日和っちゃダメだ

 ジャズのライブなんかに行くとよくあるのが、
「ここでお馴染みのビートルズのナンバーから一曲」あるいは
「カーペンダーズのナンバーで…」
 ビートルズやカーペンダーズくらいならまだいいが、なんで歌謡曲やらJ-POPを演奏するかねー。

 そりゃお客さんに喜んでもらおうというサービスのつもりなんだろうけど、お客はジャズを聴きたくて足を運んでくるのであって、何も山口百恵や中森明菜を聴きたいわけじゃないのだ。それもお見事!と呼べるレベルに到達してないのにやろうとするから、もうそんな無理しないでちゃんとしたジャズのスタンダード聴かせてくれようと思ってしまう。

 提供する側とカスタマーの求めるものが違ってるのは、我々理容の仕事にも当てはまる。妙に美容室的なムードに寄せて行ったり、流行に合わせようとしたり、ある程度は必要だけど軸足を外れて日和ってしまうと、次第に”その店らしさ”がなくなっていく。
 JimmyJazzも2年くらいバーバーブームの渦中で揉まれてみたが、わたしが好きでもない音楽やスタイルを求めてくるお客の相手は結構疲れるものがある。ああもう限界だな。無理に流行に合わせるのはこの辺でやめとこう。バーバーブームは卒業だ。これからは本当に自分がかっこいいと思うライフスタイルと音楽を信じて。JimmyJazzはJimmyJazzでいいではないか。


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