ジョー・ヘンダーソン(ts) 『Page One』

ジョー・ヘンダーソン(ts) 『ページ・ワン』

 名曲「ブルー・ボッサ[1]」「リコーダ・ミー[4]」を含むジョー・ヘンダーソンの初リーダー作。ジョーヘンの毛羽立ったテナーは、'60年代の新しいジャズ、俗に言う新主流派を象徴するサウンド。デビューにあたっては、本作に先駆けて『ウナ・マス』で共演したベテラン、ケニー・ドーハムがライナーノートまで書いて全面的にバックアップ。ボサノヴァの[1]と[4]は餌、[3]でジョーヘンの本領が発揮される。カチカチと辛気臭くリムを叩いてたピート・ラ・ロカも、ここぞとばかりに張切るドラミングが熱い! ★★★★

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 JBL4318もなかなか良い

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 マイルス・デイヴィス(tp) 『アマンドラ』
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マイルス・デイヴィス(tp) 『Amandla』

 今日はマイルスの15回忌。ちょうどマイルスがこの『アマンドラ』を作っている間、1988年の末から'89年始めにかけて、わたしは『Jazzの聴ける理容室』を作っていたのだ。『TUTU』に引き続き、これもマーカス・ミラーの打ち込みカラオケをベースにしたレコードだが、参加ミュージシャンが増えて、幾分バンドっぽいサウンドに。珍しくマイルスが激する[4]、泣きの[6]等メロディアスな良い曲がたくさん入ってる。[8]はマイルス、マーカス、アル・フォスターのトリオ演奏。当然多重録音だろうが、この場合、やはりベース、ドラムをバックにマイルスが吹いたバラードに、後からキーボードをつけ足したんだろうか。 ★★★★

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 ジョニ・ジェイムス(vo) 『Let There Be Love』


ジョニ・ジェイムス(vo) 『Let There Be Love』

 昔、寺島靖国さんがジョニ・ジェイムスのことを誉めまくっていたことがあって、わたしも釣られて何枚か購入したが、どうも肌に合わないのだ。特に本盤には一曲毎にわざとらしい拍手と歓声が入っていて興ざめする。おそらくこれは合成だろう。歌手を無視したように脳天気な指笛は、とても唄を聴いての反応とは思えない。録音はナローレンジ、さしてジャズっぽくもないオーケストラ・アレンジなので、唄いかたが気に入らない人には少々厳しいかも。ジョニー・ソマーズならOKなんだけどな。★★☆☆☆

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 キース・ジャレット(p) 『ザ・ケルン・コンサート』


キース・ジャレット(p) 『ザ・ケルン・コンサート』

 ドイツ、オペラハウスの観客を前にした、ソロピアノによるテーマなしの即興演奏。ジャズの人って譜面もなしに、皆が皆こんなにスラスラと即興で弾けてしまうのか、凄いなあと美しい誤解をした人も少なくないはず。予期せぬ事態になっても瞬時に対応して体裁を整える(悪く言えば誤魔化す)のはジャズの世界では日常茶飯事。キースの場合は、マイルス・デイヴィスのバンドに居た頃に、随分と鍛えられたのだろう。とはいえ、格調高く美しいこのレコードがジャズ界に存在するおかげで、ジャズファンの鼻は平均して0.1㎜は高くなってると思われる。輸入盤あり ★★★★★

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 マイルス・デイヴィス(tp,key) 『パンゲア』
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マイルス・デイヴィス(tp,key) 『Pangaea』

 なかなか良さが分らずに難儀した一連の電化マイルスを理解する突破口となったのがこのCD。とにかく音が群を抜いて良かったのだ。'75年、大阪フェスティバルホールでのライブレコーディング。よくできたP.A.録音とでも言うべきか。ステージを照らす青いライトが目に浮かぶよう。マイルスはワウワウ・ペダルを通したトランペットとオルガンを弾き、ディストーションのかかったエレキギターに8ビートのドラム、全編に聴かれるエムトゥーメのパーカッションが気持ち良い。感触はロック音楽のそれだが、電気楽器はあくまでも素材であって、描き出される世界はアコースティックで壮大な大自然のドラマのようだ。ちょっと長いが寝ないで聴けっ! ★★★★★

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 オーディオ異種格闘技戦・JJ工房レポート(その四)

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 オーディオ異種格闘技戦・JJ工房レポート(その三)

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 オーディオ異種格闘技戦・JJ工房レポート(その二)

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 オーディオ異種格闘技戦・JJ工房レポート(その一)

