ジャズしか鳴らぬは欠陥品か

 マニアはオーディオ機器に対して、機械としての優秀さを求める傾向があるから、ジャズが鳴るがクラシックは鳴らない(あるいはその逆)という状態が我慢ならない。そんなのは欠陥品だと思うのだろう。また、弦がうまく鳴るならクラシック向きで管がよく鳴るのはジャズ向きだと考えがちだが、そう話は単純ではない。ジャズバイオリンもあればクラシックのトランペットもあるからだ。
 じつはクラシック向きジャズ向きという分け方は楽器でなくその音階の使い方に依って分けられるのである。ジャズで使われる音階は、クラシックの音階と隣り合っているが微妙にズレていて同じではない。これをどちらに合わせるかによってクラシック向きかジャズ向きかが決定されるのだ。

 メガモンブランパフェ

 娘が秋休みとのことで、ホワイティ梅田地下街にある喫茶キーフェルのメガモンブランパフェ(1,400円)を餌にデートに誘う。思えば二人で出かけたのは宝塚ファミリーランド閉園(2003年)のとき以来か。パフェを二つのスプーンで仲良く食べながら、ふだん思ってることなどいろいろ話せてよかった。

 USBリベラメンテでシンバルガッキーン!!

 USBリベラメンテによる音質向上の効果は、従来のリベラメンテシリーズを踏襲するものであるのは確かだが、それに加えて特徴的なのがシンバルが「ガッキーン!」と鳴るところである(^^;
 ジャズにおけるシンバルレガートといったら、4ビートの推進力となる重要なポイントであるが、これがいちいち「ガッキーン!」「ガッキーン!」と鳴るからシンバル好きにはたまらない。もちろんシンバルだけ音量があがるわけではなく、背後で鳴っているのをよく聴けば「ガッキーン!」「ガッキーン!」と素晴らしい真鍮の金属音が鳴っているのだ。
 これまでもシンバルの音がよくなるアクセサリーはたくさんあった。制振合金は乾いたいい音がしたし、SETTEN No.1は透明感があった。クライオ処理や銀線はシュワーンと尾を引くシンバルが印象的だった。しかし、今回の「ガッキーン!」はそのどれにも似てない何か根本的に違う音がしている。少なくとも生以外の再生音でシンバルのこんな音を聴くのは初めてである。シンバルといえばマックス・ローチにアート・テイラー、花は桜木、男は岩鬼、ぐわっきーーーん!!( ̄▽ ̄;

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 情熱の白熱球

 アメリカの家は天井が高く空調の電気代が嵩むのではないかとアメリカ人のお客様に質問したことがある。すると、アメリカは電気代が日本よりずっと安いから問題ないと仰ってた。そうか、やはり原発でガンガン発電するからコストが安くなるのだろうか。それにしたって電気代は安いほうがいい。少ない消費電力で済むのならそのほうがいいじゃないか。
 LED電球は消費電力が白熱電球の85%で、寿命が約2万時間、しかもすごく明るい。ところが困ったことに光が平坦でムードがない。白熱球のような複雑な光線ではなく単調な光で直接的なのだ。今後研究が進んでいろんな光を含んだLEDが開発されるだろう。これは精製塩や砂糖、純水など、付随する要素が取り除かれた純粋な食品が美味しくないのと同じような理屈である。
 今後、白熱電球はオーディオにおける真空管のように、コストのかかる趣味性のたかいものとして遺っていくのだろうか。

 昭和の明り

 白熱灯、いわゆる裸電球は昭和を象徴する明りだったと思う。その次が蛍光灯。欧米では照明に白熱灯を使い、蛍光灯はほとんど間接照明として使用するらしい。床屋の照明といえば長い蛍光灯と相場が決まっていて、JimmyJazzでは店を設計する際に、絶対に蛍光灯を使わないでくれと主張したのだった。そういうわけで最初はペンダント照明の傘のなかに150Wの水銀灯がついていたが、いつまでもそんな不経済なものを使うわけにもいかず、やがて100Wの白熱球に入れ替わった。
 白熱灯の明りはやさしくて、陰影が都合の悪い部分を隠してくれて、点けているだけでムーディーな感じがする。手書きのPOPやコンクリートの壁のラフな感じも、白熱灯のおかげで何か絵になる。
 これがLEDだと容赦なくピカーッと照らされるから、そういう手作り感に合わない。きっちり造られたものでないと一切ゴマカシがきかない。ザラザラよりツルツルピカピカが似合うのだ。そういうわけで古くなった手書きのPOPをMacで作り直している。くたびれてなお味のある時代とはもうおさらばだ。

