痒い所に手が届くか

 当店のお客様のなかには、部屋の音響設計をしていた方もいらっしゃって、新築の音楽室を設計したが「音が良くない」とクレームが入ってやり直した話など、興味深く伺った。
 やはり音楽のジャンルによって、例えば教会のコーラスなどは残響が長くてもいいがバスドラがドンドン鳴るようなロックやユーロビートの音楽には響きが少ないほうが都合がいいみたい。

 いままで何軒もオーディオマニアのリスニングルームを訪問して音を聞かせてもらったが、新築のオーディオ専用ルームはほとんどダメで、普段生活している部屋にオーディオセットを持ち込んだだけみたいな部屋が音がいいのである。
 それじゃあ最初から普段生活している部屋のような音響を設計することはできないのか?これがなかなかできない、なぜかというと音響の設計者がその理屈を説明できないから。

 数値化できてるようでできてない、学問として成立してるようで成立してないのが音響科学の現状だという。
 オーディオの理屈は不可解で、それぞれに自論があるし、好みも聴く音楽の志向も違う。背中のかゆいところを他人に説明して掻いてもらうようなもどかしさだ(^^;


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