良い音に正解はない!! のか?

 お客様が新車を購入されたというのでカーオーディオの話になった。

お客様:「良い音っていっても、所詮好みの世界だからこれが正解っていうのはありませんもんね」

 いいえ、ありますよ。正解は。

お客様:「ええっ?そうなんですか!?」

 正解があるっていうより、明らかに間違ってるケースがあるんですよね。喩えてみると、ちゃんと火が通ってないうどんや腐ったうどんを出されたら食べられない。コシのある讃岐うどんがいいとか、やわらかい博多うどんとかそれぞれ好みはあるでしょうけど、それ以前に食べられる状態になってないと話になりません。オーディオもそれと同じです。

お客様:「は、はあ…」

 楽器もちゃんとチューニングが合ってないと演奏できないでしょ。チューニングにはきちんとした正解がありますよね。チューニングのピッチに好みの入り込む余地はありません。ベテランのオーディオマニアでも、そのことに気がついてなくてああでもないこうでもないとやってる人が多いんです。

お客様:「…」

 クラシックが得意なスピーカー、ジャズが得意なスピーカーというのがあります。スピーカーを電化製品だと考えると「そんなおかしな話があるものか!」と怒り出す人がいますけれども、クラシックのオーケストラにオープンGでチューニングしたギターを持って参加しようとしても無理なんです。とても一緒に演奏はできない。

お客様:「????」

 もちろん趣味の世界なのでなんでもアリと言ってしまえばそれまでですけど、少なくとも自分はどのチューニングに合わせようとしてるかハッキリさせなくてはいけない。それが定まったなら、自分が聞きたいと思ってるサウンドに合わないものは捨てる覚悟が必要です。雑誌に性能が良いと書いてあったからって合わないものは合わない。「いいとこ取り」はできませんよ!いいですか!? (`・ω・´)シャキーン

 あっ、シマッタ!つい熱く語りすぎた!あのお客様、また今度も来てくれるかなあ(~_~;)


« 掛け時計引退 | メイン | 天井は夜空のように暗く »