 センスが昭和

 子供達に言わせると、「お父さんはセンスが昭和」ということらしい。たしかに今どきの音楽より古い音楽が好きだし、最近の若いアイドルよりバブル期の映画に出てくる女優さんのほうがいいなと感じたり、思い当たるふしはある。だが、この仕事をしていてセンスが昭和では困るのだ。お客がついていけないような最先端の髪型も困るけど、JimmyJazzはセンスが古いと言われちゃおしまいなのである。
 わたしはこの店を作るときに、一生古くならない店にしようとコンセプトを決めた。ジャズはもともと古いだから、いつまで経っても古くならない筈という浅はかな考えであった。狙いは当たって、26周年を迎えようかという現在でもJimmyJazzは一度も改装もせずにもっている。しかし問題はここである。果たして古いままでずっと変わらないことが良いことなのか。ふつうサロンの内装は早いところで7年、よくもって10年が寿命で、このへんで時代に合わせたデザインの刷新がある。それを恐ろしいことに当店はずっと(約三代ぶん)すっ飛ばしてきているのだ。
 内装はまだいいとして、わたしの技術デザインのセンスはもっと深刻な問題である。新しい感覚は常に若い人から学ぶしかないのだが、どうしても若い人にしかできない髪型というのがある。正直に白状するが、そうなるともうお手上げである。ある程度似せることはできても、若い人の斬新さにはかなわない。彼らにしかわからないカッコよさを、完全に理解することができないせいだと薄々わかってはいるのだが。

 秋のいい音

 静かな秋の夜には、アン・バートンのこの曲がよく似合う。

 涼しくなると、こういう音楽が身に沁みる。自分のオーディオもなかなか良いじゃないかと自画自賛。このままの音もいいけど、もうちょっとオーディオやってみようかな?と思い始める季節だ。
 さんざんやって懲りたはずなのに、いい音を聴くとまたやりたくなる。まったくオーディオってやつは不思議な趣味である(^^;

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 未来を示唆するLEDの光

 LED電球の光というのがどうも好きになれない。最近は電球色みたいなのも出ているが、光線が直線的というかどうしてものっぺりして見えてしまうのだ。これならまだ電球型の蛍光灯のほうがマシである。
 と、思っていたのだが、最新の建築や店舗デザインはほとんどがLED照明である。ひょっとしてわたしの感性が古いのではないかと考えを改めて、こののっぺりした感じの光を効果的に使って新しい感じが出せないかと研究中なのである。

 秋晴れ

久しぶりに天気がよかったので、特売のLED電球(99円)を求めて鶴浜のIKEAまでママチャリで行ってきた。自宅から片道一時間ちょっとである。買い物を終えドリンクバー付きのチリドッグセット(230円)を食す。コーヒーはあんまりうまくない。仕事がしにくいといってJimmyJazzでは頑なにLED電球を拒んでいるが自宅では重宝する。帰り道の100円ショップでなかなか売ってない100ワット電球を発見して店用にと購入。わたしはいったい何をやってるのか!?(・_・;?

 全部新曲になります

 オーディオマニアは皆同じように見えて、海外製の所謂ハイエンド製品にしか興味を示さない人、新製品ではなく年代物の銘機にしか反応しない人、何でも自作してしまう人、音が良ければ何でもいい人と、棲み分けがなされている。
 リベラメンテケーブルがいくら良いと騒いでも、海外ハイエンド派、ヴィンテージ派、自作派の人は見向きもしない。それはそれでひとつの生き方・スタイルであるからしょうがない。リベラメンテが好きな人は、音楽が好きで好きでたまらないからこのケーブルを選ぶのだろう。
 リベラメンテの凄さについては、すでに言い尽くした感があるのだが、導入するたびに「えっ?こんなCD買った覚えがないぞ?」と一瞬驚き、しばらくすると「ああこの曲だったのか」と気付くことが多い。いかにちゃんと聴いてないか恥ずかしいかぎりである。しかし、20回以上も聴いたはずの曲がまるで違って聞こえるからオーディオは驚きの連続だ。

