昔の髪型

テレビで録画しておいたブルース・ウィリス主演の映画「ラストマン・スタンディング」を観た。黒澤明の「用心棒」をリメイクしたもので、1930年代のテキサスを舞台にしている。ブルースの髪型はいつものスキンヘッドではなく、サイドとバックをバリカンで短く刈り上げた七三分け。ギャング同士の抗争を描いた作品とあって、みんなソフト帽にスーツでキメている。アメリカでもこの時代は外出するのに帽子をかぶらないのは下着で歩くのと同じとみなされていて、1950年代にエルヴィス・プレスリーやジェームス・ディーンが登場して若者が髪型に凝るようになったという。したがって、ポマードやリーゼント(正確にはダックステイル)というのはロックンロールの文化であり、ジャズはどちらかといえば帽子文化といえるかも。もっとも黒人は縮れ毛の人が多くて、"コンク"という今でいうところの縮毛矯正をしてお洒落するジャズメンもいた。若い頃のマイルス・デイヴィスやリトル・リチャード、マルコムXの映画でも"コンク"していたなあ。


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