あちらを立てれば音立たず

 昨日の続きである。昔、電磁波を吸収するという素材があって、それをオーディオ機器のアンプなりCDプレーヤーなりの上に置いたり貼ったりするのが流行ったことがある。電磁波を吸収してどれだけ音が良くなるのかは不明だけれど、きっと音が良くなるに違いないという先入観で、マニアはそれをこぞって導入。置いたり貼ったりするだけでは飽き足らず、機器を分解してコンデンサーの一つ一つにブチルゴムで貼り付ける強者もたくさん現れた。

 それでマニアの気がすむなら結構だけれど、電磁波を吸収する以外にも、異物を置いたり貼ったりすることの副作用があることまで気が回らない。「良くなったつもり」というやつである(^^;
 もう時効だから言うけれど、「音が悪い」とそれを貼りまくったままの某社製D/Aコンバーターをオーディオショップに売り飛ばした人がいた。ショップの人は音を聴いておかしいと思い中身を開けて見ただろうか?それともそのままで転売したのだろうか?誰かの手に渡って大事にしてもらってるのだろうか?( ̄▽ ̄;


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