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 オール・オブ・ミー

 ジャズを聴きはじめる前に知ってるジャズマンの名前といったら、グレン・ミラー、ベニー・グッドマン、ルイ・アームストロングとマイルス・デイヴィス。知ってる曲は「イン・ザ・ムード」と「聖者の行進」ぐらいのものだった。
 ジャズを知らない人の知識とはその程度のものだろう。まったく世間と断絶した世界なのである。しかし、ライブとかに行くと、およそジャズなど聴きそうに見えない人(他人からすればわたしもそう見える?)が、「次の曲は『オール・オブ・ミー』です」とかいうMCに、イエー!!とか言って反応している。このオバハン、「オール・オブ・ミー」っちゅう顔やないやろと思うのだが、家でジャズなんか聴いてそうにないお母さんが「オール・オブ・ミー」やら「ティー・フォー・ツー」で喜ぶのである。ジャズファンはどこに潜んでいるかわからない。じつに不思議な光景だ(^^;

 ’80年代のリベンジ・マッチ

 映画「リベンジ・マッチ」を観た。ロバート・デ・ニーロとシルベスター・スタローンが闘うボクシングもの。映画ファンでなくともレイジング・ブルVSロッキーを想像してしまうが、もう二人は70歳と67歳(公開時)である。大丈夫かいな?と心配しつつ、たぶんダメダメだろうとハードルをぐっと低く設定して観始めたら案外面白い。終始ニヤニヤしながら観てしまった。イヤなオヤジキャラのデ・ニーロと一本気キャラのスタローン、二人をめぐる女になんとキム・ベイシンガー!あの金髪セクシー女優がもう59歳とは月日の経つのは早いものだ。
 「レイジング・ブル(1980)」「ロッキー(1976)」「花嫁はエイリアン(1988)」どれも劇場ではなくレンタルビデオで観た。’80年代にわたしをドキドキさせてくれた三役の揃い踏み。当時を懐かしみつつハードルを下げてご覧下さい(^^;

 やりすぎUSB伝説

 お化けとかあの世を頑なに信じない人がいる。ウスウスはそういうものがあると気付いているくせに信じられない、というよりあったら困るので「そんなものはない」ということにしているのだろう。
 さてここにインフラノイズのUSBリベラメンテなるUSBケーブルがある。これでパソコンとUSBオーディオデバイスを接続すると良い音で聴けるのであるが、こんなもので音が変わるなんて信じられないという人がいる。当然だろう。伝達するデジタルデータが変わらないのに音が変わってたまるかというわけだ。ごもっとも。
 しかしここに2本目のUSBリベラメンテがある。これでパソコンと外付けハードディスクを繋ぐとこれまた音が良くなるという。まあ、パソコンからオーディオデバイスを繋ぐケーブルなら、音が良くなるのはなんとなく理解できるとしても、データをやりとりするだけのハードディスクとパソコンの間で音が良くなるとはこれいかに?
 まるでベールを剥がしたよう!生々しさが段違い!!シンガーがわずかに貌をゆがめる様子まで伝わってくる!!!と書くと、もうUSBメモリーで音が変わる論争どころではない都市伝説である。信じるか信じないかはあなたしだい!

 きみはポラリス

 「スピーカー何本あるんですか?」
 そんなもん二本に決まってるやろ(^^;
 「(JBLを指差して)これとこれだけやのにこんなに包まれる感じがするんですか??」
 この春から当店の担当になった理美容ディーラー営業のムラオ君は、若いのにアナログレコードが好きで週末は奥さんがやってる阪神御影のカフェ”ポラリス”でDJに変身するらしい。食べログのレビューを見ると「やや音量が大きい」と書かれていて笑ってしまった。昭和のレコードコンサートのようなイベントもやっている。
 どうしてスピーカー二本でこんなに包まれる感じがするか、の話は置いといて、
 「音圧が違うっていいますもんね〜」とムラオ君はジャズのオリジナル盤にも興味津々のようであるが、高くてなかなか手が出ないようである。何十万も出してオリジナル盤を集めるのならオーディオに投資すればいいのに。そうだ、ウチでリベラメンテ一式買ってくれないかな〜( ̄▽ ̄;
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 安定しない