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 ナタリー・コール(vo) 『アンフォゲッタブル』

ナタリー・コール(vo) 『Unforgettable With Love Natalie Cole』

 当店の初代女性スタッフで、住込みで働いていたユミちゃんが部屋を出て沖縄に帰るときにこのCDを忘れていった。餞別には『エラ&ルイ』のCDをあげたのだが。今では黒人の旦那さんとの間に子供もできたそうだ。さて、言うまでもなくナタリーはナット・キング・コールの娘さん、偉大な父に捧げるように唄ったゴージャスなスタンダード曲集。表題曲[22]では合成技術により父との夢のデュエットが実現。当時話題となった。わたしのお気に入りは[10]、それに[18]などアップテンポでのスイング感が素晴らしい。輸入盤あり ★★★☆☆

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 デクスター・ゴードン(ts) 『Dexter Blows Hot and Cool』

デクスター・ゴードン(ts) 『Dexter Blows Hot and Cool』

 このジャケットを見てビリビリッとしびれないようではジャズファンとは言えない。見よ!感じよ!このオーラ。まるでエクトプラズムだ。糸を吐く怪獣モスラだ。マイナーレーベル"ドゥートーン"がリリースした幻の名盤で、スペインのフレッシュサウンドが復刻。内容がこれまた素晴らしい。当時デクスターは麻薬中毒だったはずだが、本セッションでのブローは絶好調。特に4曲のバラードが絶品で、カール・パーキンスの哀愁溢れるピアノがよくマッチしている。アップテンポの曲でもよくスイングしていて、これならば何の問題もない、と思ったら、本作を最後にパッタリと活動停止。5年間の沈黙を経て1960年に活動再開。'61年、ブルーノートに『ドゥーイン・オーライト』を録音。完全復活を遂げる。 ★★★★★

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 クリフォード・ブラウン(tp),マックス・ローチ(ds) 『Clifford Brown and Max Roach』

クリフォード・ブラウン(tp),マックス・ローチ(ds) 『Clifford Brown and Max Roach』

 これそブラウン~ローチ・クインテットの決定盤!曲がイイッスね~。しめやかに、おどろおどろしく[1]で始まって、ちょこまかとせわしない[2]が出たかと思うと、[3]でドバーッ!とくる。ただのブルースなんだけども、吸ったり吐いたりを繰り返すように盛り上っていくブラウニーのラッパ、そして何よりテーマがシンプルなんだけどカッコイイ!この高揚感!たまりません。レコードだとここまでがA面。じゃあB面はたいしたことないかというと、これまたイイ曲が入ってて気が抜けない。まるでアルバム全体がブラウニーのソロのように起伏に富み、ドラマチックに展開する。典型的なハードバップの傑作。 ★★★★★

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 ウェザー・リポート 『Weather Report』


ウェザー・リポート 『Weather Report』
輸入盤あり

 ウエイン・ショーター、ジョー・ザヴィヌル、ミロスラフ・ヴィトウスの三人が中心となって結成されたグループ、ウェザー・リポートのデビュー・アルバム。まず、これを聴いて連想するのは、マイルス・デイヴィスの『イン・ア・サイレント・ウエイ』である。次にショーターの参加していたマイルスの”黄金のクインテット”時代。電気楽器を大量に使っているものの、全体のサウンドはソフトで牧歌的。アルフォンゾ・モウゾンの[3]におけるドラミングは、まるでトニー・ウイリアムスのよう。その後フュージョンの代表的グループとなるウェザー・リポートだが、まだマイルスの影響下で試行錯誤を行っている段階。しかし、これはこれでシュールで美しい見事な音楽だ。 ★★★★

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 アビ・レーン(vo) 『Be Mine Tonight』
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アビ・レーン(vo) 『Be Mine Tonight』

 アビ・レーンは"ルンバの王様"ザヴィア・クガートの奥さんだった人。もう見るからに官能的なラテン女性ボーカル。本作もティト・プエンテ楽団伴奏のパンチの効いたラテン音楽だ。前ノリのカウベルが煽動するリズムに乗って、英語・イタリア語・フランス語を織り交ぜて唄う。このテの音楽はお決まりのパターンなので、難しいこと言わず一緒にマラカス振りながらトコトン楽しむのがいい。特に[1][4][6][12]が痛快!やや低めの色っぽい声と男声コーラスの掛け合いも楽しい。写真は裏ジャケットのほうが美人だ。Limited Edition ★★★☆☆

