USBリベラメンテ試作品

USBリベラメンテ試作品

 インフラノイズの秋葉さんが新製品のUSBケーブル、USBリベラメンテ試作品を持ってきてくれた。これまでのPCオーディオは、ここ(パソコンとDDコンバーターの間)で詰まっとったんや!と熱く語る秋葉さんに、思わずわたしも言葉が詰まる(^^;
 Mac miniとUSB-201の間には上海問屋で買った4mの汎用USBケーブル。これをUSBリベラメンテ3.9mに交換すると一聴してわかるS/Nのよさ。分解能も素晴らしい。これはオーディオマニアにもウケそうだ。
 もう9割方完成しているらしく、来月早々には正式に発表があるのではないか。大いに期待したい。

 怖い熱中症

 脳みそが沸騰しているような錯覚に陥る。そんなわけない。ほんとうに沸騰してたら死んでしまう。熱中症?これはヤバいかもしれない。表の自販機でスポーツドリンクを買い求めごくりと喉に流し込んだ。
 夏生まれの人は寒さに弱く、冬生まれの人は暑さに弱いという独自の仮説を立てているのだが、冬生まれのわたしはやはり暑さに弱い。夏を越すのは長い長いトンネルを抜けるような気分だ。なにしろ脳みそが沸騰しているのだから正気ではない。秋風が吹いて涼しくなった頃にハッと正気に戻るのである。家内は秋生まれであるが、どちらかといえば寒さに弱い。冬になると寒い寒いとやかましいが、夏は夏で暑い暑いとこれまたうるさい。暑いと寒いの中間はないのだろうか?爽やか爽やかとでも言ってくれたらこちらも爽やかな気分になるのだが。
 ドラマ「ペテロの葬列」のエンドロールで出ていた中野京子著「怖い絵」を読む。劇の舞台となる今多コンツェルン社内の喫茶室「睡蓮」のマスターがラ・トゥールの「いかさま師」やムンクの「思春期」を(レンタルで)店内に飾っているのだが、これらの不気味な絵がストーリーのいいアクセントになっているのだ。当店もひとつレンタルしてみようかな?(^^;

 愛ゆえに使い倒す

 我が家のテレビは朝から深夜まで大活躍だから、多少贅沢してもいいだろうと65v型を買った。同じぐらいよく働くのが当店のオーディオ装置で、これも毎日12時間朝から晩まで働き詰めである。こんなに使うのだからJBLやマッキントッシュ等、世界の銘器も高くない。パソコンのmac miniだって音楽を流すと同時にデータベースを立ち上げて、このようにブログの原稿も書いているのだからたいへんだ。わたしの元にやってくると、人であれモノであれ、ボロボロになるまで、いや、ボロボロになってもなおこき使われる。
 オーディオマニアのお宅に行ってCDソフトを見せてもらうと、どれもこれもケースがピカピカで本当にこれを聴いてるのかと疑いたくなる。当店にあるCDなんてどれもこれもみなボロボロなのである。気に入ったものはとことん使い倒すのがわたしの愛情表現なのだ。だから長持ちしないすぐ壊れるようなモノはダメである。使いすぎてボロボロになってしまった妻よ、赦してくれ!(^^;

 大画面テレビでもついつい寄って観てしまう

映画「ハンガーゲーム2」と「ムカデ人間」を観る。大画面テレビならば遠くに離れて観るようになると思ったが、やっぱり近くに寄って観てしまう。離れると音源が遠くなるため若干音量を上げなくてはいけないのだ。特に夜中などもうちょっと近くで小さい音にして、聞き取りやすい音がほしくなる。
と思ったら、やはりそういうニーズはあるようで、手元スピーカーなる製品がジャンルとして立ち上がっている。テレビの音をワイヤレスで飛ばし、手元に置いて聞くタイプ。音楽鑑賞にはどうかと思うが、ニュースやドラマ、バラエティ等、音量を抑えてセリフをはっきり聞きたい場合に重宝しそうである。