 気候が安定しない。空を見上げてみても夏の入道雲と秋の鰯雲が同時に存在し、散歩をしていても熱い空気のところと涼しい空気のところがあるのを感じる。涼しいからといって窓を閉めて寝ていたら急に蒸し暑くなってきて窓を開けたらドバーッと雨が降ったりでまるで読めない天気なのである。オーディオの音も天候に左右される。雨が降り出す直前は中高域がきつく聞こえるのだ。異常気象は[1]地球温暖化、[2]気象兵器、[3]神々の怒り、のどれが原因かと問われれば、わたしは迷わず[3]と答える。

 週が明けてNHK BS再放送の連続ドラマ「カーネーション」は、1986年から2001年へ一気に飛んでしまった。糸子72歳から一気に88歳である。
 この間個人的にはJimmyJazzのオープン(1988)と結婚(1995)という二大イベントと、バブル崩壊、阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件などいろんな事件があったが全部端折られてしまった。2001年となるともう21世紀。先頃「これだ!オーディオ術2: 格闘篇」を出版したオーディオ評論家の村井裕弥さんが初めて当店を訪れたのも2001年の出来事、つい最近のように思うのだが、それでももう13年前。昔々の話なのである。

 ナムマハービルシャナブツ

去年逝去した義父のお骨を、箕面市にある明治の森霊園に納骨するため出かける。19年前のラルフローレン夏物スーツのウエストがはちきれそうなのを我慢して着るが、腐っても鯛、古くてもポロ、生地はシャンとしている。義父は天台宗で僧侶はレインボーマンのように阿耨多羅三藐三菩提を唱える。坊さんがダッシュ7に変身したらどうしようかと心配したが、そのようなサプライズもなく納骨式終了。
そのあとオーディオセッションin Osakaでお馴染みの長堀ハートンホテルでオーディションを受けている娘を迎えに行く。オーディションといっても芸能スクールが開催する説明会みたいなもので、年学費48万円のスクールへ入るならほぼ全員合格。そのなかで学費免除の特待生を狙うわけだ。結果は後日。学費を出してやるほどわたしは太っ腹ではない(^^;

 ナムアミーゴス

 音楽は演奏が多少ヘタでも面白ければ聴くほうだが、それでもやはりうまい演奏のあとにヘタなのがかかると比べるなというほうが無理である。もっと残酷なのは同じ曲のなかでうまい人とヘタな人が順番に出てくる場合。これだと力量の差がはっきり出てしまうのだから演るほうもたいへんだ。
 小野リサのアミーゴスという、これまたブラジルのミュージシャンと共演した曲ばかりを集めたアルバムがあるのだが、こうして聴いてみると小野リサはすごい。特に唄が上手というわけでもないのに、ベテランミュージシャンを相手に堂々としてマイペースを崩さない。特にコーラス4人グループのクァルテート・エン・シーを従え、女王蜂のように登場する「ジンジ」は比類なき美しさである。

 ナムアミダージ

 阿川泰子といえば、イヴァン・リンスがプロデュースした『AMIZADE』というアルバムがある。1993年L.A.録音。なんだか「アミダくじ」みたいなタイトルだがこれはポルトガル語で友情の意。自家用(?)セスナ機を背にしたジャケットは、バブルは崩壊したとはいえまだまだ強かったジャパンマネーでねじ込んだという雰囲気アリアリである(^^;
 ジョージ・ベンソンも取り上げた「ソー・メニー・スターズ」等良い曲ぞろいで好きなアルバムだが、阿川の影がうすく、というよりイヴァンの存在感が大きすぎて、イヴァン+阿川泰子とコーラスみたいに聞こえてしまう。

