今年も”ささやかなクリスマスプレゼント”実施中

 今年もクリスマスまで、JimmyJazzにご来店のお客様に、もれなく恒例の”ささやかなクリスマスプレゼント”を差し上げております。

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 ナラ・レオン(vo) 『美しきボサノヴァのミューズ』
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ナラ・レオン(vo) 『Des Anos Depois』

 パッと聞くと、唄い方はアストラッド・ジルベルトみたい、いや、ボサノヴァを唄う女性は皆このようなウィスパーボイスで、そもそもその本家本元がナラ・レオンなのである。ナラはかなり裕福な家庭に生まれ、ギターを習い始めた彼女のマンションには、音楽を志す若者が毎晩のように集まって、そのなかにアストラッドやジョアン、トム・ジョビンの姿もあったという。つまりボサノヴァはナラのマンションから生まれたのだという説もあるほど。本作は、ブラジルの政変でパリに逃れた際の録音で、不安と憂鬱な気分、サウダーヂが反映されている。 ★★★☆☆

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 ジョー・パス(g) 『Intercontinental』

ジョー・パス(g) 『Intercontinental』

 ドイツ、フィリンゲン録音。ドラムはケニー・クラーク(1914/1/9 - 1985/1/26)か、と思ってよく見たらケニー・クレア(1929/6/8 - 1984/12/21)だった。紛らわしい名前でドラムを叩くんじゃない。しかし、[4]などのサワサワと静かなブラッシュワークはやはりケニー・クラークを彷彿とさせる、確信犯の英国人。ギタートリオで、たっぷりしたリバーブがシュールな空間を埋める。印象は少々地味だが、軽快に、粋なフレーズを繰り出すジャズギターは大人のお喋りを邪魔しない。バーやラウンジのBGMに最適。 ★★★☆☆

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 他所でUSB-101とDAC-1を繋いだら...

 「USB-101とDAC-1を繋いで聴いてみたい」
 ぎんたろーさんからリクエストがあったので、持って行って試聴した。

ぎんたろー宅応接間

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 『The Cotton Club/Orginal Motion Picture Soundtrack』

『The Cotton Club/Orginal Motion Picture Soundtrack 』

 1985年公開、フランシス・コッポラ監督、リチャード・ギア主演の映画「コットン・クラブ」のサントラ。「コットン・クラブ」は、'20年代のNYハーレムに実在した黒人によるショービジネスの殿堂で、入場客は白人に限定された。ここで専属バンドとして活躍していたデューク・エリントン楽団の曲を中心に、キャブ・キャロウェイの[11]など古式ゆかしい演目がハイカラな音質で再現されている。音楽監督はジョン・バリーで、美しいオリジナルの[13][14]を提供。その他の指揮は主にリード奏者のボブ・ウィルバーが担当しており、クラリネットを使った臭みのある当時のエリントン楽団らしさを表現している。 ★★★☆☆

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 ライオネル・ハンプトン(vib) 『You Better Know It!!!』

ライオネル・ハンプトン(vib) 『You Better Know It!!!』

 スイング時代のビッグスター、ハンプトンが勝手知ったるメンバーと録音した本作は、ちょうど古典落語を聴くような感じ。[1]はエリントンで[2]はブルースかと、次にどういうオチがくるか、わかっていてもなお楽しい名人芸だ。二ール・へフティ作の[7]はリラックスしたミドルテンポで、ハンプの唄も良い感じ。[8]は二本指でピアノを弾く「ジングル・ベル」。1964年、インパルスは先鋭的なコルトレーンの『至上の愛』と平行して、このような古典的ジャズ作品も作っていた。タイトルの『これは知っておいたほうがいいぞ!!!』というのはハンプトンからのメッセージか。 ★★★☆☆

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 ウイントン・マルサリス(tp) 『Crescent City Christmas Card』

ウイントン・マルサリス(tp) 『Crescent City Christmas Card』

 安直にクリスマスソングを演っただけのアルバム(それはそれで魅力的なのだが)が多いなか、ウイントンの本作はよく練られている。黒人のフィーリングを前面に押し出し、あくまでもブルーなクリスマス。このアプローチはどこかデューク・エリントン的でもある。ゲスト参加のジョン・ヘンドリックスが唄う「そりすべり」はなかなかハマリ役だ。[13]ではウイントン自身がナレーションを担当。トナカイの名前を順番に呼んだり、リード楽器で鈴の音を真似たりして、まるでサーカス一座がやってきたような楽しさ。 ★★★★

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 スー・レイニー(vo) 『Flight of Fancy』

スー・レイニー(vo)
『Flight of Fancy』

 この歌唱力なら、どんな曲だって唄いこなしてしまい、すべて名盤になるのではないか、と思うほど、一時はスー・レイニーに入れ込んでいたが、これを買ってみたら地雷が埋まっていた。まず録音レベルが異常に低い。それにシンセサイザーの多用でファミコンのゲーム音楽のようなオケになってしまった。時代は'86年、テクノロジーを過信するとこのように悲惨な結果になるのだ。頑張って唄えば唄うほどに、力んでしまうスー。ペラペラで二つ折りのジャケット紙に大御所ジュリー・アンドリュースが寄せたライナーノートもなんだか痛々しい。これは買わんでよろし。 ★☆☆☆☆

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 自宅で音楽鑑賞

 やっとブログデザインの方向性が見えてきた。この前まではブルーノートの『サムシン・エルス』をベースにしてたのだが、今度のはインパルスの『ジョニー・ハートマンとジョン・コルトレーン』風にしてみた(^^;

