守りのオーディオ

 すっかり当店のオーディオのことを書かなくなっちゃたけれども、音がどうでもよくなったわけではない。ケーブルチューナーが効いているのか、この秋口はとてもいい音がしていて満足である。
 オーディオってやつはいい音が聴きたいときに限っていい音がせず、ふとしたときにたまらなくいい音がして、これならまたオーディオいじってみようかなと絆される。まるで呼んでも来ない猫のごとしである。

 最近はJimmyJazz開業前のジャズ初心者時代にカセットテープで聴いていた音源を中古CDで買い直して聴いている。エマーシーの『ダイナ・ジャム』とか、オスカー・ピーターソンの『ウエストサイド物語』とか、やっぱりあの当時、35年前に近所の貸しレコード屋で置いてあった定番のジャズだから内容がすこぶるいい。
 こないだ買ってきたジョニー・ホッジスとエリントンの『バック・トゥ。バック』、45分のカセットテープに収まらなかったからよく憶えている。最後の「ロイヤル・ガーデン・ブルース」が惜しいところで切れるのだw

 20代前半の若造には少々「じじむさい」印象だったホッジスも、35年も経つと滋味溢れて心にやさしい。最高ではないか。わたしも歳とったんだなあ。
 当然35年前よりも格段にオーディオは成長してるはずだから、音質だって素晴らしくなっているし、何より素直に音楽を楽しめるようになった。
 オーディオだって最初の頃は「ラジカセ以下の音」だった。今は「スマホ以下の写真」を撮って喜んでる。いつか素晴らしい写真が撮れるようになるのだろうか?



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