 NHK BS再放送の連続ドラマ「カーネーション」は、ただいま1986年。夏木マリ演じる糸子は72歳にして自分のブランドを立ち上げようとしていた。小原洋装店の前に金券ショップがオープン。店主の若者はダブルの革ジャンを着ている。わたしも同じ頃こんな格好でバイクに乗って走り回っていた。その隣の理容室は値段表示の看板がなくなったため料金がいくらかはわからないけれど、わたしの実家は改装して調髪2500円から2800円に値上げした頃ではないかと思う。いよいよ世間はバブル時代へ突入。この二年後にいよいよJimmyJazzが登場する。ちなみにドラマのモデルとなった小篠三姉妹の次女コシノジュンコは「オレたちひょうきん族」で明石家さんまが演じた「アミダばばあ」の衣装をデザインしている。

 7,000円引きクーポンのリベラメンテキャンペーンは9月末日まで

 9月末日までUSBリベラメンテ新発売記念キャンペーン開催中。この機会にオーディオシステムをリベラメンテケーブルで統一しようかと思案中の方、まだ余裕ありますがご注文はお早めにどうぞ。

 USBリベラメンテでパワーアップした店内では、ただいまリー・リトナーの『World of Brazil』がかかっている。ジョアン・ボスコ、イヴァン・リンス、カエターノ・ヴェローソらブラジルの大物ゲストが参加、わかりやすいポップなメロディーとリトナーのパキーン!と弾ける生ギター(アコギといわず敢て生g)。それに録音のよさも手伝って当店でも人気のアルバムだ。
 わかりやすいのがいいといっても、阿川泰子の『ナイトライン』みたいにあまりにもイージーなのは恥ずかしいし、わたしもすぐ飽きてしまう。『World of Brazil』は適度に聴きごたえがあって、お客様と一緒になって乗れるのが楽しいのだ。

 野生の勘

 昨晩、いつものように犬の散歩をしていると、北のほうの空が稲光でビカビカッと光り、ゴロゴロと遠くで鳴っていたので、降られてはかなわんと散歩は早々に切り上げて帰宅した。
 すると、いつもならどこかへ行って知らん顔で寝ているはずの愛犬が、雷が怖いのかどこへ行ってもついてくる。変だなと思ってたら夜中に滝のような豪雨。朝テレビのニュースを見てると池田市や伊丹市で水浸しになってる様子が映っていた。幸い家のまわりは異常なかったけれど、自然災害の少ない大阪もいよいよ危ないなと思った。というか、自然の猛威を予知するとは、我が愛犬にもそういう野生動物の勘みたいなのがあるのかと妙に感心してみたり。

 シリコンとはジメチコンのこと

 ノンシリコンが売り文句のシャンプーも出てきて、シリコン入りシャンプーはよくないらしいという認識もたかまりつつあるようだが、市販のシャンプーにあるボトル表記を見てもシリコンが入っているのかどうかはわからない。じつはシリコンは一般的にはジメチコンと表記されている。つまりジメチコンと書かれていればシリコンが入っているということである。
 ところがちょっと待て、ノンシリコンと書いてあるシャンプーと対になってるコンディショナーにはジメチコンが入っているじゃん。ダメじゃん。何を隠そう当店で扱っているコンディショナーにもジメチコンが入っている。コンディショナーをジメチコンなしで作ろうとすると、相当コストが高くなってしまうのである。かなり高価格の製品にも使ってあるから、性質上コンディショナーにジメチコンはある意味しょうがない。ただ、洗い流すためのシャンプーにジメチコンを配合するのはちょっとやり過ぎの気がする。一度お使いのシャンプーボトルにジメチコンの文字がないか確認してみては?

 ゆにくらがJimmyJazzにやってきた?

