三次情報

 昨日の休みはシネリーブル梅田に映画「ジョアン・ジルベルトを探して」と「ブルーノート ジャズを超えて」を観に行ってきたのだが、まあ二本ともつまらなくてガッカリした。

 「ジョアン〜」は滅多に人前に姿を現さないボサノヴァの創始者であるジョアン・ジルベルトを探し続けて書かれた本の「著者」の足跡を辿って主人公もジョアンを探し回るという、なんとも回りくどいドキュメンタリーで。結局ジョアンは登場しない。

 なんだかなあと思って2本目の「ブルーノート〜」は、いきなりブルーノートオールスターズとかいう若手のミュージシャンが出てきて、まるで見ていたように4〜50’年代のブルーノートレーベルの成り立ちを語るのだが、いやいや君達まだ生まれてもおらんだろうと(^^;
 実際にブルーノート創世記、その場面に立ち会っていたハービー・ハンコックやウエイン・ショーター、ヨボヨボになったルー・ドナルドソン、録音技師ヴァン・ゲルダーのインタビューもあったが、すでに知ってる有名エピソードばかりで内容の薄いものだ。

 ドキュメンタリー映画は、スポットを当てた本人に密着した一次情報が一番面白く、次にその場面を目撃した者による二次情報、又聞きの三次情報と順に鮮度が落ちていく。この二本とも三次情報をメインに扱ってる時点で入場料を取れる映画のレベルに達してない。特に「ブルーノート〜」はひどかった。

 結局「ブルーノートは昔も今もミュージシャンを大事にするいいレーベルだ」というオチにもって行こうという魂胆なのだろうが、「ジャズを超えて」ってことで「ブルーノートにはヒップホップの要素もあるから現代にも通用する」みたいな言われようには映画を観ていて久しぶりに怒りを覚えた。今まで黙っていたが、この際だから言わせてもらうがわたしはヒップホップなんか大嫌いだ!!こんなしょうもない会社の宣伝みたいな内容の薄い映画で1800円も払わせるんじゃない!タダでも観ないぞこんなもん。


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