順応性

先日アメリカ村で行われたKING OF BARBER BATTLEは初回にもかかわらず、たいへんな盛り上がりを見せた。大成功と言っていいだろう。しかし、ちょっと気になったのが、会場の照明が暗いため、選手が頭にカンテラを装着して競技をするという「八つ墓村システム」。これってカンテラつけたら却って見難いのではないか。人間の眼というのはうまく出来ていて、暗いなら暗いなりに目が馴れてだんだん見えるようになるのだが、明るいのと暗いのを交互に見ると暗いところが見えないのである。

耳も同じように、大きな音を連続して聞いてると、小さな音が聞こえにくくなる。オーケストラのフォルテシモとピアニシモを交互にやられたらよく聞こえない。人間の耳はそれほどダイナミックレンジが広くないが、徐々に馴らしていけば順応するようになっている。
ジャズとクラシックもじつは同じ感性で聴くことは難しい。ジャズの聴き方、クラシックの聴き方がそれぞれあって、音楽ファンは感性のスイッチを切り替えて楽しんでいるようだ。

楽器を練習するとタコができるように、我々が思っているほど道具は順応せず、それを使う人間のほうが変質している。ブラシボと呼ぶかどうかは自由である(^^;


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