オーディオは食い込むことと見つけたり

 デジタルアキュライザー導入により、過去最大級の激変が当店のオーディオシステムに臨んでいることはすでになんども述べた通り。耳にタコができたようなCDをかけてみても、初めて聴くような発見をする。

 例えばラムゼイ・ルイスの『ジ・イン・クラウド』。30年近く前のCD導入最初期に買った盤で、もう何十回か下手をすると何百回もかけているが、昨日「あれっ?何だこの魅惑のメロディは?どこかで聴いたことがあるぞ?でも何の曲だったかどうしても思い出せない!」と髪を刈りながら気になって気になって。仕事が終わってから曲目を確認して、ああ、ボサノヴァの「フェリシダージ」だったのか!?とスッキリした(^^;

 「フェリシダージ」は好きな曲だからよく耳にするけれど、『ジ・イン・クラウド』に入ってるなんて、今まで全然気づかなかった。たしかに何度も何度も聴いているトラックなのに、それが「フェリシダージ」と気づかないなんて!
 すまぬラムゼイ!右の耳から左の耳へスーッと通り抜けてるだけで、心にグサッと食い込んでなかったのである。スピーカーからの音波が空気をがっちりホールドし、微細な信号がしっかり耳に届いて、心に食い込み、そして揺さぶる。オーディオはこうでなくてはいけない。


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