 髪の悩み

 髪の毛の悩みというのは、悩み出したらきりがない。くせ毛の人は直毛に憧れ、直毛の人はくせ毛がいいと言う。意外かもしれないが髪を扱う我々理容師の立場から見て、「この髪質こそ最高」というのはないのである。扱いにくい髪やまとまりにくい髪質というのはあっても、理想的な髪質というのはない。どんな髪でもそれぞれ個性があって良いのである。
 たとえば、後ろ髪の生え際が中央に寄って生えていることにコンプレックスがある人は多いと思う。本人は「なんでまっすぐ下に向いて生えてないんだろう」と悩んでいるが、あのロバート・デ・ニーロだって後ろが寄ってるのだ。デ・ニーロと同じなんだと思えば自信が出てくるのではないか。
 薄毛の人だって考えようで、「俺の禿げかたはジェイソン・ステイサムと同じだ!」と思えばいいのである(^^;

 ジャニージャズ

 きのうはお電話いただいたにもかかわらず、家内不在のため多数お断りしなくてはならずたいへん申し訳ありませんでした。肝心なときによく不在になる家内だが、今回はぎっくり腰ではなく娘たちとジャニーズのコンサートへ行ってたのである(^^;
 考えてみれば家内といっしょにジャズのライブなど一度も行ったことがない。ジャズは聴かないがジャニーズは聴くのである。あんな生バンドもいないカラオケコンサートの何がいいのかと思ってしまうが、娘たちには楽しいのだろう。悪いけどお父さんは晩ご飯適当に食べてきてねと自作のウチワ持参で大阪ドームへ出かけていった。ユー、行っチャイナ!!

 マイルス自叙伝は速読可能か

 「マイルス・デイビス自叙伝」を読むのに最初えらく苦労したことは何度も言ったことがある。ただでさえ難しいジャズなのに、いろんな用語やら人名やらがいっぱい出てきてわけがわからなくなるのである。自叙伝はIとIIの上下刊構成で、Iは誕生から1957年までで、IIがそれ以降。Iのほうはチャーリー・パーカーやディジー・ガレスピー等まだ馴染みのある名前が多かったのだが、IIのエレクトリック期以降は一度も聴いたことのないミュージシャンが多くて、なかなか先に進まなかったものだ。
 たとえばIの冒頭で、「ボビー・ダンジックと一緒に行き、リハーサルを見ようとクラブの中に入っていった」とあるが、この一度だけ登場するボビー・ダンジック氏がどの程度重要な人物なのかがわからない。トランペッターのようだが検索してみても名前は残ってないようである。したがって故郷セントルイスの旧友でスルーして読んでもいい人物なのだと、ここまで理解するのに数年かかった。
 また有名なアルト奏者ルー・ドナルドソンやトランペットのドナルド・バードもそれぞれ名前が出るのは一回きりである。
 この「マイルス・デイビス自叙伝」を何のジャズ知識もなく速読することができるだろうかと考えてみると、さすがにちょっと無理ではないかと思うのだ。わたしは何度も読んでるから2冊をだいたい二時間以内で読めると思うけれど、速読の達人はフォトリーディングとやらで頭の中に写し取ってボビー・ダンジックやドナルド・バードが何者かイメージできるのだろうか?
 やはり速読といっても、自分の知識を増やして「知ってることは速く読める」という読書法がいちばんまっとうな気がする。

 2〜3分で10回転

 えらく遅い回転数だな〜って、レコードの回転ではない。宇都出雅巳著「どんな本でも大量に読める『速読』の本」を読んだのだ。速読というとフォトリーディングとかいってページをスキャンするように脳に写し取るような摩訶不思議なイメージがあったが、この本はそうではなく「知ってることは速く読める」というシンプルな論理に基づく内容。たとえば30分で一冊読むとして、[1],最初の2〜3分で目次を5〜10回転、[2],まえがき・あとがきを5〜6分で10回転、[3],本文は見出しの拾い読みを5〜6分で3回転、[4],残りの15分で気になった言葉・箇所を中心に読むといった具合だ。速く何回も繰り返し読むことで全体像を掴み、それから内容を理解するという現実的な方法で、これならわたしにもできそうである。
 ジャズ喫茶の親父がよく「オレは毎日10時間以上ジャズを聴いてるんだ」とかいって自慢してるけれど、実際にはそんなに集中して聴けるわけがない。聴いてるようで細かいところまでは聴いてないのである。わたしだってそんな朝から晩まで真剣に聴いてたら仕事にならない(^^;
 ただ、何回も繰り返し聴くうちに、だいたいこんな感じというのは記憶している。レコードの早回しはできないけれど、速読もそういうインプットの仕方なのかもしれない。

