どんくさいMaster

 わたしは子供の頃からかなりどんくさい。きっと頭の回転が遅いのだと思う。なんでも時間をかけてゆっくりやればできなくはないのだが、理解するスピードが普通以下で、本を読むにしても、映画を観るにしても、ストーリーを追いかけるのに取り残されることも多い。こうして文章を書くのは、ゆっくりだからできるのだ。いきなりスピーチしろとか言われたら絶対ムリ。ジャズが好きなくせにアドリブは苦手なのである(^^;

 当然のことながら仕事をするのも遅い。若い頃は速くカットできないのがコンプレックスで、刈ってる途中でお客さんが「ハァ〜」とかため息でも吐こうものなら、もう汗がドバーッと出て焦りまくって大変だった。今でも決して速い方ではないのだが、何事も反復練習することで人並み程度には速くなるのである。
 仕事が遅いのは、次に何をするかが見えておらず、行き当たりばったりでやるから遅くなる。今やってることの次に何をするかがわかっていたら、あらかじめその準備をしておけばかなりの時間短縮ができるのだ。

 例えば、シャンプーが終わると濡れた使用済みのケープを裏へ干しに持って行くが、その時同時にできることはないか。使用済みのシェービングカップ(あるいはヘアカラーのカップ)が置いてあったら、一緒に洗い場まで持って行く。さらに、裏から戻ってくる時に、乾いたケープを持ってきて次のシャンプーの準備をしておく。これをバラバラにやるとなると、1)裏にケープを持って行く〜戻ってくる 2)カップを持って行く〜戻ってくる 3)乾いたケープを取りに行く〜戻ってくる と、実に3往復しなくてはならないのがたった一回の往復で済むのである。

 これはほんの一例だが、仕事が遅くてどんくさいなりに、長年反復して、工夫を重ね、少しでも速く、手際よくを目指してJimmyJazzが発明した仕事法は実はいっぱいある。


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