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 ジュリー・ロンドン(vo) 『Julie Is Her NameVol.1/2』

ジュリー・ロンドン(vo) 『彼女の名はジュリーVol.1』
 『Vol.2』
 美人でしかも唄がうまいジャズ歌手ってなかなか居そうで居ない。唄が抜群だとルックスがダメで、顔は良くても唄がヘタなのが普通だがジュリーは例外。美貌は持ち前でも唄は努力の賜物だろう。ギター、ベースのみをバックに悩ましい歌唱。いままでカップリングされていた'55年のVol.1と'58年のVol.2が今回は別々の発売。ジャケット写真と同じく、Vol.1は真顔ですがりつくような「クライ・ミー・ア・リヴァー」に、Vol.2は微笑んで寄り添いながら唄う「ブルームーン」に悩殺される。当時ベースのレッド・ミッチェルがジュリーの旦那さんだった。 ★★★★

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 オーネット・コールマン(as) 『At the "Golden Circle" in Stockholm,Vol. 1』
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オーネット・コールマン(as) 『ゴールデン・サークルのオーネット・コールマン Vol. 1』

 「これなら俺でも吹けそうだな」本作をかけながら仕事してたら、最近アルトサックス教室に通いはじめたお客さんがそう仰った。勿論冗談である。「フリージャズ」といえば「ムチャクチャ」だと思われがちだが、そんなこともない。リズムもメロディもハーモニーも(よく聴けば)ちゃんとある。オーネット・コールマンも(バイオリンやトランペットはともかく)アルトの腕前は大したもの。メロディアスな曲も書く。素人みたいな人が思いつきで楽器を掻き鳴らせばフリージャズの一丁あがりとはならないのである。少なくともモダンジャズを普通に楽しめる人なら、巧みにコントロールされた本作だって難なく理解できるはず。フリージャズは意外と難しくない。 ★★★★

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 チェット・ベイカー(vo,tp) 『Chet Baker Sings Again』

チェット・ベイカー(vo,tp) 『Chet Baker Sings Again』

 じつを云うと、JimmyJazz開店間もないころ、『チェット・ベイカー・シングス・アンド・プレイズ』を買うつもりで、ジャケットを確認せず注文を入れたら本盤が到着した。おお、わたしとしたことが。'85年のオランダ録音だが、日本で企画制作されたもの。どうりでなんとも軽々しいジャケットデザイン。斜めに踊るChet Bakerの文字がいかにも'80年代風ではないか。当時55歳のチェット、麻薬癖で深い皺を刻んだその顔に、若き日の美少年の面影はすでにない。しかしトランペットと唄声はイラストに描かれた青年のよう。昔のレパートリーの再演も、随分とモダンなアプローチで、都会的な夜のムード。退廃的だ。国内盤あり ★★★☆☆

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 サラ・ヴォーン(vo) 『After Hours』

サラ・ヴォーン(vo) 『アフター・アワーズ』

 ギターとベースのみを伴奏に唄うサラ・ヴォーンの人気盤。ライブみたいなジャケット写真だがスタジオ録音だ。ドラムやホーンが無いだけに、当然静かなイメージの曲が中心となる。ところがサラの声のダイナミズムは凄まじく、コンクリート打ちっぱなしの当店でかけるとウワンウワン響きまくって随分と難儀した。と、同時にサラ・ヴォーンは凄いシンガーだとわけもわからず納得したものだ。今でも[3]のサビのビブラートなどは、スピーカーの振動板が破れるんじゃないかってほどにビリビリくる。驚異的な技巧と情感がぴったり一致しているのだ。輸入盤あり ★★★★

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 マイルス・デイヴィス(tp) 『Miles In Europe』
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マイルス・デイヴィス(tp) 『マイルス・イン・ヨーロッパ』

 フランス公演だから一発目にシャンソンの「枯葉」を選んだのか。しかし勿体つけた長いイントロで始まる『サムシン・エルス』の同曲とは似ても似つかない。イントロなしで「♪カrrrrrレェハヨッ」とばかりにいきなり斬り込んでくる。もはや元曲のメロディは分解され、テーマもアドリブも殆ど区別がない。数コーラスに及ぶマイルスのソロが終わりに近づくのを察したトニー・ウイリアムス、静かなブラシが次第に暴れ出す。来るぞ、来るぞ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!! で、ジョージ・コールマンのテナーに引継ぎするんだ。あー、カッコイイ。紙ジャケあり ★★★★

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 ホレス・シルバー(p) 『Six Pieces of Silver』

