難しい髪質

 第二回キングオブバーバーバトル決勝は、旧知のSPINNER佐々木選手と大阪の藪下選手の一騎打ちとなったが、カットモデルは大会運営側から用意された2名のモデルをトランプのカードで抽選。モデルさんを一目見て、なんと難しい頭を連れてきたのかと嘆息した。
 二人とも難しいけれど、特に佐々木選手が当たった方の人はサイドの硬い髪が地肌から直角に生えていて、カットする前から髪が立ち上がっている。これをわずか30分の間にカッコいいと唸らせる髪型にしなくてはいけないという過酷な争い。

 世の中には、難しい髪質の人というのがたくさん居るが、そういう人はどこのサロンで刈ってもなかなかカッコよくならないから、大抵自分の髪はそういうものだと理解している。ところが上手なバーバーの手にかかると、思いもよらぬ方法でみるみるカッコよくなっていく。そういう”引き出し”をいくつ持ってるかで腕の良し悪しが決まるのだ。
 それにしても佐々木選手、余裕綽々でバトルに挑み、よくぞここまでというところまで仕上げたが、惜しくも優勝は逃した。もしモデルが違っていたら結果も違っていたかも。だがくじ運も含めての実力なのだ。全出場者の健闘を称えよう。

(一枚め 優勝作品、二枚め 準優勝作品)


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