 よく、「オーケストラが我が家にやってきたかのようだ」というけれど、オーディオをやっていると、実際に演奏者が自分のスピーカーの位置で演奏したらどんな音がするのか、果たしてCDと同じ音がするのかどうか、たいへん気になるところである。
 当店のお客様の奥さんがクラリネットを吹くので、店のスピーカーの前に立って吹いてもらったことがあるのだが、『Unicla』で聴かれる長崎亜希子とそっくりの音がしたので安心した。同じ楽器でも吹く人が違ったら意味ないではないかとの意見もあろう。しかしなんとその奥さん、顔も背丈も長崎亜希子にそっくりなのである!( ̄▽ ̄;
 ちなみにゆにくらのお二人(長崎亜希子&飛澤良一)が手ぶらで当店にいらしたことはある(もちろん演奏はせず)(^^;

 休日は近所をぶらぶら

本日のランチは「the coffee time」でモーニングプレート(10:30〜13:00まで¥850)。ホットドッグまたはパンケーキが選べてこだわりのコーヒー付き。手作りパンとハムがとっても美味なり〜。ぶらぶら帰り道の栄屋菓子舗で月見団子を買って帰る。今夜はお月見。

 驚かせるものなら驚かせてみたい

 村井裕弥氏の新刊「これだ!オーディオ術2: 格闘篇」強化月間である。15ページには「人を驚かせるためのオーディオはやらない」と氏の真摯な考えが述べられているが、わたしは「驚かせるような音が出るものなら驚かせてみたい」と思っている。ただ、機械を操作したぐらいで人を驚かす音を出すのはきわめて難しいことである。USJでハリー・ポッターに乗っても驚かない大阪人がそんな簡単に驚くものならとっくにやってる(^^;
 顔そりしながらウトウトしてるときに「ドッカーン!」うわわわっwwwwとなるのは危険だし、それは脅かしているだけなので除外するとして、音楽を聴いて「こんな世界があったのか」と驚いていただくことはとても素晴らしいことである。しかしながら、こうすれば驚くだろうと思ってやってみても、そのとおりに驚いてくれたことはほとんどない。こちらが何も意識してないところで勝手に驚いていらっしゃることのほうがはるかに多いのである。それもその場では驚いたことは黙っていて、何年か経って「じつはあのときすごく驚いたんです」とポツリと言われたりするからこっちが驚いてしまうわ。

 オーディオの中二病

 ようやく朝夕が涼しくなり、店の看板をしまうときに「おっ、外は涼しいな」と思えるようになったが、それもまだ日によっては蒸し暑い夜も続いたりするので、なかなか先の読めない秋の日である。
 そもそもオーディオを良い音で聴こうと思うなら夏は無理。外気よりも部屋の中が温かいのが普通であり、外は暑いが部屋の中のほうがクーラーが効いて涼しいというのは自然ではない。
 部屋の温かい空気と冷たい外気とのあいだに見えないカーテンのようなものができ、オーディオの音がぐっとよくなるのである。この季節、調子のいいときは冗談じゃなく本気でウチの音は日本一じゃなかろうかとおめでたい勘違いをしてしまいそうになる。2001年の秋、オーディオ評論家の村井裕弥さんがはじめてJimmyJazzを取材したいと言ってくださったときも、ちょうどそういう季節で勘違いをしていたときだったので、おう!どっからでもかかってこんかい!と強気でお受けしたのである。今考えると冷や汗ものだ。

 旅するクラリネット

 マスタークオリティーCD-R『Unicla』が届いた。ゆにくらの魅力とは、なんといっても異国情緒を感じさせる長崎亜希子のクラリネットの音色だ。それは必ずしも正しい異国のものである必要はない。ゆにくらを聴いて我々がイメージを想起する異国の憧憬は、幼い頃に読んだ絵本や映画のように日本語に翻訳された、どこにもないメルヘンの異国なのである。
 今日はトラック2の「Chorinho pra ele」を聴いてみよう。歯切れの良いスタッカートとシンコペーションに誘われて、長崎はハーメルンの笛吹きのように我々を不思議の世界に誘う。旧盤では目立たなかった飛澤良一のフレットを滑るグリッサントもマスタークオリティーで鮮明に蘇る。
 どこか可笑しい哀愁のマリオネット。マスタークオリティーCD-Rで、ゆにくらの世界をお楽しみください。お求めはインフラノイズの通販ページで!

 ゆにくらサンプラーMOVIE

 インフラノイズからマスタークオリティーCD-R第二弾として『Unicla』が発売されたけれど、どこを探しても試聴するところがない。どんな演奏かわからないと怖くて注文できないではないか。しかたがないのでわたしが手持ちの『Unicla』(マスタークオリティーではない通常盤)からイメージビデオを無断で作成した。「Acariciando」と「哀愁のミュゼット」の二曲からほんの少しだけ抜粋。もちろん加工したので音質は劣るけれど、旅する哀笑のクラリネット、小樽の旅情を思い浮かべながらお聴き下さい。マスタークオリティーCD-R『Unicla』のお求めはインフラノイズの通販ページで!


