オリジナリティ

ジャズの聴ける理容室 JimmyJazzさん(@jimmyjazz4343)が投稿した写真 -

 どんなものでも、最初は模倣すなわちコピーして真似ることからスタートするわけで、いきなりまったくのオリジナル作品を作り出すなんてことは神様でも不可能である(と書いたところで、創造主はどうやって地球や人類を生み出したのだろうかやっぱり誰かのをコピーしたのだろうか?じゃあ創造主じゃないじゃんなどとしばし混乱する)(^^;
 最初はコピーするが、すぐにオリジナル作品を作りたくなるタイプの人がいて、わたしなんかそうである。「ジョニーの子守唄」をギターでかきならすことをマスターしたその5分後には「ジミーの子守唄」というオリジナル曲を作る、漫画を読んだら漫画を書いてみたくなるし、映画を観たら映画が撮りたくなる、そんな性格だから自分でオリジナルな店をやってみたいと思うのは当然の成り行き。

 ところが世の中には、コピーだと完璧にできるのにオリジナルがなかなか作れないタイプの人というのが存在するのだ。18歳のリー・モーガン、「クリフォードの思い出」を完璧に吹いてしまうセンスの良さを持ち合わせているのに、なぜかオリジナル曲となると出てこない。18歳とはとても信じられない酸いも甘いも噛み分けたアドリブを吹けるのに、どうして作曲ができないのか。アドリブだって一種の作曲なのに。ブルーノートのオリジナルなんて、どれも言っちゃ悪いが、ブルースのコード進行でチャッチャッと書いたような適当なものではないか。
 モーガンのオリジナル曲は19歳のときブルーノートの『クッカー』で初登場する。それ以降コツを掴んでいい曲を書くようになるが、トランペットを吹くセンスと作曲するセンスとは違ったものなのだろうか。バーバーのセンスと経営者のセンスが違うように。


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