審美眼

 ここ数年で、いろんなことがスマホに取って代わられた。新聞や雑誌、時計、オーディオ、テレビ、カメラなど、それらが便利で安く、かつ驚くほどクオリティーが高い。
 オーディマニアなわたしも、iPhoneで聴く音質にまったく不満がない。音楽が正しく伝わるし、これで充分ではないか。25年前にこの音質が手に入ってたらオーディオなんかしなかったのではないかとさえ思う。

 だが、これらスマホの必要充分な性能を超えたところにマニアの世界が存在する。上質な再生音に出会い、「この感じはiPhone(または自分のオーディオ)で再生できないな」と気がついたとき、そしてその表現力を手に入れたいと思ったときにマニアの世界が始まるのだ。カメラも同じである。

 世界に向けてかっこいい刈り布(カットクロス)を製造販売し、バーバー仲間でもある中村商店の中村さんが、かっこいいプロモーション動画を作っていて、あのトロトロに背景がボケる感じ、あれはiPhoneでは無理なのだ。
 ああいうのもできるカメラが欲しい!と、自力でいろいろ調べてみたが、どれを買ったらそうなるのか皆目見当がつかない。思い切って中村さんに聞いてみたらソニーのミラーレス一眼を使っていると親切に教えてくれた。

「でも最近ではiPhoneで撮ることが圧倒的に多いんですよねー」なんですと!( ̄▽ ̄;
(つづく)
https://www.youtube.com/embed/fn8egFD7hTc


« シネマティックが止まらない | メイン | 間違いだらけのカメラ選び »