カットが無秩序だと髪が白くなる

 カットの仕方ひとつで、髪色も違って見える。カットが揃ってなくて無秩序にバラバラだと毛先があちこちに向いて飛び出して光を乱反射するから、業界用語でいうところの”白くなる”現象が起こる。すき鋏で髪が傷むというのは、大体においてこの乱反射で白くなることを指していることが多い。

 時々、「毛先をバラバラにすいてください」というオーダーもあるけれど、それを真に受けて本当にバラバラで無秩序に切ると、このような全体に”白っぽい”汚らしいイメージの髪になってしまう。バラバラにするならするで、毛先はちゃんと点と点で結んだ美しいラインを構成してないといけない。

 この全体に”白くなった”髪も、達人の鋏にかかればみるみるトーンが下がり、落ち着いて艶のある深い色合いに変化していく。まるで魔法みたいである。
 で、ジミーさんが達人かどうかはご想像にお任せします(^^;


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