映画「坂道のアポロン」を観た

 Amazonプライムで実写版映画「坂道のアポロン」を観た。劇場公開時に当店でチラシまで配ったのに観に行かなかった薄情者だが、改めて観てよかった。実によかった。原作の漫画もアニメもよかったけど主人公の三人、千太郎、薫、律子もイメージぴったり。こんなにいいとわかってたら劇場に観に行ったのに。
 
 1966年佐世保のセットも地元高校の制服もしっかり作り込んであり、ムカエレコード店のレコード針のコーナーなんか所々欠品があって涙モノの作りなのだ。 
 
 高校生がジャズを演奏するというちょっぴり背伸びした設定を、環境により屈折した思いや恋の切なさ、友情といった甘酸っぱい感情でうまく昇華させているのは原作どおり。特に薫と律子の糸電話はおじさんもキュンキュンしてしまったな、このスマホ時代にw
 ジャズを表現するには何がしらのやるせなさや満たされない思い、一言で言ってしまえばブルースという感情が不可欠だ。某有名ジャズ漫画を認めたくないのは物語にブルースを感じないから。

 律ちゃんの佐世保弁がとってもかわいい。小松菜奈はきっと大女優になるな。異人の町長崎とカトリック教会が重要なファクターとして物語に芯を与えているのも見逃せない。
 Amazonプライムにアニメ版「坂道のアポロン」もあるので、こちらもぜひぜひご覧ください。
 


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