人力の覇者

 あっ、とっちい食堂やってるな。
 インスタグラムを開いたら案内が出てた。とっちい食堂とは、スイングダンス仲間のとっちいが仕事の休みの日に開いているお店である。以前ご紹介したカフェ・ストーリービルもそうだったが、普段会社員として務めながら、将来の独立を夢見て休日だけ間借りしてオープンするスタイル。

 ちょうど休日で、昼はどこで食べようか思案してたところ。この機会を逃すと次はいつ行けるかわからないので、いっちょ四ツ橋まで行ってみることに。とっちいはわたしの突然の訪問にとても喜んでくれた。
 釜玉そうめんをオーダーして待っていると、車夫の格好をしたお兄さんが汗だくで入って来た。表に目をやると立派な三人掛けのシートがついた人力車が停めてある。へえ〜っ!これは立派ですね!クラシカルなモノは何でも好きなわたしはすぐさま喰いついた。釜玉そうめんはとっちいが時間をかけて茹でてくれたというのにあっという間に食べてしまった(^^;

 訊けば、この人力車は200万円かけた特注品で、軽自動車の屋根付き車庫を借りているという。
 京都ではちょくちょく見かけるが、ミナミで人力車は初めて見た。通常は2千円の乗車料金だが、宣伝してくれるなら半額でいいという。こんな経験なかなかできない。四ツ橋のとっちー食堂からアメリカ村のサマンサビンテージまで乗せてもらうことにした。風を切って車道を走ると気持ちいい。アメリカ村に入ると注目の的だ。

 目的地に着くとちょうど古着屋の女主人サマンサが到着したところで、人力車にはギョッとした様子だが、わたしが乗ってることに対しては、さも当然であるかのような反応が可笑しかったw
 記念撮影して人力車”覇者”さんとはお別れ。その後サマンサで蝶ネクタイを購入し、贅沢な気分を味わった1日だった。


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