ワールドカップで勝つ秘策

 「試練が人を磨く -桑田真澄という生き方」を読む。内容とは関係ないが、小学生の卒業文集に将来マンガ家になると書いた。ジャンルは野球マンガである。運動神経は鈍かったので選手は早々に諦めて水島新司のようなマンガ家を目指そうと考えたのだ。
 野球というのは、アメリカから渡ってきたスポーツなのに、いつのまにか武道化してしまった。グラウンドに神棚こそないけれど、選手は一礼して入場する。道場と同じく神聖な場所なのだ。髪型も修行僧を真似てか坊主が基本である。剣道の防具のように道具を手入れし、正々堂々として礼儀正しく、精神を鍛えることに重点を置く。
 本家アメリカのプレイヤーはそんなクレイジーなことはしない。噛みタバコをくちゃくちゃ、グラウンドに平気でつばを吐く。なんと野蛮なと日本人は思うが、伝来した元の作法がそうなのである。日本の野球が武道と一体化した特殊な例なのだ。サッカーは武道とならなかったが、もし武道化に成功すれば野球のように日本は強くなるかもしれない。


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