カッコいいオーディオ写真

 生前たいへんお世話になったオーディオ評論家の村井裕弥先生が、若い頃プロカメラマンを目指していて、インドへ撮影旅行に行ったり写真集を出そうと思ったりしてたと聞いたことがある。わたしがカメラをはじめたと聞いたら喜んでブログを見にきてくれたと想像するが、今ではそれもかなわない。

 オーディオ評論家といえば、日本最高峰オーディオ雑誌である季刊ステレオサウンドの写真はすごく美しくて、別名カタログ雑誌と揶揄されるほど。
 インタビュー記事などでも開発エンジニアや評論家がプロカメラマンによってカッコよく撮られているから、ただのハゲたおじいちゃんでも権威ある大先生みたいに写ってしまう(^^;

 インフラノイズのABS-9999だか7777だかが同誌のお宅訪問ページの写真に載ったときも、カッコよく写ったせいかたいそうよく売れたそうである。
 雑誌から音は聞こえないし、良い音かどうかわからなくても見た目でカッコいいといかにも良い音がしそうじゃないか。

 しかしこれまでカッコだけ良くて音が良くない、部屋の隅に追いやられたオーディオ製品をたくさん見てきた。それこそ何十万とかする製品でも音が良くないとわかるとみるみる輝きを失ってしまう。やはりカッコだけじゃダメなのだ。


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