 プラチナSHMシリーズ

 お客様がプラチナSHMシリーズのCD『ワルツ・フォー・デビイ』を持ってきて聴かせてくれた。ケースを開けると無地ピンクの盤で一瞬CD-Rかと思ったが、これもきっと音質対策なのだろう。かけてみるとなかなか音が良い。だが、あらためて通常CDと聴き比べようという気にはならない。何よりこの盤は、わたしにとって傑作としてすでに評価が固まったものである。多少音が良かろうと悪かろうとその評価が覆ることはない。良い音で聴きたいのはこのような大名盤ではなくて、まだ評価の固まってない盤なのだ。レコード会社はもっと誰も知らないような凄いのを見つけてきて、これでどうだ!?と出してほしいのである。
 で、肝心の『ワルツ・フォー・デビイ』を持ってきてくれた方は、「Master、違いがわかりますか?」「私、普通のCDとあまり違いがわからないんです」と仰ってた。比べないほうが吉である。

 スーパークールマッサージ大好評!

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 「終わったあともしばらくスースーする〜〜」いくら暑いとはいえ寒すぎるのではないかと若干心配なスーパークールマッサージ。粘りのある頭皮クレンジングでじっくりモミモミ。冷たいのが苦手な向きには従来の頭皮マッサージコースもございます(^^;

 さようなら古い友達、こんにちわ新しい友達

連絡用に一部アカウントは残してあるが、Twitter、Facebook、Mixi等のSNSサービスから撤退することにした。何年も入っていたわりに有益なことがほとんどない。内輪の話でイイネボタンを押す押さないとか気を使うのも変だし、リツイートされ妙にテンション上がったりする自分もなんだかおかしい。早い話が馴染めなかったということだ。あっちこっち神経を散らさずブログだけで十分という結論に達したのだ。
友人のなかにはブログもやっているが馴染めず、SNSになると俄然張り切って日に何度も更新している人も居るから何が性分に合うかは人それぞれなんだろう。

 ワールドカップで勝つ秘策

 「試練が人を磨く -桑田真澄という生き方」を読む。内容とは関係ないが、小学生の卒業文集に将来マンガ家になると書いた。ジャンルは野球マンガである。運動神経は鈍かったので選手は早々に諦めて水島新司のようなマンガ家を目指そうと考えたのだ。
 野球というのは、アメリカから渡ってきたスポーツなのに、いつのまにか武道化してしまった。グラウンドに神棚こそないけれど、選手は一礼して入場する。道場と同じく神聖な場所なのだ。髪型も修行僧を真似てか坊主が基本である。剣道の防具のように道具を手入れし、正々堂々として礼儀正しく、精神を鍛えることに重点を置く。
 本家アメリカのプレイヤーはそんなクレイジーなことはしない。噛みタバコをくちゃくちゃ、グラウンドに平気でつばを吐く。なんと野蛮なと日本人は思うが、伝来した元の作法がそうなのである。日本の野球が武道と一体化した特殊な例なのだ。サッカーは武道とならなかったが、もし武道化に成功すれば野球のように日本は強くなるかもしれない。

 思い込んだら

 歯を磨きすぎて象牙質を傷つけてしまう人が最近多いときく。おそらくシャンプーのしすぎで髪が寂しくなる人と同質の方ではないか。鍛えれば鍛えるほど強くなる、スポ根式思考法である。タイヤを腰に引きずってトレーニングすれば巨人の星になれると心のどこかで思ってるのかもしれない(^^;
 頭皮が脂性だから、毎日シャンプーしないことには気持ちが悪いという意見も頂戴した。これも一概にはいえないのだが、洗いすぎて頭皮が皮脂を過剰に分泌しているかもしれない。出しても出しても皮脂が洗い流されてしまうので、これでもかとがんばって皮脂を出しているのではないか。自然な皮脂汚れならお湯だけでもかなり取れる。一度気をつけてみてください。

 盆休みは8月18(月)19(火)20(水)の三日間

 今年の盆休みは、8月18(月)19(火)20(水)の三日間。いまのところ旅行などの予定はない。一年の折り返しという意味で、お盆の前には大掃除に近い掃除をする。いっぺんにはできないから毎日少しずつ片付けて盆休みにはさっぱりした環境にしておきたいのだ。去年はテレビが来たからテレビ三昧で過ごしたけれど、今年はソファーを注文している。JimmyJazzのパントンチェアーを買ったのと同じ店で、あのときもすごく待たされた。今回もお盆までに来るかどうかは微妙なところである(^^;

