2〜3分で10回転

 えらく遅い回転数だな〜って、レコードの回転ではない。宇都出雅巳著「どんな本でも大量に読める『速読』の本」を読んだのだ。速読というとフォトリーディングとかいってページをスキャンするように脳に写し取るような摩訶不思議なイメージがあったが、この本はそうではなく「知ってることは速く読める」というシンプルな論理に基づく内容。たとえば30分で一冊読むとして、[1],最初の2〜3分で目次を5〜10回転、[2],まえがき・あとがきを5〜6分で10回転、[3],本文は見出しの拾い読みを5〜6分で3回転、[4],残りの15分で気になった言葉・箇所を中心に読むといった具合だ。速く何回も繰り返し読むことで全体像を掴み、それから内容を理解するという現実的な方法で、これならわたしにもできそうである。
 ジャズ喫茶の親父がよく「オレは毎日10時間以上ジャズを聴いてるんだ」とかいって自慢してるけれど、実際にはそんなに集中して聴けるわけがない。聴いてるようで細かいところまでは聴いてないのである。わたしだってそんな朝から晩まで真剣に聴いてたら仕事にならない(^^;
 ただ、何回も繰り返し聴くうちに、だいたいこんな感じというのは記憶している。レコードの早回しはできないけれど、速読もそういうインプットの仕方なのかもしれない。


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