクロしか着ないことを古くからのファン(?)は知ってるけれど、普通に着ると爽やかなはずのラルフ・ローレンが、わたしが着るとどういうわけか”殺し屋”みたいになってしまう(^^;
 POLOラルフ・ローレンでもカントリー風のは避け、ジャズマンっぽいデザインのを選って買い集めてたら、ジャズを通り越していつの間にか殺し屋なのである。

 でも考えてみたら殺し屋ってのもすごい商売だ。殺し屋ですよ、殺し屋!パン屋がパンを、餅屋が餅を、散髪屋か散髪を売るように、殺しを売るから殺し屋なんだろう。しかも、パッと一目見て「あっ!殺し屋だ!」とわかるような格好をしてるからすごい。殺し屋が一目で殺し屋とバレたらまずかろう。だって標的に逃げられてしまうではないか。

 そんなことはお構いなしに、最近ジャズメンでなく殺し屋ファッションの研究を欠かさないわたしなのであるが、特に冬場は殺し屋みたいな中折れ帽にロングコートを着て町内を徘徊しては近所の人に顰蹙を買っている。これじゃあ顰蹙屋である。
 何かが足りないと思ったら、手に機関銃を持ってない!殺し屋はやっぱりロングコートにトミーガン!機関銃だろう。もちろん最新式のではなく、マフィア御用達のトンプソン・サブマシンガンM1928だ!欲しいな欲しいな!いったい何するつもりだ???( ̄▽ ̄;

 映画「坂道のアポロン」

 女性の声でJimmyJazzに電話がかかってくると、たいていは電気代が安くなるとか、電話代が安くなるとか、そういったいまいましいのが多いのだけれど、たった今の電話は、3月11日公開の映画「坂道のアポロン」のチラシとポスターを送らせてもらってもいいですかという、珍しい申し出であった。

「坂道のアポロン」と言えばテレビアニメにもなった名作ジャズ漫画である。実写で映画化されることは朝のZIPでやってたから知っていたけど、ご丁寧にうちにチラシを置いてくれとは(^^;
 ジャズ漫画と言いながらちっともジャズっぽくない「ブルーなんとか」と違って「坂道のアポロン」は好きな作品なので、「何部ほど送らせてもらいましょう?」と言う問いかけに何部でも!と応えておいた。送ってきたら店の前に出しとくので何部でも取って行ってください。

 760冊目

 マイケル・ドレーニ著「ジャンゴ・ラインハルトの伝説」を 3ヶ月かけてようやく昨日読み終えた。映画公開までに読み切ろうと思ったのに、二段組438ページでみっちり書いてあるものだから、全然進まず年を越してしまったではないか(^^;
 こないだの花柄ショーツの話とか、面白いエピソードはたくさん載っていたけれど、結局映画に出てきた美人のレジスタンスも捕虜救出大作戦も書いてなかったな。

 実はボケ予防のために2011年から何を何冊読んだかをずっとつけていて、この「ジャンゴ〜」で760冊目になる。この本のように重厚な内容でも一冊なら、一時間ほどで読めてしまうペラッペラの内容の本でも一冊として数えてるから、多いんだか少ないんだか。
 2015年は一番多くて200冊、去年2017年は書を捨てて街に出たのでたった30冊である。このペースだと10年で1000冊読めるかどうか。ペラッペラの本なら読めそうだけど、それもどうかな。冊数稼げばいいってもんでもないだろうし。

 花より団子

ちょっと痩せたのに、また最近ストレスによる食べすぎでぽっちゃりしてきた気がする。
一昨年CT検査で胃袋が異常に大きいということが判明した。ほっといたら止めどなく食べ続けてしまうのだ(^^;

カッコいいことより食欲のほうが勝ってしまう。いかんいかん。JimmyJazzのMasterなんだから、いついかなる時もカッコよくないと!