 人間五十年

 このソワソワ落ち着かない時期は三ヵ月に一度やって来る。テレビドラマが一斉に終わり新作ドラマと入れ替わるから、何を観て何を観ないかの取捨選択に忙しいのである。何曜日の何時枠はアレを録画してコレを観るといった、大まかな一週間のスケジュールが決まらないとどうも落ち着かない。
 前期はテレビ東京系の「リバースエッジ大川端探偵社」「俺のダンディズム」、NHK土曜ドラマの「55歳からのハローライフ」がよかった。テレビ東京はこのところ深夜枠ドラマがいい。低予算で面白いのをじゃんじゃん作ってる。主題歌がカッコ良くて毎回同じでも飛ばさずに観てしまう。ドラマの世界観に乗っていくための、ここは重要なポイントだ。NHKはドラマの主題歌の使い方がヘタでぜんぜん活きてない。朝ドラでも大河ドラマでも主題歌のところは必ず飛ばして観る。冗長過ぎるのだ。
 今期は深夜枠でやっていた「信長のシェフ」がゴールデン進出。わたしは大河の江口洋介より及川光博の信長が好きだ。ゴールデンになってグレードアップするかと思ったが、相変わらず信長屋敷のセットも大河に比べるとすごくチープなのが微笑ましい。テレ東深夜枠では「孤独のグルメSeason4」も外せない。録画して月曜に昼飯を食べながら観ることにしている。
 観るつもりはなかった柳葉敏郎主演「あすなろ三三七拍子」もキャスティングの妙で第一話を最後まで観てしまった。松雪泰子「家族狩り」も一応チェックしているが先行き少し不安。「MOZU」のように途中から観なくなるおそれあり。あとは宮部みゆき原作、小泉孝太郎主演の「ペテロの葬列」が地味ながらいい味出している。とりあえずはそんなところか。

 今年もテレビを買おうかな?

 去年の今頃は、大型液晶テレビを買おうと思って毎日価格ドットコムとにらめっこしていたっけ。結局東芝の65J7を買ったのだが、もう一年になるのか。我が家の65J7は毎日早朝から夜中までフル稼働。故障らしい故障もなく安定して動いてくれる。時々2番組同時録画中に録っておいた別の番組を観てたりすると「USBハードディスクが取り外されました」とメッセージが出て2番組とも録画失敗することがある。65J7の電源を入れなおすと直るので、あまりにも酷使しすぎるのが原因だと思うのだが。
 去年のテレビ選びが楽しかったから今年も電気店に出かけてみたら、予想通り4Kテレビがたくさん並んでいた。去年見たときは画の美しさに感激したが今年はそうでもない。65J7は4Kではないが家で見るのとそれほど決定的な差は感じなかった。やはり4K対応のソフトでないと地デジ見てるぶんには変わらない。むしろメーカーによる画質の違いのほうが大きい(去年さんざん見比べたから目が肥えたのである)。ソニーのブラビアは4Kでなくても鮮やかでキレのある画質だし、シャープのクアトロンはわざとらしくない自然な色合い。東芝レグザは青白っぽいLED独特のクセを感じる(レグザの採点が辛いのはオーナーゆえ)。画質の傾向を見て選ばれたほうがいいと思う。
 80インチ位のが20万円台で出てたら今年も買おうかと思ったが、さすがにそれはなかったので、皆で寝転がってテレビを観るためのカウチソファーを注文した(^^;

 読む人の心にさざ波を

 無料で読めるブログであっても、やはり書くからには読む人の心にさざ波を起こすような文章を書きたい。たいていの人は他人の話など興味ないものである。ふうん、そうなの。勝手にやってれば?と通り過ぎていくのを引き止めて、その心にざわざわしたものを残すか。読む前と読んだ後で何か違いはあるのか。それが不快なものであってはいけないけれども、何も引っかからないよりはましである。引っかからなければそれっきりだが、心を波立たせることに成功したなら読者はまた帰ってくる。たい焼きの尻尾にあんこが入ってるかどうかなんて、そのようなどうでもいいことを書いていてはいけないのである(^^;

