華のない者

 NHK大河ドラマ「西郷どん」で、優秀な兄(西郷隆盛・島津斉彬)と愚鈍な弟(西郷従道・島津久光)との対比が描かれていて、人望が厚くみんなに好かれる器の大きな兄と、兄を真似して同じように振る舞うのに空回りする小者の弟を観てると、なんともやるせなくて心が痛む。
 出来の悪い弟だって、日本のことを考え、兄の意思を継ぎ、立派な人間になりたいと強く願っているのに、ごくわずかな私心が捨てられない。そして何もかも裏目に出てしまう。

 生まれつき華のある人とない人の違いと言うべきか。華のないわたしは自分の姿を見せれれてるようでとてもツライ(^^;
 古くは聖書のカインとアベルの物語、「エデンの東」など、優劣ある兄弟の葛藤はいつの世にも普遍的なテーマである。

 神はどうして華のある人とない人を造り給いしか。頑張って何とかなる範疇の問題ならいいが無理なこともあるし。比べなきゃいいんだけど、そうは言っても若い人にはツライよね〜。
 で、この物語の作者が華のない(失礼!)林真理子ってとこがまた切ないんだなあ。


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