 人生の先輩に学べ

「Master、あんた奥目やから50過ぎたらモテるで」
昔そう言い残して死んでいったお客がいた。当時は、そんなわけないやろ!何わけわからんこと言うとんねんこのじいさんはと内心思っていたが、ここ半年ほど前から急に女性にモテはじめたような気がしないでもないので、あのじいさんの予言は当たったのかなぁなんて思い出している。もっとも、モテてるといってもダンスで手をつないだり、一緒に写真を撮るくらいで、それより先に進展することは一切ないのだが(^^;

写真といえば、また別のじいさんの話だが、いつも携帯電話の写メですごい美人の女医さんとツーショットで撮ったのを見せてくれる人がいて、阪急メンズ館で服を買い、明日デートやから男前にしてやと散髪に来た。デートちゃうやろ診察やろと思いながらも、じいさんも女医さんもじつにいい笑顔で写っていて、ああ、いいな、男子たるものこうでなくてはいけないなと、そう思ったのである。わたしが女性を捕まえて写真を撮るのはこのじいさんの真似をしてるのだが、まだ修行不足で中年のいやらしさが抜けきってない。もっと枯れてさわやかに写れるようになれば完成形なんだ。

 サービスの全面見直し

去年の六月いっぱいでスタンプカードのサービスの終了を宣言した。表向きは「よりよいサービスを提供するため」ということになっているので、それに代わる何かをしないとお客様との約束を守ってないことになる。たしかにMasterの蝶ネクタイが派手になったり、ゆず生姜湯のサービスが増えたり、エアコンが新しくなったりもしているが、それだけじゃなあ。これまでのサービスをいろんな角度から見直して、ほんとうに喜ばれているか、もっと喜んでもらうにはどうすればいいかをしっかり考えていきたい。

 ジャズマンの下着

聞くところによれば、いまどきの男性はトランクスを穿かないらしい。えっ?トランクス穿かないで一体何を穿くというのか。まさか白ブリーフやふんどしってわけでもあるまい。どうやら主流はカルバンクラインみたいに柔らかな素材で裾が長くなったボクサーブリーフのようである。

ジャンゴ・ラインハルトがデューク・エリントン楽団と汽車でツアー中、楽団員全員が花柄のボクサーショーツを穿いてるのを見て「お前ら狂ってる!」と叫んだという。そうは言ったものの、ジャンゴもあとでこっそり花柄ショーツを手に入れたらしい。
ジャズマンたるもの、こうでなくてはいけない。このエピソードを読んで、わたしは花柄のトランクスが欲しくてしょうがない。

どなたかバレンタインデーにわたしに花柄トランクスをください!( ̄▽ ̄;

 着道楽・音道楽

よし!いい音になった!これでもう何もいじるまい、と思っていてもいつの間にか音が変わっていて翻弄されるのがオーディオってやつなのだが、洋服の組み合わせでも同じようなことが起きるのに気がついた。

 このジャケットにこのパンツ、シャツとネクタイはこれで、この帽子と靴でカンペキ!と、鉄板の組み合わせをいつも鏡の前で考えておくのだが、洗濯の都合でシャツの柄が無地からストライプに代わっただけでもうあのカンペキなコーディネイトがグダグダになってしまうのだから恐ろしい。ちょっと襟元に覗くだけのシャツに細いストライプがあるかないかだけで台無しになっちゃうってどうなのよ(^^;

 シャツの柄だけでダメなのだから、パンツのシルエットがほんの少し太いとこれまたダメなのだ。同じ綿素材で同じ色なんだからそのくらいどうってことないように思うのだが、完璧ってやつは少し条件が違うだけで完璧でなくなるもののようである。
 組み合わせだけじゃない。ひと月前に考えたコーディネイトが、日差しの強さによって野暮ったく見えてしまうのだ。12月や正月はカッコよかったダークな色味のスーツスタイルが、二月でますます厳しい寒さだというのに日差しが明るいから重くてイケてないように映る。

