猛烈に悔しがれ‼︎

年末年始、家族に占領されてたテレビが空いたので、前から観たかったジャズ映画「セッション」を観た。音楽学院の鬼指揮者と生徒ドラマーの物語で、「悔しさをどうプラスに転じていくのか」がこの映画の主なテーマである。

卑近な例で恐縮だけれど「そういえばあの人来なくなったなー」と思ったら、キレイな頭をしたその常連客と駅でバッタリなんてことが時たまある。正直そんなときは猛烈に悔しい!いい歳してなんだと思われるかもしれないが、歳くってるからこそ悔しいのである。
「人それぞれ事情があるのだから」とか「他所に行っても地獄に堕ちるわけじゃなし」などとぬるいこと言って自分を慰めてるようならもう一線を退いて引退すべきである。負けて少しも悔しくない人にもはや成長の余地はないからだ。
ただ、その怒りの矛先を他店に行ったお客様に向けるのはただの逆恨みなのでいけない。あくまでも自分の不甲斐なさに恥じ入り、なにくそと奮い立たなければいけないのだ。

あのマイルス・デイヴィスだって、自分より売れてるアーティストがいると猛烈に嫉妬したけれど、ただ悪口を言ってこき下ろすのではなく、フランク・シナトラや、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、プリンス、マイケル・ジャクソンらを研究・観察して、その要素を自分の中に取り込んでいった。

悔しくないよなんてうそぶいてカッコつけてる奴はダメだ。プロなら勝負に負けたら猛烈に悔しがれ‼︎真っ赤になって悔しがれ‼︎そしていつか必ず目にモノ見せてやれ‼︎
これを2016年の抱負としたいと思います。


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