iPodなんかでジャズが聴けるかッ!

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 マイルス・デイヴィス(tp) 『Milestones』
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マイルス・デイヴィス(tp) 『Milestones』

 ジャズ初心者がまず最初に押さえるべきはマイルス・デイヴィスである。天下の名盤『マイルストーンズ』ともなればジャケットを見ただけで聴いた気になってしまうが、マイルスのトランペットは勿論、バンドメンバーのなんとハイテンションなことよ![5]はレッド・ガーランドのピアノトリオ演奏だが、まるで別人のようにスイングする。キャノンボール・アダレイの初参加、ガーランド脱退、モード奏法への参入と話題に事欠かない。マイルスこそがモダンジャズの歴史を作り、常にその中心を歩んできた巨人なのだ。ジャズの中心でマイルスを聴けッ! ★★★★★

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 足りない音

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 レコードジャケット拡散反射法

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 ボビー・ハッチャーソン(vib) 『Happenings』


ボビー・ハッチャーソン(vib) 『Happenings』

 ’50年代のハードバップ、ファンキーを経て、'60年代のジャズはR&Bを含むジャズロック、ボサノヴァ、フリー、新主流派へと枝分かれしていく。ウエイン・ショーター、ハービー・ハンコックらが牽引した新主流派と呼ばれるモーダルな作品群のなかでも極めつけの一枚。同じ編成のMJQと聴き比べてみれば、その響きの違いは明白だ。ハンコックの代表的名演を凌駕するといわれた[4]。詩的で美しいバラードの[6]、フリーフォームの[7]を一曲のみ入れるのは、この頃の流行だったようだ。 ★★★★

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 何かを繋げば何かの音がする

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 ハービー・ハンコック(p) 『My Point Of View』


ハービー・ハンコック(p) 『My Point Of View』

 ブルーノートにおけるニ枚目のリーダー作で、マイルスのバンドに参加直前のレコーディング。R&B色の強い[1]で幕を開け、順にソロを引き継ぐオーソドックスなスタイルの[2]、[3]はハンコックらしい新しい響きの作品で、次の『エンピリアン・アイルズ』に通じる雰囲気。独自の抒情的世界への萌芽[4]はアンサンブルとピアノの対比が美しい。あまり最後の曲らしくないファンキーな[5]で終わる。バラエティに富んでいるというか、バラバラな内容というべきか、何をやらせてもうまくやってのける才能はさすが。恩師ドナルド・バード、ハンク・モブレーも好演。輸入盤あり ★★★★

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 チャーリー・パーカー(as),ディジー・ガレスピー(tp) 『Diz'N Bird At Carnegie Hall』


チャーリー・パーカー(as),ディジー・ガレスピー(tp) 『Diz'N Bird At Carnegie Hall』

 カーネギー・ホールでの実況録音。ある方に、パーカーの「グルーヴィン・ハイ」はどれに入ってますかと訊ねたら、このCDをプレゼントしてくださった。何でも言ってみるもんである(笑)だが好事魔多し。チャーリー・パーカーとディジー・ガレスピーのクインテット演奏は最初の5曲のみ。管は鮮明に録音されているものの、ピアノの音が殆ど聞こえない。後半はガレスピーのビッグバンドでアフロ・キューバン風のビバップ。リズムセクションはそのままだが、こちらのほうがコードがはっきりして若干聴き易い。 ★★★☆☆

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 蒸散作用とプラセボ効果

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 オーディオと観葉植物

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 リスニングポイント周辺は響かせたらあかん

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 テディ・ウィルソン(p) 『Of Thee I Swing』


テディ・ウィルソン(p) 『Of Thee I Swing』

 テディ・ウィルソンのピアノを期待して、よくクレジットを見ないで買ったら、殆どの曲が歌伴。それも半分以上ビリー・ホリデイが唄っていた。他にベニー・グッドマン、レスター・ヤング、ライオネル・ハンプトン、ベン・ウェブスターなど凄いメンツ。[11]のミッジ・ウィリアムスの天使のような美声とはまるで対照的なホリデイの[10]は、一升瓶片手に立膝でひとくさり唸ったようだ。'36~'37年にかけての録音で、たしかこの頃彼女は、ベニー・グッドマンと叶わぬ恋をしてたはず。肝心のテディ・ウィルソンはというと、イントロや間奏にちょこっとソロをとる程度。ピアノで腹一杯にはならない。 ★★★☆☆

