映画「マイ・フーリッシュ・ハート」
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ジャズの聴ける理容室 JimmyJazz(@jimmyjazz4343)がシェアした投稿 -

 映画「マイ・フーリッシュ・ハート」を観てきた。トランペットのチェット・ベイカーを描いた作品だが、史実ではなく、謎の死を遂げる前の数日間の、あくまでもフィクション、創作された内容である。
 先月観たジョアン・ジルベルトとブルーノートの映画がハズレだっただけに、今度こそはと期待したが、残念ながらこれもイマイチ。

※以下ネタバレ含む

 ホテルの窓から落ちたチェット、その死の原因を探る刑事が主人公となって物語が進行するが、要するに刑事もチェットと同じダメな人間で、彼の音楽に共感して行くみたいな話。

 いきなり冒頭から眠くなるのは直前に食べた「いきなりステーキ」のせいではないだろう。映画はまず最初に「面白そうだな!」と思わせないといけない。どんな映画でもそう。なかなかチェットの演奏が出てこないのだ。もっと早くバーンと出して客を引き込まないとアウトである。
 チェット・ベイカーを描いてるのに映画にジャズ臭が感じられない。監督のジャズに対する愛情が薄いのだろうか。うーん。

 数年前に観た、これもチェットを描いた映画の「ブルーに生まれついて」のほうがずっとよかった。ジャズが好きで作ってる感じがひしひしと伝わってきた。ジャズファンってのは「こういうの知ってるか?」と問いかけて「おうおう、知ってるぜ!」というコールアンドレスポンスで喜ぶ人たちなのである(^^;

 そういう意味ではジャズ映画じゃないけどGYAOの無料動画で観た「ゴートゥヘル」はよかった!主人公は私立探偵!血がドバドバ噴出する!猫に餌やってる!おお「ロング・グッドバイ」のオマージュだね!こっちのほうがずっとジャズっぽいぞ。


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