売り文句に買い文句

 オーディオは、感覚的に説明すると受け入れてもらいやすい。たとえばこんな具合だ。
「ホーンスピーカーはラッパの音が良い」
「JBLはカリフォルニア産なので空気が乾いていた方が音が良い」
「スピーカーも踏ん張りが重要なので、設置する床は頑丈な方がいい」
「クオリティーが向上するとどこにどの楽器が居るか見えるようになる」
等など。

 しかし本当に音質の良さを決めているのはそっちではなくて、音楽に使われる音階やテンポの取り方、ハーモニーの再現性など。音楽の本質に斬り込まないところでゴチャゴチャやっても無駄とまでは言わないけれど、考え方を変えない限り根本的に良くすることは難しい。
 オーディオ製品の情報も、先に述べたような宣伝文句で売ろうとするところはちょっと危ない。確信犯的にそっちの方が売りやすいからそう言ってるのか、もしくは本気でそう言ってるのか、だとすればますます危ない。
 オーディオは機械だから、性能が良ければ音も良いはずだという考えは甘い。機械なのだけれど同時に音楽を奏でる楽器の要素が重要なのだ。


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