旅するクラリネット

 マスタークオリティーCD-R『Unicla』が届いた。ゆにくらの魅力とは、なんといっても異国情緒を感じさせる長崎亜希子のクラリネットの音色だ。それは必ずしも正しい異国のものである必要はない。ゆにくらを聴いて我々がイメージを想起する異国の憧憬は、幼い頃に読んだ絵本や映画のように日本語に翻訳された、どこにもないメルヘンの異国なのである。
 今日はトラック2の「Chorinho pra ele」を聴いてみよう。歯切れの良いスタッカートとシンコペーションに誘われて、長崎はハーメルンの笛吹きのように我々を不思議の世界に誘う。旧盤では目立たなかった飛澤良一のフレットを滑るグリッサントもマスタークオリティーで鮮明に蘇る。
 どこか可笑しい哀愁のマリオネット。マスタークオリティーCD-Rで、ゆにくらの世界をお楽しみください。お求めはインフラノイズの通販ページで!


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