 さて、昨日、一昨日と、約半年ぶりに自宅のオーディオで音楽を聴いてみたが、どうにも音がCD臭くてよろしくない。JimmyJazzと同じCECのプレーヤーとDAC-1を使っているものの、やはり避けがたいCDの音の縛りがあるよなあ。いったんパソコン再生に慣れてしまうと、もうCDには戻れない。
 もっとUSB-101が普及したらいいのにと思うのだが、インフラノイズ製品は、どこに行っても売ってないのが問題だ。もはや楽天にも出てなくて、手に入るとすれば上新電機の通販のみである。

 上新さん、リンクシェアのアフィリエイトを復活させるか、せめて楽天ショップかアマゾンにインフラノイズ製品を出品してください!(^^;

 スー・レイニー(vo) 『All By Myself』

スー・レイニー(vo)
『All By Myself』

 スー・レイニーのキャピトル三部作の最後を飾る、通称「お風呂のレイニー」。ジャケット見ただけで欲しくなるでしょう(笑)紹介したくてムズムズしていたが、日本国外で再発はないだろうと油断してたところ、いつのまにかUK盤が出ていた。これが良いのである。ラルフ・カーマイケル指揮のモダンなオーケストラをバックに、抜群の唄のうまさで聴かせてくれる。曲も渋くていいのが目白押し。颯爽と大都会を闊歩するような[4]に、続くバラード[5]はこの曲のベストと信じて疑わない素晴らしさ。過ぎ去った恋を唄う[10]は歌詞が切々と心に沁みてくる。 ★★★★★

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 ホレス・シルバー(p) 『FurtherExplorations By The Horace Silver Quintet』

ホレス・シルバー(p)
『ファーザー・エクスプロレイションズ』

 ホレス・シルバーはエキゾチックな実に良い曲を書く。カリプソ調のイントロで始まる[1]から楽しさいっぱいのファンキーな玉手箱。曲の後半に、セカンドテーマともいうべき、もうひとつのテーマメロディを仕込むのもシルバーがよく使う手法で、これがファンにはたまらない魅力。ドラマチックな[4]を聴けば、明日への活力が漲ってくる。クインテットも好演だが、シルバー自身のピアノが際立っている。ジャズの「かたち」と「エモーション」が高い次元で融合した傑作だ。ブルーノートでもっとも絵になる男シルバーの、このジャケット写真はいつ見てもカッコイイ。 ★★★★★

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 ペギー・リー(vo) 『Black Coffee』
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ペギー・リー(vo) 『Black Coffee』

 わたしのなかでペギー・リーがポップ歌手でなく、かろうじて”ジャズ・シンガー”の範疇に入るのは、本作のイメージがあるせいだ。バックをただのピアノトリオとかでやらないで、ピート・カンドリのヤクザなトランペットを入れたのが功を奏した。凛として清楚で健康的な彼女も好きだが、気だるくジャジーに迫ってくるペギーも素敵。「When The World Was Young」のハスキーヴォイスで部屋中の酸素が欠乏、窒息しそうになる。ヘレン・メリルの次はこれ。輸入盤あり ★★★★

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 さようなら K谷さん

2007年1月2日ご自慢のオーディオ機器に囲まれて

 オーディオ仲間のK谷さんが、10月30日、心筋梗塞でお亡くなりになった。とてもよくしていただいたのに、結局なにもお返しすることができなかった。残念に思う。
 さようならK谷さん、いままでほんとうにお世話になりました。一緒にオーディオができて楽しかった!ありがとう、ありがとう。ご冥福をお祈りします。

"恩人"
JimmyJazz blog でのK谷さんの思い出

 ハービー・ハンコック(p) 『Takin' Off』

ハービー・ハンコック(p)
『テイキン・オフ』

★★★★★
 今やジャズ界の大御所となったハービー・ハンコックの初リーダー作。全曲ハンコックのオリジナルで、若き才能が溢れんばかりのバラエティに富んだ内容だ。後に『ヘッド・ハンターズ』で再演され有名になった[1]の印象が強いけれど、[2]のフレディ・ハバードのフリューゲル・ホーン、 [4]における息もつかせぬデクスター・ゴードンのソロも素晴らしい。そして何よりも[6]をじっくり傾聴するべし。これほど端整で美しいバラードが他にあるだろうか?!パナソニックのCDラジカセを床に転がして聴いたこの曲の美音が、当店のJBLではいくら頑張っても出てくれないのが悔しい。

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 ジム・ホール(g) 『Concierto』

ジム・ホール(g)
『Concierto』

 その昔、大阪梅田のお初天神の近くに「リバーサイド」というレコード店があり、そこでこの再発輸入アナログ盤を買った。内容のよさに感激しながらも、3曲目「ジ・アンサー・イズ・イエス」(なんとステキな曲名!)のいいところで針が跳ぶので交換してもらった記憶あり。クライマックスは後半の「アランフェス交響曲」だが、前半3曲も素晴らしい。ポール・デスモンド、チェット・ベイカーら、豪華メンバーによる美旋律のオンパレード。なあんだ、ジャズってこんなに分かりやすかったのかと、誰もが納得の人気盤。スティーブ・ガッドのドラムもイカしてる、と思ったらまた針が跳ぶ(^^; ★★★★★

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 アビー・リンカーン(vo) 『That's Him』

アビー・リンカーン(vo) 『That's Him』

 アビー・リンカーンは、このセッションにも参加しているドラマー、マックス・ローチの奥さん。しかし、[1]でのっけからソニー・ロリンズの”ストロング”なテナーが入ってくると、”ストロング・マン”とはロリンズのことか?と、妙に勘繰ってしまう。それはさておき、一流どころのバックに支えられ、リラックスした快唱が楽しめる。黒人女性ボーカルの秀作。[6][7]のみ急速調で、それ以外はくつろいだバラード。ケリーのロマンチックなピアノのイントロに誘われ、恥じらうように唄う[8]のリンカーンがしおらしい。 ★★★★

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