自信なき初老

 歳をとると日に日に自信が目減りしてくる。世界は我々の手で作っていくのだと思っていた若い頃から、だんだん隅に追いやられていくこの寂しさよ(^^;
 自信がなくなると不安なものだから怒りっぽくなる。わからないことを言われるとついカッとなる。年寄が怒りっぽいのは自信がないからなのだ。

 一流企業などにお勤めで、肩書きもそれなりの人なら自信満々、悠々自適な老後をお過ごしになるのだろうが、当店のように浮き草のような自営業だと、ちょっと閑になったりお客が他所に流れたりするだけで自信喪失。なんとも心許ない。

 自信ない中高年がくたびれた格好をしていると、ますます自信がなくなっていくから、月に一度は散髪をして、きちんとした身なりで過ごすことが肝要だ。
 そうしてるとなぜか偉そうで高圧的に見えるらしく、「ジミーさんは近寄りがたい」とか、「大御所」とか言われて怖がられるようになってしまった。なんの実績もなくてこんなに気の弱いへなちょこなのに!若い人が寄り付かなくなって、ますます自信がなくなってきた。

 自信を取り戻すのに欠かせないもうひとつは音楽である。音楽は自らを鼓舞し、根拠のない自信を取り戻す。根拠ある自信は脆く、ちょっとしたことで崩壊するけれど、根拠のない自信は本物だ。何しろ根拠がないのだから( ̄▽ ̄;


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