 また怒られるか?今回はファンが勝手にやったということで何か問題あったら削除するとしよう(^^;

 情報量より音楽としてどうかが問題だ

 村井裕弥さんの書籍「これだ!オーディオ術2: 格闘篇」では、ファイル再生との格闘についても言及されていた。
 村井さんは昔から新技術や新しいフォーマットに対して積極的で、かつて廉価版SACDプレーヤーを持って当店のイベントに参加してくださったこともあった。あのときはビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」を試聴したのだが、CD、アナログ、SACDと聴き比べる合間に、わたしがイチビってパソコンからmp3を鳴らすと「アホかこいつは?」というような目で睨まれた(^^;
 まだその頃はUSB-101のような優秀なD/Dコンバーターもなく、アナログのイヤホンジャックからラインにぶち込んだだけだから、まあそれほどいい音ではなかったのだが、正直なところわたしはmp3がそれほど音が悪いとは思ってないのだ。同じ条件でハイレゾやらDSDやら聴き比べたら、そりゃあmp3よりこっちのほうがいいよと言うかもしれないが、音楽としてダメかというとそうでもない。YouTubeのストリーミング再生だって音楽として充分楽しめる。ただ、ダメなのは音楽の形をいじくりまわして破壊する再生の仕方なのである。

 低音出過ぎの正体

 「これだ!オーディオ術2: 格闘篇」で部屋の話が出たついでに。オーディオマニアの妄想する理想のリスニングルームとは、だいたいがハイエンドオーディオの広告写真にあるような、天井が高くて広さがあって、よく響く石造りの空間にスピーカーだけを配置。それも壁から充分に距離をとって置けば、もう機器なんてなんでもいいってくらいによく鳴るはずだ、というもの。実際にはそのまったく逆で、ふつうは狭くて物が多い(失礼!)皆さんがふだん聴いている部屋のほうがずっと良い音がするのである。
 たとえば新居にオーディオを持ち込むと、なぜか低音が出過ぎるといって悩む人が出てくる。いままで使っていたアンプやスピーカーなのに低音が出過ぎるとはどういうわけか。電気的に低音のパワーが増えるとは考えにくいから、やはり部屋のどこか、あるいはオーディオ機器のどこかで共振を起こしていると考えるべきだろう。音楽にぴったり合った共振ならいいのだが、よく響く部屋で偶発的に起こる微妙にずれた共振だから音楽を汚す。これが低音出過ぎの正体なのだ。共振は部屋に物が増えてくれば自然に止まる場合が多い。これをエージングとは言わないだろう。

 休日はテレビ観て過ごす

自宅にて映画を三本観る。椎名桔平主演の「約三十の嘘」がよかった。大阪発のトワイライトエクスプレスを舞台にした密室劇。北海道でニセ羽毛ふとんを売りさばくために集結した詐欺グループ。詐欺イベントは成功し、売上七千万円を持ち帰る帰りの列車で現金が消える。犯人は誰だ?お互い詐欺師だけに信用ならない奴ばかり。演劇を元にした少ない場面の変化で見せる手法で、クレイジーケンバンドの軽快な音楽とあいまってなかなか楽しめた。2004年の作品だが昭和の少し懐かしい映画のようないい雰囲気だ。
二本目は「ワイルドシングス」。イケメン高校教師にレイプされたと女子高生が訴える。冤罪か?それとも?これも真犯人は誰かをめぐるサスペンス。ケビン・ベーコンが製作総指揮、マット・ディロン主演の1998年作品。
もう一本はミュージカルのダニエル・デイ=ルイス主演の「NINE」。ペネロペ・クルス、ニコール・キッドマン、ケイト・ハドソン、ジュディ・デンチ、ソフィア・ローレンら超豪華キャストによるダンスシーンは見事だったが、ストーリーはやや退屈。2009年作品。

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