 ジャズで独立する方法

「ロックで独立する方法」忌野清志郎を読む。どんな業界でも大をなした人の話は面白い。昔RCサクセション大阪公演の警備員のバイトをしたのを思い出した。その少し前にレインボーのコンサートで死人が出たというので、警戒が厳重になり急遽お呼びがかかったのだ。我々警備員はステージのすぐ下、客席に向いて睨みをきかせるのが仕事だった。アップテンポの曲では客は立ってもいいが、バラードになったら座らせろという指示が出ていた。最前列を座らせたら、後ろはすんなり座ってくれる。さすが行儀の良い日本人客。わたしはバイトだが、同級生の友人は切符を買って聴きに来ていた。わたしもRCの音楽を聴いてはいたが、ローリングストーンズやオーティス・レディングのコピーじゃないかと若干バカにするような気持ちもあった。リハーサルでは、ステージから漏れ聞こえてくるエレピの音が美しく、レコードと同じだあと素直に感激した。コンサート終了後は、客がまだ居るうちにメンバーは会場を脱出。我々警備員はお疲れ様でした!と足早に出て行くキヨシローとチャボを見送った。

 真夏の夜にパクったジャズ

 有名なチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」のブリッジ部分は、セロニアス・モンクのソロをコピーしたものだということに今頃気がついた。モンクはロックンロールの元祖だったのか!?( ̄▽ ̄;


(1:25ごろから)


(これも1:25ごろから)

 オレはモテたいぜ!

 マイルス・デイヴィスは、常に自分より人気のある奴、自分よりモテてる奴を意識し、必要とあらば同化しようとした。その初期の例がフランク・シナトラの唄う「マイ・ファニー・バレンタイン」である。シナトラふうにささやくように唄うにはどうすればいいかと悩んだ末、トランペットに消音器をつけ、ベルをマイクにくっつけるという方法を考え出したのだ。トランペットといえば高らかに吹くものというそれまでのイメージを覆す奇策であったが、サイレンスをジャズに持ち込んだとしてこれがウケた。
 それ以降も、ジミ・ヘンドリックスに傾倒してワウワウペダルを使ったり、プリンス、マイケル・ジャクソンと次々出てくる若いスター達にメラメラと対抗意識を燃やし、その要素を自分のなかに飲み込んでいった。中山康樹氏によると、晩年マイルスの部屋にはフリオ・イグレシアスのCDまであったというから、歳とってからもフリオのようにモテたかったのだろうな(^^;

 謎のピアノ

 「マイ・ファニー・バレンタイン」の動画を調べていたら、1964年ミラノで行われたコンサートの模様がYouTubeに落ちていた。観客のスタンディングオベーションのなかマイルス・デイヴィスがピアノに近寄ると鍵盤をいたずらするように弾いている。あっ!?アルバム『マイ・ファニー・バレンタイン』の冒頭でも、ハービー・ハンコックのイントロの前に同じようなピアノの音が聞こえるが、これもマイルスの仕業だったのか!?日本人なら絶対こんなことやらないぞ。お茶目な奴め!(^^;

 失敗が失敗に聞こえない

 ハービー・ハンコックは『マイ・ファニー・バレンタイン』のイントロを間違えたのではないかとわたしは疑っている。お花畑を蝶が舞うようなリリカルなピアノのイントロに導かれ、「オーレーのーバーレンタインー♪」とミュートトランペットがむせび泣くのが第一期黄金のクインテット時代の「マイ・ファニー・バレンタイン」だったが、ハービーの弾くイントロはあろうことかいきなり終了に向かおうとする。そこでマイルス、すかさずぽつりと「オレのーバレンタィン♪」なんだなんだこのシャンソン風の入り方は?!と思っていると、ハービー動揺しながらも音を継ぐ。「スィーコミバレンタィン♪」そうか、こうすれば失敗が失敗に聞こえない。「ユウウーメークミースマアアアアアーーーーーイ!!!ウィ〜マァハァー」ここでベースのロン・カーターが滑り込む。不安を抱えながらのスタートである。どうにかこうにかワンコーラスを吹き切ったあたりでドラムのトニー・ウイリアムスが4ビートで入ってくるが、ベースの三連符繰り返しがキマッてる。これ即興で思いついたとしたらロン・カーターも天才だ。なんとスリリングな演奏か?!客席から拍手が巻き起こる。ジョージ・コールマンによる熟練のソロに続いてハービーのピアノへとソロの順番が廻ってくるが、当日ステージの音響は最悪で、よく聞こえないコードの音を探りながら慎重にソロを展開する。
 御大マイルスはこのシャンソン風イントロを気に入り、これ以降黄金のクインテットでの「マイ・ファニー・バレンタイン」はこのスタイルを踏襲する。

