高級品はやめられない

犬の散歩をしながらiPodでクラシックを聴いてると、いつもの遊歩道がイギリスの庭園を歩いているよう。クラシック音楽にはある種の高級感を感じさせる要素がある。これは、オーディオや高画質のテレビにもあるし、高級家具や住宅、ホテル、フランス料理や懐石料理、名画など、あらゆるものに共通する人間を気持ち良くする要素であるが、これらは、滋養があるとか、うまいとか、性能が高いとか、内容の良さとはまた別のような気がする。ものすごくうまいヘビメタバンドや、脂ぎってる屋台のラーメンがうまいことと、こういった高級感は対極にあるように思える。ジャズ嫌いのクラシックファンが、どうしてもジャズを認めざるを得ないのは、ジャズもその高級感を備えているからなのだ。


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