78回転のデジタルオーディオ

「この今かかってるのは78回転ですかな?」

 ははぁ、レコードと間違われることはちょくちょくあったが、78回転ときましたか。年末に『昭和ジャズ大全~幻の名盤・秘蔵盤~』というコンピレーション盤をかけていたら、年配のお客様から訊ねられた。もちろんCDをハードディスクにリッピングしたものであるから、78回転というより15000回転である(^^;

 でも、この方の仰る「78回転」というニュアンスが、この『昭和ジャズ大全 』を聴いてると、よ〜くわかるのだ。収録曲の中に実際に78回転のレコードで発表されたものはないと思う、そこまで古くないと思うけれど、電蓄のターンテープルに78rpmの文字が表記されていた頃の、古き良き昭和の時代の空気が漂ってくるようだ。昔はこんな宝石のように良い録音のレコードがいっぱいあったのに、最近とんとお目にかからなくなってしまった。
 やってることはベニー・グッドマンやジョージ・シアリングのコピーなのだが、それらのオリジナル演奏をかけてみても「78回転」の音はしないから、あれは間違いなく「昭和の空気」がパッケージされているのだと思う。

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