 マイルスのボランティア

 ボランティアといえば、思い出すのが1964年2月12日にニューヨークのリンカーンセンター”フィルハーモニック・ホール”で行われたマイルス・デイヴィスのチャリティーコンサート。その模様は『フォア・アンド・モア』『マイ・ファニー・バレンタイン』という二枚のレコードに収められている。
 「なあマイルス、オレの金をくれよ。オレはお前ほど稼いじゃいないんだ」
 ノーギャラでの出演を渋るメンバー達を押し切るような形でコンサートは開演。メンバー間に張りつめる異様な緊張感。やけくそで無茶苦茶な演奏をするのかと思ったら、凄い凄い!もうホールの天井を吹っ飛ばしそうな勢いだ。『フォア・アンド・モア』で大暴れするトニー・ウィリアムスを聴いた青年は、昭和51年、天王寺に自ら開店するジャズ喫茶を「トップシンバル」と命名した。
 ルーチンでやる演奏と、ノーギャラでの演奏。マイルスには似通った内容のライブ盤が何枚もあるけれど、『フォア・アンド・モア』と『マイ・ファニー・バレンタイン』が飛び抜けて凄いのはノーギャラのボランティアだったことと無関係ではあるまい

 音楽は時代が生み出すもの

 音楽は時代が生み出すものだなあ、と思ったのである。今も元気に活動しているミュージシャンは多いけれど、皆昔と比べると音楽のクオリティーは落ちる。これまで長く演ってきたのだから、演奏技術が向上してもよさそうなものなのにそうはならない。アレは、きっとアノ時代だからできたのである。
 音楽はミュージシャンが創造したものに違いないけれど、その土壌としての時代があった。今でも優れたミュージシャンが出てきておかしくないのに出てこないのは、時代が音楽を生み出そうとしてないからではないか。ため息が出るほど素晴らしい過去の名曲。名演を聴くたび、これは今の時代では出てこないだろうと、不思議な感覚にうたれるのである。

 五十円たい焼き

 地元関西スーパーの五十円たい焼きがなかなか頑張ってるというので、小倉あんとカスタード各5個を買ってきた。しっぽまで餡が入ってるかどうかは基本的なチェックポイントだが、このとおり合格。味も悪くない。
 ホームセンターダイキと衣料品のマルダイが閉店セールをやっていた。JimmyJazz用に100W電球を買う。

 ボランティアは楽し

 ボランティア活動はなかなか気持ちのいいものである。最近はあまり行かなくなったが、よく老人ホームへおじいちゃんおばあちゃんの散髪に行ったものだ。なかには「お兄ちゃん、内緒やで。これ取っとき」と折り畳んだ千円札を差し出すおばあちゃんもいたが、それじゃあボランティアにならないのでと丁重にお断りした。交通費は出ないが、理美容師さんへせめてものお礼にとお昼にはサンドイッチが配られる。これも嬉しかった。わたしの母は、もうボランティアしてもらわないといけない年齢だが、腕が鈍らないようにと、いまだに毎月老人ホームへ散髪のボランティアに出かけ、このサンドイッチをもらってくる。
 これがもし、ボランティア活動でなく仕事だったらどうだろう?半日数人の散髪をして技術料、出張料、交通費、あわせて何万円かの見積もりを出して、日時と給湯設備は整っているのか等の相談をして、いや、それはできませんと断る場合もあるかもしれない。昼食がサンドイッチ一個?なんだよシケてるなあ(^^;
 ボランティアならタダでも喜んでやるのに、仕事となるとたくさんお金をもらっても面倒になるから人間の心理とは不思議なものである。

 潜水中に息抜きはできない

 好きで好きでたまらないことを職業にして食っていけたらどんなにいいだろうと、誰もが一度は思うだろう。プロ野球選手、ミュージシャン、俳優、漫画家、いろんな花形職業があるけれど、憧れの職業に就ける人はほとんどいない。世の中の大半の人たちが、夢見ていたのとは関係のない仕事をすることになる。
 だが、それは一方で救いでもある。自分の稼いだ金を存分に好きな趣味につぎ込むことができるのだから。

