叩けよさらば開かれん

 いま、当店では、ナノサプリ・クレンジングシャンプーがすごい勢いで売れている。店販商品がこんなに売れたのは、ほんとうに久しぶり。常連さん以外にも、JimmyJazz postを見た奥様が、「チラシに載ってたシャンプーをちょうだい!」といって、わざわざ買いにみえるのである。
 そういえば、わたしが実家で見習いをしてたころ、「寝ぐせ直しスプレー」という、スプレー式のローションがあった。ネーミングがわかりやすかったのだろう、朝起きて寝ぐせを直すのに重宝すると、実家でも結構売れていた。「朝シャン」なんて言葉が流行る前の話である。

 いつも散髪に来る大人しい青年、いつも頭髪がべたべたしているので、「何か整髪料をお使いですか?」と訊ねると、「いや、何も」
 こんなにベタベタしてるのに、そんなはずはない。よくよく訊いてみると、その「寝ぐせ直しスプレー」を毎朝使っているのだという。
 たしかに「寝ぐせ直しスプレー」は整髪料ではないけれど、粘性のあるローションなので、洗髪せずに毎日吹きかけていれば、どんどん髪に蓄積するのは当然のこと。このままでは、若くして髪が抜け落ちてしまうかもしれないと思ったわたしは、こんこんとそのことを青年に言って聞かせた。そしたら傷ついてしまったのか、以降、青年は散髪に来なくなってしまった。「寝ぐせ直しスプレー」の苦い思い出である。

 ちょうどそのころ、カネボウの「紫電改」という育毛剤をふりかけ、「紫電改ブラシ」で頭皮を叩いて刺激する育毛法が流行した。TVコマーシャルを感心して見ていると、しばらくして「紫電改ブラシ」に万歩計のような「カウンター」がついた。
 聞くところによれば、頭から血が出るまで叩く人が続出し、叩く回数を抑えるために「カウンター」がついたらしい。藁をもすがる思いなのはわかるが、やればやるほど効果が出ると、つい思ってしまうのは、オーディオも髪の毛も同じようである(^^;

 消費税増税で税収は本当に増えるのか?

 なんだか消費税増税はやむなしというムードが漂っているが、ちょっと待った。消費税を5%から10%に増税すると、本当に税収は増えるのだろうか?
 1997年、消費税が3%から5%になったときは税収が下がったけれど、今度はどうなんだ?
 
 皆、税収が増えて、財源ができることを前提に考えてるようだが、この不景気な時期に増税して、景気が余計に冷え込むことはないのか?
 わたしは素人で経済に強くないからよくわからんけれど、偉い経済学者さんよ、どうか答えてくれ。消費税増税で税収は本当に増えるのか?

 JimmyJazz post vol.4 来て欲しい人だけにこっそり頒布中

JimmyJazz post 第四号

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 ムースは「かきあげる」ワックスは「つまむ」

 ヘアスタイリング剤もいろいろあって、流行に疎い中高年ともなると、いったい何を使えばいいのやらさっぱりわからんという人も少なくないはず。
 整髪料は、ヘアスタイルの流行と共に登場してくるものなので、髪型に合ったものを使うことが重要だ。

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 iPod ヘッドホンのバッタ物を掴まされる

 わたしはiPodの音質を高く評価し、毎日何時間も使用しているiPod shuffleのヘビーユーザーである。あの音のよさの秘密は、五つ孔の付属純正ヘッドホンにあるのに、わざわざ他社の別売り高級ヘッドホンに替える人の気が知れない。
 ところで、この付属ヘッドホン。しばらく使ってると耳に当たるシリコンゴム部分がポロポロと剥がれてくる。それでもまだ使えないこともないが、音楽を聴きながら上着を脱いだりすると、パチッと感電したりして少々危険である。

左が純正、右が偽物。成型はまったく同じ

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 キース・ジャレット(p) 『Standards,Vol.2』

キース・ジャレット(p) 『Standards,Vol.2』

  『Standards,Vol.1』と同じく、コンサート会場と間違えるほどよく響くニューヨークのパワーステーション録音。この音響とピアノの美しい音色(と唸り声)が相まって、キースのスタンダード作品のイメージが定着した。前作と比べるとやや渋めの選曲。スタンダードと言いながら[1]のみキースのオリジナル。鼻歌のように楽しい[3]は一年前に録音されたサラ・ヴォーン『枯葉』の歌唱に触発されての収録とみた。唄い出しのフレーズにかける情念が凄まじい[4]も傾聴に値する。静寂の中から涌き出るECMサウンド、ハイエンドオーディオの音質チェック用にも最適の一枚。★★★★

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 ビル・エヴァンス(p),ジム・ホール(g) 『Undercurrent』

ビル・エヴァンス(p),ジム・ホール(g) 『Undercurrent』

 ピアノとギターによる変則的インタープレイゆえ、モダンジャズに馴染んでない人がいきなり[1]を聴いたなら、いったいどのようにリズムをとってるのか判らないだろう。それが中盤、エヴァンスのソロに交代するや、ジム・ホールのコードカッティングによって、曲に明確なテンポが与えられる。このジャキーン!は何度聴いても痺れてしまうジャズギターの真髄。気合が入るのは[1]だけで、[3][6]は緩やかなテンポのワルツ、それ以外はバラード。静かな水面を漂うような美しい音楽だ。 ★★★★

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 バド・パウエル(p) 『Bud! The Amazing Bud Powell Vol.3』

バド・パウエル(p) 『Bud! The Amazing Bud Powell Vol.3』

 名門ブルーノートに一言イチャモンをつけるとしたら、2管3管の立派なハードバップばかり作りすぎたこと。日本のジャズファンはもう少し脱力したものを好む。たとえばこれ。すでに下り坂にある天才パウエルの前半ピアノトリオに、後半カーティス・フラーのトロンボーンが加わる。同じトロンボーンでもJ.J.ジョンソンとは対照的な、ふっくらしたトーンで聴かせる[7]はほのぼのとして感動的。プロデューサーのアルフレッド・ライオンは、もう一本ホーンを入れればよかったと後悔したそうだが、いやいや、これはこれでなかなか味のある一枚だ。 ★★★★

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 Look Around the Dragon 首振りドラゴン

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