 こんなもん、論理的にこれとこれに合わせるためにこのパンツを買うとか、そんな計画立てても無駄である。それはちょうどオーディオ雑誌のベストバイ機器を組み合わせてもいい音にならないのとまったく同じこと。
 本当の完璧とは、片っ端から試してみて、部屋の中がぐちゃぐちゃになるほど散らかしてようやく手に入る幸せだ。そしてそれはすぐに消えてしまう。二度と捕まえることはできない( ̄▽ ̄;

 愚かなりわが心

ジャズとかカットのテクニックを事細かく説明するのは苦手だが、なぜかオーディオのこととなると面倒なことでも長文で説明してしまう。一般の人にもわかるように書くと長くなってしまうのはしょうがないのだけれど、オーディオのことを書くのはあまり苦にならない。

 やっぱりオーディオでごちゃごちゃ変なことをやってる自分が好きなんだな。こんなことしてる俺って側から見ると変態だなと思いながら、そういう自分が嫌いではない。決して高尚なことをしてるつもりはなくて、むしろアホなことをしてると自覚しているのに、そのアホさ加減が自分によく似合ってる。

 これまで何人ものオーディオマニアが変態的なことをやってるのを目撃した。社会的に立派であればあるほど、その変態っぷりがいい。大の大人がどうでもいいことをこんなに必死になって、じつに愛すべき人たちだなあとニヤニヤしちゃうのだ( ^ω^ )

 あなたのマンション売ってください

 自宅の最寄駅であるJR塚本駅近くに27階建の高層マンションができた。おそらくこの西淀川区で一番高い建物ではないか。
 えらいものが建ったなあと思っていたら、今度はわたしの住んでるマンションを売ってくれと不動産屋がやって来た(^^;

 営業マンが以前にJimmyJazzでカットしたこともある人なので、一応話は聞いてみた。一応はマンションとその隣が父の持ち家なのである。あの辺り一帯を買い上げて、大きなマンションを建て、その中に店舗と住宅で入ってもらうという条件でどうかと。
 冗談じゃない。ずっとこの土地で商売をして守ってきたのを、そう易々と人手に渡らせるわけにはいかないと突っぱねたが、きれいな高層マンションに住めるのもいいなとちょっと思ってしまったではないか。

 まあ、親父の生きてるうちにあのマンションを売ることはないだろうが、息子の代になったらどうかな?この辺も小さな家はなくなって大きな建物ばかりになっていくのかな。

 ファンキーでいこう

 明るいスイングジャズで踊るのも楽しいが、昨日リー・モーガンの映画を観て、やっぱりファンキーだよなとしびれちゃったのである。
 ファンキーとファンクは似てるけど違う。ファンキーモンキーベイビーはもっと違う。ファンキーの持つ、あのやるせないヤクザな感じ。殺し屋のテーマ曲みたいなダークなイメージ。

 ホレス・シルヴァーやキャノンボール・アダレイ、そしてリー・モーガンの在籍したアート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ。ボビー・ティモンズ作曲の「ダット・デア」なんてファンキーなテーマが最高だ!

 こんな風に言ったら不謹慎かもしれないが、夫人による銃殺で、ファンキーなトランペッター、リー・モーガンの人生は完成されたのかもしれない。キリストが磔になってその使命を全うしたように。

 私が殺したリーモーガン

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 映画「私が殺したリーモーガン」を観てきた。18歳でデビュー。ジャズメッセンジャーズの花形トランペッターとして一斉を風靡し、その後ヘロイン禍で落ちぶれていたモーガンを立ち直らせたのが妻のヘレンだった。他の女との浮気に逆上したヘレンがナイトクラブ出演中のモーガンを射殺。凶器のピストルはモーガンから護身用にと持たされたものだった。刑務所に服役し、釈放後にインタビューされたカセットテープの肉声を軸に、ウエイン・ショーター、ジミー・メリット、ベニー・モウピンらの回想を交えたドキュメンタリー作品。