ホレス・シルバー(p) 『Six Pieces of Silver』

 初代ジャズメッセンジャーズは、ホレス・シルバーがメンバー全員を引き連れて離脱したために崩壊。リーダーのアート・ブレイキーがジャズメッセンジャーズの名前を引き継いだ。よってシルバーとブレイキーは仲が悪い。と、そのように語り継がれているが、ジャズの世界にありがちな話なので真相はどうだかわからない。本盤は、そのジャズメッセンジャーズほぼオリジナルメンバーでの録音で、大ヒットした「セニョール・ブルース」所収。ピアノトリオの[2]や[7]も素晴らしい出来。ファンキーとは、黒人の情念を描き出すものと観たり。ちなみにホレス・シルバー・クインテットのメンバーは、この一年後にはすっかり入れ替わってしまい、ジャズメッセンジャーズの影も形も無い。 ★★★★

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 ジョニー・ソマーズ(vo) 『Johnny Get Angry』

ジョニー・ソマーズ(vo) 『Johnny Get Angry』

 随分前の話だが、本盤を買おうと思ってタワーレコードに行ったら、ジョニー・ソマーズのCDが売ってない。そんな筈はないだろうと探したら、ジャズではなくポピュラーのコーナーに置いてあった。ジャズからポピュラーへ転身、一躍メジャーにというのはよくある話。ソマーズも国民的歌手と呼ばれるまでに出世した。そのきっかけとなったのがこの「内気なジョニー[1]」。カズーの合唱はちょっと勘弁してほしい(笑)アレンジは少しオールディーズ調ながら、[2]を筆頭にバラードの歌唱力はさすが。[1][3][10][12]が無ければ極楽なのに。 ★★★☆☆

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 9/18 JJ工房参加者募集

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 アンドリュー・シスターズ(vo) 『The Andrews Sisters Capitol Collectors Series』


アンドリュー・シスターズ(vo) 『The Andrews Sisters Capitol Collectors Series』

 「アンドリュース・シスターズ」の「ス」は発音すべきなのか?一般に通ってるのは「アンドリュー・シスターズ」のほうで、そっちのほうが語呂がいい。さて、そのラヴァーン、マキシン、パティの三人姉妹コーラスグループ、アンドリュー・シスターズのキャピトル時代のベスト盤。一旦解散して、再結成した'56~'57年の音源だが、音楽のテイストは'40年代大戦中のそれ。ジャズのみならず、カントリー&ウエスタンからの影響も色濃い。有名な「すてきなあなた[4]」「ビギン・ザ・ビギン[13]」など往年のヒット曲が素晴らしい音質で再現されている。 ★★★☆☆

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 ローズマリー・クルーニー(vo) 『Clap Hands Here Comes Rosie/Fancy Meeting You Here』

ローズマリー・クルーニー(vo) 『Clap Hands Here Comes Rosie/Fancy Meeting You Here』

 アマゾンで初めて買ったCDがこれ。一聴それとわかるボブ・トンプソンの特徴的アレンジ。爽快なリキッドサウンドで迫ってくる『クラップ・ハンズ・ヒア・カムズ・ロージー』と、ビング・クロスビーとのデュエットでミュージカル仕立の『ファンシー・ミーティング・ユー・ヒア』のカップリング。2枚の印象はまるで違っていて、クールで都会的な前者に対し、後者は世界旅行をテーマに、ラテンも得意なビリー・メイ楽団のホットな伴奏。特に[14]でのクロスビーとの掛け合いは楽しさいっぱい。ロマンチックな[15]、哀愁の[19]も捨てがたい。 ★★★★

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 ハービー・ハンコック(p) 『V.S.O.P.ニューポートの追想』

ハービー・ハンコック(p) 『ニューポートの追想』

 1976年、デビュー15周年を迎えたハンコック。これまで様々な形態の音楽を演奏してきた。そうだ、今度のニューポートジャズフェスティバルには、その当時一緒に演奏してたメンバーを集めて、自分の音楽史を再現してみよう。題して"Very Special Onetime Performance(一度限りの特別企画)"。”黄金のクインテット時代”は当時引退中のマイルスの代りにフレディ・ハバードを起用。これが評判を呼び、”VSOPクインテット”としてその後も活動することとなる。ディスク2の前半は見事なセクステットの演奏。抒情的で美しいアンサンブルは、まるで絵画のよう。後半は一転してファンクの洪水!聴き応え十分の名作だ。 ★★★★★

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