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 【夏季限定】スーパークール頭皮マッサージ

 大好評のスカルプ(頭皮)マッサージコース(カット代+500円)は、ブルーベリーの香り爽やかなホットミントヘッドスパ。頭を揉んで揉んで揉みまくる5分間に正直こんなに需要があるとは思ってなかった(^^;
 そこで夏はさっぱりしたオレンジの香りのスーパークール頭皮マッサージコース(カット代+500円)を7/6(日)より夏期限定メニューでご提供。頭皮マッサージのリピーターも初めての方もこの機会にぜひお試し下さい。
 当店で頭皮マッサージに使ってるのはルベル化粧品だが、ルベルとは別のあるメーカーのヘッドスパ講習に行ったときのこと。受講者が「この頭皮マッサージは毎日したほうが良いんですか?」と質問したら、なんとメーカー講師が「いえ、月一回程度で充分です。毎日こんなことしたら生えるものも生えません」と言ったのである。ははあ、なんでもやり過ぎはいけないのだなと、シャンプーのしすぎに疑問を持ったのもそれからである(^^;

 話が見えない

 もう15年くらい前になるだろうか。あるお客様の奥さんから突然電話をいただいた。
「いつも主人がお世話になって喜んでます。これからもお互いに力を合わせて頑張って行こうねといつも話してるんですよ」
 は、はぁ??????いったいなんのことでしょう??
「いえ、ですからその、私たちもあの、仲間なんです」
 ええぇ????ちょ、ちょっとどういうことか話が見えないんですけど???
「え?話が見えない?あっ、あっ、そうですか。じゃあ忘れてください〜失礼しました〜」
 いったい何を言いたかったのだろうと不思議に思っていたが、数年経ってから、あっ!もしかして、そういうことだったのか!?と気がついた。とっくにご主人は散髪に来なくなっていたが、何かの拍子にご主人はわたしのことを「同志」だと勘違いしたのだろう。大阪に住んでるくせに、わたしはこういうことにからきし疎い。まあ、そのような紛らわしい顔つきをしてるといえばそうなのかもしれないが、わたしはれっきとした日本国籍なのである(^^;

 なんでもかんでも信用するな

 「Master、髪の毛増えたねえ〜」
 やったやった、ついにお客様に言ってもらったぞ。いくら自分で増えた増えたと思っていても、人から見て増えてないんじゃ意味がない。実際には多く見えるよう少し髪を伸ばしているから量が増えてることに違いはない。でもここまで長くするとハゲ散らかっていた以前と比べれば、伸ばせるようになったことじたい進歩である。これぞ”二日に一度はお湯だけシャンプー法”の効果なのである。(マネする方は自己責任で)
 こういうことを言うと、まったく風呂に入らずシャンプーもしないほうがいいとか、スティーブ・ジョブズみたいに極端に振れる人が出てくるが、彼の晩年の写真を見てあのようになるのだと参考にされたらいい(^^;
 育毛ビジネスに限らず、テレビで紹介される情報は鵜呑みにせず、一旦自分のフィルターを通して、本当に正しいかどうか慎重に選択しなくてはいけない。バンバンCMを流していた子宮頸がんの予防接種も問題になりつつあるし、テレビでやってたからといって何でも信用してるとやがて痛い目に遭う。ちょっと薄毛になったくらいで済んだらラッキーなほうだ。

 ジャズを聴かせるには技術がいる

 いやあ、だから「音ではなく音楽を聴く会を開催してはどうか」という意見は、まったく畏れ多いことである。音を聴かせて、ほらAとBではこんなに違うでしょ?と感心させるほうが、黙って4分間の音楽聴かせるよりどれだけ容易いことか。音楽を聴かせて感動させるとなると、これはほとんど演奏者と同じ力量が要求される。何度も言うが、演奏の内容がよければ客が勝手に感動してくれるというわけではないのだ。
 それでもごくたまにお客様のハートの真ん中をグサーッと貫くような手応えがある。こちらはヤッター!と思っているが、あちらはヤラレター!と思っているだろう。いつも誰かをやっつけようと狙ってるわけではない。偶然そのようなことが起きるのだ。こちらがイマイチだなと思っているときでも、あちらで勝手に人生を狂わせてることもあるようなので、何が災いするか実際よくわからない(^^;

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