大きな音は苦手

 オーディオマニアのくせに大きい音が苦手である。かといって小音量が好きというわけでもない。大きい音よりもよく通る音が好きなのだ。
 鍛え上げられた喉からは小さくてもよく通る声が出るし、名人が奏でる楽器は遠鳴りがする。発されるエネルギーはごく小さくても、それが無駄なく増幅されて遠くまで飛んで行く、そんな音が理想だ。まさしくオーディオの原理そのもの。

 電気じかけのオーディオ装置は、ボリュームさえ上げればいくらでも(?)大きな音が出る。だがそれはイージーに過ぎる。ただ電気の力で量が大きくなっているに過ぎないからだ。
 必要最小限でいいから、よく通る澄んだ音が出ればそれで事足りるが、そういう音こそボリュームをあげて大音量で聴きたいものである。

 オーディオに限らず、大きな音を出す人も苦手である。無駄に大きな音を出す人、いるでしょう?ガタガタどんどん、ため息ついたかと思えば大きなあくびをしたり、投げなくていい物を放り投げて雑音を出す人。
 小さい声だと元気出せと注意されるが、大きな声の人も苦手。大きな声が出るのは結構なことだが、あまり友達にはなりたくない。友達にするなら”静かなるケニー”にかぎる。
 問題なのは、家内がそういう人だと結婚するまで知らなかったということだ!( ̄▽ ̄;


« 日和っちゃダメだ | メイン | 音楽の力 »