「鳴ってない」ってどういうこと?

 オーディオ趣味は、細かい音にこだわる神経質な男がするものと思われがち。そんなの好みの問題じゃん、どっちだっていいじゃん、音聞くより音楽聞けよ!みたいな(^^;
 そんな風におっしゃる人も、次のようなCDを何枚かお持ちじゃないだろうか。

「好きなアーティストの新作なのに、聞いても耳に入って来ない」
「世間では評判のいい名作と呼ばれてるCDなのに、どこがいいのかさっぱりわからない」
「音楽に迫力がなく、何が言いたいのかよく聞き取れない」

 感性や好き嫌いも多少関係するが、こういうケースをJimmyJazz用語で「鳴ってない」と呼ぶ。要するに再生装置の個性と音楽とが合ってないと、音楽がリスナーに伝わらないケースが出てくるのだ。

 ネットサーフィンしていると、わたしが大好きなCDや、かつて傑作と呼ばれたレコードをけちょんけちょんに貶してるのを時々見かけるが、ははぁ〜、きっと鳴ってないんだなと分析してしまう。何も自分のオーディオの性能を自慢したいんじゃないぞ。うまく鳴ったら素晴らしい曲なのに、鳴らないとここまで酷評されてしまうのだから厳しい世界である。

 クラシックもジャズも両方聴くというオーディオマニアに多いパターンで、キャピトルやRCA、リバティレーベルなどの(色っぽい)女性ボーカルがあまり好きになれないというのは典型的な例。他にも歪みっぽくて苦手なジャズギターのCDとか、妙に音が小さくて迫力がないCDとか。あるでしょ?あるでしょ?そういうのが「鳴ってないCD」なのだ。それが見事に鳴ったなら?聴く音楽の幅が広がり、理解が深まるじゃないか!!しかし、そこまで持って行くのに相当苦労するのも確かであるw


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