オーディオ小者

 オーディオマニアのくせに「ステレオサウンド誌」を二回くらいしか買ったことがない。問題は値段。二千円もするのだ。二千円あればCD(レコード)買えるなという方に気持ちが行ってしまい、どうしても買うのを躊躇してしまうこの小者ぶり。
 一方「ステレオ誌」は千円程度なのでよく買った。”音が良くなる99のテクニック”とかの特集記事を食い入るようにして読んだり、読者のオーディオクリニックなんか真似しちゃって知り合いのマニアを訪ねてごちゃごちゃいじって「ほ〜らよくなったでしょう」なんて、今考えると噴飯ものである。

 西淀川区に書店がなくなってから、オーディオ雑誌を手に取ることもなくなっていたが、オージックの小坂さんが先日お伝えした御影ポラリスでのイベントの広告が載ってるからといって、ステレオサウンドとステレオ両誌を持って来てくれた。広告代理店からサンプルは一冊しかくれないので小坂さんの自腹購入である。なんと申し訳ない、コピーでよかったのに。
 久しぶりにページをめくると、昔よくお世話になった村井裕弥さんも執筆されているし、寺島靖国さんは80歳になったという。一関ベイシー菅原さんもお元気そうだ。それにしてもこの人たちと比べたら、今更ながらわたしの小者ぶりが恥ずかしくなるなあ。


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