ウラオモテのある人

 IDJステップがどうにもうまくできない。長年ジャズを聴いているのだから、普通の人よりスジがいいですねとか、シマコ先生もなんとか良いところを見つけて褒めてくれようとしているが、とてもとても褒められたものじゃない。全くダメである(^^;
 なんでこんなにやりにくいのかと考えてみると、ジャズというものはアフタービートつまりワンツーワンツーのツー、二拍目にアクセントをおく。ところがIDJは、ワンツースリー、ワンツースリーと前につんのめるので、全然リズムに乗れない。長年聴いてきたのが足かせになってしまったようである。

 オーディオでも、一拍目のオモテからリズムをとる人、二拍目のウラから捉える人で、チューニングの仕方が違ってくるようだ。
 しかしオモテがなければウラもありえないわけで、音楽としたらやはり一拍目から数えるのは当然のことだ。

 それであるCDのことを思い出したのだ。VSOPクインテットの『ライブ・アンダー・ザ・スカイ伝説』というライブアルバム。この録音の最中に雨が強く降り出して演奏が中断され、小降りになるまでの間、ハンコックがトーキングドラムで観客と掛け合いをして場を繋ぐ模様が収録されている(国内盤のみ)。そのリズムの取り方がIDJと同じワンツースリー、ワンツースリー、なのである。
 これを聴いて、ハンコックってジャズっぽくないリズムの取り方をするんだなぁと思っていた。しかし、意外とジャズメンはオモテの一拍目からしっかりリズムを取っているのかもしれないと、改めて感心した次第である。

 それにしても、難しすぎて全然できないんですけど。このステップ( ̄▽ ̄;


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