手段が目的化したのをマニアという

 JimmyJazzという店は自分が言うのもなんだが。洒落ていて、Masterのこだわりが随所に散りばめられた見どころ満載の理髪店であると自負しているが、それを写真に撮って伝えるのは難しい。これまで30年以上にわたって店内の写真はたくさん撮ったし、来店したゲストに写真を撮られたりもした。今更どれをどう見ても同じような写真ばかりで、店を撮るのはすっかり飽きちゃったのである。
 いいカメラを買えば変わり映えする写真が撮れるのかもという期待もあった。

 今回わたしが買ったソニーのミラーレス一眼a7iii、これを初めて使った人は皆、口を揃えて「俺写真撮るのうまくなったんじゃね?」と言うらしい。それならわたしもと、大いに期待してシャッターを切るが、あれ?俺写真撮るのへたになったんじゃね?(^^;
 へたになったとは言い過ぎかもしれないが、iPhoneで撮ったのとあまり変わり映えしないし、慣れてないぶん構図も色味も明るさもイマイチしっくりこない。

 これならiPhoneで撮ってりゃいいじゃんてな感じなのである。それにこのカメラ、ユーザーインターフェイスがよろしくない。どこに何が入っていてどういう設定にすれば使いやすいのか。慣れの問題なのかと思って1週間以上ずーっとカチャカチャ触っているが、いまだによくわからないままでストレスがたまる。

 少しわかってきたのは、どうやらこのカメラとレンズに適した撮り方や構図、被写体を見つけないと真価を発揮しないということらしい。ピカピカできれいな物より、錆び付いたり風化して味の出ている、どちらかというと汚いものが意外なほどよく撮れたりする。カメラを趣味にする人が神社仏閣に出かけるのがわかる気がした。
 これ、オーディオで言うとJBLのスピーカー買ったらジャズがよく鳴るからジャズを聴くようになるのと同じ現象かもしれないな( ̄▽ ̄; (つづく)


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