二本の軸足

 ”ジャズの聴ける理容室”というキャッチフレーズは、経営理念であり当店の精神そのものであるから、”ジャズ”と”理容室”のどちらかに軸足をおいていないとおかしな方向に脱線する。
 ジャズに軸足を置いてオーディオ装置に凝るというのは許容範囲内だが、オーディオが好きだからってクラシック音楽をかけたり蒸気機関車の音をかけたり鬼太鼓座をかけたり…おっと、これは今でもちょくちょくやって失笑を買うけれども、とにかく軸足が離れて他に移ると変なことになるのだ(^^;

 ジャズだからスイングダンス、ジルバ、ジャイブ、ここまではOK。しかしタンゴとかワルツとかサルサとか踊りだすと危ない。店でやりそうになったら「それは違うんじゃないか」と誰か止めてください。
 ジャズからボサノバ、アフロキューバン音楽、突き詰めて行くとサンバやアフリカ音楽とあさっての方向まで流れて行くから、店で流す音楽もジャズ要素が感じられなくなる前の段階でストップをかけないといけない。

 興味が湧くと夢中になって止まらなくなるが、ハテ、わたしはそもそも何がしたかったのだろう?とあるとき憑き物が落ちたように醒めてしまう。バカなことしてたなと後になって赤面するのだけど、夢中になってる時ってやっぱり楽しいんだよ、とっても( ̄▽ ̄;


« 騎士道精神 | メイン | 花粉がすごい »