ジャズはアドリブと言うけれど

 「ジャズの醍醐味は即興演奏にあり」と言うから、「よく咄嗟の思いつきであんな演奏ができるな〜すごいな」と思うだろうが、いきなり思いつきで新しいフレーズが次から次へと湧いてくるなんてことはない。
 一度も弾いたことのないフレーズをぶっつけ本番で出してきて良い演奏になるはずもなく、ジャズメンの多くは大技小技のフレーズの断片をいくつもストックして、それを適切な場所で繰り出すことでアドリブを成立させているのだ。

 誰かが「こう仕掛けてきたらこう返す」といった決め事も暗黙のうちにあり、そういうのをたくさん知っていてうまく返せることもデキるジャズメンの条件なのだ。
 つまり、ジャズは曲中に紛れ込ませることのできるひとかたまりのマスターピースを並び替えて配置して演奏が成り立っている。

 実はジャズで踊るペアダンスのリンディホップも同じで、いろんな技をリーダー(男性)が仕掛けていくことでフォロワー(女性)が追従する。
「こんなの知ってるかな?」と仕掛けてみて「おお〜わかってるねえ!」なんて、無言でオタクな会話をしているマニアの世界(笑)

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ジャズの聴ける理容室 JimmyJazz(@jimmyjazz4343)がシェアした投稿 -


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