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 スピーカー側は吸音せずに響かせよう

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 ケーブルの支配力

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 DAC-1持ってまた行ってきました

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 ローランド・カーク(ts,mzo,str,fl) 『Domino』

ローランド・カーク(ts,mzo,str,fl) 『Domino』

 リード楽器を3本いっぺんに咥えて吹く盲目の怪人ローランドカークの代表作。奏法はエキセントリックだが音楽性はマトモ。[1]や[7]のように哀愁あふれる甘い曲が得意で、フレーズの要所要所で効果的にハモらせている。12小節ブルースの[6]など、カルテットなのにこんなにカラフル!時々「ピューゥ」と出てくるホイッスルのタイミングの見事なこと。なんとこれは鼻で吹いてるらしい!?アンドリュー・ヒルとウイントン・ケリー、CDで追加されたハービー・ハンコックと、ピアニストの個性によって随分雰囲気が違っている。 ★★★★

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 優秀録音って何だ?

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 スウィングル・シンガーズ(cho) 『Jazz Sebastien Bach』

スウィングル・シンガーズ(cho) 『ジャズ・セバスチャン・バッハ』

 「Bach」のクレジットを見て「バッチって誰や?」と思ったのは内緒である。大バッハの名曲を、フランスの男女混声コーラスグループ、スウィングル・シンガーズが唄った異色作。4ビートのベースとドラムスをバックに、「ダバダバダバ」とコーラスが展開。歌詞はない。「これこそバッハだ」と言ったらクラシックのファンは怒るだろうが、これはこれで格調高く、知的でオシャレ。MJQとの共演作『ヴァンドーム広場』も見事だが、本盤も録音が凄く良い。ジャズファンのバッハ入門に最適だ。ウルトラセブンとネスカフェのコマーシャルを思い出す。 ★★★☆☆

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 セロニアス・モンク(p) 『Thelonious Monk And Sonny Rollins』
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セロニアス・モンク(p) 『Thelonious Monk And Sonny Rollins』

 3種のセッションからピックアップされたアルバム。[1][2]が絶好調のソニー・ロリンズを加えたカルテットで、本盤の目玉。ロリンズのリーダー作『ムーヴィング・アウト』の「モア・ザン・ユー・ノウ」と同じセッションだ。[3][4]がアート・ブレイキーを含むトリオで、これも素晴らしい演奏。[5]はフレンチ・ホーンが入るクインテットだが、この曲だけちょっと間延びした感じがする。この頃のモンクはまだ音数が多くてトリッキー。ソリストのバックにまわってもガンガン弾きまくっている。録音技師は勿論ヴァン;ゲルダーで、[5]のみWORスタジオで収録「remasterd by Van Gelder」とクレジットされている。輸入盤あり★★★★

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 インフラノイズDAC-1持ってまわってきました

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 音質チェックはどうするか~音と音との関係学

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 マイルス・デイヴィス(tp) 『Miles Davis Volume 1』
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マイルス・デイヴィス(tp) 『Miles Davis Volume 1』

 ジャズって凄いッ!はじめてそう思ったのが[1]の「テンパス・フュージット」だった。なんと凄い演奏だろう!?ハードロックが束になっても敵わない。血沸き肉踊る原始のビートを叩き出すはアート・ブレイキー。マイルスのソロの出だしのシンバルなんか、明らかに先走ってるのに、ピタリ収まってる。おいおいこれは只事じゃないぞ。お馴染の[7]は堂々とした行進曲風のテンポで、ジャッキー・マクリーンの太く短いソロがこれまたイイ!オープントランペットが美しいバラードの[5]、そして[9]で黒人の情念が迸る。[10]はプレスティッジで演った「ディグ」と同じ曲。 ★★★★

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 CD100枚買ったらオーディオを始めよう

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