 バーバー的に印象に残ったエピソード。ヘロインでラリったモーガンが部屋のヒーターに頭を突っ込んで、肉の焼ける臭いがして目が覚めた。それ以来ハゲ隠しの為に髪を前方に撫でつけるようになったという。
たしかに晩年のモーガンは髪をストレートにコンクしてちょっと不自然な感じだった。そういうことだったのか。

 ポマードが主流

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 整髪料はだんだんとポマードが主流になってきた。ムースが30年前には爆発的に売れていたけれど、フロンガス規制からLPGに代わり、下火にはなったものの今でもムースをつけてくれと仰るかたもある。

 そもそもなんで泡なのかというと、液状のリキッドタイプだとよく伸ばさないとムラになるというので、泡状の整髪料が考案されたのだ。泡になってるからといっても内容はハードに固まるものからほとんど整髪力のないソフトなものまで様々。だから本当はムースという形態のものをつけてくれとオーダーするよりも、整髪力の強さやウエット感の有る無し、固まるか固まらないかといったニュアンスを伝えるべきなのだ。

 ガスを封入したムースという形態にこだわらないなら、整髪料は自ずと缶や瓶に入ったポマード状のものになる。そのほうがバブルじゃないぶん経済的だし環境にもいい。使用者が面倒がらずにちょいと手のひらで伸ばして使えばいいだけの話じゃないか。

 VITAVOX売ります

 スピーカーのネタをもう一つ。VITAVOXである。ハイファイ堂とか中古オーディオ店で鳴っているのを聴いたことはあったが、ヴァイタヴォックスなんてもうとっくに会社がなくなってると思っていた。それがまだ新品で手に入るというから驚きである!しかもペア8,000,000万円というこちらも驚きのプライス!( ̄▽ ̄;

 いいなあ、欲しいなあ。わたしだって何も好きで中古や古いものを買ってるわけじゃない。ピカピカの新品で良い音がするなら、そりゃあそっちの方がいいに決まってる!まあ予算的に苦しいってのが一番の問題なのだが(^^;

 だけど、新品でVITAVOXが買えるなんて、(わたしが情報に疎いだけかもしれないが)皆んな知ってるのだろうか?知ってたとしても、どこで買ったらいいのかわからんのとちゃうか?
 これはいっちょAUSICの小坂さんと相談して、当店のWEB予約ページにバーン!とVITAVOX載せて、ペア864万円税込でショッピングカートに入れられるようにしてみるか!?一本の重量が114キロだから、ペア228キロ!載せたらカートが壊れるな( ̄▽ ̄;

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 The FALCON BBC LS3/5

 AUSICの小坂さんがスピーカーのパンフレットを持って来てくれた。
 あれっ?LS3/5a?ロジャースじゃなくて??

 ロジャースのLS3/5aといえば、BBCモニターの名作で、ジャズには向かないけれど素晴らしく良い音のする通好みのスピーカー。わたしの知ってるだけでも結構な数のユーザーがいらっしゃるが、皆さん揃って良い音で鳴らしておられた。そういえばJimmyJazzにお借りして鳴らしたこともあったなあ。懐かしい。

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 ダンス天国

 リンディホップ、スイングダンスは、原則ジャズの4ビートに乗って踊る、ジャズファンのわたしにはたまらなく楽しいダンスだのだけれど、実際に踊りに来ている人たちが熱心なジャズファンかというとそうでもなくて、単なるダンス音楽、踊るための素材といった認識で、少々アウェー感がしないでもない(^^;
 中には、「あまりこういう音楽が好きじゃないから、ダンスを習うのにちょうどいいと思った」とまで言う人もいて淋しいことこのうえない。

 エラ・フィッツジェラルドやカウント・ベイシーがダンス音楽なのか。もうちょっと有り難〜く踊ってほしいものであるが、きっと’30〜’40年代の彼らジャズメンもダンス音楽として演奏してたんだろうから、まあ、ある意味正しいのかw

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