ジャズ向きのレンズください

「ジャズ向きやクラシック向きのスピーカーがある」というと、ハァ?何言ってんの?機械が音楽ジャンルを判別するわけないじゃんバッカじゃね〜?と思うのが普通の神経である。優秀なオーディオならジャンル問わずにどんな音でも正しく再生できるはずだというのは理屈ではそうだが、実際にはそう簡単にはいかない。

 これがカメラのこととなると、目で見えるだけに話が早い。きれいな肌の女性を撮るにはキャノンがいいとか、もっとハードな写真を撮るならニコンだとか、それぞれメーカーによって得手不得手がある。と、書いてて思い出した。

 今から四半世紀ほど前に、わたしは心斎橋から難波に向かうライトバンの中で家内と新郎新婦の扮装(?)をして待機していた。結婚式の二次会会場へ着いて車のドアが開くや、それを目敏く見つけた路上の知らないカメラマンのおじさん方にカシャカシャといっぱい写真を撮られた。後日我が家に郵送された紙焼きのモノクロ写真はコントラストが強く、まるで週刊誌に載ってる報道写真のようで、”幸せな新婚カップル”のイメージとは程遠いものだった。

 話を戻そう。カメラも何を撮るかによって向き不向きがあるという話だ。わたしが撮りたいのは”男の哀愁”だと前回も書いたが、哀愁がよく写りそうなレンズだなと選んだのがカールツァイスのSEL55F18Zだった。キリッとしていてかつエレガントなツァイスの写りは大いに気に入った。評判どおりよく写るし我ながら良い選択だったのではないかと思うのだが、もうちょっとグッとくる何かが欲しいと自分の腕は棚に上げて注文が多い理髪店のMasterである。

 レンズはすぐに増えますよというN氏の予言どおり、まさかカメラ購入1ヶ月で早くも次のレンズをポチってしまうとは( ̄▽ ̄;


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